JP2007011971A - ルート情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】診察業務の効率化と、患者へのサービス向上を実現するルート情報提供システムを提供する。
【解決手段】患者に新規オーダが出されると、電子カルテ処理装置11は、当該オーダ情報と、患者情報(患者DB17参照)と、予約情報(予約DB21参照)とを待ち状況計算処理装置13に送る。待ち状況計算処理装置13は、各検査にかかる標準的な時間を格納する時間DB23と、当該オーダ情報と、予約情報とを基に、患者が効率良く検査等の診療を受けることのできるルート情報を算出する。待ち状況計算処理装置13は当該ルート情報を患者案内装置15に送り、患者案内装置15は、当該ルート情報を基に次の検査室等へのルート案内を患者の携帯端末装置3に表示させる。患者は効率的に診察を受けることができ、患者の満足度の向上、及び診療業務の効率化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院等の医療機関において、患者が効率良く診察等を受けるための診察ルート情報提供システムに関し、特に診察ルートの構築と、診察場所や時間の案内を患者に提供する、ルート情報提供システムに関する。
大規模な医療機関においては、各種の診療科の診察室、それぞれの診療科から依頼を受けて検査等を行う検査室、リハビリ室、処置室、薬局部門、及び会計窓口等が、当該医療機関内に配置されている。
上記、それぞれの診察室や検査室は、複数の棟、及び複数の階などに配置される場合もある。従って、患者は、例えば幾つかの診療科を受診する場合には特に、診察室、検査室、処置室、薬局部門、会計窓口等を、あちこち移動してそれぞれの処置を受けなくてはならない。
医療機関を初めて受診する患者は、特に診察室や検査室等の位置が判り難い場合もあり、また診察や検査にかかる時間、及び帰宅時間等は殆どの場合、予想することが困難である。
近年では、電子カルテシステムが導入されており、紙カルテの運搬業務、指示箋の運搬、予約業務等の効率の向上や、患者サービスとして、患者に携帯端末装置を渡し、病院内を案内できる機能がある(特許文献1)。
特開2002−123603号公報
しかしながら、特許文献1に示すシステムは、患者に貸与する携帯端末装置等に各診察等の待ち時間や待ち人数等を表示させるものであり、根本的に診療業務の効率化を改善するものではない。
また、医師等の医療従事者から患者に対するオーダ(診察、処置、検査、リハビリ等)が出された場合、特に複数の診療科で受診する患者に対しては、患者が効率よく受診できる配慮はなされていない。
また、患者は、それぞれの診察や検査等の開始時間や終了時間、及び会計等を終えて帰宅できる時間を予測することは困難であった。従って、患者は院内での待ち時間を有効に過ごすことが困難な状況にある。
例えば、一般撮影と処置と検査を実施する患者がいた場合、それぞれ、一般撮影と処置と検査の指示を出された時点で、どれくらいの待ち状況があり、どれくらい時間がかかるか、といった情報がないため、患者は指定された場所までは効率よく行けたとしても、待ち時間が長くなり結果として帰宅が遅くなることがある。
また、患者は、院内の医療従事者に聞いたり、院内案内板を見たりすることで自分の院内での位置や、次に移動する検査室等の道順を確認しており、患者にとっては時間的・労力的な負担がかかるとともに、道順を尋ねられる医療従事者にとっては業務効率の低下を招いていた。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、診察業務の効率化と、患者へのサービス向上を実現するルート情報提供システムを提供することである。
前述した目的を達成するための本発明は、医療処理の実施予定順序または実施予定時の少なくともいずれかを含むルート情報を患者に提示する端末装置と、前記ルート情報を算出して前記端末装置に提供するルート提供装置と、がネットワークを介して互いに前記ルート情報を送受可能に接続されるルート情報提供システムであって、前記ルート提供装置は、前記医療処理に関する指示情報と、前記医療処理の実施予定に関する予約情報と、前記医療処理種別毎の所要時間を示す所要時間情報と、を保持あるいは取得する保持取得手段と、新規の指示情報を取得すると、当該指示情報の対象患者について、前記予約情報及び前記所要時間情報を参照して全医療処理の完了予定時が最先となる前記ルート情報を算出するルート情報算出手段と、前記ルート情報算出手段が算出した前記ルート情報を前記予約情報に組み込み更新する予約情報更新手段とを具備することを特徴とするルート情報提供システムである。
医療処理とは、撮影、検査、処置、診察、リハビリ等の、医療従事者による患者の処置に関する指示項目である。
ルート情報とは、患者毎の医療処理の実施予定を示す情報である。ルート情報は、例えば、実施予定順序、実施予定時(開始時及び終了時)、全医療処理の完了予定時(帰宅予定時等)である。
端末装置とは、患者が所持する携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistance:携帯情報端末)等の端末装置である。患者が医療機関で受付をする際に貸与され、医療処理を終えて退出する際に返却する方式であっても良いし、患者が所有するものを利用するようにしても良い。尚、端末装置は、病院内に設置されるコンピュータやワークステーション等であっても良い。この場合、患者は自分の患者ID等を認証させた上で当該端末装置を利用することが望ましい。
ルート提供装置とは、医療施設等に設置されるコンピュータやワークステーション等の演算処理装置である。医療従事者は、ルート提供装置を利用して患者の処置に関する指示の入力、或いは出力を行う。ルート提供装置は、電子カルテ処理装置、待ち状況計算処理装置、患者案内装置から構成しても良いし、電子カルテ処理装置、待ち状況計算処理装置、患者案内装置との間で情報授受を行う管理装置として構成しても良い。
指示情報とは、医師等の医療従事者から指示される情報(オーダ)であり、患者に必要な医療処理を示す。患者を特定する患者識別情報、医療処理種別(後述する)等を含む。
予約情報とは、医療処理の予約状況を示す情報である。患者識別情報、医療処理種別、実施予定日時等を含む。
医療処理種別とは、医療処理の種別を示し、例えば、「胸部単純撮影」、「採血」、「包帯取替え」、「診察」等の具体的な処置である。
本発明によるルート情報提供システムは、ルート提供装置が、指示情報と予約情報と所要時間情報とを保持し、新規の指示情報を取得すると、予約情報及び所要時間情報を参照して該当患者の全医療処理の完了予定時が最先となるルート情報を算出し、ルート情報を予約情報に組み込んで更新する。
望ましくは、前記ルート提供装置は、さらに、前記予約情報更新手段により更新した予約情報を参照して、前記実施予定順序または前記実施予定時または前記完了予定時の少なくともいずれかを前記端末装置に提供する提供手段と、実施場所または前記実施場所への移動ルートの少なくともいずれかを地図情報として前記端末装置に表示させる地図情報表示手段とを具備する。
望ましくは、前記ルート提供装置は、さらに、特別な指示情報を取得すると、当該特別な指示情報に基づいて対象患者について前記予約情報を更新する特別予約情報更新手段と、前記対象患者以外の全ての患者について前記ルート情報算出手段による前記ルート情報の算出及び前記予約情報更新手段による前記予約情報の更新を再度行う再計算手段とを具備する。
特別な指示情報とは、緊急、割込、キャンセル等の指示情報であり、ここでは当該特別な指示情報を予約情報に組み入れることにより、対象患者以外の所定の患者についてルート情報を再計算する必要がある。
本発明によるルート情報提供システムは、患者に対する新規の指示情報を取得すると、予約情報及び所要時間情報を参照して全医療処理の完了予定時が最先となる前記ルート情報を算出し、患者の端末装置に提供するので、患者の待ち時間短縮など、患者サービスの向上を実現することができる。また、診察業務を効率的に行うことができる。
また、本発明のルート情報提供システムは、緊急を要する患者に対する指示情報にも即座に対応することができる。また、ルート提供装置が、対象患者以外の所定の患者のルート情報の再計算等を自動的に実施するので、医療従事者の作業負担を軽減する効果がある。
本発明によれば、診察業務の効率化と、患者へのサービス向上を実現するルート情報提供システムを提供することができる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係るルート情報提供システム1の構成を示す図である。
(1.構成)
(1−1.ルート情報提供システム1の構成)
ルート情報提供システム1は、医療機関である病院等に構築されるシステムであり、診察や処置を行う診察室5−1、5−2等に配置されるコンピュータやワークステーション等の端末装置7−1、7−2と、院内に設置されるコンピュータである電子カルテ処理装置11、待ち状況計算処理装置13、患者案内装置15と、患者等が所持する携帯端末装置3等とから構成される。
尚、端末装置7−1、7−2と、電子カルテ処理装置11、待ち状況計算処理装置13、患者案内装置15と、携帯端末装置3とは、ネットワーク29或いは無線ネットワーク31を介して互いにルート情報を送受可能に接続されている。ルート情報とは、医師等の医療従事者から患者の処置に関して指示された指示情報(以降、オーダと記す)の実施予定を示す情報である。即ち、ルート情報は、オーダの実施順序や実施予定時(開始時及び終了時)等の情報である。尚、オーダの実施場所または実施場所への移動ルート等に関する地図情報をルート情報に含めても良い。
携帯端末装置3は、医療機関を受診する患者が所持する携帯電話、PHS、PDA等の情報通信機器等である。携帯端末装置3は、医療機関で患者が受付をする時に一時的に貸与されて当該医療機関を退出する際に返却するものであっても良いし、患者が普段使用している携帯端末装置であっても良い。
携帯端末装置3は、使用患者を特定するための、ID/パスワード認証機能、磁気診察券の認証機能(二次元バーコード等)等の機能を備え、認証(ログイン)後に、本システムの特徴である、指示情報(オーダ)や行き先順序、行き先までのルート表示機能、各検査の開始予定時間、終了予定時間、帰宅予定時間などの表示機能を持つ。
また、携帯端末装置3は、従来の電子カルテの機能である、投薬暦/投薬されている薬剤の情報検索/検査結果履歴等を表示させるようにして、インフォームドコンセントのツールとして利用することが可能である。
次に説明する電子カルテ処理装置11、待ち状況計算処理装置13、及び患者案内装置15は、それぞれ独立したコンピュータ等の演算処理装置で構成されていても良いし、幾つかを共通する演算処理装置(ルート提供装置)として構成しても良い。
電子カルテ処理装置11は、医療従事者による患者へのオーダ管理、予約情報の管理、患者情報等に関する処理を実施する装置である。電子カルテ処理装置11は、患者の氏名、生年月日、性別、患者ID等を保持する患者DB17(図3で説明する。)と、医師等の医療従事者から患者に出された検査などの指示情報であるオーダを保持するオーダDB19(図4で説明する。)と、各検査室の予約情報を保持する予約DB21(図5、図6で説明する。)等を有する。
待ち状況計算処理装置13は、各検査にかかる標準的な時間を格納する時間DB23(図7で説明する。)を備え、電子カルテ処理装置11から送られるオーダ情報や予約情報と、当該時間DB23とを参照して、患者が効率良く検査等の診療を受けることのできるルートを算出する機能を有する。
患者案内装置15は、院内の地図を表示させるためのアプリケーションや地図情報等を保持する地図DB25と、患者の所有する携帯端末装置3の院内での位置に関する情報を保持する位置DB27(図8で説明する。)等を備える。患者案内装置15は、患者の携帯端末装置3から位置情報表示要求があれば、位置DB27から患者の現在位置情報を検索、或いは携帯端末装置3の位置を検出して患者の現在位置情報を取得して携帯端末装置3へ送信する。また、患者案内装置15は、患者の携帯端末装置3からルート情報の表示要求があれば、現在位置から要求のあった場所(次の検査室、トイレ、支払窓口等)へのルートを算出して、当該携帯端末装置3へ送信する機能を有する。
端末装置7−1、7−2は、図1では一例としてそれぞれ診察室5−1、診察室5−2に配置されるコンピュータ等として示すが、医療施設のその他の処置室、検査室、ナースステーション、受付等の、医療従事者の操作できる場所に設置される。医療従事者は、当該端末装置7−1等から、本実施の形態のルート情報提供システム1に患者の処置に関する指示情報(オーダ)を入力する。また、医療従事者は、医療施設内の端末装置を利用すれば、どの場所からでもルート情報提供システム1が保持する内容を参照すること、及び入力することが可能である。ここでは説明を省略するが、ルート情報提供システム1は、医療従事者をID等で認証した後、利用を許可することが望ましい。
また、端末装置7−1、7−2は、患者の携帯端末装置3に表示させる内容を、端末装置7−1、7−2の表示装置に表示させることもでき、またプリンタ9−1、9−2等で出力することもできる。従って、携帯端末装置3の操作に不慣れな患者に対して、携帯端末装置3に表示される情報と同等の帳票(ルート情報や地図情報)を印刷して出力することができる。
また、ネットワーク29及び無線ネットワーク31は、セキュリティの確立されたインターネット等であることが望ましい。また、ネットワーク29及び無線ネットワーク31は、病院内の院内LANネットワークや、携帯電話システム等の公衆通信網や、無線LANシステム等の無線通信網、専用回線等の有線による通信網を組み合わせたものであっても良い。
本実施の形態のルート情報提供システム1の、端末装置7−1、7−2、電子カルテ処理装置11、待ち状況計算処理装置13、及び患者案内装置15は、それぞれ独立したコンピュータ、或いは幾つかが共通するコンピュータ(ルート提供装置)で構成されている。図2に、これらの端末装置7−1、7−2、電子カルテ処理装置11、待ち状況計算処理装置13、及び患者案内装置15を代表して、コンピュータ33を示し、その構成を説明する。
コンピュータ33は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等の制御部35と、フレキシブルディスクやCD−ROM等のメディアの読み込み書き込みを行うメディア入出力部37と、ネットワーク29に接続するモデムやLANボード等の通信部39と、キーボード、マウス又はマイク等の入力部41と、プリンタ等の印刷部43と、CRTや液晶表示装置等の表示部45と、ROM(Read Only Memory)49、RAM(Random Access Memory)51、HDD(Hard Disc Drive)53等からなる記憶部47とから構成され、それぞれがシステムバス55で接続されている。
コンピュータ33の制御部35は、本実施の形態のルート情報提供システム1のそれぞれの機能を実行するプログラムや各種データ等を、前述の記憶部47のROM49又はHDD53又は専用のデータベース(例えば患者DB17、時間DB23、地図DB25等)から、RAM51にロードして処理を実行する。
(1−2.データベースについて)
次に、図3乃至図9を用いて、ルート情報提供システム1のデータベースに登録される内容について説明する。
図3は、電子カルテ処理装置11が参照する患者DB17を示す。患者DB17は、患者の個人情報等に関する内容を保持する。即ち、患者DB17は、患者認証に用いる患者ID57、患者名59、性別61、生年月日63、住所65、メールアドレス67等を保持する。
図4は、電子カルテ処理装置11が参照するオーダDB19を示す。オーダDB19には、医師等の医療従事者が各々の患者への処置に関して指示した指示情報(オーダ)が格納される。但し、オーダDB19に格納する指示情報(オーダ)は、医療従事者が指示したオリジナルのままではなく、後述する予約DB21等を参照し当該患者が効率的に最速で指示情報を実施されるよう実施順序等が変更されて登録される場合がある。尚、医療従事者が指示したオリジナルの指示情報(オーダ)は、ここでは説明を省略するが、別のデータベースに格納するようにしても良い。
オーダDB19は、オーダID69、患者ID57、処理ID71、日時73等の項目を格納する。オーダID69は、オーダを認証するIDであり、患者ID57はそのオーダの対象となる患者の認証IDである。
処理ID71は、医療処理の種別を示す認証IDである。医療処理とは、例えば各種検査(胸部単純撮影、採血等)や処置、診察等であり、後述する時間DB23に処理ID71に対する医療処理名称85が対応して格納される。日時73には、処理ID71ごとに、医療処理を行う検査室等の予約できた時間が格納される。
オーダDB19では、1つのオーダID69に対し、複数の種類の医療処理が指定される場合がある。例えば、オーダID69「OD10020」75−4は患者ID57「K005」に対し、処理ID71「C1001(胸部単純撮影)」と「C3001(採血)」が指定されていることが判る。
図5、図6は、電子カルテ処理装置11が参照する予約DB21の一例を示す。予約DB21は、医療処理の項目(ここでは、胸部単純撮影79、頭部MRI81、採血83)それぞれに対して、予約が入っている患者の時間配分が格納される。
図5に示す予約DB21−1は、図4のオーダDB19のオーダID69の、「OD10001」75−1乃至「OD10020」75−4の予約情報が格納されている。例えば図4によるとオーダ「OD10020」75−4は、患者ID57「K005」、即ち図3を参照すると患者名59「A」の予約情報である。また、図4によると、オーダ「OD10020」75−4は、処理ID71として、「C1001」と「C3001」とを有する。後述する時間DB23(図7)を参照すると、「C1001」は胸部単純撮影79、「C3001」は採血83の医療処理である。
従って、図5には、患者名59「A」の予約情報としてオーダ「OD10020」75−4が、胸部単純撮影79「13:00から13:30」と、採血83「13:30から13:40」に格納されている。
また、図6は、図5に示す予約DB21−1に新規にオーダ「OD10025」75−5が追加され更新された予約DB21−2を示す。オーダ「OD10025」75−5は、図4によると患者ID57「K350」、即ち図3を参照すると患者名59「E」のオーダ情報である。
また、図4によると、オーダ「OD10025」75−5は、処理ID71として、「C3001」、「C1001」、及び「C2001」とを有する。後述する時間DB23(図7)を参照すると、「C3001」は採血83、「C1001」は胸部単純撮影79、「C2001」は頭部MRI81の医療処理である。
従って、図6には、患者名59「E」の予約情報としてオーダ「OD10025」75−5が、採血83「13:20から13:30」と、胸部単純撮影79「13:30から14:00」と、頭部MRI81「14:00から15:00」に新規に格納される。
図7は、待ち状況計算処理装置13が参照する時間DB23を示す。時間DB23は、医療処理名称85、処理ID71、処理時間87の項目を有する。医療処理名称85は、検査名称であり例えば胸部単純撮影79、四肢単純撮影89、頭部MRI81、採血83等である。また、処理ID71は医療処理名称85に対応する。また処理時間87は、各検査(即ち医療処理名称85ごとに)にかかる標準的な時間が格納される。
図8は、患者案内装置15が参照する位置DB27を示す。また、図9は、患者案内装置15が参照する地図DB25の一部を示す。
図8に示す位置DB27は、患者ID57、患者名59、現在位置情報91等の項目を有する。即ち、患者案内装置15は所定時間ごとに、医療機関内を移動する患者の位置(即ち患者の所持する携帯端末装置3の位置)を取得し、当該位置DB27を更新する。従って、位置DB27には、各患者の最新の位置情報が格納される。
現在位置情報91には、医療機関の建物の各フロア、及び所定の位置に設置した患者位置情報取得装置のうち当該患者の位置に最も近い患者位置情報取得装置の識別番号、例えば「A−101」「A−220」・・などが格納される。即ち、患者位置情報取得装置が、例えば患者の保持する携帯端末装置3が所定の間隔で発信する電波を受信して、患者案内装置15は当該携帯端末装置3の医療機関内での位置を特定する。
図9は、地図DB25に格納される、医療機関の地図情報の一例を示す。即ち、医療機関のA棟2階地図93−1と、A棟1階地図93−2を示す。また、A棟2階地図93−1と、A棟1階地図93−2には、患者位置情報取得装置の設置位置と、その識別番号、例えば「A−101」「A−220」・・等が格納される。
尚、患者位置情報取得装置は、患者の保持する携帯端末装置3から発せられる電波を受信する受信装置であると同時に、携帯端末装置3に情報を送信する送信装置を兼ねても良い。即ち、特に医療機関内であることから、微弱電波を利用する院内無線ネットワーク31の中継基地局として当該患者位置情報取得装置を利用するようにしても良い。
また、地図DB25は、医療機関内のルート案内(例えば図15に示す)を表示させるためのデータやアプリケーション等を格納するようにしても良い。
尚、上記説明した患者DB17、オーダDB19、予約DB21、時間DB23、地図DB25、及び位置DB27は、電子カルテ処理装置11、待ち状況計算処理装置13、患者案内装置15、及び端末装置7−1、7−2のいずれの装置から参照できるようにしても良い。また、ID等でリンクが張られているデータベースは、互いに即座に参照することができる構成になっている。
(2.処理手順)
(2−1.オーダ発行からルート案内までの処理)
次に、図10により本実施の形態のルート情報提供システム1におけるオーダ発行からルート案内までの処理を示すフローチャートを説明する。ここでは、新規オーダ「OD10025」75−5が発行された場合について説明する。
電子カルテ処理装置11は、本システムに関係する患者情報として図3に示す患者DB17を有する。また、オーダDB19には、オーダ「OD10001」75−1乃至「OD10020」75−4の予約情報が格納されている(図4参照)。また、予約DB21は、図5に示す予約DB21−1の情報が格納されている。
電子カルテ処理装置11は、医師等の医療従事者から、端末装置7−1等を介して患者名59「E」に対する新規オーダ「OD10025」75−5が発行されるものとする(ステップ1001)。尚、オーダ「OD10025」75−5の内容は、採血83(処理ID「C3001」)、胸部単純撮影79(処理ID「C1001」)、及び頭部MRI81(処理ID「C2001」)であるとする。
次に、電子カルテ処理装置11は、患者DB17を参照して患者名59「E」に関する患者情報と、新規オーダ「OD10025」75−5に関する情報と、予約情報(各検査室等の予約情報を示す予約DB21−1)とを、待ち状況計算処理装置13に送信する(ステップ1002)。
待ち状況計算処理装置13は、医療処理名称85ごとの検査室等での処理時間87が格納された時間DB23(図7)を参照し、新規オーダ「OD10025」75−5で指示された医療処理(採血83、胸部単純撮影79、及び頭部MRI81)を効率よく実行し、患者が最も早く診療を終えることができる医療処理の順序でルートを算出する(ステップ1003)。
例えば、新規オーダ「OD10025」75−5は、採血83(処理ID「C3001」)、胸部単純撮影79(処理ID「C1001」)、及び頭部MRI81(処理ID「C2001」)である。時間DB23(図7)を参照すると、それぞれの処理時間87は採血83が5分、胸部単純撮影79が30分、及び頭部MRI81が60分である。これら処理時間87を踏まえて、待ち状況計算処理装置13は、予約DB21−1(図5)の空き領域に、患者名59「E」の新規オーダ「OD10025」75−5を最も早く終了する実施順序で組み込み、図6に示す予約DB21−2として更新する。
尚、医療処理(採血83、胸部単純撮影79、及び頭部MRI81)の特定の順序に対し「順序変更不可」等の指定を行うようにしても良い。待ち状況計算処理装置13は、順序変更不可を指定された医療処理については、そのままの実施順序を保ち、予約DB21に組み込むものとする。
次に、待ち状況計算処理装置13は、算出した医療処理のルートで検査室等の予約順序を電子カルテ処理装置11に送信する(ステップ1004)。
電子カルテ処理装置11は、受信した予約順序で、患者名59「E」の新規オーダ「OD10025」75−5に対し、該当する検査室等に検査予約等を行う(ステップ1005)。当該検査予約の内容は、患者情報、及び予約時間等である。
次に、待ち状況計算処理装置13は、患者名59「E」のオーダ「OD10025」75−5の各検査室予約状況と、各検査の開始予定時間、終了予定時間、及び帰宅予定時間を、患者案内装置15に送信する(ステップ1006)。
患者案内装置15は、位置DB27(図8参照)を基に、所定時間ごとに更新されている患者の最新の位置情報を取得する。即ち、患者案内装置15は、患者名59「E」の現在位置情報91「A−302」を取得する。
また、患者案内装置15は、取得した患者名59「E」のオーダ「OD10025」75−5の検査室等の位置情報を、地図DB25から取得し、患者名59「E」の現在位置情報91「A−302」とから、各検査室へのルートを検索しルート案内を作成する(ステップ1007)。
患者案内装置15は、患者名59「E」の携帯端末装置3に、各検査室へのルート案内と、各検査の開始予定時間、終了予定時間、及び帰宅予定時間等を送信し、表示させる(ステップ1008)。表示方法については図13乃至図15により説明する。尚、携帯端末装置3からの表示要求を待たずに表示させるようにしても良いし(プッシュ形式)、患者案内装置15が携帯端末装置3からルート案内等の表示要求を受信したときに表示させるようにしても良い(プル形式)。
尚、携帯端末装置3が院内専用端末装置である場合は、それぞれの指示ボタンを選択することで、患者は地図表示、ルート表示、及び後述するオーダ情報等を携帯端末装置3に表示させることができる。また、携帯端末装置3が、携帯電話システムなどの公衆通信網を利用するものであれば、患者はメールシステムで所定の情報(地図表示、ルート表示等)を受信するようにしても良いし、所定のURL(Uniform Resource Locator)に接続して情報(地図表示、ルート表示、及び後述するオーダ情報等)を取得するようにしても良い。
図13に、患者が所持する携帯端末装置3の表示部95の一態様を示す。表示部95には、「オーダ情報」ボタン97、「カルテ情報」ボタン99、「院内地図情報」ボタン101が配置される。患者が「オーダ情報」ボタン97を選択すると、当該患者が医師等の医療従事者から出されているオーダ情報102(図14参照)が、携帯端末装置3の表示部95に表示される。尚、ここで表示されるオーダ情報102とは、医療従事者から出されたオリジナルのオーダ情報ではなく、本システムで算出された実施順序のオーダであり予約状況(処置開始時間、終了時間等)の情報を含む。即ち、オーダ情報102は、オーダDB19(図4参照)及び予約DB21に登録されている、当該患者の医療処理に関する情報である。
図14は、オーダ情報102の詳細表示を示す。即ち、オーダの順序103、オーダの内容105、開始予定時間107、終了予定時間109、及び検査等の場所111の項目が表示される。患者は、オーダ情報102を参照することにより、各検査を受ける順序、開始予定時間、終了予定時間、及び場所を即座に正確に確認することができる。例えば検査と次の検査との間に空き時間があることがわかれば、その時間を有効に使うこともできるし、いらいらして検査を待つ必要もなくなる。
また、患者は順序103「4:支払・予約」の終了時間、即ち帰宅時間を予測することができるので、たやすく予定を立てることができ、時間を有効に使うことができる。
また、例えばオーダ情報102のうち、検査を終了したオーダについては、表示色を変えるようにしても良い。
また、場所111については、患者が各オーダに付随している地図表示ボタン113を選択することにより、目的の場所111までの地図を表示することができる(図15参照)。
例えば図15に示すように、患者の携帯端末装置3の表示部95に、患者の現在位置117と、次の検査等が行われる場所(目的位置121)と、現在位置117から目的位置121までの移動ルート119とが表示される。
従って、本実施の形態によれば、患者は携帯端末装置3に表示されるルート119を参考にして、効率的に次の検査室に移動することができる。また、医療施設の医療スタッフも、患者から行き先等を尋ねられる頻度が削減するため医療スタッフの業務効率の向上を図ることができる。
次に、患者が、図13の「カルテ情報」ボタン99を選択すると、医師等の医療従事者が当該患者に関して作成したカルテ情報(オーダ情報を含む)が、携帯端末装置3の表示部95に表示される(図示していない)。カルテ情報とは、例えばオーダ情報、検査結果、投薬薬剤、投薬歴、検査歴等である。患者は、表示されるカルテ情報を参照して、的確なインフォームドコンセントを受けることが可能になる。
患者が、図13の「院内地図情報」ボタン101を選択すると、例えば医療施設内の詳細地図の表示を行うことができる(図示していない)。また、当該患者の院内での位置を表示させることができる。また、患者が、次の検査室に限らず、院内の任意の位置(例えばトイレや売店など)を指定して検索し、その位置までの移動ルートを表示させることもできる。
(2−2.緊急オーダ等の発行からルート案内までの処理)
次に、図11により本実施の形態のルート情報提供システム1における緊急オーダ等の発行からルート案内までの処理を示すフローチャートを説明する。尚、図12は待ち状況計算処理装置13の緊急オーダ等における再計算処理を示すフローチャートであり、適宜説明する。
緊急オーダとは、例えば他の患者の予約状況に優先して行うオーダであり、割り込みオーダとも言う。この場合、他の患者の予約状況を変更する必要がある。また、オーダのキャンセル等が生じ、他の患者の予約状況を変更する場合にも、図11に示す手順で処理を行う。
オーダDB19には、オーダ「OD10001」75−1乃至「OD10020」75−4の予約情報が格納されているとする(図4参照)。また、予約DB21は、図5に示す予約DB21−1の情報が格納されているとする。
電子カルテ処理装置11は、医師等の医療従事者から、端末装置7−1等を介して所定の患者に関する緊急オーダが発行されるものとする(ステップ2001)。緊急オーダの指示内容についての説明は、省略する。
本機能は、特に患者に待ち受け券(予約券)等を発行している医療機関では、混乱をきたす可能性もあるため、割り込み計算を実施するか否かを予め設定(或いは選択できるように)しておく。割り込み計算を実施しない場合(ステップ2002のNO)、処理を終了する。尚、キャンセルのみを行う場合は、該当するオーダのキャンセル処理を行って、他の患者の予約時間の変更は行わず処理を終了する(図示していない)。
割り込み計算を実施する場合(ステップ2002のYES)、電子カルテ処理装置11は、患者情報と、緊急オーダに関するオーダ情報と、予約情報(各検査室等の予約情報を示す予約DB21−1)とを、待ち状況計算処理装置13に送信する(ステップ2003から図12の(1)へ)。
次に、図12の(1)に移る。待ち状況計算処理装置13は、緊急オーダ又はキャンセルを識別する(ステップ2004)。緊急オーダの場合は、医療処理名称85ごとの検査室等での処理時間87が格納された時間DB23を参照し、緊急オーダで指示された医療処理の順序でルートを算出し、既存の予約情報(予約DB21−1)に割り込んで医療処理のオーダを予約処理する(ステップ2005)。従って、他の患者の予約時間等が、緊急オーダの割り込みによって、後ろにスライドすることになる。
また、オーダのキャンセル処理の場合は、待ち状況計算処理装置13は、既存の予約情報(予約DB21−1)の中の該当するオーダのキャンセル処理を行う(ステップ2005)。この場合は、他の患者の予約時間等が、キャンセルによって、早まる可能性がある。
次に、待ち状況計算処理装置13は、緊急オーダの割り込み又はキャンセルにより、変更された予約情報DB21について、当該緊急オーダ(又はキャンセル)の患者以降の患者について予約の再計算を行う(ステップ2006)。
待ち状況計算処理装置13は、全患者の予約の再計算が終了すると(ステップ2007のYES)、図12の(2)から図11のステップ2009に進む。尚、全患者の予約再計算処理が終了するまで(ステップ2007のNO)、次の患者の予約の再計算処理(ステップ2008)及び次の患者以降の予約情報DB21の再計算(ステップ2006)を繰り返す。
従って、ステップ2006乃至ステップ2008の処理を、全患者に対して行うことにより、患者ごとに再度、予約の最適化計算(即ち、オーダが最速で終了するように計算する)(ステップ2008による)を行うと同時に、残りの患者の予約情報DB21の最適化を繰り返す(ステップ2006)。
次に、図11のステップ2009に進み、待ち状況計算処理装置13は、新規に算出した医療処理のルートで検査室等の予約順序を電子カルテ処理装置11に送信する(ステップ2009)。
電子カルテ処理装置11は、受信した予約順序で、患者の緊急オーダに対し、該当する検査室等に検査予約等を行う(ステップ2010)。当該検査予約の内容は、患者情報、及び予約時間等である。
次に、待ち状況計算処理装置13は、患者の緊急オーダの各検査室予約状況と、各検査の開始予定時間、終了予定時間、及び帰宅予定時間を、患者案内装置15に送信する(ステップ2011)。
患者案内装置15は、位置DB27(図8参照)を基に、所定時間ごとに更新されている患者の最新の位置情報を取得する。即ち、患者案内装置15は、患者名の現在位置情報91を取得する。
また、患者案内装置15は、取得した患者の緊急オーダの検査室等の位置情報を、地図DB25から取得し、当該患者の現在位置情報91とから、各検査室へのルートを検索しルート案内を作成する(ステップ2012)。
患者案内装置15は、緊急オーダを指定された患者の携帯端末装置3に、各検査室へのルート案内と、各検査の開始予定時間、終了予定時間、及び帰宅予定時間等を送信し、表示させる(ステップ2013)。
尚、ステップ2009乃至ステップ2013の処理は、特定の患者の緊急オーダを割り込ませたために、予約情報が変更された他の全患者に対しても実行される。即ち、ルート情報提供システム1は、変更された予約情報(即ちオーダの予約時間、及び検査室等についての情報)を対象となる全患者の携帯端末装置3に送信する。
尚、本実施の形態では位置DB27(図8参照)に、院内を移動する患者の最新の現在位置情報91を格納するものとして説明したが、患者案内装置15が、必要に応じてその都度該当する患者の携帯端末装置3の位置を検索するようにしても良い。即ち、患者案内装置15は、必要時に、院内に配置される患者位置情報取得装置(「A−101」「A−220」・・)(図9参照)を用いて患者の携帯端末装置3から発せられる信号を受信し、患者の現在位置を取得するようにしても良い。
尚、携帯端末装置3等の操作に不慣れな患者に対しては、医療スタッフが院内の端末装置7−1、7−2等を利用して、携帯端末装置3に表示されるものと同様の情報を表示させることができ、プリンタ9−1、9−2等に出力させることもできる。
(3.効果等)
このように、本実施の形態では、最も効率の良い実施順序でオーダの予約を組むので、患者の待ち時間が短縮されるという効果がある。また、患者は各検査項目の開始予定時間、終了予定時間、及び帰宅予定時間を取得することができるので、空き時間等を有効に利用することができる。従って、患者の満足度を向上させる効果が大きい。
また、患者は、次の検査場所までの地図情報、及びルート案内を、各自が所有する携帯端末装置3に表示して取得することができるので、迷うことなく効率的に目的の場所に移動することができる。従って、医療施設の医療スタッフも、患者に検査室の場所を教える機会が削減されるので、業務負担を軽減し、業務効率の向上を図ることができる。
また、本発明のルート情報提供システム1は、緊急を要する患者に対する指示情報にも即座に対応することができる。また、ルート情報提供システム1が、緊急患者が入ったために、予定時間が変更になる全ての患者のルート情報の再計算等を自動的に実施するので、医療従事者の作業負担を軽減する効果がある。
尚、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に限られるものではない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本実施の形態におけるルート情報提供システム1の構成を示す図 コンピュータ33の構造を示す図 患者DB17の内容を示す図 オーダDB19の内容を示す図 予約DB21−1の内容を示す図 予約DB21−2の内容を示す図 時間DB23の内容を示す図 位置DB27の内容を示す図 地図93を示す図 オーダ発行からルート案内までの処理を示すフローチャート 緊急オーダ等の発行からルート案内までの処理を示すフローチャート 緊急オーダ等における再計算処理を示すフローチャート 携帯端末装置3の表示部95に表示されるメニューを示す図 オーダ情報及びルート案内の表示を示す図 地図及びルート案内の表示を示す図
符号の説明
1………ルート情報提供システム
3………携帯端末装置
5−1、5−2………診察室
7−1、7−2………端末装置
9−1、9−2………プリンタ
11………電子カルテ処理装置
13………待ち時間計算処理装置
15………患者案内装置
17………患者DB
19………オーダDB
21………予約DB
23………時間DB
25………地図DB
27………位置DB
29………ネットワーク
31………無線ネットワーク
33………コンピュータ
35………制御部
37………メディア入出力部
39………通信部
41………入力部
43………印刷部
45………表示部
47………記憶部
49………ROM
51………RAM
53………HDD
55………システムバス
57………患者ID
59………患者名
61………性別
63………生年月日
65………住所
67………メールアドレス
69………オーダID
71………検査ID
73………日時
75−1〜75−5………オーダ
77………予約時間
79………胸部単純撮影
81………頭部MRI
83………採血
85………医療処理名称(検査名称)
87………検査時間
89………四肢単純撮影
91………現在位置情報
93−1、93−2………地図情報
95………表示部
97………ボタン「オーダ情報」
99………ボタン「カルテ情報」
101………ボタン「院内地図情報」
102………オーダ情報
103………順序
105………内容
107………開始予定時間
109………終了予定時間
111………場所
113………地図表示ボタン
115………地図
117………現在位置
119………ルート
121………目的位置

Claims (3)

  1. 医療処理の実施予定順序または実施予定時の少なくともいずれかを含むルート情報を患者に提示する端末装置と、前記ルート情報を算出して前記端末装置に提供するルート提供装置と、がネットワークを介して互いに前記ルート情報を送受可能に接続されるルート情報提供システムであって、
    前記ルート提供装置は、
    前記医療処理に関する指示情報と、前記医療処理の実施予定に関する予約情報と、前記医療処理種別毎の所要時間を示す所要時間情報と、を保持あるいは取得する保持取得手段と、
    新規の指示情報を取得すると、当該指示情報の対象患者について、前記予約情報及び前記所要時間情報を参照して全医療処理の完了予定時が最先となる前記ルート情報を算出するルート情報算出手段と、
    前記ルート情報算出手段が算出した前記ルート情報を前記予約情報に組み込み更新する予約情報更新手段と、
    を具備することを特徴とするルート情報提供システム。
  2. 前記ルート提供装置は、さらに、
    前記予約情報更新手段により更新した予約情報を参照して、前記実施予定順序または前記実施予定時または前記完了予定時の少なくともいずれかを前記端末装置に提供する提供手段と、
    実施場所または前記実施場所への移動ルートの少なくともいずれかを地図情報として前記端末装置に表示させる地図情報表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のルート情報提供システム。
  3. 前記ルート提供装置は、さらに、
    特別な指示情報を取得すると、当該特別な指示情報に基づいて対象患者について前記予約情報を更新する特別予約情報更新手段と、
    前記対象患者以外の全ての患者について前記ルート情報算出手段による前記ルート情報の算出及び前記予約情報更新手段による前記予約情報の更新を再度行う再計算手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のルート情報提供システム。
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