JP2008268521A - 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器 - Google Patents

原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 脚部の移動をスムーズに行うことができる上に脚部が取付孔から抜け出ることがない原稿圧着板開閉装置を提供する。
【解決手段】 脚部3の側面3a又は取付孔の側壁に、その上下方向に延びるガイド溝5を設け、取付孔15の側壁15a又は脚部の側面に、ガイド溝5に案内されるローラ部材6を設け、ガイド溝5は、ローラ部材6が係合して脚部3の抜け出を防止する終端部51を有することにより、前記課題を解決した。ガイド溝5は脚部3の両側面3aに設けられ、ローラ部材6が、取付孔15の両側壁15aに設けられていることが好ましい。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の原稿圧着板を有する事務機器に用いて好適な原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器に関するものである。
複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器の機器本体には、その機器本体の上面後部に原稿圧着板が原稿圧着板開閉装置を介して開閉可能に取り付けられている。原稿圧着板開閉装置は、一種のヒンジ機構であり、原稿圧着板をヒンジ軸まわりに回動可能に軸支して、機器本体の上面のコンタクトガラス上に原稿圧着板を圧着させることができると共に、そのコンタクトガラスを露出させることができる。原稿をコンタクトガラス上にセットするには、原稿圧着板を上方に回転させてコンタクトガラスを露出(開放)させ、そのコンタクトガラス上に原稿を載置した後、原稿圧着板を逆方向に回転させて閉じ、原稿圧着板で原稿をコンタクトガラス上に圧着させることにより、原稿をコンタクトガラス上にセットすることができる。
このような原稿圧着板開閉装置の中には、本等のように厚さが厚い原稿を機器本体の上面に安定して圧着させるために、原稿圧着板開閉装置が機器本体の上下方向に移動することができるようになっている原稿圧着板開閉装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この原稿圧着板開閉装置は、機器本体の高さ方向に延びる脚部を備え、この脚部が機器本体に設けた取付孔に摺動可能に挿入されて、原稿圧着板開閉装置が機器本体にその高さ方向に移動可能に取り付けられている。
特許第3262457号
この特許文献1に記載されている原稿圧着板開閉装置は、本等のように厚さが厚い原稿の場合、原稿をコンタクトガラス上にセットした後に原稿圧着板を閉じると、原稿圧着板開閉装置が機器本体の上方に移動して原稿圧着板がコンタクトガラスに対して平行になった状態で原稿に面接触してコンタクトガラス上を覆うことができるので、本等のように厚さが厚い原稿を機器本体の上面に安定して圧着させることができる上に、外光が機器本体の内部へ侵入して露光が妨げられるのを極力防止することができるものである。
ところで、前記特許文献1に記載されている原稿圧着板開閉装置の脚部には、コロ部材が回転可能に設けられている。このコロ部材は、脚部の後面の下方と、前面の中央と上方との間との2箇所に設けられているために、原稿圧着板を閉じる方向に回転させる場合に脚部が取付孔内で移動するとき、コロ部材が取付孔の前面及び後面の内壁に接触して転がるので、脚部の移動がスムーズに行われる。この脚部は脚部の後面の下方に設けられている係合部(衝撃吸収部材)が取付孔の下端部に係合するまでの間で移動可能に取付孔に挿入されているが、原稿圧着板開閉装置を介して脚部を後部側に倒すと、係合部が取付孔の下端部に係合することなく脚部が取付孔から抜け出る。このため、原稿圧着板を開閉させるときに、取付孔から脚部が抜け出ることも考えられる。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、脚部の移動をスムーズに行うことができる上に脚部が取付孔から抜け出ることがない原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器を提供することにある。
前記の目的を達成するために本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、原稿圧着板を有する事務機器の機器本体の後部上端に上下方向に設けた取付孔に摺動可能に挿入される脚部を有する原稿圧着板開閉装置であって、前記脚部の側面に、その上下方向に延びるガイド溝を設け、前記取付孔の側壁に、前記ガイド溝に案内されるローラ部材を設け、前記ガイド溝は、前記ローラ部材が係合して前記脚部の抜け出を防止する終端部を有することを特徴とする。
この発明によれば、脚部の側面にガイド溝を設け、取付孔の側壁にガイド溝に案内されるローラ部材を設け、ガイド溝は、ローラ部材が係合して脚部の抜け出を防止する終端部を有することで、脚部が取付孔を移動するときにはローラ部材がガイド溝に案内されるので、脚部の移動がスムーズに行われる。また、脚部が取付孔から抜け出ようとしても、ローラ部材がガイドローラの終端部に係合して脚部の抜け出が防止される。従って、脚部の移動をスムーズに行うことができる上に脚部が取付孔から抜け出ることがない。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記ガイド溝が、前記脚部の両側面に設けられ、前記ローラ部材が、前記取付孔の両側壁に設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記ガイド溝が、前記脚部の両側面を貫通して設けられ、前記ローラ部材が、前記ガイド溝を貫通すると共に、このローラ部材の両端部が前記取付孔の両側壁に取り付けられていることが好ましい。
また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記ローラ部材は、前記取付孔の両側壁にそれぞれ複数設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記ローラ部材は、前記取付孔の両側壁の略中央部と上方との2箇所にそれぞれ設けられ、前記ガイド溝は、前記脚部の上方から下方までの間に設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記取付孔は、この取付孔の略左側半分が形成されている第1取付孔形成部材と、前記取付孔の残りの略右半分が形成されている第2取付孔形成部材とを互いに合わせて固定することにより形成されていることが好ましい。
また、前記の目的を達成するために本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、原稿圧着板を有する事務機器の機器本体の後部上端に上下方向に設けた取付孔に摺動可能に挿入される脚部を有する原稿圧着板開閉装置であって、前記取付孔の両側壁に、その上下方向に延びるガイド溝を設け、前記脚部の両側面に、互いに対向する方向に延び前記ガイド溝に案内されるローラ部材をそれぞれ設け、前記ガイド溝は、前記ローラ部材が係合して前記脚部の抜け出を防止する終端部を有することを特徴とする。
この発明によれば、取付孔の両側壁にガイド溝をそれぞれ設け、脚部の両側面にガイド溝に案内されるローラ部材をそれぞれ設け、ガイド溝は、ローラ部材が係合して脚部の抜け出を防止する終端部を有することで、脚部が取付孔を移動するときにはローラ部材がガイド溝に案内されるので、脚部の移動がスムーズに行われる。また、脚部が取付孔から抜け出ようとしても、ローラ部材がガイドローラの終端部に係合して脚部の抜け出が防止される。従って、脚部の移動をスムーズに行うことができる上に脚部が取付孔から抜け出ることがない。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記ローラ部材は、前記脚部の両側面にそれぞれ複数設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記ローラ部材は、前記脚部の両側面の略中央部と下方との2箇所にそれぞれ設けられ、前記ガイド溝は、前記取付孔の上方から下方までの間に少なくとも設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記ローラ部材は、前記脚部の両側面から突出するシャフトと、これらシャフトにその軸回りにそれぞれ回転可能に支持されているローラ部とからなることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記取付孔は、この取付孔の略半分が形成されている第1取付孔形成部材と、前記取付孔の残りの略半分が形成されている第2取付孔形成部材とを互いに合わせて固定することが好ましい。
また、前記の目的を達成するために本発明に係る原稿圧着板を備えた事務機器は、前記の本発明に係る原稿圧着板開閉装置を備えたことを特徴とする。この発明によれば、前述と同様に、脚部の側面又は取付孔の側壁にガイド溝を設け、取付孔の側壁又は脚部の側面にガイド溝に案内されるローラ部材を設け、ガイド溝は、ローラ部材が係合して脚部の抜け出を防止する終端部を有するので、脚部の移動をスムーズに行うことができる上に脚部が取付孔から抜け出ることがない。
以上説明したように本発明に係る原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器によれば、脚部の側面又は取付孔の側壁にガイド溝を設け、取付孔の側壁又は脚部の側面にガイド溝に案内されるローラ部材を設け、ガイド溝は、ローラ部材が係合して脚部の抜け出を防止する終端部を有するので、脚部の移動をスムーズに行うことができる上に脚部が取付孔から抜け出ることがない。
以下、本発明に係る原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図5は本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置の一例を示す図である。本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置は、図1に示すように、事務機器10の機器本体11の後端部に、原稿圧着板12を回動可能に取り付けるものである。事務機器10としては、特に限定されず、例えば、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等が挙げられ、特に複写機が好ましいものとして挙げられるが、特に限定せずに説明する。
本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置1は、図1〜図5に示すように、原稿圧着板12を有する事務機器10の機器本体11の後部上端に上下方向に設けた取付孔15に摺動可能に挿入される脚部3を有するものであって、脚部3の側面に、その上下方向に延びるガイド溝5を設け、取付孔15の側壁15aに、ガイド溝5に案内されるローラ部材6を設け、ガイド溝5は、ローラ部材6が係合して脚部3の抜け出を防止する終端部51を有することに特徴がある。
機器本体11の上面には、例えば、コンタクトガラス(図示せず)が設けられ、このコンタクトガラスに原稿を原稿圧着板12によって密着させると共に、コンタクトガラスが原稿圧着板12によって覆い隠されるようになっている。機器本体11の上面の後端部近傍の2箇所には、上下方向(高さ方向ということがある。)に延びる取付孔15がそれぞれ設けられている。取付孔15は、横断面矩形状であって凹状に形成されている。
原稿圧着板開閉装置本体2は、図1〜図3に示すように、事務機器10の機器本体11に脚部3を介して取り付けられる取付部材21と、この取付部材21に回動可能に軸支されると共に、原稿圧着板12に取り付けられる支持部材22と、取付部材21と支持部材22との間に設けられ、原稿圧着板12を開成方向に回転付勢する弾性部材23とを備え、原稿圧着板12を回転させて機器本体11の上面を原稿圧着板12で覆う閉成状態とその上面を露出させる開成状態とを形成するものである。
取付部材21は、図1〜図7に示すように、例えば、脚部3を有する底部21aと、底部21aの両側端部からそれぞれ底部21aに対して略直交する方向に延びる両側部21bとを備えてなる。
底部21aは、略矩形状に形成されている。底部21aの下面には、下面から下方に延びる脚部3が設けられている。脚部3は、例えば、取付孔15より若干小さな平面視略矩形状に形成されていることが好ましい。また、脚部3の長さは、特に限定されないが、取付孔15の長手方向(深さ方向)の長さより短い寸法で形成されていることが好ましい。この脚部3が機器本体11の取付孔15に摺動可能に挿入されて、取付部材21の底部21aが機器本体11の上面に接触した状態で原稿圧着板開閉装置本体2が機器本体11に取り付けられるようになっている。
側部21bには、ヒンジピン24が挿通されるシャフト孔21cが設けられている。側部21bのシャフト孔21cより前方には、受圧部21dが設けられている。受圧部21dは、カムスライダー25を介して弾性部材23が当接する箇所である。この受圧部21dには、支持部材22の回転を規制するカム係合部21eが設けられている。
支持部材22は、図1〜図6及び図8に示すように、例えば、一端部が閉塞された略矩形筒体状すなわち有底筒体状に合成樹脂等で形成されている。この支持部材22は、内部に弾性部材23が収容されており、スプリングケース28でもある。この支持部材22の両側部には、原稿圧着板12の後端側にビス等で取り付けられる取付片22aがそれぞれ設けられている。この両側部の他端部(開口部側端部)には、シャフト挿通孔22cがそれぞれ設けられている。これらシャフト挿通孔22cと取付部材21のシャフト孔21cとが孔合わせされ、これら孔22c、21cにワッシャー等を介してヒンジピン24が挿通されることによって、支持部材22が取付部材21にヒンジピン24を軸に回動可能に連結されている。また、支持部材22の両側部には、ストッパー孔22eが設けられていることが好ましい。このストッパー孔22eは、例えば、ストッパーピン等を挿通させてカムスライダー25がコンプレッションスプリング23aの付勢力によってシャフト挿通孔22cを塞ぐことを阻止するために設けられたもので、特に組立時に有効に利用されるものである。
弾性部材23は、原稿圧着板12を開成方向に回転付勢するものである。なお、本発明において開成方向とは、原稿圧着板12を回転させる際に原稿圧着板12がコンタクトガラスから離間する方向をいう。本発明において閉成方向とは、開成方向とは反対の方向で原稿圧着板12を回転させる際に原稿圧着板12がコンタクトガラスに近づく方向をいう。
弾性部材23は、特に限定されないが、例えば、コンプレッションスプリング23aである。コンプレッションスプリング23aは、支持部材22内に収容されて支持部材22の閉塞部22dと受圧部21dとの間に弾設されている。コンプレッションスプリング23aは、その個数は特に限定されず、1個でも2個以上でもよく図示例では2個である。コンプレッションスプリング23aの一端部は閉塞部22dに当接されていると共に、コンプレッションスプリング23aの他端部は、例えば、カムスライダー25に収容され、このカムスライダー25を介して受圧部21dに当接されている。
カムスライダー25は、図3〜図5及び図10に示すように、例えば、コンプレッションスプリング23aの他端部を収容する円形状の収容部25aを2つ有する有底筒体状に形成されている。受圧部21dに当接されるカムスライダー25の端面には、カム凸部25eが設けられ、このカム凸部25eが受圧部21dに摺接されてカム係合部21eに係合する範囲で取付部材21に対して支持部材22が回動するようになっている。また、カムスライダー25の下面には、両側部側がそれぞれ凹んだ摺動部25bが設けられており、これら摺動部25bは、カムスライダー25を支持部材22内の長手方向に摺動させるものである。
支持部材22内には、補強枠体9を設けることが好ましい。補強枠体9は、例えば、支持部材22の閉塞部22d(底部)の内面と弾性部材23の他端部との間に位置される補強部26aを有する補強ケース26である。補強ケース26は、例えば、合成樹脂で形成されている支持部材22のクリープ(補強)対策として用いるもので、鋼板等を折り曲げて形成されている。補強ケース26は、図9に示すように、例えば、支持部材22の閉塞部22dの内面に面接触する補強部26aと、この補強部26aの両端部を略直角に折り曲げて支持部材22の側部に面接触する側部26bとから略コ字状に形成されている。側部26bの長さは、支持部材22の側部のシャフト挿通孔22cより長い寸法で形成されていることが好ましい。この補強ケース26の両側部26bには、シャフト挿通孔22cに対応した位置にヒンジピン24が挿通されるピン孔26cが設けられている。また、補強ケース26の両側部26bには、ストッパー孔26dが設けられていることが好ましい。補強ケース26の上端部及び下端部には、摺動片26e、26fがそれぞれ設けられている。上方の摺動片26eは、カムスライダー25の上面に接触すると共に、下方の摺動片26fは、カムスライダー25の下面の摺動部25bに接触し、この状態のままカムスライダー25が摺動するようになっている。
ガイド溝5は、脚部3の側面3aにその上下方向に延びて設けられている。ガイド溝5は、図3〜図7に示すように、例えば、脚部3の両側面3aにそれぞれ設けるようにしてもよいし、脚部3の両側面3aを貫通して設けるようにしてもよい。ガイド溝5は、特に限定されないが、例えば、脚部3の側面3aの上方から下方までの間に設けられている。このガイド溝5の下方の端部は、ローラ部材6が係合して脚部3の抜け出を防止する終端部51として形成されている。
ローラ部材6は、取付孔15の側壁15aに回転可能に設けられている。ローラ部材6は、例えば、取付孔15の両側壁15aに互いに対向する方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。このローラ部材6としては、特に限定されないが、例えば、取付孔15の側壁15aからその幅方向に突出して延びるシャフト61と、このシャフト61の軸回りに回転可能に支持されているローラ部62とからなる。このローラ部62は、ガイド溝5の両壁部5a間の寸法より短く、例えば若干短い径で形成され、脚部3を取付孔15に沿って移動させたとき、ガイド溝5内をローラ部62が回転しながら脚部3がスムーズに移動し得るようになっている。
ローラ部材6は、取付孔15の両側壁15aに複数個、例えば、2個設けられていることが好ましい。具体的には、ローラ部材6は、取付孔15の両側壁15aの上方と略中央部との2箇所に設けられていることが好ましい。2つのローラ部材6の位置は、側壁15aの幅方向に対して略同じ位置でもずれた位置でもどちらでもよい。上方のローラ部材6は、例えば、脚部3を取付孔15内に挿入して原稿圧着板開閉装置本体2を機器本体11に取り付けたとき、ガイド溝5の上端部との間に間隙があるように配置されていることが好ましい。これにより、脚部3(原稿圧着板開閉装置本体2)は、取付部材21の底部21aが機器本体11の上面に接触した状態から下方のローラ部材6がガイド溝5の下端部に接触するまでの間で上下方向に移動可能になっている。
ローラ部材6を有する取付孔15は、例えば、一方のローラ部材6を有する取付孔15の略半分例えば左半分が形成されている第1取付孔形成部材16と、他方のローラ部材6を有する取付孔15の残りの略半分例えば右半分が形成されている第2取付孔形成部材17とから形成されていることが好ましい。第1取付孔形成部材16及び第2取付孔形成部材17は、左右対称に形成されており、互いに合わされたとき、略矩形筒体状に形成されている。
第1取付孔形成部材16及び第2取付孔形成部材17の底部側の端部にはフランジ部16a、17aがそれぞれ設けられている。このフランジ部16a、17aには、第1取付孔形成部材16及び第2取付孔形成部材17を機器本体11にビス等によって固定するための固定孔16b、17bが設けられている。また、第1取付孔形成部材16及び第2取付孔形成部材17のどちらか一方の取付孔形成部材、例えば、第1取付孔形成部材16には、その幅方向に延びると共に内面にネジ溝を有する取付孔16cが例えば6個設けられ、第1取付孔形成部材16及び第2取付孔形成部材17のどちらか他方の取付孔形成部材、例えば、第2取付孔形成部材17の取付孔16cに対向する6箇所には、その幅方向に延びると共に貫通される取付孔17cがそれぞれ設けられており、第1取付孔形成部材16と第2取付孔形成部材17とが互いに合わされてビスやネジ等により互いに固定されるようになっている。また、第1取付孔形成部材16及び第2取付孔形成部材17の互いに対向する面には、その高さ方向に延びると共に取付孔15を形成するための凹状の取付孔形成凹部18、19がそれぞれ設けられている。これら取付孔形成凹部18、19には、ローラ部材6のシャフト61をビスやネジ63等で固定するための固定孔18a、19aがそれぞれ2つ設けられている。
次に、本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10の作用を説明する。
原稿圧着板12は、機器本体11が使用されていない状態では、図1に示すように、機器本体11のコンタクトガラスに密着されてコンタクトガラスが覆い隠されている。コンタクトガラス上に原稿を載置するには、まず、原稿圧着板開閉装置本体2が取り付けられている箇所とは反対側の原稿圧着板12の端部又はその近傍等を持って、原稿圧着板12を上方に持ち上げる。すなわち、原稿圧着板12をヒンジピン24を軸に回転させてコンタクトガラス面を外部に露出させる。このように原稿圧着板12を回転させるとき、原稿圧着板12は、コンプレッションスプリング23aの付勢力によって開成方向に回転付勢されているので、重量を感じさせることなく開成方向に回転することができる。原稿圧着板12は、カム凸部25eがカム係合部21eに当接するまで開くことができる(図4参照。)。
露出したコンタクトガラス面上に原稿を載置した後、持ち上げた原稿圧着板12を降ろす。すなわち、原稿圧着板12をコンタクトガラスと接触する閉成方向にヒンジピン24を軸に回転させて下方に移動させて閉成状態にする。このとき、原稿が薄物例えば薄い紙1枚であると、原稿圧着板12はヒンジピン24を軸に回転のみして原稿圧着板12によって原稿がコンタクトガラス上から浮き上がることなくコンタクトガラスに密着されると共に、外光が機器本体11の内部へ侵入して露光が妨げられるのが極力防止されるので、原稿を良好に複写等することができる。
また、原稿が本のように厚さが厚い場合、開いた原稿圧着板12を閉じる方向に回転させると、原稿圧着板12が閉成状態になる前、すなわち、原稿圧着板12が機器本体の上面(コンタクトガラス)と略平行になる前に、原稿圧着板12が原稿の端部に接触して、この原稿の端部とは反対側の端部と原稿圧着板12との間に空間が形成される。すなわち、原稿圧着板12は、原稿圧着板開閉装置本体2と反対側の端部が浮いた状態となる。その浮いている側の原稿圧着板12を機器本体11側に押圧したり原稿圧着板12の自重により、脚部3が取付孔15から抜け出る方向(上方)に移動して原稿圧着板開閉装置本体2が上方に移動すると共に、原稿圧着板12がヒンジピン24を軸に回転する。すなわち、原稿の上部を覆うように原稿圧着板開閉装置本体2の高さが自動的に調節されて原稿圧着板12が移動する(例えば、図5参照。)。例えば、その原稿の上部が平坦面である場合には、この上部に原稿圧着板12が面接触する。その結果、厚さが厚い原稿が安定してコンタクトガラスに密着されることになる。よって、原稿圧着板12は、原稿の厚さに関係なく原稿を安定してコンタクトガラスに密着することができる。
このように、脚部3が取付孔15内を高さ方向に移動するとき、取付孔15の両側壁15aに2個ずつ設けられているローラ部材6がそれぞれ脚部3のガイド溝5に案内されるので、脚部3の移動が確実にスムーズに行われる。また、原稿圧着板12の脚部3を取付孔15から抜こうとしても下方のローラ部材6がガイド溝5の終端部51に係合して脚部3の取付孔15から抜け出ることがない。従って、本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10は、脚部3の移動をスムーズに行うことができる上に脚部3が取付孔15から抜け出ることがない。
なお、前述の第1の原稿圧着板開閉装置では、ガイド溝5を脚部3の両側面3aにそれぞれ設けると共に、ローラ部材6を取付孔15の両側壁15aにそれぞれ設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、図15に示すように、ガイド溝55を脚部3の両側面3aを貫通して設けると共に、ローラ部材65をガイド溝55を貫通させてこの両端部を取付孔150の両側壁150aに取り付けるようにしてもよい。具体的には、ガイド溝55は、脚部3の側面3aの上方から下方までの間であって両側面3aを貫通して設けられている。このガイド溝55の下方の端部は、ローラ部材65が係合して脚部3の抜け出を防止する終端部56として形成されている。
ローラ部材65としては、例えば、両端部が取付孔150の両側壁150aに取り付けられるシャフト66と、このシャフト66の軸回りに回転可能に支持されているローラ部67とからなる。このローラ部67は、ガイド溝55の両壁部間の寸法より短く、例えば若干短い径で形成され、脚部3を取付孔150に沿って移動させたとき、ガイド溝55内をローラ部67が回転しながら脚部3がスムーズに移動し得るようになっている。シャフト66の両端部近傍の外周には、例えば、Eリング68を取り付けるための取付溝66aがそれぞれ設けられている。
取付孔150は、例えば、コ字状の取付孔形成部材160によって形成される。取付孔形成部材160は、例えば、板金をコ字状に折り曲げてなる。取付孔形成部材160の両端部は、外側に折り曲げられてフランジ部160aとして形成されている。取付孔形成部材160には、ローラ部材65を取り付けるための貫通孔160bが設けられている。
ローラ部材65の組み立ては、まず、ローラ部67を脚部3のガイド溝55内に位置させたまま、この脚部3を取付孔150を形成する取付孔形成部材160内に挿入し、ローラ部67と貫通孔160bとを軸合わせする。これら貫通孔160bとローラ部67とにシャフト66を挿入して貫通させる。取付孔形成部材160の両側部から突出するシャフト66の両端部の取付溝66aにEリング68をそれぞれ取り付けることにより、ローラ部材65がガイド溝55に係合された状態でローラ部材65が組み立てられる。これにより、前述と同様の作用効果を奏し、脚部3の移動をスムーズに行うことができる上に脚部3が取付孔150から抜け出ることがない。
図16は本発明に係る第2の原稿圧着板開閉装置の一例を示す図である。本発明に係る第2の原稿圧着板開閉装置は、図16に示すように、ガイド溝7が取付孔15の両側壁15aに設けられていると共に、ローラ部材8が脚部3の両側面3aに設けられていることに特徴がある。なお、以下に、第2の原稿圧着板開閉装置100について説明するが、前記の第1の原稿圧着板開閉装置1と同一の部分には同一の名称を付しその説明を省略することがある。
ガイド溝7は、特に限定されないが、少なくとも取付孔15の両側壁15aの上方から下方までの箇所に設けられていることが好ましく、図示例では、取付孔15の両側壁15aの上方から底部までの間に設けられている。このガイド溝7の上方の端部は、ローラ部材8が係合して脚部3の抜け出を防止する終端部151として形成されている。ガイド溝7を有する取付孔15は、図16、図18及び図19に示すように、例えば、一方のガイド溝7を有する取付孔15の略半分例えば左半分が形成されている第1取付孔形成部材71と、他方のガイド溝7を有する取付孔15の残りの略半分例えば右半分が形成されている第2取付孔形成部材72とから形成されていることが好ましい。第1取付孔形成部材71及び第2取付孔形成部材72は、左右対称に形成されており、互いに合わされたとき、略矩形筒体状に形成されている。
第1取付孔形成部材71及び第2取付孔形成部材72の底部側の端部にはフランジ部71a、72aがそれぞれ設けられている。このフランジ部71a、72aには、第1取付孔形成部材71及び第2取付孔形成部材72を機器本体11にビス等によって固定するための固定孔71b、72bが設けられている。また、第1取付孔形成部材71及び第2取付孔形成部材72のどちらか一方の取付孔形成部材、例えば、第1取付孔形成部材71には、その幅方向に延びると共に内面にネジ溝を有する取付孔71cが例えば6個設けられ、第1取付孔形成部材71及び第2取付孔形成部材72のどちらか他方の取付孔形成部材、例えば、第2取付孔形成部材72の取付孔71cに対向する6箇所には、その幅方向に延びると共に貫通される取付孔72cがそれぞれ設けられており、第1取付孔形成部材71と第2取付孔形成部材72とが互いに合わされてビスやネジ等により互いに固定されるようになっている。また、第1取付孔形成部材71及び第2取付孔形成部材72の互いに対向する面には、その高さ方向に延びると共に取付孔15を形成するための凹状の取付孔形成凹部73、74がそれぞれ設けられている。
ローラ部材8は、図16及び図17に示すように、脚部3の両側面3aに幅方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。ローラ部材8としては、特に限定されないが、例えば、脚部3の両側面3aからその幅方向に突出して延びるシャフト81、82と、このシャフト81、82の軸回りに回転可能に支持されているローラ部83とからなる。これらシャフト81、82は、例えば、ネジ機構等により互いに螺合されて1本のシャフトとして形成されている。このシャフト81、82の長さは、脚部3の両側面3aを貫通する貫通孔31より長い寸法で形成されている。このシャフト81、82が貫通孔31に挿入されて、この貫通孔31(両側面3a)から突出するシャフト81、82の両端部の外周に、その軸回りに回動可能にローラ部83がそれぞれ設けられている。シャフト81、82の両端部には、例えば、ワッシャー付のネジ部材84が設けられて、ローラ部83がシャフト81、82の両端部から抜け出ないようになっている。
ローラ部83は、ガイド溝7の両壁部7a間の寸法より細く、例えば若干細い径で形成され、脚部3を取付孔15に沿って移動させたとき、ガイド溝7内を回転しながら脚部3がスムーズに移動し得るようになっている。すなわち、ローラ部材8は、ガイド溝7の両壁部7aに摺接しつつガイド溝7に案内されるものである。ローラ部材8は、脚部3の両側面3aにそれぞれ複数個、例えば、2個設けられていることが好ましい。具体的には、ローラ部材8は、脚部3の両側面3aの略中央部と下方との2箇所に設けられていることが好ましい。これにより、脚部3(原稿圧着板開閉装置本体2)は、取付部材21の底部21aが機器本体11の上面に接触した状態から上方のローラ部材8がガイド溝7の上端部に接触するまでの間で上下方向に移動可能になっている。
このように構成しても前述と同様の作用効果を奏する。すなわち、脚部3が取付孔15内を高さ方向に移動するとき、脚部3の両側面3aに2個ずつ設けられているローラ部材8がそれぞれ取付孔15のガイド溝7に案内されるので、脚部3の移動が確実にスムーズに行われる。また、原稿圧着板12の脚部3を取付孔15から抜こうとしても下方のローラ部材8がガイド溝7の終端部151に係合して脚部3の取付孔15から抜け出ることがない。従って、本発明に係る第2の原稿圧着板開閉装置100は、脚部3の移動をスムーズに行うことができる上に脚部3が取付孔15から抜け出ることがない。
以上説明したように本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、脚部の側面又は取付孔の側壁にガイド溝を設け、取付孔の側壁又は脚部の側面にガイド溝に案内されるローラ部材を設け、ガイド溝は、ローラ部材が係合して脚部の抜け出を防止する終端部を有するので、脚部の移動をスムーズに行うことができる上に脚部が取付孔から抜け出ることがないことから、特に複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器の原稿圧着板開閉装置として好適に用いられるものである。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器の一例を示し、原稿圧着板を閉じた状態を示す図で、(a)は概略平面図、(b)は概略側面図である。 本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置の一例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は正面図、(e)は(c)中のA−A線矢視断面図である。 図2(d)中のB−B線矢視断面図である。 本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置における開成状態の一例を示す断面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置本体が浮いた状態を示す断面図である。 本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置本体の一例を示す図で、(a)及び(b)は斜視図、(c)は側面図、(d)は背面図である。 本発明に係る取付部材の一例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は(c)中のC−C線矢視断面図である。 本発明に係る支持部材の一例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は側面図、(e)は(c)中のD−D線矢視断面図である。 本発明に係る補強ケースの一例を示す図で、(a)及び(b)は斜視図、(c)は平面図、(d)は正面図である。 本発明にカムスライダーの一例を示す図で、(a)及び(b)は斜視図、(c)は側面図、(d)は(c)中のE−E線矢視断面図である。 本発明に係るローラ部材を有する第1取付孔形成部材の一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明に係るローラ部材を有する第2取付孔形成部材の一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明に係る第1取付孔形成部材の一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明に係る第2取付孔形成部材の一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置の他の例を示す概略分解斜視図である。 本発明に係る第2の原稿圧着板開閉装置の一例を示す図で、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は(a)中のF−F線矢視断面図である。 本発明に係る第2の原稿圧着板開閉装置本体の一例を示す斜視図である。 本発明に係る第1取付孔形成部材の他の例を示す図で、(a)及び(b)は斜視図、(c)は正面図である。 本発明に係る第2取付孔形成部材の他の例を示す図で、(a)及び(b)は斜視図、(c)は正面図である。
符号の説明
1 第1の原稿圧着板開閉装置
2 原稿圧着板開閉装置本体
3 脚部
3a 側面
5 ガイド溝
5a 壁部
6 ローラ部材
7 ガイド溝
7a 壁部
8 ローラ部材
10 事務機器
11 機器本体
12 原稿圧着板
15 取付孔
15a 側壁
16 第1取付孔形成部材
17 第2取付孔形成部材
51 終端部
55 ガイド溝
56 終端部
65 ローラ部材
71 第1取付孔形成部材
72 第2取付孔形成部材
81、82 シャフト
83 ローラ部
100 第2の原稿圧着板開閉装置
150 取付孔
151 終端部

Claims (12)

  1. 原稿圧着板を有する事務機器の機器本体の後部上端に上下方向に設けた取付孔に摺動可能に挿入される脚部を有する原稿圧着板開閉装置であって、
    前記脚部の側面に、その上下方向に延びるガイド溝を設け、
    前記取付孔の側壁に、前記ガイド溝に案内されるローラ部材を設け、
    前記ガイド溝は、前記ローラ部材が係合して前記脚部の抜け出を防止する終端部を有することを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  2. 前記ガイド溝が、前記脚部の両側面に設けられ、
    前記ローラ部材が、前記取付孔の両側壁に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の原稿圧着板開閉装置。
  3. 前記ガイド溝が、前記脚部の両側面を貫通して設けられ、
    前記ローラ部材が、前記ガイド溝を貫通すると共に、このローラ部材の両端部が前記取付孔の両側壁に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の原稿圧着板開閉装置。
  4. 前記ローラ部材は、前記取付孔の側壁に複数設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  5. 前記ローラ部材は、前記取付孔の側壁の略中央部と上方との2箇所にそれぞれ設けられ、前記ガイド溝は、前記脚部の上方から下方までの間に設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  6. 前記取付孔は、この取付孔の略左側半分が形成されている第1取付孔形成部材と、前記取付孔の残りの略右半分が形成されている第2取付孔形成部材とを互いに合わせて固定することにより形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  7. 原稿圧着板を有する事務機器の機器本体の後部上端に上下方向に設けた取付孔に摺動可能に挿入される脚部を有する原稿圧着板開閉装置であって、
    前記取付孔の両側壁に、その上下方向に延びるガイド溝を設け、
    前記脚部の両側面に、互いに対向する方向に延び前記ガイド溝に案内されるローラ部材をそれぞれ設け、
    前記ガイド溝は、前記ローラ部材が係合して前記脚部の抜け出を防止する終端部を有することを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  8. 前記ローラ部材は、前記脚部の両側面にそれぞれ複数設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の原稿圧着板開閉装置。
  9. 前記ローラ部材は、前記脚部の両側面の略中央部と下方との2箇所にそれぞれ設けられ、前記ガイド溝は、前記取付孔の上方から下方までの間に少なくとも設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の原稿圧着板開閉装置。
  10. 前記ローラ部材は、前記脚部の両側面から突出するシャフトと、これらシャフトにその軸回りにそれぞれ回転可能に支持されているローラ部とからなることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  11. 前記取付孔は、この取付孔の略半分が形成されている第1取付孔形成部材と、前記取付孔の残りの略半分が形成されている第2取付孔形成部材とを互いに合わせて固定することにより形成されていることを特徴とする、請求項7〜10のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  12. 前記請求項1〜11のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置を備えたことを特徴とする、原稿圧着板を備えた事務機器。
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