JP2008263903A - 低級脂肪酸を添加することを特徴とする飲食品の香味増強方法及び香味増強された飲食品並びに香味料組成物 - Google Patents

低級脂肪酸を添加することを特徴とする飲食品の香味増強方法及び香味増強された飲食品並びに香味料組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 少量の添加で飲食品の味や香りに影響を及ぼすことなく、飲食品自体の香味を増強並びに、軽やかで広がりのある香味を増強する素材の提供、また飲食品への新たな利用法を提示する。
【解決手段】 最終飲食品中に、低級脂肪酸をその検知閾値濃度に対して0.01〜0.5倍濃度添加することで、軽やかで広がりのある香気を増強された飲食品を得ることができ、また、検知閾値の10〜500倍濃度を含有する飲食品用香味料組成物を得、該飲食品用香料組成物を添加することにより、力強く広がりのある風味を有する飲食品を提供することができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は低級脂肪酸を添加することを特徴とする飲食品の香味増強方法及び香味増強された飲食品並びに香味料組成物に関する。
飲食品に対してのフレーバーは非常に重要であり、従来から数多くの研究がなされ、香気成分の分析および各種香気成分の風味における寄与について種々の提案がなされている(例えば非特許文献1)。各種脂肪酸についてもフレーバーとしての使用が従来から行われており、最近ではシトラス系飲料への使用(特許文献1)、乳系飲料への使用(特許文献2)、フルーツ系飲料への使用(特許文献3)、茶系飲料への使用(特許文献4)、コーヒー飲料への使用(特許文献5)などが提案されている。しかしながら、低級脂肪酸をフレーバー的に使用した場合には、好ましい香味を付与するものの、バランスが壊れたり、不快な香味を感じるといった欠点を有している。その結果、軽やかで広がりのある香気が損なわれるといった欠点もある。一般に、飲料の風味は微妙に調節して付与されるため、特定の風味を強調すると、好ましい香味を付与する一方、不快な苦味、渋み、エグイ味を増加させる可能性を有している。
特開2004−16836公報 特開2005−15685公報 特開2005−15686公報 特開2005−143467公報 特開2006−20526公報 周知・慣用技術集(香料)第III部 食品用香料 第908-969頁
したがって本発明の目的は、不快な香味を生じさせることなく、軽やかで広がりのある飲食品の香気を増強する素材の提供、また飲食品への新たな利用法を提示することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明者らは飲食品の香気成分の存在下で、そのものの香気を感じさせることなく、香味全体を増強する素材を検討した結果、香気成分に検知閾値以下の濃度の低級脂肪酸が存在すると、成分間の相互作用により、主に嗅覚により知覚される香味を増強し、さらにこの効果は低級脂肪酸自体の香気が感じられなくなる低濃度或いはそれ以下の濃度でも発現することを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、
(1)低級脂肪酸を、その閾値濃度に対して0.01〜0.5倍濃度添加することを特徴とする飲食品の香味増強方法。
(2)下記(A)〜(K)から選ばれる1種又は2種以上を添加することを特徴とする飲食品の香味増強方法。
(A)酢酸:7.5〜375ppb
(B)プロピオン酸:2.5〜125ppb
(C)酪酸:0.1〜5ppb
(D)イソ酪酸:0.2〜10ppb
(E)吉草酸:0.03〜1.5ppb
(F)イソ吉草酸:0.005〜0.25ppb
(G)2−メチル酪酸:0.02〜1ppb
(H)カプロン酸:0.3〜15ppb
(I)エナント酸:0.4〜20ppb
(J)カプリル酸:0.8〜40ppb
(K)ペラルゴン酸:0.8〜40ppb
(3)飲食品が、シトラス系飲料又は乳系飲料であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の香味増強方法。
(4)(1)又(2)に記載の香味増強方法により得られた飲食品。
(5)低級脂肪酸を、その閾値濃度に対して10〜500倍濃度含有することを特徴とする飲食品用香味料組成物。
(6)下記(A)〜(K)から選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする飲食品用香味料組成物。
(A)酢酸:7.5〜375ppm
(B)プロピオン酸:2.5〜125ppm
(C)酪酸:0.1〜5ppm
(D)イソ酪酸:0.2〜10ppm
(E)吉草酸:0.03〜1.5ppm
(F)イソ吉草酸:0.005〜0.25ppm
(G)2−メチル酪酸:0.02〜1ppm
(H)カプロン酸:0.3〜15ppm
(I)エナント酸:0.4〜20ppm
(J)カプリル酸:0.8〜40ppm
(K)ペラルゴン酸:0.8〜40ppm
(7)飲食品が、シトラス系飲料又は乳系飲料であることを特徴とする(5)又は(6)に記載の香味料組成物。
(8)(5)又は(6)に記載の香味料組成物を0.01〜2質量%添加したことを特徴とする飲食品である。
本発明によれば、飲食品の微妙な風味バランスを維持したまま、軽やかで広がりのある香味を増強し、かつ、 不快な苦味、渋み、エグイ味を増加させない風味豊かな飲食品を提供することができる。
本発明でいう低級脂肪酸とは、炭素数2〜9の飽和もしくは不飽和モノカルボン酸であって、直鎖或いは分岐鎖のものをいい、特定の化合物に限定されるものではないが、好ましい化合物としては酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、2−メチル酪酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸が例示され、特に好ましくは酢酸及び/又は酪酸が用いられる。
これらの低級脂肪酸はそれ自体食品用香料として用いられているものであるが、その用途としては、酢酸は酸味料及びエステル製造の原料として、プロピオン酸は酢酸と併用してバター、ミルク、ヨーグルトなどのフレーバーとして、酪酸はバター、チーズ、ナッツ、バタースコッチ、キャラメル、ラムなどのフレーバーとして、イソ酪酸はバターフレーバーが主であるが、バタースコッチ、キャラメル、フルーツ、ナッツ、チーズ、バニラ、ラム、リカーのフレーバーとして、吉草酸はバター、チーズ、コーヒー、フルーツなどにフレーバーとして微量、イソ吉草酸は1.2〜14ppm濃度でナッツ及びコーヒーフレーバーとして、2−メチル酪酸は0.8〜1.0ppm濃度でココア、チョコレートなどのフレーバーとして、カプロン酸はパイナップルなどのフルーツ系フレーバーによく用いられ、1.5〜28ppm濃度としてウィスキー、ブランデー、バター、チーズ、チョコレート、ナッツなどのフレーバーとして、エナント酸は2.0〜8.0ppm濃度のフレーバーとして、カプリル酸は2.0〜18ppm濃度でバター、ミルク、チーズなどをはじめココナッツ、ハネー、パイナップルなどのフレーバーとして、ペラルゴン酸は1.8〜13ppm濃度でベリーなどのフルーツ、ナッツ、スパイス、コニャック、ブランデーなどの洋酒のフレーバーとして用いられることが知られている(合成香料 化学と商品知識:化学工業日報社 2005年3月22日増補改訂版発行)が、閾値以下における飲食品の香味への寄与については知られていなかった。
本発明でいう閾値とは、生理学用語で感覚器官がにおい、味、音等の刺激を感知しうる最小の刺激量をいう。嗅覚でにおいを知覚できることのできる有香物質の限界濃度を、その有香物質の嗅閾値という(香料用語説明集:日本香料協会 平成9年12月発行)。また、嗅覚閾値には、検知閾値(絶対閾値ともいう)、認知閾値、弁別閾値があり、検知閾値は何のにおいかわからなくても何かにおいを感知できる最小濃度、認知閾値は何のにおいか感知できる最小濃度、弁別閾値は主ににおいの強度について感覚的に区別できる最小濃度であるとされているが(においの用語と解説:社団法人臭気対策研究協会 平成2年3月31日発行)、本発明でいう閾値とは検知閾値を指すものとする。飲食物における有香物質の閾値は、種々の文献に記載されているほか、以下の方法によっても決定することができる。
測定対象物を嗅覚計(本出願人が出願中の特願2006−189727など参照)にて、一定の気相濃度に調整し試料ガスとした後、パネル20名(女性12名、20〜40代、健康体、繰返し2回)にて官能評価(2/5識別法、上昇系列法)を行い、嗅閾値を測定する。試料ガスの提示条件は、例えば各サンプルを3秒間の提示、次トライアルまでの休憩時間を15秒と設定することで嗅覚疲労や順応が生じることを最小限にする。なお調整された測定対象物の気相濃度を算出するために、ヘッドスペース固相マイクロ抽出法にて抽出し、ガスクロマトグラフ質量分析計、水素炎イオン化検出ガスクロマトグラフを用いて分析を行う。本発明において用いられる低級脂肪酸の検知閾値の例を表1に示した。
Figure 2008263903
本発明においては、低級脂肪酸は飲食品中に、通常のフレーバー使用濃度よりも低い、当該低級脂肪酸の検知閾値の0.01〜0.5倍濃度で添加され、好ましくは0.1〜0.5倍濃度で添加され、特に好ましくは0.1〜0.3倍濃度で添加される。添加量が検知閾値の0.01倍濃度未満であれば、低級脂肪酸の2種以上の組合せ・相乗効果によっても本発明の効果を示さず、0.5倍濃度を超えた場合には、2種以上の組合せによっては香味のバランスに影響を与える可能性がでてくる。具体的には、(A)酢酸においては通常7.5〜375ppbで用いられ、好ましくは75〜375ppbで用いられ、特に好ましくは75〜225ppbで用いられ、(B)プロピオン酸においては通常2.5〜125ppbで用いられ、好ましくは25〜125ppbで用いられ、特に好ましくは25〜75ppbで用いられ、(C)酪酸においては通常0.1〜5ppbで用いられ、好ましくは1〜5ppbで用いられ、特に好ましくは1〜3ppbで用いられ、(D)イソ酪酸においては通常0.2〜10ppbで用いられ、好ましくは2〜10ppbで用いられ、特に好ましくは2〜6ppbで用いられ、(E)吉草酸においては通常0.03〜1.5ppbで用いられ、好ましくは0.3〜1.5ppbで用いられ、特に好ましくは0.3〜0.9ppbで用いられ、(F)イソ吉草酸においては通常0.005〜0.25ppbで用いられ、好ましくは0.05〜0.25ppbで用いられ、特に好ましくは0.05〜0.15ppbで用いられ、(G)2−メチル酪酸においては通常0.02〜1ppbで用いられ、好ましくは0.2〜1ppbで用いられ、特に好ましくは0.2〜0.6ppbで用いられ、(H)カプロン酸においては通常0.3〜15ppbで用いられ、好ましくは3〜15ppbで用いられ、特に好ましくは3〜9ppbで用いられ、(I)エナント酸においては通常0.4〜20ppbで用いられ、好ましくは4〜20ppbで用いられ、特に好ましくは4〜12ppbで用いられ、(J)カプリル酸においては通常0.8〜40ppbで用いられ、好ましくは8〜40ppbで用いられ、特に好ましくは8〜24ppbで用いられ、(K)ペラルゴン酸においては通常0.8〜40ppbで用いられ、好ましくは8〜40ppbで用いられ、特に好ましくは8〜24ppbで用いられる。
本発明でいう飲食品とは、無糖、有糖あるいはミルク入りの飲料類、アイスクリーム、シャーベット等の冷菓類、ゼリー、プリン、羊羹等のデザート類、クッキー、ケーキ、チョコレート、チューイングガム、饅頭等の菓子類、菓子パン、食パン等のパン類、ジャム類、ラムネ、タブレット、錠菓類などがあげられるが、飲料の微妙な風味の増強作用に特に有効である。本発明でいう飲料とは、一般に市販されている容器詰め飲料をいい、コーヒー飲料、シトラス系飲料、乳系飲料、茶系飲料、フルーツ系飲料、炭酸飲料、アルコール系飲料、機能性飲料などが例示され、好ましくはコーヒー飲料、シトラス系飲料、乳系飲料に使用され、シトラス系飲料、乳系飲料ににおいて最も高い効果を示すことができる。
本発明において、飲食品に低級脂肪酸を添加する場合、当該低級脂肪酸を直接添加することも可能であるが、飲食品用香味料組成物として添加する方法が有効である。飲食品用香味料組成物としては、低級脂肪酸を所定量含有していれば特に剤型等に限定されることなく、取り扱いに優れる。このような飲食品用香味料組成物は、対象となる飲食物に0.1質量%添加することが一般的であることから、低級脂肪酸濃度としては、当該脂肪酸の閾値の10〜500倍濃度含有することが好ましい。
本発明の飲食品用香味料組成物の調製方法としては、通常のフレーバーに所定量の低級脂肪酸を添加するか、通常の各種エキス等の風味素材に所定量の低級脂肪酸を添加する方法以外に、種々の蒸留方法などにより分画し、低級脂肪酸成分を濃縮した回収香(リカバリーフレーバー)などを用いることもできる。
本発明の飲食品用香味料組成物に用いることのできる香料としては、例えばアセト酢酸エチル、アセトフェノン、アニスアルデヒド、α−アミルシンナムサルデヒド、アントラニル酸メチル、イオノン、イソオイゲノール、イソ吉草酸イソアミル、イソ吉草酸エチル、イソチオシアン酸アリル、イソチオシアン酸3−ブテニル、イソチオシアン酸4−ペンテニル、イソチオシアン酸ベンジル、イソチオシアン酸3−メチルチオプロピル、イソチオシアネート類、イソブタノール、インドール及びその誘導体、γ−ウンデカラクトン、エステル類、2−エチル−3,5−ジメチルピラジン及び2−エチル−3,6−ジメチルピラジン、エチルバニリン、エーテル類、オイゲノール、オクタノール、オクタナール、オクタン酸エチル、ギ酸イソアミル、ギ酸ゲラニル、ギ酸シトロネリル、ケイ皮酸、ケイ皮酸エチル、ケイ皮酸メチル、ケトン類、ゲラニオール、酢酸イソアミル、酢酸エチル、酢酸ゲラニル、酢酸シクロヘキシル、酢酸シトロネリル、酢酸シンナミル、酢酸テルピニル、酢酸フェネチル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、酢酸l−メンチル、酢酸リナリル、サリチル酸メチル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、シトラール、シトロネラール、シトロネロール、1,8−シネオール、高級脂肪酸類、脂肪族高級アルコール類、脂肪族高級アルデヒド類、脂肪族高級炭化水素類、シンナミルアルコール、シンナムアルデヒド、チオエーテル類、チオール類、デカナール、デカノール、デカン酸エチル、テルピネオール、リモネン、ピネン、ミルセン、タピノーレン、テルペン系炭化水素類、γ−ノナラクトン、バニリン、パラメチルアセトフェノン、ヒドロキシシトロネラール、ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール、ピペロナール、フェニル酢酸イソアミル、フェニル酢酸イソブチル、フェニル酢酸エチル、フェノールエーテル類、フェノール類、フルフラール及びその誘導体、プロパノール、プロピオン酸イソアミル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ベンジル、ヘキサン酸アリル、ヘキサン酸エチル、ヘプタン酸エチル、l−ペリラアルデヒド、ベンジルアルコール、ベンズアルデヒド、芳香族アルコール類、芳香族アルデヒド類、d−ボルネオール、マルトール、N−メチルアントラニル酸メチル、メチルβ−ナフチルケトン、dl−メントール、l−メントール、酪酸、酪酸イソアミル、酪酸エチル、酪酸シクロヘキシル、酪酸ブチル、ラクトン類、リナロオール等の合成或いは天然由来の香料、
オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツなどシトラス系精油類、アップル、バナナ、グレープ、メロン、ピーチ、パイナップル、ストロベリーなどフルーツ系の精油或いは回収フレーバー、ミルク、クリーム、バター、チーズ、ヨーグルトなど乳系の抽出香料、緑茶、紅茶、コーヒー、ココアなど嗜好品系の回収フレーバー、ペパーミント、スペアミントなどミント系の精油、
アサノミ、アサフェチダ、アジョワン、アニス、アンゼリカ、ウイキョウ、ウコン、オレガノ、オールスパイス、オレンジノピール、カショウ、カッシア、カモミール、カラシナ、カルダモン、カレーリーフ、カンゾウ、キャラウェー、クチナシ、クミン、クレソン、クローブ、ケシノミ、ケーパー、コショウ、ゴマ、コリアンダー、サッサフラス、サフラン、サボリー、サルビア、サンショウ、シナモン、シャロット、ジュニパーベリー、ショウガ、スターアニス、スペアミント、セイヨウワサビ、セロリー、ソーレル、タイム、タマネギ、タマリンド、タラゴン、チャイブ、ディル、トウガラシ、ナツメグ、ニガヨモギ、ニジェラ、ニンジン、ニンニク、バジル、パセリ、ハッカ、バニラ、パプリカ、ヒソップ、フェネグリーク、ペパーミント、ホースミント、ホースラディッシュ、マジョラム、ミョウガ、ラベンダー、リンデン、レモングラス、レモンバーム、ローズ、ローズマリー、ローレル、ワサビなどから得られる香辛料抽出物、
アイスランドモス、アカヤジオウ、アケビ、アサ、アサフェチダ、アジアンタム、アジョワン、アズキ、アスパラサスリネアリス、アップルミント、アーティチョーク、アニス、アボカド、アマチャ、アマチャズル、アミガサユリ、アミリス、アーモンド、アリタソウ、アルカンナ、アルテミシア、アルニカ、アルファルファ、アロエ、アンゴスツラ、アンゴラウィード、アンズ、アンズタケ、アンゼリカ、アンバー、アンバーグリス、アンブレット、イカ、イカリソウ、イグサ、イースト、イタドリ、イチゴ、イチジク、イチョウ、イノコヅチ、イランイラン、イワオウギ、インペラトリア、インモルテル、ウィンターグリーン、ウォータークレス、ウコギ、ウコン、ウスバサイシン、ウッドラフ、ウニ、ウメ、ウーロンチャ、エゴマ、エノキダケ、エビ、エビスグサ、エリゲロン、エルダー、エレウテロコック、エレカンペン、エレミ、エンゴサク、エンジュ、エンダイブ、欧州アザミ、オウレン、オオバコ、オカゼリ、オキアミ、オーク、オークモス、オケラ、オスマンサス、オポポナックス、オミナエシ、オモダカ、オランダセンニチ、オリガナム、オリス、オリバナム、オリーブ、オールスパイス、オレンジ、オレンジフラワー、カイ、カイニンソウ、カカオ、カキ、カサイ、カシューナッツ、カスカラ、カスカリラ、カストリウム、カタクリ、カツオブシ、カッシー、カッシャフィスチュラ、カテキュ、カニ、カーネーション、カノコソウ、カモミル、カヤプテ、カラシ、カラスウリ、カラスビシャク、ガラナ、カラムス、ガランガ、カーラント、カリッサ、カリン、カルダモン、ガルバナム、カレー、カワミドリ、カンゾウ、ガンビア、カンラン、キウィーフルーツ、キカイガラタケ、キキョウ、キク、キクラゲ、キササゲ、ギシギシ、キダチアロエ、キナ、キハダ、キバナオウギ、ギボウシ、ギムネマシルベスタ、キャットニップ、キャラウェイ、キャロップ、キュウリ、キラヤ、キンミズヒキ、グァバ、グァヤク、クコ、クサスギカズラ、クサボケ、クズ、クスノキ、クスノハガシワ、グーズベリー、クチナシ、クベバ、クマコケモモ、グミ、クミン、グラウンドアイビー、クララ、クラリセージ、クランベリー、クリ、クルミ、クリーム、グレインオブパラダイス、クレタディタニー、グレープフルーツ、クローバー、クローブ、クロモジ、クロレラ、クワ、クワッシャ、ケイパー、ゲットウ、ケード、ケブラコ、ゲルマンダー、ケンチュール、ケンポナシ、ゲンノショウコ、コウジ、コウダケ、コウチャ、コウホネ、コカ、コガネバナ、コクトウ、コクルイ、ココナッツ、ゴシュユ、コショウ、コスタス、コストマリー、コパイパ、コーヒー、コブシ、ゴボウ、ゴマ、コーラ、コリアンダー、コルツフート、ゴールデンロッド、コロンボ、コンサイ、コンズランゴ、コンフリー、
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次に実施例を挙げ、さらに詳細に説明する。
[試験例1]
市販のブラックコーヒーに、各種低級脂肪酸を、前記検知閾値に対して1倍濃度添加したサンプル(A)、0.5倍濃度添加したサンプル(B)、0.1倍濃度添加したサンプル(C)、0.01倍濃度量添加したもの添加したサンプル(D)及び無添加のサンプル(NON)を計5点調製した。これとは別に、無添加のサンプルを対象品とし、訓練された24名のパネルを用い、対象品よりも香りが強いサンプルを前記5点のサンプル中から強制的に1点選択する試験を行った。24名中何名が各サンプルを選択したかを示す結果を表2に示す。なお、表中C−2は酢酸、C−3はプロピオン酸、C−4は酪酸、C−5は吉草酸、C−6はカプロン酸、C−7はエナント酸、C−8はカプリル酸、C−9はペラルゴン酸を示す。
Figure 2008263903
表2の結果から、検知閾値未満の添加量にもかかわらず風味を増強する効果が見られ、C−4(酪酸)、C−7(エナント酸)、C−8(カプリル酸)、C−9(ペラルゴン酸)においては、検知閾値の0.01倍量の添加(サンプルD)においてさえ強い増強作用を示した。
[試験例2]
コーヒーフレーバー(小川香料株式会社製)に、各種低級脂肪酸を、前記検知閾値に対して1000倍濃度添加したサンプル(A)、500倍濃度添加したサンプル(B)、100倍濃度添加したサンプル(C)、10倍濃度量添加したもの添加したサンプル(D)、及び無添加のサンプル(NON)を計5点調製した。これとは別に、無添加の前記コーヒーフレーバーを対象品とした。それぞれのサンプルを1000倍に希釈して希釈液中で低級脂肪酸が検知閾値前後となるように調整し、訓練された24名のパネルを用い、対象品よりも香りが強いサンプルを前記5点のサンプル中から強制的に1点選択する試験を行った。24名中何名が各サンプルを選択したかを示す結果を表3に示す。なお、表中C−2は酢酸、C−3はプロピオン酸、C−4は酪酸、C−5は吉草酸、C−6はカプロン酸、C−7はエナント酸、C−8はカプリル酸、C−9はペラルゴン酸を示す。
Figure 2008263903
フレーバーに添加した場合であっても、検知閾値以下の領域において顕著な効果が見られた。
[実施例1]
コーヒーフレーバー(小川香料株式会社製)に、酢酸を前記検知閾値の500倍濃度、酪酸を前記検知閾値の200倍濃度、カプロン酸を前記閾値の200倍濃度添加し、本発明の香味料組成物を調製した。
[実施例2]
市販のブラックコーヒーに、実施例1の香味料組成物を0.1%添加し、本発明のコーヒー飲料を調製した。また、市販のブラックコーヒーに、前記コーヒーフレーバー(小川香料株式会社製)を0.1%添加し、比較例1のコーヒー飲料を調製し比較試験を行った。評価は比較例1をコントロールとし、習熟した10名のパネルにより表4の基準で官能評価を行った。その結果を表5に示した。なお表5中の評価の点数は、採点(1〜7点)した平均点である。
Figure 2008263903
Figure 2008263903
表5から明らかなように、無糖ブラックコーヒーに本発明の香味料を添加することにより、違和感を感じることなく、飲料の軽さ/広がり、ロースト感、ナチュラル感、深みが増強された。
[実施例3]
処方1のシトラスの香味を有する機能性飲料に、酢酸を前記検知閾値の0.5倍濃度、酪酸を前記検知閾値の0.1倍濃度、カプロン酸を前記閾値の0.2倍濃度添加し、本発明の機能性飲料を調製した。また、低級脂肪酸無添加の機能性飲料を比較例2として調製し比較試験を行った。評価は比較例2をコントロールとし、習熟した10名のパネルにより表4の基準で官能評価を行った。その結果を表6に示した。なお表6中の評価の点数は、採点(1〜7点)した平均点である。
(処方1)
品名 配合量(g)
スクラロース 0.080
クエン酸 2.000
クエン酸ナトリウム 0.800
アルギニン 0.300
昆布エキス 0.180
塩化ナトリウム 0.150
乳酸カルシウム 0.100
ビタミンC 0.050
ナイアシン 0.010
パンテトン酸カルシウム 0.005
ビタミンB6 0.002
グレープフルーツ香料(小川香料社製) 0.500
水 残余
合計 1000.000

Brix:0.33
pH:3.4
殺菌条件:70℃×10分間
Figure 2008263903
表6から明らかなように、シトラスの香味を有する機能性飲料に低級脂肪酸を添加することにより、低級脂肪酸自身の香味を感じられることなく、飲料の軽さ/広がり、シトラス感、ジューシー感が増強された。
[実施例4]
処方2の牛乳30%溶液に、酢酸を前記検知閾値の0.5倍濃度、酪酸を前記検知閾値の0.5倍濃度、カプロン酸を前記閾値の0.5倍濃度添加し、本発明の牛乳30%溶液を調製した。また、低級脂肪酸無添加の牛乳30%溶液を比較例3として調製し比較試験を行った。評価は比較例3をコントロールとし、習熟した10名のパネルにより表4の基準で官能評価を行った。その結果を表7に示した。なお表7中の評価の点数は、採点(1〜7点)した平均点である。
(処方2)
品名 配合量(g)
牛乳 300.0
グラニュー糖 50.0
水 残余
合計 1000.0

Brix:8.9
pH:6.9
殺菌条件:未殺菌
Figure 2008263903
表7から明らかなように、牛乳30%溶液に低級脂肪酸を添加することにより、低級脂肪酸自身の香味を感じられることなく、飲料の軽さ/広がり、ミルク感、コクが増強された。
[実施例5]
市販のコーヒーゼリーの素に、実施例1の香味料組成物を0.1%添加し、本発明のコーヒーゼリーを調製した。また、市販のコーヒーゼリーの素に、前記コーヒーフレーバー(小川香料株式会社製)を0.1%添加し、比較例4のコーヒーゼリーを調製し比較試験を行った。評価は比較例4をコントロールとし、習熟した10名のパネルにより官能評価を行ったところ、本発明の香味料組成物を添加することにより、比較例4と比べてトップノートの軽さ/広がり、ロースト感、ナチュラル感、深みが増強された。
各種飲食品の微妙な風味バランスを維持したまま、軽やかで広がりのある香味を増強し、かつ、不快な苦味、渋み、エグイ味を増加させない風味豊かな飲料を提供することができる。

Claims (8)

  1. 低級脂肪酸を、その閾値濃度に対して0.01〜0.5倍濃度添加することを特徴とする飲食品の香味増強方法。
  2. 下記(A)〜(K)から選ばれる1種又は2種以上を添加することを特徴とする飲食品の香味増強方法。
    (A)酢酸:7.5〜375ppb
    (B)プロピオン酸:2.5〜125ppb
    (C)酪酸:0.1〜5ppb
    (D)イソ酪酸:0.2〜10ppb
    (E)吉草酸:0.03〜1.5ppb
    (F)イソ吉草酸:0.005〜0.25ppb
    (G)2−メチル酪酸:0.02〜1ppb
    (H)カプロン酸:0.3〜15ppb
    (I)エナント酸:0.4〜20ppb
    (J)カプリル酸:0.8〜40ppb
    (K)ペラルゴン酸:0.8〜40ppb
  3. 飲食品が、シトラス系飲料又は乳系飲料であることを特徴とする請求項1又は2記載の香味増強方法。
  4. 請求項1又は2記載の香味増強方法により得られた飲食品。
  5. 低級脂肪酸を、その閾値濃度に対して10〜500倍濃度含有することを特徴とする飲食品用香味料組成物。
  6. 下記(A)〜(K)から選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする飲食品用香味料組成物。
    (A)酢酸:7.5〜375ppm
    (B)プロピオン酸:2.5〜125ppm
    (C)酪酸:0.1〜5ppm
    (D)イソ酪酸:0.2〜10ppm
    (E)吉草酸:0.03〜1.5ppm
    (F)イソ吉草酸:0.005〜0.25ppm
    (G)2−メチル酪酸:0.02〜1ppm
    (H)カプロン酸:0.3〜15ppm
    (I)エナント酸:0.4〜20ppm
    (J)カプリル酸:0.8〜40ppm
    (K)ペラルゴン酸:0.8〜40ppm
  7. 飲食品が、シトラス系飲料又は乳系飲料であることを特徴とする請求項5又は6記載の香味料組成物。
  8. 請求項5又は6記載の香味料組成物を0.01〜2質量%添加したことを特徴とする飲食品。
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