JP2008246591A - 手持ち工具のハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば振動ドリル等の両手では把持して用いる手持ち工具において、従来のサブハンドルは、ほとんどバラバラに分解しないと、手持ち工具から取り外すことができなかったため、迅速に取り付け、取り外しすることができず、この点で操作性がよくなかった。本発明では、取り付け、取り外しを迅速かつ簡単に行うことができるハンドルを提供する。
【解決手段】ハンドル本体部40の支持アーム部44に対して中間作動部材37をねじ軸J方向に移動させてクランプベース21,21を開閉する構成とすることにより、支持アーム部43,44の撓みによることなく中間作動部材37を大きく移動させて両クランプベース21,21の開き代を従来よりも大きく設定できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばハンマードリル等の手持ち工具に用いる補助ハンドルであって、手持ち工具に対して取り付け、取り外し可能なハンドルに関する。
従来より、上記のハンマードリルであって比較的大型で通常両手で支えて使用する形態の手持ち工具では、一方の手で把持するメインハンドルに加えて他方の手で把持するサブハンドルを装備している。一般に、このサブハンドルは、オプション部品(付属部品)として提供されており、手持ち工具に対して自由に取り付け、取り外し可能となっている。このサブハンドルには、作業中形態に合わせて手持ち工具から側方へ把持部が突き出すバー形のものと、手持ち工具から一定の間隔をおいて側方へ突き出す2つの支持アーム部間に把持部を有するD形のものが提供されている。前者のバー形のサブハンドルは、手持ち工具が加工部からトルク(先端工具軸線回りの回転力)を受ける場合に適しており、後者のD形のサブハンドルは手持ち工具が加工部から上下方向の振動(先端工具軸線方向の反力)を受ける場合に適している。
従来、後者のD形のサブハンドル(以下、単にサブハンドルという)に関する技術として下記の特許文献1に記載された技術が提供されていた。この従来のサブハンドルが、同文献1の図1を援用した図11に示されている。
この従来のサブハンドル10は、手持ち工具1のフロントケース部2に対するクランプ部11と、このクランプ部11をフロントケース部2に対して固定する操作部12と、使用者が把持する把持部13を備えるもので、クランプ部11は半割り形のクランプベース11a,11aで概ね円筒形状を有するフロントケース部2を両側から挟み込んで固定する構成となっている。両クランプベース11a,11aの挟み込み状態は、操作部12の固定ナット12aを締め込むことにより固定される。
逆に、操作部12の固定ナット12aを緩めることによりクランプ部11をフロントケース部2から取り外すことができ、これにより当該サブハンドル10を手持ち工具1から取り外すことができる。
なお、図11において手持ち工具1の後部(図示右端部)には、メインハンドル3が設けられている。使用者は、このメインハンドル3を一方の手で把持し、他方の手で上記サブハンドル10の把持部13を把持して、当該手持ち工具1を両手で支え、この状態で作業を行うことができる。
特開2000−176864号公報
しかしながら、上記従来のサブハンドル10では、操作部12の上下両端部から側方へ延びる支持アーム部14,15の先端部間に上記把持部13が跨った状態に固定されており、両支持アーム部14,15を固定ナット12aの締め付けにより相互に接近する方向に撓ませてクランプ部11の両クランプベース11a,11aを手持ち工具1に対して固定する構成となっていたため、操作部12の操作によるクランプ部11の両クランプベース11a,11aの開閉代(支持アーム部の撓み代)が不十分で、現実には当該サブハンドル10を分解しないとクランプ部11の両クランプベース11a,11aを手持ち工具1のフロントケース部2に対して大きく開くことができず、その結果従来は当該サブハンドル10の取り付け、取り外し作業が面倒で、時間がかかっていた。
また、クランプベース11a,11aの開閉代が小さいために、その取り付け可能な工具サイズ(フロントケース部2の太さ)が極めて狭い範囲に限られており、取り付け可能な工具サイズの範囲をより広げてその汎用性を高める必要があった。
そこで、本発明は、係る従来の問題を解消するためになされたもので、いわゆるD形の着脱可能なハンドルであって、その取り付け部の開き代を従来よりも大きく設定できる構成とすることにより、従来のようにいちいち分解しなくともアッセンブリ状態のままで手持ち工具に対する取り付け、取り外しを迅速に行うことができ、またより幅広い範囲の工具サイズに対して取り付け可能な汎用性の高いハンドルを提供することを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成のハンドルとした。
請求項1記載のハンドルによれば、ハンドル本体部の両支持アーム部に対して独立してクランプベースを開閉可能であることから、当該支持アーム部を撓ませることなく一対のクランプベースを相互に閉じてその間に手持ち工具のハンドル取り付け部を挟み込むことができ、また支持アーム部を撓ませることなく一対のクランプベースを相互に開いてハンドル取り付け部に対する挟み込み状態を解除することができる。
このように支持アーム部を撓ませることなくクランプベースを開閉することができるので当該クランプベースの開き代を従来よりも大きく設定することができ、これにより従来のように当該ハンドルをばらばらに分解しなくとも組み付け状態(アッセンブリ状態)のまま手持ち工具から容易に取り外すことができるようになる。また、当該ハンドルをアッセンブリ状態で手持ち工具に取り付けることができる。
さらに、一対のクランプベースの開き代が大きいことから、従来よりもハンドル取り付け部のサイズについてより幅広い手持ち工具に対して適用することができ、この点で当該ハンドルの汎用性を高めることができる。
請求項2記載のハンドルによれば、固定ねじの締め付け、緩め動作により中間作動部材を支持アーム部に対してねじ軸方向に移動させてクランプベースを相互に開閉する構成であるので、両支持アーム部の一方または双方を相互に接近、離間する方向に撓ませることなくクランプベースを開閉させることができ、これにより上記と同様の作用効果を得ることができる。
請求項3記載のハンドルによれば、固定ねじの締め付け、緩めることにより中間部材を支持アーム部に対してねじ軸方向に移動させ、これにより一対の開閉作動部材を相互に接近、離間させてクランプベースを開放させることができる。このように、ハンドル本体部の支持アーム部の撓みに依存するのではなく、これとは独立して中間作動部材を移動させることによりクランプベースを開閉する構成であるので、当該クランプベースの開き代を従来よりも大きく設定することができ、従って前記と同様の作用効果を得ることができる。
請求項4記載のハンドルによれば、両クランプベースの開き代をより大きく設定して、より一層楽に手持ち工具に対して当該ハンドルを取り付け、取り外しすることができ、またよりハンドル取り付け部のサイズについてより大きな手持ち工具に取り付けることができるようになる。
請求項5記載のハンドルによれば、ハンドル本体部の剛性を高めることができるので、例えば落下等に対して当該ハンドルの耐久性を高めることができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。以下説明する各実施形態では、手持ち工具1のフロントケース部2をハンドル取り付け部とする場合について説明する。手持ち工具1については本実施形態において何ら変更を要しない。従って、その説明を省略するとともに、各図では、ハンドル取り付け部としてのフロントケース部2を一つの円で簡略化して示すことにより手持ち工具1の図示に代える。また、以下の説明では、フロントケース部2のサイズ(径)について大小2種類のものを例示する。このため、必要に応じてサイズの大きなフロントケース部2について符号2Lを用い、サイズの小さなフロントケース部2について符号2Sを用いて区別する。
図1及び図2は、第1実施形態に係るハンドルH1を示している。この第1実施形態のハンドルH1は、手持ち工具1のフロントケース部2に対するクランプ部20と、クランプ部20を開閉操作する操作部30と、操作部30を介してクランプ部20に結合されたハンドル本体部40を備えている。
クランプ部20は、手持ち工具1のフロントケース部2を両側から挟んで固定する一対のクランプベース21,21を備えている。この一対のクランプベース21,21は、概ね相互に対向する半円弧形状を有するもので、それぞれフロントケース部2のサイズ(例えばフロントケース部2S)に概ね適合した半径の円弧形状を有している。この両クランプベース21,21によってフロントケース部2が両側から挟まれて当該フロントケース部2に第1実施形態のハンドルH1が取り付けられる。
第1実施形態に係る両クランプベース21,21のそれぞれの一端側(図1,2において左端部側)は操作部30に結合されており、それぞれの他端側は結合軸22を介して相互に開閉方向(図1,2において上下方向)に回動可能に結合されている。
操作部30は、両クランプベース21,21を相互に接近、離間させてフロントケース部2に対して開閉させる機能を有するもので、固定ねじ31と、この固定ねじ31の締め付け動作、緩め動作によりそのねじ軸J方向に沿って接近、離間する一対の開閉作動部材32,33を備えている。両開閉作動部材32,33は、それぞれ上記クランプベース21の一端側に一体に形成されている。両開閉作動部材32,33間には圧縮ばね34が介装されている。この圧縮ばね34により両開閉作動部材32,33は、相互に離間する方向に付勢されている。
この操作部30を介してハンドル本体部40がクランプ部20に結合されている。操作部30は、クランプ部20のクランプベース21,21を開閉方向に変位させる機能と、当該クランプ部20に対してハンドル本体部40の固定ねじ31のねじ軸J回りの回り止めをする機能を有している。
ハンドル本体部40は、この操作部30から相互に一定の間隔をおいて側方へ延びる一対の支持アーム部43,44を備えている。図1,2において上側の支持アーム部43の基端部43aと同じく上側の開閉作動部材32との間には回り止め部材35が介装されている。また、図1,2において下側の支持アーム部44の基端部44aと同じく下側の開閉作動部材33と間には、回り止め部材36と中間作動部材37が介装されている。
固定ねじ31は、ハンドル本体部40の上下の支持アーム部43,44の基端部43a,44a間に跨って配置されており、上下の回り止め部材35,36、上下の開閉作動部材32,33、及び中間作動部材37の中心を貫通している。この固定ねじ31の頭部31aは、上側の支持アーム部43の基端部43aに設けた凹部43bに挿入されて、そのねじ軸J回りの回り止めがなされている。一方、この固定ねじ31のねじ軸部31bは中間作動部材37から図示下方に突き出されており、この突き出し部分にグリップ38が装着されている。操作グリップ38には固定ナット38aが取り付けられており、この固定ナット38aがねじ軸部31bに締め付けられている。
上下の回り止め部材35,36は中心に挿通孔35a,36aを有する円環形状を有するもので、その両面には回り止め用の噛み合い凸部35b〜35b、36b〜36bが固定ねじ31のねじ軸Jを中心とする周方向に沿って複数設けられている。
上側の支持アーム部43の基端部43aには、支持ボス部43cが設けられている。この支持ボス部43cが上側の回り止め部材35の挿通孔35aに挿入されて、当該回り止め部材35が支持ボス部43aを介して固定ねじ31のねじ軸J回りに回転可能な状態で支持されている。
上側の回り止め部材35の上面側の噛み合い凸部35b〜35bに対向して、上側の支持アーム部43に、噛み合い凸部43d〜43dが支持ボス部43cの周囲に沿って複数設けられている。噛み合い凸部35b〜35bと噛み合い凸部43d〜43dが相互に噛み合うことにより、上側の回り止め部材35がねじ軸J回りに回転不能に固定される。
また、回り止め部材35の下面側の噛み合い凸部35b〜35bに対向して、上側の開閉作動部材32の上面には噛み合い凸部32a〜32aが設けられている。噛み合い凸部35b〜35bと噛み合い凸部32a〜32aが相互に噛み合うことにより、上側の開閉作動部材32ひいてはクランプベース21が上側の回り止め部材35ひいては支持アーム部43に対してねじ軸J回りに回転不能に固定される。
次に、中間作動部材37の上部には、フランジ部37aが設けられている。このフランジ部37aの中心には上方へ突き出す状態で支持ボス部37bが設けられている。この支持ボス部37bを挿通孔36a内に挿入させて下側の回り止め部材36がフランジ部37a上にねじ軸J方向に変位可能かつねじ軸J回りに回転可能に支持されている。支持ボス部37bの周囲であってフランジ部37aの上面には、回り止め部材36の噛み合い凸部36b〜36bに対向して複数の噛み合い凸部37c〜37cが周方向に沿って設けられている。噛み合い凸部36b〜36bと噛み合い凸部37c〜37cが相互に噛み合うことにより、回り止め部材36のねじ軸J回りの回り止めがなさる。
下側の回り止め部材36の上面側の噛み合い凸部36b〜36bに対向して、下側の開閉作動部材33の下面には噛み合い凸部33a〜33aが設けられている。噛み合い凸部36b〜36bと噛み合い凸部33a〜33aが相互に噛み合うことにより、回り止め部材36に対して下側の開閉作動部材33ひいては下側のクランプベース21がねじ軸J回りに回転不能に固定される。
このため、固定ねじ31を大きく緩めて、回り止め部材35,36の噛み合い凸部35b,36bの噛み合いを外すことにより、クランプ部20に対してハンドル本体部40をねじ軸J回りに相対回転させることができ、回転方向の任意の位置で両者回り止め状態で固定することができる。これによれば、手持ち工具1のハンドル取り付け部2に対してハンドル本体部40を前方または手前側に傾斜させた状態で取り付けることができ、この点で当該ハンドルH1の使い勝手が向上する。
中間作動部材37は、下側の支持アーム部44の基端部44aに対していわゆるスプライン嵌合されており、ねじ軸J方向に変位可能である一方、ねじ軸J回りには回転不能に支持されている。
以上の構成から、使用者が操作グリップ38を取り付け方向に回転操作して固定ねじ31のねじ軸部31bに対して固定ナット38aを締め込み方向に回転させると、固定ねじ31の頭部31aと操作グリップ38との間隔が小さくなる結果、中間作動部材37が図1,2において上方へ変位し、従って両開閉作動部材32,33が圧縮ばね34に抗して相互に接近するため両クランプベース21,21が相互に閉じられて、当該ハンドルH1が手持ち工具1のフロントケース部2に固定される。この状態が図1に示されている。
これに対して操作グリップ38を取り外し方向に回転操作して固定ねじ31のねじ軸部31bに対して固定ナット38aを緩める方向に回転させると、固定ねじ31の頭部31aと操作グリップ38との間隔が大きくなる結果、中間作動部材37が図1,2において下方へ変位し、従って下側の開閉作動部材33が圧縮ばね34の付勢力によって下方へ変位して上側の開閉作動部材32から離間し、これにより両クランプベース21,21が相互に開かれて当該ハンドルH1を手持ち工具1のフロントケース部2から取り外し可能となる。この状態が図2に示されている。
このように、操作グリップ38の回転操作により一対の開閉作動部材32,33を相互に接近、離間させ、これにより両クランプベース21,21を相互に開閉させることができる。前記したように両開閉作動部材32,33は操作グリップ38の回転操作に伴う中間作動部材37のねじ軸J方向に沿った変位によりなされる。中間作動部材37は、下側の支持アーム部44の基端部44aに対してねじ軸J方向に移動可能に支持されている。このため、中間作動部材37は、当該支持アーム部44とは独立してねじ軸J方向に移動し、これによりクランプベース21,21が開閉される。
次に、ハンドル本体部40の両支持アーム部43,44は、相互に平行に側方へ延びており、その先端部間に把持部41が掛け渡し状態で固定されている。また、両支持アーム部43,44の基端部間には、補助柱部42が掛け渡し状態で固定されている。補助柱部42は把持部41に対してほぼ平行に配置されている。この補助柱部42によって上下の両支持アーム部43,44は相互に接近する方向に撓まない構成となっている。
把持部41と補助柱部42の全体及び支持アーム部43,44の一部であって把持部41と補助柱部42との間の範囲は、主として滑り止めをなすためのゴム製のカバー45で覆われている。このカバー45によって滑り止めがなされる等把持時の良好な使用感が確保されている。
以上のように構成した第1実施形態のハンドルH1によれば、操作グリップ38を回転させて固定ナット38aを固定ねじ31のねじ軸部31bに締め込み、緩めることにより、両開閉作動部材32,33を相互に接近、離間させることができ、これにより両クランプベース21,21を手持ち工具のフロントケース2に対して挟み込んで固定し、逆に開放して取り外すことができる。両開閉作動部材32,33のうち下側の開閉作動部材33は、操作グリップ38の回転操作に伴う中間作動部材37のねじ軸J方向の移動によってなされる。中間作動部材37は、ハンドル本体部40の支持アーム部44に対してねじ軸J方向に移動可能に支持されている。
このため、中間作動部材37は支持アーム部44とは独立してねじ軸J方向に変位し、従って両開閉作動部材32,33の接近、離間動作は、この中間作動部材37の変位によってなされ、従来のように支持アーム部43(又は44)を撓ませる(変位させる)ことによりなされる構成とはなっていない。
このことから、中間作動部材37のねじ軸J方向の変位量を適切に設定することにより、両開閉作動部材32,33の間隔を従来よりも大きく変化させることができるので、両クランプベース21,21を従来よりも大きく開くことができ、従ってその間に手持ち工具1のフロントケース部2を容易に出し入れすることができるようになるので、従来のように当該ハンドルH1をばらばらに分解することなく当該ハンドルH1を手持ち工具1から簡単に取り外すことができ、逆に簡単に取り付けることができる。
また、支持アーム部43,44の撓みではなく、中間作動部材37の移動距離に基づいてクランプベース21,21を従来よりも大きく開くことができるので、フロントケース部2(取り付け部)前後の抜け止め用の段差が比較的大きな手持ち工具1についても分解することなく簡単かつ迅速に脱着することができ、この点で当該ハンドルH1を取り付け可能なハンドル取り付け部2の段差サイズ(径)について適用可能な範囲を従来よりも広げることができるので当該ハンドルH1の汎用性を高めることができる。また、ハンドル取り付け部2の段差を大きく設定できるため、当該ハンドルH1の手持ち工具1からの不用意な外れを未然に防止することができる。
さらに、従来とは異なって両支持アーム部43,44を撓ませる構成ではないので、当該ハンドルH1の耐久性を高めることができる。
以上説明した第1実施形態には種々変更を加えることができる。図3〜図6には第2実施形態に係るハンドルH2が示されている。この第2実施形態のハンドルH2は、前記第1実施形態のクランプ部20とは異なるクランプ部50を備えている。このクランプ部50は、上下のクランプベース51,51の他端側が相互に分離可能となっている。第1実施形態と同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
両クランプベース51,51の他端側は、留め具57によって分離可能に結合されている。この留め具57は、支軸52を介して下側のクランプベース51の先端に上下に回動操作可能に支持されたレバー53と、このレバー53に支軸54を介して上下に回動可能に支持された係合板55を備えている。係合板55の回動先端部は半円弧状に曲げられて引き掛け部55aが設けられている。この引き掛け部55aは、上側のクランプベース51の先端部に設けた引き掛け軸部56に引き掛けられる。また、係合板55を回動支持する支軸54は、レバー53の回動支点(支軸52)に対して引き掛け軸部56とは反対側に配置されている。
このため、図6に示すようにレバー53を支軸52を中心にしてアンロック方向(図6において反時計回り方向)に回動操作すると、支軸54が支軸52を中心して引き掛け軸部56側へ接近するため、当該引き掛け軸部56から係合板55の引き掛け部55aを外すことができる。係合板55の引き掛け部55aを引き掛け軸部56から外すと、上下のクランプベース51,51の先端部間が分離された状態となる。
一方、第1実施形態と同様、操作グリップ38を取り外し側に回転操作して固定ねじ31のねじ軸部31bに対して固定ナット38aを緩めると、中間作動部材37が下側の支持アーム部44に対して下方へ変位可能となり、その結果両開閉作動部材32,33間のねじ軸J方向の拘束が解かれて両開閉作動部材32,33が圧縮ばね34により相互に離間して両クランプベース51,51の一端側が開かれる。
このように構成した第2実施形態のハンドルH2によっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。すなわち、固定ねじ31の締め付け動作により中間作動部材37が下側の支持アーム部44の基端部44aに対して図示上側へ変位し、これにより両開閉作動部材32,33が相互に接近することにより両クランプベース51,51が閉じられる。逆に、固定ねじ31の緩め動作により中間作動部材37が基端部44aに対して図示下側に変位することにより両開閉作動部材32,33が圧縮ばね34の付勢力によって相互に離間する方向に変位し、これにより両クランプベース51,51が開かれる。
このように操作グリップ38の回転操作による固定ねじ31の締め付け、緩め動作に伴って中間作動部材37がハンドル本体部40の支持アーム部44に対して変位する構成であることから、当該支持アーム部44若しくは支持アーム部43を何ら変形若しくは撓ませることなく両クランプベース51,51を開閉させることができる。このことから、両支持アーム部43,44の変位若しくは撓みとは独立して両クランプベース51,51を従来よりも大きく開閉させることができるようになり、その結果従来のように当該ハンドルH2を分解することなく、簡単な操作で迅速に手持ち工具1から取り外し、逆に取り付けることができる。
特に第2実施形態のハンドルH2によれば、両クランプベース51,51の他端側について、留め具57を解錠することにより相互に分離させることができることから、両クランプベース51,51の開閉代をより大きく設定することができ、これにより手持ち工具1に対する取り付け、取り外しを一層簡易かつ迅速に行うことできるようになるとともに、適用可能なハンドル取り付け部2のサイズについてより汎用性を高めることができる。
次に、図7〜図10には第3実施形態のハンドルH3が示されている。この第3実施形態のハンドルH3は、前記第1及び第2実施形態のハンドルH1,H2とは、クランプ部60及び操作部70が異なっており、フロントケース部2のサイズ(径)の変化についてより広い範囲で対応することができ、この点でさらに汎用性が高められている点に大きな特徴を有している。図では、フロントケース部2のサイズについて比較的大径のものに符号2Lが、比較小径のものに符号2Sが付されて相互に区別されている。なお、同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
クランプ部60は、上下一対のクランプベース61,61を備えている。両クランプベース61,61は長手方向に半円弧形状に湾曲したもので、その一端側(図において左端側)にそれぞれ開閉作動部材62を一体に備えている。両クランプベース61,61は図示するようにフロントケース部2(ハンドル取り付け部)の中心を跨るに足る程度の周方向長さで、前記第1、第2実施形態におけるクランプベース21,51よりも短くなっている。このため、当該クランプ部60のクランプ状態において、両クランプベース61,61の先端部間には比較的大きな間隔が開けられている。
操作部70は、前記第1及び第2実施形態と同様、固定ねじ31と上下の回り止め部材35,36と中間作動部材37と操作グリップ38を備えている。上側の回り止め部材35の下側には上側の傾動支持部材71が配置され、下側の回り止め部材36の上側には下側の傾動支持部材72が配置されている。両傾動支持部材71,72の間にクランプベース61,61の一端側に一体に形成した開閉作動部材62,62が配置されている。
固定ねじ31は、ハンドル本体部40の上下の支持アーム部43,44の基端部43a,44a間に跨って配置されており、上下の回り止め部材35,36、傾動支持部材71,72及び開閉作動部材62,62及び中間作動部材37の中心を貫通している。この固定ねじ31は、第1及び第2実施形態と同様その軸線J回りの回転については固定されている。
図10に示すように上側の開閉作動部材62の上面及び下側の開閉作動部材62の下面にはそれぞれ傾動支持溝部62aが設けられている。両傾動支持溝部62aの底面は、図7〜図9に示すように開口側に凸となる向きに湾曲した円弧面に形成されている。
これに対して、上側の傾動支持部材71の下面と下側の傾動支持部材72の上面には、それぞれ上記傾動支持溝部62aにがたつきなく挿入される幅の傾動支持凸部71a,72aが設けられている。両傾動支持凸部71a,72aの先端面は、それぞれ傾動支持溝部62aの底面の円弧形状に摺接される円弧凹面とされている。このように上下の傾動支持部材71,72の傾動支持凸部71a,72aがそれぞれ上下の開閉作動部材62の傾動支持溝部62a内に支持されていることにより、両クランプベース61,61が相互に大きな角度で開閉されるようになっている。
このため、両開閉作動部材62の、固定ねじ31が挿通される挿通孔62bは、当該両開閉作動部材62,62ひいては両クランプベース61,61の開閉方向(上下方向)の傾動を許容するために、傾動支持部材71,72側に開いた側面視扇形に形成されている。
なお、傾動支持凸部71a,72aがそれぞれ傾動支持溝部62aに対して幅方向(図10において左右方向)にがたつきなく挿入されていることにより、両クランプベース61,61の幅方向(図7〜図9において紙面に直交する方向)への変位若しくは傾きは規制されている。
上側の傾動支持部材71と上側の回り止め部材35との間、下側の傾動支持部材72と下側の回り止め部材36との間は、それぞれ噛み合い凸部71bと噛み合い凸部35bとの噛み合い、噛み合い凸部72bと噛み合い凸部36bとの噛み合いにより、ねじ軸J回りの相対回転が規制されるようになっている。この点は、第1及び第2実施形態と同様である。また、上側の回り止め部材35と上側の支持アーム部43の基端部43aとの間、及び下側の回り止め部材36と中間作動部材37のフランジ部37aとの間は、それぞれ第1及び第2実施形態と同様、噛み合い凸部35bと噛み合い凸部43dとの噛み合い、噛み合い凸部36bと噛み合い凸部37cとの噛み合いにより、ねじ軸J回りの相対回転が規制されるようになっている。
このような操作部70を介してハンドル部40がクランプ部60に支持されている。操作部70の操作グリップ38を回転操作して固定ナット38aを固定ねじ31のねじ軸部31bに対して締め付け方向に回転させると、操作グリップ38を基端部43aとの間の間隔が小さくなる結果、中間作動部材37が下側の基端部44aに対して上方へ変位し、その結果両開閉作動部材62,62が相互に接近する。
両クランプベース61,61は、その開閉作動部材62,62が操作部70の傾動支持部材71,72に対して円弧面の摺接作用を通じてそれぞれ開閉方向に一定の角度範囲で傾動可能に支持され、任意の角度で傾斜した位置において固定ねじ31の締め付け力がねじ軸J方向であって円弧面の円弧中心に向けて作用する。このため、固定ねじ31の締め付けにより両クランプベース61,61は、その間に挟み込んだ手持ち工具1のフロントケース部2のサイズ(径)に合わせて任意の傾斜角度で固定され、両開閉作動部材62,62に対して固定ねじ31の締め付け力が無理な方向(ねじ軸J方向以外の方向)の外力として作用することがない。このことから、第3実施形態のハンドルH3によれば、より幅広いサイズのフロントケース部2(2L又は2S)に対して当該ハンドルH3を取り付けることができ、また両クランプベース61,61を大きく開いて当該ハンドルH3をアッセンブリ状態のまま手持ち工具1に対して楽に取り付け、取り外しすることができる。
以上説明したように、第3実施形態のハンドルH3によれば、従来のように分解することなくアッセンブリ状態のままで操作グリップ38を回転操作して両クランプベース61,61を一層大きく開くことができるので、当該ハンドルH3の手持ち工具1に対する取り付け、取り外しを従来よりも迅速かつ簡単に行うことができる。
また、両クランプベース61,61を大きく開くことができ、かつ任意の開き角度でハンドル取り付け部2を強固に挟み込むことができることから、当該フロントケース部2のサイズについて当該ハンドルH3の汎用性を一層高めることができる。
以上説明した各実施形態にはさらに変更を加えることができる。例えば、図示するようにフロントケース部2に対して紙面向かって(使用者から見て)左側にハンドル本体部40を位置させて取り付けた場合を例示したが、各実施形態に係るハンドルH1、H2、H3は、固定ねじ31を緩めて当該ハンドル全体をフロントケース部2回りに回転させて反対側(図において右側)に位置させた状態に取り付けることができる。ハンドル本体部40を使用者から見て左側だけでなく右側にも位置させることができるので、右利き、左利きのいずれについても当該ハンドル1を利用することができる。なお、ハンドル本体部40をフロントケース部2の図示右側に位置させると、操作グリップ38が上側に位置する。
また、両支持アーム部43,44と開閉作動部材32,33(62,62)間に回り止め部材35,36を介在させて取り付け部20,50,60に対するハンドル本体部40のねじ軸J回りの回り止めをする構成を例示したが、固定ねじ31の締め付けのみで足りる場合、あるいは回り止め手段として他の手段を用いる場合には両回り止め部材35,36を省略してもよい。
各実施形態で例示したハンドルH1,H2,H3は、手持ち工具1の前部付近に取り付けていわゆるサブハンドルとして用いる場合の他、ハンドル後部に取り付けるメインハンドルとしても利用することができる。
また、第1、第2実施形態において、圧縮ばね34は省略してもよい。また、中間作動部材37を基端部44aに対していわゆるスプライン嵌合状態で支持する構成を例示したが、例えばキー結合あるいはその他の支持手段により、当該中間作動部材37を基端部44aに対してねじ軸J回りに回転不能かつねじ軸J方向に移動可能に支持する構成としてもよい。
補助ハンドル部42は省略してもよい。
上下一対の支持アーム部43,44に対して下側の基端部44aに中間作動部材37を設ける構成を例示したが、両方に設ける構成としてもよい。この場合、ハンドル本体部40のねじ軸J方向の位置決め手段を別途設けることが望ましい。
第1実施形態のハンドルの側面図である。本図は、操作グリップを締め込んでクランプベースを閉じた取り付け状態を示している。 第1実施形態のハンドルの側面図である。本図は、操作グリップを緩めてクランプベースを開いた取り外し可能状態を示している。 第2実施形態のハンドルの側面図である。本図は、操作グリップを締め込み、かつ留め具をロックしてクランプベースを閉じた取り付け状態を示している。 図3の(4)矢視図であって、留め具の正面図である。 第2実施形態のハンドルの側面図である。本図は、操作グリップを緩める一方、留め具をロックした状態を示している。 第2実施形態のハンドルの側面図である。本図は、操作グリップを緩め、かつ留め具をアンロックしてクランプベースを開いた取り外し可能状態を示している。 第3実施形態のハンドルの側面図である。本図は、操作グリップを緩めてクランプベースを開いた取り外し可能状態を示している。 第3実施形態のハンドルの側面図である。本図は、操作グリップを締め込んでクランプベース間に比較的サイズの大きなハンドル取り付け部を挟み込んだ状態を示している。 第3実施形態のハンドルの側面図である。本図は、操作グリップを締め込んで両クランプベース間に比較的サイズの小さなハンドル取り付け部を挟み込んだ状態を示している。 図7の(10)-(10)線断面矢視図であって、操作部の縦断面図である。 従来のハンドルを取り付けた回転工具の斜視図であって、特許文献1の図1を援用した図である。
符号の説明
1…手持ち工具
2…フロントケース部(ハンドル取り付け部)
10…サブハンドル(従来)
11…クランプ部、11a…クランプベース
12…操作部
13…把持部
14,15…支持アーム部
H1…ハンドル(第1実施形態)
20…クランプ部
21…クランプベース
30…操作部
31…固定ねじ
J…ねじ軸
32,33…開閉作動部材
35,36…回り止め部材
37…中間作動部材
38…操作グリップ
40…ハンドル本体部
41…把持部
42…補助把持部
43,44…支持アーム部、43a,44a…基端部
H2…ハンドル(第2実施形態)
50…クランプ部
51…クランプベース
57…留め具
H3…ハンドル(第3実施形態)
60…クランプ部
61…クランプベース
62…開閉作動部材、62a…傾動支持溝部
70…操作部
71,72…傾動支持部材

Claims (5)

  1. 手持ち工具のハンドル取り付け部を両側から挟んで固定する一対のクランプベースと、該両クランプベースを前記ハンドル取り付け部に対して開閉操作するための操作部と、使用者が把持するハンドル本体部を備えたハンドルであって、
    前記ハンドル本体部は、前記操作部から側方へ延びる一対の支持アーム部と、該両支持アーム部間に固定された把持部を備え、
    前記操作部は、前記支持アーム部の変位とは独立して前記両クランプベースを前記ハンドル取り付け部に対して開閉可能な構成としたハンドル。
  2. 請求項1記載のハンドルであって、前記操作部は、固定ねじと、前記支持アーム部の少なくとも一方の基端部に対して該固定ねじのねじ軸方向に変位可能な中間作動部材を備え、前記固定ねじの締め付け若しくは緩め動作により該中間作動部材を前記支持アーム部に対して前記ねじ軸方向に変位させて前記両クランプベースを前記ハンドル取り付け部に対して開閉させる構成としたハンドル。
  3. 請求項2記載のハンドルであって、前記操作部は、前記支持アーム部に対してそれぞれ前記固定ねじのねじ軸方向に変位して相互に接近離間可能な二つの開閉作動部材を備え、該両開閉作動部材はそれぞれ前記クランプベースの一端側に設けられており、該両クランプベースの他端側は留め具を介して相互に結合、分離可能に設けられており、前記留め具を施錠し、かつ前記固定ねじの締め付け動作により前記両開閉作動部材を相互に接近させて前記両クランプベースを手持ち工具のハンドル取り付け部に対して閉じる一方、前記固定ねじの緩め動作により前記両開閉作動部材を相互に離間させ、かつ前記留め具を解錠して前記両クランプベースを手持ち工具のハンドル取り付け部に対して開放する構成としたハンドル。
  4. 請求項2記載のハンドルであって、前記操作部は、前記支持アーム部に対してそれぞれ前記固定ねじのねじ軸方向に変位して相互に接近離間可能な二つの開閉作動部材を備え、該両開閉作動部材に対してそれぞれ前記クランプベースの一端側に設けた円弧摺接部を開閉方向に傾動可能な状態で摺接させ、
    前記固定ねじの締め付け動作に伴う前記中間作動部材の変位により前記両開閉作動部材を相互に接近させて前記両クランプベースを閉じ方向に傾動させる一方、前記固定ねじの緩め動作に伴う前記中間作動部材の変位により前記両開閉作動部材を相互に離間させて前記両クランプベースを開き方向に傾動させる構成としたハンドル。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載したハンドルであって、両支持アーム部の基端部間に補強柱部が掛け渡し状態に固定され、かつ該両支持アーム部の先端部間に前記把持部が掛け渡し状態に固定されて該両支持アーム部間の間隔が固定されたハンドル。

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