JP5937224B2 - 電動トリマ - Google Patents

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Description

本発明は、電動トリマに係り、特に、ベースの任意の位置でトリマ本体を固定する際に用いられる固定解除機構を改良した電動トリマに関するものである。
一般に、被切削材に対して溝加工又はエッジ部の面取り加工を施す場合には、電動トリマと呼ばれる電動工具が使用されている。この種の電動トリマは、例えば、駆動モータが収納されるトリマ本体と、トリマ本体に着脱自在であるとともに駆動モータによって回転駆動されるビットと、トリマ本体を軸方向でスライド移動自在に把持するベースとを有して構成されている。ベースは、電動トリマの基準となる部材である。また、ベースの上端位置には、当該上端位置での回転運動のみを許容されるリングが配置されている。リングの内周面には、ねじ山又はねじ溝が形成されており、一方、トリマ本体の外周面には、リングのねじ山又はねじ溝と螺合するねじ溝又はねじ山が形成されている。リングとトリマ本体は螺合しているので、リングを回転させると、その回転運動に応じてトリマ本体がベースの軸方向でスライド移動し、ベースに対するビットの位置調整が行われる。
上述した基本構成を有する従来の電動トリマによれば、駆動モータを回転させることによってビットが回転し、これによって被切削材に溝加工又はエッジ部の面取り加工を行うことができる。また、トリマ本体をベースに対して軸方向にスライド移動させ、ビットの切込み深さを調整することができるので、所望の深さの溝加工を容易に行なうことが可能となっている。
ところで、ベースの任意の位置でトリマ本体を固定するためには、固定解除機構の設置が必須である。例えば、下記特許文献1には、トリマ本体(特許文献1では、「筒状ハウジング」と記されている。)を取り囲むベースにレバー式の固定解除機構を設けた実施例が記載されている。
特開2005−305683号公報
しかしながら、上掲した特許文献1に記載された実施例に代表される従来の固定解除機構は、電動トリマと比較すると非常に大きな外形を有するものであり、電動トリマの操作性を悪化させるものであった。特に、電動トリマは、その用途から胴体部を作業者が把持して操作することが多いため、大型のレバー式固定解除機構は、操作の大きな妨げになるものであった。
また、特許文献1に記載されたレバー式の固定解除機構は、レバーの操作角度が非常に大きいため、このような構成も操作性を悪化させる要因となっていた。
さらに、特許文献1に記載されたレバー式の固定解除機構が解除状態のときには、レバーは胴体部から飛び出した状態となるため、例えば、落下等によってレバーの先端部に強い力が加わると、レバーが容易に破損してしまうといった虞が存在していた。
またさらに、特許文献1に記載された固定解除機構は、カム機構を採用したものであったが、このカム機構は、レバーと一体に形成されるものであった。したがって、仮にカム機構に摩耗が発生した場合には、レバーごと交換しなければならないという不具合が存在していた。つまり、従来技術に係る電動トリマに対しては、メンテナンス等のランニングコストを低減させるための改良が望まれていた。
本発明は、上述した従来技術に存在する種々の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、ベースの任意の位置でトリマ本体を固定するために用いられる固定解除機構について改良を図ることで、コンパクト化の実現により操作性を向上させるとともに、外部からの衝撃に強く、メンテナンス性にも優れた新たな固定解除機構を備えた電動トリマを提供することにある。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係る電動トリマ(10)は、基準となるベース(20)と、前記ベース(20)の軸方向でのスライド移動が自在とされるトリマ本体(40)と、を備え、前記ベース(20)は、軸方向に延びて開口するスリット(21c)を備えるとともに、前記スリット(21c)の両端縁部(21a,21b)に跨って配置される固定解除機構(50)を備え、前記固定解除機構(50)を操作して前記スリット(21c)の両端縁部(21a,21b)間の距離を減ずることで、前記ベース(20)による前記トリマ本体(40)のクランプを行う電動トリマ(10)であって、前記固定解除機構(50)は、三つの支点(51a,51b,51c(81c))と二本のリンク(52a(82a),52b)との組み合わせで構成されるトグル機構として形成されるとともに、前記ベース(20)の外周面に沿った形状を有して構成されており、前記固定解除機構(50)は、前記スリット(21c)の両端縁部の一端縁部(21a)側に設置される第一支点部(51a)と、前記第一支点部(51a)に対して傾動自在に設置される操作レバーとしての第一リンク部(52a(82a))と、前記スリット(21c)の両端縁部の他端縁部(21b)側に設置される第二支点部(51b)と、前記第二支点部(51b)に対して傾動自在に設置される第二リンク部(52b)と、前記第一リンク部(52a(82a))と前記第二リンク部(52b)とを傾動自在な状態でリンク接続する第三支点部(51c(81c))と、を備え、前記固定解除機構(50)の解除状態においては前記第三支点部(51c(81c))が前記ベース(20)から最も離れた位置に配置可能であり、前記第一リンク部(52a(82a))を前記ベース(20)に近付けるように傾動させ、前記第一支点部(51a)から前記第二支点部(51b)を通る直線の延長線上に前記第三支点部(51c(81c))が到達したときに、前記固定解除機構(50)の解除状態から固定状態に移行するデッドポイントを迎え、前記デッドポイントの状態からさらに、前記第一リンク部(52a(82a))を前記ベース(20)に近付けるように傾動させることで、前記固定解除機構(50)の固定状態に移行するように構成されており、前記第一支点部(51a)と前記第三支点部(51c(81c))との相対距離を調整するための調整機構(55(85))を有しており、前記調整機構(55(85))は、前記第一リンク部(52a(82a))に設置される調整ねじ(55(85))を備え、前記第一リンク部(52a(82a))に対して前記調整ねじ(55(85))をねじ込むことで、前記第一支点部(51a)と前記第三支点部(51c(81c))との相対距離を減ずるように構成されており、前記第一支点部(51a)と前記第三支点部(51c(81c))との相対距離が減ずることで、前記固定状態における前記第一支点部(51a)と前記第二支点部(51b)との相対距離が減ずるように構成されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る電動トリマ(10)では、前記固定解除機構(50)を固定状態にしたときに、前記ベース(20)と前記第一リンク部(52a(82a))又は前記第二リンク部(52b)との接触による衝撃音が発生するように構成することができる。
さらに、本発明に係る電動トリマ(10)では、操作レバーとしての前記第一リンク部(52a(82a))の表面に対し、操作箇所を示す目印であるとともに滑り止めとして機能する凸形状(56)又は凹形状を形成することができる。
本発明によれば、コンパクト化を図ることで操作性を向上させるとともに、外部からの衝撃に強く、メンテナンス性にも優れた新たな固定解除機構を備えた電動トリマを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る電動トリマの外観斜視図である。 図2は、本実施形態に係る電動トリマの外観正面図である。 図3は、本実施形態に係る電動トリマの主要な構成部材を分解して示した分解斜視図である。 図4は、図2中のA−A断面線の箇所を示した横断面図であり、特に、固定解除機構の解除状態を示している。 図5は、図2中のA−A断面線の箇所を示した横断面図であり、特に、固定解除機構の解除状態から固定状態に移行するデッドポイントの状態を示している。 図6は、図2中のA−A断面線の箇所を示した横断面図であり、特に、固定解除機構の固定状態を示している。 図7は、本発明に係る電動トリマが取り得る多様な変形形態の一例を示す図である。 図8は、本発明に係る電動トリマが取り得る多様な変形形態の一例を示す図である。 図9は、本発明に係る電動トリマが取り得る多様な変形形態の一例を示す図である。 図10は、本発明に係る電動トリマが取り得る多様な変形形態の一例を示す図である。 図11は、本発明に係る電動トリマが取り得る多様な変形形態の一例を示す図である。 図12は、本発明に係る電動トリマが取り得る多様な変形形態の一例を示す図である。 図13は、本発明に係る電動トリマが取り得る多様な変形形態の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、図1〜図6を用いて、本実施形態に係る電動トリマの全体概略構成について説明を行う。ここで、図1は、本実施形態に係る電動トリマの外観斜視図であり、図2は、本実施形態に係る電動トリマの外観正面図であり、図3は、本実施形態に係る電動トリマの主要な構成部材を分解して示した分解斜視図である。また、図4〜図6は、図2中のA−A断面線の箇所を示した横断面図であり、特に、図4が後述する固定解除機構の解除状態を示しており、図5が固定解除機構の解除状態から固定状態に移行するデッドポイントの状態を示しており、図6が固定解除機構の固定状態を示している。
図1〜図3にて示されるように、本実施形態に係る電動トリマ10は、主として、基準となるベース20と、ベース20の上端位置に配置され、上端位置での回転運動のみを許容されるリング30と、リング30の内周面に形成されたねじ山30aと螺合するねじ溝40aを外周面に備えることで、リング30の回転運動に応じてベース20の軸方向でのスライド移動が自在とされるトリマ本体40とを有して構成されている。
ベース20は、被切削材に載置して用いることで電動トリマ10の基準となる部材であり、トリマ本体40を軸方向(例えば、図1〜図3における紙面の上下方向)でスライド移動自在に抱持する部材である。ベース20の上方には、トリマ本体40を抱持するように把持部21が形成されている。この把持部21は、略円筒形の一部が縦方向に開いたスリット21cを有しており、図4〜図6において特に示されるように、横断面が略C字形にて形成されている。すなわち、把持部21は、周方向において所定の間隔で向き合う端縁部21a、21bを有しており、これら端縁部21a、21bの間隔を調整することで横断面略C字形をした把持部21の内周面の径が変化し、把持部21が抱持するトリマ本体40に対する固定保持力(クランプ力)が変化するように構成されている。
また、ベース20の下方には、把持部21に続いて垂直方向に延びる胴体部22と、胴体部22のさらに下方にて水平方向に延びる平板状のベースプレート23とが形成されている。胴体部22の前面側には、加工時にビット周辺を目視するために周面に沿って開かれた窓22aが形成されている。一方、ベースプレート23の周縁は、把持部21の外周より半径方向外側に張り出しており、電動トリマ10を起立状態に保つことができるようになっている。また、ベースプレート23の中央部には、ビットが挿通するための開口部(不図示)が形成されている。
リング30は、ベース20の上端位置に配置されており、また、リング30の外周面には、全周に渡って形成される一条の溝31が形成されている。この溝31には、ベース20の上方に設置された2つの傾動爪24の爪先が嵌め込んであるので、リング30はベース20の上端位置で回転運動のみを許容された状態で設置されている。
そして、リング30の内周面には、螺旋状のねじ山30aが形成されており(図3参照)、一方、トリマ本体40の外周面には、ねじ山30aのリード角に対応した螺旋状のねじ溝40aが形成されている(図1〜図3参照)。これらリング30内周面のねじ山30aとトリマ本体40外周面のねじ溝40aとは、螺合して設置されている。また、特に図示はしないが、トリマ本体40には、ベース20に対して回転方向の動作をしないように回転運動を規制する機構が設けられている。したがって、リング30をベース20の上端位置で回転させると、トリマ本体40はリング30の回転運動に応じてベース20の軸方向でのスライド移動を行うこととなる。リング30には、その外周面に目盛りが刻まれており、ユーザーがその目盛りに基づいてリング30の回転量を調整することで、ベース20に対するトリマ本体40の軸方向(すなわち、上下方向)でのスライド移動量を調整することが可能となっている。かかる機構を利用することで、ベースプレート23の下面から突出する不図示のビットの突出量を調整することができるので、被切削材に対して所望の加工を施すことが可能となる。なお、ビットの突出量を調整する機構は、上述の方式以外にも、例えば、ラックアンドピニオンによる方式やローラによる方式など種々の方式を採用することができる。
なお、横断面視において略C字形にて形成された把持部21には、端縁部21a、21bに跨って配置される固定解除機構50が設置されている。そして、固定解除機構50を操作してスリット21cの両端縁部21a,21b間の距離を減ずることで、ベース20によるトリマ本体40のクランプを行うことができるようになっている。そこで、次に、本実施形態に係る固定解除機構50についての説明を行う。
本実施形態に係る固定解除機構50について、図4を参照すると、本実施形態に係る固定解除機構50は、ベースの外周面に沿った形状を有して構成されていることが分かる。つまり、固定解除機構50は、非常にコンパクトに形成されているので、電動トリマ10の操作性向上に寄与する外郭形状を有しているということができる。
また、本実施形態に係る固定解除機構50は、三つの支点51a,51b,51cと二本のリンク52a,52bとの組み合わせで構成されるトグル機構として形成されている。かかるトグル機構としての固定解除機構50をより具体的に説明すると、本実施形態に係る固定解除機構50は、スリット21cの両端縁部の一端縁部21a側に設置される第一支点部51aと、第一支点部51aに対して傾動自在に設置される第一リンク部52aと、スリット21cの両端縁部の他端縁部21b側に設置される第二支点部51bと、第二支点部51bに対して傾動自在に設置される第二リンク部52bと、第一リンク部52aと第二リンク部52bとを傾動自在な状態でリンク接続する第三支点部51cと、を備えて構成されている。
本実施形態では、第一リンク部52aが操作レバーとして構成され、一方、第二リンク部52bがクランプリンクとして構成されている。また、第一支点部51aは、把持部21における一端縁部21aの近傍に固定設置される固定軸として構成されるとともに、第二支点部51bは、把持部21における他端縁部21bの近傍に固定設置される固定軸として構成されている。さらに、第三支点部51cは、第一リンク部52aの先端部近傍に固定設置される固定軸として構成されている。
そして、第一支点部51aと接続する第一リンク部52aの接続孔と、第二支点部51b及び第三支点部51cと接続する第二リンク部52bの接続孔とは、長孔で形成されており、これら長孔の寸法を調整して設計することで、操作レバーとしての第一リンク部52aの操作角度量を調整することが可能となっている。
続いて、本実施形態に係る固定解除機構50の動作と機能を説明する。
図4に示すように、固定解除機構50の解除状態においては、第三支点部51cがベース20から最も離れた位置に配置されており、スリット21cの寸法、すなわちスリット21cの両端縁部21a,21b間の距離は、初期状態のままとなっており、把持部21によるトリマ本体40の固定把持は実施されない状態となっている。
図4で示す解除状態から、操作レバーとしての第一リンク部52aをベース20側に近付けるように傾動させると、図5で示すように、第一支点部51aと第二支点部51bとを結ぶ二点鎖線からなる直線の延長線α上に第三支点部51cが到達する状態が発生する。この図5で示される状態は、固定解除機構50の解除状態から固定状態に移行する境界であるデッドポイントの状態となっている。
そして、図5で示すデッドポイントの状態からさらに、操作レバーとしての第一リンク部52aをベース20側に近付けるように傾動させると、デッドポイントを乗り越えた第三支点部51cがさらにベース20側に近付き、固定解除機構50の固定状態に移行することとなる。すなわち、固定解除機構50が図6で示す状態に移行すると、第一支点部51aと第二支点部51bとの距離が初期状態における距離と比して減少することで、スリット21cの寸法、すなわちスリット21cの両端縁部21a,21b間の距離は減少し、把持部21によるトリマ本体40の固定把持が実施されるので、ベース20に対するトリマ本体40の固定状態が実現されることとなる。また、図6で示す状態においては、第三支点部51cがデッドポイントの位置を完全に乗り越えているので、固定解除機構50は安定して図6で示す状態を維持できることとなる。
なお、図6で示す固定解除機構50の固定状態を解除するには、操作レバーとしての第一リンク部52aをベース20側から遠ざけるように傾動させればよく、第三支点部51cがデッドポイントの位置を完全に乗り越えて、再び図4に示すような第三支点部51cがベース20から離れた位置に配置されることで、固定解除機構50の解除状態が実現することとなる。
以上、本実施形態に係る固定解除機構50の主要構成を説明したが、この固定解除機構50については、さらに優位な特徴を備えている。
まず、本実施形態に係る固定解除機構50において、操作レバーとしての第一リンク部52aには、調整機構としての調整ねじ55が設置されている。この調整ねじ55は、操作レバーとしての第一リンク部52aに対するねじ込み量を調整することで、第一リンク部52aと第一支点部51aとの位置関係を調整できるように構成されている。その結果、第三支点部51cに対する第一支点部51aの相対距離を調整することができるので、固定状態における第一支点部51aと第二支点部51bとの距離が調整できることになり、よって、固定状態におけるスリット21cの両端縁部21a,21b間の距離を調整して把持部21の本体部40に対する固定保持力(クランプ力)の調整を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、固定解除機構50を固定状態にしたときに、ベース20と第一リンク部52aとが接触し、衝撃音が発生するように構成されている。このような衝撃音を意図的に発生させることにより、操作者は、固定解除機構50によるトリマ本体40の確実な固定状態を把握することができる。なお、このような衝撃音を発生させても、その衝撃力は軽微なものであるため、電動トリマ10に対する不具合が生じることはない。
さらに、本実施形態では、操作レバーとしての第一リンク部52aの表面に対し、操作箇所を示す目印であるとともに滑り止めとして機能する凸形状56を形成している。本実施形態に係る固定解除機構50は、非常にコンパクトに形成されるとともに、従来にはない斬新な外郭形状を有しているので、この固定解除機構50を初めて操作する操作者にとっては、操作レバーとしての第一リンク部52aのどの箇所を操作すればよいか分からない可能性がある。そこで、本実施形態では、第一リンク部52aの表面に対して凸形状56を形成することとした。かかる凸形状56の存在によって、この機構を初めて操作する操作者であっても、容易に操作箇所を把握することが可能である。つまり、本実施形態に係る電動トリマ10は、非常に操作性の高い電動工具であるということができる。
なお、本実施形態に係る固定解除機構50には、従来技術のようなカム機構が存在せず、固定軸と長孔との係合によりトグル機構が形成されたものなので、摩耗が発生し難いという有利な効果を発揮できる。また、固定解除機構50を構成する部品は個別に取り換えることができるので、メンテナンス性にも優れている。例えば、調整機構としての調整ねじ55が摩耗した場合であっても、調整ねじ55のみを交換すれば修理が完了する。このことは、三つの支点51a,51b,51cと二本のリンク52a,52bについても同様である。以上から、本実施形態によれば、コンパクト化の実現により操作性を向上させるとともに、外部からの衝撃に強く、メンテナンス性にも優れた新たな固定解除機構を備えた電動トリマを提供することが可能となっている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、操作レバーとしての第一リンク部52aと、一端縁部21a側に設置される第一支点部51aとは、第一リンク部52aに形成された長孔によって接続されていたが、本発明では、その他の接続手段を採用することができる。具体的には、図7で示すように、第一リンク部に対してフック形状70aを形成するとともに、第一支点部についても前記フック形状72aと係合可能なフック形状70bとすることで、上述した実施形態と同様の固定解除機構70を実現することができる。
また、上述した実施形態では、調整機構としての調整ねじ55を操作レバーとしての第一リンク部52aにおける第一支点部51aとの接続箇所に対して設置した場合が例示されていた。しかしながら、本発明に係る調整機構の設置箇所については、上述した実施形態の場合に限られるものではない。例えば、図8に示すように、第一リンク部82aにおける第三支点部81cとの接続箇所に対して、調整ねじ85を設置してもよい。
また、上述した実施形態では、解除状態において操作レバーとしての第一リンク部52aは拘束を受けず、自由な状態となっていた。したがって、解除状態での第一リンク部52aは、電動トリマ10が外力を受けると自由状態可能な範囲においてガタ付きを生じることが考えられる。そこで、例えば図9で示すように、第二支点部91bの位置にトーションバネ95を設置し、把持部21と第二リンク部92bとの間にバネ力を常時負荷することで、解除状態における第一リンク部92aの位置が一定となる。このとき、第二リンク部92bは、第二支点部91bを回動中心として回動する棒状部材とし、第一リンク部92aの先端に形成された係止穴93に係止されることで、固定状態を実現するように構成することができる(図9中の分図(a)から分図(b)の状態参照。)。また、解除状態における第一リンク部92aの位置を規定するために、第一リンク部92aの後端には、回り止め形状96を形成することが好適である。これらの構成を備えることで、上述した実施形態と同様の固定解除機構90を実現することができるとともに、解除状態での第一リンク部92aのガタ付きの解消も可能となる。
なお、図9で示したトーションバネ95については、図10で示すようなコイルバネ105を採用することも可能である。図10で例示するコイルバネ105であっても、図9で例示した変形例と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、操作レバーとしての第一リンク部に対する弾性力の付与は、図9及び図10で示すようなトーションバネ95やコイルバネ105といったバネ部材単体を付加する手法に限られるものではない。例えば、図11に示すように、第二リンク部112b自体を弾性体とすることで、第二リンク部と弾性体とを一部材で構成することも可能である。図11で示す構成であっても、図9及び図10で示した変形例と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、上述した実施形態では、把持部21が抱持するトリマ本体40に対する固定保持力(クランプ力)の調整については、固定解除機構50のみを用いるものであった。しかしながら、把持部21とトリマ本体40との固定保持力(クランプ力)の調整については、固定解除機構50単体を用いる他に、固定解除機構50を補助する機構を設けることも可能である。例えば、図12に示すように、把持部21に対して調整用のねじ121を設置し、このねじ121の把持部21に対するねじ込み量を調整することで、把持部21とトリマ本体40との位置関係を直接的に調整することができる。このような調整用のねじ121を補助的に用いることで、把持部21とトリマ本体40との固定保持力(クランプ力)の調整を好適に行うことが可能となる。
さらに、上述した実施形態では、第一リンク部52aが操作レバーとして構成される一方、第二リンク部52bがクランプリンクとして構成されている場合が例示されていた。しかしながら、本発明においては、例えば図13で例示するように、第二リンク部132bを操作レバーとして構成する一方、第一リンク部132aをクランプリンクとして構成することも可能である。図13で例示する変形例の場合、第三支点部131cを第二リンク部132bの側に形成し、第三支点部131cと接続する長孔を第一リンク部132aの側に形成することで、上記構成を実現している。つまり、本発明では、三つの支点と二本のリンクの位置関係は変更することなく、第一リンク部と第二リンク部の形状を工夫するだけで、上述した実施形態と同様の作用効果を得ながらもあらゆる変形形態を採用することができることを、図13で示す変形例が証明している。
また、上述した実施形態では、操作レバーとしての第一リンク部52aの表面に対し、操作箇所を示す目印であるとともに滑り止めとして機能する凸形状56を形成した場合を例示した。しかしながら、この凸形状56については、同様の作用効果を得られるものであれば他の形状を採用してもよい。例えば、凹形状を形成しても、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、図1〜図6で示した本実施形態、及び図7〜図13で例示した変形例については、各図面で特徴的な箇所のみを説明し、特に、変形例に関しては、先に説明した部材と同一又は類似する部材については、説明を省略した。
また、本発明の範囲は各図面に描かれた形態のみに限定されるものではなく、本発明は、上述した形態例のあらゆる組み合わせを包含するものである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
10 電動トリマ、20 ベース、21 把持部、21a,21b 端縁部、21c スリット、22 胴体部、22a 窓、23 ベースプレート、24 傾動爪、30 リング、30a ねじ山、31 溝、40 トリマ本体、40a ねじ溝、50,70,90 固定解除機構、51a 第一支点部、51b,91b 第二支点部、51c,81c,131c 第三支点部、52a,82a,92a,132a 第一リンク部、52b,92b,112b,132b 第二リンク部、55,85 調整ねじ、56 凸形状、70a,70b フック形状、93 係止穴、95 トーションバネ、96 回り止め形状、105 コイルバネ、121 ねじ。

Claims (3)

  1. 基準となるベースと、前記ベースの軸方向でのスライド移動が自在とされるトリマ本体と、
    を備え、
    前記ベースは、軸方向に延びて開口するスリットを備えるとともに、前記スリットの両端縁部に跨って配置される固定解除機構を備え、
    前記固定解除機構を操作して前記スリットの両端縁部間の距離を減ずることで、前記ベースによる前記トリマ本体のクランプを行う電動トリマであって、
    前記固定解除機構は、三つの支点と二本のリンクとの組み合わせで構成されるトグル機構として形成されるとともに、前記ベースの外周面に沿った形状を有して構成されており、
    前記固定解除機構は、
    前記スリットの両端縁部の一端縁部側に設置される第一支点部と、
    前記第一支点部に対して傾動自在に設置される操作レバーとしての第一リンク部と、
    前記スリットの両端縁部の他端縁部側に設置される第二支点部と、
    前記第二支点部に対して傾動自在に設置される第二リンク部と、
    前記第一リンク部と前記第二リンク部とを傾動自在な状態でリンク接続する第三支点部と、
    を備え、
    前記固定解除機構の解除状態においては前記第三支点部が前記ベースから最も離れた位置に配置可能であり、
    前記第一リンク部を前記ベースに近付けるように傾動させ、前記第一支点部から前記第二支点部を通る直線の延長線上に前記第三支点部が到達したときに、前記固定解除機構の解除状態から固定状態に移行するデッドポイントを迎え、
    前記デッドポイントの状態からさらに、前記第一リンク部を前記ベースに近付けるように傾動させることで、前記固定解除機構の固定状態に移行するように構成されており、
    前記第一支点部と前記第三支点部との相対距離を調整するための調整機構を有しており、
    前記調整機構は、前記第一リンク部に設置される調整ねじを備え、前記第一リンク部に対して前記調整ねじをねじ込むことで、前記第一支点部と前記第三支点部との相対距離を減ずるように構成されており、
    前記第一支点部と前記第三支点部との相対距離が減ずることで、前記固定状態における前記第一支点部と前記第二支点部との相対距離が減ずるように構成されていることを特徴とする電動トリマ。
  2. 請求項に記載の電動トリマにおいて、
    前記固定解除機構を固定状態にしたときに、前記ベースと前記第一リンク部又は前記第二リンク部との接触による衝撃音が発生するように構成されることを特徴とする電動トリマ。
  3. 請求項1又は2に記載の電動トリマにおいて
    作レバーとしての前記第一リンク部の表面に対し、操作箇所を示す目印であるとともに滑り止めとして機能する凸形状又は凹形状が形成されることを特徴とする電動トリマ。
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