JP6308391B2 - 切断機 - Google Patents

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Description

本発明は切断機に関し、特に切断刃突出量の調整を可能とした切断機に関する。
従来の切断機として、ベースと、ベースの上面に設けられた回動軸と、回動軸を中心に回動可能なハウジングと、ベースの上面に設けられ、ラックを形成した長孔を備えたリンク部と、ハウジングに連結され、リンク部の長孔の内部を移動可能で、ラックと噛合可能なピニオンとを備えることにより、ハウジングの回動角度と切断刃のベースからの突出量を調整可能な切断機が知られている(特許文献1)。
特開2014−28490号公報
しかしながら、従来の切断機では幅の狭い長孔の中をピニオンが移動する際、ラックとの干渉を回避することが困難であり、ハウジングを回動する際の操作性に困難があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、小型で、簡易な構成によって、ベースに対するハウジングの回動操作と切断刃の突出量とを容易で正確に調整可能な切断機を提供するものである。
本発明は、モータと、該モータの回転により回転し切断刃が着脱可能に取付られる出力軸と、該モータを支持するハウジングと、該ハウジングに設けられ、該切断刃を覆うソーカバーと、該ハウジングと回動軸を中心に回動可能に接続され、該ハウジングと対向する対向面とは反対側の面から該切断刃を突出可能なベースと、該ベースと連結されたリンク部と、該ソーカバーに接続され、該リンク部の該回動軸の半径方向外方の係止側面に当接して該リンク部を係止位置で係止可能に構成され、該リンク部に対する該係止位置を調整することにより、該ハウジングの該ベースに対する回動位置と該切断刃の該ベースからの突出量とを調整可能とするリンク係止機構と、を有し、該リンク係止機構は、該係止側面と当接することにより該リンク部に該リンク係止機構を係止可能とする回転部材と、該回転部材を該リンク部に対して当接離間可能とする調整器を有し、該回転部材が回転することにより該係止位置を変更可能であることを特徴とする切断機を提供する。
上記構成によれば、ベースに対するハウジングの回動角度及び切断刃の突出量を容易に調節可能である。特に、リンク部の係止側面にリンク係止機構が配置されることで、リンク部へのアクセスが容易となり、外側から調整作業を行うことができる。リンク部の内部にリンク係止機構が配置された場合に比較して容易に調整作業を進めることが出来る。また、リンク部の外側にリンク係止機構が係止するため、リンク部の内部に係止される場合に比較し、簡易な構成によって切断刃の調整機能を実現することが可能となる。
該リンク係止機構は、該係止側面と当接することにより該リンク部に該リンク係止機構を係止可能とする回転部材を有し、該回転部材が回転することにより該係止位置を調整可能であることが好ましい。
上記構成によれば、回転部材を回転させて係止位置及び切断刃の突出量を調整可能であることにより、簡易な部材によって、ハウジングの回動位置及び切断刃の突出量調整が可能となる。また、回転部材を回転させて係止位置及び切断刃の突出量を調整可能であることにより、重量物であるハウジングを直接持ち上げるなどして調整作業を行う場合と比較して、少ない力で調整作業を行うことが可能となる。そのため、容易で精密な調整作業が可能となる。
該回転部材の少なくとも一部は、該出力軸の軸方向から見て該ソーカバーに対して該出力軸の半径方向外方に位置することが好ましい。
上記構成によれば、出力軸の半径方向外方に回転部材が位置することで、切断刃から一定程度の距離を置いた箇所で切断刃突出量の調整作業を行うことが出来る。そのため、切断刃や駆動機構などの部材が入り組んだ箇所での作業を避けることが出来るため、容易な調整作業が可能となる。また、回動軸及びハウジングから十分距離を置いた箇所を支持点として係止及び係止位置調整を行うため、小さな力でハウジングを支持することが可能となり、調整作業及び係止作業が容易となる。
該リンク係止機構は、該回転部材を該リンク部に対して当接離間可能に移動させることを可能とする調整器をさらに有し、該回転部材は、該出力軸の軸方向において、該調整器と該ソーカバーとの間に位置することが好ましい。
上記構成によれば、調整器を用いて回転部材をリンク部に当接離間可能とすることで、例えば切断作業中は回転部材をリンク部から離間した状態を維持することが出来る。これにより、ユーザが意図しない係止位置の変更を防ぐことが出来る。このため、切断作業の精度維持や、切断刃突出量の調整精度維持が可能である。また、回転部材が調整器とソーカバーの間にあることで、部材が入り組んだ配置構成となることを避けることできる。そのため、調整作業を容易に行うことができる。
該ベースは、該回動軸に直交する方向に延びる傾斜軸であって、該傾斜軸の軸心を中心として該ハウジングが該ベースに対して傾斜することが可能なように該ハウジングを保持する傾斜軸と、該ハウジングの該ベースに対する傾斜を調整可能に該ハウジングを保持する保持部と、をさらに有し、該回転部材は、該出力軸の軸方向において、該保持部と該ソーカバーとの間に位置することが好ましい。
上記構成によれば、傾斜を調整する保持部とソーカバーとの間に回転部材が配置されることで、切断刃や駆動機構などの部材が入り組んだ箇所での切断刃突出量の調整作業を避けることが出来る。そのため、容易な調整作業が可能となる。また、保持部とソーカバーとの間に回転部材を配置させることで、スペースを取らない部品配置とすることが出来る。そのため、切断機の小型化を図ることが出来る。
該回転部材の外周部は樹脂から成ることが好ましい。
上記構成によれば、回転部材の外周部を樹脂とすることによって、樹脂とリンク部との摩擦を利用して係止することができ、ハウジングの係止及び切断刃の突出量の調整を容易で確実に行うことが出来る。このため、ユーザが意図しない係止位置の変更を防ぐことが出来る。
該回転部材は歯車であり、該リンク部は、該係止側面において該回転部材と噛合可能な歯面を形成することが好ましい。
上記構成によれば、回転部材として歯車を用いてリンク部と噛合させることにより、噛合部分の滑りが防がれ、ハウジングの係止及び切断刃の突出量の調整を容易で確実に行うことが出来る。このため、ユーザが意図しない係止位置の変更を防ぐことが出来る。
また、該調整器は、一方向の回動操作により該ハウジングを該ベースに対して固定可能、且つ、該一方向とは反対方向の回動操作により該ハウジングの該ベースに対する固定を解除可能に構成され、該調整器の該一方向の回動操作に連動し該回転部材が該リンク部から離反するように構成されていることが好ましい。
本発明の切断機によれば、小型で、簡易な構成によって、ベースに対するハウジングの回動操作と切断刃の突出量とを容易で正確に調整可能な切断機を提供できる。
本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸の斜視図。 本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるリンク部とリンク係止部の(a)右側面図、(b)左側面図。 本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるリンク部とリンク係止部であって、図2のIII−III線に沿った断面図。 本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるリンク部とリンク係止部の部分拡大図。 本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸における、切断刃の突出量の調整作業フロー。 本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるリンク部とリンク係止部との係止位置の調整を示す図。 本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるリンク係止部の調整レバーの動作を示す概略図。 本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるハウジングの回動位置とリンク係止部の係止位置との関係を示す図。 本発明の第1の実施の形態における携帯用丸鋸の後面図。 本発明の第2の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるリンク部とリンク係止部の部分拡大図。 本発明の第3の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるリンク部とリンク係止部の(a)右側面図、(b)左側面図、及び(c)c−c線に沿った断面図。 本発明の第4の実施の形態における携帯用丸鋸に用いられるリンク部とリンク係止部の(a)右側面図と、(b)b−b線に沿った断面図。 本発明の第5の実施の形態における携帯用丸鋸の後面図。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態による携帯用丸鋸1について図1から図9に基づき説明する。携帯用丸鋸1は、切断刃2と、ハウジング3と、ベース4と、リンク係止部5と、傾斜部6とを備えている。なお説明の便宜上、図1のそれぞれの矢印で示す方向に、上下左右及び前後の方向を定める。
図1に示すように、ハウジング3は、携帯用丸鋸1の外殻を形成し、モータ36と、モータ36が収容されたモータ収容部30と、ハンドル33と、トリガ34と、グリップ35と、ソーカバー31と、鋸カバー32とを有している。
モータ収容部30には、モータ36と、図示せぬ減速機構等が内蔵されており、減速機構の右端には、右方に延出する出力軸21が設けられる(図8)。出力軸21の右端部において着脱可能な切断刃2が固定され、モータ36及び減速機構からの駆動力を受取ることができるように構成される。
ハンドル33は、モータ収容部30の右端に連結され、上方に延出した側面視略D型の形状を有する。ハンドル33は、ユーザが把持しやすいように前方から後方に延びている。ハンドル33の下部にはトリガ34が設けられる。また、ハンドル33の後部には、左方に延出するグリップ35が備えられている。
ソーカバー31は、ハンドル33の右方であって、切断刃2の上方を覆うように配置される。鋸カバー32は、切断刃2の後方及び下方を覆うように設けられる。また、鋸カバー32は、ソーカバー31の内部に入れ子状に配置され、出力軸21を中心として切断刃2の外縁に沿うように回動可能である。鋸カバー32とソーカバー31との間には、図示せぬバネが介在し、図示せぬバネは、ソーカバー31に対して鋸カバー32を、切断刃2の回転方向へ付勢する。
ベース4は、携帯用丸鋸1の下部において、前後左右方向に延びた形状を有する。また、ベース4は接続プレート41と回動軸42とを有する(図8)。ベース4の下部は、被加工部材と当接し摺動可能とするため、略平面状に形成される。ベース4の上面には、傾斜部6が固定されるとともに、リンク部7が連結される。ベース4にはスリットが設けられ、切断刃2のベース4下方への突出を可能としている。ベース4の前部上面には、上方に延びる接続プレート41が固定され、接続プレート41には左右方向に伸びる回動軸42が備えられている。回動軸42を中心にハウジング3は回動可能に接続される。
傾斜部6は、傾斜軸60と、ベベルプレート62と、ねじ61とを有する。傾斜軸60は、前後方向に延びる軸であって、前部ではハウジング3に固定され、ハウジング3を傾斜軸60周りに回動可能に保持する。傾斜軸60の後部は、ベベルプレート62によって回転可能に保持される。
ベベルプレート62は、ベース4の上面から上方に延出するとともに、左右方向に延びる平板形状を有する。ベベルプレート62には、長孔62aが設けられる。長孔62aは、傾斜軸60を中心として円周方向に所定距離に亘って形成されている。
ねじ61は、ベベルプレート62に設けられた長孔62aの内部に挿通され、前部はハウジング3の後部に螺合される。ねじ61が締付けられた場合、ねじ61は、その後部がベベルプレート62と当接するように構成される。この場合、ねじ61の移動が拘束されることにより、傾斜軸60を中心としたハウジング3の左右方向への傾斜姿勢を保持することが出来る。ねじ61とベベルプレート62は、本発明における保持部に相当する。
リンク部7は、下部に左右方向に延びたねじ71を有しており、ベース4上面後部、ベベルプレート62の前方において、ねじ71によってベース4と前後方向に回動可能に連結される。リンク部7の外形は、側面視において弧状を形成しており、その内部には、弧状を成す長孔7aが形成される。また、リンク部7の後部において、リンク部7は、係止位置においてリンク係止部5が係止するための、係止側面7Aを有する。
図2乃至図4には、リンク係止部5とリンク部7とを示す。図2(a)及び(b)は、リンク係止部5とリンク部7の右側面図と左側面図とを示す。
リンク係止部5は、図2乃至図4に示すように、プレート50と、カム51と、係止ゴム52と、調整リング53と、レバー54と、調整レバー55と、軸56と、板バネ57とを有する。リンク係止部5は、ソーカバー31の左側面に固定される。即ち、ハウジング3のベース4に対する回動時には、リンク係止部5も追従して回動する。なお、リンク係止部5は、本発明におけるリンク係止機構に相当する。
プレート50は、リンク部7と平行して上下前後方向に延びる板材であり、リンク係止部5の他の部品が接続される。
カム51は、プレート50の前部に回転可能に接続された部材であり、軸56を介して調整レバー55に固定される。カム51は、調整レバー55の回動に合わせて回転するよう構成される。カム51は、突起部分を有するとともに、カム51の回動の中心である軸56に対して偏心した形状を有しており、板バネ57と当接可能に配設される。カム51は、回動位置によって、板バネ57の後方への押圧、または、押圧の解除を行うことが可能である。
係止ゴム52は、ゴムなどのエラストマー樹脂からなる略円筒形の部材であり、ソーカバー31に移動不能に設けられ、リンク部7の長孔7aの内部に配置される。
調整リング53は、略円筒形状の部材であり、中心部分を構成する側面視円形の硬質材料であるカム53Aと、その外周部を覆うように設けられたゴム付スリーブ53Bとを備える。調整リング53の少なくとも一部は、側面視ではソーカバー31よりも出力軸21の半径方向外方に位置する。また、調整リング53は、後面視において、調整レバー55とソーカバー31との間に位置する。調整リング53は、係止ゴム52と共にリンク部7を挟むように配置される。ゴム付スリーブ53Bは、カム53Aに対して回転可能に構成され、外周部はゴムで覆われる。カム53Aの中心から偏心した箇所には、連結軸53Cが固定される。連結軸53Cは、プレート50を挟んでレバー54に固定される。また、連結軸53Cは、プレート50に対して回転可能に設置される。そのため、調整リング53は連結軸53Cを中心に、リンク部7に当接離間可能に回動できる。なお、調整リング53は、本発明における回転部材に相当する。
レバー54は、プレート50の後端部左方に連結される棒状部材である。レバー54は、連結軸53Cに固定されている。連結軸53Cがプレート50に対して回転可能であることにより、レバー54は連結軸53Cと共に回動可能であり、レバー54が回動した際には、連結軸53Cによって連結される調整リング53も追従して回動する。
軸56は、プレート50の前端部に配設された、調整レバー55をカム51に連結するための部材である。軸56はプレート50を回転可能に貫通して設けられ、軸56の一端部と他端部は、それぞれプレート50と調整レバー55とに接続する。このことにより、調整レバー55は、プレート50に対して回動可能である。
調整レバー55は、軸56を介してプレート50の左方に連結された棒状部材であり、軸56を中心に回動可能に設けられる。調整レバー55は、折れ曲がり部55Aを有する。この折れ曲がり部55Aは側面視で折れ曲った形状を有し、レバー54と当接可能に構成される。また、調整レバー55の端部には、ユーザが調整レバー55の回動を容易にするためのツマミ55Bが形成される。なお、調整レバー55は本発明における調整器に相当する。
板バネ57は、リンク部7の側面とカム51との間に配設される。板バネ57は、リンク部7とカム51との両方に当接可能に構成され、係止ゴム52と共にリンク部7の前部を挟持する役割を果たす。
携帯用丸鋸1の動作について説明する。ユーザは、トリガ34を押下することにより図示せぬモータを始動し、その回転力が図示せぬ減速機構と出力軸21を介して切断刃2に伝達される。被加工材をベース4の下部に押し当て、摺動させることにより、切断作業を行う。回動軸42を中心にベース4に対してハウジング3を回動させることにより、切断刃2のベース4からの突出量の調整を行うことができる。また、傾斜部6を用いて、ハウジング3のベース4に対する左右方向への傾斜を調整することも可能である。詳細な調整方法は後述する。
次に、図5乃至8を用いてハウジング3の回動及び切断刃2のベース4からの突出量の調整方法について説明する。
ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量調整時の作業フローを図5に示す。ユーザは、調整の作業フローとして微調整を行う場合(実線)と、微調整を行わない場合(点線)の二つの調整方法を選択可能である。微調整を行う場合は、ユーザは、初期状態(S1)、リンク固定解除状態(S2)、微調整ON状態(S3)、仮留状態(S4)、リンク固定・微調整解除状態(S5)を順に行うことによって調整を行う。微調整を行わない場合は、上記のフローにおいて、微調整ON状態(S3)をスキップし、仮留状態(S4)を経て初期状態(S1)へと移行する。以下にその詳細を説明する。
上記作業フローにおける微調整を行う場合における、ハウジング3の回動角度及び切断刃2の突出量の調整開始から終了までの、リンク係止部5及びリンク部7を図6(a)乃至(g)、及び図7に示す。
図6(a)に示すように初期状態(S1)においては、カム51は板バネ57を後方へ押圧した状態となっている。押圧された板バネ57は係止ゴム52と共にリンク部7の前部を強く挟持し、係止位置を保持している。調整レバー55は、レバー54に当接した状態であり、そのためレバー54は後方へ回動した姿勢を取っている。また、レバー54と回動が同期する調整リング53は、リンク部7から離間した位置に固定されている。
図6(b)及び図7に示すように、ユーザが調整レバー55を上方へ回動させた状態が、リンク固定解除状態(S2)である。このとき、カム51は板バネ57の押圧を緩和する。したがって、カム51と係止ゴム52は、リンク部7の挟持を緩めた状態となる。そのため、ユーザが、ハウジング3を回動させ、回動位置を調節することが可能となる。
ユーザがハウジング3を持ち上げて回動させた状態を、図6(c)及び図8(b)に示す。ハウジング3の回動時には、リンク係止部5はハウジング3の回動と共に回動軸42を中心にして回動を行う。このとき、係止ゴム52は長孔7aの内部を通って上方に移動し、調整リング53、板バネ57及びカム51もリンク部7に沿うように移動する。
調整リング53を用いて微調整(S3)を行う状態を図6(d)及び図6(e)に示す。微調整の際は、ユーザは、調整リング53及びレバー54を回動させ(図7(S3))、係止側面7Aに調整リング53を当接させる(図6(d))。その後ユーザは、ゴム付スリーブ53Bを回転させることによって、リンク係止部5のリンク部7に対する係止位置を移動させ、ハウジング3の回動と切断刃2の突出量の微調整を行うことが出来る(図6(e))。ハウジング3を直接回動させる場合に比べ、ゴム付スリーブ53Bを回転させることにより、より精密な調整を行うことが可能となる。
リンク係止部5をリンク部7へ仮留した状態を、図6(f)に示す。仮留状態(S4)は、調整レバー55を図7(S4)に示す位置に回動させることによって行う。このとき、カム51が回動し、板バネ57を係止ゴム52の方向へ押圧する。リンク部7の前部は係止ゴム52と板バネ57によって、挟持された状態となる。仮留時においては、リンク固定解除状態に比べ、ハウジング3の回動位置が保持された状態となる。この状態で、切断刃2の突出状態の確認を行うことにより、位置ずれを起こすことなく容易に確認作業を実施することが可能となる。また、リンク係止部5の係止位置が固定された状態ではないため、ユーザは調整リング53を用いて係止位置の微調整を行うことも可能である。
リンク固定・微調整解除状態(S5)を図6(g)に示す。リンクの固定は、ユーザが調整レバー55を図7(S5)に示す位置に回動させることによって行う。カム51は、軸56と共に回転し、板バネ57を係止ゴム52へ向かって強く押圧する。このためリンク部7の前部は係止ゴム52と板バネ57とに強い力で挟持され、リンク係止部5のリンク部7に対する係止位置が固定される。また、調整レバー55がレバー54に当接し、レバー54は連結軸53Cに対する径方向外方へ倒れる。このため、調整リング53は、リンク部7から離間した位置に固定され、意図しない係止位置の移動が防止される。ユーザは、リンク固定状態によって切断刃2の突出量を固定し、切断作業を行う。
なお、微調整を行わない場合は、微調整ON状態(S3)をスキップして、ユーザがハウジング3を直接回動させる。その後、仮留状態(S4)において切断刃2の突出量を確認し、調整レバー55を回動させて、レバー54を連結軸53C径方向外方に倒すことにより、初期状態(S1)へと移行する。
切断刃2のベース4に対する左右方向の傾斜を行う場合、いわゆるベベル切断を行う場合は、傾斜部6を調整する(図9)。ユーザは、ねじ61を緩めることによって、ハウジング3を傾斜軸60を中心に傾斜可能な状態とし、傾斜位置を調整する。その後、ねじ61を締め付けることによって、ベベルプレート62にねじ61を強く押圧させた状態とし、ベース4に対するハウジング3及び切断刃2の傾斜位置を固定する。このように切断刃2の傾斜を行うことで、ベベル切断が可能となる。
上記構成によれば、リンク部7の側面に調整リング53が配置され、この調整リングを回転させることによって、ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量を調整可能としている。これにより、リンク部7の外側から調整作業ができ、リンク部7の内部にリンク係止部5が配置された場合に比較して容易に調整作業を進めることが出来る。また、リンク部7の外側にリンク係止部5が係止するため、リンク部7の内部に係止される場合に比較し、簡易な構成によって切断刃の調整機能を実現することが可能となる。そのため、切断機の小型化を図ることが出来る。
また、重量物であるハウジング3を直接持ち上げるなどして調整作業を行う場合と比較して、少ない力で調整作業を行うことが可能となる。そのため、容易で精密な調整作業が可能となる。
上記構成において、調整リング53の少なくとも一部は、出力軸21の軸方向から見てソーカバー31に対して出力軸21の半径方向外方に位置する。このため、切断刃2から一定程度の距離を置いた箇所で切断刃2の突出量の調整作業を行うことが出来る。そのため、切断刃2や駆動機構などの部材が入り組んだ箇所での作業を避けることが出来るため、容易な調整作業が可能となる。
上記構成において、調整リング53は、後面視において、調整レバー55とソーカバー31との間に位置する(図9)。このため、調整リング53が調整レバー55とソーカバー31の間にあることで、部材が入り組んだ配置構成となることを避けることが可能となる。このため、係止位置の調整作業を容易に行うことが可能となる。
上記のように、第1の実施の形態では、リンク係止部5とリンク部7とを係止させ、調整リング53を用いて、ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量の調整機構を簡易且つ容易に実現した。しかし、本発明は、このような実施の形態に限定されない。本発明は、ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量の調整を容易に可能にする種々の実施の形態を包含するものである。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態を図10を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部材等には同じ参照番号を付し、説明を省略する。また第1の実施の形態による携帯用丸鋸1を構成する部品や部材と対応する部品・部材には、第1の実施の形態の図面参照番号に100を加算した参照番号を付す。
第2の実施形態においては、調整リング153のスリーブ153Bは、金属や硬質プラスチックなどの硬質部材で構成され、外周部に歯切りがされた歯車を形成する。また、係止側面107Aには、スリーブ153Bの歯と噛合可能な歯面が形成されている。このように、調整リング153と係止側面107Aとは、いわゆるラックアンドピニオン機構を構成する。ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量の微調整は、調整リング153を係止側面107Aに当接させ、スリーブ153Bを回転させることによって行われる。
なお、調整リング153の少なくとも一部は、側面視ではソーカバー31よりも出力軸21の半径方向外方に位置する。このため、ソーカバー31に阻害されず調整リング153の操作が行いやすい。調整リング153は、後面視において、調整レバー55とソーカバー31との間に位置する。このため、図1に示すように後面視において右側にソーカバー31、左側に調整レバー55が配置される構成において、右手で調整リング153の操作をしながら係止位置調整後に左手で調整レバー55を操作して係止位置で固定する両手を用いた作業が行いやすい。
このような構成によれば、調整リング153の歯面とリンク部107の歯面が互いに噛合することで、噛合部の滑りが防がれ、容易で確実に微調整を行うことが出来る。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態を図11(a)から(c)を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部材等には同じ参照番号を付し、説明を省略する。また第1の実施の形態による携帯用丸鋸1を構成する部品や部材と対応する部品・部材には、第1の実施の形態の図面参照番号に200を加算した参照番号を付す。
第3の実施の形態において、調整リング253のカム253Aは、矩形の長孔253aを有し、この長孔253aに挿通された連結軸253Cとスライド可能に係止される。また、カム253Aを長孔253aの長手方向にスライドさせることによって、調整リング253をリンク部7との当接位置及び離間位置とに移動させることが可能である。ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量の微調整は、調整リング253を係止側面7Aに当接させ、ゴム付スリーブ253Bを回転させることによって行われる。
なお、調整リング253の少なくとも一部は、側面視ではソーカバー31よりも出力軸21の半径方向外方に位置する。また、調整リング253は、後面視において、調整レバー255とソーカバー31との間に位置する。このため、両手を用いて調整リング253と調整レバー255を操作する作業が行いやすい。
このような構成によっても、ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量の微調整が容易にかつ簡易な機構を用いて実現できる。また、ユーザは、調整リング253をスライドさせて離間位置に移動させ、作業中の意図せぬ調整変更を防ぐことが出来る。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態を図12(a)から(b)を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部材等には同じ参照番号を付し、説明を省略する。また第1の実施の形態による携帯用丸鋸1を構成する部品や部材と対応する部品・部材には、第1の実施の形態の図面参照番号に300を加算した参照番号を付す。
第4の実施の形態における、調整リング353のカム353Aは、連結軸353Cに所定の隙間をもって挿入される。挿入部分において、連結軸353Cの周囲の当該隙間は、カム353Aの可動空間353aとして機能する。そのためカム353Aは、連結軸353Cの径方向への移動が可能である。ユーザはカム353Aを移動させることによって、係止側面7Aに当接させることが可能である。ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量の微調整は、調整リング353を係止側面7Aに当接させ、ゴム付スリーブ353Bを回転させることによって行われる。
なお、調整リング353の少なくとも一部は、側面視ではソーカバー31よりも出力軸21の半径方向外方に位置する。調整リング353は、後面視において、調整レバー355とソーカバー31との間に位置する。
このような構成によっても、ハウジング3の回動位置及び切断刃2の突出量の微調整が容易にかつ簡易な機構を用いて実現できる。また、カム353Aは、ユーザが手を離した状態では自重によって係止側面7Aとの離間位置に移動するため、作業中の意図せぬ調整変更が防がれる。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態を図13を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部材等には同じ参照番号を付し、説明を省略する。また第1の実施の形態による携帯用丸鋸1を構成する部品や部材と対応する部品・部材には、第1の実施の形態の図面参照番号に400を加算した参照番号を付す。
第5の実施の形態においては、ベベルプレート462とねじ461は、傾斜軸460から左方に離れた箇所に配置される。また、調整リング53などを備えるリンク係止部5は、ソーカバー31とベベルプレート462との間に配置される。
なお、調整リング53の少なくとも一部は、側面視ではソーカバー31よりも出力軸21の半径方向外方に位置する。また、調整リング53は、後面視において、調整レバー55とソーカバー31との間に位置する。
ハウジング3及び切断刃2のベース4に対する傾斜を行う場合は、第1の実施の形態と同様、傾斜部406を用いて作業を行う。ユーザは、ねじ461を緩めることによって、ハウジング3を傾斜軸460について傾斜可能な状態とし、傾斜位置を調整する。その後、ねじ461を締め付けることによって、ベベルプレート462にねじ461を強く押圧させた状態とし、ハウジング3及び切断刃2の傾斜位置を固定する。
このような構成によれば、後面視において、傾斜を調整するベベルプレート462及びねじ461とソーカバー31との間に調整リング53が配置されることで、部材が入り組んだ箇所での切断刃2の突出量の調整作業を避けることが出来る。そのため、容易な調整作業が可能となる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
本発明において切断機の一例として、携帯用丸鋸1を例示したが、本発明はこれに限定されない。
本発明において、リンク部7の前部を挟持し、係止位置を保持するための部材として板バネ57を例示したが、本発明はこれに限定されない。板バネ57に変わり、樹脂、コイルバネ等のその他弾性部材を用いることが可能である。
本発明において、調整器の一例として調整レバー55を示したが本発明はこれに限定されない。棒状の部材に限られず、ノブ、ツマミまたはねじ等によってカム51を回転させる機構とすることも可能である。
本発明において、板バネ57を押圧する部材としてカム51を例示したが、本発明はこれに限定されない。側面視円形の部材に限られず、棒状や楕円形等の部材を用いても、板バネ57の押圧とその解除とを可能にすることが可能である。
本発明において、調整リング53に用いられる樹脂の一例としてゴムを例示したが、本発明はこれに限定されない。その他のエラストマー樹脂を用いることも可能である。
1 携帯用丸鋸
2 切断刃
3 ハウジング
4 ベース
5 リンク係止部
6 傾斜部
7 リンク部
21 出力軸
30 モータ収容部
31 ソーカバー
42 回動軸
53 調整リング
55 調整レバー
56 軸
57 板バネ
60 傾斜軸
61 ねじ
62 ベベルプレート

Claims (7)

  1. モータと、
    該モータの回転により回転し切断刃が着脱可能に取付られる出力軸と、
    該モータを支持するハウジングと、
    該ハウジングに設けられ、該切断刃を覆うソーカバーと、
    該ハウジングと回動軸を中心に回動可能に接続され、該ハウジングと対向する対向面とは反対側の面から該切断刃を突出可能なベースと、
    該ベースと連結されたリンク部と、
    該ソーカバーに接続され、該リンク部の該回動軸の半径方向外方の係止側面に当接して該リンク部係止位置で係止可能に構成され、該リンク部に対する該係止位置を調整することにより、該ハウジングの該ベースに対する回動位置と該切断刃の該ベースからの突出量とを調整可能とするリンク係止機構と、を有し、
    該リンク係止機構は、該係止側面と当接することにより該リンク部に該リンク係止機構を係止可能とする回転部材と、該回転部材を該リンク部に対して当接離間可能とする調整器を有し、該回転部材が回転することにより該係止位置を変更可能であることを特徴とする切断機。
  2. 該回転部材の少なくとも一部は、該出力軸の軸方向から見て該ソーカバーに対して該出力軸の半径方向外方に位置することを特徴とする請求項1に記載の切断機。
  3. 該回転部材は、該出力軸の軸方向において、該調整器と該ソーカバーとの間に位置することを特徴とする請求項2に記載の切断機。
  4. 該ベースは、
    該回動軸に直交する方向に延びる傾斜軸であって、該傾斜軸の軸心を中心として該ハウジングが該ベースに対して傾斜することが可能なように該ハウジングを保持する傾斜軸と、
    該ハウジングの該ベースに対する傾斜を調整可能に該ハウジングを保持する保持部と、をさらに有し、
    該回転部材は、該出力軸の軸方向において、該保持部と該ソーカバーとの間に位置することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の切断機。
  5. 該回転部材の外周部は樹脂から成ることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の切断機。
  6. 該回転部材は歯車であり、
    該リンク部は、該係止側面において該回転部材と噛合可能な歯面を形成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の切断機。
  7. 該調整器は、一方向の回動操作により該ハウジングを該ベースに対して固定可能、且つ、該一方向とは反対方向の回動操作により該ハウジングの該ベースに対する固定を解除可能に構成され、
    該調整器の該一方向の回動操作に連動し該回転部材が該リンク部から離反するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の切断機。
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