JP2007175957A - 電動切削工具 - Google Patents

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厚人 岡田
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Abstract

【課題】簡易な構成であって、丸鋸刃の突出量を調整する際の操作レバーにおける操作性が良い電動切削工具を提供する。
【解決手段】電動切削工具100は、丸鋸刃1を備えたハウジング2と、ハウジング2を支持する定盤4と、ハウジング2を定盤4に対して上下に傾動させ丸鋸刃1の定盤4の下方からの突出量を調整する切込深さ調整機構部5と、を具備する。切込深さ調整機構部は、ハウジング2を所望の傾動位置にて定盤4に固定する固定具22を回転操作する操作レバー30を備え、操作レバー30は、固定具に取り付けられるボスと、互いに異なる方向であってボスの外周方向に延びるメインレバー37及びサブレバーと、を具備している。
【選択図】図4

Description

本発明は、手持ち式の電動切削工具であって、特に、切削作業を行う丸鋸の切込深さ調整機構に関するものである。
従来、電動切削工具として、例えば手持ち式の丸鋸が用いられている。当該丸鋸は、被切削材の上面を摺動可能な平板状の定盤と、当該定盤上に取り付けられた丸鋸刃を備えたハウジングと、を備えている。当該ハウジングは、定盤に対して上下に傾動可能に支持され、当該定盤下面からの丸鋸刃の突き出し量を調整する切込深さ調整機構が設けられている。
この切込深さ調整機構は、定盤の後端部からハウジングに沿うように起立するガイドリンクと、ガイドリンクをハウジングに固定する固定手段と、を具備している。そしてハウジングを定盤に対して所定の角度だけ回動させたところで当該固定手段によりガイドリンクをハウジングに固定すると、丸鋸刃が定盤下面へ所望量突出し、これにより被切削材に対する切込深さが所望の深さに設定されるようになっている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特許文献1に記載の携帯マルノコに設けられている切込深さ調整機構は、回転操作して切込深さ(切込量)を調整するためのロックレバーを備え、当該ロックレバーは、回転操作方向に第1レバー部と第2レバー部とが同方向に平行して連設されており、当該第1レバー部と第2レバー部との間には、回転操作のために指を挿入可能な隙間を有している。
特許文献2に記載の携帯用電気丸ノコに設けられている切込深さ調整機構は、回転操作して切込深さ(切込量)を調整するためのクランプレバーを備え、当該クランプレバーと対向する定盤にボス(突起)を設けている。
特許文献3に記載の携帯用電動工具は、回転操作して切込深さ(切込量)を調整するためのクランプレバーを備え、当該クランプレバーの上方であって、ギヤカバー若しくはハウジングに指を添えるための突起部を設けている。
特開2001−30201号公報 実公平8−5767号公報 特開2001−96505号公報
しかしながら、従来の電動切削工具の切込深さ調整機構は、丸鋸刃の切込量が小さくなるように切込深さを調整する際に、一方の手でハンドルを把持し、ハウジングを所望の位置(角度)に傾動させた状態で定盤を支えている他方の手(一般的には親指)が操作レバーに届かないなど丸鋸刃の切込量を調整する際における操作レバーの操作性の点で問題がある。
また、特許文献2及び3に示すように、クランプレバーを操作しやすい様に、定盤やハウジングに突起を備えると、作業工程の増加やコスト増加につながるとともに、定盤やハウジングの形状が複雑となり好ましくない。
そこで、本発明は、簡易な構成であって、丸鋸刃の突出量を調整する際の操作レバーにおける操作性が良い電動切削工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る電動切削工具(100)は、丸鋸刃(1)を備えたハウジング(2)と、前記ハウジングを支持する定盤(4)と、前記ハウジングを定盤に対して上下に傾動させ前記丸鋸刃の前記定盤の下方からの突出量を調整する切込深さ調整機構部(5)と、を具備する電動切削工具であって、前記切込深さ調整機構部は、前記ハウジングを所望の傾動位置にて前記定盤に固定する固定具(22)を回転操作する操作レバー(30)を備え、前記操作レバーは、前記固定具に取り付けられるボス(36)と、互いに異なる方向であって前記ボスの外周方向に延びるメインレバー(37)及びサブレバー(38)と、を具備していることを特徴とする。
また、請求項2に係る電動切削工具は、請求項1に記載の電動切削工具において、前記サブレバーは、前記メインレバーに対する設置角度が60度〜180度の範囲であることを特徴とする。
また、請求項3に係る電動切削工具は、請求項1、又は2に記載の電動切削工具において、前記サブレバーは、前記メインレバーよりも前記ボスの外周方向に短く延びて形成されているとともに、常時前記メインレバーよりも前記定盤に近い側に位置していることを特徴とする。
また、請求項4に係る電動切削工具は、請求項1乃至3のいずれかに記載の電動切削工具において、前記ハウジングを前記定盤に固定するために前記操作レバーを回転操作したときには、前記メインレバーの先端が前記ハウジングの外周方向に向いて配置され、前記ハウジングの前記定盤に対する固定を解除するために前記操作レバーを回転操作したときには、前記サブレバーの先端が前記ハウジングの外周方向に向いて配置されることを特徴とする。
また、請求項5に係る電動切削工具は、請求項1乃至4のいずれかに記載の電動切削工具において、前記メインレバーは、前記サブレバー側に湾曲して形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、簡易な構成ながら、一方のレバー(例えば、メインレバー)が操作しにくい場所に配置された場合であっても他方のレバー(例えば、サブレバー)によって操作することができるので、使い勝手が良く、操作性の向上が図れる。
また、請求項2乃至4のいずれかに係る発明によれば、簡易な構成ながら、例えば、丸鋸刃の切込量を最小にした際には、一方の手でハンドルを把持し、ハウジングを所望の位置(角度)に傾動させた状態に保持するために定盤を支える他方の手でサブレバーを下方に押下げるだけで操作レバーを操作できるので、操作性の向上が図れる。さらに、丸鋸刃の切込量を最大にした際には、メインレバーの下方に有する隙間に指を挿入して操作レバーを操作できるので、操作性の向上が図れる。
また、請求項5に係る発明によれば、下方に押圧し易くなるので、メインレバーの操作性の向上が図れる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、本実施形態における手持ち式の電動丸鋸(以下、「丸鋸100」と称する。)の構造について図1乃至図5を用いて説明する。なお、便宜的に、図1における左右方向を丸鋸の前後方向、図1における上下方向を丸鋸の左右方向として説明する。また、本実施形態の丸鋸1は、本願の電動切削工具として機能する。
図1乃至図5に示すように、本実施形態の丸鋸100は、被切削材を切削する丸鋸刃1を備えたハウジング2と、枢軸3を介し回動可能に連結された前記ハウジング2を支持する定盤4と、枢軸3を支点にして、前記ハウジング2を前記定盤4に対して上下に傾動させ、前記丸鋸刃1を前記定盤4の下方から突出させて前記丸鋸刃1の突出量を加減(調整)する切込深さ調整機構部5と、を備えている。
ハウジング2は、丸鋸刃1を回転駆動するためのモータなどの駆動部を収容したモータケース2b、前記駆動部の動力伝達用歯車列を収容したギアボックス2c、丸鋸刃1の略上半分を覆うカバー2aなどを一体的に備えている。
ハウジング2のモータケース2bの上部には丸鋸100を操作するためのハンドル7が固定されており、このハンドル7には、図2に示すように、丸鋸刃1の回転を駆動するためのスイッチレバー8が設けられている。また、図2に示すように、丸鋸刃1の下半分を覆う安全カバー9が回動可能に支持されている。そして、被切削材を切断する際、安全カバー9は、この被切削材に押されて丸鋸刃1の鋸刃軸を中心に回動しカバー2a内へ収納されるようになっている。
定盤4は、ハウジング2の下方に丸鋸100の前後方向に延びるように配置され、その下面は被切削材に当接する平滑な当接面が形成されている。また、図1に示すように、中央部には、丸鋸刃1や安全カバー9が通りうる開口4aが形成されている。
また、定盤4は、ハウジング2に切込深さ調整機構部5を介して連結されている。具体的には、図1に示すように、定盤4は、ハウジング2におけるカバー2aの前端部で枢軸3を介して回動可能に連結されている。そして、ガイドリンク17が定盤4の後端部にあって、当該定盤4に枢ピン18を介して回動可能に設けられたサポータ21aに支軸20を介して回動可能に連結され、ハウジング2のカバー2a内へと伸びている。更に、このガイドリンク17は、固定具22によってガイドリンク17の長さ方向の所望位置でハウジング2に固定される。
定盤4上に設けられたサポータ21bに枢支する枢軸3が、丸鋸100の左右方向に延びていることから、ハウジング2は枢軸3を支点にして定盤4に対し接離するごとく回動可能であり、この回動に伴い丸鋸刃1が定盤4の下方に突出する量が変化する。したがって被切削材に対する切込深さが変化する。
ガイドリンク17は、図1及び図5に示すように、丸鋸刃1の外周縁と同程度の曲率で湾曲したレバーであり、その長さ方向に沿って丸鋸100の左右方向に貫通するようにガイド溝17aが形成されている。また、このガイドリンク17はアルミダイカスト材などからなりハウジング2の重量などが掛かっても容易に変形しないよう適度な剛性が与えられている。
固定具22は、ボルト25及びナット26により構成されており、丸鋸100の左右方向に貫通するようにカバー2aに穿設された孔27をボルト25がカバー2aの内側へと貫通し、このボルト25がガイドリンク17に取り付けられたナット26に螺合している。ナット26はガイドリンク17にガイド溝17aを囲むように形成された浅溝17b内を回り止め状態でスライド可能になっている。また、ボルト25の頭部は、操作レバー30がネジ31によりボルト25の軸線方向に移動しないように固定されている。
図1、図4及び図5に示すように、操作レバー30は、丸鋸刃1の突出量を変化させるためにハウジング2を定盤4に対して傾動させて前記ハウジング2を前記定盤4に固定するための固定具22を回転操作するためのものであり、当該固定具22を中心として回動可能(傾倒可能)になっている。また、操作レバー30は、図4に示すように、定盤4に対して平行に傾倒することによって、ボルト25がナット26に捩じ込まれて、ガイドリンク17を介してハウジング2が定盤4に固定されるようになっている。一方、操作レバー30は、定盤4に対して垂直に立設することによって、ボルト25及びナット26を緩め、ハウジング2を定盤4に対して傾動可能にしている。
また、固定具22は、ガイドリンク17の最下端部(図4参照)から最上端部(図5参照)まで移動可能になっており、この範囲内でハウジング2を定盤4に対して傾動でき、その傾動動作によって丸鋸刃1の突出量を変化させることができる。
操作レバー30は、図1、図4及び図5に示すように、前記固定具22(ボルト25の頭部)に取り付けられる円筒形状のボス36と、当該ボス36からそれぞれが異なる側方(外周方向)へ延びて一体に形成されたメインレバー37とサブレバー38とを有している。当該メインレバー37は、図2及び図4に示すように、平板形状の部材がサブレバー38側に湾曲してハウジング2の後方に突出するように形成されている。このようにメインレバー37を形成すれば、下方に押圧し易くなるので、メインレバーの操作性の向上が図れる。一方、サブレバー38は、図4に示すように、前記メインレバー37に対する設置角度αが約90度になるように設計され、当該サブレバー38はメインレバー37よりも短く形成されている。なお、サブレバー38のメインレバー37に対する設置角度αは、60度〜180度の範囲で設計されていれば構わない。
また、サブレバー38は、図4に示すところの丸鋸刃1を定盤4から最大に突出させてハウジング2を定盤4に固定する場合及び図5に示すところの丸鋸刃1を定盤4から最も少なく突出させてハウジング2を定盤4に固定する場合のどちらの場合においても、さらに、固定具22を緩めている状態(図4及び図5にて2点鎖線で示す操作レバー30の状態)、或いは固定具22を固定している状態(図4及び図5にて実線で示す操作レバー30の状態)のどちらの状態においても、定盤4からその先端までの距離a乃至dが、メインレバー37の定盤4からその先端までの距離A乃至Dよりも小さく、すなわちa<A、b<B、c<C、d<Dとなるように設定されている。
また、サブレバー38は、ハウジング2が定盤4に固定された状態、すなわち固定具22を固定している状態(図4及び図5にて実線で示す操作レバー30の状態)において、前記ボス36の下方(定盤4側)に設けられている。
さらに、サブレバー38は、定盤4の下方から前記丸鋸刃1を最大に突出させてハウジング2を定盤4に固定した状態において(図4参照)、定盤4に接しないように設計される。
このように構成された操作レバー30のメインレバー37とサブレバー38は、ハウジング2を定盤4に固定するために操作レバー30を回転操作したときには、丸鋸刃1を定盤4から最大、あるいは最小のいずれかに突出させた場合においてもメインレバー37の先端がハウジング2の外周方向に向いて配置され、その先端は、カバー2aの外周より突出している。ハウジング2の定盤4に対する固定を解除するために操作レバー30を回転操作したときには、サブレバー38の先端がハウジング2の外周方向に向いて配置されるようになっている。
よって、操作レバー30は、メインレバー37、サブレバー38のいずれか一方の先端が必ずハウジング2の外周方向に向くとともに、一方の手でハンドル7を把持し、ハウジング2を所望の位置(角度)に傾動させた状態に保持するために定盤4を支える他方の手が届きやすい状態にいずれか一方のレバーの先端が位置するので、操作しにくい場所にどちらか一方のレバーが配置されていても他方のレバーを使用して操作レバー30を操作することが可能となっているため、操作レバー30の操作性が良くなる。
また、図1に示すように、ボス36の内側にはボルト25の頭部と同形状の支持孔36aが形成されており、当該支持孔36aにボルト25の頭部を嵌め込んだ状態において、操作レバー30がボルト25に相対回転不能に取り付けられている。
操作レバー30を操作し、ボルト25およびナット26を緩めたうえで、ハウジング2を枢軸3を支点として定盤4に対し接離するごとく回動させると、固定具22がガイドリンク17のガイド溝17aに沿って上下に移動する。そして、ボルト25及びナット26からなる固定具22をガイドリンク17上の所望位置で締め付けることにより、ハウジング2と定盤4との位置関係が固定され、丸鋸刃1が定盤4下に突出する量が固定される。
上記のように構成された操作レバー30によれば、本実施形態の丸鋸100は、例えば、操作レバー30を図4及び図5中左回りに回転操作すると、ボルト25のネジがナット26から緩まりハウジング2が枢軸3を介して回動可能になる。そして、例えば、丸鋸刃1の切込量を最大にする場合には、ボルト25がガイドリンク17のガイド溝17aの最下端部まで移動するようにハウジング2を移動した後、操作レバー30を右回り(時計回り)に回転操作すると、ボルト25のネジがナット26に締め込まれてハウジング2がガイドリンク17に固定され、もって、ハウジング2が定盤4に対し所望の位置に固定される(図4参照)。この時の操作レバー30の操作は、メインレバー37の先端が定盤4から大きく離れていないので、ハンドル7を持ってない他方の手の親指を除く4本の指で定盤4を支え、残りの親指をメインレバー37の先端に当てて図中右回りに回転操作すれば良い。仮に、親指がメインレバー37に届きにくい場合にあっては、下方にあるサブレバー38を右回りに回動させて、メインレバー37をハウジング2の外周方向に突出させた後、当該メインレバー37を下方に押し下げるように操作すれば良い。
このようにすれば、ハウジング2の内側に配置されたメインレバー37の先端をサブレバー38によってハウジング2の外側に移動させた後、メインレバー37を下方に押し下げれば良いため、メインレバー37が操作しにくい部分に配置されていてもサブレバー38によって当該メインレバーを操作しやすい位置に移動することが出来るので、操作レバーの操作性が良くなる。
なお、ハウジング2が定盤4に固定された状態において、図4に示すように、メインレバー37は、定盤4に対してほぼ平行状態を保つようにボルト25の頭部に取り付けられている。また、サブレバー38は、定盤4とほぼ垂直状態を保ち、且つ先端が定盤4に当接しない程度に配置されている。
よって、メインレバー37の下方には、利用者の指が挿入できる程度に所定の隙間が空いているので、現状の状態から丸鋸刃1の切込量を調整する際には、当該隙間に指を挿入してメインレバー37を図中左回りに回転操作し固定具22を緩めればよいので、簡易な構成ながら従来のこの種の操作レバーよりも操作レバー30の操作性が良くなっている。
また、図5に示すように、例えば、丸鋸刃1の切込量を最小にする場合には、ボルト25がガイドリンク17の最上端部まで移動するようにハウジング2を移動すればよい。この時、ハウジング2を定盤4に固定するために操作レバー30を操作する場合には、まず、サブレバー38を右回りに回動させ仮固定し、メインレバー37をハウジング2の外周方向に突出させた後、当該メインレバー37を下方に押し下げ確実に固定するように操作すれば良い。
このようにすれば、ハウジング2の内側に配置されたメインレバー37の先端をサブレバー38によってハウジング2の外側に移動させた後、メインレバー37を下方に押し下げ確実に強く固定すれば良いため、メインレバー37が操作しにくい部分に配置されていいてもサブレバー38によって当該メインレバー37を操作しやすい位置に移動することが出来るので、操作レバー30の操作性が良くなる。
また、図5の状態において、ハウジング2の定盤4に対する固定を解除する場合には、操作レバー30を操作すれば良いが、この場合には、メインレバー37は操作しにくい定盤4から大きく離れた位置にあるため、サブレバー38を用いて操作を行う。具体的には、サブレバー38とボス36の付け根に親指の先端を当接させて図5中矢印に示すように、サブレバー38を上方に押し上げることによって、操作レバー30を回転操作することができるようになっている。
よって、図5に示すように、メインレバー37を操作しにくい場合(定盤4を支えている手から遠いような場合)には、ハンドル7を持っていない他方の手で定盤4を押さえつつ、親指でサブレバー38を操作して操作レバー30を操作できるので、簡易な構成ながら従来のこの種の操作レバーよりも操作レバー30の操作性が良くなっており、使い勝手が良い。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態の切込深さ調整機構における操作レバーは、丸鋸の他の部分で使用されている操作レバーなどでも適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る丸鋸の部分切欠平面図である。 図1に示す丸鋸の正面図である。 図1に示す丸鋸の部分切欠左側面図である。 図1に示す丸鋸において切込深さを最大にした状態を示す縦断面背面図である。 図1に示す丸鋸において切込深さを最小にした状態を示す縦断面背面図である。
符号の説明
1 丸鋸刃
2 ハウジング
4 定盤
5 切込深さ調整機構部
22 固定具
30 操作レバー
36 ボス
37 メインレバー
38 サブレバー
100 丸鋸

Claims (5)

  1. 丸鋸刃を備えたハウジングと、前記ハウジングを支持する定盤と、前記ハウジングを定盤に対して上下に傾動させ前記丸鋸刃の前記定盤の下方からの突出量を調整する切込深さ調整機構部と、を具備する電動切削工具において、
    前記切込深さ調整機構部は、前記ハウジングを所望の傾動位置にて前記定盤に固定する固定具を回転操作する操作レバーを備え、
    前記操作レバーは、前記固定具に取り付けられるボスと、互いに異なる方向であって前記ボスの外周方向に延びるメインレバー及びサブレバーと、
    を具備していることを特徴とする電動切削工具。
  2. 前記サブレバーは、前記メインレバーに対する設置角度が60度〜180度の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の電動切削工具。
  3. 前記サブレバーは、前記メインレバーよりも前記ボスの外周方向に短く延びて形成されているとともに、常時前記メインレバーよりも前記定盤に近い側に位置していることを特徴とする請求項1、又は2に記載の電動切削工具。
  4. 前記ハウジングを前記定盤に固定するために前記操作レバーを回転操作したときには、前記メインレバーの先端が前記ハウジングの外周方向に向いて配置され、
    前記ハウジングの前記定盤に対する固定を解除するために前記操作レバーを回転操作したときには、前記サブレバーの先端が前記ハウジングの外周方向に向いて配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電動切削工具。
  5. 前記メインレバーは、前記サブレバー側に湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電動切削工具。
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