JP2009067003A - 電動カッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】
水などの液体を切断の際に用いる電動カッタにおいて、切断に用いる鋸刃の回転又は電動カッタのモータに設けられるファンによる風によって、切断方向後方へと飛んでいた水などの液体を後方へと飛ぶことを抑制すること。
【解決手段】
電動機と、該電動機により回転駆動される先端工具と、先端工具を回転可能に支持する回転軸と、前記電動機を内蔵し前記先端工具を回転可能に保持する本体と、前記本体下部に取付けられるベースとを有し、該ベース底面より下方に前記先端工具の少なくとも一部を突出可能であり、前記先端工具付近で液体を用いて切断を行う電動カッタであって、切断方向後方の前記ベースに上方に突出し、前記先端工具の回転軸方向に伸びた液体撥ね抑制部を設けたことを特徴とする電動カッタによって上記課題を解決することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被切断材を切断する際に、水などの液体を用いる電動カッタに関する発明である。
従来の電動カッタの一例を図11、図12に示す。
図11、図12において、電動カッタ本体51は、コンクリート等の被切断部材を切断するための先端工具52と、この先端工具52を回転駆動するためのモータ53を有する。
モータ53は、ハウジング54の中に収納され、モータ冷却のファン56は、モータの回転軸と同軸に形成されハウジング54の中に収納される。その回転駆動力がギヤカバー55内に収納されたギア部57により減速された後、上記先端工具の回転軸58に伝達される。また、ベース59は、その下面より先端工具52が突出するように構成されており、図示しない被切断部材を切断する先端工具52の切込み深さを調整するためにベース59に対して垂直な方向にほぼ円弧状のリンク60が設けてある。ベース59は、回動支持軸63を中心にして電動カッタ本体を回動可能に支持している。電動カッタには、水などの液体を先端工具52付近に供給して、石材などの被切断材の切断性を向上させ粉塵の発生を少なくするようにしたものがあった。
特開平7−171822号
上記した構成の従来の電動カッタでは、水を供給して作業をする際に、先端工具の回転及びモータ冷却ファンの回転の影響により水が切断方向後方へと飛ぶことがあった。
図12に示すように、この飛んだ水がベースと本体の隙間64を通り抜け、切断方向後方で作業を行う作業者に当ることもあった。さらに、図11にファン56の風を排気する排気口があるが、排気口からの風によって水が作業者の方に飛び易くなってしまうこともあった。また、作業現場に水が飛び散ることもあった。このように、作業性が悪くなってしまう問題があった。
本発明の目的は、作業性の良い電動カッタを提供することにある。
上記目的は、電動機と、該電動機により回転駆動される先端工具と、先端工具を回転可能に支持する回転軸と、前記電動機を内蔵し前記先端工具を回転可能に保持する本体と、前記本体下部に取付けられるベースとを有し、該ベース底面より下方に前記先端工具の少なくとも一部を突出可能であり、前記先端工具付近で液体を用いて切断を行う電動カッタであって、切断方向後方の前記ベースに上方に突出し、前記先端工具の回転軸方向に伸びた液体撥ね抑制部を設けたことを特徴とする電動カッタによって達成することができる。
請求項1に記載の発明によれば、電動機と、該電動機により回転駆動される先端工具と、先端工具を回転可能に支持する回転軸と、前記電動機を内蔵し前記先端工具を回転可能に保持する本体と、前記本体下部に取付けられるベースとを有し、該ベース底面より下方に前記先端工具の少なくとも一部を突出可能であり、前記先端工具付近で液体を用いて切断を行う電動カッタであって、切断方向後方の前記ベースに上方に突出し、前記先端工具の回転軸方向に伸びた液体撥ね抑制部を設けたことを特徴とする電動カッタの構成としたために、先端工具が回転する際に先端工具付近に付着した液体が、先端工具の回転によって切断方向後方へと飛ばされた後に液体撥ね抑制部とぶつかるために、液体撥ね抑制部よりも切断方向後方に飛ぶことを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記本体内部に電動機により回転されるファンを設けると共に、前記本体外周にファン風を吹き出す吹き出し口を設け、前記液体撥ね抑制部を前記吐き出し口に対応させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動カッタの構成としたために、ベースに水などの液体がたまった際にファン風の吹出し口より吹出すファン風によって切断方向後方へと飛ばされる液体が、液体撥ね抑制部とぶつかるために、ベースよりも切断方向後方に飛ぶことを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、切断方向前方側で前記ベースと前記本体とは回動可能に連結され、切断方向後方側の任意の回動位置で本体を固定可能とするリンクを介して連結され、前記液体撥ね抑制部は、リンクと一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動カッタの構成としたために、リンクに一体に液体撥ね抑制部を設けた後にベースに取付けることができるために、容易に電動カッタを製造することができる。また、液体撥ね抑制部の取替えを行う際に、リンクのみを取り替えるのみで済むために経済的でもある。
請求項4に記載の発明によれば、前記液体撥ね抑制部は、ベース底面に対して直角よりも鋸刃側に傾斜してベース上方に突出していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項記載の電動カッタの構成としたので、液体撥ね抑制部にぶつかった液体が、直角よりも鋸刃側に傾斜している液体抑制部を乗り越えて後方へと移動しなければならないために、液体が後方へと移動することを抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記液体撥ね抑制部は、吐き出し口に対応する部分と、鋸刃側面近傍に位置する部分とを有し、一体的に形成されていることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項記載の電動カッタの構成としたために、ファン風の吐き出しにより後方へと水が飛ぶこと及び先端工具により後方へと水が飛ぶことを同時に抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、水の取り入れ口と、水の排出口とを有する液体供給装置を有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項記載の電動カッタの構成としたために、水などの液体が電動カッタに供給されながら切断を行うことができるために、より容易に切断を行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、前記液体撥ね抑制部は弾性体で形成されており、一端をベースと連結し、他端を本体と連結していることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項記載の電動カッタの構成としたために、液体撥ね抑制部は、不意に作業の際などに衝撃を受けた際に損傷を受けることを抑制することができる。また、リンクによって回動する際には、ベースと本体の間で弾性体が伸びることによって液体撥ね抑制部の面積が広くなるものである。そのため、より液体を後方へと飛ばすことを抑制することができる。
本発明の第1の実施例を図1から図5までを用いて説明する。図1は、電動カッタの一例である電動石材カッタの正面図である。電動石材カッタは、電気によって先端工具5を回転させ、石材などを切断する機械である。
図2に図1の後方からの側面図を示す。電動石材カッタは、本体1と、ベース7と、ベース7に設けられるリンク6とを有する。本体1には、ハウジング2及びギヤカバ3及びハウジング2に一体に設けられるハンドル4を有する。また、ハウジング2にギアカバ3は接続されている。
図1に示すように、本体1は、ベース7に回動支点8及び移動規制部9によって固定される。フッ素樹脂を反本体側の表面7Aに施したベース7には、金属製のリンク6が溶接により固定されている。
また、図示しないが、電動石材カッタは良く知られているように、回動支点8を回動支点として本体1がベース7に対して回動可能となっている。また、その回動は、回動支点8を回動中心として、移動軸9Aがリンク6に設けられた回動案内穴6Aを移動することによる。また、前記した移動規制部9は、リンク6の回動案内穴6Aの任意の位置でリンクに対して本体1の移動を規制可能となっている。
本体1には、先端工具であるほぼ円形の鋸刃5が設けられており、回転軸である鋸刃軸5Aを回転中心として回転可能になっている。鋸刃5で石材などを切断する際に粉塵などが飛散することが少なくなるように、また、石材などの切断の抵抗を少なくするために、水などの液体を鋸刃5付近又は切断する石材付近に供給するためのピーコック10を有する。ピーコック10は、ホース10Aによって水などの液体を供給される。
図3に電動石材カッタの内部構造を示す。ハウジング2には、モータ12が内蔵される。モータ12は、モータ軸12Aを有する。モータ軸12A上には、モータ軸12Aと固定されたファン13が設けられる。ファン13は、モータを冷却するために設けられており、図3のハウジングの紙面に向かって右側面付近から空気を導入し、ハウジング2の一部に設けられるファン風を吐き出す吐き出し口2Aから空気を吐き出す。モータ軸には、その回転を伝達する歯車が設けられており、その歯車が、ギア5Bと係合することによって、回転を伝達している。ギア5Bは、鋸刃5が設けられる鋸刃軸5A上に設けられており、このようにして、モータ12から鋸刃5へと回転が伝達される。
図4にリンク6を示す。リンク6には、液体撥ね抑制部11Aが設けられており、鋸刃5とほぼ垂直に交わるように、また、ベースとほぼ垂直に交わるように伸びている。なお、液体撥ね抑制部11Aとベースとの接続している付近には、ゆるい円弧状の接続部が設けられている。リンク6と液体撥ね抑制部11Aは一体に設けられており、リンク6及び液体撥ね抑制部11Aを製造した後に、ベース7に取付けることができるようになっている。なお、リンク6及び液体撥ね抑制部11Aは一体の板材を加工することによって、形成されるものであるために、製造の際に容易に組立をおこなうことができる。
図5にベース7及びベース7に取付けられたリンク6及び液体撥ね抑制部11Aを表した図を示す。ベース7は回動支点8を有し、本体1側の面であるベース上面7A、反本体側の面であるベース下面7Bを有する。ベース下面7Bは、石材などの切断材料と当接する面であり、摺動性をよくするために、フッ素樹脂加工が施されている。図5に示すように、リンク6はベース7上に設けられ、回動支点8からほぼRの距離を持つように円弧状に構成されている。
図6にピーコックを示す。なお、図6のピーコック10は、図1において、上方から見たものである。
ピーコック10は、ピーコック10への水などの液体の取り入れ口である水などの液体供給手段の一部であるホース10Aと係合する係合部10Bと、ピーコック内に設けられ、水などの液体を通す空洞10Dと、水などの液体の排出口である鋸刃5に紙面に向って左方向から水などの液体を供給する左液体供給部10C1及び鋸刃5に紙面において右方向から水などの液体を供給する右液体供給部10C2とを持つ。なお、空洞10Dは、係合部10Bから左右の供給部10C1、10C2まで水などの液体を供給できるように繋がっている。左液体供給部10C1と、右液体供給部10C2との間には、鋸刃5が位置する構成となっている。10C2は、その先端付近に紙面に向って左側へと伸びる水の排出口を有しており、10C1は、紙面に向って右方向へと伸びる水の排出口を有している。このようにして、水などの液体は、切断作業時にホース10Aから供給され、空洞10Dを通り、図6の2つの矢印に示されるように、点線で示す鋸刃5付近へと供給される。
電動石材カッタの動作について説明する。電動石材カッタは、図示しない給電装置を有しており、外部の電源、又は、充電池などにより給電される。電動石材カッタは、図1のスイッチ4Aを作業者が操作すると、電動石材カッタ内の回路に給電が行われ、モータ12が回転する。モータ12は、そのモータ軸12Aと共に回転し、そのモータ軸12A上に設けられるファン13も回転する。ファン13は、ハウジング2の紙面に向かって右側面付近からハウジング2内部へと空気を導入し、ハウジング2に設けられるファン風の吐き出しを行う吐き出し口2Aよりハウジングの外部へと空気を吐き出す。また、ファン風は切断方向後方へと吹き出し、ベースの上面へと向う。
モータ軸12Aの回転はギア5Bによって鋸刃軸5Aへと伝達され、鋸刃軸5Aに設けられている鋸刃5は回転する。なお、ハンドル4には、スイッチ4Aを押し続けるように動作させるオンロックスイッチ4Bが設けられている。
図1に示すように、鋸刃5付近に水などの液体を供給するピーコック10が設けられており、水などの液体はホース10Aにより供給される。水などの液体は、ホース10Aによって外部より供給される構成となっており、電動石材カッタなどのスイッチとは連動していない構成となっている。
鋸刃5は、図1において時計回りに回転する。鋸刃5が回転するとピーコック10から供給された水などの液体は、鋸刃5の回転によって図1の切断方向前方から切断方向後方へと向う向きに飛ばされてしまう。
図1から図5までに示すように、電動石材カッタの切断方向後方に、ベース7上に空間的にベース7からベース7の上方に突出し、回転軸である鋸刃軸5Aの方向へと伸びる液体撥ね抑制部11Aが設けられている。その為、鋸刃5が回転する際に、鋸刃5の回転によって切断方向後方へと飛ばされる後に液体撥ね抑制部11Aとぶつかるために、液体撥ね抑制部11Aよりも切断方向後方に飛ぶことを抑制することができ、作業者付近や作業現場に水などの液体が飛散するのを抑制し、作業性を向上させることができる。
また、図3にはハウジングに、ファン風吹出し口12Aを有しており、図2に示すように、液体撥ね抑制部11Aが吹き出し口12Aの切断方向後方に位置しており、液体撥ね抑制部は吐き出し口に対応されて設けられている。その為、ベース上面7Aに水などの液体がたまった際にファン風により切断方向後方へと飛ばされる液体が、液体撥ね抑制部11Aとぶつかるために、ベースよりも切断方向後方に飛ぶことを抑制することができる。
第1の実施例では、液体撥ね抑制部11Aが、鋸刃5の後方及びファン風吹き出し口12Aに対応する位置に少なくとも設けられている。このため、鋸刃5の回転及びファン風の吹き出しが同時に起きる場合にはより一層水などの液体が後方へと飛散することを抑制することができる。
また、リンク6及び液体撥ね抑制部11Aが一体で形成されているために、組み立て性が良いものである。
図7を用いて第2の実施例を説明する。図7には、リンク6の一部として設けられ、ベースに設けられた液体撥ね抑制部11Bが設けられている。この液体撥ね抑制部は、ベースからほぼ60度程度の角度を持って交わるように伸びており、ベース7底面に対して直角よりも鋸刃5側に傾斜をしている構成となっている。
図7に示すような液体撥ね抑制部11Bがベース底面に対して直角よりも鋸刃側に傾斜してベース上方へと突出しているという液体撥ね抑制部11Bがベースからほぼ60度程度の角度を持って交わるように伸びている構成によれば、鋸刃5によって切断方向後方へと水などの液体が飛ばされる場合であっても、吐き出し口2Aからのファン風によって飛ばされる場合であっても、同じ高さであれば液体撥ね抑制部11Bが垂直方向に伸びている場合よりも後方へと移動するための抵抗が大きくなるために、後方へと水などの液体が飛ばされることを抑制することができる。
図8を用いて第3の実施例を説明する。図8に示す液体撥ね抑制部11Cは、リンク6の一部として設けられベース7とほぼ直行するように伸びた後に、ほぼベース7と平行方向に伸びるような部分11C1を持つ構成となっている。
リンク6の一部として設けられベース7とほぼ直行するように伸びた後に、ほぼベースと平行方向に伸びるような部分11C1を持つ構成となっている。そのため、水などの液体が後方へと行くためには平行に伸びるような部分11C1を水などの液体が乗り越えなくてはならないために、水などの液体が後方へと鋸刃5又はファン風により飛ばされることを抑制することができる。また、上記のような構成であると、前記したような切り込み深さを変更する際により更なる効果を奏し得ることができる。
図9を用いて第3の実施例を説明する。図9には、ベース7の切断方向最後方であって、リンク6とは別体に設けられたベース7に溶接された液体撥ね抑制部11Dがある。液体撥ね抑制部11Dは、ほぼベース7と直交するように伸びており、リンク6よりも上方へと伸びる構成となっている。なお、液体撥ね抑制部11Dは、図4の第1の実施例のように切断方向とほぼ直交する方向であるベースの横幅と略同じ幅を有している。
このような構成とすることによって、ベース7より切断後方でのベースの垂直方向へとリンク6よりも上方へと伸びるものとなるために、ベース7より後方へと水などの液体が切断方向後方へと飛ぶことをほぼ完全に防止することができる。この場合には、リンクによって、本体1をベース7に対して回動支点8を中心に回動する際に、水などの液体が鋸刃5の回転により切断方向後方へと飛ばされる場合にも切断方向後方への液体撥ね抑制を行うことができる。をまた、リンク6と別体に設けられるために、ベース7にリンクとは別に取付けることができるために、組立性の向上を図ることができる。
図10を用いて第4の実施例を説明する。図10には、弾性体により構成された液体撥ね抑制部11Eが設けられている。11Eは、ベース7とほぼ直交する方向に伸びている。一端はベースに連結されており、他端は本体に連結されている。弾性体は、ゴムなどによって形成されており、その長さが伸びることが可能となっている。
弾性体により設けられているために、不意に作業時に液体撥ね抑制部に物などがぶつかった際に男性によって衝撃を小さくすることができる。また、本体とベースの間でその長さが伸びることができるために、本体がベースに対して回動支点8を回動中心として回動する際に水を後方へと飛ばすことを抑制できる面積が増加でき、よりベース7より後方へと水などの液体が飛ぶことを抑制することができる。
なお、本発明の実施例では、液体撥ね抑制部11(11A、11B、11C、11D、11E)が図2に示すようにベース7上でほぼベース7の幅とほぼ同じ幅となっているが、本発明の効果を奏し得るためには、必ずしもベース7とほぼ同じ幅である必要はない。すなわち、液体撥ね抑制部11は、図3に示すベース7の紙面に向って左側部分付近に一部でもあればその効果を奏し得ることができるものである。
また、液体撥ね抑制部が、ベース7上の吐き出し口2Aの後方に一部でもあればその効果を奏し得ることができるものである。
なお、本発明の実施例においては、本体に取付けられるピーコック10によって、水などの液体を供給する構成としたが、本体とは別体の液体供給装置によって切断作業時に水などの液体を供給するようにした構成であっても、また水などの液体の供給装置を有さず、石材などの上に水が張ってある状態で切断作業をする場合であっても本発明と同様の効果を奏し得ることができるものである。
本発明の電動石材カッタの一実施例を示す正面図 図1の右側面図 図1の右側面図の要部断面図 本発明を構成するリンクの一実施形態を示す右側面図 本発明を構成するリンク及びベースの一実施形態を示す正面図 本発明を構成するピーコックの一実施形態を示す平面図 他の実施例の液体撥ね抑制部付近を示す要部拡大正面図 他の実施例の液体撥ね抑制部付近を示す要部拡大正面図 他の実施例の液体撥ね抑制部付近を示す電動石材カッタの正面図 他の実施例の液体撥ね抑制部付近を示す 従来の電動石材カッタの正面図 従来の電動石材カッタの要部断面図
符号の説明
1 本体
2 ハウジング
3 ギアカバー
4 ハンドル
5 鋸刃
6 リンク
7 ベース
8 回動支点
9 移動規制部
10 ピーコック
11A、11B、11C、11D,11E 液体撥ね抑制部
12 モータ
13ファン

Claims (7)

  1. 電動機と、
    該電動機により回転駆動される先端工具と、
    先端工具を回転可能に支持する回転軸と、
    前記電動機を内蔵し前記先端工具を回転可能に保持する本体と、
    前記本体下部に取付けられるベースとを有し、
    該ベース底面より下方に前記先端工具の少なくとも一部を突出可能であり、前記先端工具付近で液体を用いて切断を行う電動カッタであって、
    切断方向後方の前記ベースに上方に突出し、前記先端工具の回転軸方向に伸びた液体撥ね抑制部を設けたことを特徴とする電動カッタ。
  2. 前記本体内部に電動機により回転されるファンを設けると共に、
    前記本体外周にファン風を吹き出す吹き出し口を設け、前記液体撥ね抑制部を前記吐き出し口に対応させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動カッタ。
  3. 切断方向前方側で前記ベースと前記本体とは回動可能に連結され、
    切断方向後方側の任意の回動位置で本体を固定可能とするリンクを介して連結され、
    前記液体撥ね抑制部は、リンクと一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動カッタ。
  4. 前記液体撥ね抑制部は、ベース底面に対して直角よりも鋸刃側に傾斜してベース上方に突出していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項記載の電動カッタ。
  5. 前記液体撥ね抑制部は、吐き出し口に対応する部分と、鋸刃側面近傍に位置する部分とを有し、一体的に形成されていることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項記載の電動カッタ。
  6. 水の取り入れ口と、水の排出口とを有する液体供給装置を有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項記載の電動カッタ。
  7. 前記液体撥ね抑制部は弾性体で形成されており、一端をベースと連結し、他端を本体と連結していることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項記載の電動カッタ。
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