JP2011218550A - 丸鋸のベベル調整具 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋸刃のベベル角を調整する機構を提供すること。
【解決手段】丸鋸は、ベースプレートと、ベースプレートに枢動可能に取り付けられた鋸刃組立体と、ベースプレート上に支持される軸体の回転によって鋸刃組立体のベベル角を調整するように操作可能なベベル調整組立体とを含む。解除機構は、軸体の回りに巻かれたコイル部分と、軸体に対して実質的に固定された位置に保持された固定脚部と、軸体に対して動くように配置された解除脚部とをそれぞれ有する2つのねじりばねを含む。手動で操作可能な解除要素は、ねじりばねのそれぞれの解除脚部を、軸体の回りから各ばねのコイル部分を解く方向に実質的に同時に動かすように構成される。
【選択図】図1

Description

[001]本開示は、丸鋸に関し、特に、回転式の鋸刃のベベル角を調整する機構に関する。
[002]丸鋸では、工作物に対する回転式の切刃の向きを調整することがしばしば望まれる。1つの調整は切り込みの深さであり、これは、刃が鋸のベース部または脚部の下から突出する程度に関連する。別の調整は、切り込みの角度を制御するベベル角の調整である。この両方の調整において、鋸刃、ブレードガードおよび取手を典型的に含む切刃組立体は、垂線軸線に沿ってベース部または脚部に対して枢動するように枢動可能に取り付けられる。多くの鋸では、切り込み深さの調整のための枢動軸線は、ベベル調整機構によって支持される。
[003]多くの従来技術の調整機構では、枢動が可能になるように締付ボルトが緩められ、次に、鋸を所望の向きにロックするように再び締められる。締付ボルトの方式は任意の深さの切り込みまたはベベル角で鋸刃をしっかりとロックできる一方で、使用が厄介であり、操作者は、調整機構を操作するためだけに両手を使用することが必要となる。これは、特に、無限の角度調整が可能である機構では、操作者が、締付ボルトを同時に締めながら、所望の角度で鋸を保持できなければならないために問題となる。さらに、ボルトが十分にしっかりと締められていないと、鋸は所望の角度を保持することができない。反対に、ボルトが締められ過ぎていると、後の角度調整のために緩めるのが困難になる。さらに、締付ボルトは時間とともに摩耗し、そのため緩めたり締めたりすることが困難となる。
[004]開示された一特徴によると、丸鋸の角度調整機構は、特定の角度調整のための枢動軸線を規定する軸体を含む。軸体は、2つのねじりばねを介して延在し、それぞれのばねは、軸体に対して概ね固定された固定脚部と、軸体に対して自由に動く解除脚部とを有する。各ばねはまた、軸体を取り囲むコイル部分を含む。ねじりばねは、コイル部分の直径が軸体の外径より小さくなる自由位置まで偏倚される。ねじりばねは、このように偏倚されて軸体を堅く係合し、それによって軸体をロックする。
[005]調整機構は、両方のばねの解除脚部に対して押すように操作可能である解除機構をさらに含む。解除脚部は、それぞれのばねを軸体の回りから解く方向に押される。したがって、時計回りに巻かれたばねでは、解除脚部は、反時計回りの方向に押される。解除脚部が押されるにつれて、コイル部分は軸体の回りから徐々に解け、それによって、回転するように軸体を解除する。
[006]一特徴では、1つのねじりばねが時計回りに巻かれ、一方、他方のばねは軸体の回りに反時計回りに巻かれる。この構成では、2つのばねは、時計回りまたは反時計回りの方向のいずれにも軸体が回転するのを阻止または防止するように構成される。このばねの組み合わせでは、解除脚部は、軸体の中央および一方の側に位置し得る。
[007]一態様では、解除機構は、一端に上側および下側のアームを備えた細長い棒材を含む。アームは、その解除された構成において軸体およびねじりばねを受けるサイズにされた切欠きを規定する。切欠きは、アームが、ねじりばねと干渉することなく軸体の一方の側から他方まで通過できるようにするのに十分な深さを有する。アームは、解除棒材が軸体に向かって移動するにつれて各ばねの解除脚部を圧迫するようにさらに配置される。
[008]解除機構は、機構を片手で作動できるようにする作動器をさらに含む。一態様では、ばねで偏倚されたベルクランクが、解除アームの反対側の解除棒材の端部に連結される。ベルクランクは、初めは、ねじりばねの解除脚部から離れた状態に解除棒材を保持するように偏倚されている。ベルクランクは、偏倚力に対抗して手動で動かされ得るレバーを含み、それが、解除棒材を軸体に向かって移動させ、解除棒材のアームにねじりばねの解除脚部を押させる。別の実施形態では、手動で押されたときに、ねじりばねの解除脚部を直接圧迫する押しボタン機構が設けられる。
[009]一態様では、ベースプレートおよびベースプレート上に可動式に取り付けられた鋸刃組立体を有する丸鋸の向き調整装置は、ベースプレートに対する鋸刃組立体の向きを調整するように操作可能な調整組立体を備え、この組立体は、鋸刃組立体の向きを調整するようにベースプレート上に可動式に支持される軸体を含む。向き調整装置は、軸体の回りに巻かれた少なくとも1つのねじりばねを含む解除機構をさらに含み、このねじりばねは、軸体の外径より小さい自由内径を有するコイル部分と、コイル部分から外向きに突出する固定脚部および解除脚部とを含む。固定脚部は、軸体に対して実質的に固定された位置に保持され、一方、解除脚部は、コイル部分を解く方向に軸体に対して動くように配置される。解除機構は、解除要素の動きが、コイル部分が軸体の回りに係合された第1状態、および、コイル部分が軸体の直径より大きい直径まで解かれた第2状態から解除脚部を動かすように、軸体に対して支持された手動で操作可能な解除要素をさらに含む。
[010]一特徴においては、手動で操作可能な解除要素は、ベースプレートに対して動くように支持された細長い棒材を含み、この細長い棒材は、解除脚部を係合するよう構成されるアームを一方の端部に有する。細長い棒材は、ベースプレート上に滑動可能に支持され得る。手で係合可能な端部と細長い棒材に連結された反対側の端部とを有するレバーが設けられ、このレバーは、レバーの回転が、軸体に向かう方向および軸体から離れる方向に細長い棒材を動かすように、ベースプレート上に枢動可能に支持される。偏倚要素がレバーに係合され、レバーを偏倚して細長い棒材を軸体から離れる方向に動かすように構成され得る。
[011]特定の実施形態では、解除機構は、軸体の回りに巻かれたコイル部分と、軸体に対して実質的に固定された位置に保持される固定脚部と、軸体に対して動くように配置される解除脚部とをそれぞれ有する2つのねじりばねを含む。解除要素は、2つのねじりばねのそれぞれの解除脚部を、コイル部分を解く方向に実質的に同時に動かすように構成される。解除要素が細長い棒材を含むとき、棒材は、一方の端部に、2つのねじりばねのそれぞれの解除脚部を実質的に同時に係合するように構成される2つのアームを含み得る。
[012]さらなる態様では、2つのねじりばねは、軸体の回りに互いに対して反対方向に巻かれる。一実施形態では、2つのばねのそれぞれの解除脚部は、互いに対して実質的に反対方向にそのコイル部分から突出する。別の実施形態では、解除脚部は、軸体に対して実質的に同じ方向にそれぞれのコイル部分から突出する。この実施形態では、手動で操作可能な解除要素は、軸体に対して同じ方向に動くように支持される押しボタンを含み、この押しボタンは、押しボタンが同じ方向に動かされると、2つのばねのそれぞれの解除脚部を実質的に同時に係合するように構成される。
[013]一実施形態によるベベル調整機構および解除機構を示す固定枢動式の丸鋸の一部分の斜視図である。 [014]図1のベベル調整機構および解除機構の一部分の上面斜視図である。 [015]図2のベベル調整機構および解除機構の側面斜視図である。 [016]第1の非作動状態にある図1〜3に示された解除機構の側面図である。 [017]第2の作動状態にある図1〜3に示された解除機構の側面図である。 [018]一実施形態によるベベル調整機構および解除機構を示す浮動枢動式の丸鋸の一部分の斜視図である。 [019]図6のベベル調整機構および解除機構の一部分の上面斜視図である。 [020]解除機構の筐体を取り外した、図7に示すベベル調整機構および解除機構の上面斜視図である。 [021]解除機構の押しボタンを取り外した、図8に示すベベル調整機構および解除機構の上面斜視図である。 [022]図6〜9に示された解除機構の端面図である。
[023]本開示は、丸鋸の調整機構に関する。この機構は、ベベル角調整における使用について示され、説明されているが、機構は、切り込みの深さの調整にも組み込み可能である。
[024]図1に示される丸鋸10は、ベースプレート20に枢動可能に取り付けられた鋸刃組立体11を含み、この組立体は、鋸刃(図示せず)と、鋸刃を保護するブレードガード12と、モータ(図示せず)を支持するモータ筐体14と、取手16とを含む。枢動可能に取り付けられた鋸刃組立体は、ベベル角調整組立体25に取り付けられた枢動ハブ24を中心に枢動するように配置される。鋸刃組立体11はさらに、回転式の切刃が作動時に溝穴22を介して延在するように取り付けられる。
[025]ベベル調整組立体は、枢動取付け部29(図2)によるなどして枢動ハブ24が取り付けられる軸体27を含む。軸体27は、ベースプレート20に固定された2つの支持取付け部33によって回転可能に支持される。ベベル調整組立体は、機構の枢動を案内し操作者にベベル角の目視の指標を提供する案内板31をさらに含む。ここまで説明されたように、鋸10およびベベル調整組立体25は、従来の丸鋸に既知であるように概ね構成され得る。
[026]一特徴によると、ベベル調整組立体25は、べべル枢動を解除およびロックする操作を片手でできるようにする解除機構40を含む。解除機構は、軸体27上に、軸体を支持する支持取付け部33の間に配設された一対のねじりばね42、43を含む。それぞれのばねは、軸体に対して固定された固定脚部42a、43aをそれぞれ含む。たとえば、ばね42の固定脚部42aは、図2に示すように、ベースプレート20に画定された固定穴46の中に配設され得る。ばね43の固定脚部43aは、ベースプレートに同様に固定され得る。代替として、本明細書に説明されるように、固定脚部は、隣接する支持取付け部33を係合するように構成され得るか、または、ねじりばね42、43が巻かれるおよび解かれる際に固定脚部42a、43aが動くのを防ぐ別のやり方で固定され得る
[027]図4〜5に最もよく示されるように、それぞれのばねはまた、自由脚部または解除脚部42b、43bを含む。解除脚部は、軸体27を囲むそれぞれのコイル部分42c、43cから外向きに突出する。解除脚部42b、43bは、脚部に容易に接近できるようにコイル部分の外側に十分な距離だけ突出する。図2〜5に示すように、ねじりばね42および43は、互いに反対方向に配置される。言い換えると、ねじりばね42は、(図4〜5の軸体の軸線に沿って見て)軸体の周囲に反時計回りに巻かれ、一方、他方のばね43は時計回りに巻かれ得る。ばねのこの構成では、2つの固定脚部42a、43aは、軸体の上の外側寄りの位置、すなわち、支持取付け部33のすぐ隣に位置し得る。同様に、図1〜3に示すように、解除脚部42b、43bは、軸体27の中央に互いに隣り合って配置され得る。さらに、ばねの反対方向の向きを前提とすると、解除脚部はまた、そのそれぞれのコイルから反対方向に延在し、解除脚部42bが上方へ突出し、解除脚部43bが下方へ突出する。解除機構40の突出または高さを最小にするために、下方へ突出する解除脚部43bは、図2および4に示すように、ベースプレートに形成された溝穴48の中に収まり得る。
[028]それぞれのばねは、コイル部分42c、43cの内径が軸体27の外径より小さくなる自由構成を有する。このコイルの小さい自由径によって、軸体に取り付けられたときに、ばねがその自由状態へと戻ろうとする際にねじりばね42、43が軸体の上へロックされるかまたは締め付けられる。こうして、固定脚部42a、43aがベースプレート20に固定されたときに、ねじりばねのこの作用が、任意の方向への回転に対して軸体を効果的にロックする。2つのばねの反対方向の向き(ばね42では反時計回り、ばね43では時計回り)によって、軸体に時計回りのトルクがかかるかまたは反時計回りのトルクがかかるかに関係なく、締付け力が確実にかけられる。2つのばねの使用によって、また、単一のより大きい棒径のばねと同じ締付け力を発生させるためにばねはより小さい棒径を有することができるようになる。
[029]既知のように、ねじりばねがそれ自体の巻き方向とは反対方向に回転されると、コイルの内径が増加する。したがって、反時計回りに巻かれたばね42の解除脚部42bが時計回りに動かされると、コイル部分42cが解けて、内径が増加する。同様に、解除脚部43bが反時計回りに動かされると、ばね43のコイル部分43cが解ける。たとえば、図5に示すように、ばね42が解かれると、コイル部分42cの解けまたは拡張によって、ばねと軸体27との間に間隙45が生じる。この間隙は、軸体からの締付け力を解除するのに十分であり、軸体は回転できるようになる。軸体27の回転が可能になると、ベベル調整組立体25は、動力鋸10のベベル角を変えるように作動され得る。
[030]本明細書に開示される解除機構40は、片手での手動の動作によって2つのねじりばね42、43を解く手段を提供する。特に、この機構は手動で操作可能な解除要素を含み、この要素は、この実施形態では、図1〜5に示すように、ベースプレート20上に滑動可能に配設される解除棒材50である。図4〜5において最もよく分かるように、棒材50は上側アーム52および下側アーム53を含む。上側アーム52は、軸体27およびばね42、43の上方を通るように位置調整され、下側アーム53は、軸体およびばねの下方を通るように位置調整される。アームは、軸体およびばねの一部分を包む概ねU形の溝穴55を画定する。溝穴55は、その拡張したまたは解かれた状態のばね42、43を収容するサイズにされる。
[031]アーム52、53は、各解除脚部42bおよび43bに同時に接触するように構成される。脚部は、解除棒材50が軸体27に向かって移動するにつれて図4に示されるロック状態から図5に示される解除状態に脚部を変位させるのに十分な長さを有する。図5に示される方向に脚部42b、43bを変位させることによって、2つのばねのコイル部分が上述のように軸体の回りから解かれる。棒材50が反対方向に動かされると、ねじりばねの偏倚力が脚部42b、43bを引いて、図4に示されるロック状態に戻す。
[032]解除棒材50は、棒材を軸体27に向かって滑動させるように手動で操作され得る。このやり方では、解除棒材は、ベースプレート20上のガイド溝穴(図示せず)の中に保持され、解除棒材を滑動させるために把握されるつまみまたは取手を含み得る。しかしながら、ねじりばね42、43の力に対抗して解除脚部42b、43bを偏倚させるのに必要な力は、このような手動の動きを困難にする。さらに、ねじりばねは解除棒材を押し戻そうとするので、この力は、ベベル角の調整が可能となる十分な長さの間保持されなければならない。結果として、別の特徴では、ねじりばねの解除脚部42b、43bの力に対抗する解除棒材50の移動を容易にするレバーアームの構成が提供される。
[033]図2〜5に示されるように、ベルクランク60が、ベースプレート20の枢動ピン66のところに枢動可能に取り付けられる。枢動ピン66は、軸体27に対して固定された関係にある。ベルクランクは、操作者によって手で係合され枢動されるようにベースプレート20の上に配置されたレバー62を含む。レバー62は、枢動ピン66上に取り付けられたハブ64に連結される。ハブは、枢動ピンから径方向に中心から離れる方向に、レバー62の概ね正反対側に連結ピン58を有する。連結ピン58は、ハブ64に固定され、解除棒材50の端部59に形成される溝穴70の中に位置され得る。溝穴70は、連結ピン58が枢動ピン66からその固定された半径のところで枢動する際に、連結ピンが横方向に滑動できるようにする。連結ピン58は、それが偶然に外れるのを防ぐように溝穴70の中に完全に着座するサイズにされる。解除棒材50の線形の移動に対して、連結ピンの枢動または回転の動きを移動させることのできる、連結ピンおよび解除棒材の端部59の他の構成が企図される。
[034]図2および4に示されるロック状態では、連結ピン58が軸体27から最も遠い距離のところにくるように、ベルクランク60がベースプレートの上方にて内向きに枢動される。この位置は、解除棒材50を軸体およびねじりばねから引き離す。図3および5に示される解除状態では、レバー62はベースプレートの縁部に向かって外向きに引かれる。この動きが連結ピン58を軸体27に向かって回転させ、それが解除棒材50を軸体に向かって押す。レバー62は、ねじりばね42、43の抵抗を克服するのに十分なモーメントアームを与える。
[035]レバーは、ベベル角調整を行うときに操作者が都合よく近づくことができるように、および、鋸10の調整可能な作業構成要素を避けるように、ベースプレート20上に配置される。レバー62に容易に近づくことができることによって、操作者は、一方の手でレバーを作動させ、同時に、他方の手で鋸刃組立体を枢動させることができる。構成要素が所望のベベル角で位置調整されると、操作者は、単にレバーを解除し、それによって、ねじりばね42、43をそのロック状態に戻し、回転しないように軸体27をロックすることができる。さらなる調整が必要な場合、操作者は、レバーを再度作動させ、ねじりばね42、43をその解除状態に動かす。
[036]ハブ64とベースプレート20との間に係合された偏倚ばね68によるなどして、ベルクランク60がばね偏倚され得る。偏倚ばねは、ロック状態(図2)から解除状態(図3)へと、レバー62の回転に対抗して偏倚するように配置される。言い換えると、偏倚ばね68は、軸体27およびねじりばね42、43から後退するように解除棒材50を偏倚する。ベルクランクではなく解除棒材に連結された偏倚要素を含む他の偏倚構成要素が、ベルクランクおよび解除棒材を偏倚するように使用され得る。偏倚構成要素は、一体蝶番の形態などのように、レバーと解除棒材との間の界接面の中に組み込まれ得る。
[037]図1〜5に示す鋸10は、枢動軸線が軸体27に沿った、鋸刃組立体のための従来の枢動軸線を用いる。図6に示される鋸10’などの別のタイプの鋸では、枢動軸線は「仮想」軸線であり、これは、調整可能な構成要素のための枢動点が浮動することを意味する。実際の仮想枢動軸線の方式は、鋸刃と工作物との間の交差点に枢動軸線を固定する。したがって、図6に示すように、鋸10’は、ベベル角調整組立体25’に対して枢動ハブ24’のところに取り付けられた鋸ガード12’を含む。組立体は、枢動点36’においてリンク機構35’に連結された案内板31’を含む。リンク機構35’は、枢動点37’において、解除機構80の一部分を形成する枢動リンク86に連結される。枢動リンクは、ベース部90上に支持された軸体88に取り付けられる(図7〜8)。これらの要素は、鋸刃組立体が刃と工作物との交差点を中心に枢動できるようにする四棒リンク機構を形成する。
[038]この仮想枢動軸線の鋸10’でのベベル角の調整は、ベース部に対する軸体88の回転に依存する。軸体が自由に回転するとき、ベベル角が調整可能であり、反対に、軸体がロックされているとき、ベベル角は固定される。解除機構80は、手動で操作可能な解除要素を含み、これは、この実施形態では、図7に示すように、筐体82の中に滑動可能に配設された押しボタン84である。筐体82はベース部90に取り付けられ、押しボタンを保持する働きをする。特に、押しボタンは、筐体82の頂部の開口部83の中に押しボタン84を拘束する少なくとも1つのレッジ(棚状突出部)85を含む。
[039]上述の解除機構40と同様に、解除機構80は、軸体88の上に取り付けられた一対のねじりばね105、107を含む。ねじりばね105、107は、上述のばね42、43と同じサイズおよび向きにされ、上述のばね42、43と同じやり方で作動する。図9〜10に示すように、ばねは、固定脚部105a、107a、解除脚部105b、107b、およびコイル部分105c、107cを含む。固定脚部105a、107aは、ベース部90を圧迫し、ベース部に形成される溝の中に収まり得る。解除脚部105b、107bは、図10において最もよく分かるように、軸体88から垂直でない角度で上向きに突出する。
[040]軸体88は、各端部がベース部90の軸体支持部92に回転可能に取り付けられる。ベース部は、押しボタン84、および、特に押しボタンの脚部95を滑動可能に受けるように、軸体88の下に空洞部91を画定する。脚部95は、図8および10に示されるように、押しボタンが軸体88の上方で下向きに滑動するように一対の軸体開口部96を画定する。脚部95はさらに、ねじりばねの解除端部105b、107bが中から突出するばね開口部98を画定する。ばね開口部98は、解除端部を保持するように解除端部105b、107bと接触する接触縁部100を形成する。
[041]図8および10に示されるロック状態では、押しボタンは、軸体88に対してその最大程度まで上向きに、すなわち、筐体82を圧迫するレッジ85によって移動されている。このとき、コイル部分105c、107cが軸体88の回りにきつく巻かれた状態で、ねじりばねはそのロック状態にある。押しボタンが図10の矢印の方向に押下されると、縁部100がねじりばねの解除部分105b、107bを押し、解除部分を外向きに回転させる。この回転は、上述の方式でコイル部分105c、107cを解き、それによって、ねじりばねの内径が増して軸体88を解除する。押しボタン84の脚部95は、押しボタン84の下向きの動きが軸体88によって止められるまで空洞部91の中へと進む。
[042]押しボタンにかかる圧力が解除されると、ばねがその偏倚されたロック状態になるにつれて、ねじりばね105、107のばね力が、解除脚部105b、107bを内向きに枢動させる。解除脚部のこの内向きの動きは、押しボタン84を上向きに押して筐体82と係合させる。押しボタンが押下されたとき軸体は自由に回転でき、それによって操作者は鋸10’のベベル角を調整できるようになり、押しボタンが解除されたとき軸体はロックされることが理解されよう。押しボタンは、操作者が一方の手でベベル角調整組立体25’の解除およびロックを制御できるようし、鋸刃組立体を動かす他方の手を自由にする。ねじりばね105、107のばね力が、押しボタンをそのロック状態に自然に動かすが、追加の偏倚構成要素が、押しボタン84と筐体82またはベース部90との間に設けられ得る。たとえば、押しボタンの脚部95は、軸体88の下の空洞部91の中に配設された偏倚部材を圧迫し得る。
[043]本明細書に開示される解除機構40および80は、軸体27および88などの枢動軸体の上に取り付けられた少なくとも1つのねじりばねを用いる。ねじりばね(複数可)は、ばねのコイル部分がその中立状態で軸体の回りにきつく巻かれるように偏倚される。ねじりばね(複数可)の解除脚部は、解除棒材50または押しボタン84などの作動器によって動かされる向きにされる。解除脚部を動かすことによって、ばね(複数可)のコイル部分が解け、その結果、ばね(複数可)の内径が増す。この増加した直径は、ばね(複数可)の中で軸体が回転できるようにするのに十分である。図示の実施形態では、時計回りまたは反時計回りのいずれの方向の軸体の回転に対しても完全な拘束をもたらすように、2つの反対方向のねじりばねの対42、43および105、107が組み込まれる。単一のねじりばねが特定の丸鋸には適し得る。代替として、解除機構の隆起を増加させることなく、より大きな締付け力をもたらすために、3つ以上のねじりばねが必要となり得る。
[044]図1〜5に示される実施形態では、解除棒材50は、解除アーム42b、43bを同時に動かすように配置される単一の組のアーム52、53を含む。この構成では、解除アーム42b、43bは互いに隣接している。代替として、解除アームは軸体27の中心を離れた端部に位置し、解除棒材は、アーム52および53がその中心を離れた位置に向けられるように修正され得る。
[045]さらなる修正例では、解除棒材は、図1〜5に示すように解除脚部を押すのではなく、解除脚部を引くように構成され得る。この修正例では、解除脚部42b、43bは、解除棒材50の上下のアーム52、53に形成された溝穴の中に配置され得る。このとき、解除棒材はねじりばねを解除するように引かれ得る。同様の修正が、解除機構80の押しボタン84に行われ得る。
[046]本発明は、図面および上述の説明に詳細に示され説明されてきたが、これは性質上、例示的なものであり非制限的なものであると考えられるべきである。好ましい実施形態のみが示されており、本発明の精神の範囲内にあるすべての変更例、修正例およびさらなる応用例は、保護されることが望まれることを理解されたい。
[047]たとえば、本開示は、ベベル角調整に関連した解除機構を用いる。解除機構は、鋸刃組立体の向きを調整するために軸体またはシャフトの動きに依存する他の向き調整構成要素に組み込まれ得る。たとえば、解除機構は丸鋸の切り込みの形状の深さに使用するように構成され得る。解除機構はまた、軸体またはシャフトの長さ方向の動きを利用する調整のためにも構成され得る。
[048]本開示は、様々な角度調整を用いる丸鋸に関する。本明細書に開示される解除機構は、向き調整の特徴を組み込む他のタイプの鋸または工具にも使用され得る。
10 丸鋸
10’ 鋸
11 鋸刃組立体
12 ブレードガード
12’ 鋸ガード
14 モータ筐体
16 取手
20 ベースプレート
22 溝穴
24 枢動ハブ
24’ 枢動ハブ
25 ベベル角調整組立体
25’ ベベル角調整組立体
27 軸体
29 枢動取付け部
31 案内板
31’ 案内板
33 支持取付け部
35’ リンク機構
36’ 枢動点
37’ 枢動点
40 解除機構
42、43 ねじりばね
42a、43a 固定脚部
42b、43b 解除脚部
42c、43c コイル部分
45 間隙
46 固定穴
48 溝穴
50 棒材
52 上側アーム
53 下側アーム
55 溝穴
58 連結ピン
59 端部
60 ベルクランク
62 レバー
64 ハブ
66 枢動ピン
68 偏倚ばね
70 溝穴
80 解除機構
82 筐体
83 開口部
84 押しボタン
85 レッジ(棚状突出部)
86 枢動リンク
88 軸体
90 ベース部
91 空洞部
92 軸体支持部
95 脚部
96 軸体開口部
98 ばね開口部
100 縁部
105、107 ねじりばね
105a、107a 固定脚部
105b、107b 解除脚部
105c、107c コイル部分

Claims (20)

  1. 丸鋸の向き調整装置であって、前記丸鋸は、ベースプレートと、当該ベースプレートの上に可動式に取り付けられた鋸刃組立体とを有し、前記向き調整装置は、
    前記ベースプレートに対する前記鋸刃組立体の向きを調整するように操作可能な調整組立体であって、当該調整組立体は、前記鋸刃組立体の向きを調整するように、前記ベースプレート上に可動式に支持される軸体を含む、調整組立体と、
    解除機構とを備えており、当該解除機構は、
    前記軸体の回りに巻かれた少なくとも1つのねじりばねであって、当該ねじりばねは、前記軸体の外径より小さい自由内径を有するコイル部分と、前記コイル部分から外向きに突出する、固定脚部および解除脚部とを含み、前記固定脚部が、前記軸体に対して実質的に固定された位置に保持され、前記解除脚部が、前記コイル部分を解く方向に前記軸体に対して動くように配置される、ねじりばねと、
    前記軸体に対して支持され手動で操作可能な解除要素であって、当該解除要素の動きにより、第1状態および第2状態から前記解除脚部が動かされるようにされ、前記第1状態では、前記コイル部分が前記軸体の回りに係合されていて、前記第2状態では、前記コイル部分が前記軸体の直径より大きい直径まで解かれている、解除要素とを含む、向き調整装置。
  2. 前記手動で操作可能な解除要素が、前記ベースプレートに対して動くように支持された細長い棒材を含み、前記細長い棒材が、前記解除脚部を係合するよう構成されるアームを一方の端部に有する、請求項1に記載の向き調整装置。
  3. 前記細長い棒材が、前記ベースプレート上に滑動可能に支持される、請求項2に記載の向き調整装置。
  4. 前記手動で操作可能な解除要素がレバーをさらに含み、当該レバーが、手で係合可能な端部と、前記一方の端部の反対側の端部で前記細長い棒材に連結された反対側の端部とを有し、前記レバーの回転により前記軸体に向かう方向および前記軸体から離れる方向に前記細長い棒材が動かされるように、前記レバーが前記ベースプレート上に枢動可能に支持される、請求項2に記載の向き調整装置。
  5. 前記解除要素が、前記レバーに係合される偏倚要素を含み、当該偏倚要素は、前記レバーを偏倚して前記細長い棒材を前記軸体から離れる方向に動かすように構成される、請求項4に記載の向き調整装置。
  6. 前記レバーが、ベルクランクの一部分であり、当該ベルクランクが、前記ベースプレートに枢動可能に取り付けられたハブを有し、当該ハブがピンを含み、当該ピンは前記ハブから延在し解除用の前記細長い棒材に連結される、請求項4に記載の向き調整装置。
  7. 前記ピンが、前記反対側の端部に画定される溝穴の中に滑動可能に配設される、請求項6に記載の向き調整装置。
  8. 前記解除機構が、2つのねじりばねを含み、当該ねじりばねのそれぞれが、前記軸体の回りに巻かれたコイル部分と、前記軸体に対して実質的に固定された位置に保持される固定脚部と、前記軸体に対して動くように配置される解除脚部とを有し、
    前記解除要素は、前記2つのねじりばねのそれぞれの前記解除脚部を、前記コイル部分を解く前記方向へ実質的に同時に動かすように構成される、請求項1に記載の向き調整装置。
  9. 前記手動で操作可能な解除要素が、前記ベースプレートに対して動くように支持された細長い棒材を含み、当該細長い棒材が、一方の端部に、前記2つのねじりばねのそれぞれの前記解除脚部を実質的に同時に係合するように構成される2つのアームを有する、請求項8に記載の向き調整装置。
  10. 前記2つのねじりばねが、前記軸体の回りに互いに対して反対方向に巻かれる、請求項8に記載の向き調整装置。
  11. 前記2つのばねのそれぞれの前記解除脚部が、互いに対して実質的に反対方向に前記ばねの前記コイル部分から突出する、請求項10に記載の向き調整装置。
  12. 前記手動で操作可能な解除要素が、前記ベースプレートに対して動くように支持された細長い棒材を含み、当該細長い棒材が上側のアームおよび下側のアームを有し、前記両アームが、前記軸体を中に受けるようなサイズにされた溝穴を間に画定し、前記両アームが、前記軸体の上および下で前記2つのばねのうちの対応する1つの前記解除脚部を係合するように配置される、請求項11に記載の向き調整装置。
  13. 前記2つのばねのそれぞれの前記解除脚部が、前記軸体に対して実質的に同じ方向に前記ばねの前記コイル部分から突出する、請求項10に記載の向き調整装置。
  14. 前記手動で操作可能な解除要素が、前記軸体に対して前記同じ方向に動くように支持される押しボタンを含み、当該押しボタンが前記同じ方向に動かされると、前記2つのばねのそれぞれの前記解除脚部を実質的に同時に係合するように、前記押しボタンが構成される、請求項13に記載の向き調整装置。
  15. 前記押しボタンが、前記2つのばねから離れる前記同じ方向への前記押しボタンの動きを制限するように構成される筐体の中に保持される、請求項14に記載の向き調整装置。
  16. 丸鋸において、
    溝穴を画定するベースプレートと、
    前記溝穴を介して延出可能な鋸刃を備えて、前記ベースプレートに枢動可能に取り付けられた鋸刃組立体と、
    前記ベースプレートに対する前記鋸刃組立体の角度を調整するように操作可能な角度調整組立体であって、前記角度を調整するように前記ベースプレート上に回転可能に支持される軸体を含む、角度調整組立体と、
    解除機構とを備えており、当該解除機構は、
    前記軸体の回りに巻かれた少なくとも1つのねじりばねであって、当該なじりばねは、前記軸体の外径より小さい自由内径を有するコイル部分と、前記コイル部分から外向きに突出する固定脚部および解除脚部とを含み、前記固定脚部が、前記軸体に対して実質的に固定された位置に保持され、前記解除脚部が、前記コイル部分を解く方向に前記軸体に対して動くように配置される、ねじりばねと、
    前記軸体に対して支持された手動で操作可能な解除要素であって、当該解除要素の動きにより、第1状態および第2状態から前記解除脚部が動かされるようにされ、前記第1状態では、前記コイル部分が前記軸体の回りに係合されていて、前記第2状態では、前記コイル部分が前記軸体の直径より大きい直径まで解かれている、解除要素とを含む、丸鋸。
  17. 前記解除機構が2つのねじりばねを含み、当該ねじりばねのそれぞれが、互いに対して反対方向に前記軸体の回りに巻かれたコイル部分と、前記軸体に対して実質的に固定された位置に保持された固定脚部と、前記軸体に対して動くように配置された解除脚部とを有し、
    前記解除要素は、前記2つのねじりばねのそれぞれの前記解除脚部を、前記コイル部分を解く前記方向に実質的に同時に動かすように構成される、請求項16に記載の丸鋸。
  18. 前記2つのばねのそれぞれの前記解除脚部が、互いに対して実質的に反対方向に前記ばねの前記コイル部分から突出し、
    前記手動で操作可能な解除要素が、前記ベースプレート上に滑動可能に支持された細長い棒材を含み、当該細長い棒材が、一方の端部に、前記2つのねじりばねのそれぞれの前記解除脚部を実質的に同時に係合するように構成される2つのアームを有する、請求項17に記載の丸鋸。
  19. 前記解除要素が、前記ベースプレート上に枢動可能に取り付けられ、前記一方の端部の反対側の前記細長い棒材の端部に連結されたベルクランクをさらに含み、当該ベルクランクが、手動で操作されるレバーを有し、当該レバーの回転により前記軸体に向かう方向および前記軸体から離れる方向に前記細長い棒材が動かされるように、前記レバーが配置される、請求項18に記載の丸鋸。
  20. 前記2つのばねのそれぞれの前記解除脚部が、前記軸体に対して実質的に同じ方向に前記ばねの前記コイル部分から突出し、
    前記手動で操作可能な解除要素が、前記軸体と前記同じ方向に動くように支持される押しボタンを含み、当該押しボタンが前記同じ方向に動かされると、前記2つのばねのそれぞれの前記解除脚部を実質的に同時に係合するように、前記押しボタンが構成される、請求項17に記載の丸鋸。
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