JP2008240528A - 可変容量型ベーンポンプ - Google Patents

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総夫 仙波
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茂行 宮澤
Kazuyoshi Uchino
一義 内野
Hideo Konishi
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Abstract

【課題】 応力集中を抑制してムリングの耐久性低下やカムプロファイルの変化によるポンプ特性の低下を回避した可変容量型ベーンポンプを提供する。
【解決手段】 カムリングの外周側に形成され、このカムリングの外周側空間を吐出量が増大する側に設けられた第1流体圧室と、吐出量が減少する側に設けられた第2流体圧室とに隔成するシール部材と、ポンプボディの第1流体圧室側に設けられ、カムリングの第1流体圧室方向への動きを規制するストッパ部と、第1流体圧室または第2流体圧室に導入される圧力を制御する圧力制御手段と、カムリングと前記ポンプボディとの間であって、揺動支持面よりも前記第2流体圧室側に設けられ、カムリングの回転を防止する回り止め部とを有することとした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、可変容量型ベーンポンプに関する。
従来、特許文献1に記載される可変容量型ポンプにあっては、カムリングを揺動させることによりポンプ室の容積を変化させ、ポンプ高回転時には吐出量が減少するように制御されている。カムリングの両側には第1流体圧室と第2流体圧室が設けられ、それぞれの室に導入される圧力によりカムリングを制御している。
また、このカムリングはアダプタリングに形成された転動揺動支持面を中心に揺動し、この転動揺動支持面に隣接してカムリングの回転を規制するピンが設けられている。カムリングが第1流体圧室側に形成されたストッパに当接した状態で吐出量最大となり、カムリングはこのストッパと転動揺動支持面とで支持された状態となる。
この可変容量型ポンプをパワーステアリング装置の油圧源として使用した場合、吐出ポートにかかる圧力が高くなるのは吐出量最大の状態である。この圧力はカムリングに対して内周側から作用するため、カムリングはストッパと転動揺動支持面とで支持された状態で、ストッパと転動揺動支持面に対応する領域が外側に変形するような力を受ける。
特開2002−168179号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、ストッパと転動揺動支持面に対応する領域にピンと対応する凹部が形成されているため、この凹部において応力集中が発生し、カムリングの耐久性低下やカムプロファイルの変化によるポンプ特性の低下を招く、という問題があった。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、応力集中を抑制してカムリングの耐久性低下やカムプロファイルの変化によるポンプ特性の低下を回避した可変容量型ベーンポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、ポンプボディと、前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、前記ポンプボディ内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、前記ロータの周方向に複数個設けられたスロットに出没自在に収装されたベーンと、前記ポンプボディ内であって揺動支持面を中心に揺動自在に設けられるとともに、環状に形成され、内周側に前記ロータおよび前記ベーンとともに複数のポンプ室を形成するカムリングと、前記カムリングの軸方向両側に設けられた第1プレート部材および第2プレート部材と、前記第1プレート部材または前記第2プレート部材のうち少なくとも一方側に設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、前記カムリングの外周側に形成され、このカムリングの外周側空間を吐出量が増大する側に設けられた第1流体圧室と、吐出量が減少する側に設けられた第2流体圧室とに隔成するシール部材と、前記ポンプボディの前記第1流体圧室側に設けられ、前記カムリングの前記第1流体圧室方向への動きを規制するストッパ部と、前記第1流体圧室または第2流体圧室に導入される圧力を制御する圧力制御手段と、前記カムリングと前記ポンプボディとの間であって、前記揺動支持面よりも前記第2流体圧室側に設けられ、前記カムリングの回転を防止する回り止め部とを有することとした。
よって、応力集中を抑制してカムリングの耐久性低下やカムプロファイルの変化によるポンプ特性の低下を回避した可変容量型ベーンポンプを提供できる。
以下、本発明の可変容量型ベーンポンプを実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[ベーンポンプの概要]
図1はベーンポンプ1の軸方向断面図(図2のI−I断面)、図2は径方向断面図(図1のII−II断面)である。図2ではカムリング4が最もy軸負方向に位置する場合(偏心量最大)を示す。
なお、駆動軸2の軸方向をx軸とし、フロントボディ11、リアボディ12へ駆動軸が挿入される方向を正方向とする。また、カムリング4の揺動を規制するスプリング71(図2参照)の軸方向であってカムリング4を付勢する方向をy軸負方向、x、y軸と直交する軸であって吸入通路IN側をz軸正方向とする。
ベーンポンプ1は、駆動軸2、ロータ3、カムリング4、アダプタリング5、ポンプボディ10を有する。駆動軸2はエンジンとプーリを介して接続し、ロータ3と一体回転する。
ロータ3の外周には軸方向溝である複数のスロット31が放射状に形成され、各スロット31にベーン32が径方向に出没可能に挿入される。また、各スロット31の内径側端部には背圧室33が設けられ、作動油が供給されてベーン32を径方向外側に付勢する。
ポンプボディ10はフロントボディ11およびリアボディ12から形成される。フロントボディ11はx軸正方向側に開口する有底カップ形状であり、底部111には円盤状のプレッシャープレート6が収装される。フロントボディ11内周部であるポンプ要素収容部112であってプレッシャープレート6のx軸正方向側には、アダプタリング5、カムリング4、およびロータ3が収装される。
リアボディ12はx軸正方向側からアダプタリング5、カムリング4、およびロータ3と液密に当接し、アダプタリング5、カムリング4、およびロータ3はプレッシャープレート6およびリアボディ12に挟持されることとなる。
プレッシャープレート6には貫通孔66が設けられて駆動軸2が挿入される。また、x軸正方向側面61およびリアボディ12のx軸負方向側面120にはそれぞれ吸入ポート62,121および吐出ポート63,122が設けられ、吸入通路IN、吐出口OUTと接続してロータ3とカムリング4の間に形成されるポンプ室Bへの作動油の給排を行う。
この吸入ポート62,121は複数のポンプ室Bの容積が増大する領域(吸入領域Bz+)に開口し、吐出ポート63,122は複数のポンプ室Bの容積が縮小する領域(吐出領域Bz−)に開口する。
アダプタリング5はy軸側を長軸、z軸側を短軸とする略楕円状の円環部材であり、外周側においてフロントボディ11に収装されるとともに、内周側においてカムリング4を収装する。ポンプ駆動時にフロントボディ11内で回転しないよう、アダプタリング5はピン部材210によりフロントボディ11に対し回転を規制される。
カムリング4は略真円の円環状部材であり、外周はアダプタリング5の短軸とほぼ同径に設けられている。したがって、略楕円状のアダプタリング5に収装されることにより、アダプタリング5内周とカムリング4外周の間には流体圧室Aが形成され、カムリング4はアダプタリング5内においてy軸方向に揺動可能となる。
アダプタリング内周53のy軸負方向側端部にはストッパ部54が設けられ、カムリング4のy軸負方向移動を係止する。また、ストッパ部54のx軸方向両側は切り欠かれて連通溝部54aを形成し、第1流体圧室A1内でz軸正方向側と負方向側との作動油の連通をスムーズに行う。
また、アダプタリング内周面53のz軸正方向端部にはシール部材50(シール部材)が設けられ、z軸負方向端部には揺動支持面Nが形成される。アダプタリング5はこの揺動支持面Nにおいてカムリング4のz軸負方向を係止する。
揺動支持面Nには板部材40が設けられ、この板部材40の揺動支持面Nとシール部材50により、カムリング4とアダプタリング5との間の流体圧室Aはy軸負、正方向に画成されて第1、第2流体圧室A1,A2を形成する。
カムリング4とアダプタリング5との間であって、揺動支持面Nよりも第2流体圧室A2側には回り止め部200が設けられている。この回り止め部200はフロントボディ11およびリアボディ12に挿入されたピン部材210およびカムリング4外周に設けられた凹部220から構成され、駆動軸2回りのカムリング4の回転を防止する。
フロントボディ11およびリアボディ12にはピン孔170,180が設けられている。またプレッシャープレート6にはx軸方向貫通孔であるピン孔65が設けられ、これらのピン孔170,180および65にピン部材210が挿入される。各ピン孔170,180および65は断面長孔である。
各ピン孔170,180および65は断面長孔であるため、この長孔の中でピン部材210は変位可能である(図4、図5参照)。そのため、カムリング4からピン部材210に荷重がかかった際にピン部材210が変位することで、ピン部材210の撓み変形は防止される。
また、プレッシャープレート6を貫通したピン部材210がフロントボディ11およびリアボディ12側まで及んでピン孔170,180により保持されるため、プレッシャープレート6の支持性をさらに高めることができる。また、カムリング4の回転規制能力を向上させるものである。
また、シール部材50と揺動支持面Nとはほぼ径方向に対向する位置に設けられる。第1、第2流体圧室A1,A2のシールを行うシール部材50と揺動支持面Nを径方向に対向させることで、カムリング4が揺動してもシールクリアランスの変化量が小さくなり、シール性が向上する。
ロータ3の外径はカムリング内周41よりも小径に設けられ、カムリング4内周側に収装される。カムリング4が揺動し、ロータ3とカムリング4の相対位置が変化した場合であっても、ロータ3の外周はカムリング内周41と当接しないよう設けられている。
また、揺動によりカムリング4が最もy軸負方向に位置する場合、カムリング内周41とロータ3外周との距離はy軸負方向側において最大となる。カムリング4が最もy軸正方向に位置する場合は、同様に距離Lはy軸正方向側において最小となる。
ベーン32の径方向長さは距離Lの最大値よりも大きく設けられており、そのためベーン32は、カムリング4とロータ3との相対位置によらず、常にスロット31に挿入されつつカムリング内周41に当接した状態を維持することとなる。これにより、ベーン32は常時背圧室33から背圧を受け、カムリング内周41と液密に当接する。
したがって、カムリング4とロータ3との間の領域は、隣り合うベーン32によって常時液密に画成されてポンプ室Bを形成する。揺動によりロータ3とカムリング4が偏心状態にあれば、ロータ3の回転に伴って各ポンプ室Bの容積が変化する。
プレッシャープレート6およびリアボディ12に設けられた吸入ポート62,121および吐出ポート63,122は、ロータ3の外周に沿って設けられ、各ポンプ室Bの容積変化により作動油の給排が行われる。
アダプタリング5のy軸正方向端部には径方向貫通孔51が設けられている。また、フロントボディ11のy軸正方向端部にはプラグ部材挿入孔114が設けられ、有底カップ形状のプラグ部材70が挿入されてフロントボディ11、リアボディ12外部との液密を保つ。
このプラグ部材70の内周にはスプリング71がy軸方向に伸縮可能に挿入され、アダプタリング5の径方向貫通孔51を貫通してカムリング4に当接し、y軸負方向へ付勢する。
スプリング71は揺動量が最大となる方向にカムリング4を付勢し、圧力の安定しないポンプ始動時において吐出量(カムリング4揺動位置)を安定させるものである。
[第1、第2流体圧室への作動油の供給]
アダプタリング5のz軸正方向側であってシール部材50のy軸負方向側には貫通孔52が設けられている。この貫通孔52はそれぞれフロントボディ11内に設けられた油路113を介して制御バルブ7へ連通し、y軸負方向側の第1流体圧室A1と制御バルブ7を接続する。油路113は制御バルブ7を収容するバルブ収装孔115に開口し、ポンプ駆動に伴って制御圧が第1流体圧室A1に導入される。
制御バルブ7は油路21,22を介して吐出ポート63,122と接続する。油路22上にはオリフィス8が設けられ、制御バルブ7にはオリフィス8の上流圧である吐出圧と、オリフィス8の下流圧が導入される。この差圧とバルブスプリング7aによって制御バルブ7は駆動され、制御圧を生成する。
したがって第1流体圧室A1には制御圧が導入され、この制御圧は吸入圧、吐出圧に基づき生成されるため、制御圧≧吸入圧となる。
一方、第2流体圧室A2には低圧供給通路160を介して吸入圧が導入される。この低圧供給通路160はリアボディ12において吸入通路INとx軸負方向側面120とを連通し、吸入通路INと第2流体圧室A2とを接続する油路であって、カムリング4の揺動位置によらず常に第2流体圧室A2に開口する。また、低圧供給通路160は内周方向に延在する接続部161を介して吸入ポート121と接続する(図4参照)。
すなわち、低圧供給通路160は回り止め部200のピン部材210に対しシール部材50側に設けられ、低圧供給通路160は第2流体圧室A2内であって回り止め部200とシール部材50の間に設けられることとなる。これによりピン部材210よりも第2流体圧室A2の大部分を占める側に低圧供給通路160が開口することとなり、第2流体圧室A2への吸入圧導入性が向上する。
第2流体圧室A2には常時吸入圧が導入されるため、これにより本願ベーンポンプ1では第1流体圧室A1の液圧P1のみ制御される。一方、第2流体圧室A2の液圧P2は制御されず常時P2=吸入圧となる。これにより、第2流体圧室A2は常時安定した圧力とすることが可能となり、油圧外乱を防止して安定したカムリング4の揺動制御が実行可能となる。
[カムリングの揺動]
カムリング4が第1流体圧室A1の圧力P1から受けるy軸正方向の付勢力が、第2流体圧室A2の油圧P2とスプリング71から受けるy軸負方向の付勢力の和よりも大きくなれば、カムリング4は板部材40を回転中心としてy軸正方向に揺動する。揺動によりy軸正方向側のポンプ室By+は容積が拡大し、y軸負方向側のポンプ室By-は容積が減少する。
y軸負方向側のポンプ室By-の容積が減少すると、単位時間あたりに吸入ポート62,121から吐出ポート63,122へ供給される油量が減少し、オリフィス8の上流圧と下流圧の差圧が低下する。これにより、制御バルブ7はバルブスプリング7aにより押し戻され、制御バルブ7の制御圧が下げられる。よって第1流体圧室A1の圧力P1も低下し、y軸負方向への付勢力の和に抗し切れなくなると、カムリング4はy軸負方向側に揺動する。
y軸正、負方向の付勢力がほぼ等しくなると、カムリング4に作用するy軸方向の力が釣り合ってカムリング4は静止する。これにより油量が増加するとオリフィス8の差圧が上昇し、制御バルブ7はバルブスプリング7aを押してバルブ制御圧が上昇する。このため上記とは逆にカムリング4はy軸正方向へ揺動する。実際にはカムリング4は揺動ハンチングを起こすことなく、オリフィス8のオリフィス径とスプリング7aとにより設定された流量が一定となるように、カムリング4の偏心量が決定される。
[回り止め部の詳細]
図3は回り止め部200付近の拡大断面図、図4はリアボディ12のx軸負方向側正面図である。また、図5はプレッシャープレート6のピン孔65付近のx軸負方向側正面図、図6は図2においてロータ3およびベーン32を省略した図である。
回り止め部200はピン部材210、凹部220、およびピン溝230から形成される。ピン部材210がカムリング4の揺動を阻害しないよう、凹部220はカムリング4外周に、ピン溝230はアダプタリング5内周であって、互いにピン部材210に対応する位置に設けられている。
ピン部材210は板部材40のy軸正方向側近傍に設けられる。カムリング4が揺動した場合であっても、揺動中心である揺動支持面Nの近傍であればカムリング4がピン部材210から外れにくいため、近傍に設けることでピン部材210を小径化するものである。揺動支持面Nとピン部材210との角度は例えば10°以内に設けられる。
また、第2流体圧室A2には吸入圧が導入されるため、ピン部材210のy軸方向両側はともに吸入圧である。ピン部材210のy軸方向両側が等圧となるため、カムリング4−アダプタリング5間のクリアランスの小さいピン部材210のy軸負方向側にも作動油が確実に供給される。
また、ピン部材210の周囲が等圧で満たされるため、ピン部材210で第1、第2流体圧室A1,A2をシールする場合と比べてピン孔170,180および65からの圧力漏洩が抑制される。圧力漏洩がほとんど存在しないため、プレッシャープレート6に貫通孔であるピン孔65を設けても問題はなく、ピン部材210によるプレッシャープレート6の支持性が向上する。
カムリング4の最大偏心時(カムリング4が最もy軸負方向に位置する場合)において、凹部220とピン部材210とのクリアランスが生じるよう設けられている。カムリング4の動き代を確保することにより、カムリング4にかかる荷重を抑制する。
また、板部材40はフロントボディ11およびリアボディ12よりも硬度の高い材料で形成される。硬度の高い板部材40で全ての油圧によるラジアル荷重を受けることにより、ピン部材210への荷重の集中を防止する。この板部材40はアダプタリング5の保持溝55に保持され、ピン部材210を保持するピン溝230とは周方向に離間して別々に形成される。別々に設けることで加工精度を向上させ、ピン部材210の位置決め精度を向上させる。
[実施例1の効果]
(1)カムリング4の軸方向両側に設けられたリアボディ12(第1プレート部材)およびプレッシャープレート6(第2プレート部材)と、リアボディ12またはプレッシャープレート6のうち少なくとも一方側に設けられ、複数のポンプ室Bの容積が増大する領域に開口する吸入ポート62,121と、複数のポンプ室Bの容積が縮小する領域に開口する吐出ポート63,122と、カムリング4の外周側に形成され、このカムリング4の外周側空間を吐出量が増大する側に設けられた第1流体圧室A1と、吐出量が減少する側に設けられた第2流体圧室A2とに隔成するシール部材50と、ポンプボディ10の第1流体圧室A1側に設けられ、カムリング4の第1流体圧室A1方向への動きを規制するストッパ部54と、第1流体圧室A1または第2流体圧室A2に導入される圧力を制御する制御バルブ7と、カムリング4とポンプボディ10との間であって、揺動支持面Nよりも第2流体圧室A2側に設けられ、カムリング4の回転を防止する回り止め部200とを有することとした。
ストッパ部54と揺動支持面Nとの間の領域は吐出領域であり、カムリング4に対して内周側から大きな応力が発生する。回り止め部200はカムリング4において径方向厚みが薄くなる部分であるため、この領域にカムリング4の回転を規制する回り止め部を設けず、周り止め部200を第2流体圧室A2側に配置することにより、カムリング4の応力集中を回避することができる。
(ア)回り止め部200は、カムリング4の外周面に形成された凹部220と、この凹部220とフロントボディ11との間であって、この凹部220に対応するように設けられたピン部材210であることとした。ピン部材210はカムリング4の揺動を阻害することなく、駆動軸2を中心とするフロントボディ11との相対回転を防止することができる。
(イ)制御バルブ7は第1流体圧室A1に導かれる圧力を制御し、第2流体圧室A2には、少なくとも吸入圧が導入されることとした。ピン部材210の周方向両側にかかる圧力はともに吸入圧であるため、ピン部材210よりも揺動支持面N側に制御圧が導入されないという問題がない。また、ピン部材210を支持するピン孔65からの制御圧の漏洩を抑制することができる。
(ウ)第2プレートはフロントボディ11とカムリング4との間に設けられ、吐出圧によりこのカムリング4側に付勢されるプレッシャープレート6であって、 プレッシャープレート6は、ピン部材210を保持するピン孔65を備え、このピン孔65はx軸方向に貫通するように形成されることとした。ピン孔65にかかる圧力は吸入圧であるため、ピン孔65からの圧力漏洩はほとんど存在しない。よって、プレッシャープレート6を貫通するようにピン孔65を形成することができる。したがって、ピン部材210をより深く挿入することができ、プレッシャープレート6の支持性が向上する。
(エ)フロントボディ11およびリアボディ12はプレッシャープレート6を貫通したピン部材210を保持するピン孔170,180を有することとした。プレッシャープレート6を貫通したピン部材210がフロントボディ11側まで及んで保持されるため、プレッシャープレート6の支持性をさらに高めることができる。また、カムリング4の回転規制能力を向上させることができる。
(オ)ピン孔170,180および65は径方向に長い長孔形状に形成されることとした。ピン部材210がカムリング4からの荷重を受け、ピン部材210の位置が変位した場合であっても、ピン部材210は長孔の中で変位することができるため、ピン部材210に撓み変形が生じることがない。
(カ)ピン部材210は揺動支持面N近傍に設けられることとした。カムリング4が揺動した場合であっても、カムリング4がピン部材210から外れにくい。よってピン部材210を小径化することができる。揺動支持面Nとピン部材210との角度は例えば10°以内に設けられる。
(キ)第2流体圧室A2に開口し、この第2流体圧室A2に吸入圧を導入する低圧導入通路160は、ピン部材210よりもシール部材50側に設けられることとした。ピン部材210よりも第2流体圧室A2の大部分を占める側に低圧導入路160が開口しているため、低圧導入性がよい。
(ク)カムリング4は外周面にピン部材210を保持する凹部220を備え、凹部220は、カムリング4の最大偏心状態においてこのカムリング4の凹部220とピン部材210との間にクリアランスができるように設けられることとした。カムリング4の動き代を確保することにより、カムリング4への荷重を抑制することができる。
(ケ)制御バルブ7は第1流体圧室A1に導かれる圧力を制御し、第2流体圧室A2は、少なくとも吸入圧が導入されることとした。ピン部材210の周方向両側にかかる圧力はともに吸入圧であるため、ピン部材210よりも揺動支持面N側に制御圧が導入されないという問題がない。また、ピン部材210を支持するピン孔65からの制御圧の漏洩を抑制することができる。
(コ)周り止め部200は、カムリング4の外周面に形成された凹部220と、この凹部220とアダプタリング5との間に設けられたピン部材210であることとした。ピン部材210はカムリング4の揺動を阻害することなく、ポンプボディ10との相対回転を防止することができる。
(サ)フロントボディ11は揺動支持面Nにフロントボディ11およびリアボディ12よりも硬度の高い材料で形成された板部材40をさらに有することとした。硬度の高い板部材40で全ての油圧によるラジアル荷重を受けることにより、ピン部材210へ荷重の集中を防止することができる。
(シ)ピン部材210はフロントボディ11内周面に形成されたピン溝230に保持され、板部材40は、フロントボディ11内周面に形成された板部材保持溝55に保持され、ピン溝230と板部材保持溝55とは、周方向に離間して設けられることとした。ピン溝230と板部材保持溝55とを別々に形成することにより、ピン溝230の加工精度を向上させる。よって、ピン位置精度を向上させることができる。
(ス)シール部材50と揺動支持面Nとはほぼ径方向に対向する位置に設けられることとした。カムリング4が揺動してもシールクリアランスの変化量が小さいため、シール性を向上させることができる。
実施例2につき説明する。基本構成は実施例1と同様であるため異なる点についてのみ説明する。実施例1の回り止め部200ではピン部材210によってカムリング4の回転を防止したが、実施例2の回り止め部300ではカムリング4の外周42に外径方向に突出する凸部310を設け、この凸部310によって回転を防止する。実施例2のピン部材210はプレッシャープレート6の保持に用いられる。
図7は実施例2における径方向断面図(図1のII−II断面)である。カムリング4の外周42に凸部310を設け、アダプタリング5の内周53に凸部310に対応する凹部320を設けて凸部310を係止することで、カムリング4の駆動軸2回りの回転を防止する。実施例1のようにピン部材210に対応する凹部220を設けないためカムリング4の断面積が減少せず、カムリング4の強度が確保される。
また、凸部は310カムリング外周面42において外径方向に突出する凸部であるため、凸部310の高い取り付け剛性を得ることができる。さらに、凸部310はカムリング4と一体的に形成されるため、凸部310を別途設ける必要がない。
[実施例2の効果]
(セ)周り止め部300は、カムリング4の外周面に形成された凸部と、アダプタリング5の内周面53であって、凸部に対応するように設けられた凹部220であることとした。これにより、カムリング4の断面積が減少することがなく、カムリング4の強度を確保することができる。
以下、実施例2の変形例である。
[実施例2−1]
図8はカムリング4をy軸負方向に付勢するスプリング71の端部にカムリング4と接するプランジャ80を設け、このプランジャ80のy軸負方向側端部に凸部310'を設け、カムリング4の外周42には凸部310'に対応する凹部320'を設ける。
この凹部320'に凸部310'を係合させて回り止め部300'とし、カムリング4の駆動軸2回りの回転を防止する例である。また、カムリング4の揺動に応じてプランジャ80がストロークするため、カムリング4の揺動角度を大きくしても確実にカムリング4のハウジングに対する相対回転を防止する。
(ソ)第2流体圧室A2側のカムリング4外周面に対向するようにフロントボディ11に進退自在に設けられたプランジャ80と、このプランジャ80をカムリング4に向かって付勢する付勢部材と、をさらに備え、周り止め部300'は、プランジャ80の先端である凸部310'と、カムリング4に設けられ、プランジャ80の先端部を揺動可能に支持する凹部320'(支持部)であることとした。カムリング4の揺動に応じてプランジャ80がストロークするため、カムリング4の揺動角度を大きくしても確実にカムリング4のハウジングに対する相対回転を防止することができる。
[実施例2−2]
図9は実施例2の凸部310および凹部320を第1流体圧室A1側に設け、周り止め部300''とした例である。
(2)カムリング4の外周面42に設けられた凸部310''と、アダプタリング5の内周面53であって、揺動支持面Nよりも第1流体圧室A1側に設けられ、カムリング4の凸部310''を収容することによりカムリング4の回転を防止する凹部320''とで回り止め部300''を形成することとした。実施例2−2にあっても凸部310''および凹部320''は対応する位置に設けられ、実施例2と同様の作用効果を得ることができる。
(タ)カムリング4の凸部は、カムリング4に一体に形成されることとした。別途凸部を設ける必要がない。また、凸部の取り付け剛性を高めることができる。
実施例3につき説明する。基本構成は実施例1と同様である。実施例3ではカムリング4のx軸正方向に凸部410を設け、この凸部410とリアボディ12またはプレッシャープレート6に設けられた凹部420によって回り止め部400を形成し、カムリング4の駆動軸2回りの回転を防止する。
図10は実施例3における径方向断面図(図1のII−II断面)、図11はカムリング4のx軸方向正面図、図12はカムリング4のy軸方向正面図、図13はリアボディ12のx軸負方向側正面図である。図10ではカムリング4のみx軸方向正面図を示す。
カムリング4のx軸方向端面43にはx軸方向に突出する凸部410が設けられ、リアボディ12には凹部420が設けられている。凹部420はカムリング4組み付け状態において凸部410に対応する位置に設けられ、カムリング4の径方向(周方向)に沿った長孔となっている。これによりカムリング4は凸部410を凹部420に挿入されたまま揺動可能となる。
なお、プレッシャープレート6にもリアボディ12と同様に凹部が設けられ、凸部410が揺動可能に挿入されている(図示省略)。また、実施例3においても、ピン部材210はプレッシャープレート6の保持に用いられる。
また、凸部410はカムリング4に形成されたピン状の凸部であるため、凸部410の高い取り付け剛性を得ることができる。さらに、凸部410はカムリング4と一体的に形成されるため、凸部410を別途設ける必要がない。
[実施例3の効果]
(3)凸部410はカムリング4のx軸方向端面43からx軸方向に突出し、リアボディ12またはプレッシャープレート6に設けられた凹部420に挿入して回り止め部400を形成することとした。これにより、カムリング4の断面積減少を招くことがなく、実施例2と同様の作用効果を得ることができる。
(5)なお、凸部410をリアボディ12またはプレッシャープレート6に設け、凹部420をカムリング4のx軸方向端面43に設けても同様の作用効果が得られる。
(チ)カムリング4の凸部は、カムリング4に形成された軸方向貫通孔に設けられたピン部材210であることとした。ピン部材210の高い取り付け剛性を得ることができる。
(ツ)カムリング4の凸部は、カムリング4と一体的に形成されることとした。これにより凸部を別途設ける必要がない。
実施例4につき図14に基づき説明する。実施例4ではカムリング外周42のz軸負方向側および板部材40のz軸正方向側にギヤ状の連続した複数の凹凸部510,520を設け、互いの凹凸部510,520を常時噛み合わせることによりカムリング4の駆動軸2回りの回転を防止する。
[実施例4の効果]
(4)カムリング4の外周面42に複数個設けられた第1凹凸部510と、ポンプボディの内周面に設けられ、第1凹凸部510と噛み合う第1凹凸部520と、から構成される回り止め部と、を有し、第1凹凸部510および第1凹凸部520とは、常に同時に複数の凹凸部が噛み合うように形成されることとした。実施例4にあっても、実施例1〜実施例3の作用効果を得ることができる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を各実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
更に、上記各実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(ア)請求項1に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記カムリングの外周面に形成された凹部と、この凹部と前記ポンプボディとの間であって、この凹部に対応するように設けられたピン部材であること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン部材はカムリングの揺動を阻害することなく、ハウジングとの相対回転を防止することができる。
(イ)上記(ア)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記圧力制御手段は前記第1流体圧室に導かれる圧力を制御し、
前記第2流体圧室には、少なくとも吸入圧が導入されること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン部材の周方向両側にかかる圧力はともに吸入圧であるため、ピン部材よりも揺動支持面側に制御圧が導入されないという問題がない。また、ピン部材を支持するピン孔からの制御圧の漏洩を抑制することができる。
(ウ)上記(イ)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記第2プレートは前記ポンプボディと前記カムリングとの間に設けられ、吐出圧によりこのカムリング側に付勢されるプレッシャープレートであって、
前記プレッシャープレートは、前記ピン部材を保持するピン孔を備え、このピン孔は軸方向に貫通するように形成されること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン孔にかかる圧力は吸入圧であるため、ピン孔からの圧力漏洩はほとんど存在しない。よって、プレッシャープレートを貫通するようにピン孔を形成することができる。したがって、ピン部材をより深く挿入することができ、プレッシャープレートの支持性が向上する。
(エ)上記(ウ)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記ポンプボディは前記プレッシャープレートを貫通したピン部材を保持するピン孔を有すること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
プレッシャープレートを貫通したピン部材がポンプボディ側まで及んで保持されるため、プレッシャープレートの支持性をさらに高めることができる。また、カムリングの回転規制能力を向上させることができる。
(オ)上記(エ)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記ピン孔は径方向に長い長孔形状に形成されること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン部材がカムリングからの荷重を受け、ピン部材の位置が変位した場合であっても、ピン部材は長孔の中で変位することができるため、ピン部材に撓み変形が生じることがない。
(カ)上記(イ)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記ピン部材は前記揺動支持面近傍に設けられること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
カムリングが揺動した場合であっても、カムリングがピン部材から外れにくい。よってピン部材を小径化することができる。揺動支持面とピン部材との角度は例えば10°以内に設けられる。
(キ)上記(カ)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記第2流体圧室に開口し、この第2流体圧室に吸入圧を導入する低圧導入通路は、前記ピン部材よりも前記シール部材側に設けられること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン部材よりも第2流体圧室の大部分を占める側に低圧導入路が開口しているため、低圧導入性がよい。
(ク)上記(ア)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記カムリングは外周面に前記ピン部材を保持する凹部を備え、
前記ピン溝は、前記カムリングの最大偏心状態においてこのカムリングのピン溝と前記ピン部材との間にクリアランスができるように設けられること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
カムリングの動き代を確保することにより、カムリングへの荷重を抑制することができる。
(ケ)請求項1に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記圧力制御手段は前記第1流体圧室に導かれる圧力を制御し、
前記第2流体圧室は、少なくとも吸入圧が導入されること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン部材の周方向両側にかかる圧力はともに吸入圧であるため、ピン部材よりも揺動支持面側に制御圧が導入されないという問題がない。また、ピン部材を支持するピン孔からの制御圧の漏洩を抑制することができる。
(コ)上記(ケ)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記周り止め部は、前記カムリングの外周面に形成された凹部と、この凹部と前記ポンプボディとの間に設けられたピン部材であること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン部材はカムリングの揺動を阻害することなく、ハウジングとの相対回転を防止することができる。
(サ)請求項1に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記ポンプボディは前記揺動支持面に前記ポンプボディよりも硬度の高い材料で形成された板部材をさらに有すること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
硬度の高い板部材で全ての油圧によるラジアル荷重を受けることにより、ピン部材へ荷重の集中を防止することができる。
(シ)上記(サ)に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記ピン部材は前記ポンプボディ内周面に形成されたピン溝に保持され、
前記板部材は、前記ポンプボディ内周面に形成された板部材保持溝に保持され、
前記ピン溝と前記板部材保持溝とは、周方向に離間して設けられること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン溝と板部材保持溝とを別々に形成することにより、ピン溝の加工精度を向上させる。よって、ピン位置精度を向上させることができる。
(ス)請求項1に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記シール部材と前記揺動支持面とはほぼ径方向に対向する位置に設けられること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
カムリングが揺動してもシールクリアランスの変化量が小さいため、シール性を向上させることができる。
(セ)請求項1に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記周り止め部は、前記カムリングの外周面に形成された凸部と、前記ポンプボディの内周面であって、前記凸部に対応するように設けられた凹部であること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
カムリングの外周面に凸部を設けることにより、カムリングの断面積が減少することがなく、カムリングの強度を確保することができる。
(ソ)請求項1に記載の可変容量型ベーンポンプは、
前記第2流体圧室側の前記カムリング外周面に対向するように前記ポンプボディに進退自在に設けられたプランジャと、このプランジャを前記カムリングに向かって付勢する付勢部材と、をさらに備え、
前記周り止め部は、前記プランジャと、前記カムリングに設けられ、前記プランジャの先端部を揺動可能に支持する支持部であること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
カムリングの揺動に応じてプランジャがストロークするため、カムリングの揺動角度を大きくしても確実にカムリングのハウジングに対する相対回転を防止することができる。
(タ)請求項2に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記カムリングの凸部は、前記カムリングに一体に形成されること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
別途凸部を設ける必要がない。また、凸部の取り付け剛性を高めることができる。
(チ)請求項3に記載の可変容量型ベーンポン部において、
前記カムリングの凸部は、前記カムリングに形成された軸方向貫通孔に設けられたピン部材であること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
ピン部材の高い取り付け剛性を得ることができる。
(ツ)請求項3に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
前記カムリングの凸部は、前記カムリングと一体的に形成されること
を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
凸部を別途設ける必要がない。
実施例1におけるベーンポンプの軸方向断面図(図2のI−I断面)である。 実施例1におけるベーンポンプ最大偏心時の径方向断面図(図1のII−II断面)である。 回り止め部200付近の拡大断面図である。 リアボディ12のx軸負方向側正面図である。 プレッシャープレート6のピン孔65付近のx軸負方向側正面図である。 図2においてロータ3およびベーン32を省略した図である。 実施例2における径方向断面図(図1のII−II断面)である。 実施例2−1における径方向断面図(図1のII−II断面)である。 実施例2−2における径方向断面図(図1のII−II断面)である。 実施例3における径方向断面図(図1のII−II断面)である。 実施例3における径方向断面図(図1のII−II断面)である。 実施例3におけるカムリング4のx軸方向正面図である。 実施例3における径リアボディ12のx軸負方向側正面図である。 実施例4における径方向断面図(図1のII−II断面)である。
符号の説明
1 可変容量型ベーンポンプ
2 駆動軸
3 ロータ
4 カムリング
5 アダプタリング
6 プレッシャープレート
7 制御バルブ
10 ポンプボディ
11 フロントボディ
12 リアボディ
31 スロット
32 ベーン
33 背圧室
40 板部材
41 、42 カムリング内周、外周
50 シール部材
53 アダプタリング内周
54 ストッパ部
54a 連通溝部
55 保持溝
61 x軸正方向側面
62,121 吸入ポート
63,122 吐出ポート
65 ピン孔
70 プラグ部材
71 スプリング
80 プランジャ
111 底部
112 ポンプ要素収容部
113 油路
120 x軸負方向側面
160 低圧供給通路
170,180 ピン孔
200,300,400 回り止め部
210 ピン部材
220 凹部
230 ピン溝
310 凸部
320 凹部
410 凸部
420 凹部
510,520 凹凸部
A 流体圧室
A1,A2 第1、第2流体圧室
B ポンプ室
Bz+ z軸正方向側領域
Bz− z軸負方向側領域

Claims (5)

  1. ポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプボディ内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個設けられたスロットに出没自在に収装されたベーンと、
    前記ポンプボディ内であって揺動支持面を中心に揺動自在に設けられるとともに、環状に形成され、内周側に前記ロータおよび前記ベーンとともに複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記カムリングの軸方向両側に設けられた第1プレート部材および第2プレート部材と、
    前記第1プレート部材または前記第2プレート部材のうち少なくとも一方側に設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングの外周側に形成され、このカムリングの外周側空間を吐出量が増大する側に設けられた第1流体圧室と、吐出量が減少する側に設けられた第2流体圧室とに隔成するシール部材と、
    前記ポンプボディの前記第1流体圧室側に設けられ、前記カムリングの前記第1流体圧室方向への動きを規制するストッパ部と、
    前記第1流体圧室または第2流体圧室に導入される圧力を制御する圧力制御手段と、
    前記カムリングと前記ポンプボディとの間であって、前記揺動支持面よりも前記第2流体圧室側に設けられ、前記カムリングの回転を防止する回り止め部と
    を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  2. ポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプボディ内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個設けられたスロットに出没自在に収装されたベーンと、
    前記ポンプボディ内であって揺動支持面を中心に揺動自在に設けられるとともに、環状に形成され、内周側に前記ロータおよび前記ベーンとともに複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記カムリングの軸方向両側に設けられた第1プレート部材および第2プレート部材と、
    前記第1プレート部材または前記第2プレート部材のうち少なくとも一方側に設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングの外周側に形成され、このカムリングの外周側空間を吐出量が増大する側に設けられた第1流体圧室と、吐出量が減少する側に設けられた第2流体圧室とに隔成するシール部材と、
    前記ポンプボディの前記第1流体圧室側に設けられ、前記カムリングの前記第1流体圧室方向への動きを規制するストッパ部と、
    前記第1流体圧室または第2流体圧室に導入される圧力を制御する圧力制御手段と、
    前記カムリングの外周面に設けられた凸部と、前記ポンプボディの内周面であって、前記揺動支持面よりも第1流体圧室側に設けられ、前記カムリングの凸部を収容することにより前記カムリングの回転を防止する回り止め部と
    を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  3. ポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプボディ内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個設けられたスロットに出没自在に収装されたベーンと、
    前記ポンプボディ内であって揺動支持面を中心に揺動自在に設けられるとともに、環状に形成され、内周側に前記ロータおよび前記ベーンとともに複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記カムリングの軸方向両側に設けられた第1プレート部材および第2プレート部材と、
    前記第1プレート部材または前記第2プレート部材のうち少なくとも一方側に設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングの外周側に形成され、このカムリングの外周側空間を吐出量が増大する側に設けられた第1流体圧室と、吐出量が減少する側に設けられた第2流体圧室とに隔成するシール部材と、
    前記ポンプボディの前記第1流体圧室側に設けられ、前記カムリングの前記第1流体圧室方向への動きを規制するストッパ部と、
    前記第1流体圧室または第2流体圧室に導入される圧力を制御する圧力制御手段と、
    前記カムリングの外周面に設けられた凸部と、前記第1プレート部材または前記第2プレート部材に形成され、前記凸部を挿入することにより前記カムリングの回転を防止する凹部と、から構成される回り止め部と
    を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  4. ポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプボディ内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個設けられたスロットに出没自在に収装されたベーンと、
    前記ポンプボディ内であって揺動支持面を中心に揺動自在に設けられるとともに、環状に形成され、内周側に前記ロータおよび前記ベーンとともに複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記カムリングの軸方向両側に設けられた第1プレート部材および第2プレート部材と、
    前記第1プレート部材または前記第2プレート部材のうち少なくとも一方側に設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングの外周側に形成され、このカムリングの外周側空間を吐出量が増大する側に設けられた第1流体圧室と、吐出量が減少する側に設けられた第2流体圧室とに隔成するシール部材と、
    前記ポンプボディの前記第1流体圧室側に設けられ、前記カムリングの前記第1流体圧室方向への動きを規制するストッパ部と、
    前記第1流体圧室または第2流体圧室に導入される圧力を制御する圧力制御手段と、
    前記カムリングの外周面に複数個設けられた第1凹凸部と、前記ポンプボディの内周面に設けられ、前記第1凹凸部と噛み合う第2凹凸部と、から構成される回り止め部と、を有し、前記第1凹凸部および第2凹凸部とは、常に同時に複数の凹凸部が噛み合うように形成されること
    を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  5. ポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプボディ内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個設けられたスロットに出没自在に収装されたベーンと、
    前記ポンプボディ内であって揺動支持面を中心に揺動自在に設けられるとともに、環状に形成され、内周側に前記ロータおよび前記ベーンとともに複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記カムリングの軸方向両側に設けられた第1プレート部材および第2プレート部材と、
    前記第1プレート部材または前記第2プレート部材のうち少なくとも一方側に設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングの外周側に形成され、このカムリングの外周側空間を吐出量が増大する側に設けられた第1流体圧室と、吐出量が減少する側に設けられた第2流体圧室とに隔成するシール部材と、
    前記ポンプボディの前記第1流体圧室側に設けられ、前記カムリングの前記第1流体圧室方向への動きを規制するストッパ部と、
    前記第1流体圧室または第2流体圧室に導入される圧力を制御する圧力制御手段と、
    前記カムリングの軸方向端面であって、前記揺動支持面よりも前記第2流体圧室側に形成された凹部と、
    前記第1プレート部材または前記第2プレート部材に設けられ、前記凹部に挿入することにより前記カムリングの回転を防止する凸部と、から構成される回り止め部と
    を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
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