JP5396364B2 - 可変容量形ベーンポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車の油圧パワーステアリング装置に適用される可変容量型ベーンポンプに関する。
従来、周知のように可変容量型ベーンポンプには過剰な圧力の上昇から油圧機器を保護すべくリリーフバルブが設けられている。このリリーフバルブは、弁体保持部材によって保持された球状の弁体をコイルスプリングによってバルブシート部材側へ付勢しているものであるが、当該リリーフバルブの開弁時に上記弁体および弁体保持部材が振動して異音が発生するという問題があった。
そこで、特許文献1に記載の技術では、上記弁体保持部材たるボール受けを傾斜させ、当該ボール受けを収容するバルブ孔の外周面にそのボール受けの外周部分を当接させることにより、上記ボール受けとバルブ孔の外周面との間に摩擦力を発生させて異音を抑制するようにしている。
特開2003−74725号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、上記ボール受けおよびバルブ孔の寸法誤差や組付誤差および上記弁体に対する油圧のかかり具合などによって上記ボール受けとバルブ孔の外周面との間に発生する摩擦力がばらつき、リリーフバルブが開弁するリリーフ圧が不安定になってしまうという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、リリーフ圧を安定させつつ、リリーフバルブ開弁時における異音の発生を抑制した可変容量型ベーンポンプを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、上記バルブシート部材のうち閉弁時に上記弁体が着座するシート面が、閉弁時に上記弁体の中心が上記大径部の軸心に対して径方向でオフセットするように形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、上記弁体の一部が開弁時にも上記シート面に当接して当該弁体の振動が抑制されるようになるから、リリーフ圧を安定させつつも、開弁時における異音の発生を抑制できるようになる。
本発明の第1の実施の形態として可変容量型ベーンポンプを示す軸方向断面図。 図1のA−A断面図。 図2に示すリリーフバルブの拡大図。 図3に示すシート面の詳細を示す拡大図。 図4に示すシート面にボールが着座した状態を示す図。 図3に示すリリーフバルブの開弁時におけるボールの挙動を示す説明図。 第1の実施の形態の変形例を示す図。 本発明の第2の実施の形態としてリリーフバルブを示す断面図。 図8に示すリリーフバルブの要部拡大図。 図9に示すリリーフバルブの開弁時におけるボールの挙動を示す図。 本発明の第3の実施の形態としてリリーフバルブを示す断面図。 図8に示すリテーナーを単体で示す拡大断面図。 第3の実施の形態の変形例としてリテーナーを単体で示す図。 本発明の第4の実施の形態としてリリーフバルブを示す断面図。 図14に示すリリーフバルブのリリーフバルブスプリングを単体で示す図。 図14に示すリリーフバルブの開弁状態を示す図。
図1および図2は本発明の好適な実施の形態として車両の油圧パワーステアリング装置に適用される可変容量型ベーンポンプを示す図であって、図1はその軸方向断面図、図2は図1のA−A断面図である。
図1,2に示すように、可変容量型ベーンポンプ1は、フロントボディ2とリアボディ3を突き合わせてなるポンプボディ4内の収容空間4aにポンプ要素5を収容し、収容空間4aを挿通する駆動軸6によってポンプ要素5を回転駆動することでポンプ作用を行うようになっている。
ポンプ要素5は、駆動軸6に連結され、その駆動軸6によって回転駆動されるロータ7と、そのロータ7の外周側に、当該ロータ7に対する偏心量が変化する方向で揺動自在に設けられた略円環状のカムリング8と、そのカムリング8を内周側に収容し、収容空間4aの外周円筒面に嵌着された略円環状のアダプタリング9と、収容空間4aのうちフロントボディ2の内底面2aに配置された略円盤状のプレッシャプレート10と、から主として構成されている。
アダプタリング9およびプレッシャプレート10は、位置決めピン11によってポンプボディ4に対して回転方向でそれぞれ位置決められている。また、位置決めピン11の図2中時計回り方向側、すなわち後述する第1流体圧室14a側には、カムリング8の揺動支点として機能するとともに、カムリング8とアダプタリング9との間をシールするシール部材としても機能する板部材12が設けられている。
さらに、アダプタリング9の内周面のうち径方向で板部材12と対向する位置に当該アダプタリング9とカムリング8との間をシールするシール部材13が設けられていて、このシール部材13と板部材12とをもってカムリング8とアダプタリング9との間に一対の流体圧室14a,14bが隔成されている。つまり、カムリング8の径方向両側に第1流体圧室14aおよび第2流体圧室14bがそれぞれ形成され、それら両流体圧室14a,14b間の圧力差によってカムリング8が揺動することで、カムリング8のロータ7に対する偏心量が増減するようになっている。なお、カムリング8は、リターンスプリング15によってロータ7との偏心量が最大となる方向に常時付勢されている。
ロータ7の外周部には、径方向に沿って切欠形成されたスロット7aが周方向で等ピッチに複数設けられている。各スロット7aには、略平板状のベーン16がロータ7の径方向で出没自在にそれぞれ収容され、これら各ベーン16をもってカムリング8とロータ7との間の環状の空間を周方向で仕切ることにより、複数のポンプ室17が形成されている。そして、ロータ7を駆動軸6によって図2中反時計回り方向に回転駆動することにより、各ポンプ室17がその容積を増減させながらそれぞれ周回移動してポンプ作動が行われることとなる。なお、各ベーン16は、各スロット7aの内周側に形成された背圧室7bに導入される作動油の圧力により、カムリング8の内周面に押し付けられるようになっている。
リアボディ3のうち収容空間4aに臨む内側面3aには、ロータ7の回転に伴い各ポンプ室17の容積が漸次拡大する吸入領域に該当する部分に、周方向に沿う正面視略三日月状の第1吸入ポート18が切欠形成されている。そして、この第1吸入ポート18は、リアボディ3に穿設された吸入通路19aに連通している。これにより、図示外のリザーバタンクに接続される吸入パイプ20を介して吸入通路19a内に導入された作動油が、上記吸入領域におけるポンプ吸入作用によって各ポンプ室17に吸入されるようになっている。
また、プレッシャプレート10のうちロータ7と対向する面には、第1吸入ポート18と対向する位置に、その第1吸入ポート18と略同形状の第2吸入ポート21が切欠形成されている。そして、この第2吸入ポート21は、フロントボディ2に形成された還流通路22に連通している。この還流通路22は、フロントボディ2のうち駆動軸6との間をシールするシール部材が収容された凹部に連通していて、上記シール部材の余剰油が、上記吸入領域におけるポンプ吸入作用によって各ポンプ室17へ供給されることにより、上記余剰油の外部への漏出が防止されるようになっている。
さらに、プレッシャプレート10のうちロータ7と対向する面には、ロータ7の回転に伴って各ポンプ室17の容積が漸次縮小する吐出領域に該当する部分に、周方向に沿う正面視略三日月状の第1吐出ポート23が切欠形成されている。そして、この第1吐出ポート23は、フロントボディ2のうちプレッシャプレート10に対向する内底面2aに凹設された圧力室24を介して吐出通路19bに連通している。これにより、上記吐出領域におけるポンプ吐出作用によって各ポンプ室17から吐出された作動油が、圧力室24および吐出通路19bを通じてポンプボディ4外へ吐出され、図示外のパワーステアリング装置の油圧パワーシリンダに送られることになる。なお、プレッシャプレート10は、圧力室24内の圧力をもってロータ7側へ押圧されている。
また、リアボディ3の内側面3aのうち第1吐出ポート23と対向する位置に、その第1吐出ポート23と略同形状の第2吐出ポート25が切欠形成されている。このように第1,第2吸入ポート18,21および第1,第2吐出ポート23,25をそれぞれ各ポンプ室17を挟んで軸方向に対称となるように設けることで、上記各ポンプ室17の軸方向両側の圧力バランスが保たれている。
また、フロントボディ2のうち上端側の内部には、ポンプ吐出圧を制御する圧力制御手段たるコントロールバルブ26が、駆動軸6と直交する方向(図2の左右方向)に設けられている。このコントロールバルブ26は、フロントボディ2に図2中左側から右側に向けて穿設され、図2中左側の開口部をプラグ27によって閉塞した弁孔28と、その弁孔28内に軸方向で摺動自在に収容された略有底円筒状のスプール29と、そのスプール29をプラグ27側に向けて付勢するコントロールバルブスプリング30と、を備えている。
弁孔28内には、プラグ27とスプール29との間に形成され、吐出通路19bに形成された図示外のメータリングオリフィスの上流側の油圧、つまり圧力室24の油圧が導入される高圧室28aと、コントロールバルブスプリング30を収容し、上記メータリングオリフィスの下流側の油圧が導入される中圧室28bと、スプール29の外周側に形成され、低圧通路31を介して吸入通路19aからポンプ吸入圧が導入される低圧室28cと、がそれぞれスプール29によって隔成されている。そして、中圧室28bと高圧室28aの圧力差に基づいてスプール29が軸方向に移動することになる。
具体的には、中圧室28bと高圧室28aとの圧力差が比較的小さく、スプール29がプラグ27側に位置するときには、第1流体圧室14aと弁孔28とを連通する連通路32が低圧室28cに開口し、その低圧室28cの比較的低い油圧が第1流体圧室14aに導入される。一方で、中圧室28bと高圧室28aとの圧力差が増大し、スプール29がコントロールバルブスプリング30の付勢力に抗して軸方向に移動すると、低圧室28cと第1流体圧室14aとの連通が漸次遮断され、高圧室28aが連通路32を介して第1流体圧室14aに連通することになる。これにより、高圧室28aの比較的高い油圧が第1流体圧室14aに導入される。つまり、第1流体圧室14aには、低圧室28cまたは高圧室28aの油圧が選択的に導入されるようになっている。
そして、第2流体圧室14bにはポンプ吸入圧が常時導入されるようになっており、第1流体圧室14aに低圧室28cの油圧が導入されているときには、リターンスプリング15の付勢力をもってロータ7との偏心量が最大となる位置(図2中左側の位置)にカムリング8が位置し、ポンプ吐出量が最大となる。一方、第1流体圧室14aに高圧室28aの油圧が導入されると、その第1流体圧室14aの圧力により、カムリング8がリターンスプリング15の付勢力に抗して第2流体圧室14bの容積を狭めるように揺動し、当該カムリング8とロータ7との偏心量が減少してポンプ吐出量が減少することとなる。
さらに、スプール29の内部にはリリーフバルブ33が形成されている。このリリーフバルブ33は、中圧室28bの圧力が所定以上になったとき、つまりパワーステアリング装置側(負荷側)の圧力が所定以上になったときにリリーフ動作し、低圧室28cおよび低圧通路31を介して吸入通路19aに作動油を還流させるようになっている。換言すれば、吐出通路19bと吸入通路19aとの間の油通路をリリーフバルブ33によって開閉するようになっている。
図3はリリーフバルブ33の詳細を示す拡大図である。
図3に示すように、リリーフバルブ33は、スプール29の内周側に形成された略円筒形状のバルブ孔34と、そのバルブ孔34と低圧室28cとを連通するようにスプール29に穿設されたリリーフ孔29aと、バルブ孔34内に配置された球状の弁体たるボール35と、バルブ孔34のうちボール35を挟んで軸方向一方側に嵌着固定されたバルブシート部材36と、バルブ孔34のうちボール35を挟んで他方側に圧縮変形した状態で設けられたコイルスプリングであるリリーフバルブスプリング37と、ボール35とリリーフバルブスプリング37との間に設けられ、リリーフバルブスプリング37の圧縮変形に基づく復元力をもってボール35をバルブシート部材36側に向けて付勢する弁体保持部材たるリテーナー38と、を備えている。
リテーナー38は、リリーフバルブスプリング37の内周側に挿入されたスプリング係合部たる軸部39と、その軸部39のうちバルブシート部材36側の端部に拡径状に形成され、リリーフバルブスプリング37のうちバルブシート部材36側の第2座巻部37bに着座する弁体保持部たるボール保持部40と、を備えている。
軸部39は、ボール保持部40側に向かって漸次拡径するテーパ状に形成されていて、その軸部39のうちボール保持部40に対する根元部の外周面とリリーフバルブスプリング37の第2座巻部37bとの当接により、その第2座巻部37bとリテーナー38との径方向における相対変位を規制するようになっている。
ボール保持部40は、当該ボール保持部40のうち反軸部39側の端面に凹設された弁体保持凹部としてのボール保持凹部41にボール35を保持している一方、当該ボール保持部40と軸部39との間の段状部42がリリーフバルブスプリング37の第2座巻部37bに着座している。ボール保持凹部41は、リテーナー38の軸心A2を中心として回転対称な略偏平すり鉢状に形成され、当該ボール保持凹部41にボール35が着座することにより、そのボール35とリテーナー38との径方向における相対変位が規制され、当該ボール35の中心Cがリテーナー38の軸心A2上に位置するようになっている。
一方、バルブ孔34の底部には円形状に凹んだスプリング着座部43が形成されている。このスプリング着座部43は、その軸心がバルブ孔34の軸心A1と一致するように形成されていて、当該スプリング着座部43にリリーフバルブスプリング37のうち反バルブシート部材36側の第1座巻部37aが着座することで、その第1座巻部37aの軸心とバルブ孔34の軸心A1とが一致するようになっている。
バルブシート部材36は、バルブ孔34の軸心A1に沿って形成され、中圧室28bを介して吐出通路19bに連通する貫通孔44と、その貫通孔44のうちボール35側の開口部に形成された環状のシート面45と、を備えていて、そのシート面45にボール35が着座することにより、リリーフバルブ33が閉弁するようになっている。
また、シート面45は、リリーフバルブ33の閉弁時、すなわちシート面45にボール35が着座したときに、ボール35の中心Cが、第1座巻部37aおよび貫通孔44と共通したバルブ孔34の軸心A1に対して径方向で所定のオフセット量G3(図5参照)だけオフセットするするように形成されている。その結果、リテーナー38のボール保持部40がバルブ孔34の軸心A1に対して径方向でオフセットし、当該リテーナー38の軸心A2がバルブ孔34の軸心A1に対して角度θ1だけ傾斜している。
図4,5はシート面45の詳細を示す拡大図であって、そのうち図4はバルブシート部材36の要部を単体で示す拡大断面図、図5はシート面45にボール35が着座した閉弁状態を示す拡大断面図である。
詳しくは図4、5に示すように、シート面45は、ボール35と同径であって、且つその中心がバルブ孔34の軸心A1に対してオフセット量G3だけオフセットした球面の一部をもって形成されているものであって、ボール35の表面と同様の曲率をもって湾曲する断面円弧状を呈しているとともに、当該シート面45の周方向で幅寸法が漸次変化するように形成されている。
具体的には、シート面45の幅寸法が最小となる幅狭部45aと、シート面45の幅寸法が最大となる幅広部45bと、がシート面45のうち径方向で互いに対向する位置にそれぞれ形成されており、シート面45は、当該シート面45の径方向で幅広部45b側に向かって貫通孔44の奥部側(第1座巻部37aから離間する方向)へ傾斜し、且つ幅広部45bから幅狭部45aに向かって周方向で漸次幅狭となるように幅寸法が変化している。言い換えると、シート面45は、バルブ孔34の軸方向における第1座巻部37aに対する相対距離が、当該シート面45の周方向で変化するように形成されている。
より詳細には、シート面45の開口側縁部45cが、幅広部45bから幅狭部45a側に向かって、バルブ孔34の軸方向で第1座巻部37aと近接する方向に傾斜しているとともに、シート面45の奥部側縁部45dが、幅広部45bから幅狭部45a側に向かって、バルブ孔34の軸方向で第1座巻部37aと近接する方向に開口側縁部45cよりも大きく傾斜している。言い換えれば、幅広部45bにおける奥部側縁部45dが幅狭部45aにおける奥部側縁部45dよりも所定のオフセット量G1だけ反第1座巻部37a側へオフセットしているとともに、幅広部45bにおける開口側縁部45cが幅狭部45aにおける開口側縁部45cよりも所定のオフセット量G2だけ反第1座巻部37a側へオフセットしていて、奥部側縁部45dのオフセット量G1が開口側縁部45cのオフセット量G2よりも大きく設定されている。また、幅広部45bにおける両縁部45c,45dを結ぶ仮想線とバルブ孔34の軸心A1とのなす幅広部側開口角度θ2が、幅狭部45aにおける両縁部45c,45dを結ぶ仮想線とバルブ孔34の軸心A1とのなす幅狭部側開口角度θ3よりも大きくなっている。
さらに、シート面45は、バルブシート部材36の貫通孔44のうちボール35側の開口縁部に所定形状のポンチを押し付けることで成形されている。具体的には、上記ポンチのうち少なくともシート面45の成形を司る成形面が、ボール35と同径の球面の一部をもって形成されていて、そのポンチによってシート面45を成形することにより、リリーフバルブ33の閉弁時にボール35とシート面45とが液密に面接触するようになっている。
以上のように構成した可変容量型ベーンポンプ1では、図3に示すリリーフバルブ33の閉弁時に、ボール35の中心Cがバルブ孔34の軸心A1に対して幅広部45b側にオフセットし、上述したようにリテーナー38の軸心A2がバルブ孔34の軸心A1に対して幅広部45b側を指向するように傾斜することになる。これにより、リリーフバルブスプリング37の付勢力Fがリテーナー38の軸心A2方向に作用し、ボール35がシート面45のうち幅広部45b側の部分に強く押し付けられる。言い換えれば、リテーナー38は、付勢力Fの軸方向成分F1によって貫通孔44内の油圧に対抗しつつ、付勢力Fの径方向成分F2によってボール35をシート面45のうち幅広部45b側の部分に押し付けることになる。
そして、中圧室28bの圧力が上昇し、所定のリリーフ圧を超えると、図6に示すように、ボール35はシート面45のうち幅広部45b側の部分との当接を保ちつつ、シート面45のうち幅狭部45a側の部分から離間するように移動し、図6に矢印で示すように作動油が流れることになる。つまり、リリーフバルブ33の開弁時において、ボール35が、リテーナー38によってバックアップされつつシート面45のうち幅広部45b側の部分に当接して安定して支持されるようになり、当該ボール35の振動が抑制される。なお、図3に示すように、リテーナー38のうちボール保持部40の外周面とバルブ孔34の外周面との間には、リリーフバルブ33開弁時における両者の干渉を防止すべく十分なクリアランスが設けられている。
したがって、本実施の形態によれば、リリーフバルブ33のリリーフ圧を不安定にすることなく、リリーフバルブ33開弁時におけるボール35の振動を抑制し、リリーフバルブ33開弁時における異音の発生を防止できる。
なお、本実施の形態では、バルブシート部材36のシート面45を、ボール35と同径の球面の一部をもって形成しているが、シート面45を構成する球面とボールとは必ずしも同径である必要はない。
図7は、本実施の形態の変形例として、シート面45を構成する球面と異径のボールがシート面45に着座した状態を示す図であって、シート面45を構成する球面より大径なボール46を実線で示している一方、シート面45を構成する球面より小径なボール47を破線で示している。
具体的には図7に示す変形例のように、シート面45を構成する球面と異径のボール46,47を用いた場合においても、リリーフバルブの閉弁時に、ボール46,47の中心がバルブ孔34の軸心A1に対して幅広部45b側へオフセットすることになるから、上述した第1の実施の形態と略同様の効果が得られる。
また、上述した第1の実施の形態では、バルブシート部材36の貫通孔44をバルブ孔34の軸心A1に沿って形成する一方で、バルブシート部材34のシート面45を構成する球面の中心をバルブ孔34と貫通孔44の共通の軸心A1に対してオフセットするようになっているが、貫通孔44の軸心とシート面45を構成する球面の中心とは必ずしもオフセットしている必要はない。例えば、同軸上に形成した貫通孔とシート面の両者をバルブ孔34の軸心A1に対して径方向でオフセットさせても、上述した第1の実施の形態と略同様の効果が得られる。
図8〜10は本発明の第2の実施の形態を示す図であって、図8は閉弁状態のリリーフバルブを示す軸方向に沿った断面図、図9は図8の要部拡大図、図10は図9においてリリーフバルブが開弁した状態を示す図である。なお、図8〜10のうち図1〜7に示した第1の実施の形態と同一または相当する部分には、図1〜7と同様の符号を付してある。
図8〜10に示す第2の実施の形態は、リリーフバルブ63のうちバルブシート部材64のシート面65を、図8,9に示す閉弁時にボール35の中心Cがバルブ孔34の軸心A1上に位置するように形成する一方、バルブシート部材64の貫通孔66のうち弁体側端部としてボール35側に向けて開口する断面略円形状の大径部66aの軸心A6を、バルブ孔34の軸心A1に対してオフセットさせたものであって、他の部分は上述した第1の実施の形態と同様である。
具体的には図9に示すように、第2の実施の形態におけるシート面65は、ボール35と同径の球面の一部をもって環状に形成されているものであって、当該シート面65にボール35が着座したときにそのボール35の中心Cを大径部66aの軸心A6に対してオフセットさせるべく、上述した第1の実施の形態と同様に周方向で幅寸法が漸次変化するように形成されている。つまり、シート面65は、大径部66aの軸心A6に対して中心がオフセットした球面の一部をもって形成されている。なお、図8〜10の符号65aはシート面65の幅寸法が最小となる幅狭部を示しており、図8〜10の符号65bはシート面45の幅寸法が最大となる幅広部を示している。
したがって、この第2の実施の形態では、図9に示す閉弁状態において、リリーフバルブスプリング37の付勢力F3はバルブ孔34の軸心A1に沿う方向に作用しているものの、ボール35の外表面の一部が臨む大径部66aの軸心A6に対してボール35の中心Cがオフセットしているため、大径部66a内の油圧pによってボール35を開弁方向に押圧する押圧力F4が、幅広部65a側に向かって傾斜することになる。すなわち、ボール35は、押圧力F4を大径部66aの軸心A6に直交する方向に分解した径方向成分F5によってシート面65のうち幅広部65a側の部分に押し付けられつつ、押圧力F4を大径部66aの軸心A6に沿う方向に分解した軸方向成分F6によって開弁方向に押圧されることになる。
そして、図10に示すように、大径部66a内の圧力、すなわち中圧室28bの圧力が所定のリリーフ圧を超えると、ボール35は、押圧力F4の径方向成分F5によってシート面65のうち幅広部65a側の部分に押し付けられていることから、シート面65のうち幅広部65a側の部分との当接を保ちつつシート面65のうち幅狭部65b側の部分から離間するように動作し、図10に矢印で示すように作動油が流れることになる。したがって、この第2の実施の形態においても上述した第1の実施の形態と同様にリリーフバルブ63の開弁時におけるボール35の振動が抑制され、上述した第1の実施の形態と略同様の効果が得られる。
図11は、本発明の第3の実施の形態として可変容量型ベーンポンプのリリーフバルブ48を示す断面図である。また、図12はリリーフバルブ48のリテーナー51を単体で示す断面図である。
図11に示す第3の実施の形態は、バルブシート部材49のシート面50を、当該シート面50を構成する球面の中心がバルブ孔34の軸心A1上に位置するように形成する一方で、リテーナー51のうちボール保持部52に形成された弁体保持凹部としてのボール保持凹部53を、ボール35の中心Cがリテーナー51の軸心A3に対して径方向でオフセットするように形成したものである。なお、上述した第1の実施の形態と同様にリテーナー51は軸部54を有しているほか、他の部分も上述した第1の実施の形態と同様である。
具体的には図12に示すように、ボール保持凹部53は、リテーナー51の軸心A3上に位置する最深部55から開口側に向かって断面形状を漸次拡大する略変形すり鉢状を呈していて、リテーナー51の軸心A3からボール保持凹部53の開口縁部56までの半径が、当該開口縁部56の周方向で漸次変化している。詳しくは、開口縁部56のうち最小半径R1となる最小半径部57と、開口縁部56のうち最大半径R2となる最大半径部58と、が径方向で対向する位置にそれぞれ形成されていて、最小半径部57から最大半径部58に向かって、開口縁部56の半径が周方向で漸次増大するようになっている。換言すれば、リテーナー51の軸心A3に対するボール保持凹部53の開き角度が、最小半径部57に相当する周方向位置で最小角度θ4となる一方、最大半径部58に相当する周方向位置で最大角度θ5となるように、周方向で漸次変化するようになっている。これにより、図11に示すように、ボール35の中心Cがリテーナー51の軸心A2に対して最大半径部58側へオフセットしている。
したがって、この第3の実施の形態においても、上述した第1の実施の形態と同様に、リリーフバルブスプリング37の第1座巻部37aに対してリテーナー51のボール保持部52が径方向でオフセットし、当該リテーナー51の軸心A3がバルブ孔34の軸心A1に対して角度θ6だけ傾斜することになるから、上述した第1の実施の形態と略同様の効果が得られる。
図13は、上述した第3の実施の形態の変形例として、リテーナー59を単体で示す断面図である。
図13に示す変形例では、リテーナー59のうちボール保持部60に形成されたボール保持凹部61が、当該ボール保持凹部61の軸心A4を中心として回転対称な略すり鉢状に形成されているとともに、そのボール保持凹部61の軸心A4がリテーナー59の軸心A5に対して径方向でオフセットしているものである。なお、上述した第3の実施の形態と同様にリテーナー59は軸部62を有しているほか、他の部分も上述した第3の実施の形態と同様である。
したがって、この変形例においても、上述した第3の実施の形態と同様に、ボール35の中心Cがリテーナー59の軸心A5に対して径方向にオフセットすることになるから、上述した第3の実施の形態と同様の効果が得られるメリットがある。
また、本発明の第4の実施の形態として図14〜16に示すように、上述した第3の実施の形態のようなリテーナー51を用いる代わりに、本発明のコイルスプリングであるリリーフバルブスプリング68としてリテーナー38の軸心A2をバルブ孔34の軸心A1に対して傾斜させるような形状のものを用いてもよい。なお、図14〜16のうち図11,12に示した第3の実施の形態と同一または相当する部分には、図11,12と同様の符号を付してある。
具体的には、第4の実施の形態におけるリリーフバルブ67では、リテーナー38が、上述した第1の実施の形態と同様に当該リテーナー38の軸心A2上でボール35を保持している一方、リリーフバルブスプリング68のうちバルブ孔34の内底面34aに着座する着座面68aが、図15に示すリリーフバルブスプリング68の自由状態において、当該リリーフバルブスプリング68の軸心A7に直交する仮想平面Pに対して傾斜するように形成されている。図15に示す符号θ7は、着座面68aの仮想平面Pに対する傾斜角度を示している。また、リリーフバルブスプリング68のうちリテーナー38の段状部42が着座することになる被着座面68bは、リリーフバルブスプリング68の自由状態で仮想平面Pと平行になるように形成されている。他の部分は上述した第3の実施の形態と同様である。
そして、このように形成したリリーフバルブスプリング68をバルブ孔34の内底面34aとリテーナー38の段状部42との間に介装すると、図14に示すように、リリーフバルブスプリング68はその軸心を湾曲させるように圧縮変形しつつ、その圧縮変形に基づく復元力をもってリテーナー39をバルブシート部材49側に向けて付勢することになる。つまり、リリーフバルブスプリング68は、リテーナー39の軸心A2をバルブ孔34の軸心A1に対して角度θ1だけ傾斜させつつ、そのリテーナー39の軸心A2に沿う方向の付勢力Fをもってリテーナー39をバルブシート部材49側に向けて付勢している。
したがって、バルブシート部材49の貫通孔44内の圧力、すなわち中圧室28bの圧力が所定のリリーフ圧を超えると、図16に示すように、シート面50のうち径方向一方側の部分との当接を保ちつつシート面50のうち径方向他方側の部分から離間するようにボール35が動作し、リリーフバルブ67が開弁することになる。これにより、この第4の実施の形態においてもリリーフバルブ37の開弁時におけるボール35の振動が抑制され、上述した第3の実施の形態と略同様の効果が得られる。
ここで、上記各実施の形態から把握される技術的思想であって、特許請求の範囲に記載していないものを、その効果とともに以下に記載する。
(1)上記シート面は、上記バルブ孔の軸方向における上記第1座巻部に対する相対距離が、当該シート面の周方向で変化するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の可変容量型ベーンポンプ。
(1)に記載の技術的思想では、上記弁体が、上記シート面のうち上記コイルスプリングの第1座巻部から離間している部分で、上記バルブシート部材に深く入り込むことになるから、上記弁体の中心が上記バルブ孔の軸心に対して径方向でオフセットするようになる。
(2)上記シート面は、当該シート面の径方向一方側に向かって、上記バルブ孔の軸方向で上記第1座巻部から離間する方向へ傾斜していることを特徴とする(1)に記載の可変容量型ベーンポンプ。
(2)に記載の技術的思想では、上記シート面のうち径方向一方側の部分が、上記シート面のうち径方向他方側の部分よりも上記第1座巻部から離間することになるから、その部分で上記弁体が上記バルブシート部材に深く入り込み、当該弁体の中心が上記バルブ孔の軸心に対して径方向一方側へオフセットするようになる。
(3)上記シート面は、上記バルブシート部材にポンチを押し付けることで形成されているとともに、上記ポンチのうち少なくとも上記シート面の成形を司る成形面が、上記弁体と同径の球面の一部をもって形成されていることを特徴とする(2)に記載の可変容量型ベーンポンプ。
(3)に記載の技術的思想では、上記弁体が上記シート面に対して面接触するようになるため、上記リリーフバルブの閉弁時における液密性を向上させることができる。
(4)上記弁体保持部は、上記弁体を保持する弁体保持凹部を有しているとともに、その弁体保持凹部は、最深部から開口側に向かって漸次拡径するすり鉢状を呈していて、当該弁体保持凹部の最深部が上記弁体保持部材の軸心に対して径方向でオフセットしていることを特徴とする請求項3に記載の可変容量型ベーンポンプ。
(4)に記載の技術的思想では、上記弁体保持凹部の最深部が上記弁体保持部材の軸心に対して径方向でオフセットしていることにより、上記弁体の中心を上記弁体保持部材の軸心に対して径方向にオフセットさせることができる。
1…可変容量型ベーンポンプ
4…ポンプボディ
4a…収容空間
6…駆動軸
7…ロータ
8…カムリング
14a…第1流体圧室
14b…第2流体圧室
16…ベーン
17…ポンプ室
19…吸入通路
26…コントロールバルブ(圧力制御手段)
33…リリーフバルブ
34…バルブ孔
35…ボール(弁体)
36…バルブシート部材
37…リリーフバルブスプリング(コイルスプリング)
37a…第1座巻部
37b…第2座巻部
38…リテーナー(弁体保持部材)
39…軸部(スプリング係合部)
40…ボール保持部(弁体保持部)
44…貫通孔
45…シート面
46…ボール(弁体)
47…ボール(弁体)
48…リリーフバルブ
49…バルブシート部材
50…シート面
51…リテーナー(弁体保持部材)
52…ボール保持部(弁体保持部)
54…軸部(スプリング係合部)
A1…バルブ孔の軸心(第1座巻部の軸心)
C…ボールの中心(弁体の中心)

Claims (1)

  1. ポンプボディ内の収容空間に配置されているとともに、径方向へ出没自在に設けられた複数のベーンを有していて、駆動軸によって回転駆動されるロータと、
    そのロータの外周側に、当該ロータに対する偏心量が変化する方向で移動可能に配置され、上記各ベーンおよびロータとともに複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    上記収容空間のうち上記ロータの回転に伴って上記各ポンプ室の容積が増大する吸入領域に連通する吸入通路と、
    上記収容空間のうち上記ロータの回転に伴って上記各ポンプ室の容積が減少する吐出領域に連通する吐出通路と、
    上記カムリングの径方向両側に形成された一対の流体圧室のうち少なくとも一方の圧力を制御することにより、上記カムリングの上記ロータに対する偏心量を制御する圧力制御手段と、
    上記ポンプボディ内に設けられ、上記吐出通路と上記吸入通路との間の油通路を開閉するリリーフバルブと、
    を備えた可変容量型ベーンポンプにおいて、
    上記リリーフバルブは、
    上記ポンプボディ内に設けられたバルブ孔と、
    そのバルブ孔内に配置された球状の弁体と、
    上記バルブ孔のうち上記弁体を挟んで軸方向一方側に固定されているとともに、上記吐出通路に連通する貫通孔が形成されていて、さらに、閉弁時に上記弁体が着座する環状のシート面が上記貫通孔の弁体側開口部に形成されたバルブシート部材と、
    上記バルブ孔のうち上記弁体を挟んで他方側に設けられたコイルスプリングと、
    上記弁体とコイルスプリングとの間に設けられ、上記弁体側に当該弁体との径方向における相対変位を規制しつつその弁体を保持する弁体保持部が形成されている一方、上記コイルスプリング側に当該コイルスプリングとの径方向における相対変位を規制するスプリング係合部が形成されていて、上記コイルスプリングの圧縮変形に基づく復元力をもって上記弁体を上記バルブシート部材側に向けて付勢する弁体保持部材と、
    を備えていて、
    上記貫通孔は、上記弁体の反対側にその軸心が上記バルブ孔の軸心に沿うように貫通形成された一般部と、該一般部よりも大きな内径でもって上記弁体側の端部に該弁体側へと向けて開口形成され、その軸心が上記バルブ孔の軸心に対してオフセットするように設けられた大径部と、から構成され、
    上記シート面は、上記弁体が着座する閉弁時において上記弁体の中心が上記大径部の軸心に対して径方向でオフセットするように形成されていることを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
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