JP5243316B2 - 可変容量型ベーンポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、可変容量型ベーンポンプに関する。
従来、特許文献1に記載されるオイルポンプにあっては、カムリングを揺動させることにより吐出量を変化させ、省エネ性を向上させている。また、ベーン背圧溝へ作動油を供給するため、吸入側通路からカムリングの外周側へ回り込む油路を形成している。
特開2003−172272号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、カムリングの揺動によってカムリング外周を迂回する油路が狭められるため、油路抵抗が大きくなって吸入ポートへ十分に作動油を供給できず、吸入効率が低下してキャビテーションが発生するおそれがあった。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、吸入効率を改善してキャビテーションの発生を抑制した可変容量型ベーンポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、カムリングの外周面であって、駆動軸を基準として吸入ポート側であって、且つシール部材を基準として第2流体圧室側に形成され、カムリングの径方向の肉厚が第1流体圧室側よりも薄くなるように形成された凹部、もしくは、アダプタリングの内周側であって、駆動軸を基準として吸入ポート側であって、且つシール部材を基準として第2流体圧室側に形成され、アダプタリングの径方向の肉厚が第1流体圧室側よりも薄くなるように形成された凹部を有し、低圧導入口もしくは低圧供給通路は、凹部に対応する位置に面取り部を備えた。

よって、吸入効率を改善してキャビテーションの発生を抑制した可変容量型ベーンポンプを提供できる。
実施例1におけるベーンポンプ1の軸方向断面図(図2のI−I断面)である。 実施例1におけるベーンポンプ1の径方向断面図(図1のII−II断面)である(偏心量最大)。 プレッシャープレート6のx軸正方向側正面図である。 図3のIII−III断面図である。 リアボディ12のx軸負方向側正面図である。 図5のIV−IV断面図である。 実施例2におけるリアボディ12のx軸負方向正面図である。 実施例3におけるリアボディ12のx軸負方向側正面図である。 実施例4におけるポンプボディ11のx軸正方向側正面図である。
[ベーンポンプの概要]
図1はベーンポンプ1の軸方向断面図(図2のI−I断面)、図2は径方向断面図(図1のII−II断面)である。図2ではカムリング4が最もy軸負方向に位置する場合(偏心量最大)を示す。また、図3はプレッシャープレート6のx軸正方向側正面図、図4は図3のIII−III断面図である。さらに、図5はリアボディ12のx軸負方向側正面図、図6は図5のIV−IV断面図である。
なお、駆動軸2の軸方向をx軸とし、ポンプボディ11、リアボディ12へ駆動軸が挿入される方向を正方向とする。また、カムリング4の揺動を規制するスプリング71(図2参照)の軸方向であってカムリング4を付勢する方向をy軸負方向、x、y軸と直交する軸であって吸入通路IN側をz軸正方向とする。
ベーンポンプ1は、駆動軸2、ロータ3、カムリング4、アダプタリング5、ハウジング10を有する。駆動軸2は図外のエンジンとプーリを介して接続し、ロータ3と一体回転する。
ロータ3の外周には軸方向溝である複数のスロット31が放射状に形成され、各スロット31にベーン32が径方向に出没可能に挿入される。また、各スロット31の内径側端部には背圧室33が設けられ、作動油が供給されてベーン32を径方向外側に付勢する。
ハウジング10はポンプボディ11およびリアボディ12から形成される。ポンプボディ11はx軸正方向側に開口する有底カップ形状であり、底部111には円盤状のプレッシャープレート6が収装される。
ポンプボディ11内周部であるポンプ要素収容部112であってプレッシャープレート6のx軸正方向側には、アダプタリング5、カムリング4、およびロータ3が収装される。
リアボディ12はx軸正方向側からアダプタリング5、カムリング4、およびロータ3と液密に当接し、アダプタリング5、カムリング4、およびロータ3はプレッシャープレート6およびリアボディ12に挟持されることとなる。
プレッシャープレート6には駆動軸挿入孔66が設けられて駆動軸2が挿入される。また、x軸正方向側面であってロータ3との摺動面61およびリアボディ12のx軸負方向側面120には、それぞれ吸入ポート62,121および吐出ポート63,122が設けられている。
この吸入ポート62,121は吸入通路INと接続し、吐出ポート63,122は吐出口OUTと接続してロータ3とカムリング4の間に形成されるポンプ室Bへの作動油の給排を行う。吸入ポート62,121は複数のポンプ室Bの容積が増大する領域(吸入領域Bz+)に開口し、吐出ポート63,122は複数のポンプ室Bの容積が縮小する領域(吐出領域Bz−)に開口する。
また、ロータ3とプレッシャープレート6は異なる材料で形成され、プレッシャープレート6は、ロータ3よりも軟らかい材料で形成される。具体的には、ロータ3は鉄系材料で形成され、プレッシャープレート6はアルミニウム合金、銅合金、または鉄系焼結金属で形成される。
このため摺動面61とロータ3との干渉が発生した場合、あるいは異物が噛みこんだ場合にロータ3とプレッシャープレート6のうちどちらか弱い部材が緩衝材となり、かじりや焼き付きを回避する。また、後述のようにプレッシャープレート6に作用する圧力のバランスを取ることで、プレッシャープレート6に軟らかい材料を用いて緩衝材としての機能を持たせるものである。
また、プレッシャープレート6の素材を軸受け鋼とすることで、かじりや焼き付きを回避する。なお、プレッシャープレート6の表面(摺動面61、バックアップ面68)にアルミニウム合金または銅を蒸着し、プレッシャープレート6の剛性と耐かじり性を両立するとともに、さらに薄肉化、小型化を図ってもよい。
プレッシャープレート6の摺動面61には、ベーン32の背圧室33に吐出圧を供給する吸入側、吐出側ベーン背圧溝61a,61bが設けられている。各ベーン背圧溝61a,61bは溝61cによって連通され、吐出側ベーン背圧溝61bは油路61dを介してポンプボディ底部111に設けられた吐出圧導入溝111aに接続される。リアボディ12のx軸負方向側面にも、吸入側、吐出側ベーン背圧溝120a,120bが設けられる。
アダプタリング5はy軸側を長軸、z軸側を短軸とする略楕円状の円環部材であり、外周側においてポンプボディ11に収装されるとともに、内周側においてカムリング4を収装する。ポンプ駆動時にポンプボディ11内で回転しないよう、アダプタリング5はピン部材81によりポンプボディ11に対し回転を規制される。
カムリング4は略真円の円環状部材であり、外周はアダプタリング5の短軸とほぼ同径に設けられている。したがって、略楕円状のアダプタリング5に収装されることにより、アダプタリング5内周とカムリング4外周の間には流体圧室Aが形成され、カムリング4はアダプタリング5内においてy軸方向に揺動可能となる。
アダプタリング内周53のy軸負方向側端部にはストッパ部54が設けられ、カムリング4のy軸負方向移動を係止する。また、ストッパ部54のx軸方向両側は切り欠かれて連通溝部54aを形成し、第1流体圧室A1内でz軸正方向側と負方向側との作動油の連通をスムーズに行う。
また、アダプタリング内周53のz軸正方向端部にはシール部材50が設けられ、z軸負方向端部には揺動支持面Nが形成される。アダプタリング5はこの揺動支持面Nにおいてカムリング4のz軸負方向を係止する。
揺動支持面Nには板部材80が設けられ、この板部材80の揺動支持面Nとシール部材50により、カムリング4とアダプタリング5との間の流体圧室Aはy軸負、正方向に画成されて第1、第2流体圧室A1,A2を形成する。
カムリング4とアダプタリング5との間にはピン部材81が設けられ、カムリング4外周に設けられた凹部に係止されて駆動軸2回りのカムリング4の回転を防止する。
ポンプボディ11およびリアボディ12にはピン孔170,180が設けられている。またプレッシャープレート6にはx軸方向貫通孔であるピン孔65が設けられ、これらのピン孔170,180および65にピン部材81が挿入される。
また、プレッシャープレート6を貫通したピン部材81がポンプボディ11およびリアボディ12側まで及んでピン孔170,180により保持されるため、プレッシャープレート6の支持性をさらに高めるとともに、カムリング4の回転規制能力を向上させる。
ロータ3の外径はカムリング内周41よりも小径に設けられ、カムリング4内周側に収装される。カムリング4が揺動し、ロータ3とカムリング4の相対位置が変化した場合であっても、ロータ3の外周はカムリング内周41と当接しないよう設けられている。
また、揺動によりカムリング4が最もy軸負方向に位置する場合、カムリング内周41とロータ3外周との距離Lはy軸負方向側において最大となる。カムリング4が最もy軸正方向に位置する場合は、同様に距離Lはy軸負方向側において最小となる。
ベーン32の径方向長さは距離Lの最大値よりも大きく設けられており、そのためベーン32は、カムリング4とロータ3との相対位置によらず、常にスロット31に挿入されつつカムリング内周41に当接した状態を維持することとなる。これにより、ベーン32は常時背圧室33から背圧を受け、カムリング内周41と液密に当接する。
したがって、カムリング4とロータ3との間の領域は、隣り合うベーン32によって常時液密に画成されてポンプ室Bを形成する。揺動によりロータ3とカムリング4が偏心状態にあれば、ロータ3の回転に伴って各ポンプ室Bの容積が変化する。
プレッシャープレート6およびリアボディ12に設けられた吸入ポート62,121および吐出ポート63,122は、ロータ3の外周に沿って設けられ、各ポンプ室Bの容積変化により作動油の給排が行われる。
また、プレッシャープレート6のx軸負方向側面(ロータ3との摺動面61の反対側面)であるバックアップ面68には、第1、第2シール部材210,220が設けられている(図3参照)。第1シール部材210は吸入ポート62の内周側かつ吐出ポート63の外周側に設けられ、第2シール部材220は吸入、吐出ポート62,63の内周側かつ駆動軸2の外周側に設けられている。
この第1、第2シール部材210,220によってバックアップ側高圧領域Dbおよびバックアップ側低圧領域Ebが画成される。バックアップ側高圧領域Dbは第1、第2シール部材210,220の間に形成され、バックアップ側低圧領域Ebは第1シール部材210の外周側に形成される。さらに、プレッシャープレート6の最外周部にはシール部材67が設けられている。
アダプタリング5のy軸正方向端部には径方向貫通孔51が設けられている。このアダプタリング5の内周53には、外径方向に凹む凹部100が設けられている。
ポンプボディ11のy軸正方向端部にはプラグ部材挿入孔114が設けられ、有底カップ形状のプラグ部材70が挿入されてポンプボディ11、リアボディ12外部との液密を保つ。
このプラグ部材70の内周にはスプリング71がy軸方向に伸縮可能に挿入され、アダプタリング5の径方向貫通孔51を貫通してカムリング4に当接し、y軸負方向へ付勢する。
スプリング71は揺動量が最大となる方向にカムリング4を付勢し、圧力の安定しないポンプ始動時において吐出量(カムリング4揺動位置)を安定させるものである。
[第1、第2流体圧室への作動油の供給]
アダプタリング5のz軸正方向側であってシール部材50のy軸負方向側には貫通孔52が設けられている。この貫通孔52はそれぞれポンプボディ11内に設けられた油路113を介して低圧室(制御バルブ7の両ランドとバルブ収装孔115で形成され、吸入穴100と連通した低圧室)へ連通し、y軸負方向側の第1流体圧室A1と低圧室とを接続する。油路113は制御バルブ7を収容するバルブ収装孔115に開口し、ポンプ駆動に伴って制御圧が第1流体圧室A1に導入される。
制御バルブ7は油路21,22を介して吐出ポート63,122と接続する。油路22上にはオリフィス8が設けられ、制御バルブ7にはオリフィス8の上流圧である吐出圧と、オリフィス8の下流圧が導入される。この差圧とバルブスプリング7aによって制御バルブ7は駆動され、制御圧を生成する。
したがって第1流体圧室A1には制御圧が導入され、この制御圧は吸入圧、吐出圧に基づき生成されるため、制御圧≧吸入圧となる。
一方、第2流体圧室A2には吸入ポート連通孔161を介して吸入圧が導入される。この吸入ポート連通孔161はリアボディ12において吸入通路INとx軸負方向側面120とを連通し、吸入通路INと第2流体圧室A2とを接続する油路であって、カムリング4の揺動位置によらず常に第2流体圧室A2に開口する。
また、吸入ポート連通孔161のz軸負方向側には低圧供給通路160が設けられ、吸入通路INとリアボディ12側の吸入ポート121とを連通する。なお、低圧供給通路160のx軸負方向側を吸入ポート121とする。
第2流体圧室A2には常時吸入圧が導入されるため、これにより本願ベーンポンプ1では第1流体圧室A1の液圧P1のみが制御される。一方、第2流体圧室A2の液圧P2は制御されず常時P2=吸入圧となる。これにより、第2流体圧室A2を常時安定した圧力とし、油圧外乱を防止して安定したカムリング4の揺動制御が実行可能となる。
[カムリングの揺動]
カムリング4が第1流体圧室A1の圧力P1から受けるy軸正方向の付勢力が、第2流体圧室A2の油圧P2と吐出域のカムリング内面が受ける吐出圧力による力の合力及びスプリング71から受けるy軸負方向の付勢力の和よりも大きくなれば、カムリング4は板部材80との当接点を回転中心としてy軸正方向に揺動する。揺動によりy軸正方向側のポンプ室By+は容積が拡大し、y軸負方向側のポンプ室By-は容積が減少する。
y軸負方向側のポンプ室By-の容積が減少すると、単位時間あたりに吸入ポート62,121から吐出ポート63,122へ供給される油量が減少し、オリフィス8の上流圧と下流圧の差圧が低下する。
これにより、制御バルブ7はバルブスプリング7aにより押し戻され、制御バルブ7の制御圧が下げられる。よって第1流体圧室A1の圧力P1も低下し、y軸負方向への付勢力の和に抗し切れなくなると、カムリング4はy軸負方向側に揺動する。
y軸正、負方向の付勢力がほぼ等しくなると、カムリング4に作用するy軸方向の力が釣り合ってカムリング4は静止する。これにより油量が増加するとオリフィス8の差圧が上昇し、制御バルブ7はバルブスプリング7aを押してバルブ制御圧が上昇する。
このため上記とは逆にカムリング4はy軸正方向へ揺動する。実際にはカムリング4は、オリフィス8のオリフィス径とスプリング7aとにより設定された流量が一定となるように、カムリング4の偏心量が決定される。
[アダプタリング内周の凹部と吸入圧の供給]
アダプタリング5の内周53には凹部100が設けられている。この凹部100はアダプタリング内周53のy軸正方向側かつz軸正方向側を外周側に凹ませることで形成される。
また、プレッシャープレート6であって吸入ポート61の外周側には、凹部100と連通する低圧導入用貫通孔200(低圧導入口)が設けられている。この低圧導入用貫通孔200はプレッシャープレート6を貫通して低圧を摺動面61側からバックアップ面68側に導入する。凹部100の存在により、吸入通路INから低圧導入用貫通孔200への流路面積が増大する。
バックアップ面68には吸入ポート62と連通するバックアップ面側接続部301が設けられている。このバックアップ面側接続部301はバックアップ側低圧導入路300を介して低圧導入用貫通孔200と連通するため、より多くの作動油を吸入ポート62へ供給できる。
また、摺動面61には低圧導入用貫通孔200と吸入ポート62とを接続する摺動面側接続部201が設けられている。この摺動面側接続部は特許請求の範囲における接続通路に相当する。この摺動面側接続部201は摺動面61上でx軸負方向側に凹む凹部であり、カムリング4の揺動位置によって断面積が変化することがなく、摺動面側接続部201における作動油の流量は影響を受けない。この摺動面側接続部201を介して低圧導入用貫通孔200から吸入ポート61へ吸入圧が供給される。
さらに、リアボディ12のx軸負方向側面120にもx軸正方向側に凹む凹部であるリアボディ側接続部202が設けられ、低圧供給通路160はこのリアボディ側接続部202をも介して吸入ポート61と接続する。摺動面側接続部201と同様、カムリング4の揺動位置によって断面積が変化することがなく、作動油の流量は影響を受けない。
したがって、x軸正方向側の吸入ポート121には、吸入ポート連通孔161に加えて低圧供給通路160、リアボディ側接続部202を介して吸入圧が供給され、x軸負方向側の吸入ポート62には、アダプタリング内周53の凹部100、摺動面側接続部201を介して吸入圧が供給される。
これにより、カムリング4の揺動位置によらず吸入ポート62,121には吸入圧が供給され、吸入効率の低下およびキャビテーションの発生を抑制するものである。また、カムリング4のx軸方向両側に接続部201,202を設けて作動油を流動させることで、カムリング4とプレッシャープレート6およびリアボディ12との間の油膜が切れることがなく、凝着が防止される。
また、プレッシャープレート6の低圧導入用貫通孔200は、アダプタリング凹部100に沿った形状に設けられている。また、低圧導入用貫通孔200の摺動面61側における開口部の外周側には、面取り部200aが設けられる。
プレッシャープレート6のバックアップ面68側外周にはシールリング68aおよびシールリング溝68bが設けられており、プレッシャープレート6の外周側はx軸方向の肉厚が薄くなる。このため低圧導入用貫通孔200が肉厚の薄い外径側に拡大すると、プレッシャープレート6外径部の強度が不足する。
したがって低圧導入用貫通孔200の摺動面61側における開口部の外周側に面取り部200aを設け、低圧導入用貫通孔200を外径側に拡大させることなく、低圧導入用貫通孔200の流路の確保とプレッシャープレート6の強度の確保を両立する。
同様に、リアボディ12の低圧供給通路160もアダプタリング凹部100に沿った形状に設けられ、この低圧供給通路160開口部の外周側には、面取り部160aが設けられる。プレッシャープレート6と同様、リアボディ12にもシールリング123およびシールリング溝124が設けられており、リアボディx軸負方向側面120の外周側はx軸方向の肉厚が薄くなる。
したがって、リアボディ12における低圧供給通路160開口部の外周側にも面取り部160aを設け、低圧供給通路160を外径側に拡大させることなく、低圧供給通路160の流路の確保とリアボディ12の強度確保を両立する。
また、リアボディ12側の吸入ポート121は低圧供給通路160を介して吸入通路INに直接接続されるため、吸入効率が向上する。さらに、低圧供給通路160と吸入ポート連通孔161はともに吸入通路INに接続するが、互いに接続しない別体の油路であるため、低圧供給通路160と吸入ポート連通孔161との間にリアボディ12の肉が存在することとなり、リアボディ12の強度が確保される。
[実施例1の効果]
(1)ポンプボディ11とリアボディ12のうちいずれか一方側に形成され、作動油を貯留するリザーバタンクと接続される吸入通路INと、
ポンプボディ11とリアボディ12の一方側に形成され、吸入通路INと吸入ポート62,121とを連通する吸入ポート連通孔と、
プレッシャープレート6とリアボディ12のうち他方側に形成され、第1流体圧室A1、第2流体圧室A2のうち他方側に開口する低圧導入用貫通孔200(低圧導入口)と、
プレッシャープレート6に設けられ、吸入ポート62,121と低圧導入用貫通孔200とを接続する摺動面側接続部201(接続通路)と、
アダプタリング5の内周53側であって、駆動軸2を基準として吸入ポート側であって、シール部材50を基準として第2流体圧室A2側に形成され、アダプタリング5の径方向の肉厚が第1流体圧室A1側よりも薄くなるように形成された凹部100とを備えた。
凹部100により吸入通路INから吸入ポート62,121に到る流路面積が確保され、吸入ポート62,121には吸入圧が十分に供給される。よって、吸入効率の低下およびキャビテーションの発生を抑制することができる。
(3)低圧導入用貫通孔200は、凹部100に対応する位置に面取り部300aを有することとした。
プレッシャープレート6のバックアップ面68側外周にはシールリング68aおよびシールリング溝68bが設けられており、プレッシャープレート6の外周側はx軸方向の肉厚が薄くなる。このため低圧導入用貫通孔200が肉厚の薄い外径側に拡大すると、プレッシャープレート6外径部の強度が不足する。
したがって低圧導入用貫通孔200の摺動面61側における開口部の外周側に面取り部200aを設け、低圧導入用貫通孔200を外径側に拡大させることなく、低圧導入用貫通孔200の流路の確保とプレッシャープレート6の強度の確保を両立することができる。
(4)低圧供給通路160は、凹部100に対応する位置に面取り部160aを有することとした。
プレッシャープレート6と同様、リアボディ12にもシールリング123およびシールリング溝124が設けられており、リアボディx軸負方向側面120の外周側はx軸方向の肉厚が薄くなる。
したがって、リアボディ12における低圧供給通路160開口部の外周側にも面取り部160aを設け、低圧供給通路160を外径側に拡大させることなく、低圧供給通路160の流路の確保とリアボディ12の強度確保を両立する。
(5)吸入ポート62,121、低圧供給通路160、および低圧導入用貫通孔200は、それぞれプレッシャープレート6、およびリアボディ12とカムリング4とが対向する面で接続されることとした。
これにより、カムリング4のx軸方向両側に接続部201,202を設けて作動油を流動させることで、カムリング4とプレッシャープレート6およびリアボディ12との間の油膜が切れることがなく、凝着を防止することができる。
(6)リアボディ12側の吸入ポート121および低圧供給通路160は、吸入通路INと直接接続されることとした。直接接続することにより吸入効率を向上させることができる。
(7)リアボディ12側の吸入ポート121を含む吸入ポート連通孔161と低圧供給通路160は、それぞれ別体の油路であることとした。
これにより低圧供給通路160と吸入ポート連通孔161との間にリアボディ12の肉が存在することとなり、リアボディ12の強度が確保される。
実施例2につき説明する。図7は実施例2におけるリアボディ12のx軸負方向正面図である。カムリング4およびアダプタリング5は断面を示す。実施例2の基本構成は実施例1と同様である。実施例1ではアダプタリング5の内周53に凹部100を設けたが、実施例2ではカムリング4の外周42に内径側に凹む凹部100を設ける点で異なる。
[実施例2の効果]
(2)カムリング4の外周面であって、駆動軸2を基準として吸入ポート側であって、かつシール部材50を基準として第2流体圧室A2側に形成され、カムリング4の径方向の肉厚が第1流体圧室A1よりも薄くなるように形成された凹部100を備えた。これにより、カムリング4の揺動位置によらず流路面積を確保するとともに、実施例1と同様の効果を得ることができる。
実施例3につき説明する。図8は実施例3におけるリアボディ12のx軸負方向側正面図である。実施例3では、リアボディ12のx軸負方向側面120に設けられたリアボディ側接続部202の形状を変更する点で異なる。この実施例3にあっても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
実施例4につき説明する。図9は実施例4におけるポンプボディ11のx軸正方向側正面図である。実施例4では、ポンプボディ底部111に凹部117を設け、この凹部117をプレッシャープレート6のバックアップ側低圧導入路300と接続する。これにより、凹部117によってバックアップ側の油路面積が向上し、吸入ポートへの油路を確保でき、実施例1と同様の効果を得ることができる。
(他の実施例)
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
2 駆動軸
3 ロータ
4 カムリング
5 アダプタリング
6 プレッシャープレート
7 制御バルブ(圧力制御手段)
11 ポンプボディ
12 リアボディ
31 スロット
32 ベーン
33 背圧室(基部)
50 シール部材
53 内周
66 貫通孔
62,121 吸入ポート
63,122 吐出ポート
61a,120a 吸入側ベーン背圧溝
61b,120b 吐出側ベーン背圧溝
100 凹部
160 低圧供給通路
160a 面取り部
161 吸入ポート連通孔
200 低圧導入用貫通孔(低圧導入口)
300 低圧導入路
300a 面取り部
A1 第1流体圧室
A2 第2流体圧室
B ポンプ室
IN 吸入通路
N 揺動支点
RSV リザーバタンク

Claims (8)

  1. ポンプ要素収容部を有するポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプ要素収容部に収容され、円弧状または環状に形成されたアダプタリングと、
    前記アダプタリング内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個設けられたスロットに出没自在に設けられたベーンと、
    前記アダプタリング内に揺動可能に設けられ、環状に形成され、内周側に前記ロータ及び前記ベーンと共に複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記ポンプボディを閉塞するリアボディと、
    前記ポンプボディに収容され、前記駆動軸が貫通される貫通孔を有し、軸方向一方側から吐出圧を受けることにより前記ロータ側に付勢されるプレッシャープレートと、
    前記プレッシャープレートに設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、前記複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングと前記アダプタリングの間に設けられ、これらカムリングとアダプタリングとの間に形成される空間を第1流体圧室と第2流体圧室とに隔成するシール部材と、
    前記第1流体圧室に導入される圧力を制御し、前記カムリングの偏心量を制御する圧力制御手段と、
    前記ポンプボディと前記リアボディのうちいずれか一方側に形成され、作動油を貯留するリザーバタンクと接続される吸入通路と、
    前記ポンプボディと前記リアボディの一方側に形成され、前記吸入通路と前記吸入ポートとを連通する吸入ポート連通孔と、
    前記第2流体圧室と前記吸入通路とを常時接続する低圧供給通路と、
    前記プレッシャープレートと前記リアボディのうち他方側に形成され、前記第2流体圧室に開口する低圧導入口と、
    前記プレッシャープレートに設けられ、前記吸入ポートと前記低圧導入口とを接続する接続通路と、
    前記アダプタリングの内周側であって、前記駆動軸を基準として前記吸入ポート側であって、且つ前記シーツ部材を基準として前記第2流体圧室側に形成され、前記アダプタリングの径方向の肉厚が前記第1流体圧室側よりも薄くなるように形成された凹部と、
    を有し、
    前記低圧導入口は、前記凹部に対応する位置に面取り部を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  2. ポンプ要素収容部を有するポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプ要素収容部に収容され、円弧状または環状に形成されたアダプタリングと、
    前記アダプタリング内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個設けられたスロットに出没自在に設けられたベーンと、
    前記アダプタリング内に揺動可能に設けられ、環状に形成され、内周側に前記ロータ及び前記ベーンと共に複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記ポンプボディを閉塞するリアボディと、
    前記ポンプボディに収容され、前記駆動軸が貫通される貫通孔を有し、軸方向一方側から吐出圧を受けることにより前記ロータ側に付勢されるプレッシャープレートと、
    前記プレッシャープレートに設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、前記複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングと前記アダプタリングの間に設けられ、これらカムリングとアダプタリングとの間に形成される空間を第1流体圧室と第2流体圧室とに隔成するシール部材と、
    前記第1流体圧室に導入される圧力を制御し、前記カムリングの偏心量を制御する圧力制御手段と、
    前記ポンプボディと前記リアボディのうちいずれか一方側に形成され、作動油を貯留するリザーバタンクと接続される吸入通路と、
    前記ポンプボディと前記リアボディの一方側に形成され、前記吸入通路と前記吸入ポートとを連通する吸入ポート連通孔と、
    前記第2流体圧室と前記吸入通路とを常時接続する低圧供給通路と、
    前記プレッシャープレートと前記リアボディのうち他方側に形成され、前記第2流体圧室に開口する低圧導入口と、
    前記プレッシャープレートに設けられ、前記吸入ポートと前記低圧導入口とを接続する接続通路と、
    前記アダプタリングの内周側であって、前記駆動軸を基準として前記吸入ポート側であって、且つ前記シーツ部材を基準として前記第2流体圧室側に形成され、前記アダプタリングの径方向の肉厚が前記第1流体圧室側よりも薄くなるように形成された凹部と、
    を有し、
    前記低圧供給通路は、前記凹部に対応する位置に面取り部を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  3. ポンプ要素収容部を有するポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプ要素収容部に収容され、円弧状又は環状に形成されたアダプタリングと、
    前記アダプタリング内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個も受けられたスロットに出没自在に設けられたベーンと、
    前記アダプタリング内に揺動可能に設けられ、環状に形成され、内周側に前記ロータ及び前記ベーンと共に複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記ポンプボディを閉塞するリアボディと、
    前記ポンプボディに収容され、前記駆動軸が貫通される貫通孔を有し、軸方向一方側から吐出圧を受けることにより前記ロータ側に付勢されるプレッシャープレートと、
    前記プレッシャープレートに設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、前記複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングと前記アダプタリングとの間に設けられ、これらカムリングとアダプタリングとの間に形成される空間を第1流体圧室と第2流体圧室に隔成するシール部材と、
    前記第1流体圧室に導入される圧力を制御し、前記カムリングの偏心量を制御する圧力制御手段と、
    前記ポンプボディと前記リアボディのうちいずれか一方側に形成され、作動油を貯留するリザーバタンクと接続される吸入通路と、
    前記ポンプボディを前記リアボディの一方側に形成され、前記吸入通路と前記吸入ポートとを連通する吸入ポート連通孔と、
    前記第2流体圧室と前記吸入通路とを常時接続する低圧供給通路と、
    前記プレッシャープレートと前記リアボディのうち他方側に形成され、前記第2流体圧室に開口する低圧導入口と、
    前記プレッシャープレートに設けられ、前記吸入ポートと前記低圧導入口とを接続する接続通路と、
    前記カムリングの外周面であって、前記駆動軸を基準として前記吸入ポート側であって、且つ、前記シール部材を基準として前記第2流体圧室側に形成され、前記カムリングの径方向の肉厚が前記第1流体圧室側よりも薄くなるように形成された凹部と、
    を有し、
    前記低圧導入口は、前記凹部に対応する位置に面取り部を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  4. ポンプ要素収容部を有するポンプボディと、
    前記ポンプボディに軸支される駆動軸と、
    前記ポンプ要素収容部に収容され、円弧状又は環状に形成されたアダプタリングと、
    前記アダプタリング内に設けられ、前記駆動軸に回転駆動されるロータと、
    前記ロータの周方向に複数個も受けられたスロットに出没自在に設けられたベーンと、
    前記アダプタリング内に揺動可能に設けられ、環状に形成され、内周側に前記ロータ及び前記ベーンと共に複数のポンプ室を形成するカムリングと、
    前記ポンプボディを閉塞するリアボディと、
    前記ポンプボディに収容され、前記駆動軸が貫通される貫通孔を有し、軸方向一方側から吐出圧を受けることにより前記ロータ側に付勢されるプレッシャープレートと、
    前記プレッシャープレートに設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、前記複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出ポートと、
    前記カムリングと前記アダプタリングとの間に設けられ、これらカムリングとアダプタリングとの間に形成される空間を第1流体圧室と第2流体圧室に隔成するシール部材と、
    前記第1流体圧室に導入される圧力を制御し、前記カムリングの偏心量を制御する圧力制御手段と、
    前記ポンプボディと前記リアボディのうちいずれか一方側に形成され、作動油を貯留するリザーバタンクと接続される吸入通路と、
    前記ポンプボディを前記リアボディの一方側に形成され、前記吸入通路と前記吸入ポートとを連通する吸入ポート連通孔と、
    前記第2流体圧室と前記吸入通路とを常時接続する低圧供給通路と、
    前記プレッシャープレートと前記リアボディのうち他方側に形成され、前記第2流体圧室に開口する低圧導入口と、
    前記プレッシャープレートに設けられ、前記吸入ポートと前記低圧導入口とを接続する接続通路と、
    前記カムリングの外周面であって、前記駆動軸を基準として前記吸入ポート側であって、且つ、前記シール部材を基準として前記第2流体圧室側に形成され、前記カムリングの径方向の肉厚が前記第1流体圧室側よりも薄くなるように形成された凹部と、
    を有し、
    前記低圧供給通路は、前記凹部に対応する位置に面取り部を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  5. 請求項1ないし4いずれか1つに記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
    前記吸入ポート、前記低圧供給通路、および前記低圧導入口は、それぞれ前記プレッシャープレート、および前記リアボディと前記カムリングとが対向する面で接続されること
    を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  6. 請求項5に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
    前記吸入ポートおよび前記低圧供給通路は、前記吸入通路と直接接続されること
    を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  7. 請求項5に記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
    前記吸入ポートと前記低圧供給通路は、それぞれ別体の油路であること
    を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
  8. 請求項1ないし4いずれか1つに記載の可変容量型ベーンポンプにおいて、
    前記ポンプボディは、前記吸入ポート、前記低圧供給通路、および前記吸入通路に対応する位置に、軸方向に凹む凹部を有すること
    を特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
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