JP2008235892A - ウエハの縁部領域の欠陥の評価のための装置及び方法 - Google Patents

ウエハの縁部領域の欠陥の評価のための装置及び方法 Download PDF

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    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/9501Semiconductor wafers
    • G01N21/9503Wafer edge inspection

Abstract

【課題】ウエハ(6)縁部の上部表面(6a)、端面(6b)及び下部表面(6c)の欠陥を簡単な方法で検査できる装置及び欠陥画像撮像方法を提供すること。
【解決手段】本装置は、ウエハ(6)の縁部領域の欠陥をユーザが評価するか、自動で行うことができる。特に本装置は、3つのカメラ(25、26、27)を含み、各カメラは対物レンズ(30)を備え、第1のカメラ(25)はウエハ(6)の上部縁部領域(6a)に相対するように配置され、第2のカメラ(26)はウエハ(6)の端面(6b)に相対するように配置され、第3のカメラ(27)はウエハ(6)の下部縁部領域(6c)に相対するように配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は視覚的に(目視で)ウエハの縁部領域ないし周縁部の欠陥の視覚的に評価(ないし検査)のための装置に関する。特に、ウエハの縁部領域の欠陥を視覚的に評価する本装置は、ウエハの上部表面の縁部領域に相対(対向)するように配置される第1のカメラを含む。第2のカメラは、ウエハの端面に相対するように配置される。第3のカメラは、ウエハの下部表面の縁部領域(ないし周縁部)に相対するように配置される。各カメラは、欠陥の画像を撮像するための視野を有する。
本発明はさらに、ウエハの縁部領域の欠陥を視覚的に評価(ないし検査)する方法に関する。ウエハの縁部領域の欠陥を視覚的に評価する方法のため、ウエハの上部縁部領域に相対する第1のカメラと、ウエハの端面に相対する第2のカメラ及びウエハの下部縁部領域に相対する第3のカメラを用いてその領域の欠陥の検討が行われる。
本発明はまた、ウエハの検査システムにおける本装置の使用に関する。このウエハの検査システムは、1以上の微視的(ミクロ)検査手段、搬送手段及び配列(位置)調整(アライメント)手段を含む。そしてさらに、撮像及び/又は記憶した欠陥の画像をユーザに表示する1以上のディスプレイを備える。
米国特許出願公開第2005/0013474号にも、3つのカメラを用いてウエハの縁部領域の欠陥を検査又は評価する装置が開示されている。ウエハ縁部領域の検査のため、ウエハがカメラの前を2回以上通り過ぎるように回転される。ウエハの照明のため、明視野配置も採用されている。
米国特許出願公開第2003/0169916号には、ウエハ縁部領域の端面の画像及びウエハ縁部領域の2つの傾斜の画像をそれぞれ撮像する3つのカメラを持つ装置が開示されている。これらのカメラは、第1のカメラはウエハ縁部の上部傾斜に相対するように、第2のカメラはウエハの端面に相対するように、そして第3のカメラはウエハ縁部の下部傾斜に相対するように、それぞれ位置される。これらのカメラはそれぞれ対応する面に直角に相対するように配向される。
米国特許出願公開第2005/0013474号 米国特許出願公開第2003/0169916号
以下の分析は本発明において与えられる。
特許文献1においては、複数のカメラは共通の支持台に配置されておらず、さらにこれらのカメラは、ウエハ縁部領域がカメラに対してより良い配置を取るためにウエハ縁部領域に接近できるようにはできていない。さらに、これに開示された装置が、カメラにより欠陥画像を撮像するために、複数の欠陥のうちの1つ1つに直接接近するということは示唆されていない。
特許文献2の装置は、複数のカメラが画像撮影に適した配置を取るように、ウエハ縁部に対して垂直の方向に移動できるように共通の支持台に配置されていることは開示していない。更に、第1のカメラと第3のカメラは、それぞれウエハ縁部の上部表面及び下部表面を撮像するようには配置されておらず、またそこに存在する欠陥を記憶しユーザに表示するということもない。
従って本発明の第1視点における目的は、ウエハ縁部の上部表面、端面及び下部表面の欠陥を簡単な方法で検査できる装置を提供することである。
本発明の第1の視点において、請求項1に記載の特徴を有する装置が提供される。即ち、第1のカメラはウエハの上部縁部領域に相対して配置され、第2のカメラは該ウエハの端面に相対して配置され、第3のカメラは該ウエハの下部縁部領域に相対して配置され、それぞれのカメラが画像撮像のための視野を有する、ウエハの縁部領域の欠陥を評価する装置であって、1以上の照明手段は、該第1〜第3のカメラが明視野配置となるように配置され、該欠陥の画像撮像のため各該カメラの視野内に該ウエハを位置決め可能である、ことを特徴とする。
本発明の第2の視点における目的は、ウエハ縁部領域に位置する欠陥の画像を撮像する方法を提供することである。本発明に係る方法は、選択した欠陥をユーザが検査するために表示することができる。
本発明の第2の視点において、請求項11に記載の特徴を有する方法が提供される。即ち、ウエハの上部縁部領域に相対する第1のカメラと、該ウエハの端面に相対する第2のカメラと、該ウエハの下部縁部領域に相対する第3のカメラとを用いてウエハの縁部領域の欠陥を評価する方法であって、
・ロボットを用いてプレアライナの上にウエハを載置するステップと、
・少なくとも該第1のカメラ及び該第3のカメラを、該ウエハの縁部領域が各該カメラの視野内に入るように、該ウエハの縁部に対して半径方向に移動させるステップと、
・該ウエハの縁部の欠陥が、目視検査のために該第1及び/又は第2及び/又は第3のカメラの視野内に合わせられるように、記憶及び/又は測定された位置データに基づいて該ウエハを位置決めするステップと、
・各該欠陥が明視野条件で照明されており、該欠陥の位置が前記ウエハの該上部縁部領域に相対するか、又は該ウエハの該下部縁部領域に相対するか、又は該ウエハの該端面に相対するかによって、前記カメラのうちの少なくとも1つにより、画像撮像を開始するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第3の視点における目的は、ウエハの検査システムにおいて、ウエハの縁部領域の欠陥を目視的に評価するための装置の使用ないしシステムを提供することである。
本発明の第3の視点において、請求項18に記載の特徴を有する装置ないしシステムが提供される。即ち、微視的検査のための1以上のユニット、搬送手段及びアライメント手段を含み、ユーザに対して撮像及び/又は記憶した欠陥画像を表示できるディスプレイを備える検査システムにおける、ウエハの縁部領域の欠陥の目視評価のための装置であって、該アライメント手段は、該ウエハの該縁部領域の欠陥を目視評価する該装置に関連付けられており、該装置は3つのカメラを備え、該第1のカメラは、該ウエハの上部縁部領域に相対し、該第2のカメラは、該ウエハの端面に相対し、該第3のカメラは、該ウエハの下部縁部領域に相対するように配置されている、ことを特徴とする。
このシステムは、3台のカメラを有してウエハの縁部領域の欠陥を目視的に評価する装置に、配列(位置)調整(アライメント)手段が関連付けられて(結合されて)いるという利点を有する。第1のカメラは、ウエハの上部表面の縁部領域に相対するように配置される。第2のカメラは、ウエハの端面に相対するように配置される。第3のカメラは、ウエハの下部表面の縁部領域に相対するように配置される。
ウエハの縁部領域の欠陥を目視的に評価する装置は、3台のカメラのうち2台以上が、ウエハ縁部の方向に向かって移動可能に設計されていることが特に有利である。それによって、ウエハ縁部の上部表面及びウエハ縁部の下部表面に対するカメラの最適な配置設定が達成される。また、ウエハ端面に相対(対向)するカメラが、他の2台のカメラとともに、ウエハ縁部に対して直角の方向に移動可能なように設計された共通の架台に配置される、ということも考えられる。カメラとともに明視野配置(モード)が達成されるように配置される照明装置もまた備えられる。第1、第2及び/又は第3のカメラは、ウエハ縁部領域の欠陥の画像を、規定された視野サイズで撮像(取得)する。ウエハ縁部領域の欠陥の位置座標はわかっているので、ウエハはこれらの座標に従ってカメラに対する位置に移動され、欠陥の位置により、ウエハ縁部の上部表面又はウエハ縁部の下部表面又はウエハ縁部の端面にある欠陥の画像のいずれかが撮像(取得)される。
有利な実施形態として、第1のカメラと第3のカメラが、ウエハ縁部に対して半径方向に配置された架台(ないし支持体:Traeger/Carrier)の上に配置されている。この架台は、第1のカメラがウエハ縁部の上部表面に相対し、第3のカメラがウエハ縁部の下部表面に相対するように、ウエハ縁部に対して位置決め(配置)することができる。第2のカメラは、ウエハ端面に対して静止している。
他の実施形態では、3台すべてのカメラが、ウエハ縁部に対して直角の方向に移動可能な架台の上に配置されている。
カメラとともに明視野配置(モード)を形成する照明手段は、例えば光を拡散(散乱)的に透過する笠ないし傘状体(ないしスクリーン)又は散光器を持つカロット(円筒形の形状を持つ構造体:Kalotte)として構成される。カロットは、実質的に円筒形の形状であり、ウエハ縁部を部分的に取り囲むような切欠きを1つ以上有する。いくつかの光源がカロット上に配置されうる。こうして、いくつかの光源と拡散(散乱)的に透過する笠(傘)状体ないしカロットとの連携(組み合わせ)により、ウエハ縁部領域の散乱された一様で均一な照明が達成される。
光源(複数)は白色LEDとして構成しうる。さらにそれぞれのカメラに専用の光源を配置することも可能である。カメラ及び光源を配置する際には、明視野照明条件(つまりカメラを光源からの反射光角度方向に配置すること)を満たすように注意する必要がある。カメラ用光源がLEDから構成されることも有利である。
(複数のカメラのうちの)1つのカメラの視野範囲内にウエハを配置することができる、プレアライナ(検査前の予備的配置装置:prealigner)の上にウエハを載置することがさらに有利である。ウエハの厚さ及びZ座標方向の位置を第2のカメラで測定できるように、プレアライナがZ方向に移動可能なように構成されているとさらに有利である。
この方法においては、ウエハをロボットでプレアライナに載置することが有利である。さらに、ウエハ縁部領域がそれぞれのカメラの視野内に入るように、少なくとも第1のカメラ及び第3のカメラがウエハの端面に対して直交方向に移動可能であることが有利である。ウエハは、ウエハの縁部の欠陥が目視評価のために第1及び/又は第2及び/又は第3のカメラの視野内に配列位置調整されるように、記憶された及び/又は測定された位置データに基づいて配置(位置決め)される。欠陥の位置が、ウエハ縁部の上部表面か、ウエハ縁部の下部表面か、又はウエハ縁部の端面かにより、これらのカメラのうちの1以上のカメラによって欠陥の画像が撮像される。画像撮像は明視野で行われる。撮像された画像は、目視検査のためディスプレイ上にユーザに表示される。
ウエハをロボットによりプレアライナ上に載置する速度を上げるため、少なくとも第1のカメラ及び第3のカメラがウエハ縁部の方向に移動可能であるように構成することが有利である。カメラをウエハ縁部方向へ移動させることによって、ロボットによってウエハを載置する領域の障害物がなくなり、ウエハの破損又はプレアライナ上へのウエハ載置ミスが最大限に防止できる。第1のカメラ及び第3のカメラは、ウエハ縁部に対して直交方向に配置された移動可能な架台(ないしキャリア)上に搭載される。ここに示す実施形態においては、第2のカメラはウエハの端面に対して静止した状態で(不動に)配置される。3つ全てのカメラを共通の移動可能な架台上に配置することも考えられる。
3つのカメラは、1つの平面内に配置される。同様に、円筒状カロットのLEDも他の1平面内に配置される。2つの平面は、明視野配置条件を満たすような角度で互いに配置される。
光源は、照明のためにいろいろな色の光を混合できるように、異なる波長の光を放射する複数のLEDで構成される。
以下に、本発明の実施形態とその利点を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、基板供給モジュール1及びワークステーション3の典型例を立体的に示したものである。本手段の一般的な外観として、操作者入力装置11を介したデータ入力をユーザがチェックするのを補助する、又はウエハ6の取り扱い状況をモニタするためのモニタ(ディスプレイ)7も示している。さらに、ウエハ6の縁部領域の欠陥の目視評価装置により撮像された画像はディスプレイ7にユーザに表示されうる。ウエハ検査システムには、ウエハ6の表面の欠陥を微視的に検査するための顕微鏡(図示せず)をさらに備えている。さらに、ユーザが基板の詳細な画像を観察できる、顕微鏡観察ユニット8がユーザに提供される。ウエハは2つの搬入ポート2a及び2bを介してウエハ検査装置に導入される(搬入ポートの数はいくらでも良く、図1はこれに限定するものではない)。
図2は、ウエハ6の検査システムの内部構造の概略図である。基板供給モジュール1はユニット3と側面で結合している。ウエハ検査のための装置(ユニット)3は、いくつかのワークステーション9、10及び12を含む。本実施例においては、基板供給モジュール1は、その正面2から1つ又はそれ以上の搬入ポート2a、2bを介して基板を搬入できるように、ユニット3に対して方向付けられている。開放式又は密閉式カートリッジ4が、ユーザによって手動で又は自動、例えばロボットにより、搬入ポート2a、2bに挿入される。カートリッジ(カセット)4は、所望のワークプロセスによりウエハ6で満たすか、又は何も入れなくともよい。例えば、全てのカートリッジ4にウエハ6を満たし、最初に1つのカートリッジからウエハ6を取り、カセット3に挿入し、そこでの処理及び検査が終了すると同じカートリッジ4に戻ってくる。
所定のウエハの試験、チェック及び検査がワークステーション9、10及び12で行われる。本実施例においては、検査装置3に3つのワークステーション9、10及び12を備えている。ワークステーション9、10及び12の中央には、それぞれのワークステーション9、10及び12にウエハ6を分配する分配(交換)器(Wechsler)14が配置されている。交換器14には3つのアーム14a、14b及び14cを備える。第1のワークステーション9は、基板供給モジュールからウエハ6を受け取る役割を持つ。ウエハ検査システムからのウエハ6もまた、第1のワークステーション9で基板供給モジュールに戻される。第2のワークステーション10は、ウエハ6の配置を行うため、及び/又は目視検査を行うためのアライニング(位置調整)に用いられる。ウエハ6のアライメントを行うため、第2のワークステーション10には、ウエハ6に適用されたマーカの検出及びウエハのコード識別を行う測定手段が結合されている。測定手段15はさらに、第2のワークステーション10の中でウエハ6の正確な載置位置からのずれを測定する。このワークステーションは以後の説明ではプレアライナ10と称する。測定手段15は、ウエハ6をプレアライナ10上に3腕式取り扱い装置(交換器)14で載置する際の不正確な載置によるウエハ6の横方向の位置ずれを測定する。ウエハ6の中心からのずれはプレアライナ10で修正される。こうして測定された情報は、中央制御ユニット(図示せず)に送られる。第3のワークステーション12は、ウエハ6の微視的検査のために用いられる。第3のワークステーション12はX−Yテーブル17を有し、それにはウエハ6の微視的検査を行う顕微鏡16が配置されている。Z方向の調整をX−Yテーブルで行ってもよい。第2のワークステーション10にはウエハ6の縁部領域を検査するウエハ目視検査装置22が結合されている。図2に示すように、ウエハ6の縁部領域を検査するウエハ目視検査装置22は、ウエハ6の縁部8に向かって、又はウエハの縁部8から離れて二重(双方向)矢印24の方向に移動しうる。
図3は、ウエハ6の縁部領域の欠陥の目視検査装置の概略図である。ウエハ6はプレアライナ(予備的配置装置)10の上に載置される。図2において述べたように、プレアライナ10はウエハ6の検査システムに装備されている。第1のカメラ25、第2のカメラ26及び第3のカメラ27が共通の架台23に配置されている。共通の架台23はウエハ6に対して半径方向に移動できうる。各カメラ25、26及び27にはそれぞれに対物レンズ30を備える。移動方向は二重矢印24で示す。共通の架台23でカバーできる範囲は30mmから40mmの間である。
カメラ25、26及び27はCCDとして構成されている。光学的解像度は用いる開口のサイズによる。ウエハ6の上部縁部領域6a及びウエハ6の下部縁部領域6cは、数ミリメートルの幅90を有する。検査すべきウエハの端面6bは、ウエハの厚さである約1mmの幅である。本発明に係る装置は、ウエハ6の上部縁部領域6a、下部縁部領域6c及び端面6b上に位置する欠陥88を発見、撮像するために用いられる。
図4は、3つのカメラ25、26及び27の配置のための機械的移動を制御するコントローラ40を備えた本発明に係る装置の1実施例を示す概略図である。コントローラ40はプレアライナ10の回転を制御する役割も持つ。図2の説明で述べたように、ウエハ6は3腕式取り扱い装置(交換器)14でプレアライナ10上に載置される。図2に示すように、プレアライナ10は、ウエハ6の横方向の位置ずれを測定する1以上の測定装置15に結合されている。ウエハ6の中心からのずれは、単純に3腕式取り扱い装置(交換器)14を用いてウエハ6を持ち上げてその位置を修正することで行われる。本実施例では、ウエハ6の縁部領域6a、6b及び6cの欠陥を目視観察する装置の3つのカメラ25、26及び27は、共通の架台23に配置されている。共通の架台23は、移動ユニット45を用いて、ウエハ6に対して半径方向である二重矢印24の方向に移動できる。3つのカメラ25、26及び27全てが共通の架台23に配置されている場合、これらの3つのカメラはウエハ6に向かって、あるいはウエハ6から離れて、同時に移動する。プレアライナ10及び移動ユニット45は、共通のベースプレート41に配置されている。プレアライナ10はまた、二重矢印43に示すように、Z軸方向へも移動可能である。プレアライナ10のこの移動により、3つのカメラ25、26及び27の対物レンズ30に対するウエハ6の位置が、こうしてセット及び/又は変更される。駆動アセンブリ(コントローラ)40は、駆動ユニット45、駆動用電子回路42及びソフトドライバ44から構成される。二重矢印43に示すプレアライナ10の昇降移動もまた、駆動用電子回路42で制御される。画像処理を補助に用いて、プレアライナ10を持ち上げることにより、ウエハ6の端面が第2のカメラ26の画像中心に来るようにする。同時に、プレアライナ10を回転させて、ウエハ6の縁部の規定されたゾーン(ウエハ縁部の例えば6mmの幅)内の所定の位置に接近させる。こうして、検査すべき欠陥が第1、第2及び第3のカメラ25、26及び27の視野内に移動される。接近した位置(ウエハ6の縁部の上部表面、ウエハ6の縁部の端面及び/又はウエハ6の縁部の下部表面)に位置する欠陥が、第1、第2及び/又は第3のカメラ25、26及び27によって撮像される。撮像された各画像は、ディスプレイ7上に評価のため表示される。後で評価するために記憶することも考えられる。欠陥がある全ての位置を撮像すると、共通の架台23は移動ユニット45により二重矢印24の方向に基準位置(ホームポジション)に移動する。次のウエハ6の検査のため、ウエハは、3腕式取り扱い装置(交換器)14によってプレアライナ10から取り除かれる。撮像した画像は、ユーザのネットワークにコピーすることも可能である。
図5は、ウエハ6の縁部領域に対する3つのカメラ25、26及び27の配置の概略拡大図である。図示の実施例においては、3つのカメラ25、26及び27は、図5の二重矢印24に示すように、ウエハ6の縁部に対して半径方向に移動可能である共通の架台23に取り付けられている。共通の架台23を移動させることにより、各カメラ25、26及び27はウエハ6に対して相対移動し、ウエハ6の縁部領域の特別な領域を、対物レンズ30(詳細は図示は略す)により規定される視野で撮像する。第1のカメラ25は、対物レンズ30で上部縁部領域6aを撮像する。第2のカメラ26は、対物レンズ30でウエハ6の端面6bを撮像するように構成される。第3のカメラ27は、対物レンズ30でウエハ6の下部表面の下部縁部領域6cを撮像するように構成される。既述のとおり、上部縁部領域6aと下部縁部領域6cのための第1のカメラ25と第3のカメラの視野範囲は(一例として)約6mmである。ウエハ6の端面6bのための第2のカメラ26の視野領域は、実質的にウエハ6の厚さに対応する(一例として)約1mmである。
図6は、ウエハ6の縁部領域に対する3つのカメラ25、26及び27の配置の他の実施例である。3つのカメラ25、26及び27に加えて、ウエハ6の縁部領域6a、6b及び6c(図5参照)を照明するための複数の照明手段(ないし照明光源)50を備えている。照明手段50は、照明とカメラ25、26及び27の配置との関係が明視野条件を満たすように配置される。
図7は、カメラ25、26及び27並びに照明装置80の配置の別な実施例である。照明装置80は、複数の光源が取り付けられたカロット(即ち、照明要素群の保持機構)81である。カロット81には、拡散(散乱)的に透過する笠(傘)状体(ないしスクリーン)又は散光器(図示せず)を備え、より均一な照明を提供している。カロット81は、(部分)円筒断面に相当する形状をしている(図7においては、略馬蹄形の欠円リング状に見える)。カメラ25、26及び27とカロットとは別々の架台に配置されており、これらの架台は欠陥を撮像するためにウエハ縁部の縁部領域に向けて移動する。撮像位置では、カメラ25、26及び27並びに必要な照明が、ウエハ6の上部表面、端面及び下部表面に相対して配置される。カロット81は、カロット81の内側においてウエハ6の縁部の画像を撮像するために切欠き82を含む。カロット81は、複数の照明要素84又は光源を備える。照明要素84は、白色光を放射するLEDとして構成される。特定の異なる波長及び/又は波長混合光が、ウエハ6の縁部の照明に用いられうる。照明要素84は、ウエハ6の明視野照明が達成されるようにカロット81上に配置される。
1つの実施例では、カメラ25、26及び27は、カメラ25、26及び27の対物レンズ30がカロット81に装着されるようにカロット81に取り付けられる。この実施例では、カロット81はカメラ及びいくつかの照明要素84の架台として機能する。しかしこの配置が、ウエハ6の縁部の1領域を撮像するための明視野条件に適合するように注意しなければならない。
図8−aは、ウエハ6の照明の1実施例の概略側面図である。照明要素としてのLEDを備えた(笠状散乱)スクリーン(カロット)81がウエハ6の縁部の一部分を取り囲んでいる。ウエハ6の縁部の照明は、カメラに対して適切な明視野配置となるように、所定の条件を満たす必要がある。スクリーン81の端部80aからの照明角度91はできるだけ大きく保つ必要がある。同様に、照明により規定される光束93の大部分が対物レンズ30に入るように、カメラ25、26及び27の対物レンズ30はできるだけ細くする必要がある。光束93は、明視野照明条件が満たされるように、例えばウエハ6の端面6bから(反射して)発して対物レンズ30に到達する。
図8−bは、ウエハ6の上部縁部領域6a又は下部縁部領域6cの照明を、ウエハの端面6bの方向から見た概略図である。カロット81ないし照明手段80から、光の一部がウエハ6の上部縁部領域6aに照射している。この図では、第1のカメラ25及び第2のカメラ26が模式的に円形で示されている。ウエハ6の上部縁部領域6aへの落射光95は、第1のカメラ25が明視野配置になるように構成されている。明視野配置とは、照明光の入射角85が反射角86と等しくなることであると定義される。反射角86は、カメラ25、26又は27の光軸87が欠陥の撮像用に配置される検出角と等しい。
図8−cは、ウエハ6の上部又は下部の縁部の照明の平面図であり、ウエハ6の上部縁部領域6a側から見た図である。この図では、第1のカメラ25の位置は、第1のカメラのCCDチップ100の矩形で示している。また、第2のカメラ26は模式的に円形で示している。スクリーン81のLEDの位置は平面96で示している。カメラ25、26及び27は平面97に配置されており、平面97はLED(照明要素84)の平面96と対称角度を構成している。LEDの平面96とカメラ25、26及び27の平面97とは、カメラ25、26及び27に対して明視野条件を満たすように、中心線99から等距離だけ離れている。カメラ25、26及び27のCCDチップ100は、長辺である101と短辺である102を有する。この実施例では、長辺101は中心線99と平行である。
図9は、ウエハ6の上部表面の平面図である。ウエハ6は、複数の欠陥があるであろう縁部領域90を有する。ウエハ6は、上述の如くウエハ6の端面6bの欠陥を撮像するための第2のカメラ26に相対する端面6bも有する。
カメラ25、26及び27の配置の種々の実施例の説明で何度も述べたように、この配置はウエハ6の端面6b、上部縁部領域6a及び下部縁部領域6cを観察することができる。ウエハは、上部表面及び下部表面の数ミリメートル範囲である規定された縁部領域6a及び6cの範囲内のいかなる円周上の位置をも、カメラ25、26及び27を用いて視覚的に検査することができる。
ウエハ6は、検査システムに装備された3腕式取り扱い装置(交換器)14によってプレアライナ10上に載置される。3腕式取り扱い装置(交換器)14の横方向のずれは、プレアライナ10の測定装置によって測定される。ウエハ6の中心からのずれは、3腕式取り扱い装置(交換器)14によって単純に持ち上げることにより修正される。最初の修正により充分位置ずれが修正されなかった場合は、第2の修正が例えばウエハ6を再度プレアライナ10上に載置することにより行われる。3つのカメラ25、26及び27を備えた装置は、ウエハ6の半径方向へ、ウエハ6の縁部を超えてウエハの端面6bに相対するカメラの焦点範囲内まで移動する。画像処理を補助的に用いて、ウエハ6は第2のカメラ26の視野の画像中心内までプレアライナ10を持ち上げ移動される。これにより、ウエハ6の上部縁部領域6a及び下部縁部領域6cの両方が、それぞれカメラ25及び27の焦点範囲内に確実に入ってくる。同時に、ウエハ6の縁部の、規定された範囲内にあるあらかじめ選択した位置を、プレアライナ10を回転させることによりカメラの位置まで持って来ることができる。言い換えれば、プレアライナ10を回転させることにより、1以上の欠陥が3つのカメラ25、26及び27のうちの1台の視野に入って来るということである。例えばもし欠陥がウエハ6の上部縁部領域6aから端面6bを通り下部縁部領域6cまで及んでいる場合、この欠陥は3台すべてのカメラ25、26及び27によって同時に撮像されることになる。
本発明を特定の実施例に関して説明したが、当業者には特許請求の範囲に記載した内容の範囲内において、さまざまな改変や変形が可能であることが了解されるであろう。
上記の典型的な実施形態は単にクレームの内容を説明したものに過ぎず、本発明はこれらの典型的な実施形態に限定されるものではないことを特に注記する。即ち、本発明の特許請求の範囲を含む全記載に基づき、当業者における相応の修正、組み合わせ、置換等が本発明の枠内において可能である。
本発明のウエハ検査システムの1実施例の概略図である。 本発明のウエハ検査システムの1実施例の内部構造の概略図である。 本発明に係るウエハ縁部領域の欠陥の目視検査装置の1実施例の概略配置図である。 図3に制御要素を追加表示した、本発明に係るウエハ縁部領域の欠陥の目視検査装置の1実施例である。 ウエハ縁部領域の拡大図と、ウエハ縁部領域の各領域に対応する3つのカメラを示す概略図である。 ウエハ縁部領域と、ウエハ縁部領域に対応するカメラ及びカメラに対して明視野配置を構成する外部照明手段の配置の一例を示す概略図である。 ウエハ縁部領域の照明の、拡散的透過スクリーンを用いた他の実施形態である。 ウエハの照明の一例の概略側面図である。 ウエハ縁部の上部又は下部表面の照明の一例の概略図であり、ウエハの端面から見た図を示す。 ウエハ縁部の上部又は下部表面の照明の一例の概略平面図であり、ウエハの上部又は下部表面から見た図を示す。 ウエハ縁部の欠陥のいくつかをシンボリックに示した概略図である。
符号の説明
1 基板供給モジュール
2 (基板供給モジュールの)正面
2a、2b 搬入ポート
3 検査装置/ワークステーション(ユニット)
4 カートリッジ(カセット)
6 ウエハ
7 モニタ(ディスプレイ)
8 顕微鏡視ユニット
10 プレアライナ
11 操作者入力装置
14 交換器
15 測定手段
22 ウエハ目視検査装置
23 架台(キャリア)
24 二重矢印
25、26、27 カメラ
30 対物レンズ
40 コントローラ
41 ベースプレート
42 駆動用電子回路
44 ソフトドライバ
45 移動ユニット
50、80 照明手段
81 カロット
82 切欠き
84 照明要素
85 入射角
86 反射角
87 光軸
88 欠陥
95 落射光
96、97 平面
99 中心線
100 CCDチップ
101 長辺
102 短辺

Claims (21)

  1. 第1のカメラ(25)はウエハ(6)の上部縁部領域(6a)に相対して配置され、
    第2のカメラ(26)は該ウエハ(6)の端面(6b)に相対して配置され、
    第3のカメラ(27)は該ウエハ(6)の下部縁部領域(6c)に相対して配置され、
    それぞれのカメラ(25、26、27)が画像撮像のための視野を有する、ウエハ(6)の縁部領域(6a、6b、6c)の欠陥を評価する装置であって、
    1以上の照明手段(50、80)は、該第1〜第3のカメラ(25、26、27)が明視野配置となるように配置され、
    該欠陥の画像撮像のため各該カメラ(25、26、27)の視野内に該ウエハ(6)を位置決め可能である、
    ことを特徴とする、装置。
  2. 前記第1、第2及び/又は第3のカメラ(25、26、27)は、前記ウエハ(6)の縁部領域(6a、6b、6c)の欠陥画像を、規定された視野サイズで撮像し、
    該画像撮像は、該ウエハ(6)の上部縁部領域(6a)、下部縁部領域(6c)又は端面(6b)のいずれの位置に欠陥があるかに基づいて行われることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 少なくとも前記第1のカメラ(25)及び第3のカメラ(27)が、前記ウエハ(6)に対して半径方向に移動可能な1つの架台(23)に配置され、
    該架台(23)は、該第1のカメラ(25)が該ウエハ(6)の前記上部縁部領域(6a)に相対し、該第3のカメラ(27)が該ウエハ(6)の前記下部縁部領域(6c)に相対し、前記第2のカメラ(26)が該ウエハ(6)の前記端面(6b)に対して静止しているように、前記ウエハ(6)の縁部に対して位置決め可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 3つ全ての該カメラ(25、26、27)が、前記ウエハ(6)に対して半径方向に移動可能な1つの架台(23)に配置され、
    該架台(23)は、該第1のカメラ(25)が該ウエハ(6)の前記上部縁部領域(6a)に相対し、前記第2のカメラ(26)が該ウエハ(6)の前記端面(6b)に相対し、該第3のカメラ(27)が該ウエハ(6)の前記下部縁部領域(6c)に相対するように、前記ウエハ(6)の縁部に対して位置決め可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  5. 前記照明手段(80)は、カメラ(25、26、27)が取り付けられた欠円リング状体(カロット)(81)を含み、該カロット(81)には、前記ウエハ(6)の照明をするための複数の照明要素(84)も配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一に記載の装置。
  6. 前記照明要素(84)は、前記カロット(81)に関連付けられた白色光LEDであることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記照明要素(84)は、どのような色の光も混合できるように異なる波長の光を放射する複数のLEDから構成されることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  8. 前記カロット(81)は、ウエハ(6)の縁部を取り囲むために切欠きを持つ円筒形状を有することを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  9. 前記3つのカメラ(25、26、27)が1つの平面(97)内に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記3つのカメラ(25、26、27)が配置される前記平面(97)は、前記LEDが配置される平面(96)に対して、明視野配置を形成するように、ある角度をなして(傾斜して)いることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. ウエハ(6)の上部縁部領域(6a)に相対する第1のカメラ(25)と、該ウエハ(6)の端面(6b)に相対する第2のカメラ(26)と、該ウエハ(6)の下部縁部領域(6c)に相対する第3のカメラ(27)とを用いてウエハの縁部領域の欠陥を評価する方法であって、
    ・ロボット(5)を用いてプレアライナ(予備的配置装置)(10)の上にウエハを載置するステップと、
    ・少なくとも該第1のカメラ(25)及び該第3のカメラ(27)を、該ウエハ(6)の縁部領域が各該カメラの視野内に入るように、該ウエハ(6)の縁部に対して半径方向に移動させるステップと、
    ・該ウエハ(6)の縁部の欠陥が、目視検査のために該第1及び/又は第2及び/又は第3のカメラ(25、26、27)の視野内に合わせられるように、記憶及び/又は測定された位置データに基づいて該ウエハ(6)を位置決めするステップと、
    ・各該欠陥が明視野条件で照明されており、該欠陥の位置が前記ウエハ(6)の該上部縁部領域(6a)に相対するか、又は該ウエハ(6)の該下部縁部領域(6c)に相対するか、又は該ウエハ(6)の該端面(6b)に相対するかによって、前記カメラのうちの少なくとも1つにより、画像撮像を開始するステップと、
    を含む方法。
  12. 前記撮像した画像が、ユーザの目視検査のためにディスプレイ(7)に表示されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記撮像した欠陥の画像が、ユーザが後で画像評価するためにデータベースに記憶されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  14. 前記撮像した欠陥の画像がデータベースに記憶され、後で該欠陥が自動的に評価されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  15. 前記3つのカメラ(25、26、27)が、前記ウエハ(6)の縁部に対して半径方向に移動可能な1つの架台(ないしキャリア)(23)に配置され、
    該架台(23)は、前記第1のカメラ(25)が該ウエハ(6)の前記上部縁部領域(6a)に相対し、前記第2のカメラ(26)が該ウエハ(6)の前記端面(6b)に相対し、前記第3のカメラ(27)が該ウエハ(6)の前記下部縁部領域(6c)に相対するように、該ウエハ(6)の縁部に対して配置されることを特徴とする、請求項11〜14のいずれか一に記載の方法。
  16. 前記ウエハ(6)の厚さを測定するため、該ウエハ(6)の前記端面(6b)が前記第2のカメラの視野内に合わせられるように、前記プレアライナ(10)がZ軸方向に移動されることを特徴とする、請求項11〜15のいずれか一に記載の方法。
  17. 前記ウエハ(6)の前記上部縁部領域(6a)及び/又は前記ウエハ(6)の下部縁部領域(6c)が、各カメラの焦点深度領域に移動されるように、前記プレアライナ(10)がZ軸方向に移動されることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 微視的検査のための1以上のユニット(12)、搬送手段(5)及びアライメント手段(10)を含み、ユーザに対して撮像及び/又は記憶した欠陥画像を表示できるディスプレイ(7)を備える検査システムにおける、ウエハ(6)の縁部領域の欠陥の目視評価のための装置であって、
    該アライメント手段(10)は、該ウエハの該縁部領域の欠陥を目視評価する該装置に関連付けられており、該装置は3つのカメラ(25、26、27)を備え、該第1のカメラ(25)は、該ウエハ(6)の上部縁部領域(6a)に相対し、該第2のカメラ(26)は、該ウエハ(6)の端面(6b)に相対し、該第3のカメラ(27)は、該ウエハ(6)の下部縁部領域(6c)に相対するように配置されている、
    ことを特徴とする装置。
  19. 1以上の照明手段(50、80)は、該1以上の照明手段(50、80)と該第1、第2及び第3のカメラ(25、26、27)とが明視野配置となるように配置され、該第1、第2及び/又は第3のカメラは規定された視野サイズで該ウエハ(6)の縁部領域の欠陥を撮像し、
    該画像撮像は、該欠陥が該ウエハ(6)の上部縁部領域(6a)にあるか、該ウエハ(6)の下部縁部領域(6c)にあるか、又は該ウエハ(6)の端面(6b)にあるか、によって行われ、
    該ウエハ(6)は、該欠陥の画像を撮像するために各該カメラ(25、26、27)の視野内に配置可能である、
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記検査システムは、複数のワークステーション及び1以上の基板供給モジュールから構成されることを特徴とする請求項18又は19に記載の装置。
  21. 前記複数のワークステーションは、それぞれがウエハの異なる検査を行い、中央制御ユニットの周囲に集められ、前記モジュールはそれらが互いに交換可能であるように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置。
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