JP4104396B2 - 外観検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウェハ等の観察試料の外観を検査する外観検査装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、半導体ウェハ等の試料表面に照明光を照射し、その散乱光や回折光の状態を目視によりマクロ的に観察して、試料表面の膜圧むらや傷等の欠陥を検査する外観検査装置が知られている。このようなマクロ検査は、作業者が習熟すれば高スループットの検査が可能であるが、作業者には検査能力のバラツキや見落としがあるため、安定した品質の確保に難点があった。そこで、作業者の目視による検査に代わって、試料表面の欠陥を検出素子により自動的に検出する自動欠陥検査装置が提案されている。本出願人もこの種の自動欠陥検査装置を、特開平11-194098号、特開2000-258348号等において提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような自動欠陥検査装置により、人手を掛けずに欠陥を精度良く検出できるようになった。しかし、装置が欠陥と判断した試料について、その欠陥を分析等するために、従前と同じように作業者が目視によりマクロ観察して検査したいという要望がある。この場合、自動欠陥検査装置により検出された欠陥位置を特定して検査することは、容易でなかった。
【0004】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、観察試料における欠陥部位のマクロ検査を、効率良く行うことができる外観検査装置を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 載置台に保持された観察試料に照明光を照射する照明手段を有し、観察試料からの反射光により観察試料の欠陥をマクロ観察する外観検査装置において、観察試料上の欠陥位置を呈示するためのスポット光を投光する投光手段と、該投光手段により投光されるスポット光の位置を移動するスポット光移動手段と、観察試料について予め得られた欠陥位置情報を含む検査情報を入力する入力手段と、前記載置台を傾斜させる傾斜手段と、該傾斜手段による観察試料の傾斜状態を検出する傾斜検出手段と、前記入力された欠陥位置情報及び前記傾斜検出手段による検出情報に基づいて前記スポット光移動手段の動作を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は実施例の装置の概略構成を示す図である。1は外観検査装置本体であり、100は自動欠陥検査装置である。自動欠陥検査装置100は、照明光学系により照明されたウェハの検査表面を撮像素子により撮像し、その撮像画像を画像処理することにより、ウェハ表面の膜圧むらや傷等の欠陥を検出する。外観検査装置本体1と自動欠陥検査装置100はケーブル60で繋がれており、ケーブル60により各装置から信号が送受信される。また、自動欠陥検査装置100からのデータは、一旦、ホストコンピュータに記憶され、そこからケーブル60により外観検査装置本体1へデータが転送されても良い。
80は複数枚のウェハWを収納するキャリアであり、ウェハWはキャリア80内の両側面に設けられた棚に1枚ずつ収納される。キャリア80は図示なきロ−ダ−機構により本体1に対して上下動する。
【0007】
2はエアピンセットであり、キャリア80に収納されたウェハWを後述するマクロステージ3まで搬送する。エアピンセット2は、マクロステージ3とウェハWの受け渡しをするときに接触しないように略U字形をしており、中央部分の空隙にマクロステージ3が位置するようになっている。なお、エアピンセット2、マクロステージ3にはウェハWの脱落を防止するための吸着用の孔が複数設けられている。この孔は図示なき真空チューブ、吸着ソレノイドにつながっている。吸着ソレノイドが駆動することによって、孔内の空気は真空チューブへと吸い出され孔内は略真空状態となり、ウェハWは載置面に吸着される。このようにして、ウェハWを真空吸着することによりウェハWが脱落することを防いでいる。エアピンセット2,マクロステージ3は、ウェハWの端面を保持するタイプであっても良い。
【0008】
3は搬送されたウェハWを載置し揺動傾斜するためのマクロステージである。図2はマクロステージ3の揺動機構を説明する図である。ウェハWを載置するための載置台40には軸52が取付けられ、軸52の他端にはプーリ53が取付けられている。また、軸52は支持軸41に固定された支基57に回転可能に取付けられている。支基57には自転モータ56が取付けられ、自転モータ56の軸にはプーリ55固定されている。プーリ53とプーリ55にはベルト58が取付けられ、自転モータ56の駆動力がベルト58を介して軸52に伝わり、載置台40が回転する。
【0009】
支持軸41は、X方向揺動部材42に取り付けられた回転節機構43により、軸Bを支軸としてY方向に回転自在に保持されている。44はX方向揺動部材42の底板42aに固定されたY軸モ−タであり、Y軸モ−タ44の後部回転軸にはY軸モ−タ44の回転を検出するY軸エンコーダ45が取り付けられている。Y軸モ−タ44の前部回転軸には軸46が取り付けられており、軸46の他端には支持軸41を軸方向に摺動自在に保持するスライド部材47が回動自在に取り付けられている。これにより、Y軸モ−タ44を回転させると、支持軸41は回転節機構43の軸Bを支軸としてY方向に揺動する。
【0010】
63はウェハWの受け渡し時にマクロステージ3を上下動させるマクロステージ上下移動機構である。X方向揺動部材42は、マクロステージ上下移動機構63に連結された上下動支柱50に軸Cを支軸として回動可能に取り付けられている。X方向揺動部材42の底板42aの下端部には、軸Cを中心とした円弧を持つギヤ部が形成されており、このギヤ部にX軸モ−タ48の回転軸に取り付けられたギヤ49が噛合している。これにより、X軸モ−タ48が回転すると、支持軸41はX方向揺動部材42とともに軸Cを支軸としてX方向に揺動する。51はX軸モ−タ48に取り付けられたX軸エンコーダであり、X軸モ−タ48の回転を検出する。
軸Bと軸Cは点Dで交わっているため、X軸モ−タ48とY軸モ−タ44の回転により載置台40は点Dを中心とした球面上を移動する。
【0011】
また、外観検査装置1には、ウェハWに形成された切欠部(ノッチ)Nの位置を検出するアライナユニット70が設けられている。アライナユニット70は投光LED71及び、1次元センサ72を有する。ウェハWを自転モータ56により回転することにより、ウェハWの切欠部N及びウェハWの偏心によって、投光LED71からの光が1次元センサ72に到達する範囲が変化するので、アライナユニット70は切欠部Nの位置、及びウェハWの偏心量を検出できる。この検出情報に基づいて、ウェハWが外観検査装置1及び後述するスポット光源15に対して所定の位置関係に置かれる。なお、ウェハWが偏心している場合は、その偏心量に応じて、ウェハWをエアピンセット2とマクロステージ3の間で受け渡し直すことで、偏心を無くす。
【0012】
図1において、6はマクロステージ3をオペレータが手動操作で駆動させるときに使用するジョイスティックであり、マクロステージ3はジョイスティック6の動きに合わせて動作する。図3はジョイスティック6の機構を説明する図である。30はジョイスティック6の操作ノブ31を支持する支持軸である。支持軸30の中間は、固定ブロック32に設けられた自在回転節機構(図示せず)により、点Aを中心に自在な方向に回転できるように支持されている。33はX揺動板であり、固定ブロック32に回動自在に取り付けられるている。X揺動板にはX方向と直交する開口溝33aが設けられており、この開口溝33aに支持軸30の下方部が挿通している。また、X揺動板33の下端には固定ブロック32との取り付け部を中心とした円弧を持つギヤ部が形成されており、このギヤ部にX軸エンコーダ35の回転軸に取り付けられたギヤ36が噛み合っている。これらの構成により操作ノブ31の操作によって支持軸30が揺動すると、X揺動板33は固定ブロック32との取り付け部を中心にしてX方向に揺れ動き、その揺動量がX軸エンコーダ35によって検出される。
【0013】
37はY揺動板であり、Y揺動板37はX揺動板33と方向のみを異にして同様に構成され、開口溝37aに支持軸30の下方部が挿通している。支持軸30の揺動により、Y揺動板37は固定ブロック32との取り付け部を中心にしてY方向に揺れ動き、その揺動量がY軸エンコーダ39によって検出される。
5は自動欠陥検査装置100からの各種検査情報を表示するモニタである。7は各種スイッチの配置された操作パネルであり、装置の設定や外部装置(例えば自動欠陥検査装置100等)との通信用に使用される。
8はマクロステージ3に載置されたウェハWに観察用の照明光を照射する照明ユニットである。この照明ユニット8は照明光源9、フィルタ回転板11、フィルタ回転板11を回転させるフィルタ回転モータ10を備える。フィルタ回転板11には、自動欠陥検査装置100側の検査に使用した照明波長と同じするための複数の波長選択フィルタ11aや素通しの開口11bが配置されている。
【0014】
15はウェハW上の欠陥位置を呈示するためのスポット光源であり、外部に接続された自動欠陥検査装置100からの情報により、欠陥となったウェハWの欠陥部位にスポット光を照射(投光)する。光源にはコンパクトに設置できる可視(赤色や緑色)半導体レーザが使用されている。16はスポット光源15からのスポット光の照射位置を任意の位置に移動するスポット光源駆動ユニットである。その機構は、マクロステージ3と同様の機構とすることができる。また、スポット光源15から発せられたスポット光を2つのガルバノミラーによりXY方向に走査する機構とすることもできる。
【0015】
図7は、自動欠陥検査装置100の概略構成図である。101は照明光学系の光源であるハロゲンランプ、102は複数の波長選択フィルタ102a及び白色照明用の開口を持つ回転板である。波長選択フィルタ102aは、ハロゲンランプ101から発せられた白色光を選択的に異なる中心波長を持つ狭帯域光にする。照明波長は、例えば、可視領域の波長範囲で10数種類に分けた狭帯域光とされる。
【0016】
回転板102はモータ103により回転駆動され、所望の波長選択フィルタ102a又は開口が選択的に光路に配置される。波長選択フィルタ102a又は開口を通過した光は拡散板104によって輝度が均一にな照明光とされる。拡散板104を発した照明光は、コリメータレンズ105によって略平行とされた後、XYステージ106に載せられたウェハWを照明する。照明光学系により照明されたウェハWは、CCDカメラ110及びコリメータレンズ105を含む撮像光学系により撮像される。ウェハWからの反射光は、コリメータレンズ105によって収束され、ウェハWのほぼ全面の像が撮像素子を持つCCDカメラ110に結像する。
【0017】
カメラ110からの画像信号は画像処理部120に入力される。120aはカメラ110により得られた画像を記憶するメモリ、121は画像表示部、122はXYステージを移動するステージ駆動部、123は自動欠陥検査装置100の全体を制御する制御部である。画像処理部120は、カメラ110からの画像信号にA/D変換等の所定の処理を施した後、欠陥検出の画像処理を行う。ウェハWに形成された繰返しのチップパターンの欠陥は、例えば、隣り合うパターンの画像データを比較処理することにより検出される。明視野照明により波長を変換させた場合、その波長を変化させた複数の画像による波長変化特性をづいて欠陥が検出される。欠陥検出の方法は、本出願人による特開平11-194098号公報、特開2000-258348号公報等を参照されたい。検査情報には、検出された欠陥の位置情報が含まれる。また、照明波長を変化させて検査した場合、検査情報に欠陥が検出される照明波長情報が含まれる。
【0018】
以上のような構成を備える装置において、その動作を図4の制御系ブロック図を使用して説明する。
まず、自動欠陥検査装置100で検査したウェハに欠陥となるウエハが検出されたら、ウエハの管理番号(キャリアNo、収納段No等)、照明光の波長、ウエハ上の欠陥部の座標位置、ウエハ上の欠陥部の画像などの検査情報が、自動欠陥検査装置100からケーブル60により装置本体1の制御部20に入力される。制御部20はその情報をメモリ64に記憶する。モニタ5上にはウエハの管理番号、照明光の波長、ウエハ上の欠陥部の座標位置が表示される。また、スイッチ7dを押すと、自動欠陥検査装置100で撮影したウエハ上の欠陥部の画像をモニタ5に表示することもできる。自動欠陥検査装置100からの検査情報は、ウェハWを選択することにより入力されるようにしても良い。
【0019】
操作者は、再検査したいウェハWが収納されているキャリア80を装置本体1に載置し、操作パネル7上のスイッチ7b、7cにより抜き取り段を指定してウェハWを選択する。
検査するウェハWを選択した後、スタートスイッチ7aが押されると、制御部20は搬送駆動機構62により、エアピンセット2を駆動してキャリア80から指定ウェハWを抜き取る。エアピンセット2はウェハWをマクロステージ3まで搬送するが、エアピンセット2がウェハWをマクロステージ3に受け渡す前の時点では、制御部20はマクロステージ3をマクロステージ上下移動機構63によりエアピンセット2の高さよりも下げている。そして、受け渡し時にマクロステージ3をエアピンセット2と同じ高さにしてウェハWを受けとる。その後、マクロステージ3を回転させてアライナユニット70によりウェハWの切欠部N及び偏心量を検出し、ウェハWの位置を装置に対して所定の位置関係に置く。これにより、制御部20はウェハW上の欠陥位置を管理できる外観検査可能状態にする。
【0020】
また、制御部20は、自動欠陥検査装置100から入力された検査情報の内の照明波長情報に基づいてフィルタ回転モータ10を回転させ、自動欠陥検査装置100で検査した時と同じ波長の照明光にすべく、開口11b又はフィルタ11aを照明光路上に切換え配置する。
そして、制御部20は、スポット光源15を点灯し、自動欠陥検査装置100からのウェハW上の欠陥部の座標情報を基に、スポット光源駆動ユニット16を駆動し、ウェハWの欠陥部にスポット光を照射する。図5に示す様に、欠陥部の形状は、例えば欠陥部1〜3のように様々である。操作者は、その欠陥形状に応じてスポット光の形状をスイッチ7eを押すことによって、点状スポット71、リング状スポット72、十字状スポット73等のように切り替えることができる。尚、リング状スポット72、十字状スポット73は、スポット光源駆動ユニット16を高速で駆動し、スポット光を走査することによって行う。
また、操作者は、スポット光が明る過ぎて欠陥部の形状が見にくい場合は、図示なきスイッチを押して、スポット光を消すこともできる。
【0021】
操作者は、スポット光が照射されているウェハW上の欠陥部を観察しやすいようにジョイスティック6を操作して、マクロステージ3を揺動傾斜する。ジョイスティック6のX方向の動きはX軸エンコーダ35に、Y方向の動きはY軸エンコーダ39により検出され、それぞれの検出信号は制御部20に入力される。制御部20は入力された信号に基づいて、マクロステージ3のX軸モ−タ48、Y軸モ−タ44をそれぞれ回転駆動する。X軸モ−タ48、Y軸モ−タ44の駆動により、マクロステージ3の支持軸41は各方向に揺動し、マクロステージ3上のウェハWはジョイスティック6の操作に合わせて揺動傾斜する。この揺動位置は、各モ−タに取り付けられたX軸エンコーダ51及びY軸エンコ−ダ45により検出されている。
【0022】
図6に示す様に、ウェハW上の欠陥部の位置P1にスポット光を照射するための角度θ1は、水平に置かれたウェハWと基準線Lとの交点QからウェハWの欠陥部の位置P1までの距離をh、交点Qからスポット光源15の回転中心Rまでの距離をlとして、次式で求められる。
【0023】
θ1=arctan(h/l)
ジョイスティック6の操作によりウェハWが揺動傾斜されると、その傾斜情報に基づいて、スポット光源15からのスポット光の照射位置が欠陥部に追従するように補正される。例えば、欠陥部の位置P1は、点Dを中心としたウェハWの傾斜(傾斜角α)により、位置P2に変化する。位置P2にスポット光を照射するための角度θ2は、基準線Lに対するウェハWの傾斜角をα、交点Qから点D間での距離をmとして、次式で求められる。
【0024】
θ2=arctan{(h・cosα-m・sinα)/[(l+m)-(h・sinα+m・cosα)]}
制御部20は、ウェハWの欠陥部の位置P2にスポット光を移動すべく、スポット光の照射角度θ1をθ2に補正するようにスポット光源駆動ユニット16を駆動する。制御部20は上記演算を瞬時に行い、ウェハWの揺動傾斜による欠陥部の移動にスポット光の移動を追従させている。
【0025】
1つのウェハW上に欠陥部が複数個検出されているときは、スイッチ7fを押すことにより、スポット光が照射により呈示される欠陥部が切換わる。ウェハW上に複数個の欠陥部がある場合、モニタ5上に表示される欠陥位置を順次マウス等で指定することにより、その選択信号を入力するようにしても良い。
【0026】
上記発明の装置では、自動欠陥検査装置によって検出されたウェハ上の欠陥部が呈示されるので、目視による欠陥部の特定と検査が容易になる。また、自動欠陥検査装置によって欠陥が検出されたときの照明波長情報に基づいて観察用の照明波長も切換わるので、欠陥を検査しやすくなる。
また、自動欠陥検査装置によって欠陥を検出した時と同一波長の照明光で、欠陥部のみを特定して、操作者が目視により直接観察できるので、その観察情報からウエハが欠陥となった原因が何であるのか確認しやすい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、観察試料における欠陥部のマクロ検査を、効率良く、容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外観検査装置の概略図である。
【図2】マクロステージの揺動機構を説明する図である。
【図3】ジョイスティック機構を説明する図である
【図4】制御系ブロック図を示す図である。
【図5】ウエハ上の欠陥部に照射するスポット光形状を示す図である。
【図6】ウエハの揺動傾斜によるスポット光の位置補正を示す図である。
【図7】自動欠陥検査装置の概略構成図示す図である。
【符号の説明】
1 外観検査装置本体
3 マクロステージ
6 ジョイスティック
7 操作パネル
8 照明ユニット
9 照明光源
10 フィルタ回転モータ
11 フィルタ回転板
15 スポット光源
16 スポット光源駆動ユニット
20 制御部
35 X軸エンコーダ
39 Y軸エンコーダ
44 Y軸モ−タ
45 Y軸エンコーダ
48 X軸モ−タ
51 X軸エンコーダ
60 ケーブル
100 自動欠陥検査装置

Claims (1)

  1. 載置台に保持された観察試料に照明光を照射する照明手段を有し、観察試料からの反射光により観察試料の欠陥をマクロ観察する外観検査装置において、観察試料上の欠陥位置を呈示するためのスポット光を投光する投光手段と、該投光手段により投光されるスポット光の位置を移動するスポット光移動手段と、観察試料について予め得られた欠陥位置情報を含む検査情報を入力する入力手段と、前記載置台を傾斜させる傾斜手段と、該傾斜手段による観察試料の傾斜状態を検出する傾斜検出手段と、前記入力された欠陥位置情報及び前記傾斜検出手段による検出情報に基づいて前記スポット光移動手段の動作を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする外観検査装置。
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