JP2008224992A - 顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置 - Google Patents

顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レボルバに補正環付対物レンズが装着された状態であっても補正環付対物レンズの交換や観察光路への挿入が簡単にでき、観察者の操作負担を軽減して、補正環を自動的に駆動することの可能な顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置を提供する。
【解決手段】レボルバ3の対物レンズ着脱部3aに装着された補正環付対物レンズ4の補正環4aを駆動する装置であり、モータ1aと、レボルバ3に取付けられた補正環付対物レンズ4の補正環4aに対しモータ1aの回転力を伝達して補正環4aを駆動可能な回転力伝達部1bを有する回転駆動機構1と、レボルバ3による切替え動作に連動して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bを接続させるとともに、観察光路から離れる補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bの接続を解除する連結手段2とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置に関する。
従来、顕微鏡観察における試料(標本)容器の厚さやカバー部材の厚さのバラツキにより生ずる収差等を補正する目的で内部のレンズ位置を調整する補正環機構を有する顕微鏡の対物レンズ(補正環付対物レンズ)が知られている。しかし、この補正環を手動で操作するのでは、観察に手間がかかる。
そこで、従来、顕微鏡において、補正環付対物レンズの補正環を駆動するための構成が、例えば、次の特許文献1に提案されている。
特開2002−169101号公報(図4、図5、図9、第3、第4、第6実施形態)
図9は特許文献1に記載の補正環を駆動するための構成を備えた顕微鏡の概略構成を示す説明図である。
特許文献1に記載の顕微鏡50における補正環を駆動するための構成は、補正環付対物レンズ51の補正環(不図示)と、補正環を回転させるためのステッピングモータ52の軸とに、夫々プーリ53,54を設けるとともに、これらのプーリ53,54にベルト55を掛け、ステッピングモータ52の回転力をプーリ53,54及びプーリに掛けたベルト55を介して補正環に伝達して、補正環を回転させるようになっている。尚、図9中、56はステージ、57はステージ56に載置された試料(標本)である。
しかし、特許文献1に記載のような、プーリとベルトを介してモータの回転力を補正環に伝達する構成では、補正環付対物レンズを所望の補正環付対物レンズに交換する場合、その都度、補正環付対物レンズのプーリとステッピングモータのプーリとにベルトを取り外して装着し直さなければならず、観察者に作業負担を与えてしまう。
特に、レボルバのような、複数種類の対物レンズを着脱可能な複数の着脱部を有し、且つ顕微鏡本体に固定された軸部を中心として回転することで所望の対物レンズを観察光路に挿入可能な対物レンズ切り替え装置を備えた顕微鏡において、特許文献1に記載の構成を採用した場合には、レボルバに装着された対物レンズを所望の補正環付対物レンズに交換したり、レボルバを介して所望の対物レンズを観察光路に挿入する都度、レボルバに装着された他の対物レンズによって作業スペースを狭められた状態で、補正環付対物レンズのプーリとステッピングモータのプーリとにベルトを取り外して装着し直さなければならず、レボルバに装着された補正環付対物レンズの交換や観察光路への挿入が容易にできないため、観察者に与える作業負担が非常に大きくなってしまう。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、レボルバに補正環付対物レンズが装着された状態であっても補正環付対物レンズの交換や観察光路への挿入が簡単にでき、観察者の操作負担を軽減して、補正環を自動的に駆動することの可能な顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置は、複数種類の対物レンズを着脱可能な複数の着脱部を有し、且つ顕微鏡本体に固定された軸部を中心として回転することで所望の対物レンズを観察光路に挿入可能な対物レンズ切り替え装置の該着脱部に装着された補正環付対物レンズの補正環を駆動する装置であって、モータと、前記対物レンズ切り替え装置に取付けられた補正環付対物レンズの補正環に対し該モータの回転力を伝達して該補正環を駆動可能な回転力伝達部を有する回転駆動機構を有し、前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置による切り替え動作に際して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズの補正環に対して前記回転力伝達部を接続させるとともに、観察光路から離れる補正環付対物レンズの補正環に対して該回転力伝達部の接続を解除可能に構成されていることを特徴としている。
また、本発明による顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置は、複数種類の対物レンズを着脱可能な複数の着脱部を有し、且つ顕微鏡本体に固定された軸部を中心として回転することで所望の対物レンズを観察光路に挿入可能な対物レンズ切り替え装置の該着脱部に装着された補正環付対物レンズの補正環を駆動する装置であって、モータと、前記対物レンズ切り替え装置に取付けられた補正環付対物レンズの補正環に対し該モータの回転力を伝達して該補正環を駆動可能な回転力伝達部を有する回転駆動機構と、前記対物レンズ切り替え装置による切り替え動作に連動して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズの補正環に対して前記回転力伝達部を接続させるとともに、観察光路から離れる補正環付対物レンズの補正環に対して該回転力伝達部の接続を解除する連結手段と、からなることを特徴としている。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、歯車部を有する環状部材が、補正環付対物レンズの補正環に取付け可能に備えられているとともに、前記回転力伝達部が、回転方向に沿って前記補正環付対物レンズの補正環に取付けられた前記環状部材の歯車部に対して噛み合う歯車部と、該環状部材の歯車部に対する噛み合いを外れる噛み合い解除部とを有するのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記連結手段は、前記補正環付対物レンズが観察光路に挿入されたときに、該補正環付対物レンズの補正環に取付けられた前記環状部材の歯車部に対して前記回転力伝達部の歯車部が噛み合い、前記補正環付対物レンズが観察光路から離れるときに、該補正環付対物レンズの補正環に取付けられた前記環状部材の歯車部に対する噛み合いが前記回転力伝達部の噛み合い解除部を介して外れるように、前記モータの回転量を制御するのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記回転力伝達部が、弾性部材で構成された回転ローラーを有し、前記連結手段が、前記回転ローラーを補正環付対物レンズの補正環に対して圧接可能に構成されているのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記回転力伝達部が、回転方向に沿って前記補正環付対物レンズの補正環に対して圧接する圧接部と、該補正環に対する圧接を外れる圧接解除部とを有するのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記連結手段は、前記補正環付対物レンズが観察光路に挿入されたときに、該補正環付対物レンズの補正環に対して前記回転力伝達部の圧接部が圧接し、前記補正環付対物レンズが観察光路から離れるときに、該補正環付対物レンズの補正環に対する圧接が前記回転力伝達部の圧接解除部を介して外れるように、前記モータの回転量を制御するのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置の着脱部に着脱可能に構成されているのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置の回転中心である顕微鏡本体に固定された軸部に固定配置されているのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置とは別体の支持部材に支持されているのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記支持部材が、顕微鏡本体に固定された弾性部材で構成されているのが好ましい。
また、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置においては、前記支持部材が、移動可能に構成され、前記連結手段が、前記対物レンズ切り替え装置による切り替え動作に連動して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズの補正環に対する前記回転力伝達部の接続位置及び接続解除位置に、前記支持部材を移動可能な移動制御手段を備えているのが好ましい。
本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置によれば、レボルバに補正環付対物レンズが装着された状態であっても補正環付対物レンズの交換や観察光路への挿入が簡単にでき、観察者の操作負担を軽減して、補正環を自動的に駆動することの可能な顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置が得られる。
第1実施形態
図1は本発明の第1実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の説明図であり、(a)は側方からみた要部の概略構成を示す図、(b)はレボルバに取付けられた補正環付対物レンズと補正環駆動装置との位置関係を示す平面図である。
図1中、3はレボルバ、4は補正環付対物レンズ、5は対物レンズを経た試料(標本)からの光を像として結像する結像部、6は対物レンズを介して試料(標本)に照明光を照射する照明部、7は試料(標本)容器を載置するステージ、8は試料(標本)容器、9は試料(標本)である。結像部5は、撮像素子5aと、結像レンズ5bと、光路分割部材5cとで構成されている。照明部6は、光源6aと、照明レンズ6bと、光路分割部材5cとで構成されている。試料(標本)容器8は、複数のウェル8aを備えている。なお、これらの構成は、第1実施形態の補正環駆動装置を適用可能な顕微鏡における一例を示したものに過ぎず、どのように構成されていてもよい。
第1実施形態の補正環駆動装置は、回転駆動機構1と、連結手段2を有して構成されている。
また、第1実施形態の補正環駆動装置を介して駆動される補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周には、平歯車4bが取付けられている。
回転駆動機構1は、モータ1aと、回転力伝達部1bを有している。
モータ1aは、例えば、ステッピングモータで構成され、回転駆動機構1のハウジング1cに内蔵されている。モータ1aの回転軸は、ハウジング1cの外部に突き出ている。ハウジング1cにおけるモータ1aの回転軸が突き出た側とは反対側の端部には、顕微鏡のレボルバ3に設けられている対物レンズ着脱部3aに対して着脱可能な着脱部1dが形成されている。そして、図1では、回転駆動機構1は、補正環付対物レンズ4が装着されている対物レンズ着脱部3aの次の対物レンズ着脱部3aに装着されている。
回転力伝達部1bは、平歯車1b1と、平歯車1b2と、傘歯車1b3と、軸部材1b4と、支持部材1b5とで構成されている。平歯車1b1は、モータ1aの回転軸の先端に設けられている。平歯車1b2と傘歯車1b3は、軸部材1b4に同軸に設けられている。軸部材1b4は、支持部材1b5に回転可能に支持されている。支持部材1b5は、回転駆動機構1のハウジング1cの所定部位に固定されている。
また、平歯車1b2は、平歯車1b1に対して噛み合うように構成されている。傘歯車1b3は、回転方向に沿って、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bに対して噛み合う歯車部1b31と、平歯車4bに対する噛み合いを外れる長さの径を持つ噛み合い解除部1b32とを有している。
連結手段2は、レボルバ3による切り替え動作に連動して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bを接続させるとともに、観察光路から離れる補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bの接続を解除するように構成されている。
より詳しくは、連結手段2は、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に取付けられた平歯車4bに対して回転力伝達部1bの傘歯車1b3の歯車部1b31が噛み合い、補正環付対物レンズ4が観察光路から離れるときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に取付けられた平歯車4bに対する噛み合いが回転力伝達部1bの傘歯車1b3の噛み合い解除部1b32を介して外れるように、モータ1aの回転量を制御する機能を備えている。
そして、連結手段2は、上述した機能を果たすために、対物レンズ検知手段2aと、回転量演算手段2bと、駆動制御手段2cを備えている。
対物レンズ検知手段2aは、例えば、スイッチやセンサなどを用いて構成されていて、顕微鏡の観察光路に挿入された対物レンズを検知する機能を備えており、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときと、観察光路から離れるときを検知するようになっている。
回転量演算手段2bは、対物レンズ検知手段2aからの検知信号に基づいて、顕微鏡の観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を演算する機能を備えており、より詳しくは、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときと、観察光路から離れるときのそれぞれにおける補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を算出し、さらに、そのために必要なモータ1aの回転量及び回転方向を算出するようになっている。
駆動制御手段2cは、回転量演算手段2bを介して算出されたモータ1aの回転量及び回転方向でもって回転駆動機構1を駆動制御するように構成されている。
また、第1実施形態の補正環駆動装置では、連結手段2は、さらに、試料(標本)容器の厚さ、又はカバー部材の厚さを検出する、例えば、センサなどを用いて構成された、厚さ検出手段2dを有しており、回転量演算手段2bは、厚さ検出手段2dを介して得られる厚さをパラメータとして、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4により生ずる収差を補正するための補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を演算するようになっている。
より詳しくは、検出手段2dは、少なくとも光源(図示省略)と、補正環付対物レンズ4を介してその光源からの光を集光させるリレー光学系(図示省略)と、少なくとも補正環付対物レンズ4を経た試料(標本)面からの反射光を検出する光検出器(図示省略)で構成されている。また、本実施形態の顕微鏡は、電動駆動される顕微鏡の照準部により補正環付対物レンズ4が光軸方向に駆動され、試料(標本)容器又はカバー部材の両界面を検出手段2dにより検出されて、その試料(標本)容器又はカバー部材の厚さが測定されるシーケンスを含むように構成されている。
また、回転量演算手段2bによる観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4により生ずる収差を補正するための補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量の演算に際しては、さらに、観察光路に挿入される対物レンズの屈折率情報をパラメータとして用いるようにしている。この屈折率情報は、補正環付対物レンズ4をレボルバ3に装着したときに屈折率情報検知手段2eを介して検知され、回転量演算手段2bに送信されるようになっている。屈折率情報検知手段2eは、例えば、予めレボルバ3の対物レンズ着脱部3aに装着される対物レンズの種類に応じた屈折率を記録したデータ部と、レボルバ3の対物レンズ着脱部3aに装着される対物レンズの種類を識別するスイッチ又はセンサからなる対物レンズ識別部とで構成されている。なお、屈折率情報検知手段2eのデータ部への屈折率情報への記録は、別途、データ入力手段(図示省略)を介して手入力で入力可能に構成しても良い。
このように構成された第1実施形態の補正環駆動装置による補正環付対物レンズ4の補正環4aの駆動は次のようにして行う。
まず、観察者は、回転駆動機構1の着脱部1dをレボルバ3の対物レンズ着脱部3aに装着する。このときは、隣の対物レンズ着脱部3aに補正環付対物レンズ4の補正環4aが装着されていない。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、隣の対物レンズ着脱部3aに補正環付対物レンズ4の補正環4aを装着するときに平歯車4bと傘歯車1b3とが干渉しないように、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、モータ1aの回転力を回転力伝達部材1bの平歯車1b1、平歯車1b2、傘歯車1b3に伝達させることによって、傘歯車1b3の噛み合い解除部1b32を平歯車4b側に位置させる。
回転駆動機構1の着脱部1dをレボルバ3の対物レンズ着脱部3aに装着した後に、観察者は、所望の補正環付対物レンズ4を、回転駆動機構1が装着されている隣の対物レンズ装着部3aに装着する。その後、観察者は、レボルバ3を回転して、補正環付対物レンズ4を観察光路に挿入する。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、厚さ検出手段2d、屈折率情報検知手段2e、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、モータ1aの回転力が平歯車1b1、平歯車1b2、傘歯車1b3に伝達され、傘歯車1b3の歯車部1b31が補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bと噛み合う位置に来て所定量回転することで、対物レンズ4の補正環4aに所定量の回転力が伝達され、補正環4aが駆動する。これにより、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4による観察像は、試料(標本)容器の厚さのバラツキ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して最適な状態に自動的に収差補正される。
また、他の補正環付対物レンズ4と交換する場合は、観察者は、レボルバ3を回転して現在の補正環付対物レンズ4を観察光路から外れるようにする。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転力伝達部材1bの傘歯車1b3の噛み合い解除部1b32が平歯車4b側に位置するように、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動する。これにより、観察者は、現在の補正環付対物レンズ4をレボルバ3の対物レンズ着脱部3aから取り外して、所望の補正環付対物レンズ4をレボルバ3の対物レンズ着脱部3aに装着することができる。観察者が、所望の補正環付対物レンズ4をレボルバ3の対物レンズ着脱部3aに装着し、レボルバ3を回転して、補正環付対物レンズ4を観察光路に挿入した以後は、同様に、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、厚さ検出手段2d、屈折率情報検知手段2e、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、補正環付対物レンズ4の補正環4aを駆動する。
このように、第1実施形態の補正環駆動装置によれば、従来の補正環駆動装置とは異なり、プーリにベルトを架け替えることなく、補正環の駆動を自動的に行うことができる。そして、レボルバに補正環付対物レンズが装着された状態であっても補正環付対物レンズの交換や観察光路への挿入を極めて簡単に行うことができ、観察者の操作負担が格段に軽減される。そして、このような補正環駆動装置をレボルバ付きの顕微鏡に用いることで、試料(標本)容器の厚さ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して自動的に最適な位置に対物レンズ補正環を制御可能なレボルバ付きの顕微鏡が得られる。
なお、第1実施形態の補正環駆動装置を、レボルバ3に装着する補正環付対物レンズ4と対になるように、対物レンズ着脱部3aに設ければ、レボルバ3を回転するだけでレボルバ3に装着されている個数分の補正環付対物レンズ4の補正環4aを駆動することができる。図1に示すようにレボルバ3が5穴式の顕微鏡であれば、補正環付対物レンズ4と補正環駆動装置との組合せは2組できる。また、レボルバが6穴式であれば、補正環付対物レンズと補正環駆動装置との組合せは3組できる。
第2実施形態
図2は本発明の第2実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の説明図であり、(a)は側方からみた要部の概略構成を示す図、(b)はレボルバに取付けられた補正環付対物レンズと補正環駆動装置との位置関係を示す平面図である。
第2実施形態の補正環駆動装置は、図2(b)に示すように、回転駆動機構1が、顕微鏡のレボルバ3の回転中心である、顕微鏡本体(図示省略)に固定された軸部3bに固定配置されている。その他の構成は第1実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
このように構成された第2実施形態の補正環駆動装置による補正環付対物レンズ4の補正環4aの駆動は次のようにして行う。
まず、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、補正環付対物レンズ4の補正環4aを観察光路に挿入させるときに平歯車4bと傘歯車1b3とが干渉しないように、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、モータ1aの回転力を回転力伝達部材1bの平歯車1b1、平歯車1b2、傘歯車1b3に伝達させることによって、傘歯車1b3の噛み合い解除部1b32を平歯車4b側に位置させる。
観察者は、所望の補正環付対物レンズ4を、レボルバ3における所望の対物レンズ装着部3aに装着する。
次いで、観察者は、レボルバ3を回転させて、所望の補正環付対物レンズ4を観察光路に挿入する。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、厚さ検出手段2d、屈折率情報検知手段2e、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、モータ1aの回転力が平歯車1b1、平歯車1b2、傘歯車1b3に伝達され、傘歯車1b3の歯車部1b31が補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bと噛み合う位置に来て所定量回転することで、対物レンズ4の補正環4aに所定量の回転力が伝達され、補正環4aが駆動する。これにより、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4による観察像は、試料(標本)容器の厚さのバラツキ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して最適な状態に自動的に収差補正される。
また、他の補正環付対物レンズ4と交換する場合は、観察者は、レボルバ3を回転して現在の補正環付対物レンズ4を観察光路から外れるようにする。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転力伝達部材1bの傘歯車1b3の噛み合い解除部1b32が平歯車4b側に位置するように、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動する。これにより、観察者は、他の補正環付対物レンズ4を観察光路に挿入することができる。以後、同様に、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、厚さ検出手段2d、屈折率情報検知手段2e、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、補正環付対物レンズ4の補正環4を駆動する。
このように、第2実施形態の補正環駆動装置によれば、レボルバ3に取付けられた複数の補正環付対物レンズ4の補正環4aを駆動する場合に、回転力伝達部材1が一つで足り、レボルバ3に装着する補正環付対物レンズ4と対になるように対物レンズ着脱部3aに設ける必要がないので、その分コストが易く抑えられ、観察者の操作負担がより一層軽減される。
その他の作用効果は、第1実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
第3実施形態
図3は本発明の第3実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の説明図であり、(a)は側方からみた要部の概略構成を示す図、(b)はレボルバに取付けられた補正環付対物レンズと補正環駆動装置との位置関係を示す平面図である。
第3実施形態の補正環駆動装置では、回転力伝達部1bが、図1に示した第1実施形態の補正環駆動装置の回転力伝達部1bにおける傘歯車1b3の代わりに回転ローラー1b3’を用いて構成されている。
回転ローラー1b3’は、回転方向に沿って、補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して圧接するテーパ状の圧接部1b31’と、補正環4aに対する圧接を外れる長さの径を持つ圧接解除部1b32’とを有している。
また、連結手段2は、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対して回転力伝達部1bの回転ローラー1b3’の圧接部1b31’が圧接し、補正環付対物レンズ4が観察光路から離れるときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対する圧接が回転力伝達部1bの回転ローラー1b3’の圧接解除部1b32’を介して外れるように、モータ1aの回転量を制御する機能を備えている。
その他の構成は、図1に示した第1実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
第3実施形態の補正環駆動装置によっても、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対して回転力伝達部1bの回転ローラー1b3’の圧接部1b31’が圧接することによってモータ1aの回転力を対物レンズ4の補正環4aに伝達することができ、第1実施形態の補正環駆動装置とほぼ同様の作用効果が得られる。
第4実施形態
図4は本発明の第4実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の説明図であり、(a)は側方からみた要部の概略構成を示す図、(b)はレボルバに取付けられた補正環付対物レンズと補正環駆動装置との位置関係を示す平面図である。
第4実施形態の補正環駆動装置では、回転力伝達部1bが、図2に示した第2実施形態の補正環駆動装置の回転力伝達部1bにおける傘歯車1b3の代わりに回転ローラー1b3’を用いて構成されている。
回転ローラー1b3’は、回転方向に沿って、補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して圧接するテーパ状の圧接部1b31’と、補正環4aに対する圧接を外れる長さの径を持つ圧接解除部1b32’とを有している。
また、連結手段2は、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対して回転力伝達部1bの回転ローラー1b3’の圧接部1b31’が圧接し、補正環付対物レンズ4が観察光路から離れるときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対する圧接が回転力伝達部1bの回転ローラー1b3’の圧接解除部1b32’を介して外れるように、モータ1aの回転量を制御するように構成されている。
その他の構成は、図2に示した第2実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
第4実施形態の補正環駆動装置によっても、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対して回転力伝達部1bの回転ローラー1b3’の圧接部1b31’が圧接することによってモータ1aの回転力を対物レンズ4の補正環4aに伝達することができ、第2実施形態の補正環駆動装置とほぼ同様の作用効果が得られる。
第5実施形態
図5は本発明の第5実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の側方からみた要部の概略構成を示す説明図である。
なお、第5実施形態の補正環駆動装置を介して駆動される補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周には、平歯車4bが取付けられている。
第5実施形態の補正環駆動装置は、回転駆動機構1が、レボルバ2とは別体の支持部材11に支持されている。
支持部材11は、例えば、板バネ等の弾性作用を備えた弾性部材で構成され、顕微鏡本体10に固定配置されている。
モータ1aは、ハウジング1cにおけるモータ1aの回転軸が突き出た側の端部に設けられた凸部1eが、支持部材11に設けられた穴11aに嵌め込まれた状態で固定されている。
回転力伝達部1bは、平歯車1b1と、平歯車1b2と、平歯車1b3”と、軸部材1b4とで構成されている。平歯車1b1は、モータ1aの回転軸の先端に設けられている。平歯車1b2と平歯車1b3”は、軸部材1b4に同軸に設けられている。軸部材1b4は、支持部材11に回転可能に支持されている。
平歯車1b2は、平歯車1b1に対して噛み合うように構成されている。平歯車1b3”は、回転方向に沿って、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bに対して噛み合う歯車部1b31”と、平歯車4bに対する噛み合いを外れる長さの径を持つ噛み合い解除部1b32”とを有している。
連結手段2は、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に取付けられた平歯車4bに対して回転力伝達部1bの平歯車1b3”の歯車部1b31”が噛み合い、補正環付対物レンズ4が観察光路から離れるときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に取付けられた平歯車4bに対する噛み合いが回転力伝達部1bの平歯車1b3”の噛み合い解除部1b32”を介して外れるように、モータ1aの回転量を制御する機能を備えている。
加えて、第5実施形態の補正環駆動装置では、支持部材11が弾性変形することによって、レボルバ3を介して観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に取付けられた平歯車4bに対して、回転駆動機構1の回転力を伝達して補正環4aを駆動するように、回転力伝達部1bの平歯車1b3”の歯車部1b31”を圧接させることができるとともに、補正環付対物レンズ4の補正環4aを平歯車1b3”の歯車部1b31”との圧接から解除して観察光路から離すこともできるようになっている。
その他の構成は、図1に示した第1実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
このように構成された第5実施形態の補正環駆動装置による補正環付対物レンズ4の補正環4aの駆動は次のようにして行う。
まず、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、補正環付対物レンズ4の補正環4aを観察光路に挿入させるときに平歯車4bと平歯車1b3”とが干渉しないように、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、モータ1aの回転力を回転力伝達部材1bの平歯車1b1、平歯車1b2、平歯車1b3”に伝達させることによって、平歯車1b3”の噛み合い解除部1b32”を平歯車4b側に位置させる。
観察者は、所望の補正環付対物レンズ4を、レボルバ3における所望の対物レンズ装着部3aに装着する。
次いで、観察者は、レボルバ3を回転させて、所望の補正環付対物レンズ4を観察光路に挿入する。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、厚さ検出手段2d、屈折率情報検知手段2e、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、モータ1aの回転力が平歯車1b1、平歯車1b2、平歯車1b3”に伝達され、平歯車1b3”の歯車部1b31”が補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bと噛み合う位置に来て所定量回転することで、対物レンズ4の補正環4aに所定量の回転力が伝達され、補正環4aが駆動する。これにより、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4による観察像は、試料(標本)容器の厚さのバラツキ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して最適な状態に自動的に収差補正される。また、このとき平歯車1b3”の歯車部1b31”が補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bとは、支持部材11が弾性変形されることによって圧接されているため、夫々別部材に支持されながらも安定した噛み合い状態を保つことができる。
また、他の補正環付対物レンズ4と交換する場合は、観察者は、レボルバ3を回転して現在の補正環付対物レンズ4を観察光路から外れるようにする。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転力伝達部材1bの平歯車1b3”の噛み合い解除部1b32”が平歯車4b側に位置するように、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動する。その際、支持部材11が弾性変形することによって、補正環付対物レンズ4の補正環4aを平歯車1b3”の歯車部1b31”との圧接が解除される。これにより、観察者は、他の補正環付対物レンズ4を観察光路に挿入することができる。以後、同様に、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、厚さ検出手段2d、屈折率情報検知手段2e、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、補正環付対物レンズ4の補正環4を駆動する。
このように、第5実施施形態の補正環駆動装置によれば、第2実施形態の補正環駆動装置と同様に、レボルバ3に取付けられた複数の補正環付対物レンズ4の補正環4aを駆動する場合に、回転力伝達部材1が一つで足り、レボルバ3に装着する補正環付対物レンズ4と対になるように対物レンズ着脱部3aに設ける必要がないので、その分コストが易く抑えられ、観察者の操作負担がより一層軽減される。また、第2実施形態の補正環駆動装置とは異なり、回転駆動機構1を、レボルバ2とは別体の顕微鏡本体10に固定配置された支持部材11に支持されるようにしたので、従来の顕微鏡のレボルバをそのまま用いることができる。また、支持部材11を弾性部材で構成したので、平歯車1b3”の歯車部1b31”と、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bとが、夫々別部材に支持されながらも、安定した接続及び接続解除状態を保つことができる。
その他の作用効果は、第1実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
第6実施形態
図6は本発明の第6実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の側方からみた要部の概略構成を示す説明図である。
第6実施形態の補正環駆動装置では、回転力伝達部1bが、図5に示した第5実施形態の補正環駆動装置の回転力伝達部1bにおける平歯車1b3”の代わりに円筒形状の回転ローラー1b3”’を用いて構成されている。
回転ローラー1b3”’は、回転方向に沿って、補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して圧接する圧接部1b31”’と、補正環4aに対する圧接を外れる長さの径を持つ圧接解除部1b32”’とを有している。
また、連結手段2は、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対して回転力伝達部1bの回転ローラー1b3”’の圧接部13b”’が圧接し、補正環付対物レンズ4が観察光路から離れるときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対する圧接が回転力伝達部1bの回転ローラー1b3’の圧接解除部1b32”’を介して外れるように、モータ1aの回転量を制御する機能を備えている。
その他の構成は、図5に示した第5実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
第6実施形態の補正環駆動装置によっても、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対して回転力伝達部1bの回転ローラー1b3”’の圧接部1b31”’が圧接することによってモータ1aの回転力を対物レンズ4の補正環4aに伝達することができ、図5に示した回転力伝達部1bに平歯車1b3”を有する構成の補正環駆動装置とほぼ同様の作用効果が得られる。
第7実施形態
図7は本発明の第7実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の側方からみた要部の概略構成を示す説明図である。
なお、第7実施形態の補正環駆動装置を介して駆動される補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周には、平歯車4bが取付けられている。
第7実施形態の補正環駆動装置は、回転駆動機構1が、レボルバ2とは別体の支持部材11に支持されている。
支持部材11は、弾性変形し難い部材で構成されており、移動部材12に固定されている。
移動部材12は、顕微鏡本体10に対し移動可能に構成されている。
回転力伝達部1bは、平歯車1b1と、平歯車1b2と、平歯車1b3””と、軸部材1b4とで構成されている。平歯車1b1は、モータ1aの回転軸の先端に設けられている。平歯車1b2と平歯車1b3””は、軸部材1b4に同軸に設けられている。軸部材1b4は、支持部材11に回転可能に支持されている。
平歯車1b2は、平歯車1b1に対して噛み合うように構成されている。平歯車1b3””は、回転方向の全周にわたって、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bに対して噛み合う歯車部1b31””を有している。
また、連結手段2は、対物レンズ検知手段2aと、回転量演算手段2bと、駆動制御手段2c、厚さ検出手段2d及び屈折率情報検知手段2eに加えて、移動制御手段2fを備えている。
移動制御手段2fは、レボルバ3による切り替え動作に連動して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する回転力伝達部1bの接続位置及び接続解除位置に、移動部材12に固定された支持部材11を移動させるように構成されている。
より詳しくは、移動制御手段2fは、対物レンズ検知手段2aからの検知信号に基づいて、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に取付けられた平歯車4bに対して回転力伝達部1bの平歯車1b3””の歯車部1b31””が噛み合い、補正環付対物レンズ4が観察光路から離れるときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に取付けられた平歯車4bに対する回転力伝達部1bの平歯車1b3””の歯車部1b31””の噛み合いが解除されるように、移動部材12の移動量及び移動方向を制御する機能を備えている。
また、第7実施形態の補正環駆動装置では、回転量演算手段2bは、対物レンズ検知手段2aからの検知信号に基づいて、顕微鏡の観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を演算する機能を備えており、より詳しくは、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときにおける補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を算出し、さらに、そのために必要なモータ1aの回転量及び回転方向を算出するようになっている。
その他の構成は、図5に示した第5実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
このように構成された第7実施形態の補正環駆動装置による補正環付対物レンズ4の補正環4aの駆動は次のようにして行う。
まず、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、移動制御手段2fを介して、補正環付対物レンズ4の補正環4aを観察光路に挿入させるときに平歯車4bと平歯車1b3””とが干渉しないように、移動部材12をレボルバ3から離れる方向に所定量移動させる。
観察者は、所望の補正環付対物レンズ4を、レボルバ3における所望の対物レンズ装着部3aに装着する。
次いで、観察者は、レボルバ3を回転させて、所望の補正環付対物レンズ4を観察光路に挿入する。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、移動制御手段2fを介して、移動部材12を所定量移動し、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bの平歯車1b3””の歯車部1b31””が噛み合うようにする。次いで、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、厚さ検出手段2d、屈折率情報検知手段2e、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、モータ1aの回転力が平歯車1b1、平歯車1b2、平歯車1b3””に伝達され、平歯車1b3””の歯車部1b31””が補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bと噛み合った状態で所定量回転することで、対物レンズ4の補正環4aに所定量の回転力が伝達され、補正環4aが駆動する。これにより、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4による観察像は、試料(標本)容器の厚さのバラツキ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して最適な状態に自動的に収差補正される。
また、他の補正環付対物レンズ4と交換する場合は、観察者は、レボルバ3を回転して現在の補正環付対物レンズ4を観察光路から外れるようにする。すると、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、移動制御手段2fを介して、平歯車1b3””が補正環付対物レンズ4の補正環4aとの噛み合いを解除され、次の補正環付対物レンズ4の補正環4aを観察光路に挿入させるときに平歯車4bと平歯車1b3””とが干渉しないように、移動部材12をレボルバ3から離れる方向に所定量移動させる。これにより、観察者は、他の補正環付対物レンズ4を観察光路に挿入することができる。以後、同様に、対物レンズ検知手段2a、移動制御手段2fを介して、移動部材12を所定量移動し、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bの平歯車1b3””の歯車部1b31””が噛み合うようにし、次いで、連結手段2が、対物レンズ検知手段2a、厚さ検出手段2d、屈折率情報検知手段2e、回転量演算手段2b及び駆動制御手段2cを介して、回転駆動機構1のモータ1aを所定量駆動し、補正環付対物レンズ4の補正環4を駆動する。
第7実施施形態の補正環駆動装置によれば、支持部材11を、移動部材12を介して移動可能に構成するとともに、連結手段2に、レボルバ3による切り替え動作に連動して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する回転力伝達部1bの接続位置及び接続解除位置に、移動部材12を介して支持部材11を移動可能な移動制御手段2bを備えたので、レボルバ3の対物レンズ着脱部3aに補正環付対物レンズ4を着脱する際に、移動部材12を移動させて回転駆動機構をレボルバから遠ざけて、着脱スペースを広く確保することができる。
その他の効果は、第5実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
第8実施形態
図8は本発明の第8実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の側方からみた要部の概略構成を示す説明図である。
第8実施形態の補正環駆動装置では、回転力伝達部1bが、図7に示した第7実施形態の補正環駆動装置の回転力伝達部1bにおける平歯車1b3””の代わりに円筒形状の回転ローラー1b3””’を用いて構成されている。
回転ローラー1b3””’は、回転方向の全周にわたって、補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して圧接する圧接部1b31””’を有している。
また、連結手段2の移動制御手段2fは、対物レンズ検知手段2aからの検知信号に基づいて、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bの回転ローラー1b3””’の圧接部1b31””’が圧接し、補正環付対物レンズ4が観察光路から離れるときに、補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する回転力伝達部1bの回転ローラー1b3””’の圧接部1b31””’の圧接が解除されるように、移動部材12の移動量及び移動方向を制御する機能を備えている。
その他の構成は、図7に示した第7実施形態の補正環駆動装置とほぼ同じである。
第8実施形態の補正環駆動装置によっても、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に対して回転力伝達部1bの回転ローラー1b3””’の圧接部1b31””’が圧接することによってモータ1aの回転力を対物レンズ4の補正環4aに伝達することができ、図7に示した回転力伝達部1bに平歯車1b3””を有する構成の補正環駆動装置とほぼ同様の作用効果が得られる。
以上、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置にかかる幾つかの実施形態を説明したが、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。
例えば、図3又は図4に示した第3実施形態又は第4実施形態の補正環駆動装置における回転力伝達部1を、回転ローラー1b3’に代えて、図8に示したような、回転方向の全周にわたって、補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して圧接する圧接部1b31””’を有する回転ローラー1b3””’を用いて構成するとともに、回転量演算手段2bが、対物レンズ検知手段2aからの検知信号に基づいて、顕微鏡の観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を演算する機能を備え、より詳しくは、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときにおける補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を算出し、さらに、そのために必要なモータ1aの回転量及び回転方向を算出するようにしてもよい。
このように構成しても、回転ローラー1b3””’が弾性変形することにより、回転駆動機構1が、レボルバ3による切り替え動作に際して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bを接続させることと、観察光路から離れる補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bの接続を解除させることが可能となるので、上述した各実施形態と同様に、従来の補正環駆動装置とは異なり、プーリにベルトを架け替えることなく、補正環の駆動を自動的に行うことができる。そして、レボルバに補正環付対物レンズが装着された状態であっても補正環付対物レンズの交換や観察光路への挿入を極めて簡単に行うことができ、観察者の操作負担が格段に軽減される。そして、このような補正環駆動装置をレボルバ付きの顕微鏡に用いることで、試料(標本)容器の厚さ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して自動的に最適な位置に対物レンズ補正環を制御可能なレボルバ付きの顕微鏡が得られる。
同様に、図5に示した第5実施形態におけるの補正環駆動装置における回転力伝達部1を、回転ローラー1b31”に代えて、図7に示したような、回転方向の全周にわたって、補正環付対物レンズ4の補正環4aの外周に設けられた平歯車4bに対して噛み合う歯車部1b31””を有する平歯車1b3””を用いて構成するとともに、回転量演算手段2bが、対物レンズ検知手段2aからの検知信号に基づいて、顕微鏡の観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を演算する機能を備え、より詳しくは、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときにおける補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を算出し、さらに、そのために必要なモータ1aの回転量及び回転方向を算出するようにしてもよい。
このように構成しても、支持部材11が弾性変形することにより、回転駆動機構1が、レボルバ3による切り替え動作に際して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bを接続させることと、観察光路から離れる補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bの接続を解除させることが可能となるので、上述した各実施形態と同様に、従来の補正環駆動装置とは異なり、プーリにベルトを架け替えることなく、補正環の駆動を自動的に行うことができる。そして、レボルバに補正環付対物レンズが装着された状態であっても補正環付対物レンズの交換や観察光路への挿入を極めて簡単に行うことができ、観察者の操作負担が格段に軽減される。そして、このような補正環駆動装置をレボルバ付きの顕微鏡に用いることで、試料(標本)容器の厚さ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して自動的に最適な位置に対物レンズ補正環を制御可能なレボルバ付きの顕微鏡が得られる。
さらに、同様に、図6に示した第6実施形態におけるの補正環駆動装置における回転力伝達部1を、回転ローラー1b31”’に代えて、図8に示したような、回転方向の全周にわたって、補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して圧接する圧接部1b31””’を有する回転ローラー1b3””’を用いて構成するとともに、回転量演算手段2bが、対物レンズ検知手段2aからの検知信号に基づいて、顕微鏡の観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を演算する機能を備え、より詳しくは、補正環付対物レンズ4が観察光路に挿入されたときにおける補正環付対物レンズ4の補正環4aに対する最適な回転量を算出し、さらに、そのために必要なモータ1aの回転量及び回転方向を算出するようにしてもよい。
このように構成しても、支持部材11及び回転ローラー””’が弾性変形することにより、回転駆動機構1が、レボルバ3による切り替え動作に際して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bを接続させることと、観察光路から離れる補正環付対物レンズ4の補正環4aに対して回転力伝達部1bの接続を解除させることが可能となるので、上述した各実施形態と同様に、従来の補正環駆動装置とは異なり、プーリにベルトを架け替えることなく、補正環の駆動を自動的に行うことができる。そして、レボルバに補正環付対物レンズが装着された状態であっても補正環付対物レンズの交換や観察光路への挿入を極めて簡単に行うことができ、観察者の操作負担が格段に軽減される。そして、このような補正環駆動装置をレボルバ付きの顕微鏡に用いることで、試料(標本)容器の厚さ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して自動的に最適な位置に対物レンズ補正環を制御可能なレボルバ付きの顕微鏡が得られる。
また、上記各実施形態における回転駆動機構1における歯車の構成は、各図に示した構成に限定されるものではなく、レボルバ3の対物レンズ取付部3aに取付けられた補正環付対物レンズ4の補正環4aに対しモータ1aの回転力を伝達して補正環4aを駆動可能な構成であれば、どのような構成であってもよい。
以上説明したように、本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置及び補正環付対物レンズの補正環駆動装置を備えた顕微鏡は、特許請求の範囲に記載の特徴の他にも、次に示すような特徴を備えている。
(1)少なくとも補正環付対物レンズが装着され、試料(標本)容器の厚さのバラツキ、又はカバー部材の厚さのバラツキに対応して、自動的に最適な位置に前記補正環付対物レンズの補正環を制御可能な対物レンズ補正環制御装置を備える顕微鏡であって、試料(標本)容器の厚さ、又はカバー部材の厚さを検出する検出手段と、前記補正環付対物レンズの補正環を回転する少なくともモータを含む回転駆動機構と、試料(標本)容器、又はカバー部材の厚さ情報から得られる前記補正環付対物レンズに最適な補正環の回転量を演算する演算手段と、前記検出手段からの検出信号に基づいて前記演算手段により算出された回転量でもって前記補正環付対物レンズの補正環が回転するように前記回転駆動機構を駆動制御する制御手段と、からなる補正環付対物レンズ補正環制御装置を備えた顕微鏡。
(2)前記演算手段が、試料(標本)容器又はカバー部材の厚さ情報とともに光学屈折率情報をパラメータとして利用し、前記補正環付対物レンズに最適な補正環の回転量を演算するように構成されるとともに、更に、前記光学屈折率情報を入力する入力手段が備えられていることを特徴とする上記(1)に記載の補正環付対物レンズ補正環制御装置を備えた顕微鏡。
(3)複数種類の対物レンズを着脱可能な複数の着脱部を有し、且つ顕微鏡本体に固定された軸部を中心として回転することで所望の対物レンズを観察光路に挿入可能な対物レンズ切り替え装置を有し、該対物レンズ切り替え装置による切り替えに連動して前記回転駆動機構を前記補正環付対物レンズの補正環に接続させる連結機構を備えるとともに、更に、観察光路に挿入された対物レンズを検知する対物レンズ検知手段と、前記対物レンズ検知手段からの検知信号に基づいて、観察光路に挿入された補正環付対物レンズに最適な補正環の回転量を演算する演算手段を備えたことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の補正環付対物レンズ補正環制御装置を備えた顕微鏡。
(4)前記検出手段が、少なくとも光源と、前記補正環付対物レンズを介して該光源からの光を集光させるリレー光学系と、少なくとも前記補正環付対物レンズを経た試料(標本)面からの反射光を検出する光検出器とからなり、電動駆動される顕微鏡の照準部により前記補正環付対物レンズが光軸方向に駆動され、試料(標本)容器又はカバー部材の両界面が該検出手段により検出されて、該試料(標本)容器又はカバー部材の厚さが測定されるシーケンスが含まれることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の補正環付対物レンズ補正環制御装置を備えた顕微鏡。
本発明の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置は、レボルバの切り替えにより複数種類の補正環付対物レンズを用いた観察を行うことが必要とされる医療、生物等の分野に有用である。
本発明の第1実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の説明図であり、(a)は側方からみた要部の概略構成を示す図、(b)はレボルバに取付けられた補正環付対物レンズと補正環駆動装置との位置関係を示す平面図である。 本発明の第2実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の説明図であり、(a)は側方からみた要部の概略構成を示す図、(b)はレボルバに取付けられた補正環付対物レンズと補正環駆動装置との位置関係を示す平面図である。 本発明の第3実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の説明図であり、(a)は側方からみた要部の概略構成を示す図、(b)はレボルバに取付けられた補正環付対物レンズと補正環駆動装置との位置関係を示す平面図である。 本発明の第4実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の説明図であり、(a)は側方からみた要部の概略構成を示す図、(b)はレボルバに取付けられた補正環付対物レンズと補正環駆動装置との位置関係を示す平面図である。 本発明の第5実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の側方からみた要部の概略構成を示す説明図である。 本発明の第6実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の側方からみた要部の概略構成を示す説明図である。 本発明の第7実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の側方からみた要部の概略構成を示す説明図である。 本発明の第8実施形態にかかる顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置の側方からみた要部の概略構成を示す説明図である。 特許文献1に記載の補正環を駆動するための構成を備えた顕微鏡の概略構成を示す説明図である。
符号の説明
1 回転駆動機構
1a モータ
1b 回転力伝達部
1b1、1b2 平歯車
1b3 傘歯車
1b31 歯車部
1b32 噛み合い解除部
1b3’ 回転ローラー
1b31’ 圧接部
1b32’ 圧接解除部
1b3” 平歯車
1b31” 歯車部
1b32” 噛み合い解除部
1b3”’ 回転ローラー
1b31”’ 圧接部
1b32”’ 圧接解除部
1b3”” 平歯車
1b31”” 歯車部
1b3””’ 回転ローラー
1b31””’ 圧接部
1b4 軸部材
1b5 支持部材
1c ハウジング
1d 着脱部
2 連結手段
2a 対物レンズ検知手段
2b 回転量演算手段
2c 駆動制御手段
2d 厚さ検出手段
2e 屈折率情報検知手段
2f 移動制御手段
3 レボルバ
3a 対物レンズ着脱部
4 補正環付対物レンズ
4a 補正環
4b 平歯車
5 結像部
5a 撮像素子
5b 結像レンズ
5c 光路分割部材
6 照明部
6a 光源
6b 照明レンズ
7 ステージ
8 試料(標本)容器
8a ウェル
9 試料(標本)
51 補正環付対物レンズ
52 ステッピングモータ
53、54 プーリ
55 ベルト
56 ステージ
57 試料(標本)

Claims (17)

  1. 複数種類の対物レンズを着脱可能な複数の着脱部を有し、且つ顕微鏡本体に固定された軸部を中心として回転することで所望の対物レンズを観察光路に挿入可能な対物レンズ切り替え装置の該着脱部に装着された補正環付対物レンズの補正環を駆動する装置であって、
    モータと、前記対物レンズ切り替え装置に取付けられた補正環付対物レンズの補正環に対し該モータの回転力を伝達して該補正環を駆動可能な回転力伝達部を有する回転駆動機構と、
    前記対物レンズ切り替え装置による切り替え動作に連動して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズの補正環に対して前記回転力伝達部を接続させるとともに、観察光路から離れる補正環付対物レンズの補正環に対して該回転力伝達部の接続を解除する連結手段と、からなることを特徴とする顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  2. 歯車部を有する環状部材が、補正環付対物レンズの補正環に取付け可能に備えられているとともに、
    前記回転力伝達部が、回転方向に沿って前記補正環付対物レンズの補正環に取付けられた前記環状部材の歯車部に対して噛み合う歯車部と、該環状部材の歯車部に対する噛み合いを外れる噛み合い解除部とを有することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  3. 前記連結手段は、前記補正環付対物レンズが観察光路に挿入されたときに、該補正環付対物レンズの補正環に取付けられた前記環状部材の歯車部に対して前記回転力伝達部の歯車部が噛み合い、前記補正環付対物レンズが観察光路から離れるときに、該補正環付対物レンズの補正環に取付けられた前記環状部材の歯車部に対する噛み合いが前記回転力伝達部の噛み合い解除部を介して外れるように、前記モータの回転量を制御することを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  4. 前記回転力伝達部が、弾性部材で構成された回転ローラーを有し、
    前記連結手段が、前記回転ローラーを補正環付対物レンズの補正環に対して圧接可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  5. 前記回転力伝達部が、回転方向に沿って前記補正環付対物レンズの補正環に対して圧接する圧接部と、該補正環に対する圧接を外れる圧接解除部とを有することを特徴とする請求項4に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  6. 前記連結手段は、前記補正環付対物レンズが観察光路に挿入されたときに、該補正環付対物レンズの補正環に対して前記回転力伝達部の圧接部が圧接し、前記補正環付対物レンズが観察光路から離れるときに、該補正環付対物レンズの補正環に対する圧接が前記回転力伝達部の圧接解除部を介して外れるように、前記モータの回転量を制御することを特徴とする請求項5に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  7. 前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置の着脱部に着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  8. 前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置の回転中心である顕微鏡本体に固定された軸部に固定配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  9. 前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置とは別体の支持部材に支持されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  10. 前記支持部材が、顕微鏡本体に固定された弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項9に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  11. 前記支持部材が、移動可能に構成され、
    前記連結手段が、前記対物レンズ切り替え装置による切り替え動作に連動して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズの補正環に対する前記回転力伝達部の接続位置及び接続解除位置に、前記支持部材を移動可能な移動制御手段を備えていることを特徴とする請求項9に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  12. 複数種類の対物レンズを着脱可能な複数の着脱部を有し、且つ顕微鏡本体に固定された軸部を中心として回転することで所望の対物レンズを観察光路に挿入可能な対物レンズ切り替え装置の該着脱部に装着された補正環付対物レンズの補正環を駆動する装置であって、
    モータと、前記対物レンズ切り替え装置に取付けられた補正環付対物レンズの補正環に対し該モータの回転力を伝達して該補正環を駆動可能な回転力伝達部を有する回転駆動機構を有し、
    前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置による切り替え動作に際して、観察光路に挿入された補正環付対物レンズの補正環に対して前記回転力伝達部を接続させるとともに、観察光路から離れる補正環付対物レンズの補正環に対して該回転力伝達部の接続を解除可能に構成されていることを特徴とする顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  13. 前記回転力伝達部が、弾性部材で構成された回転ローラーを有し、
    前記連結手段が、前記回転ローラーを補正環付対物レンズの補正環に対して圧接可能に構成されていることを特徴とする請求項12に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  14. 前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置の着脱部に着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項13に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  15. 前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置の回転中心である顕微鏡本体に固定された軸部に固定配置されていることを特徴とする請求項13に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  16. 前記回転駆動機構が、前記対物レンズ切り替え装置とは別体の支持部材に支持されていることを特徴とする請求項13に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
  17. 前記支持部材が、顕微鏡本体に固定された弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項12又は13に記載の顕微鏡の補正環付対物レンズの補正環駆動装置。
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