JP3389614B2 - 電動レボルバ - Google Patents
電動レボルバInfo
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- JP3389614B2 JP3389614B2 JP26042092A JP26042092A JP3389614B2 JP 3389614 B2 JP3389614 B2 JP 3389614B2 JP 26042092 A JP26042092 A JP 26042092A JP 26042092 A JP26042092 A JP 26042092A JP 3389614 B2 JP3389614 B2 JP 3389614B2
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- Lenses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動レボルバに係り、
特にレボルバを回転させる原動機の配置を工夫した顕微
鏡等の光学装置用電動レボルバに関する。
特にレボルバを回転させる原動機の配置を工夫した顕微
鏡等の光学装置用電動レボルバに関する。
【0002】
【従来技術】従来の光学装置、例えば、顕微鏡に用いら
れる電動レボルバは、固定部あるいは回転部の周辺の外
側にその駆動機構が配置されているものであった。この
ような電動レボルバを図7,図8を用いて説明する。図
7に示すように、電動レボルバ100は、異なる種類の
複数の対物レンズ101を備え、図示するように顕微鏡
のアーム200に固定される。即ち、このモータ130
を含む駆動機構は、顕微鏡のアーム200内に収納され
るように配置されていた。図8はこのような電動レボル
バを拡大した断面図である。
れる電動レボルバは、固定部あるいは回転部の周辺の外
側にその駆動機構が配置されているものであった。この
ような電動レボルバを図7,図8を用いて説明する。図
7に示すように、電動レボルバ100は、異なる種類の
複数の対物レンズ101を備え、図示するように顕微鏡
のアーム200に固定される。即ち、このモータ130
を含む駆動機構は、顕微鏡のアーム200内に収納され
るように配置されていた。図8はこのような電動レボル
バを拡大した断面図である。
【0003】図8に示すように、電動レボルバ100
は、大まかに、顕微鏡に固定される固定部110と、こ
の固定部110に対し回転する回転部120と、この回
転部120を回転させるモータ130とに分けることが
できる。固定部110は、丸アリ部111によって顕微
鏡のアーム200(図7参照)に固定される。回転部1
20は、鋼球121,122,固定軸123によってこ
の固定部に対して回転可能に支持されている。この回転
部120は複数の対物レンズを装着する装着孔124
(図示は1個のみ)を有し、回転部120の周辺にはリ
ング状の外歯歯車125が形成された歯車リング126
が設けられている。モータ130は、L字状固定金具1
31によって固定部110に固定され、モータ130の
回転軸132には、かさ歯車133が固定されている。
このかさ歯車133は別のかさ歯車134に噛合し、こ
の別のかさ歯車134は一方の端部に歯車136が形成
されている回転軸135の他端に固定され、回転軸13
5の歯車136は、外歯歯車125に噛合している。ま
た、歯車同士が噛合して発生するゴミが落下しないよう
に、カバー112が設けられている。このカバーは外歯
歯車125と歯車136とが噛合する部分を覆うように
固定部110に固定されている。
は、大まかに、顕微鏡に固定される固定部110と、こ
の固定部110に対し回転する回転部120と、この回
転部120を回転させるモータ130とに分けることが
できる。固定部110は、丸アリ部111によって顕微
鏡のアーム200(図7参照)に固定される。回転部1
20は、鋼球121,122,固定軸123によってこ
の固定部に対して回転可能に支持されている。この回転
部120は複数の対物レンズを装着する装着孔124
(図示は1個のみ)を有し、回転部120の周辺にはリ
ング状の外歯歯車125が形成された歯車リング126
が設けられている。モータ130は、L字状固定金具1
31によって固定部110に固定され、モータ130の
回転軸132には、かさ歯車133が固定されている。
このかさ歯車133は別のかさ歯車134に噛合し、こ
の別のかさ歯車134は一方の端部に歯車136が形成
されている回転軸135の他端に固定され、回転軸13
5の歯車136は、外歯歯車125に噛合している。ま
た、歯車同士が噛合して発生するゴミが落下しないよう
に、カバー112が設けられている。このカバーは外歯
歯車125と歯車136とが噛合する部分を覆うように
固定部110に固定されている。
【0004】このような電動レボルバ100は、モータ
130を回転させることにより、複数の歯車133,1
34,135,125を介して回転部120を回転させ
る。これによって、回転部120の複数の孔124に装
着された対物レンズ101を回転させている。
130を回転させることにより、複数の歯車133,1
34,135,125を介して回転部120を回転させ
る。これによって、回転部120の複数の孔124に装
着された対物レンズ101を回転させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電動レボルバは、モータ130とモータの回
転を伝達する歯車群132,133,134,136,
125とが回転部120の外径より外側に設置されてい
るため、電動レボルバが大型化するといった問題点があ
った。
うな従来の電動レボルバは、モータ130とモータの回
転を伝達する歯車群132,133,134,136,
125とが回転部120の外径より外側に設置されてい
るため、電動レボルバが大型化するといった問題点があ
った。
【0006】
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、小型の電動レボルバを提供することを目
的とする。
たものであり、小型の電動レボルバを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電動レボルバは、顕微鏡本体に固定される固
定部1と、複数の対物レンズ4が装着可能であって、固
定部1に対して回転可能である回転部2と、回転部2が
回転するための駆動力を発生する原動機3とを有し、原
動機3は、固定部1に固定され、回転部2の外径よりも
内側に配置されることを特徴とする。
に本発明の電動レボルバは、顕微鏡本体に固定される固
定部1と、複数の対物レンズ4が装着可能であって、固
定部1に対して回転可能である回転部2と、回転部2が
回転するための駆動力を発生する原動機3とを有し、原
動機3は、固定部1に固定され、回転部2の外径よりも
内側に配置されることを特徴とする。
【0009】
【作用】原動機が、固定部に固定され、回転部の外径よ
りも内側に配置されるので小型の電動レボルバが提供さ
れる。
りも内側に配置されるので小型の電動レボルバが提供さ
れる。
【0010】さらに、好ましくは、伝達部材として、底
付円筒状のカバーを用いることによって、この原動機
は、その回転軸とともに回転するカバーによって覆われ
ることになる。
付円筒状のカバーを用いることによって、この原動機
は、その回転軸とともに回転するカバーによって覆われ
ることになる。
【0011】
【実施例】図1〜図6を用いて実施例の電動レボルバ1
及び変形例を説明する。図1〜図3は第1実施例を示し
ている。図1に示すように、この電動レボルバは、大ま
かに、固定部1と回転部2とモータ3と大別される。こ
のような電動レボルバは、図3に示すように、複数の対
物レンズ4を装着し、顕微鏡本体50に固定される。
及び変形例を説明する。図1〜図3は第1実施例を示し
ている。図1に示すように、この電動レボルバは、大ま
かに、固定部1と回転部2とモータ3と大別される。こ
のような電動レボルバは、図3に示すように、複数の対
物レンズ4を装着し、顕微鏡本体50に固定される。
【0012】図1に示すように、固定部1は、顕微鏡本
体に固定される丸アリ部11が形成され、この丸アリ部
11の中心には、光軸Oを中心に光束が通過する光路1
2が形成されている。また、固定部1には、雌ネジが切
られた孔13が回転中心軸Mと同軸に形成されている。
この孔13の下側には、この孔13に沿って下方に突設
された筒部14が形成されている。固定軸15はこの筒
部14の内側に位置し、孔13の雌ネジに螺合してい
る。この固定軸15は、筒部14の下端付近にリング状
の突起部15aが形成され、また、固定軸15の下端に
は内側に折曲し中心部に貫通孔が形成された底板15b
が形成されている。固定軸15の上部には、緩み止め用
ナット16が螺合している。
体に固定される丸アリ部11が形成され、この丸アリ部
11の中心には、光軸Oを中心に光束が通過する光路1
2が形成されている。また、固定部1には、雌ネジが切
られた孔13が回転中心軸Mと同軸に形成されている。
この孔13の下側には、この孔13に沿って下方に突設
された筒部14が形成されている。固定軸15はこの筒
部14の内側に位置し、孔13の雌ネジに螺合してい
る。この固定軸15は、筒部14の下端付近にリング状
の突起部15aが形成され、また、固定軸15の下端に
は内側に折曲し中心部に貫通孔が形成された底板15b
が形成されている。固定軸15の上部には、緩み止め用
ナット16が螺合している。
【0013】また、固定部1には、前記回転軸Mを挟ん
で丸アリ部11と反対側にクリック機構が形成されてい
る。このクリック機構は、鋼球17aを板バネ17bで
支持し、板バネ17bは固定部1にネジ止めされ、後述
するクリック溝27に落ち込むことにより回転部2を位
置決めする。このような固定部1には、クリック機構を
含めて覆うカバー5が被せられている。
で丸アリ部11と反対側にクリック機構が形成されてい
る。このクリック機構は、鋼球17aを板バネ17bで
支持し、板バネ17bは固定部1にネジ止めされ、後述
するクリック溝27に落ち込むことにより回転部2を位
置決めする。このような固定部1には、クリック機構を
含めて覆うカバー5が被せられている。
【0014】回転部2は、リング状に複数個配列されて
なる2列の鋼球6,7を介して固定部1に対して回転可
能に配置されている。鋼球6は固定軸15の突起部15
aと回転部2の係合部21との間に転がり可能に配置さ
れ、鋼球7は固定部1の下部の周辺に形成された係合部
18と回転部の上部の周辺に形成された係合部22との
間に転がり可能に配置され、これにより回転部2は回転
部1に対し回転可能に支持されている。この回転部2に
は対物レンズ4を装着する装着孔23が5個、光軸Oと
一致する回転部2の同一円周上に等間隔で形成されてい
る。また、回転部2には、その中央付近に、雌ネジが切
られた孔24が形成されている。
なる2列の鋼球6,7を介して固定部1に対して回転可
能に配置されている。鋼球6は固定軸15の突起部15
aと回転部2の係合部21との間に転がり可能に配置さ
れ、鋼球7は固定部1の下部の周辺に形成された係合部
18と回転部の上部の周辺に形成された係合部22との
間に転がり可能に配置され、これにより回転部2は回転
部1に対し回転可能に支持されている。この回転部2に
は対物レンズ4を装着する装着孔23が5個、光軸Oと
一致する回転部2の同一円周上に等間隔で形成されてい
る。また、回転部2には、その中央付近に、雌ネジが切
られた孔24が形成されている。
【0015】原動機であるモータ3は、固定軸15の内
側に配置され、図2に示すように、2本のネジによって
固定軸15の底板15bに固定されている。このモータ
3の回転軸31は、図1に示すように、下方に突出して
おり、この回転軸31には歯車32がセットビス33に
よって固定されている。この歯車32に噛合するもう一
つの歯車34はネジ35によって回転可能に固定されて
いる。この歯車34は筒カバー36に形成された内歯歯
車37に噛合している。このような歯車群の各々の関係
は、図2に示すように、歯車32と歯車34とは略同じ
大きさ、同じ歯数の歯車からなり、歯車34が大きな内
歯歯車37に噛合している。これにより、モータ3の回
転を減速して、回転部2を回転させるに十分なトルクを
得ている。
側に配置され、図2に示すように、2本のネジによって
固定軸15の底板15bに固定されている。このモータ
3の回転軸31は、図1に示すように、下方に突出して
おり、この回転軸31には歯車32がセットビス33に
よって固定されている。この歯車32に噛合するもう一
つの歯車34はネジ35によって回転可能に固定されて
いる。この歯車34は筒カバー36に形成された内歯歯
車37に噛合している。このような歯車群の各々の関係
は、図2に示すように、歯車32と歯車34とは略同じ
大きさ、同じ歯数の歯車からなり、歯車34が大きな内
歯歯車37に噛合している。これにより、モータ3の回
転を減速して、回転部2を回転させるに十分なトルクを
得ている。
【0016】また、筒カバー36の下端には、モータ3
および歯車群を被覆するための下蓋38が螺合してい
る。このような筒カバー36は、その上端に雄ネジが形
成され、この雄ネジが回転部2の孔24の雌ネジに螺合
している。この孔24には、さらに、筒カバー36の抜
け防止のためのナット39が螺合している。また、回転
部2の外周の上面にはクリックV溝27が装着孔23の
数,位置に対応して(固定軸15を挟んで各々の装着孔
の反対側に)形成されている。
および歯車群を被覆するための下蓋38が螺合してい
る。このような筒カバー36は、その上端に雄ネジが形
成され、この雄ネジが回転部2の孔24の雌ネジに螺合
している。この孔24には、さらに、筒カバー36の抜
け防止のためのナット39が螺合している。また、回転
部2の外周の上面にはクリックV溝27が装着孔23の
数,位置に対応して(固定軸15を挟んで各々の装着孔
の反対側に)形成されている。
【0017】このような電動レボルバは、モータ3によ
って回転軸31が回転すると、複数の歯車32,34,
37を介してカバー36及び回転部2が回転する。次
に、図2、図3を用いて本実施例の電動レボルバと従来
例の電動レボルバとを比較する。尚、図2において、実
線は、実施例のもの、点線は従来例のものを示す。
って回転軸31が回転すると、複数の歯車32,34,
37を介してカバー36及び回転部2が回転する。次
に、図2、図3を用いて本実施例の電動レボルバと従来
例の電動レボルバとを比較する。尚、図2において、実
線は、実施例のもの、点線は従来例のものを示す。
【0018】図2に示すように、実施例は、従来と比較
してモータ3の回転軸31を回転部2の回転中心軸M上
に設置したことにより、電動レボルバの形状を小さくす
ることがてきた。即ち、固定部あるいは回転部の周辺よ
り外側に付属する部材(破線で示す112、130,1
31)をなくすことができた。因みに、実施例は、回転
部2の中心部にモータ3及びカバー36,38が形成さ
れるため、従来と別のスペースに突起物が形成されるこ
とになる。ただし、この突起物の周辺はさらに対物レン
ズが突設されるため、従来は有効に使用されていないス
ペースであった。したがって、このスペースに突起物
(3,36,38)が形成されても何らの問題はない。
それ故に、この電動レボルバは小さくなっている。さら
には、従来の電動レボルバがアーム内にモータを配置す
る必要があったのに対して、実施例の電動レボルバは、
図3に示すように、顕微鏡のアーム内に配置する部材が
ない。したがって、電動レボルバの取り付け位置の自由
度が高くなるし、この電動レボルバを取り付ける顕微鏡
等の装置本体も小さくすることができる。
してモータ3の回転軸31を回転部2の回転中心軸M上
に設置したことにより、電動レボルバの形状を小さくす
ることがてきた。即ち、固定部あるいは回転部の周辺よ
り外側に付属する部材(破線で示す112、130,1
31)をなくすことができた。因みに、実施例は、回転
部2の中心部にモータ3及びカバー36,38が形成さ
れるため、従来と別のスペースに突起物が形成されるこ
とになる。ただし、この突起物の周辺はさらに対物レン
ズが突設されるため、従来は有効に使用されていないス
ペースであった。したがって、このスペースに突起物
(3,36,38)が形成されても何らの問題はない。
それ故に、この電動レボルバは小さくなっている。さら
には、従来の電動レボルバがアーム内にモータを配置す
る必要があったのに対して、実施例の電動レボルバは、
図3に示すように、顕微鏡のアーム内に配置する部材が
ない。したがって、電動レボルバの取り付け位置の自由
度が高くなるし、この電動レボルバを取り付ける顕微鏡
等の装置本体も小さくすることができる。
【0019】また、モータ3及び歯車群は、カバー3
6,38によって完全に覆われている。したがって、歯
車が噛合することによって発生するゴミはカバー内部に
蓄積される。このため、このカバー38を回転部2から
取り外したりしないかぎたりゴミが外部に落下すること
はない。次に、図4〜6を用いて第1〜第3変形例を説
明する。尚、上記実施例と異なる部分を特に説明する。
6,38によって完全に覆われている。したがって、歯
車が噛合することによって発生するゴミはカバー内部に
蓄積される。このため、このカバー38を回転部2から
取り外したりしないかぎたりゴミが外部に落下すること
はない。次に、図4〜6を用いて第1〜第3変形例を説
明する。尚、上記実施例と異なる部分を特に説明する。
【0020】図4に示すように、この第1変形例では、
筒状の固定軸40は、回転部41の回転中心軸Mと略同
軸に設けられているが、この固定軸の底板42の形状が
異なる。このような固定軸には、その内側に、回転軸4
4が回転中心軸Mに対して偏心して配置されたモータ4
3が固定されている。回転軸44には図4(b)に示す
ように比較的大きな歯車45が固定され、カバー46の
内歯歯車47に噛合している。本発明は、このように、
固定軸の内側にモータが固定されていれば、モータ43
の回転軸44が回転中心軸M上に配置されていなくても
よい。また、本発明は歯車がカバーによって覆われてい
ればよく、歯車の大きさや歯数、枚数はモータの種類に
応じて適当な歯車の歯数や枚数を選択してよい。
筒状の固定軸40は、回転部41の回転中心軸Mと略同
軸に設けられているが、この固定軸の底板42の形状が
異なる。このような固定軸には、その内側に、回転軸4
4が回転中心軸Mに対して偏心して配置されたモータ4
3が固定されている。回転軸44には図4(b)に示す
ように比較的大きな歯車45が固定され、カバー46の
内歯歯車47に噛合している。本発明は、このように、
固定軸の内側にモータが固定されていれば、モータ43
の回転軸44が回転中心軸M上に配置されていなくても
よい。また、本発明は歯車がカバーによって覆われてい
ればよく、歯車の大きさや歯数、枚数はモータの種類に
応じて適当な歯車の歯数や枚数を選択してよい。
【0021】次に、図5に示すように、この第2変形例
では、筒状の固定軸50にはモータ51が固定され、こ
のモータ51の回転軸52は直接カバー53に固定され
ている。このように、本発明は、モータが固定軸の内側
に配置されていれば、モータの回転軸が直接カバーに固
定されていてもよい。ただし、この場合、回転部を回転
させるに十分な高いトルクを有するものであったり、モ
ータ内部に減速機構を有するようなモータが必要であ
る。さらに、この回転軸52は、図5(a)に示すよう
に、両側に平らな側面を持ち、図5(b)に示すよう
に、カバー53に形成された細長い孔54に嵌入してい
る。これによって、セットビス等を用いることなく、回
転軸52とカバー53とを連結している。
では、筒状の固定軸50にはモータ51が固定され、こ
のモータ51の回転軸52は直接カバー53に固定され
ている。このように、本発明は、モータが固定軸の内側
に配置されていれば、モータの回転軸が直接カバーに固
定されていてもよい。ただし、この場合、回転部を回転
させるに十分な高いトルクを有するものであったり、モ
ータ内部に減速機構を有するようなモータが必要であ
る。さらに、この回転軸52は、図5(a)に示すよう
に、両側に平らな側面を持ち、図5(b)に示すよう
に、カバー53に形成された細長い孔54に嵌入してい
る。これによって、セットビス等を用いることなく、回
転軸52とカバー53とを連結している。
【0022】また、図6に示すように、第3変形例で
は、固定部50には固定軸51が螺合し、この固定軸5
1には円錐状の突起部51aが形成され、固定軸51に
は突起部51aの直ぐ下側に底板51bが形成され、こ
の底板51bには固定部50から突出するようにモータ
53が固定され、モータ53の回転軸54は第2変形例
と同様に直接カバー55に係合している。このカバー5
5は、その表面55aが回転部52の表面52aより下
方に殆ど突出しないように回転部52の孔に螺合し、こ
の孔には、抜け防止用ナット56が螺合している。それ
故に、モータ53は、固定部50の上方に突出してい
る。このモータ53はその上端をカバー57で覆ってお
り、このカバー57は固定部50に固定されている。
は、固定部50には固定軸51が螺合し、この固定軸5
1には円錐状の突起部51aが形成され、固定軸51に
は突起部51aの直ぐ下側に底板51bが形成され、こ
の底板51bには固定部50から突出するようにモータ
53が固定され、モータ53の回転軸54は第2変形例
と同様に直接カバー55に係合している。このカバー5
5は、その表面55aが回転部52の表面52aより下
方に殆ど突出しないように回転部52の孔に螺合し、こ
の孔には、抜け防止用ナット56が螺合している。それ
故に、モータ53は、固定部50の上方に突出してい
る。このモータ53はその上端をカバー57で覆ってお
り、このカバー57は固定部50に固定されている。
【0023】このように、本発明では、モータは固定軸
の内側に固定されていれば、固定部側に突出して配置さ
れていてもよい。このような場合、カバーグラスの厚さ
をによるねせいをするための補正環付対物レンズを使用
する時に、上記実施例と比較して視度環の操作性を向上
させることができる。また、モータ53はカバー55,
57により完全に覆われているので、内部に発生したゴ
ミを外部に落下させることはない。
の内側に固定されていれば、固定部側に突出して配置さ
れていてもよい。このような場合、カバーグラスの厚さ
をによるねせいをするための補正環付対物レンズを使用
する時に、上記実施例と比較して視度環の操作性を向上
させることができる。また、モータ53はカバー55,
57により完全に覆われているので、内部に発生したゴ
ミを外部に落下させることはない。
【0024】上述したように、本発明の電動レボルバに
よれば、レボルバを小型化することができ、更に歯車の
噛合で発生するゴミがレボルバの外部に落下することを
防止することができる。
よれば、レボルバを小型化することができ、更に歯車の
噛合で発生するゴミがレボルバの外部に落下することを
防止することができる。
【0025】
【図1】実施例の電動レボルバの断面図である。(図2
のB−B矢視)
のB−B矢視)
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】実施例の電動レボルバを装着した顕微鏡を示す
一部側面断面図である。
一部側面断面図である。
【図4】第1変形例を示す図であり、(a)は側面断面
図、(b)は(a)のD−D矢視断面図である。
図、(b)は(a)のD−D矢視断面図である。
【図5】第2変形例を示す図であり、(a)は側面断面
図、(b)は(a)のE−E矢視断面図である。
図、(b)は(a)のE−E矢視断面図である。
【図6】第3変形例を示す側面断面図である。
【図7】従来の電動レボルバを示す側面断面図である。
【図8】従来の電動レボルバを装着した顕微鏡を示す一
部側面断面図である。
部側面断面図である。
1…固定部
2…回転部
3…モータ
15…固定軸
21…対物レンズ装着孔
31…回転軸
32,34,37…伝達部材(歯車)
36,38…カバー
M…回転中心軸
O…光軸
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G02B 7/16
Claims (4)
- 【請求項1】複数の対物レンズを装着する装着孔を有
し、回転中心軸を中心に回転する回転部と、 前記回転部の中心部に設置され、回転軸を有し、前記回
転部を回転させる駆動力を発生させる原動機と、 前記原動機の駆動力を前記回転部に伝達する歯車と、 前記原動機及び前記歯車を覆い、前記回転部の中心部に
設置されるカバーとを有することを特徴とする電動レボ
ルバ。 - 【請求項2】前記カバーの内壁には、前記原動機の駆動
力を前記回転部に伝達する歯車が設けられていることを
特徴とする請求項1に記載の電動レボルバ。 - 【請求項3】前記原動機の回転軸は、前記回転部の回転
中心軸に対して偏心した位置に配置されていることを特
徴とする請求項1〜2の何れか1項に記載の電動レボル
バ。 - 【請求項4】複数の対物レンズを装着する装着孔を有
し、回転中心軸を中心に回転する回転部と、 前記回転部の中心部に設置され、回転軸を有し、前記回
転部を回転させる駆動力を発生させる原動機と、 前記原動機を覆い、前記回転部の中心部に設置され、前
記原動機の回転軸と固定されており、前記原動機の駆動
に伴い回転し、この回転に伴い前記回転部を回転させる
カバーとを有することを特徴とする電動レボルバ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26042092A JP3389614B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電動レボルバ |
US08/127,072 US5508850A (en) | 1992-09-30 | 1993-09-27 | Objective revolver of optical apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26042092A JP3389614B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電動レボルバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06109962A JPH06109962A (ja) | 1994-04-22 |
JP3389614B2 true JP3389614B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=17347693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26042092A Expired - Fee Related JP3389614B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電動レボルバ |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US5508850A (ja) |
JP (1) | JP3389614B2 (ja) |
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-
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- 1992-09-30 JP JP26042092A patent/JP3389614B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1993
- 1993-09-27 US US08/127,072 patent/US5508850A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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