JPH0437402B2 - - Google Patents

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JPH0437402B2
JPH0437402B2 JP61069503A JP6950386A JPH0437402B2 JP H0437402 B2 JPH0437402 B2 JP H0437402B2 JP 61069503 A JP61069503 A JP 61069503A JP 6950386 A JP6950386 A JP 6950386A JP H0437402 B2 JPH0437402 B2 JP H0437402B2
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barrel
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16MFRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
    • F16M11/00Stands or trestles as supports for apparatus or articles placed thereon ; Stands for scientific apparatus such as gravitational force meters
    • F16M11/02Heads
    • F16M11/18Heads with mechanism for moving the apparatus relatively to the stand
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16M11/02Heads
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16M13/02Other supports for positioning apparatus or articles; Means for steadying hand-held apparatus or articles for supporting on, or attaching to, an object, e.g. tree, gate, window-frame, cycle
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Lens Barrels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、望遠レンズ等の三脚座を有するレン
ズであつて、カメラボデイ側の駆動力により焦点
調節されるレンズの駆動装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 三脚座を有する望遠レンズは、従来三脚座に対
してレンズ鏡筒が自由に回転できるような構造と
なつている。その構造は大別して2つのタイプが
ある。その1つは三脚座の部分でレンズ全体を回
転させるものであり、他の1つはマウント部と自
動絞り機構を構成する部分のみを回転させるもの
である。前者は構造が簡単であるが、三脚座のレ
ンズを回転する部分に全重量が集中しており、更
にシヤツターブレを防止するために一般に三脚座
の位置をレンズの重心の位置よりも離すことが行
なわれているために、カメラを回転するにはかな
りのモーメントが存在する。したがつて、構図を
変える際にカメラを回転させるには、かなりの力
を必要とし使い勝手の観点から好ましくない。こ
れに対して、後者はたとえレンズが大口径で重量
が大きくとも、回転させる部分はごく僅かである
ために、構図を容易に変えることが可能である。
他方、レンズ鏡筒の焦点調節レンズをボデイ側
の動力源により駆動する自動焦点の一眼レフカメ
ラが最近脚光を浴びているが、この機構を後者の
タイプの望遠レンズに適用したのが第3図に示す
レンズ鏡筒である。ところがこの望遠レンズ鏡筒
は、構図を変えるためレンズ鏡筒を回転させる際
の操作力が大きく、しかもピントが狂つてしまう
という問題があつた。
そこでまず第3図の望遠レンズ鏡筒の構成およ
び問題点を詳細に説明する。
図示省略した三脚が取付けられる三脚座1に
は、ねじ部材2によつて固定筒3が固着されてお
り、この固定筒3内には回転筒4が回転自在に支
持されている。この回転筒4の外周面に形成され
た突起部5は、固定筒3に固着された環状のガイ
ド6に接触している。回転筒4はこのガイド6に
案内されて軸方向の移動を規制された状態で回動
可能である。三脚座1には、回転筒4を固定筒1
に固定させるためのロツク部材7が取付けられて
いる。
固定筒3に形成された小径部8には、外筒部9
と内筒部10とこれらを連結するフランジ部11
とからなる駆動環12の内筒部10が嵌合してお
り、小径部8にねじ結合された筒体13によつて
駆動環12の軸方向の移動が規制されている。ま
た、駆動環12の回動角度は、前記筒体13にね
じ止めされたストツパ14によつて規制されてい
る。
前記内筒部10内には、焦点調節用の可動レン
ズ15を支持するレンジ枠16が軸方向及び回転
方向に移動自在に装着されている。駆動環12の
回転をレンズ枠16(レンズ15)の光軸方向移
動に変換するために、駆動環12の内筒部10に
直進ガイド溝17が、また固定筒3の小径部8に
はカム溝18が形成され、この直進ガイド溝17
とカム溝18に、レンズ枠16に植設したピン1
9が嵌まつている。したがつて、駆動環12の外
筒部9を手動で回転させることによりレンズ15
が移動する。
回転筒4には、レンズ15をカメラボデイに組
込まれたモータによつても駆動できるようにする
ため、駆動軸24が回転自在に支持されている。
この駆動軸24は、その後端部をマウント部20
に位置してカメラボデイ側に接続されるジヨイン
ト部25とし、先端部に歯車23を有するもの
で、この歯車23は、固定筒3にねじ結合された
支持リング21に回転自在に装着された中間歯車
22と噛み合つている。また、固定筒3に回転自
在に取付けられた連動軸26の一端には、中間歯
車22と噛合う歯車27が設けられ、他端には駆
動環12の内筒部に形成された歯部28と噛合う
歯車29が取付けられている。これにより、カメ
ラボデイに組込まれた駆動源からの動力によつて
もレンズを駆動させることができることとなる。
しかしながら、この第3図の望遠レンズ鏡筒
は、回転筒4内に駆動軸24が設けられているた
めに次のような障害が生じてしまう。
つまり、構図を変える際に回転筒4を回転させ
ると、駆動軸24に設けられたジヨイント部25
が図示しないカメラボデイ側のジヨイント部と連
結されているために、中間歯車22及び連動軸2
6を介して駆動環12も回転してしまい、構図を
変えることによつてレンズ15が移動し、ピント
が狂つてしまう。また、ストリツパ14aによつ
て駆動環12の回転が規制された状態で回転筒4
を回転させると、中間歯車22が固定状態となつ
ているので、駆動軸24が回転を始める。
ところが、この駆動軸24は上述したようにジ
ヨイント部25の部分でカメラボデイ側のジヨイ
ント部に連結されており、このカメラボデイ側の
ジヨイント部は一般に、レンズ側からではモータ
を増速する方向となつたモータと減速歯車列とに
連結されているために、駆動軸24の回転によつ
てカメラボデイ側のジヨイント部を回転させるに
は、かなりのトルクを要する。したがつて、スト
ツパ14により駆動環12の回転が規制された時
には、回転筒4の回転はとたんに重くなるという
問題点がある。
「発明の目的」 本発明は、上記したような従来技術の問題点を
解消するためになされたものであり、カメラボデ
イ側の動力を用いてレンズの駆動を行なう、三脚
座を有するレンズにおいて、回転筒の部分のみを
回転させることによつて、容易にレンズ鏡筒を回
転させ得るようにすることを目的とする。
「発明の概要」 本発明はカメラボデイ側のモータ動力によつて
レンズを駆動させるためのレンズ鏡筒を、三脚座
が固着された固定筒と、カメラボデイ側に連結さ
れるマウント部を有する回転筒とに2分割し、カ
メラボデイ側に組み込まれたモータによつて駆動
されてレンズの駆動を行なう駆動軸を、回転筒の
回転に伴つて公転させたときには、その駆動軸の
回転をレンズに伝達しないようにしたものであつ
て、三脚座を有する固定筒内に、カメラボデイに
連結されるマウント部を有する回転筒を回転自在
に装着し、この回転筒にカメラボデイ側の動力源
によつて回転駆動される駆動軸を設けるととも
に、固定筒に、光軸を中心に回転する駆動歯車
と、この駆動歯車の回転に伴い光軸方向に移動す
るレンズを支持するとともに、固定筒または回転
筒に、光軸を中心とする太陽歯車を支持し、この
駆動歯車と、大陽歯車と、駆動軸に設けた歯車と
の間に、該駆動軸の回転を駆動歯車に伝達する一
方、前記回転筒の回転に伴う駆動軸の公転時には
駆動歯車に駆動軸の回転を伝達しない遊星歯車機
構を介在させたことを特徴としている。このよう
な構成によつて、カメラの構図を変える際に、カ
メラを回転筒と共に回転させても回転筒には負荷
ないし抵抗力が作用せず、容易にカメラを回転さ
せることができることになつた。
「発明の実施例」 以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明
する。第1図は本発明の一実施例に係るレンズ鏡
筒を示す図であり、第3図に示す従来のレンズ鏡
筒における部材と共通する部材には同一の符号を
付してある。
固定筒3の構造は第3図に示す従来例と同様で
あり、この固定筒3には三脚座1が固着されてい
る。また、この固定筒3内には、一端にカメラボ
デイ側と連結されるマウント部20を有する回転
筒4が回転自在に装着されている。更に、固定筒
3の外側には、この固定筒3内に設けられたレン
ズ15を手動の回動操作で光軸方向に移動させる
ための駆動環12が回転自在に設けられている。
回転筒4に回転自在に取付けられた駆動軸24の
カメラボデイ側端部には、ジヨイント部25が設
けられ、内端部には歯車23が設けられている。
またこの固定筒3の内周面には、光軸を中心とす
る太陽歯車としての内歯歯車33が固定されてい
る。
回転筒4の前側の端面にはビス30によつてギ
ヤケース31が固着され、このギヤケース31に
駆動軸24の回転を中間歯車22に伝達する差動
歯車機構32が取付けられている。差動歯車機構
32は、遊星歯車機構のどの歯車、腕も固定しな
いようにした遊星歯車機構の一種であり、固定筒
3に固着された内歯歯車33に噛合う歯車34と
傘歯車35とを有し、更にギヤケース31に回転
自在に支持されたスリーブ36を有する。そし
て、これらの歯車34、傘歯車35、及びスリー
ブ36の中心部を貫いている腕部材37の一端に
は、歯車23と噛合う歯車38が固着され、他端
にはそれぞれ前記傘歯車35と噛合う遊星歯車と
しての傘歯車39,40が回転自在に支持されて
いる。また、これらの遊星歯車としての傘歯車3
9,40と噛合う傘歯車41が一端に固着され、
他端には中間歯車22と噛合う歯車42が固着さ
れた軸43が、ギヤケース31に回転自在に取付
けられている。この差動歯車機構32によつて、
駆動軸24の回転を中間歯車22に伝達し、これ
を介してレンズの駆動を行なう一方、回転筒4を
回転させることによつて駆動軸24が光軸を中心
に公転する際には、この公転に伴う駆動軸24の
回転は、中間歯車22には伝達されず、レンズは
駆動されない。中間歯車22は、その回転によつ
てレンズを駆動する駆動歯車である。
すなわち、上記構成の本レンズ鏡筒は、カメラ
ボデイ側の動力によつてレンズ15を駆動するに
は、カメラボデイ側のモータによつて駆動軸24
を回転させる。すると歯車23と歯車38との噛
合いによつて、腕部材37が回転されることとな
る。このとき、傘歯車35はこれと一体の歯車3
4と内歯歯車33との噛合いによつて固定状態と
なつているので、傘歯車41、つまり歯車42に
は、傘歯車39,40を自転と公転に伴い、歯車
38の2倍の回転数が伝達される。このようにし
て中間歯車22が回転することによつて、レンズ
15は第3図に示した場合と同様にして駆動され
る。尚、上述したように、歯車42には歯車38
の2倍の回転が伝達されるように差動歯車機構3
2によつて増速されるので、歯車38を歯車23
よりも大きくして減速作用を持たせている。
これに対し、カメラの構図を変えるために、回
転筒4を固定筒3内で回転させた場合には、駆動
軸24はその一端部に設けられたジヨイント部2
5がカメラボデイ側に連結されているので、回転
しない。したがつて、腕部材37は回転せず、傘
歯車39,40は公転しない。ここで、回転筒4
が回転することに伴い、傘歯車35が光軸を中心
に公転するので、傘歯車35は内歯歯車33と歯
車34との噛合いによつて回転する。これによつ
て傘歯車35の回転は、傘歯車39,40,41
を介して歯車42に伝達されることとなる。とこ
ろが、この歯車42自体は光軸を中心として公転
しているために、中間歯車(駆動歯車)22には
回転は伝達されない。ただし、内歯歯車33と歯
車34との噛合いによつて傘歯車35まで伝達さ
れる回転のギヤ比と、中間歯車22と歯車42と
の噛合いで傘歯車41が回転するギヤ比と同じに
設定しておく。これによつて、回転筒4を回転さ
せてもレンズ15は作動しない。
次に、第2図に示す本発明の他の実施例につい
て説明する。尚、前記実施例における部材と共通
する部材には同一の符号を付してある。
回転筒4には2つの歯車50,51を有する、
光軸を中心とする太陽歯車としての回転内歯車5
2が回転自在に支持されており、この回転内歯車
52の内方に位置させて支持環53が固定筒3に
固着されている。尚、中間歯車(駆動歯車)22
は、この支持環53の外周に回転自在に支持され
ている。この支持環53の外周には、環状となつ
た回転ブラケツト54が回転自在に装着されてい
る。駆動軸24の他端に設けられた歯車23は、
回転内歯車52の歯部50に噛合つており、回転
ブラケツト54に取付けられた軸55は、回転内
歯車52の歯部51と、支持環53に固着された
歯車56と噛合う遊星歯車57が取付けられてい
る。更に、回転ブラケツト54に取付けられた軸
58には、回転筒4に固着された内歯車59と中
間歯車22とに噛合う遊星歯車60が取付けられ
ている。これらの遊星歯車57,60等によつて
遊星歯車機構32aが形成されている。
第2図に示すレンズ駆動装置の作動状態につい
て説明する。まず、カメラボデイ側の動力によつ
てレンズ15を駆動するには、カメラボデイ側の
モータによつて駆動軸24が回転すると、歯車2
3と回転内歯車52が回転することとなる。この
回転内歯車52が回転すると、歯車56が支持環
53を介して固定筒3に固定された状態となつて
いるために、遊星歯車57が光軸を中心に公転す
る。これにより、回転ブラケツト54が回転する
こととなり、遊星歯車60が公転する。この遊星
歯車60が公転すると、内歯車59は固定されて
いるために、中間歯車22が回転し、レンズ15
が駆動されることになる。
次いで、カメラの構図を変える場合のように回
転筒4を固定筒3内で回転させた場合には、前記
実施例と同様に、駆動軸24は、その一端部に設
けられたジヨイント部25がカメラボデイ側に連
結されているので回転しない。したがつて、回転
筒4内に回転自在となつた回転内歯車52は、回
転筒4に対して回転することなく回転筒4と一体
となつた状態で回転し、遊星歯車57は、固定状
態の歯車56の周りを公転する。
そして、回転内歯車52の歯部51から歯車5
6までのギヤ比と、内歯車59から中間歯車22
までのギヤ比とが同一に設定されているために、
遊星歯車60は前記遊星歯車57と同様に公転す
る。つまり、それぞれの遊星歯車57,60はそ
れぞれ固定状態となつた歯車56,22の外側を
公転するだけであり、中間歯車22は回転しな
い。したがつて、回転筒4を回転させても、駆動
環12は回転せず、レンズ15は作動しない。
以上の実施例は、いずれもレンズ15を駆動す
るための駆動歯車としての中間歯車22を設け、
この中間歯車22を駆動環12と連動させたもの
であるが、本発明は、駆動環12に設けた歯車自
体を駆動歯車とするレンズにも適用できる。第4
図は、そのタイプのレンズ構造を示すもので、固
定筒3と一体の三脚座1が駆動環12の前方に配
置されており、この駆動環12の後方に、固定筒
3に回転自在に支持された回転筒4が位置してい
る。この例では、駆動軸24の先端の歯車23を
直接駆動環12の歯部28に噛み合わせている。
第5図、第6図はそれぞれこの第4図のタイプ
のレンズに本発明を適用した実施例を示すもの
で、それぞれ第1図、第2図の実施例に対応して
いる。この実施例の符号は、第1図、第2図の実
施例の符号と共通である。
第5図においては、第一の実施例における歯車
42を駆動環12の歯部28に噛み合わせてお
り、第6図においては、同じく第一の実施例にお
ける歯車60を歯部28に噛み合わせている。す
なわち歯部28が駆動歯車となる。この両実施例
では、中間歯車22およびこれに関連する構成が
省略されており、より構造が単純となる。なお第
5図、第6図においては、回転筒4を固定筒3に
ロツクするためのロツク部材の図示を省略してい
る。
この他、第5図の実施例が第1図の実施例と異
なる点は、歯車34が中間歯車61を介して、固
定筒3と一体の外歯歯車33aと噛み合つている
点である。この外歯歯車33aは、第1図の実施
例における内歯歯車33に代わる太陽歯車で、歯
車列の回転方向の関係で必要になる。この中間歯
車61は、駆動環12の歯部28を内歯車にして
これを歯車42に噛み合わせれば、省略すること
が可能である。すなわちこの場合には歯車34を
外歯歯車33aに直接噛み合わせればよい。いず
れにしても、歯車33,33aから34に至るギ
ヤ比と、歯車28から42に至るギヤ比は等しく
設定するものである。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、カメラボデイ
側のモータ動力によつてレンズを駆動させるため
のレンズを、三脚座が固着された固定筒と、カメ
ラボデイ側と連結されるマウント部を有する回転
筒とに2分割し、カメラボデイ側に組込まれたモ
ータによつて駆動されてレンズの駆動を行なう駆
動軸を、回転筒の回転に伴つて公転させたときに
は、その駆動軸の回転をレンズに伝達しないよう
にしたので、カメラボデイ側からのモータの動力
によつてレンズの駆動を行ない得ると共に、固定
筒をその三脚座により三脚で支持させた状態にあ
つては、カメラボデイ側を回転筒と一緒に小さい
操作力で回転させることができ、しかもレンズは
移動しないので構図変更時にピントの狂いが生じ
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るカメラのレン
ズ駆動装置を示す半断面図、第2図は本発明の他
の実施例を示す半断面図、第3図は従来のカメラ
レンズ駆動装置を示す半断面図、第4図は本発明
を適用可能な他のタイプの三脚座を有するレンズ
の要部の断面図、第5図、第6図はそれぞれ第4
図のレンズ鏡筒に本発明を適用した実施例を示
す、第1図、第2図に対応する断面図である。 1……三脚座、3……固定筒、4……回転筒、
12……駆動環、15……レンズ、20……マウ
ント部、22……中間歯車(駆動歯車)、24…
…駆動軸、26……連結軸、28……歯部(駆動
歯車)、31……ギヤケース、32……差動歯車
機構(遊星歯車機構)、32a……遊星歯車機構、
33……内歯歯車(太陽歯車)、33a……外歯
歯車(太陽歯車)、39,40……傘歯車(遊星
歯車)、52……回転内歯車(太陽歯車)、57,
60……遊星歯車。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 三脚座を有する固定筒内に、カメラボデイに
    連結されるマウント部を有する回転筒を回転自在
    に装着し、 この回転筒にカメラボデイ側の動力源によつて
    回転駆動される駆動軸を設け、 固定筒に、光軸を中心に回転する駆動歯車と、
    この駆動歯車の回転に伴い光軸方向に移動するレ
    ンズとを支持するとともに、 固定筒または回転筒に、光軸を中心とする太陽
    歯車を支持し、 この駆動歯車と、太陽歯車と、上記駆動軸に設
    けた歯車との間に、該駆動軸の回転を駆動歯車に
    伝達する一方、前記回転筒の回転に伴う駆動軸の
    公転時には駆動歯車に駆動軸の回転を伝達しない
    遊星歯車機構を介在させたことを特徴とする三脚
    座を有するレンズの駆動装置。 2 特許請求の範囲第1項において、駆動歯車
    は、固定筒に回転自在に支持された中間歯車であ
    り、この中間歯車は、上記レンズを手動の回動操
    作で移動させる駆動環の歯車と連動している三脚
    座を有するレンズの駆動装置。 3 特許請求の範囲第1項において、駆動歯車
    は、上記レンズを手動の回動操作で移動させる駆
    動環に形成された歯車である三脚座を有するレン
    ズの駆動装置。
JP61069503A 1986-03-27 1986-03-27 三脚座を有するレンズの駆動装置 Granted JPS62226112A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61069503A JPS62226112A (ja) 1986-03-27 1986-03-27 三脚座を有するレンズの駆動装置
US07/030,517 US4789225A (en) 1986-03-27 1987-03-27 Device for driving a lens unit having a tripod mount

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61069503A JPS62226112A (ja) 1986-03-27 1986-03-27 三脚座を有するレンズの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62226112A JPS62226112A (ja) 1987-10-05
JPH0437402B2 true JPH0437402B2 (ja) 1992-06-19

Family

ID=13404600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61069503A Granted JPS62226112A (ja) 1986-03-27 1986-03-27 三脚座を有するレンズの駆動装置

Country Status (2)

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US (1) US4789225A (ja)
JP (1) JPS62226112A (ja)

Families Citing this family (5)

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