JP2008219379A - 情報通信システム、施設側装置、ユーザ側装置、状態検出装置、更新装置、施設側装置用プログラム、ユーザ側装置用プログラム、状態検出装置用プログラム及び更新装置用プログラム - Google Patents
情報通信システム、施設側装置、ユーザ側装置、状態検出装置、更新装置、施設側装置用プログラム、ユーザ側装置用プログラム、状態検出装置用プログラム及び更新装置用プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ユーザが所持するユーザ側装置と、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置を備える情報通信システムにおいて、施設側装置は、施設を訪れたユーザの所持するユーザ側装置から、ユーザ識別情報と、ユーザの顔撮影画像を表す外見情報と、ユーザの特徴を表す基本情報を取得する(S301〜S306)。そして、取得したユーザ識別情報及び基本情報に基づき、ユーザに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報を生成し(S307〜S310)、そのユーザの顔撮影画像とともに表示部に表示する(S311)。
【選択図】図4
Description
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、複数のユーザが同時に施設を訪れた場合にも各ユーザに応じた対応を実現することが可能な情報通信システムを提供することを目的としている。
すなわち、請求項29に記載の情報通信システムでは、更新装置は、前回の画像更新処理からあらかじめ定められた期間の経過後に画像更新処理を行う。例えば、所定時間ごとや設定された時刻に画像更新処理を行うようにする。このようにすれば、画像更新処理を適度に行うことが可能となる。
また、請求項34に記載の施設側装置によれば、請求項3の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項36に記載の施設側装置によれば、請求項5の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項38に記載の施設側装置によれば、請求項14の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項40に記載の施設側装置によれば、請求項16の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項42に記載の施設側装置によれば、請求項19の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項44に記載の施設側装置によれば、請求項24の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項46に記載の施設側装置によれば、請求項26の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項48に記載のユーザ側装置によれば、請求項4の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項50に記載のユーザ側装置によれば、請求項7の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項52に記載のユーザ側装置によれば、請求項11の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項54に記載のユーザ側装置によれば、請求項22の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項56に記載のユーザ側装置によれば、請求項26の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
次に、請求項58に記載の状態検出装置によれば、請求項5を引用する請求項20の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
次に、請求項60に記載の更新装置によれば、請求項28の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項62に記載の更新装置によれば、請求項30の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
また、請求項64に記載の更新装置によれば、請求項32の情報通信システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
[1.第1実施形態]
まず、第1実施形態の情報通信システムについて説明する。
図1は、第1実施形態の情報通信システムの概略構成を表すブロック図である。
この情報通信システムは、ユーザが立ち寄りうる施設(飲食店、販売店等)において、個々のユーザに応じたサービスの提供を実現するためのものであり、施設に設置された施設側装置10と、ユーザが所持するユーザ側装置20とから構成される。
[1−1−1.施設側装置の構成]
施設側装置10は、制御部11、記憶部12、通信部13及び表示部14を備える。
[1−1−2.ユーザ側装置の構成]
ユーザ側装置20は、施設を利用するユーザが携帯可能な可搬型端末(本実施形態では携帯電話端末を流用した構成)であり、制御部21、記憶部22及び通信部23を備える。
記憶部22は、各種情報を記憶可能に構成されている。そして、記憶部22には、当該ユーザ側装置20を所持するユーザに固有の識別情報であるユーザ識別情報と、そのユーザの外見的特徴を表す外見情報と、そのユーザに関する基本情報が、あらかじめ記憶されている。なお、これらの情報は、例えば、ユーザが本情報通信システムを利用するための加入手続を行った際に書き込まれ、必要に応じて更新される。
[1−2.情報通信システムで実行される処理]
次に、第1実施形態の情報通信システムを構成する各装置10,20で実行される処理について説明する。
まず、ユーザ側装置20の制御部21により実行される情報送信処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。この情報送信処理は、ユーザ側装置20の起動(電源オン)とともに開始され、ユーザ側装置20の動作が停止(電源オフ)するまで継続して行われる。
S103では、外見情報及び基本情報の送信要求であるユーザ情報送信要求が受信されたか否かを判定する。ここで、ユーザ情報送信要求は、後述するように、施設側装置10が施設において存在を検出したユーザ側装置20へ送信する情報である。
[1−2−2.サービス履歴記憶処理]
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるサービス履歴記憶処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。このサービス履歴記憶処理は、レジスタ15から履歴情報及びユーザを特定可能な情報(ユーザ特定情報)を受信することにより開始される。
続いて、S203では、レジスタ15から受信した履歴情報を、サービスの提供を受けたユーザのユーザ識別情報及び基本情報と対応付けて、記憶部12の履歴情報データベースに記憶させた後、本サービス履歴記憶処理を終了する。
次に、施設側装置10の制御部11により定期的(例えば1秒ごと)に実行されるユーザ情報表示処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
そして、S302で、ユーザ識別情報が受信されなかったと判定した場合(ユーザ側装置20を所持するユーザが施設に存在しない場合)には、そのまま本ユーザ情報表示処理を終了する。
S303では、受信されたユーザ識別情報(複数受信された場合にはすべてのユーザ識別情報)を、施設を訪れているユーザの情報として記憶部12のユーザリストに記憶させる。
続いて、S306では、S305で受信した外見情報及び基本情報をユーザリストに記憶させる。ここで、ユーザリストには、施設を訪れているユーザのユーザ識別情報が既に記憶されているため、そのユーザ識別情報と対応付けて、外見情報及び基本情報を記憶させる。この結果、ユーザリストには、施設を訪れているユーザの情報として、ユーザ識別情報、外見情報及び基本情報が対応付けて記憶されることになる。
続いて、S311では、ユーザリストにユーザ識別情報が記憶されている各ユーザの外見情報、基本情報、サービス選定情報及び履歴情報を、表示部14に表示させ、本ユーザ情報表示処理を終了する。
以上説明したように、第1実施形態の情報通信システムによれば、次の効果が得られる。
・図6(a)に示すように、あるユーザA(Aさん)が自身のユーザ側装置20を所持して施設を訪れるケースが考えられる。このケースでは、施設において、ユーザAに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報がユーザAの顔撮影画像とともに表示部14に表示される。
なお、第1実施形態の情報通信システムでは、情報送信処理(図2)におけるS104の処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、外見情報送信手段に相当する。
次に、第2実施形態の情報通信システムについて説明する。
[2−1.全体構成]
図7は、第2実施形態の情報通信システムの概略構成を表すブロック図である。
管理装置30は、複数のユーザ及び複数の施設に関する情報を統括管理するためのものであり、制御部31、記憶部32及び通信部33を備える。
記憶部32は、各種情報を記憶可能に構成されている。そして、記憶部32には、当該管理装置30の管理下にある複数の施設を利用したユーザの利用履歴を管理するためのデータベースである履歴情報データベースが記憶されている。この履歴情報データベースは、後述するように、施設側装置10から送信されてくる履歴情報を蓄積したものである。
第2実施形態の施設側装置10は、履歴情報データベースが記憶部12に記憶されていない点と、当該施設側装置10の設置された施設に固有の識別情報である施設識別情報が記憶部12にあらかじめ記憶されている点が、第1実施形態の施設側装置10と異なる。
第2実施形態の情報通信システムに用いられるユーザ側装置20は、第1実施形態のユーザ側装置20と同一の構成である。
次に、第2実施形態の情報通信システムを構成する各装置10,20,30で実行される処理について説明する。
ユーザ側装置20の制御部21により実行される情報送信処理は、第1実施形態の情報送信処理(図2)と同一であるため、説明を省略する。
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるサービス履歴記憶処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。第2実施形態のサービス履歴記憶処理は、第1実施形態のサービス履歴記憶処理(図3)と対比すると、S203の処理に代えて、S403の処理を行う点が異なる。その他、S401,S402の各処理内容は、S201,S202の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるユーザ情報表示処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。第2実施形態のユーザ情報表示処理は、第1実施形態のユーザ情報表示処理(図4)と対比すると、S307〜S309の処理に代えて、S507,S508の処理を行う点が異なる。その他、S501〜S506,S509,S510の各処理内容は、S301〜S306,S310,S311の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
次に、管理装置30の制御部31により実行される情報管理処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。この情報管理処理は、管理装置30の起動(電源オン)とともに開始され、管理装置30の動作が停止(電源オフ)するまで継続して行われる。
S608では、履歴情報の登録要求として、履歴情報、ユーザ識別情報、基本情報及び施設識別情報が受信されたか否かを判定する。なお、履歴情報の登録要求は、前述したサービス履歴記憶処理(図8)におけるS403で施設側装置10により送信される。
[2−3.効果]
以上説明したように、第2実施形態の情報通信システムによれば、第1実施形態と同様の効果に加え、次の効果が得られる。
なお、第2実施形態の情報通信システムでは、情報送信処理(図2)におけるS104の処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、外見情報送信手段に相当する。
[3.第3実施形態]
次に、第3実施形態の情報通信システムについて説明する。
図11は、第3実施形態の情報通信システムの概略構成を表すブロック図である。
第3実施形態の情報通信システムは、第2実施形態の情報通信システム(図7)と対比すると、管理装置30が、複数のユーザについての履歴情報だけでなく、各ユーザの外見情報及び基本情報についても管理するように構成されている点が異なる。
一方、管理装置30の記憶部32には、複数のユーザについての外見情報及び基本情報を登録するユーザ情報データベースが記憶されている。このユーザ情報データベースにおいて、各ユーザの外見情報及び基本情報は、そのユーザのユーザ識別情報と対応付けて登録されており、ユーザの外見情報及び基本情報をそのユーザのユーザ識別情報を手がかりとして検索可能となっている。
[3−2.情報通信システムで実行される処理]
次に、第3実施形態の情報通信システムを構成する各装置10,20,30で実行される処理について説明する。
まず、ユーザ側装置20の制御部21により実行される情報送信処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。第3実施形態の情報送信処理は、第2実施形態の情報送信処理(図2)と対比すると、S103,S104の処理を行わない点が異なる。その他、S701,S702の各処理内容は、S101,S102の各処理内容と同一であるため、具体的な処理内容についての説明は省略する。
施設側装置10の制御部11により実行されるサービス履歴記憶処理は、第2実施形態のサービス履歴記憶処理(図8)と同一であるため、説明を省略する。
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるユーザ情報表示処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。第3実施形態のユーザ情報表示処理は、第2実施形態のユーザ情報表示処理(図9)と対比すると、S504,S505,S507,S508の処理に代えて、S804,S805の処理を行う点が異なる。その他、S801〜S803,S806〜S808の各処理内容は、S501〜S503,S506,S509,S510の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
次に、管理装置30の制御部31により実行される情報管理処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。この情報管理処理は、第2実施形態の情報管理処理(図10)と対比すると、S601,S607の処理に代えて、S901,S902,S908の処理を行う点が異なる。その他、S903〜S907,S909,S910の各処理内容は、S602〜S606,S608,S609の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
以上説明したように、第3実施形態の情報通信システムによれば、第2実施形態と同様の効果((1D)を除く)に加え、次の効果が得られる。
なお、第3実施形態の情報通信システムでは、情報送信処理(図12)におけるS702の処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、外見情報送信手段に相当する。
[4.第4実施形態]
次に、第4実施形態の情報通信システムについて説明する。
図15は、第4実施形態の情報通信システムの概略構成を表すブロック図である。
第4実施形態の情報通信システムは、第1実施形態の情報通信システム(図1)と対比すると、車両50に搭載された車両側装置40を更に備える点が異なる。以下、第1実施形態の情報通信システムと相違する部分を中心に説明し、共通する部分については同一符号を用いるとともに説明を省略する。
車両側装置40は、制御部41、記憶部42及び通信部43を備える。
制御部41は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを中心に構成されており、各種処理を実行する。また、制御部41は、車両50に搭載されたモニタカメラ51、エンジン制御装置52等と通信可能に接続されている。
通信部43は、ユーザ側装置20との間で近距離無線通信を行うためのものであり、車両50の室内全域をカバーする通信エリア(近距離無線通信可能なエリア)に存在するユーザ側装置20との間で無線通信が可能となる。
第4実施形態の情報通信システムに用いられる施設側装置10は、第1実施形態の施設側装置10と同一の構成である。
第4実施形態の情報通信システムにおいて、ユーザ側装置20の通信部13は、施設側装置10との間だけでなく、車両側装置40との間でも近距離無線通信を行うように構成されている。
次に、第4実施形態の情報通信システムを構成する各装置10,20,40で実行される処理について説明する。
まず、車両側装置40の制御部41により実行される外見情報更新処理について、図16のフローチャートを用いて説明する。この外見情報更新処理は、エンジン制御装置52からの通知に基づき車両50のエンジンの始動が検出されることにより開始される。
続いて、S1003では、運転席に存在するユーザ(運転者)の顔をモニタカメラ51に撮影させる。
次に、ユーザ側装置20の制御部21により実行される情報送信処理について、図17のフローチャートを用いて説明する。第4実施形態の情報送信処理は、第1実施形態の情報送信処理(図2)と対比すると、S1101〜S1104の処理を行う点が異なる。その他、S1105〜S1108の各処理内容は、S101〜S104の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
S1103では、運転者の撮影画像が受信されたか否かを判定する。なお、撮影画像は、前述した外見情報更新処理(図16)におけるS1006で車両側装置40により送信される。
[4−2−3.サービス履歴記憶処理]
施設側装置10の制御部11により実行されるサービス履歴記憶処理は、第1実施形態のサービス履歴記憶処理(図3)と同一であるため、説明を省略する。
施設側装置10の制御部11により実行されるユーザ情報表示処理も、第1実施形態のユーザ情報表示処理(図4)と同一であるため、説明を省略する。
以上説明したように、第4実施形態の情報通信システムによれば、第1実施形態と同様の効果に加え、次の効果が得られる。
なお、第4実施形態の情報通信システムでは、情報送信処理(図17)におけるS1108の処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、外見情報送信手段に相当する。
[5.第5実施形態]
次に、第5実施形態の情報通信システムについて説明する。なお、全体構成図については第4実施形態の情報通信システムのもの(図15)を流用する。
第5実施形態の情報通信システムは、第4実施形態の情報通信システムと対比すると、ユーザ側装置20に記憶されている外見情報を更新する条件が異なる。以下、第4実施形態の情報通信システムと相違する部分を中心に説明し、共通する部分については同一符号を用いるとともに説明を省略する。
次に、第5実施形態の情報通信システムを構成する各装置10,20,40で実行される処理について説明する。
まず、車両側装置40の制御部41により実行される外見情報更新処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。第5実施形態の外見情報更新処理は、第4実施形態の外見情報更新処理(図16)と対比すると、S1001,S1002の処理に代えて、S1201,S1202の処理を行う点と、S1203,S1204,S1208の処理を更に行う点が異なる。その他、S1205〜S1207,S1209の各処理内容は、S1003〜S1006の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
そして、S1203で、更新予定時期を過ぎたものが存在しないと判定した場合には、そのまま本外見情報更新処理を終了する。
一方、S1204で、撮影用の光量が確保される時間帯であると判定した場合には、S1205へ移行して運転者を撮影する。
そして、S1208で、更新予定時期を過ぎたものでないと判定した場合には、そのまま本外見情報更新処理を終了する。
次に、ユーザ側装置20の制御部21により実行される情報送信処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。第5実施形態の情報送信処理は、第4実施形態の情報送信処理(図17)と対比すると、S1101,S1102,S1104の処理に代えて、S1301,S1302,S1305の処理を行う点と、S1304の処理を更に行う点が異なる。その他、S1103,S1105〜S1108の各処理内容は、S1303,S1306〜S1309の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
施設側装置10の制御部11により実行されるサービス履歴記憶処理は、第4実施形態のサービス履歴記憶処理(図3)と同一であるため、説明を省略する。
施設側装置10の制御部11により実行されるユーザ情報表示処理も、第4実施形態のユーザ情報表示処理(図4)と同一であるため、説明を省略する。
以上説明したように、第5実施形態の情報通信システムによれば、第4実施形態と同様の効果に加え、次の効果が得られる。
なお、第5実施形態の情報通信システムでは、情報送信処理(図19)におけるS1309の処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、外見情報送信手段に相当する。
[6.第6実施形態]
次に、第6実施形態の情報通信システムについて説明する。
図20は、第6実施形態の情報通信システムの概略構成を表すブロック図である。
第6実施形態の情報通信システムは、第4実施形態の情報通信システムと対比すると、ユーザに関する固定の情報(ユーザ識別情報及び基本情報)に加え、ユーザのそのときの状態(時期的な変動を伴う状態)を表す状態情報を加味してサービス選定情報が生成される点が異なる。以下、第4実施形態の情報通信システムと相違する部分を中心に説明し、共通する部分については同一符号を用いるとともに説明を省略する。
第6実施形態の情報通信システムにおいて、車両側装置40の制御部41は、車両50に搭載されたモニタカメラ51、エンジン制御装置52に加え、ナビゲーション制御装置53と通信可能に接続されている。
第6実施形態の情報通信システムに用いられる施設側装置10は、制御部11が実行する処理の内容(後述する)を除き、第1実施形態の施設側装置10と同一の構成である。
第6実施形態の情報通信システムにおいて、ユーザ側装置20の記憶部22には、ユーザ識別情報、外見情報、基本情報に加え、当該ユーザ側装置20を所持するユーザのそのときの状態を表す状態情報が記憶されている。
次に、第6実施形態の情報通信システムを構成する各装置10,20,40で実行される処理について説明する。
まず、車両側装置40の制御部41により実行される外見情報更新処理について、図21のフローチャートを用いて説明する。第6実施形態の外見情報更新処理は、第4実施形態の外見情報更新処理(図16)と対比すると、S1407〜S1409の処理を行う点が異なる。その他、S1401〜S1406の各処理内容は、S1001〜S1006の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
[6−2−2.情報送信処理]
次に、ユーザ側装置20の制御部21により実行される情報送信処理について、図22のフローチャートを用いて説明する。第6実施形態の情報送信処理は、第4実施形態の情報送信処理(図17)と対比すると、S1505,S1506の処理を行う点、及び、S1107,S1108の処理に代えてS1509,S1510の処理を行う点が異なる。その他、S1501〜S1504,S1507,S1508の各処理内容は、S1101〜S1106の各処理内容と同一であるため、具体的な処理内容についての説明は省略する。
また、S1509では、外見情報、基本情報及び状態情報の送信要求であるユーザ情報送信要求が受信されたか否かを判定する。ここで、ユーザ情報送信要求は、後述するように、施設側装置10が施設において存在を検出したユーザ側装置20へ送信する情報である。
[6−2−3.サービス履歴記憶処理]
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるサービス履歴記憶処理について、図23のフローチャートを用いて説明する。第6実施形態のユーザ情報表示処理は、第4実施形態のユーザ情報表示処理(図3)と対比すると、S202,S203の処理に代えて、S1602,S1603の処理を行う点が異なる。その他、S1601の処理内容は、S201の処理内容と同一であるため、この処理内容についての説明は省略する。
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるユーザ情報表示処理について、図24のフローチャートを用いて説明する。第6実施形態のユーザ情報表示処理は、第4実施形態のユーザ情報表示処理(図4)と対比すると、S304〜S306,S309の処理に代えて、S1704〜S1706,S1709の処理を行う点が異なる。その他、S1701〜S1703,S1707,S1708,S1710,S1711の各処理内容は、S301〜S303,S307,S308,S310,S311の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
続いて、S1706では、S1705で受信した外見情報、基本情報及び状態情報をユーザリストに記憶させる。ここで、ユーザリストには、施設を訪れているユーザのユーザ識別情報が既に記憶されているため、そのユーザ識別情報と対応付けて、外見情報、基本情報及び状態情報を記憶させる。この結果、ユーザリストには、施設を訪れているユーザの情報として、ユーザ識別情報、外見情報、基本情報及び状態情報が対応付けて記憶されることになる。
また、S1709では、ユーザ識別情報Xに対応する基本情報Xと同一又は類似の基本情報と対応付けられた履歴情報であって、ユーザ識別情報Xに対応する状態情報Xと同一又は類似の状態情報と対応付けられたものを抽出した後、S1710へ移行する。本実施形態では、第1実施形態(S310)と同様、基本情報Xに含まれる特定の情報と同一又は類似の情報を含む基本情報を、基本情報Xに類似する基本情報とする。また、状態情報Xの表す運転時間を基準とした前後2時間以内の範囲内に含まれる状態情報を、状態情報Xに類似する状態情報とする。つまり、ユーザの履歴情報が存在しない場合には、そのユーザに類似したユーザの履歴情報であってユーザの現時点での状態に類似するものを抽出するようにしている。
以上説明したように、第6実施形態の情報通信システムによれば、第4実施形態と同様の効果に加え、次の効果が得られる。
なお、第6実施形態の情報通信システムでは、情報送信処理(図22)におけるS1510の処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、外見情報送信手段に相当する。
次に、第7実施形態の情報通信システムについて説明する。
[7−1.全体構成]
図25は、第7実施形態の情報通信システムの概略構成を表すブロック図である。
次に、第7実施形態の情報通信システムを構成する各装置10,20で実行される処理について説明する。
まず、ユーザ側装置20の制御部21により実行される情報送信処理について、図26のフローチャートを用いて説明する。第7実施形態の情報送信処理は、第1実施形態の情報送信処理(図2)と対比すると、S103,S104の処理に代えて、S1803〜S1809の処理を行う点が異なる。その他、S1801,S1802の各処理内容は、S101,S102の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
S1808では、履歴情報の登録要求として、履歴情報及び施設識別情報が受信されたか否かを判定する。ここで、履歴情報の登録要求は、後述するように、施設においてユーザに対するサービスの提供が行われた場合に、施設側装置10がユーザ側装置20へ送信する情報である。
[7−2−2.サービス履歴記憶処理]
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるサービス履歴記憶処理について、図27のフローチャートを用いて説明する。第7実施形態のサービス履歴記憶処理は、第1実施形態のサービス履歴記憶処理(図3)と対比すると、S202,S203の処理に代えて、S1902の処理を行う点が異なる。その他、S1901の処理内容は、S201の処理内容と同一であるため、この処理内容についての説明は省略する。
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるユーザ情報表示処理について、図28のフローチャートを用いて説明する。第7実施形態のユーザ情報表示処理は、第1実施形態のユーザ情報表示処理(図4)と対比すると、S304,S305,S307〜S309の処理に代えて、S2004,S2005の処理を行う点が異なる。その他、S2001〜S2003,S2006〜S2008の各処理内容は、S301〜S303,S306,S310,S311の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
以上説明したように、第7実施形態の情報通信システムによれば、第1実施形態と同様の効果((1E)を除く)に加え、次の効果が得られる。
なお、第7実施形態の情報通信システムでは、情報送信処理(図26)におけるS1807の処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、外見情報送信手段に相当する。また、ユーザ側装置20の記憶部22が、履歴情報記憶手段に相当する。
次に、第8実施形態の情報通信システムについて説明する。
[8−1.全体構成]
図29は、第8実施形態の情報通信システムの概略構成を表すブロック図である。
一方、施設側装置10の記憶部12には、複数のユーザについての外見情報及び基本情報を登録するユーザ情報データベースが記憶されている。このユーザ情報データベースにおいて、各ユーザの外見情報及び基本情報は、そのユーザのユーザ識別情報と対応付けて登録されており、ユーザの外見情報及び基本情報をそのユーザのユーザ識別情報を手がかりとして検索可能となっている。
[8−2.情報通信システムで実行される処理]
次に、第8実施形態の情報通信システムを構成する各装置10,20で実行される処理について説明する。
ユーザ側装置20の制御部21により実行される情報送信処理は、第1実施形態の情報送信処理(図2)とは異なるが、第3実施形態の情報送信処理(図12)と同一であるため、説明を省略する。
施設側装置10の制御部11により実行されるサービス履歴記憶処理は、第1実施形態のサービス履歴記憶処理(図3)と同一であるため、説明を省略する。
次に、施設側装置10の制御部11により実行されるユーザ情報表示処理について、図30のフローチャートを用いて説明する。第8実施形態のユーザ情報表示処理は、第1実施形態のユーザ情報表示処理(図4)と対比すると、S304〜S306の処理に代えて、S2104の処理を行う点が異なる。その他、S2101〜S2103,S2105〜S2109の各処理内容は、S301〜S303,S307〜S311の各処理内容と同一であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
[8−3.効果]
以上説明したように、第8実施形態の情報通信システムによれば、第1実施形態と同様の効果((1D)を除く)に加え、次の効果が得られる。
なお、第8実施形態の情報通信システムでは、情報送信処理(図12)におけるS702の処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、外見情報送信手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
上記第8実施形態では、複数のユーザについての外見情報及び基本情報を登録するユーザ情報データベースが施設側装置10の記憶部12に記憶されている構成の情報通信システムを例示した。この第8実施形態の情報通信システムは、第1実施形態の情報通信システムを基に構成したものであるが、これに限定されるものではない。例えば、第2実施形態のように管理装置30を備える情報通信システムを基に構成することや、第7実施形態のようにユーザ側装置20が履歴情報を記憶する情報通信システムを基に構成することも可能である。
上記第4〜第6実施形態では、ユーザ側装置20に記憶される外見情報を自動的に更新する構成の情報通信システムを例示した。ここで、外見情報を更新するタイミングは、上記実施形態で例示した内容に限定されるものではない。
上記各実施形態では、車両50でユーザを撮影して外見情報を更新する構成を例示したが、これに限定されるものではなく、車両50以外の場所でユーザを撮影して外見情報を更新するようにしてもよい。例えば、顔を撮影するための専用の場所を施設に設けるようにしてもよい。
上記各実施形態では、外見情報として、顔撮影画像を用いた構成を例示したが、これに限定されるものではなく、ユーザの外見的特徴を表すものであればよい。例えば、ユーザの似顔絵等を用いてもよい。また、ユーザの身長、体重、年齢、性別、眼鏡の有無、顔の特徴、体型(やせ型等)、社会的地位、国籍等のように、ユーザの外見的特徴を判断する手がかりとなるような情報を外見情報として用いることも可能である。
上記各実施形態では、基本情報として、ユーザの氏名、身長、体重、年齢、血液型、家族構成、趣味の情報を例示した。これらのうち、身長、体重、年齢は、ユーザを外見的特徴に基づき見分ける際にも利用することが可能である。このような情報としては、他にも、性別、眼鏡の有無、国籍等の情報が挙げられる。
[9−6.施設側装置によるユーザ側装置からの情報の取得]
上記第1、第2、第4〜第7実施形態では、施設側装置10が、ユーザ側装置20からユーザ識別情報を取得することにより施設を訪れているユーザのユーザ側装置20を検出し、検出したユーザ側装置20に対しユーザ情報送信要求を送信することにより外見情報等を取得する。しかしながら、施設側装置10がユーザ側装置20から外見情報等を取得するタイミングは、これに限定されるものではない。
上記各実施形態では、ユーザ側装置20として携帯電話端末を流用して構成されたものを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、PDA等の携帯情報機器、車両50の電子キー(スマートキー)等、無線通信可能な仕組みを有する記憶装置を流用して構成してもよく、また、ICカード、エディカード、USBメモリ、SDカード等、近接型や接触型のデータ授受を行う記憶装置を用いてもよい。また、他の装置を流用するのではなく、専用機として構成してもよい。
上記第2、第3実施形態では、複数の施設の情報を統括管理する管理装置30を備えた構成を例示したが、この管理装置30は、例えば、いずれかの施設に設けられた施設側装置10と一体に構成されていてもよい。また、管理装置30は、上記第4〜第6実施形態のように、車両側装置40を備える情報通信システムにも用いることができる。
上記第2、第3実施形態では、施設側装置10が、ユーザ側装置20から受信したユーザ識別情報と、当該施設側装置10の設置された施設の施設識別情報を、履歴情報の送信要求として管理装置30へ送信することにより、管理装置30から履歴情報等を取得する。しかしながら、施設側装置10が管理装置30から履歴情報等を取得する方法はこれに限定されるものではない。
すなわち、まず、施設側装置10が、当該施設側装置10の設置された施設の施設識別情報をユーザ側装置20へ送信する。そして、ユーザ側装置20は、当該ユーザ側装置20を所持するユーザのユーザ識別情報と、施設側装置10から受信した施設識別情報を、履歴情報の送信要求として管理装置30へ送信することにより、管理装置30から履歴情報等を取得する。こうして取得した履歴情報等を、ユーザ側装置20が施設側装置10へ送信する。このようにすれば、施設側装置10は、ユーザ側装置20を介して間接的に管理装置30から履歴情報等を取得することができる。
上記各実施形態では、施設側のサービス提供者が、施設においてユーザに対するサービスの提供が行われた際に、サービスの提供を受けたユーザを特定可能な情報をレジスタ15に入力するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、レジスタ15付近に狭い通信エリアを形成し、その通信エリアで検出されたユーザ側装置20に基づきユーザを特定するようにしてもよい。また、サービスの提供を受けたユーザの顔を施設に設けられたカメラで撮影し、その顔撮影画像に基づきユーザを特定するようにしてもよい。
上記第1〜第6、第8実施形態では、ユーザの履歴情報が存在しない場合にはそのユーザと特徴が共通する他のユーザの履歴情報に基づきサービス選定情報を生成するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザの履歴情報が存在する場合にも、履歴情報の数が少ない場合には、他のユーザの履歴情報も加味してサービス選定情報を生成するようにしてもよい。また、ユーザの履歴情報の数に関係なく、常に他のユーザの履歴情報も加味してサービス選定情報を生成するようにしてもよい。逆に、他のユーザの履歴情報は一切用いないようにすることも可能である。
上記第6実施形態では、車両50のエンジンの停止が検出されたことをもってユーザの降車が検出されたと判定するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、運転席側のドアの開閉が検出されたことをもってユーザの降車が検出されたと判定するようにしてもよい。
上記第6実施形態では、ユーザ側装置20を所持するユーザの状態を示す状態情報として、車両50の継続的な運転時間を検出するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、運転経路、運転中における車速の変移、立ち寄った施設等を検出するようにしてもよい。また、検出する情報は運転状況に関するものに限定されるものではなく、例えば、車両50に乗車しているユーザ(運転者に限らない)の生体情報(心拍数や血圧等)を検出するようにしてもよい。一方、ユーザの状態に代えて又はユーザの状態とともに、例えば、車載機器の状態を、車両50の状態を示す状態情報として検出するようにしてもよい。
・車速の変移の情報が状態情報に含まれている場合、高スピードで運転して施設に到着したユーザに対しては、気持ちをリラックスさせるような話題で会話することができる。
[9−14.情報の表示]
上記各実施形態では、施設を訪れているユーザの外見情報、基本情報、サービス選定情報及び履歴情報を表示部14に表示させる構成を例示したが、表示させる内容はこれに限定されるものではない。例えば、ユーザの外見情報及び基本情報のみを表示部14に表示させるようにしてもよい。このようにしても、施設を訪れたユーザを名前で呼ぶというサービスを行うことができる。また、例えば、外見情報や基本情報を加工(余分な情報を削除する等)した上で表示させるようにしてもよい。
本発明の情報通信システムは、様々な施設に適用可能である。例えば、レストランやパブ等の飲食店、デパートやスーパー等の大型店舗、ブティックや家具や電化製品等の小売店舗、理髪店や美容院、ホテル等の宿泊施設、病院、スポーツクラブ、カーディーラや駐車場、カルチャーセンター、ディズニーランド等の遊戯施設、空港や駅や港、音楽や映像の販売店などが挙げられる。なお、施設はこれらに限定されるものではない。
Claims (69)
- ユーザが所持するユーザ側装置と、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置を備える情報通信システムであって、
前記ユーザ側装置は、当該ユーザ側装置を所持するユーザに関する情報として少なくともそのユーザの外見的特徴を特定可能なユーザ特定情報を前記施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備え、
前記施設側装置は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を出力する出力手段を備えること
を特徴とする情報通信システム。 - 前記施設側装置は、前記ユーザ側装置との間で無線通信可能に構成されており、当該施設側装置と通信状態にあるユーザ側装置から前記ユーザ特定情報を受信すること
を特徴とする請求項1に記載の情報通信システム。 - 前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を報知すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報を、そのユーザ特定情報に基づき生成するサービス情報生成手段を備え、
前記出力手段は、前記ユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項3に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置は、当該施設側装置の設けられた施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、
前記サービス情報生成手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項4に記載の情報通信システム。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報の表すユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項5に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置は、複数のユーザの外見的特徴を表す外見情報を記憶する外見情報記憶手段を備え、
前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、前記外見情報記憶手段に記憶される外見情報の中から当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す外見情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報を前記外見情報記憶手段から取得し、取得した外見情報の表す外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項5に記載の情報通信システム。 - 複数の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する管理装置を備え、
前記施設側装置のサービス情報生成手段は、前記管理装置に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザ及び当該施設側装置の設けられた施設の両方に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項4に記載の情報通信システム。 - 前記管理装置は、前記施設側装置から前記ユーザ特定情報及び施設に関する施設情報を受信した場合に、受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザ及び受信した施設情報に基づき特定される施設の両方に関連する履歴情報をその施設側装置へ送信する履歴情報返信手段を備え、
前記施設側装置のサービス情報生成手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報及び当該施設側装置の設けられた施設に関する施設情報を前記管理装置へ送信して前記履歴情報を取得すること
を特徴とする請求項8に記載の情報通信システム。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報の表すユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項8又は請求項9に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置は、複数のユーザの外見的特徴を表す外見情報を記憶する外見情報記憶手段を備え、
前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、前記外見情報記憶手段に記憶される外見情報の中から当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す外見情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報を前記外見情報記憶手段から取得し、取得した外見情報の表す外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項8又は請求項9に記載の情報通信システム。 - 前記管理装置は、複数のユーザの外見的特徴を表す外見情報を記憶可能に構成されており、
前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、前記管理装置に記憶される外見情報の中から当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す外見情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報を前記管理装置から取得し、取得した外見情報の表す外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項8又は請求項9に記載の情報通信システム。 - 前記管理装置は、前記施設側装置から前記ユーザ特定情報を受信した場合に、受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報をその施設側装置へ送信する外見情報返信手段を備え、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報を前記管理装置へ送信して前記外見情報を取得すること
を特徴とする請求項12に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置のサービス情報生成手段は、当該施設側装置の設けられた施設において過去に提供されたサービスの履歴情報に基づき前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項8から請求項13までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置のサービス情報生成手段は、当該施設側装置の設けられた施設と同一種類の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報に基づき前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項8から請求項13までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザに固有の識別情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記サービス情報生成手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される識別情報に該当するユーザが過去に提供を受けたサービスの履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項5から請求項15までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの特徴を表す特徴情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記サービス情報生成手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される特徴情報に該当するユーザが過去に提供を受けたサービスの履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項5から請求項15までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - 前記サービス情報生成手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される特徴情報と同一又は類似の特徴情報のユーザが過去に提供を受けたサービスの履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項17に記載の情報通信システム。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザに関する状態を表す状態情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記サービス情報生成手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される状態情報に該当する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項5から請求項18までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - 車両に搭載された状態検出装置を備え、
前記状態検出装置は、
車両に乗車するユーザの状態及び車両の状態のうち少なくとも一方を検出する状態検出手段と、
前記状態検出手段により検出された状態を表す状態情報を前記ユーザ側装置へ送信する状態情報送信手段を備え、
前記外見情報送信手段は、前記状態検出装置から受信した状態情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として前記施設側装置へ送信すること
を特徴とする請求項19に記載の情報通信システム。 - 前記ユーザ側装置は、当該ユーザ装置を所持するユーザが複数の施設において過去に提供を受けたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、
前記施設側装置のサービス情報生成手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、当該施設側装置の設けられた施設に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項4に記載の情報通信システム。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報の表すユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項21に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置は、複数のユーザの外見的特徴を表す外見情報を記憶する外見情報記憶手段を備え、
前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、前記外見情報記憶手段に記憶される外見情報の中から当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す外見情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報を前記外見情報記憶手段から取得し、取得した外見情報の表す外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項21に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置のサービス情報生成手段は、当該施設側装置の設けられた施設において過去に提供されたサービスの履歴情報に基づき前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項21から請求項23までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - 前記施設側装置のサービス情報生成手段は、当該施設側装置の設けられた施設と同一種類の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報に基づき前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項21から請求項23までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの顔を撮影した顔撮影画像を外見的特徴として特定可能なユーザ特定情報を前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの顔撮影画像を出力すること
を特徴とする請求項1から請求項25までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - ユーザの顔を撮影し、顔撮影画像をそのユーザが所持するユーザ側装置へ送信する画像更新処理を行う更新装置を備え、
前記外見情報送信手段は、前記更新装置から受信した顔撮影画像を外見的特徴として特定可能なユーザ特定情報を前記施設側装置へ送信すること
を特徴とする請求項26に記載の情報通信システム。 - 前記更新装置は、車両に設けられ、車両の運転席に存在するユーザの顔を撮影すること
を特徴とする請求項27に記載の情報通信システム。 - 前記更新装置は、前回の画像更新処理からあらかじめ定められた期間の経過後に前記画像更新処理を行うこと
を特徴とする請求項27又は請求項28に記載の情報通信システム。 - 前記期間は、ユーザの年齢に応じて異なる長さに設定されること
を特徴とする請求項29に記載の情報通信システム。 - 前記更新装置は、撮影用の光量が確保されている状況で前記画像更新処理を行うこと
を特徴とする請求項27から請求項30までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - 前記更新装置は、ユーザが施設において所定のサービスの提供を受けたことを条件として前記画像更新処理を行うこと
を特徴とする請求項27から請求項31までのいずれか1項に記載の情報通信システム。 - ユーザに関する情報として少なくともそのユーザの外見的特徴を特定可能なユーザ特定情報を施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備える、ユーザが所持するユーザ側装置と、
ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記施設側装置であって、
前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を出力する出力手段を備えること
を特徴とする施設側装置。 - 前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を報知すること
を特徴とする請求項33に記載の施設側装置。 - 前記施設側装置は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報を、そのユーザ特定情報に基づき生成するサービス情報生成手段を備え、
前記出力手段は、前記ユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項34に記載の施設側装置。 - 前記施設側装置は、当該施設側装置の設けられた施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、
前記サービス情報生成手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項35に記載の施設側装置。 - 複数の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する管理装置を備え、
前記サービス情報生成手段は、前記管理装置に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザ及び当該施設側装置の設けられた施設の両方に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項35に記載の施設側装置。 - 前記サービス情報生成手段は、当該施設側装置の設けられた施設において過去に提供されたサービスの履歴情報に基づき前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項37に記載の施設側装置。 - 前記サービス情報生成手段は、当該施設側装置の設けられた施設と同一種類の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報に基づき前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項37に記載の施設側装置。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザに固有の識別情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記サービス情報生成手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される識別情報に該当するユーザが過去に提供を受けたサービスの履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項36から請求項39までのいずれか1項に記載の施設側装置。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの特徴を表す特徴情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記サービス情報生成手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される特徴情報に該当するユーザが過去に提供を受けたサービスの履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項36から請求項39までのいずれか1項に記載の施設側装置。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザに関する状態を表す状態情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記サービス情報生成手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される状態情報に該当する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項36から請求項41までのいずれか1項に記載の施設側装置。 - 前記ユーザ側装置は、当該ユーザ装置を所持するユーザが複数の施設において過去に提供を受けたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、
前記サービス情報生成手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、当該施設側装置の設けられた施設に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項35に記載の施設側装置。 - 前記サービス情報生成手段は、当該施設側装置の設けられた施設において過去に提供されたサービスの履歴情報に基づき前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項43に記載の施設側装置。 - 前記サービス情報生成手段は、当該施設側装置の設けられた施設と同一種類の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報に基づき前記サービス選定情報を生成すること
を特徴とする請求項43に記載の施設側装置。 - 前記ユーザ側装置の外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの顔を撮影した顔撮影画像を外見的特徴として特定可能なユーザ特定情報を前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの顔撮影画像を出力すること
を特徴とする請求項33から請求項45までのいずれか1項に記載の施設側装置。 - ユーザが所持するユーザ側装置と、
前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を出力する出力手段を備える、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記ユーザ側装置であって、
当該ユーザ側装置を所持するユーザに関する情報として少なくともそのユーザの外見的特徴を特定可能なユーザ特定情報を前記施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備えること
を特徴とするユーザ側装置。 - 前記施設側装置は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報を、そのユーザ特定情報に基づき生成するサービス情報生成手段を備え、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項47に記載のユーザ側装置。 - 前記施設側装置は、当該施設側装置の設けられた施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、
前記サービス情報生成手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成するように構成されており、
前記外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報の表すユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項48に記載のユーザ側装置。 - 前記施設側装置は、
当該施設側装置の設けられた施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
複数のユーザの外見的特徴を表す外見情報を記憶する外見情報記憶手段を備え、
前記サービス情報生成手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成するように構成されており、
前記外見情報送信手段は、前記外見情報記憶手段に記憶される外見情報の中から当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す外見情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報を前記外見情報記憶手段から取得し、取得した外見情報の表す外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項48に記載のユーザ側装置。 - 複数の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する管理装置を備え、
前記施設側装置のサービス情報生成手段は、前記管理装置に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザ及び当該施設側装置の設けられた施設の両方に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成するように構成されており、
前記外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報の表すユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項48に記載のユーザ側装置。 - 複数の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する管理装置を備え、
前記施設側装置は、複数のユーザの外見的特徴を表す外見情報を記憶する外見情報記憶手段を備え、
前記施設側装置のサービス情報生成手段は、前記管理装置に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザ及び当該施設側装置の設けられた施設の両方に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成するように構成されており、
前記外見情報送信手段は、前記外見情報記憶手段に記憶される外見情報の中から当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す外見情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報を前記外見情報記憶手段から取得し、取得した外見情報の表す外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項48に記載のユーザ側装置。 - 複数の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する管理装置を備え、
前記管理装置は、複数のユーザの外見的特徴を表す外見情報を記憶可能に構成されており、
前記施設側装置のサービス情報生成手段は、前記管理装置に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザ及び当該施設側装置の設けられた施設の両方に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成するように構成されており、
前記外見情報送信手段は、前記管理装置に記憶される外見情報の中から当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す外見情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報を前記管理装置から取得し、取得した外見情報の表す外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項48に記載のユーザ側装置。 - 前記ユーザ側装置は、当該ユーザ装置を所持するユーザが複数の施設において過去に提供を受けたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、
前記施設側装置のサービス情報生成手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、当該施設側装置の設けられた施設に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成するように構成されており、
前記外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報の表すユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項48に記載のユーザ側装置。 - 前記ユーザ側装置は、当該ユーザ装置を所持するユーザが複数の施設において過去に提供を受けたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、
前記施設側装置は、複数のユーザの外見的特徴を表す外見情報を記憶する外見情報記憶手段を備え、
前記施設側装置のサービス情報生成手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、当該施設側装置の設けられた施設に関連する履歴情報に基づいて前記サービス選定情報を生成するように構成されており、
前記外見情報送信手段は、前記外見情報記憶手段に記憶される外見情報の中から当該ユーザ側装置を所持するユーザの外見的特徴を表す外見情報を特定可能な情報を前記ユーザ特定情報として送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定される外見情報を前記外見情報記憶手段から取得し、取得した外見情報の表す外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知すること
を特徴とする請求項48に記載のユーザ側装置。 - 前記外見情報送信手段は、当該ユーザ側装置を所持するユーザの顔を撮影した顔撮影画像を外見的特徴として特定可能なユーザ特定情報を前記施設側装置へ送信するように構成されており、
前記出力手段は、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの顔撮影画像を出力すること
を特徴とする請求項47から請求項55までのいずれか1項に記載のユーザ側装置。 - ユーザの顔を撮影し、顔撮影画像をそのユーザが所持するユーザ側装置へ送信する画像更新処理を行う更新装置を備え、
前記外見情報送信手段は、前記更新装置から受信した顔撮影画像を外見的特徴として特定可能なユーザ特定情報を前記施設側装置へ送信すること
を特徴とする請求項56に記載のユーザ側装置。 - ユーザに関する情報として、少なくともそのユーザの外見的特徴と状態検出装置から受信したそのユーザに関する状態を表す状態情報を特定可能なユーザ特定情報を、施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備える、ユーザが所持するユーザ側装置と、
施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに関連する履歴情報であって、そのユーザ特定情報に基づき特定される状態情報に該当する履歴情報に基づいて、そのユーザに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報を生成するサービス情報生成手段と、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知する報知手段を備える、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
車両に搭載された状態検出装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記状態検出装置であって、
車両に乗車するユーザの状態及び車両の状態のうち少なくとも一方を検出する状態検出手段と、
前記状態検出手段により検出された状態を表す状態情報を前記ユーザ側装置へ送信する状態情報送信手段を備えること
を特徴とする状態検出装置。 - ユーザに関する情報として、少なくともそのユーザの外見的特徴と状態検出装置から受信したそのユーザに関する状態を表す状態情報を特定可能なユーザ特定情報を、施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備える、ユーザが所持するユーザ側装置と、
複数の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する管理装置と、
前記管理装置に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザ及び当該施設側装置の設けられた施設の両方に関連する履歴情報であって、そのユーザ特定情報に基づき特定される状態情報に該当する履歴情報に基づいて、そのユーザに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報を生成するサービス情報生成手段と、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知する報知手段を備える、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
車両に搭載された状態検出装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記状態検出装置であって、
車両に乗車するユーザの状態及び車両の状態のうち少なくとも一方を検出する状態検出手段と、
前記状態検出手段により検出された状態を表す状態情報を前記ユーザ側装置へ送信する状態情報送信手段を備えること
を特徴とする状態検出装置。 - 車両に設けられた更新装置と、
ユーザに関する情報として少なくとも前記更新装置から受信したそのユーザの顔撮影画像を特定可能なユーザ特定情報を施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備える、ユーザが所持するユーザ側装置と、
前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの顔撮影画像を出力する出力手段を備える、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記更新装置であって、
車両の運転席に存在するユーザの顔を撮影し、顔撮影画像をそのユーザが所持するユーザ側装置へ送信する画像更新処理を行うこと
を特徴とする更新装置。 - 前回の画像更新処理からあらかじめ定められた期間の経過後に前記画像更新処理を行うこと
を特徴とする請求項60に記載の更新装置。 - 前記期間は、ユーザの年齢に応じて異なる長さに設定されること
を特徴とする請求項61に記載の更新装置。 - 撮影用の光量が確保されている状況で前記画像更新処理を行うこと
を特徴とする請求項60から請求項62までのいずれか1項に記載の更新装置。 - ユーザが施設において所定のサービスの提供を受けたことを条件として前記画像更新処理を行うこと
を特徴とする請求項60から請求項63までのいずれか1項に記載の更新装置。 - ユーザに関する情報として少なくともそのユーザの外見的特徴を特定可能なユーザ特定情報を施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備える、ユーザが所持するユーザ側装置と、
ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記施設側装置としてコンピュータを機能させるための施設側装置用プログラムであって、
前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を出力する出力手段としてコンピュータを機能させること
を特徴とする施設側装置用プログラム。 - ユーザが所持するユーザ側装置と、
前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を出力する出力手段を備える、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記ユーザ側装置としてコンピュータを機能させるためのユーザ側装置用プログラムであって、
当該ユーザ側装置を所持するユーザに関する情報として少なくともそのユーザの外見的特徴を特定可能なユーザ特定情報を前記施設側装置へ送信する外見情報送信手段としてコンピュータを機能させること
を特徴とするユーザ側装置用プログラム。 - ユーザに関する情報として、少なくともそのユーザの外見的特徴と状態検出装置から受信したそのユーザに関する状態を表す状態情報を特定可能なユーザ特定情報を、施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備える、ユーザが所持するユーザ側装置と、
施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザに関連する履歴情報であって、そのユーザ特定情報に基づき特定される状態情報に該当する履歴情報に基づいて、そのユーザに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報を生成するサービス情報生成手段と、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知する報知手段を備える、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
車両に搭載された状態検出装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記状態検出装置としてコンピュータを機能させるための状態検出装置用プログラムであって、
車両に乗車するユーザの状態及び車両の状態のうち少なくとも一方を検出する状態検出手段と、
前記状態検出手段により検出された状態を表す状態情報を前記ユーザ側装置へ送信する状態情報送信手段としてコンピュータを機能させること
を特徴とする状態検出装置用プログラム。 - ユーザに関する情報として、少なくともそのユーザの外見的特徴と状態検出装置から受信したそのユーザに関する状態を表す状態情報を特定可能なユーザ特定情報を、施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備える、ユーザが所持するユーザ側装置と、
複数の施設において過去に提供されたサービスの履歴情報を記憶する管理装置と、
前記管理装置に記憶される履歴情報のうち、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき外見的特徴が特定されるユーザ及び当該施設側装置の設けられた施設の両方に関連する履歴情報であって、そのユーザ特定情報に基づき特定される状態情報に該当する履歴情報に基づいて、そのユーザに提供すべきサービスを選定するためのサービス選定情報を生成するサービス情報生成手段と、前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの外見的特徴を、前記サービス情報生成手段により生成されたサービス選定情報とともに報知する報知手段を備える、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
車両に搭載された状態検出装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記状態検出装置としてコンピュータを機能させるための状態検出装置用プログラムであって、
車両に乗車するユーザの状態及び車両の状態のうち少なくとも一方を検出する状態検出手段と、
前記状態検出手段により検出された状態を表す状態情報を前記ユーザ側装置へ送信する状態情報送信手段としてコンピュータを機能させること
を特徴とする状態検出装置用プログラム。 - 車両に設けられた更新装置と、
ユーザに関する情報として少なくとも前記更新装置から受信したそのユーザの顔撮影画像を特定可能なユーザ特定情報を施設側装置へ送信する外見情報送信手段を備える、ユーザが所持するユーザ側装置と、
前記ユーザ側装置から受信したユーザ特定情報に基づき特定されるユーザの顔撮影画像を出力する出力手段を備える、ユーザが立ち寄りうる施設に設けられた施設側装置と、
を備える情報通信システムに用いられる前記更新装置としてコンピュータを機能させるための更新装置用プログラムであって、
車両の運転席に存在するユーザの顔を撮影し、顔撮影画像をそのユーザが所持するユーザ側装置へ送信する画像更新処理を行う手段としてコンピュータを機能させること
を特徴とする更新装置用プログラム。
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