JP2007108918A - 情報管理システムおよび情報送信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報送信者が意識しなくても、店舗ごとの商品情報を収集するための入力画面を自動的に表示する情報管理システムおよび情報送信端末を提供すること。
【解決手段】位置情報取得手段101によって得られる情報送信端末100の現在位置情報をもとに、店舗特定手段102により、端末の現在位置が特定店舗領域内かどうかを判断し、店舗領域内に入ったと判断されれば、その店舗で扱っている商品のリストを表示して、それらの商品に対する商品情報の入力を促し、入力された情報を送信して、データベース装置200に蓄積して、閲覧可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、店舗で扱われる商品についての情報、特に価格情報を、店舗および商品ごとに収集・蓄積するための情報管理システムおよび情報送信端末に関するものである。
近年、商品の品質や価格についての情報をインターネットに接続されたサーバに格納し、閲覧させるサービスがおこなわれており、特に、同一商品に対する価格を店舗ごとに一覧、比較するサイトが広く利用されている。
これらのサイトに掲載される情報は、一般の消費者が投稿したり、店舗を運営する業者自身が投稿することによって収集される。
しかしながら、業者にとっては、自店舗の価格が他店舗より高い場合、自店舗で購入する客が減ってしまう可能性があるため、価格の投稿を控えることも少なくない。また、一般の消費者は、店舗の店頭等で価格の情報を知ってから、実際に投稿するまでにある程度時間が経過するため、情報の投稿のために、わざわざ自宅等のパーソナルコンピュータに向かうのが面倒に感じたり、あるいは、投稿することを忘れてしまうという問題点があった。
このような問題を解決する方法として、特許文献1に記載の自動車情報管理システムおよび自動車情報管理方法を用いると、利用者が給油所等で自動車への燃料補給をおこなう際に、移動体通信端末を操作して、燃料の価格を入力し、同時に、移動体通信端末の位置を特定することのできる情報を付加して自動車情報管理サーバに送ることにより、各地の給油所の場所と燃料の種別、給油日時、単価等を自動車情報管理サーバで一元的に保持・管理し、この情報を会員間で情報共有することにより、移動体通信端末やコンピュータ端末から地域別にあるいは時系列的に参照することが可能となる。この特許文献1に記載の自動車情報管理システムおよび自動車情報管理方法を利用すれば、利用者は給油するときに給油所で情報の入力をおこなうので、後ほど、別途、自宅等のパーソナルコンピュータによって情報を投稿する手間が不要になり、情報送信の確実性を高めることができる。
特開2001−222797号公報(第4−5頁)
しかしながら、従来の自動車情報管理システムおよび自動車情報管理方法では、給油時のデータを入力する際に、利用者が自らサーバにアクセスする必要があり、サーバにアクセスするのを忘れると、情報が送信されないという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力・送信を促し、さらには自動車の燃料以外の商品についても情報の収集・蓄積ができる情報管理システムおよび情報送信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報管理システムは、1台以上の情報送信端末と、データベース装置とから構成される情報管理システムであって、情報送信端末は、自端末の現在位置を取得する位置情報取得手段と、店舗の種類や領域などの店舗情報が予め記録されており前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記店舗情報とを比較することで入店した店舗を特定する店舗特定手段と、前記店舗特定手段により特定された店舗の扱う商品に関する入力画面を生成し所定のタイミングで表示する表示手段と、表示手段に表示された入力画面に商品に対する情報を入力する入力手段と、位置情報取得手段により取得された現在位置情報と前記店舗特定手段で特定された店舗を識別する情報のどちらか、あるいは両方と、入力手段により入力された商品に対する情報とをデータベース装置に送信する送信手段とを備え、データベース装置は、情報送信端末の送信手段から送信された情報を受信するための受信手段と、受信手段により受信された情報を記憶、蓄積する商品情報記憶手段とを備える。
また、情報送信端末は、店舗の種類ごとに扱う商品のリストが記憶されており店舗特定手段により特定された店舗の種類に応じて商品のリストを取得する商品リスト取得手段をさらに備え、表示手段は、商品リスト取得手段により取得された商品リストをもとに入力画面を生成してもよい。
また、情報送信端末は自動車に搭載され、該搭載された自動車が用いる燃料の種別を記憶する燃料種別記憶手段をさらに備え、表示手段は、燃料種別記憶手段に記憶された燃料の種別をもとに入力画面を生成してもよい。
また、表示手段は、店舗特定手段で特定された店舗の種類が自動車の燃料を販売する店舗であった場合にのみ、入力画面を生成してもよい。
また、情報送信端末は店舗の種類ごとに扱う商品のリストが記憶されており店舗特定手段により特定された店舗の種類に応じて商品のリストを取得する商品リスト取得手段をさらに備え、表示手段は、商品リスト取得手段により取得された商品リストの中に燃料種別記憶手段に記憶された種類の燃料が含まれる場合にのみ、入力画面を生成してもよい。
また、所定のタイミングは、店舗特定手段が入店した店舗の種類を特定したときであってもよい。
また、所定のタイミングは、位置情報取得手段が取得した現在位置が店舗特定手段が特定した店舗の領域から外れたときであってもよい。
また、情報送信端末は自動車に搭載され、エンジンもしくは相当する動力の停止を検知する動力停止検知手段をさらに備え、所定のタイミングは、動力停止検知手段による動力の停止が検知されたときであってもよい。
また、情報送信端末は自動車に搭載され、エンジンもしくは相当する動力の停止を検知する動力停止検知手段と、動力の始動を検知する動力始動検知手段とをさらに備え、所定のタイミングは、動力停止検知手段によって動力の停止が検知され、さらに、動力始動検知手段による動力の再始動が検知されたときであってもよい。
また、情報送信端末は自動車に搭載され、燃料注入口が開放されたことを検知する燃料注入口開放検知手段をさらに備え、所定のタイミングは、燃料注入口状態検知手段によって燃料注入口が開けられたことが検知されたときであってもよい。
また、情報送信端末は自動車に搭載され、燃料注入口の開閉状態を検知する燃料注入口状態検知手段をさらに備え、所定のタイミングは、燃料注入口状態検知手段によって、燃料注入口が開けられたことが検知され、さらに、燃料注入口状態検知手段によって、燃料注入口が再び閉じられたことが検知されたときであってもよい。
また、商品に対する情報は、該商品の価格あるいは単価であってもよい。
また、本発明の情報送信端末は、1台以上の情報送信端末と、データベース装置とから構成される情報管理システムにおいて、自端末の現在位置を取得する位置情報取得手段と、店舗の種類や領域などの店舗情報が予め記録されており前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記店舗情報とを比較することで入店した店舗を特定する店舗特定手段と、前記店舗特定手段により特定された店舗の扱う商品に関する入力画面を生成し所定のタイミングで表示する表示手段と、表示手段に表示された入力画面に商品に対する情報を入力する入力手段と、位置情報取得手段により取得された現在位置情報と前記店舗特定手段で特定された店舗を識別する情報のどちらか、あるいは両方と、入力手段により入力された商品に対する情報とをデータベース装置に送信する送信手段とを備える。
また、店舗の種類ごとに扱う商品のリストが記憶されており店舗特定手段により特定された店舗の種類に応じて商品のリストを取得する商品リスト取得手段をさらに備え、表示手段は、商品リスト取得手段により取得された商品リストをもとに入力画面を生成してもよい。
また、自動車に搭載され、該搭載された自動車が用いる燃料の種別を記憶する燃料種別記憶手段をさらに備え、表示手段は、燃料種別記憶手段に記憶された燃料の種別をもとに入力画面を生成してもよい。
また、表示手段は、店舗特定手段で特定された店舗の種類が自動車の燃料を販売する店舗であった場合にのみ、入力画面を生成してもよい。
また、店舗の種類ごとに扱う商品のリストが記憶されており店舗特定手段により特定された店舗の種類に応じて商品のリストを取得する商品リスト取得手段をさらに備え、表示手段は、商品リスト取得手段により取得された商品リストの中に燃料種別記憶手段に記憶された種類の燃料が含まれる場合にのみ、入力画面を生成してもよい。
また、所定のタイミングは、店舗特定手段が入店した店舗の種類を特定したときであってもよい。
また、所定のタイミングは、位置情報取得手段が取得した現在位置が店舗特定手段が特定した店舗の領域から外れたときであってもよい。
また、自動車に搭載され、エンジンもしくは相当する動力の停止を検知する動力停止検知手段をさらに備え、所定のタイミングは、動力停止検知手段による動力の停止が検知されたときであってもよい。
また、自動車に搭載され、エンジンもしくは相当する動力の停止を検知する動力停止検知手段と、動力の始動を検知する動力始動検知手段とをさらに備え、所定のタイミングは、動力停止検知手段によって動力の停止が検知され、さらに、動力始動検知手段による動力の再始動が検知されたときであってもよい。
また、自動車に搭載され、燃料注入口が開放されたことを検知する燃料注入口開放検知手段をさらに備え、所定のタイミングは、燃料注入口状態検知手段によって燃料注入口が開けられたことが検知されたときであってもよい。
また、自動車に搭載され、燃料注入口の開閉状態を検知する燃料注入口状態検知手段をさらに備え、所定のタイミングは、燃料注入口状態検知手段によって、燃料注入口が開けられたことが検知され、さらに、燃料注入口状態検知手段によって、燃料注入口が再び閉じられたことが検知されたときであってもよい。
また、商品に対する情報は、該商品の価格あるいは単価であってもよい。
本願発明の情報管理システム、及び情報送信端末によれば、入店した店舗の商品の情報を入力するための入力画面が情報送信端末に表示され、利用者に情報入力を促すことができる。
また、自動車燃料を補給する店舗において、利用者は、表示された商品リストの中から、情報入力対象の商品を選択する手間なしに、商品の情報入力をすることができる。
また、好適なタイミングで、利用者に情報入力を促すことができ、特に、自動車用燃料を補給する店舗において、より好適なタイミングで、利用者に情報入力を促すことができる。
さらに、自動車燃料を補給する店舗において、利用者は、表示された商品リストの中から、情報入力対象の商品を選択する手間なしに、商品の情報入力をすることができる。
また、商品価格を店舗ごとに一元的に収集し、管理することができる。
以下、本発明の各実施の形態における情報管理システムおよび情報送信端末について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における情報管理システム1のブロック図であり、1台の情報送信端末100とデータベース装置200で構成され、情報送信端末100は、自動車に搭載されているものとする。
さらに、情報送信端末100は、位置情報取得手段101、店舗特定手段102、商品リスト取得手段103、制御手段104、燃料種別記憶手段105、送信手段106、入力手段107、表示手段108、から構成される。
位置情報取得手段101は、GPS(Global Positioning System)等を利用して、情報送信端末100の現在位置を取得する。
ここで、図2(a)は、道路に面した店舗1および店舗2の領域を表す図であり、店舗1は地点(A)、(B)、(C)、(D)の4点、店舗2は地点(E)、(F)、(G)、(H)の4点で、それぞれ囲まれた領域である。
店舗特定手段102は、位置情報取得手段101から得られる位置情報をもとに、情報送信端末100の現在位置が予め記録された店舗領域の中であるかどうかを判断する。
図2(b)は、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報の例であり、図2(a)における店舗1の領域を表す地点(A)〜(D)の4点の緯度、経度と、店舗2の領域を表す地点(E)〜(H)の4点の緯度、経度、店舗3の領域を表す4点の緯度、経度および各店舗に一意に付与された識別子および各店舗の種類が記録されている。
店舗特定手段102は、位置情報取得手段101から得られる情報送信端末100の位置情報と、図2(b)における各店舗の領域を比較し、情報送信端末100の位置が店舗領域内部であれば、制御手段104に対して、店舗の識別子と店舗の種類を通知する。
例えば、情報送信端末100が、図2(a)における(X1)の位置にあるとき、位置情報取得手段101から、店舗特定手段102に(X1)地点の位置情報として「N34°44’23.8” E135°34’29.0”」なる緯度、経度情報が送られる。
店舗特定手段102は、図2(b)に示す各店舗の領域情報と、(X1)地点の緯度、経度を比較し、(X1)地点が店舗1、店舗2、店舗3のいずれかの領域に含まれているかどうかを判定し、(X1)地点は店舗1、店舗2、店舗3のいずれの領域にも含まれないので、いかなる出力もおこなわない。
また、情報送信端末100が、図2(a)における(X2)の位置にあるとき、位置情報取得手段101から、店舗特定手段102に(X2)地点の位置情報として「N34°44’27.7” E135°34’25.1”」なる緯度、経度情報が送られる。
店舗特定手段102は、上記と同様に、この(X2)地点の緯度、経度が店舗1、店舗2、店舗3のいずれかの領域に含まれているかどうかを判定し、(X2)地点は店舗1の領域内であるので、制御手段104に対して、店舗の識別子「1001」と、店舗の種類「食料品店」を通知する。
同様に、(Y1)地点は、店舗1、店舗2、店舗3のいずれの領域にも含まれない地点であり、また、(Y2)地点は、店舗2の領域内にあるものとする。情報送信端末の現在位置が(Y2)地点であるとき、店舗特定手段102は、制御手段104に対して、店舗の識別子「2001」と、店舗の種類「ガソリンスタンド」を通知する。
また、商品リスト取得手段103は、店舗の種類と、その店舗で扱う商品のうち、情報の入力対象とする商品をリストにしたリストを格納しており、制御手段104が店舗の種類をもとに検索をおこなうと、検索結果として商品リストを返す。
図3は商品リストの例であり、食料品店に対して、「牛乳」、「たまご」が、ガソリンスタンドに対して、「レギュラーガソリン」、「ハイオクガソリン」、「軽油」が、それぞれ記録されている。
燃料種別記憶手段105は、情報送信端末100が搭載されている自動車の燃料の種類を記憶しており、「レギュラーガソリン」「ハイオクガソリン」「軽油」「アルコール」「電気」等の種別が記憶されている。この燃料の種別は、利用者が入力手段107によって入力してもよいし、あるいは、情報送信端末100が予め、自動車に設置されて販売される場合は、自動車の製造もしくは販売時に入力し、記憶させておいてもよい。本実施の形態では、燃料の種類として「レギュラーガソリン」が記憶されているものとする。
送信手段106は、情報送信端末100とデータベース装置200を相互に通信可能にするものであり、携帯電話や無線LANなどの無線ネットワーク装置を用いる。
入力手段107には、タッチパネルやタッチペンをはじめとするポインティングデバイスや、あるいはキーボード、音声入力手段などを用いてもよい。
また、表示手段108には、例えば、液晶表示装置などを用いる。
次に、データベース装置200は、受信手段201と、商品情報記憶手段202から構成される。
受信手段201は情報送信端末100とデータベース装置200を相互に通信可能にするものであり、情報送信端末100から、送信手段106を介して送信されてくる、利用者が入力した商品情報を受信し、商品情報記憶手段202に送る。
商品情報記憶手段202は、情報送信端末100から送られてきた商品情報を、受信手段201を介して受信し、店舗識別子とともに記憶する。
以上のように構成された本発明の第1の実施の形態における情報管理システム1における情報送信端末100について、その動作を図4に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、位置情報取得手段101は、情報送信端末100の現在位置の位置情報を取得(S101)し、店舗特定手段102に送る。店舗特定手段102は、この位置情報と、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報を比較し(S102)、情報送信端末100の現在位置が、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であるかどうかを判別し(S103)、いずれの店舗領域の内部でもない場合(S103のNo)、再び、現在位置の位置情報取得をおこなう(S101)。
また、いずれかの店舗領域の内部である場合(S103のYes)、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報から、その店舗の識別子と店舗の種類を読み出し(S104)、制御手段104に通知する。
例えば、最初に情報端末100が図2(a)の(X1)地点にあった場合、S101において、位置情報取得手段101から、店舗特定手段102に位置情報として、「N34°44’23.8” E135°34’29.0”」なる緯度、経度情報が送られる。店舗特定手段102は、この緯度、経度情報と、図2(b)に示される店舗1、店舗2、店舗3の領域情報を比較し(S102)、地点(X1)は店舗1、店舗2、店舗3のいずれの領域の内部でもないので(S103のNo)、再度、位置情報取得手段101が現在位置の位置情報を取得する処理に戻る(S101)。もし、情報送信端末100が移動しなければ、S101〜S103の処理が繰り返される。
次に、情報送信端末100が(X1)地点から、(X2)地点に移動したとすると、S101において、位置情報取得手段101から、店舗特定手段102に(X2)地点の位置情報として、「N34°44’27.7” E135°34’25.1”」なる緯度、経度情報が送られる。店舗特定手段102は、この緯度、経度情報と、図2(b)に示される店舗1、店舗2、店舗3の各領域情報を比較し(S102)、地点(X2)は店舗1の領域の内部であるので(S103のYes)、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報から、店舗1の識別子「1001」と、店舗の種類「食料品店」が制御手段104に通知される(S104)。
ここで、店舗の種類は「ガソリンスタンド」ではないので(S105のNo)、制御手段104は、店舗の種類「食料品店」をもとに、商品リスト取得手段103により、検索をおこない、「食料品店」に対応する商品リストとして、「牛乳」、「たまご」が制御手段104に返され(S106)、制御手段104は、これらの商品リストをもとに、表示手段108に情報入力を促す表示をおこなう(S108)。
本実施の形態では、入力を促す情報は、商品の価格であるものとし、表示手段108には、例えば、図5(a)に示すような表示がおこなわれ、商品情報入力がなされない間は(S109のNo)、S109とS110を繰り返す。
ここで、利用者が入力手段107を用い、図5(b)に示すように、「牛乳」と「たまご」の価格として、それぞれ「200」、「140」を入力し、「OK」ボタンを押す、もしくは同等の操作をおこなうと、情報入力が終了したものとみなされ(S109のYes)、送信手段106を介して、店舗1の識別子「1001」と、「牛乳」、「たまご」の各々の価格が、データベース装置200に対して、「牛乳:200,たまご:140」のように送信(S111)された後、S112の処理に移る。
また、図5(a)の画面に対する入力の有無にかかわらず、「キャンセル」ボタンが押される、もしくは同等の操作がおこなわれると、S110で、入力キャンセルと判断され(S110のYes)、S112の処理に移る。
S112では、再度、位置情報取得手段101により、情報送信端末100の現在位置が取得され、現在位置が店舗特定手段102により、店舗1の領域内であるか判断する(S113、S114)。
ここで、現在位置が、店舗1の内部であれば(S114のYes)、現在位置が店舗1の外部になるまで、S112〜S114の処理を繰り返す。現在位置が、店舗1の外部であれば(S114のNo)、店舗1から出たとみなされ、一連の処理を終了して、最初のステップであるS101に戻る。
次に、情報送信端末100が図2(a)の(Y1)から(Y2)に移動した場合について、説明する。
情報送信端末100が(Y1)地点にあるときは、(Y1)は、(X1)と同様に、店舗1、店舗2、店舗3のいずれの領域内でもないので、S101〜S103の処理が繰り返される。ここで、情報送信端末100が(Y2)地点に移動すると、S101において、位置情報取得手段101から、店舗特定手段102に(Y2)地点の位置情報として緯度、経度情報が送られる。
店舗特定手段102は、この緯度、経度情報と、図2(b)に示される店舗1、店舗2、店舗3の各領域情報を比較し(S102)、地点(Y2)は店舗2の領域の内部であるので(S103のYes)、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報から、店舗2の識別子「2001」と、店舗の種類「ガソリンスタンド」が制御手段104に通知される(S104)。
この場合、店舗の種類が「ガソリンスタンド」であるので(S105のYes)、S107で燃料種別記憶手段105より、「レギュラーガソリン」が読み出され、制御手段104に渡される(S107)。
制御手段104は、この燃料種別をもとに、表示手段108に、図5(c)に示すような表示をおこない、情報の入力を促す(S108)。
以降の処理は、前述の情報送信端末が(X1)地点から(X2)地点に移動した場合と同じであり、商品情報入力がなされない間は、S109とS110が繰り返され、入力手段107によって商品情報が入力され、「OK」ボタンが押されると、情報入力が終了したものとみなされ(S109のYes)、送信手段106を介して、店舗2の識別子「2001」と「レギュラーガソリン」の価格が、「レギュラーガソリン:120」のようにデータベース装置200に対して送信(S111)された後、S112の処理に移る。
また、キャンセルボタンが押されると(S110のYes)、商品情報の入力待ち状態を抜けて、S112に移り、さらに、この後、店舗2の領域外に出るまでS112〜S114が繰り返される。
一方、S111において、商品情報として、店舗の識別子と商品の種類、各々の価格が送信されると、データベース装置200は、受信手段201を介して、この情報を受信し、商品情報記憶手段202に記憶する。商品情報記憶手段202には、受信した商品情報が、例えば図6のように記憶される。
以上、説明したように、本発明の第1の実施の形態の情報管理システムによれば、情報送信端末100に、自端末の現在位置情報を取得する位置情報取得手段101を設け、この現在位置情報をもとに、店舗特定手段102が、情報送信端末100が予め記録された店舗の領域内にあるかどうかを判定し、店舗領域内にあると判断されたときは、自動的に、その店舗で扱っている商品の情報を入力するための入力画面を表示手段108に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力を促すことにより、情報収集および送信の確実性を高めることができる。
さらに、店舗特定手段102により、領域内に入った店舗が「ガソリンスタンド」であると判断されたときは、燃料種別記憶手段105から、情報送信端末100が搭載された自動車の燃料の種類を読み出し、これを表示手段108に表示することにより、情報送信者は、表示された商品リストの中から、情報入力対象の商品を選択する手間なしに、商品の情報入力をすることができる。
なお、図2(b)に例示される店舗特定手段102に格納されている店舗領域とは、店舗全体でもよいし、駐車場や入口近辺など、店舗の敷地の一部だけでもよい。また、店舗領域の形状は、必ずしも四角形である必要はない。
また、本実施の形態では、店舗の領域情報は、店舗特定手段102に格納されるよう構成したが、店舗の領域情報を情報送信端末100の外部に置き、店舗特定手段102が送信手段106を介して、この領域情報をアクセスし、検索するようにしてもよい。
また、位置情報の表現形式は本実施の形態で例示した緯度、経度情報以外の表現方法でもよく、位置情報の精度をさらに高めたものを用いてもよい。
また、本実施の形態では、図5(b)において、「牛乳」と「たまご」の両方の価格を入力してから、「OK」ボタンを押し、両商品の情報が送信される例を説明したが、例えば、「牛乳」の価格だけを入力し、「たまご」の価格を入力せずに、「OK」ボタンを押した場合に、「牛乳」の価格のみが送信されるようにしてもよい。
また、商品リストを構成する商品名として、「牛乳」、「たまご」等の文字列を用いたが、商品名を一意に表すことのできる記号、数字等の識別子を用いてもよい。
また、本実施の形態では、「OK」ボタンおよび「キャンセル」ボタンを表示手段108上に描画し、タッチパネルでボタン部分を押したり、ポインティングデバイスでボタンを選択し、「押す」のと同等の操作をおこなう例を説明したが、ボタンを画面に描画する代わりに、画面外部の物理的なボタンを設けてもよいし、リモコン上のボタンにより、操作してもよい。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態における情報管理システム2の構成は、図1で表される本発明の第1の実施の形態における情報管理システム1の構成と同一である。
このように構成された本発明の第2の実施の形態における情報管理システム2における情報送信端末100について、その動作を図7に示すフローチャートを用いて説明する。
なお、前述の通り本発明の第2の実施形態における情報管理システム2の構成は図1と同じ構成であるため、各手段の参照符号などは便宜上図1をもとにして以下動作説明を行う。
S201〜S204の動作は、第1の実施の形態におけるS101〜S104の動作と同一であり、情報送信端末100の現在位置が、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であると判断されるまで、S201〜S203のステップを繰り返し、いずれかの店舗領域の内部に入ったと判断されると(S203のYes)、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報から、その店舗の識別子と店舗の種類を読み出し(S204)、制御手段104に通知する。
例えば、情報送信端末100が図2(a)における(X1)地点から、(X2)地点に移動し、店舗1の領域に入ると、店舗1の識別子「1001」と、店舗の種類「食料品店」が店舗特定手段102から制御手段104に通知され(S204)、制御手段104は、店舗の種類「食料品店」をもとに、商品リスト取得手段103により、検索をおこない、「食料品店」に対応する商品リストとして、「牛乳」、「たまご」が制御手段104に返される(S206)。
次に、燃料種別記憶手段105より、「レギュラーガソリン」が読み出され、制御手段104に渡される(S227)。制御手段104は、S206で取得した商品リストの品目の中に「レギュラーガソリン」が無いので(S228のNo)、商品リストをもとに、表示手段108に、例えば、図5(a)に示すような表示をおこなう(S229)。
以降の動作は、第1の実施の形態における動作と同一であり、商品情報入力がなされない間は、S209とS210を繰り返す。
利用者が、入力手段107を用い、図5(b)に示すように、「牛乳」と「たまご」の価格のいずれか、もしくは、両方を入力し、「OK」ボタンを押すと、情報入力が終了したものとみなされ(S209のYes)、送信手段106を介して、店舗の識別子と、「牛乳」、「たまご」のいずれかの価格、もしくは両方の価格が、データベース装置200に送信(S211)された後、S212の処理に移る。
また、図5(a)の画面に対する入力の有無にかかわらず、「キャンセル」ボタンが押されると、入力キャンセルと判断され(S210のYes)、S212の処理に移る。
さらに、情報送信端末100が、店舗1の領域の外部に出たと判断されるまで、S212〜S214の各ステップを繰り返し、現在位置が、店舗1の外部に出たと判断されると(S214のNo)、一連の処理を終了して、最初のステップであるS201に戻る。
次に、情報送信端末100が、(Y1)地点から、(Y2)地点に移動し、店舗2の領域に入ると、店舗2の識別子「2001」と、店舗の種類「ガソリンスタンド」が制御手段104に通知され(S204)、制御手段104は、店舗の種類「ガソリンスタンド」をもとに、商品リスト取得手段103により、検索をおこない、「ガソリンスタンド」に対応する商品リストとして、「レギュラーガソリン」、「ハイオクガソリン」、「軽油」が制御手段104に返される(S206)。
次に、燃料種別記憶手段105より、「レギュラーガソリン」が読み出され、制御手段104に渡される(S227)。制御手段104は、S206で取得した商品リストの品目の中に「レギュラーガソリン」が含まれているので(S228のYes)、図5(c)に示すように、表示手段108に、「レギュラーガソリン」の価格入力を促す表示をおこなう(S230)。
以降の処理は、店舗1の場合と同じであり、商品情報入力がなされない間は、S209とS210が繰り返され、入力手段107により商品情報が入力され、「OK」ボタンが押されると、情報入力が終了したものとみなされ(S209のYes)、送信手段106を介して、店舗の識別子と「レギュラーガソリン」の価格が、データベース装置200に送信(S211)された後、S212の処理に移る。
また、キャンセルボタンが押されると(S210のYes)、商品情報の入力待ち状態を抜けて、S212に移り、さらに、この後、店舗2の領域外に出るまでS212〜S214が繰り返される。
なお、データベース装置200の動作も、第1の実施の形態と同様であり、情報送信端末100側のS211において、商品情報として、店舗の識別子と商品の種類、各々の価格が送信されると、データベース装置200は、受信手段201を介して、この情報を受信し、商品情報記憶手段202に記憶する。商品情報記憶手段202には、受信した商品情報が、例えば図6のように記憶される。
以上、説明したように、本発明の第2の実施の形態の情報管理システム2によれば、情報送信端末100に、自端末の現在位置情報を取得する位置情報取得手段101を設け、この現在位置情報をもとに、店舗特定手段102が、情報送信端末100が予め記録された店舗の領域内にあるかどうかを判定し、店舗領域内にあると判断されたときは、自動的に、その店舗で扱っている商品の情報を入力するための入力画面を表示手段108に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力を促すことにより、情報収集および送信の確実性を高めることができる。
さらに、商品リスト取得手段103により、得られた商品リストと、燃料種別記憶手段105からの読み出しによって得られる情報送信端末100が搭載されている自動車の燃料種別とを比較し、商品リストの中に、自車の燃料種別が含まれている場合、この燃料種別についてのみ、表示手段108に表示することにより、情報送信者は、表示された商品リストの中から、情報入力対象の商品を選択する手間なしに、商品の情報入力をすることができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の第3の実施の形態における情報送信端末110のブロック図であり、本発明の第1の実施の形態における燃料種別記憶手段105を含まないことを除いて、第1の実施の形態における情報送信端末と同一である。
このように構成された本発明の第3の実施の形態における情報送信端末110について、その動作を図9aに示すフローチャートを用いて説明する。
S301〜S304の動作は、第1の実施の形態におけるS101〜S104の動作と同一であり、情報送信端末110の現在位置が、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であると判断されるまで、S301〜S303のステップを繰り返し、いずれかの店舗領域の内部に入ったと判断されると(S303のYes)、店舗特定手段102に格納されている店舗領域情報から、その店舗の識別子と店舗の種類を読み出し(S304)、制御手段104に通知する。
例えば、情報送信端末110が図2(a)における(X1)地点から、(X2)地点に移動し、店舗1の領域に入ると、店舗1の識別子「1001」と、店舗の種類「食料品店」が店舗特定手段102から制御手段104に通知され(S304)、制御手段104は、店舗の種類「食料品店」をもとに、商品リスト取得手段103により、検索をおこない、「食料品店」に対応する商品リストとして、「牛乳」、「たまご」が制御手段104に返される(S306)。
次に、再度、位置情報取得手段101により、情報送信端末110の現在位置が取得され(S312)、現在位置が店舗特定手段102により、店舗1の領域内であるか判断し(S313、S314)、現在位置が、店舗1の内部であれば(S314のYes)、現在位置が店舗1の外部になるまで、S312〜S314の処理を繰り返す。
現在位置が、店舗1の外部であれば(S314のNo)、店舗1から出たとみなされ、制御手段104は、S306で取得した商品リストをもとに、表示手段108に、図5(a)に示すような情報入力を促す表示をおこない(S308)、これに対して、商品情報入力がなされない間は、S309とS310を繰り返す。
ここで、利用者が、入力手段107を用い、図5(b)に示すように、「牛乳」と「たまご」の価格のいずれか、もしくは、両方を入力し、「OK」ボタンを押すと、情報入力が終了したものとみなされ(S309のYes)、送信手段106を介して、店舗の識別子と、「牛乳」、「たまご」のいずれかの価格、もしくは両方の価格が、データベース装置200に送信(S311)された後、一連の処理を終了して、最初のステップであるS301に戻る。
また、図5(a)の画面に対する入力の有無にかかわらず、「キャンセル」ボタンが押されると、入力キャンセルと判断され(S310のYes)、同じく、一連の処理を終了して、S301に戻る。
なお、データベース装置200の動作も、第1の実施の形態と同様であり、受信手段201を介して受信した商品情報を商品情報記憶手段202に記憶する。
以上、説明したように、本発明の第3の実施の形態の情報送信端末110によれば、自端末の現在位置情報を取得する位置情報取得手段101を設け、この現在位置情報をもとに、店舗特定手段102が、情報送信端末110が予め記録された店舗の領域内にあるかどうかを判定し、一度、店舗領域内に入った後に、店舗外に出たと判断されたときに、自動的に、その店舗で扱っている商品の情報を入力するための入力画面を表示手段108に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力を促すことにより、情報収集および送信の確実性を高めることができる。
なお、本実施の発明では、S304で、店舗の識別子と店舗の種類を取得し、S306で商品リストを取得した後に、情報送信端末110の現在位置が、該店舗の外部に出るまで待ち(S312〜S314)、店舗の外部に出た時点で商品情報を入力する画面を表示手段に出力する(S308)例について説明したが、店舗の識別子と店舗の種類を取得するステップ(S304)と、商品リストを取得するステップ(S306)は、情報送信端末110の現在位置が、該店舗の外部に出たと判断された後でもよく、この場合、フローチャートは図9bのようになる。
(実施の形態4)
図10は、本発明の第4の実施の形態における情報送信端末120のブロック図であり、情報送信端末120に動力停止検知手段129を設けた点が、本発明の第3の実施の形態における情報送信端末110と異なっている。
動力停止検知手段129は、情報送信端末120が搭載されている自動車の動力が停止されたことを検知し、制御手段124に通知する。ここで、自動車の動力とは、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジンであったり、電気自動車であれば主電源などを指す。本実施の形態では、動力はガソリンエンジンであるものとする。
このように構成された本発明の第4の実施の形態における情報送信端末120について、その動作を図11に示すフローチャートを用いて説明する。
S401〜S404の動作は、第1の実施の形態におけるS101〜S104の動作と同一であり、情報送信端末120の現在位置が、店舗特定手段122に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であると判断されるまで、S401〜S403のステップを繰り返し、いずれかの店舗領域の内部に入ったと判断されると(S403のYes)、店舗特定手段122に格納されている店舗領域情報から、その店舗の識別子と店舗の種類を読み出し(S404)、制御手段124に通知する。
例えば、情報送信端末120が図2(a)における(X1)地点から、(X2)地点に移動し、店舗1の領域に入ると、店舗1の識別子「1001」と、店舗の種類「食料品店」が店舗特定手段122から制御手段124に通知され(S404)、制御手段124は、店舗の種類「食料品店」をもとに、商品リスト取得手段123により、検索をおこない、「食料品店」に対応する商品リストとして、「牛乳」、「たまご」が制御手段124に返される(S406)。
ここで、動力停止検知手段129は、エンジンが停止されたかどうかを検知し(S407)、エンジン停止が検知されるまで、S407を繰り返す。
エンジン停止が検知されると(S407のYes)、制御手段124は、S406で取得した商品リストをもとに、表示手段128に、図5(a)に示すような情報入力を促す表示をおこない(S408)、これに対して、商品情報入力がなされない間は、S409とS410を繰り返す。
ここで、利用者が入力手段107を用いて、図5(b)に示すように、「牛乳」と「たまご」の価格のいずれか、もしくは、両方を入力し、「OK」ボタンを押すと、情報入力が終了したものとみなされ(S409のYes)、送信手段126を介して、店舗の識別子と、「牛乳」、「たまご」のいずれかの価格、もしくは両方の価格が、データベース装置に送信(S411)され、一連の処理を終了して、最初のステップであるS401に戻る。
また、図5(a)の画面に対する入力の有無にかかわらず、「キャンセル」ボタンが押されると、入力キャンセルと判断され(S410のYes)、同じく、一連の処理を終了して、S401に戻る。
以上、説明したように、本発明の第4の実施の形態の情報送信端末120によれば、情報送信端末120に、自端末が搭載されている自動車のエンジンが停止されたことを検知する動力停止検知手段129を設け、情報送信端末120が予め記録された店舗の領域内に入った後、エンジンが停止したと判断されたときに、自動的に、その店舗で扱っている商品の情報を入力するための入力画面を表示手段128に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力を促すことにより、情報収集および送信の確実性を高めることができる。
なお、本実施の発明では、S404で、店舗の識別子と店舗の種類を取得し、S406で商品リストを取得した後に、エンジンの停止が検出されるのを待ち(S407)、エンジンの停止が検出された後で、商品情報を入力する画面を表示手段に出力する(S408)例について説明したが、店舗の識別子と店舗の種類を取得するステップ(S404)と、商品リストを取得するステップ(S406)は、エンジンの停止が検出された(S407)後でもよい。
また、S407でエンジンが停止するまで待つ処理を説明したが、店舗の領域に入ってから、一定時間の間にエンジンが停止しない場合は、S407を繰り返す処理を抜け、一連の処理を終了して最初のステップであるS401に戻るようにしてもよい。
(実施の形態5)
図12は、本発明の第5の実施の形態における情報送信端末130のブロック図であり、情報送信端末130に動力始動検知手段140を設けた点が、本発明の第4の実施の形態における情報送信端末120と異なっている。
動力停止検知手段140は、情報送信端末130が搭載されている自動車の動力が始動されたことを検知し、制御手段134に通知する。本実施の形態では、第4の実施の形態と同様、動力はガソリンエンジンであるものとする。
このように構成された本発明の第5の実施の形態における情報送信端末130について、その動作を図13に示すフローチャートを用いて説明する。
S501〜S503の動作は、第4の実施の形態におけるS401〜S403の動作と同一であり、情報送信端末130の現在位置が、店舗特定手段132に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であると判断されるまで、S501〜S503のステップを繰り返す。
例えば、情報送信端末130が図2(a)における(X1)地点から、(X2)地点に移動し、店舗1の領域に入ると(S503のYes)、次に、動力停止検知手段139は、エンジンが停止されたかどうかを検知し(S504)、エンジン停止が検知されるまで、S504を繰り返す。
エンジン停止が検知されると(S504のYes)、店舗1の識別子「1001」と、店舗の種類「食料品店」が店舗特定手段132から制御手段134に通知され(S505)、制御手段134は、店舗の種類「食料品店」をもとに、商品リスト取得手段133により、検索をおこない、「食料品店」に対応する商品リストとして、「牛乳」、「たまご」が制御手段134に返される(S506)。
続いて、動力再始動検知手段140によって、エンジンが再び始動されるのを待ち、エンジン再始動が検知されるまで、S507を繰り返す。
エンジンの再始動が検知されると(S507のYes)、制御手段124は、S506で取得した商品リストをもとに、表示手段138に、図5(a)に示すような情報入力を促す表示をおこない(S508)、これに対して、商品情報入力がなされない間は、S509とS510を繰り返す。
以降のS509、S510、S511の処理は、本発明の第4の実施の形態における情報送信端末120の動作を説明した図11のフローチャートのS409、S410、S411と同一であり、商品情報の入力があれば(S509のYes)、通信手段136を介して情報を送信した後、ステップS501に戻り、キャンセルボタンが押されたときは(S510のYes)、情報送信をおこなわずに、やはりS501に戻る。
以上、説明したように、本発明の第5の実施の形態の情報送信端末130によれば、情報送信端末130に、自端末が搭載されている自動車のエンジンが停止されたことを検知する動力停止検知手段139と、該エンジンが再始動されたことを検知する動力再始動検知手段140を設け、情報送信端末130が予め記録された店舗の領域内に入った後、エンジンが停止し、さらに再度エンジンが始動されたと判断されたときに、自動的に、その店舗で扱っている商品の情報を入力するための入力画面を表示手段138に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力を促すことにより、情報収集および送信の確実性を高めることができる。
なお、本実施の発明では、エンジンの停止が検出された後(S504)、S505で、店舗の識別子と店舗の種類を取得し、S506で商品リストを取得した後に、エンジンの再始動を検出し(S507)、エンジンの再始動が検出された後で、商品情報を入力する画面を表示手段に出力する(S508)例について説明したが、店舗の識別子と店舗の種類を取得するステップ(S505)と、商品リストを取得するステップ(S506)は、情報送信端末130が店舗1の領域に入ったと判断された(S503)後、エンジン停止を検出(S504)する前におこなってもよく、あるいは、S507でエンジンの再始動が検出された後、S508で商品情報入力を促す画面が表示される前におこなってもよい。
(実施の形態6)
図14は、本発明の第6の実施の形態における情報送信端末150のブロック図であり、情報送信端末150に、動力停止検知手段の代りに燃料注入口開放検知手段159を設けた点が、本発明の第4の実施の形態における情報送信端末120と異なっている。
燃料注入口開放検知手段159は、情報送信端末150が搭載されている自動車の燃料注入口が開放されたことを検知し、制御手段154に通知する。ここで、燃料注入口とは、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジンであれば給油口、電気自動車であれば充電手段が格納された部分の格納口などを指す。本実施の形態では、動力はガソリンエンジンであるものとし、燃料注入口開放検知手段159は、自動車の給油口の開放を検知するものとする。
このように構成された本発明の第6の実施の形態における情報送信端末150について、その動作を図15に示すフローチャートを用いて説明する。
S601〜S603の動作は、第4の実施の形態におけるS401〜S403の動作と同一であり、情報送信端末150の現在位置が、店舗特定手段152に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であると判断されるまで、S601〜S603のステップを繰り返す。
例えば、情報送信端末150が図2(a)における(X1)地点から、(X2)地点に移動し、店舗1の領域に入ると(S603のYes)、店舗1の識別子「1001」と、店舗の種類「食料品店」が店舗特定手段152から制御手段154に通知され(S604)、制御手段154は、店舗の種類「食料品店」をもとに、商品リスト取得手段153により、検索をおこない、「食料品店」に対応する商品リストとして、「牛乳」、「たまご」が制御手段154に返される(S606)。
ここで、給油口開放検知手段159は、給油口が開放されたかどうかを検知し(S607)、給油口開放が検知されるまで、S607を繰り返す。
給油口開放が検知されると(S607のYes)、制御手段154は、S606で取得した商品リストをもとに、表示手段158に、図5(a)に示すような情報入力を促す表示をおこない(S608)、以降、本発明の第4の実施の形態のフローチャート(図11)のS408〜S411と同様の処理がおこなわれる。
以上、説明したように、本発明の第6の実施の形態の情報送信端末150によれば、情報送信端末150に、自端末が搭載されている自動車の給油口が開放されたことを検知する燃料注入口開放検知手段159を設け、情報送信端末150が予め記録された店舗の領域内に入った後、給油口が開放されたと判断されたときに、自動的に、その店舗で扱っている商品の情報を入力するための入力画面を表示手段158に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力を促すことにより、情報収集および送信の確実性を高めることができる。
(実施の形態7)
図16は、本発明の第7の実施の形態における情報送信端末160のブロック図であり、情報送信端末160に、動力停止検知手段と動力始動検知手段の代りに燃料注入口状態検知手段169を設けた点が、本発明の第5の実施の形態における情報送信端末と異なっている。
燃料注入口状態検知手段169は、情報送信端末160が搭載されている自動車の燃料注入口の開閉を検知し、制御手段164に通知する。燃料注入口とは、本発明の第6の実施の形態で説明したように、ガソリンエンジンにおける給油口や電気自動車の充電手段格納口などを指す。本実施の形態では、燃料注入口状態検知手段169は、自動車の給油口の開閉を検知するものとする。
このように構成された本発明の第7の実施の形態における情報送信端末160について、その動作を図17に示すフローチャートを用いて説明する。
S701〜S703の動作は、第5の実施の形態におけるS501〜S503の動作と同一であり、情報送信端末160の現在位置が、店舗特定手段162に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であると判断されるまで、S701〜S703のステップを繰り返す。
例えば、情報送信端末160が図2(a)における(X1)地点から、(X2)地点に移動し、店舗1の領域に入ると(S703のYes)、次に、燃料注入口状態検知手段169は、給油口が開放されたかどうかを検知し(S704)、給油口の開放が検知されるまで、S704を繰り返す。
給油口の開放が検知されると(S704のYes)、店舗1の識別子「1001」と、店舗の種類「食料品店」が店舗特定手段162から制御手段164に通知され(S705)、制御手段164は、店舗の種類「食料品店」をもとに、商品リスト取得手段163により、検索をおこない、「食料品店」に対応する商品リストとして、「牛乳」、「たまご」が制御手段134に返される(S706)。
続いて、燃料注入口状態検知手段169によって、給油口が再び閉鎖されるのを待ち、給油口の閉鎖が検知されるまで、S707を繰り返す。
S707で給油口の閉鎖が検知されると(S707のYes)、制御手段164は、S706で取得した商品リストをもとに、表示手段168に、図5(a)に示すような情報入力を促す表示をおこない(S708)、以降、本発明の第4の実施の形態のフローチャート(図11)のS408〜S411と同様の処理がおこなわれる。
以上、説明したように、本発明の第7の実施の形態の情報送信端末160によれば、情報送信端末160に、自端末が搭載されている自動車の給油口の開閉を検知する燃料注入口状態検知手段169を設け、情報送信端末160が予め記録された店舗の領域内に入った後、給油口が開放され、さらに再度、給油口が閉鎖されたと判断されたときに、自動的に、その店舗で扱っている商品の情報を入力するための入力画面を表示手段168に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力を促すことにより、情報収集および送信の確実性を高めることができる。
なお、本実施の発明では、給油口の開放が検出された後(S704)、S705で、店舗の識別子と店舗の種類を取得し、S706で商品リストを取得した後に、給油口が閉鎖されるのを検出し(S707)、給油口の閉鎖が検出された後で、商品情報を入力する画面を表示手段に出力する(S708)例について説明したが、店舗の識別子と店舗の種類を取得するステップ(S705)と、商品リストを取得するステップ(S706)は、情報送信端末160が店舗1の領域に入ったと判断された(S703)後、エンジン停止を検出(S704)する前におこなってもよく、あるいは、S707でエンジンの再始動が検出された後、S708で商品情報入力を促す画面が表示される前におこなってもよい。
(実施の形態8)
本発明の第8の実施の形態における情報送信端末150の構成は、前述の本発明の第6の実施の形態における情報送信端末150の構成と同一であり、図14で表される。
位置情報取得手段151は、GPS等を利用して、自端末の現在位置を取得する。
店舗特定手段152は、位置情報取得手段151から得られる位置情報をもとに、自端末の現在位置が予め記録された店舗領域の中であるかどうかを判断する。
本実施の形態では、図2(b)に示す店舗領域情報の例のうち、店舗2(識別子「2001」)および店舗3(識別子「2002」)のみが店舗特定手段152に格納されているものとする。
店舗特定手段152は、位置情報取得手段151から得られる情報送信端末150の位置情報と、図2(b)における店舗2および店舗3の領域を比較し、情報送信端末150の位置が店舗2もしくは店舗3のいずれかの領域内部であれば、制御手段154に対して、店舗の識別子を通知する。
例えば、情報送信端末150が、図2(a)における(Y1)の位置にあるとき、位置情報取得手段101から、店舗特定手段152に(Y1)地点の位置情報として「N34°44’12.8” E135°35’00.9”」なる緯度、経度情報が送られる。
店舗特定手段152は、図2(b)に示す店舗2および店舗3の領域情報と、(Y1)地点の緯度、経度を比較し、(Y1)地点が店舗2の領域あるいは店舗3の領域に含まれているかどうかを判定し、(Y1)地点は店舗2、店舗3のいずれの領域にも含まれないので、店舗識別子として、該当店舗が存在しないことを表す「0000」を出力する。
また、情報送信端末150が、図2(a)における(Y2)の位置にあるとき、位置情報取得手段151から、店舗特定手段102に(Y2)地点の位置情報として「N34°44’13.3” E135°35’10.6”」なる緯度、経度情報が送られる。
店舗特定手段152は、上記と同様に、この(Y2)地点の緯度、経度が店舗2の領域あるいは店舗3の領域に含まれているかどうかを判定し、(Y2)地点は店舗2の領域内であるので、制御手段154に対して、店舗の識別子「2001」を通知する。
また、商品リスト取得手段153は、ガソリンスタンドにおける商品リストを格納しており、制御手段154からの読み出しに対して商品リストを返す。本実施の形態では、「レギュラーガソリン」、「ハイオクガソリン」、「軽油」の3種類が記録されているものとする。
送信手段156は、情報送信端末150とデータベース装置を相互に通信可能にするものであり、携帯電話や無線LANなどの無線ネットワーク装置を用いる。
入力手段157には、タッチパネルやタッチペンをはじめとするポインティングデバイスや、あるいはキーボード、音声入力手段などを用いてもよい。
また、表示手段158には、例えば、液晶表示装置などを用いる。
燃料注入口開放検知手段159は、情報送信端末150が搭載されている自動車の燃料注入口が開放されたことを検知し、制御手段154に通知する。ここで、燃料注入口とは、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジンであれば給油口、電気自動車であれば充電手段が格納された部分の格納口などを指す。本実施の形態では、動力はガソリンエンジンであるものとし、燃料注入口開放検知手段159は、自動車の給油口の開放を検知するものとする。
このように構成された本発明の第8の実施の形態における情報送信端末150について、その動作を図18に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、燃料注入口開放検知手段159は、情報送信端末150が搭載された自動車の給油口が開放されたかどうかを監視し、給油口が閉鎖されている間、S801を繰り返す。
次に、燃料注入口開放検知手段159が、給油口が開放されたことを検知すると(S801のYes)、位置情報取得手段151が情報送信端末150の現在位置の位置情報を取得(S802)し、店舗特定手段152に送る。店舗特定手段152は、この位置情報と、店舗特定手段152に格納されている店舗2および店舗3の領域情報を比較し、情報送信端末150の現在位置が、店舗特定手段152に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であるかどうかを判別する(S803)。
例えば、図2(a)の(Y1)地点において、給油口の開放が検出された場合、位置情報取得手段151によって、(Y1)地点の位置情報が取得され(S802)、(Y1)地点は、店舗特定手段152に領域情報が格納されている店舗2、店舗3のいずれの領域の内部でもないので、店舗特定手段152は、該当店舗が存在しないことを表す「0000」を制御手段154に通知する。
制御手段154は識別子が「0000」であることから、(Y1)地点が記録された店舗領域外であると判断し(S804のNo)、S801に戻る。S801に戻った後は、再度、給油口が開放されるまで、S801を繰り返す。
また、図2(a)の(Y2)地点において、給油口の開放が検出された場合、同様に、位置情報取得手段151によって、(Y2)地点の位置情報が取得され(S802)、(Y2)地点は、店舗特定手段152に領域情報が格納されている店舗2、店舗3のうち、店舗2の領域内であるので、店舗特定手段152は、店舗2の識別子である「2001」を制御手段154に通知する。
制御手段154は識別子が「2001」であることから、(Y2)地点が記録された店舗領域内であると判断し(S804のYes)、この店舗識別子「2001」を取得する(S805)。
次に、商品リスト取得手段153から、商品リストとして、「レギュラーガソリン」、「ハイオクガソリン」、「軽油」が読み出され、制御手段154に送られる(S806)。制御手段154は、この商品リストをもとに、表示手段158に、図5(d)に示すような表示をおこない、情報の入力を促す(S807)。
以降、商品情報入力がなされない間は、S808とS809が繰り返され、入力手段157を用いて商品情報が入力され、「OK」ボタンが押されると、情報入力が終了したものとみなされ(S808のYes)、送信手段156を介して、店舗の識別子と、情報が入力された商品の種類、その価格情報が送信(S810)された後、一連の処理を終えてS801の処理に移る。
例えば、図5(d)の画面に対して、図5(e)のように「レギュラーガソリン」の欄に、価格として「120」が入力され、「OK」ボタンが押されると、店舗2の識別子「2001」と、「レギュラーガソリン:120」なるデータが送信手段156を介して送出される。
また、「レギュラーガソリン」と「ハイオクガソリン」の価格を両方入力し、「OK」ボタンを押した場合は、店舗2の識別子「2001」に加えて、例えば、「レギュラーガソリン:120,ハイオクガソリン:130」のようにデータ送出される。
また、キャンセルボタンが押されると(S809のYes)、商品情報の入力待ち状態を抜け、同じく、一連の処理を終えてS801に戻る。
以上、説明したように、本発明の第8の実施の形態の情報送信端末150によれば、情報送信端末150に、自端末が搭載されている自動車の給油口が開放されたことを検知する燃料注入口開放検知手段159を設け、給油口が開放されたと判断されたときに、自動的に、ガソリンスタンドで扱っている商品の情報を入力するための入力画面を表示手段158に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自動的に情報の入力を促すことにより、情報収集および送信の確実性を高めることができる。
(実施の形態9)
図19は、本発明の第9の実施の形態における情報送信端末170のブロック図であり、情報送信端末170は、自動車に搭載されているものとし、位置情報取得手段171、店舗特定手段172、制御手段174、燃料種別記憶手段175、送信手段176、入力手段177、表示手段178、燃料注入口状態検知手段179から構成される。
ここで、位置情報取得手段171、店舗特定手段172、制御手段174、送信手段176、入力手段177、表示手段178、は、本発明の第8の実施の形態で説明した位置情報取得手段161、店舗特定手段162、制御手段164、送信手段166、入力手段167、表示手段168と同じものである。
また、燃料種別記憶手段175は、本発明の第1の実施の形態で説明した燃料種別記憶手段105と同じものである。本実施の形態では、燃料の種類として「レギュラーガソリン」が記憶されているものとする。
また、燃料注入口状態検知手段179は、本発明の第7の実施の形態で説明した燃料注入口状態検知手段169と同じものである。本実施の形態では、燃料注入口状態検知手段179は、自動車の給油口の開閉を検知する。
このように構成された本発明の第9の実施の形態における情報送信端末170について、その動作を図20に示すフローチャートを用いて説明する。
S901〜S905までのステップは、本発明の第8の実施の形態の動作を説明するフローチャート(図18)におけるS801〜S805の動作と同じであり、まず、燃料注入口開放状態手段179は、給油口が閉鎖されている間、S901を繰り返し、給油口が開放されたことを検知すると(S901のYes)、位置情報取得手段171が情報送信端末170の現在位置の位置情報を取得(S902)し、店舗特定手段172に送る。
店舗特定手段172は、情報送信端末170の現在位置が、店舗特定手段172に格納されている店舗領域情報から得られる各店舗の領域のいずれかの内部であるかどうかを判別し(S903)、いずれかの店舗の領域内部であるときは、その店舗の識別子を、いずれの店舗の領域内部でもないときは「0000」を、制御手段174に通知し、これにより、制御手段174は現在位置が店舗特定手段172に格納されたいずれかの店舗の領域内かどうかを判断する(S904)。
(Y2)地点で、燃料注入口状態検知手段179により、給油口の開放が検出された場合、店舗特定手段172より制御手段174に対して、店舗2の識別子「2001」が通知される(S905)。
次に、制御手段174は燃料種別記憶手段175から、情報送信端末170が搭載されている自動車の燃料の種類である「レギュラーガソリン」を読み出し(S906)、続いて、燃料注入口開放状態手段179により、給油口が閉鎖されるのを待つ(S907)。
給油口の閉鎖が検知されると(S907のYes)、制御手段174は、S905で燃料種別記憶手段175から読み出した燃料種別をもとに、表示手段178に、図5(c)に示すような表示をおこない、情報の入力を促す(S908)。
以降、商品情報入力がなされない間は、S909とS910が繰り返され、入力手段177を用いて商品情報が入力され、「OK」ボタンが押されると、情報入力が終了したものとみなされ(S909のYes)、送信手段176を介して、店舗2の識別子「2001」と、入力された「レギュラーガソリン」の価格情報が、「レギュラーガソリン:120」のように送信(S911)された後、一連の処理を終えてS901の処理に移る。
また、キャンセルボタンが押されると(S910のYes)、商品情報の入力待ち状態を抜け、同じく、一連の処理を終えてS901に戻る。
なお、店舗の種類や領域などの店舗情報が店舗特定手段に予め記録されている例について記載したが、この店舗情報はサーバにて予め記録されており、情報送信端末は通信手段などにより該サーバから店舗情報を取得する構成であっても良い。またこの時、情報送信端末は走行中の近辺の店舗に関する店舗情報のみサーバから取得するようにしても良い。
以上、説明したように、本発明の第9の実施の形態の情報送信端末170によれば、情報送信端末170に、自端末が搭載されている自動車の給油口が開放されたことを検知する燃料注入口状態検知手段179と、情報送信端末170が搭載されている自動車の燃料種別を記憶する燃料種別記憶手段175を設け、給油口の開放が検知された後、再度、給油口が閉鎖されたと判断されたときに、自動的に、自端末が搭載されている自動車の燃料の種類に対する価格情報を入力するための入力画面を表示手段178に表示するようにしたので、情報送信者が意識しなくても、自端末が搭載された自動車に適合する燃料の価格情報の入力を促し、情報送信の確実性を高めることができる。
本発明に係る情報管理システムおよび情報送信端末は、店舗で扱われる商品についての情報、特に価格情報を、店舗および商品ごとに収集・蓄積するための情報管理システムおよび情報送信端末として有用である。
本発明の第1及び第2の実施の形態における情報管理システムのブロック図 (a)店舗領域のイメージ図(b)店舗領域情報の例を示す図 商品リストの例を示す図 本発明の第1の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート (a)商品情報入力画面の第1の例を示す図(b)商品情報入力画面の第1の例に入力した例を示す図(c)商品情報入力画面の第2の例を示す図(d)商品情報入力画面の第3の例を示す図(e)商品情報入力画面の第2の例に入力した例を示す図 データベース装置に記憶される商品情報の記憶形式の例を示す図 本発明の第2の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート 本発明の第3の実施の形態における情報送信端末のブロック図 本発明の第3の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート 本発明の第3の実施の形態における他の情報送信端末の動作を説明するフローチャート 本発明の第4の実施の形態における情報送信端末のブロック図 本発明の第4の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート 本発明の第5の実施の形態における情報送信端末のブロック図 本発明の第5の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート 本発明の第6及び第8の実施の形態における情報送信端末のブロック図 本発明の第6の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート 本発明の第7の実施の形態における情報送信端末のブロック図 本発明の第7の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート 本発明の第8の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート 本発明の第9の実施の形態における情報送信端末のブロック図 本発明の第9の実施の形態における情報送信端末の動作を説明するフローチャート
符号の説明
1 情報管理システム
100 情報送信端末
101 位置情報取得手段
102 店舗特定手段
103 商品リスト取得手段
104 制御手段
105 燃料種別記憶手段
106 送信手段
107 入力手段
108 表示手段
200 データベース装置
201 受信手段
202 商品情報記憶手段

Claims (24)

  1. 1台以上の情報送信端末と、データベース装置とから構成される情報管理システムであって、
    前記情報送信端末は、自端末の現在位置を取得する位置情報取得手段と、店舗の種類や領域などの店舗情報が予め記録されており前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記店舗情報とを比較することで入店した店舗を特定する店舗特定手段と、前記店舗特定手段により特定された店舗の扱う商品に関する入力画面を生成し所定のタイミングで表示する表示手段と、前記表示手段に表示された入力画面に商品に対する情報を入力する入力手段と、前記位置情報取得手段により取得された現在位置情報と前記店舗特定手段で特定された店舗を識別する情報のどちらか、あるいは両方と、前記入力手段により入力された商品に対する情報とを前記データベース装置に送信する送信手段とを備え、
    前記データベース装置は、前記情報送信端末の前記送信手段から送信された情報を受信するための受信手段と、前記受信手段により受信された情報を記憶、蓄積する商品情報記憶手段とを備えることを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記情報送信端末は、店舗の種類ごとに扱う商品のリストが記憶されており前記店舗特定手段により特定された店舗の種類に応じて商品のリストを取得する商品リスト取得手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記商品リスト取得手段により取得された商品リストをもとに入力画面を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記情報送信端末は自動車に搭載され、該搭載された自動車が用いる燃料の種別を記憶する燃料種別記憶手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記燃料種別記憶手段に記憶された燃料の種別をもとに入力画面を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  4. 前記表示手段は、前記店舗特定手段で特定された店舗の種類が自動車の燃料を販売する店舗であった場合にのみ、入力画面を生成することを特徴とする請求項3に記載の情報管理システム。
  5. 前記情報送信端末は店舗の種類ごとに扱う商品のリストが記憶されており前記店舗特定手段により特定された店舗の種類に応じて商品のリストを取得する商品リスト取得手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記商品リスト取得手段により取得された商品リストの中に前記燃料種別記憶手段に記憶された種類の燃料が含まれる場合にのみ、入力画面を生成することを特徴とする請求項3に記載の情報管理システム。
  6. 前記所定のタイミングは、前記店舗特定手段が入店した店舗の種類を特定したときであることを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  7. 前記所定のタイミングは、前記位置情報取得手段が取得した現在位置が前記店舗特定手段が特定した店舗の領域から外れたときであることを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  8. 前記情報送信端末は自動車に搭載され、
    エンジンもしくは相当する動力の停止を検知する動力停止検知手段をさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記動力停止検知手段による動力の停止が検知されたときであることを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  9. 前記情報送信端末は自動車に搭載され、
    エンジンもしくは相当する動力の停止を検知する動力停止検知手段と、前記動力の始動を検知する動力始動検知手段とをさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記動力停止検知手段によって動力の停止が検知され、さらに、前記動力始動検知手段による動力の再始動が検知されたときであることを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  10. 前記情報送信端末は自動車に搭載され、
    燃料注入口が開放されたことを検知する燃料注入口開放検知手段をさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記燃料注入口状態検知手段によって燃料注入口が開けられたことが検知されたときであることを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  11. 前記情報送信端末は自動車に搭載され、
    燃料注入口の開閉状態を検知する燃料注入口状態検知手段をさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記燃料注入口状態検知手段によって、燃料注入口が開けられたことが検知され、さらに、前記燃料注入口状態検知手段によって、燃料注入口が再び閉じられたことが検知されたときであることを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  12. 前記商品に対する情報は、該商品の価格あるいは単価であることを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  13. 1台以上の情報送信端末と、データベース装置とから構成される情報管理システムにおいて、
    自端末の現在位置を取得する位置情報取得手段と、店舗の種類や領域などの店舗情報が予め記録されており前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記店舗情報とを比較することで入店した店舗を特定する店舗特定手段と、前記店舗特定手段により特定された店舗の扱う商品に関する入力画面を生成し所定のタイミングで表示する表示手段と、前記表示手段に表示された入力画面に商品に対する情報を入力する入力手段と、前記位置情報取得手段により取得された現在位置情報と前記店舗特定手段で特定された店舗を識別する情報のどちらか、あるいは両方と、前記入力手段により入力された商品に対する情報とを前記データベース装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする情報送信端末。
  14. 店舗の種類ごとに扱う商品のリストが記憶されており前記店舗特定手段により特定された店舗の種類に応じて商品のリストを取得する商品リスト取得手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記商品リスト取得手段により取得された商品リストをもとに入力画面を生成することを特徴とする請求項13に記載の情報送信端末。
  15. 自動車に搭載され、該搭載された自動車が用いる燃料の種別を記憶する燃料種別記憶手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記燃料種別記憶手段に記憶された燃料の種別をもとに入力画面を生成することを特徴とする請求項13に記載の情報送信端末。
  16. 前記表示手段は、前記店舗特定手段で特定された店舗の種類が自動車の燃料を販売する店舗であった場合にのみ、入力画面を生成することを特徴とする請求項15に記載の情報送信端末。
  17. 店舗の種類ごとに扱う商品のリストが記憶されており前記店舗特定手段により特定された店舗の種類に応じて商品のリストを取得する商品リスト取得手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記商品リスト取得手段により取得された商品リストの中に前記燃料種別記憶手段に記憶された種類の燃料が含まれる場合にのみ、入力画面を生成することを特徴とする請求項15に記載の情報送信端末。
  18. 前記所定のタイミングは、前記店舗特定手段が入店した店舗の種類を特定したときであることを特徴とする請求項13に記載の情報送信端末。
  19. 前記所定のタイミングは、前記位置情報取得手段が取得した現在位置が前記店舗特定手段が特定した店舗の領域から外れたときであることを特徴とする請求項13に記載の情報管理システム。
  20. 自動車に搭載され、
    エンジンもしくは相当する動力の停止を検知する動力停止検知手段をさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記動力停止検知手段による動力の停止が検知されたときであることを特徴とする請求項13に記載の情報送信端末。
  21. 自動車に搭載され、
    エンジンもしくは相当する動力の停止を検知する動力停止検知手段と、前記動力の始動を検知する動力始動検知手段とをさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記動力停止検知手段によって動力の停止が検知され、さらに、前記動力始動検知手段による動力の再始動が検知されたときであることを特徴とする請求項13に記載の情報送信端末。
  22. 自動車に搭載され、
    燃料注入口が開放されたことを検知する燃料注入口開放検知手段をさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記燃料注入口状態検知手段によって燃料注入口が開けられたことが検知されたときであることを特徴とする請求項13に記載の情報送信端末。
  23. 自動車に搭載され、
    燃料注入口の開閉状態を検知する燃料注入口状態検知手段をさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記燃料注入口状態検知手段によって、燃料注入口が開けられたことが検知され、さらに、前記燃料注入口状態検知手段によって、燃料注入口が再び閉じられたことが検知されたときであることを特徴とする請求項13に記載の情報送信端末。
  24. 前記商品に対する情報は、該商品の価格あるいは単価であることを特徴とする請求項13に記載の情報送信端末。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009245276A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Equos Research Co Ltd 情報提供システムおよび情報提供プログラム
JP2013501454A (ja) * 2009-08-05 2013-01-10 本田技研工業株式会社 車内システムと接続している携帯通信装置
JPWO2015166811A1 (ja) * 2014-04-30 2017-04-20 みこらった株式会社 自動運転車及び自動運転車用プログラム

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