JP2008210086A - プリンタ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のプリンタから操作者のニーズに適したプリンタを自動的に選択可能とすることにより、操作者の手間を低減することができるプリンタ制御装置を提供する。
【解決手段】プリンタサーバPSは、端末PCから出力される操作者のタグラベル作成に関する要求情報を取得し、この要求情報に含まれる無線タグ回路素子Toのタグ属性情報又は通信種類情報に対応可能なプリンタを複数のタグラベルプリンタPから選択し、その選択されたタグラベルプリンタPに対し要求情報に対応する信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークに接続された複数のプリンタの制御を行うプリンタ制御装置に関する。
近年、複数のPC(Personal Computer)等の操作端末と複数のプリンタをLAN(Local Area Network)等のネットワークで接続し、複数の操作者で1台のプリンタを共有したり又は複数のプリンタを使い分けること等がなされている。このとき、一般に操作端末と複数のプリンタとはプリンタ制御装置を介して接続されており、このプリンタ制御装置によって複数のプリンタの制御が行われる。
上記プリンタ制御装置の従来技術としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このプリンタ制御装置は、操作者(クライアント)から印刷データを受信すると、操作者により指定されたプリンタの動作状態を判別し、当該プリンタが動作不良であったり他の操作者からの印刷指令によりビジー状態である場合に、印刷データを出力するプリンタを他のプリンタに切り替えるようになっている。
特開平6−4239号公報
上記従来技術では、操作者はネットワークに接続された複数のプリンタから自分のニーズに適したプリンタを指定する必要がある。このときの操作者のニーズとしては、例えば用紙のサイズ、カラー/白黒印刷、両面/片面印刷等操作者が印刷しようとする印刷の態様や、プリンタの設置位置が操作者から近いこと等、多種多様に存在する。このため、これらのニーズに応じたプリンタを印刷の度に毎回指定する場合には、各プリンタの印刷設定や機能等を確認する必要があり、操作者の手間を要する。
本発明の目的は、複数のプリンタから操作者のニーズに適したプリンタを自動的に選択可能とすることにより操作者の手間を低減することができるプリンタ制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、被印刷物に印刷データの印刷を行う印刷手段、及び前記被印刷物又はこれに関連づけられるタグ媒体物に備えられ情報を記憶するIC回路部及び情報を送受信するタグ側アンテナを備えた無線タグ回路素子と無線通信により情報送受信を行う通信手段を備えた複数のプリンタと、印刷操作信号を出力する少なくとも1つの操作端末とに接続され、前記複数のプリンタを制御するプリンタ制御装置であって、前記印刷操作信号に含まれる操作者の要求情報を取得する要求情報取得手段と、前記要求情報取得手段で取得した前記要求情報に含まれる前記無線タグ回路素子のタグ属性パラメータ又は通信パラメータに対応可能なプリンタを前記複数のプリンタから選択するプリンタ選択手段と、前記プリンタ選択手段で選択されたプリンタに対し、前記印刷操作信号に対応した印刷指示信号を出力する指示信号出力手段とを有する。
本願第1発明においては、プリンタの通信手段でタグ媒体物に備えられた無線タグ回路素子に対し無線通信により情報送受信を行うとともに、当該タグ媒体物に関連付けられた被印刷物に対し印刷手段で対応する印刷を行うことにより、所望の無線タグ情報を有する印字付き無線タグ媒体を作成する。このようにして印字付き無線タグ媒体を作成する場合には、プリンタで印刷のみを行う場合のように被印刷物のサイズや形状、カラー/白黒印刷等の印刷態様に関するニーズの他に、無線タグ回路素子のタグ属性、通信周波数及びプロトコル等の無線通信に関するニーズが加わるため、操作者のニーズはさらに多種多様となる。このため、操作者がプリンタを選択する際に手間を要するという前述した従来技術の課題はさらに顕著となる。
ここで本願第1発明においては、操作者の要求情報に含まれる無線タグ回路素子のタグ属性パラメータ又は通信パラメータに対応可能なプリンタを、プリンタ選択手段で選択する。これにより、作成しようとする印字付き無線タグ媒体の無線タグ回路素子に適したタグ属性パラメータ、通信パラメータで通信可能な通信手段を有するプリンタを選択して印字付き無線タグ媒体の作成を行うことができる。このようにして、本願第1発明によれば、複数のプリンタから操作者の無線通信に関するニーズに適したプリンタを自動的に選択することができる。その結果、操作者がプリンタを選択する際の手間を大幅に低減することができる。
第2の発明は、上記第1発明において、前記プリンタ選択手段は、前記複数のプリンタに対し予め定められた優先順位に沿って前記プリンタの選択を行うことを特徴とする。
本願第2発明においては、予め定められた優先順位に沿いつつ要求情報に対応するプリンタをプリンタ選択手段で選択する。これにより、複数のプリンタに対し予め操作者のニーズに応じて優先順位を定めておけば、操作者のニーズにさらに適したプリンタを自動的に選択することが可能となる。
第3の発明は、上記第2発明において、複数の前記操作端末ごとに設定された前記優先順位に関する順位相関を記憶する相関記憶手段を有することを特徴とする。
本願第3発明においては、相関記憶手段に記憶された優先順位に関する順位相関を用い、各操作端末ごとに設定された優先順位に沿いつつ各操作端末からの要求情報に対応するプリンタをプリンタ選択手段で選択する。その結果、各操作端末ごとにその端末に対応する操作者のニーズに応じたプリンタの優先順位を予め定めておき、順位相関として相関記憶手段に記憶しておけば、各操作端末の操作者のニーズにそれぞれ適したプリンタを自動的に選択することが可能となる。
第4の発明は、上記第2又は第3発明において、前記複数のプリンタの動作状況情報を取得する動作状況情報取得手段を有し、前記プリンタ選択手段は、前記要求情報と、前記動作状況情報取得手段で取得した前記動作状況情報とに応じて、前記複数のプリンタのうち対応するプリンタを選択することを特徴とする。
本願第4発明においては、要求情報と動作状況情報取得手段で取得した動作状況情報とに応じて、複数のプリンタのうち対応するプリンタをプリンタ選択手段で選択する。これにより、操作者の要求情報に対応するプリンタが例えば何らかの原因により動作不良状態であったり、他の操作者からの印刷ジョブでビジー状態であるような場合に、これを回避して他のプリンタを選択することが可能となる。その結果、印刷を迅速に行うことができるとともに、複数のプリンタの稼働効率を向上できる。
第5の発明は、上記第4発明において、前記動作状況情報取得手段は、前記動作状況情報として、前記プリンタが前記被印刷物への印刷動作中であるかどうかの情報、及び、前記プリンタの前記被印刷物への印刷動作終了までの残り時間のうち、少なくとも一方を取得することを特徴とする。
これにより、操作者の要求情報に対応するプリンタについて、例えばその印刷動作終了までの残り時間が所定の時間より大きい場合にはこれを回避して他のプリンタを選択し、残り時間が所定の時間以下である場合にはそのプリンタを選択するといったような、きめ細かな制御が可能となる。
第6の発明は、上記第1乃至第5発明のいずれかにおいて、前記プリンタ選択手段は、前記要求情報に含まれる、前記被印刷物の形状に係わる被印刷物情報に対応可能な前記プリンタを優先して選択することを特徴とする。
これにより、複数のプリンタから操作者の被印刷物の形状に係わるニーズに適したプリンタを自動的に選択することができる。
第7の発明は、上記第1乃至第6発明のいずれかにおいて、前記プリンタ選択手段は、前記タグ属性パラメータとして、対応する前記無線タグ回路素子の前記タグ側アンテナの感度、前記IC回路部のメモリ容量、前記被印刷物又は前記タグ媒体物上における無線タグ回路素子配置間隔のうち少なくとも1つに対応可能な前記プリンタを優先して選択することを特徴とする。
これにより、作成しようとする印字付き無線タグ媒体の無線タグ回路素子のタグ側アンテナの感度、IC回路部のメモリ容量、被印刷物又はタグ媒体物上における無線タグ回路素子配置間隔に対応して無線通信可能な通信手段を有したプリンタを自動的に選択することができる。
第8の発明は、上記第1乃至第6発明のいずれかにおいて、前記プリンタ選択手段は、前記通信パラメータとして、前記無線通信に使用する電磁波の周波数及び通信プロトコルのうち少なくとも1つに対応した前記プリンタを優先して選択することを特徴とする。
これにより、作成しようとする印字付き無線タグ媒体の無線タグ回路素子との無線通信に適した通信周波数及び通信プロトコルに対応可能な通信手段を有するプリンタを自動的に選択することができる。
第9の発明は、上記第1乃至第8発明のいずれかにおいて、前記印刷手段による印刷及び前記通信手段による前記無線タグ回路素子への情報送受信を行った前記被印刷物又は前記タグ媒体物を用いて無線タグラベルを作成する前記プリンタによる前記無線タグラベルの作成に応じ、当該プリンタによる無線タグラベル作成履歴情報を更新処理するための第1更新処理信号出力手段を有することを特徴とする。
本願第9発明においては、第1更新処理信号出力手段で無線タグラベル作成履歴情報を更新処理する。このように、プリンタで無線タグラベルを作成する毎に無線タグラベル作成履歴情報を更新し記憶させておくことで、例えば一定期間ごとに履歴情報を参照して複数のプリンタの稼働状況をそれぞれチェックすることが可能となる。
第10の発明は、上記第1乃至第9発明のいずれかにおいて、前記印刷手段による印刷及び前記通信手段による前記無線タグ回路素子への情報送受信を行った前記被印刷物又は前記タグ媒体物を用いて無線タグラベルを作成する前記プリンタによる前記無線タグラベルの作成に応じ、前記無線タグ回路素子の識別情報と前記無線タグ回路素子に関連づけられる対象物情報とのタグ相関を少なくとも格納したデータベースに対し、前記データベース内の情報を更新処理するための第2更新処理信号出力手段を有することを特徴とする。
これにより、プリンタで作成した無線タグラベルを使用する際に、リーダで読み取った当該無線タグラベルの無線タグ回路素子の識別情報に基づきデータベースに格納されたタグ相関を参照し、無線タグ回路素子に関連づけられた対象物情報を取得することができる。
第11の発明は、上記第1乃至第10発明のいずれかにおいて、前記プリンタ選択手段での選択結果に対応する選択情報を前記操作端末へ出力する選択情報出力手段を有することを特徴とする。
これにより、操作者は各操作端末から出力した印刷データが複数のプリンタのうちどのプリンタで印刷されるのかを認識することができる。
本発明によれば、複数のプリンタから操作者のニーズに適したプリンタを自動的に選択可能とすることにより操作者の手間を低減することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、本発明を無線タグラベルの生成システムに適用した場合の実施形態である。
図1は、本発明のプリンタ制御装置の一実施形態であるプリンタサーバを備えた無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。
図1に示すこの無線タグ生成システムTSにおいて、プリンタサーバPS(プリンタ制御装置)は、有線あるいは無線による通信回線NWを介して複数の端末PC〜PC(操作端末。以下適宜「端末PC」と記載する)に接続されている。これら各端末PC〜PCは例えばパーソナルコンピュータであり、各種入力画面等の表示を行う表示部101と、操作者が入力等を行うための操作部102とを有している。またプリンタサーバPS(プリンタ制御装置)は、タグテープ303(後述)に印刷データの印刷を行う印刷機能及びタグテープ303に備えられる無線タグ回路素子To(後述)と無線通信により情報送受信を行う無線通信機能を有し、無線タグラベルTを作成するための複数のタグラベルプリンタP〜Pに接続されると共に、各種データを登録可能なデータサーバDSに接続されている。
上記タグラベルプリンタP〜P(プリンタ。以下適宜「タグラベルプリンタP」と記載する)は、それぞれ予め設定された通信機能及び印刷機能を有するとともに、予め設定されたカートリッジ(後述)が装着されることにより、各プリンタに対応する無線タグラベルTを作成するようになっている。例えば、プリンタPでは解像度の高い印刷が行われるとともにUHF帯でISO/IEC 18000−6のタイプCによる無線通信が行われ、ラベル幅及びラベル長さの大きな無線タグラベルTが作成される、またプリンタPn−1では解像度は低いが速度の速い印刷が行われ、且つHF帯でISO/IEC 18000−3 mode2による無線通信が行われ、ラベル幅及びラベル長さの小さな無線タグラベルTが作成される、といった具合である。
上記構成の無線タグ生成システムTSにおいては、操作者が端末PCの操作部102を用いてタグラベル作成開始指示の入力を行うと、操作者が所望する無線タグラベルTを作成可能であり且つ操作者のニーズに最適なタグラベルプリンタPがプリンタサーバPSによって選択され、その選択されたタグラベルプリンタPにより無線タグラベルTの作成が行われる(詳細は後述)。
図2はタグラベルプリンタPの全体構成の一例を概念的に表す概念構成図である。
図2において、このタグラベルプリンタPは、操作者が操作を行うための操作部302と、タグテープロール304(本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示している)に巻回されたタグテープ303(被印刷物、タグ媒体物。所定間隔で無線タグ回路素子Toが備えられている)を連続的に供給するカートリッジ300を着脱可能なカートリッジホルダ308と、このタグテープロール304から繰り出されたタグテープ303に備えられた被印字テープ層(図示せず)のうち各無線タグ回路素子Toに対応した領域に所定の印字を行う印字ヘッド305(印刷手段)と、無線タグ回路素子Toとの間で無線通信により情報の送受信を行うアンテナ306(通信手段)と、高周波回路301及び制御回路302と、タグテープ303への印字及び無線タグ回路素子Toへの上記情報書き込みが終了したタグテープ303を所定の長さに切断して上記無線タグラベルTとするカッタ307と、印字ヘッドに対向して設けられ、制御回路302により制御されてタグテープ303を搬送する搬送装置309とを有する。
高周波回路301及び制御回路302は、詳細な説明を省略するが、無線タグ回路素子ToのIC回路部150へのアクセス情報を生成し、アンテナ306を介して無線タグ回路素子Toへ送信し、無線タグ回路素子ToのIC回路部150へ情報書き込みを行う。また制御回路302はプリンタサーバPSと接続されており、情報の送受が可能となっている。
なお、以上ではUHF帯(例えば915MHz)で通信を行うタグラベルプリンタを例にとって説明したが、上述したようにタグラベルプリンタP〜Pの中にはHF帯(例えば13.56MHz)で通信を行うものも含まれる。このプリンタでは、特に図面を用いて説明はしないが、上記高周波回路301の代わりに送信回路、受信回路及びアンテナ共用器が設けられる。
図3は、上記タグテープ303に備えられた無線タグ回路素子Toの機能的構成の一例を表すブロック図である。なお、図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
図3において、無線タグ回路素子Toは、上記タグラベルプリンタPのアンテナ301とHF帯、UHF帯、又はマイクロ波帯等の高周波を用いて非接触で信号の送受信を行うアンテナ151(タグ側アンテナ)と、このアンテナ151に接続されたIC回路部150とを有している。
IC回路部150は、アンテナ151により受信された質問波を整流する整流部152と、この整流部152により整流された質問波のエネルギを蓄積しIC回路部150の駆動電源とするための電源部153と、上記アンテナ151により受信された質問波からクロック信号を抽出して制御部(後述)157に供給するクロック抽出部154と、所定の情報信号を記憶し得る情報記憶部として機能するメモリ部155と、上記アンテナ151に接続された変復調部156と、上記整流部152、クロック抽出部154、及び変復調部156等を介して上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための制御部157とを備えている。
変復調部156は、アンテナ151により受信された上記タグラベルプリンタPのアンテナ301からの通信信号の復調を行うと共に、上記制御部157からの返信信号に基づき、上記アンテナ151で受信した質問波を変調反射し、アンテナ151より応答波として再送信する。
制御部157は、上記変復調部156により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部155において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、上記変復調部156により返信する制御等の基本的な制御を実行する。
クロック抽出部154は受信した信号からクロック成分を抽出して制御部157にクロックを抽出するものであり、受信した信号のクロック成分の周波数に対応したクロックを制御部157に供給する。
図4は、タグラベルプリンタPで上記無線タグ回路素子Toを備えた無線タグラベルTを作成するときに上記制御回路302によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
図4において、まずステップS115において、例えば搬送装置309に制御信号を出力し、カートリッジ用モータ(図示せず)の駆動力によってタグテープロール304からタグテープ303を繰り出させる。
その後、ステップS120に移り、タグテープ303が所定値C(例えば、先行する無線タグ回路素子Toに対する無線タグ情報書き込みが終了し、次の無線タグ回路素子Toがアンテナ306にほぼ対向する位置に到達するだけの搬送距離)だけ搬送されたかどうかを判定する。この搬送距離判定は、例えばタグテープ303に設けたマーキングを公知のテープセンサ(不図示)で検出することにより行えば足りる。判定が満たされたら、ステップS300に移る。
ステップS300ではタグ情報書き込み・印刷処理を行う。すなわち、プリンタサーバPSから送信された、印刷データ及び無線タグ情報を含む要求情報(印刷指示信号)を受信し、これに基づいてタグテープ303上の無線タグ回路素子Toに無線タグ情報の書き込みを行うとともに、印字ヘッド305によりタグテープ303の対応する領域に印刷データの印刷を行う(詳細手順は後述)。このステップS300が終了したらステップS135に移る。
ステップS135では、タグテープ303のうちこの時点で処理対象としている無線タグ回路素子Toに対応する領域への印字がすべて完了しているかどうかを確認した後、ステップS140へ移る。
ステップS140では、タグテープ303がさらに所定量(例えば、対象とする無線タグ回路素子To及び印字領域のすべてがカッタ307を所定の長さ(余白量)分越えるだけの搬送距離)だけ搬送されたかどうかを判断する。このときの搬送距離判定も例えば前述のステップS120と同様にすれば足りる。判定が満たされたら、ステップS145に移る。
ステップS145では、上記搬送手段309に制御信号を出力して上記カートリッジ用モータの駆動を停止して、タグテープロール304からのタグテープ303の繰り出し及び搬送を停止させる。
その後、ステップS150で、例えば図示しないソレノイド駆動回路に制御信号を出力してカッター用ソレノイド(図示せず)を駆動し、カッタ307によってタグテープ303の切断を行う。前述したように、この時点で、例えば処理対象の無線タグ回路素子To及び印字領域を含むタグテープ303のすべてがカッタ307を十分に越えており、このカッタ307の切断によって、無線タグ回路素子Toに無線タグ情報が書き込まれかつこれに対応する所定の印字が行われたラベル状の無線タグラベルTが生成される。
その後、ステップS155に移り、上記ステップS150でラベル状に生成された無線タグラベルTがタグラベルプリンタP外へと排出される(別途設けた排出用ローラを駆動制御してもよいし、操作者が手で抜き取るようにしてもよい)。
次のステップS160では、プリンタサーバPSに対し、タグラベルTの作成が完了した旨を表すタグラベル作成完了信号を送信する。そして、本フローを終了する。
なお、上記フローは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
図5は、上述のステップS300の詳細手順を表すフローチャートである。
この図5において、まず、ステップS305において、プリンタサーバPSから送信された要求情報(印刷指示信号)を受信し、これに含まれる無線タグ情報を取得する。
その後、ステップS310において、プリンタサーバPSから受信した要求情報に含まれる印刷データを取得する。
その後、ステップS335に移り、例えば図示しない印刷駆動回路に制御信号を出力し、上記印字ヘッド305を通電して、タグテープ303のうち処理対象となる無線タグ回路素子Toに対応する領域に、上記ステップS310で取得した印刷データの印刷を開始させる。
そして、ステップS340に移り、所望のデータを無線タグ回路素子Toのメモリ部155に書き込む「Program」コマンド信号を生成して高周波回路301を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信し、そのメモリ部155に情報が書き込まれる。なおこのとき上記「Program」コマンド信号には、上記ステップS305で取得した無線タグ情報が含まれている。
その後、ステップS345において、通信結果の可否確認のための「Verify」コマンド信号を生成して高周波回路301を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。
その後ステップS350において、上記「Verify」コマンド信号に対応して書き込み対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号をアンテナ306を介して受信し、高周波回路301を介し取り込む。
次に、ステップS355において、リプライ信号に基づき、当該無線タグ回路素子Toのメモリ部155内に記憶された情報を確認し、前述の送信した所定の情報がメモリ部155に正常に記憶されたか否かを判定する。判定が満たされた場合にはこのフローを終了する。これにより、書き込み対象とする無線タグ回路素子Toへの情報書き込みが完了し、このフローを終了する。判定が満たされない場合はステップS340に戻って同様の手順を繰り返す。
以上のルーチンにより、タグテープ303上の書き込み対象の無線タグ回路素子Toに対して対応する情報を書き込むとともに、タグテープ303上の対応する印字領域に対し上記所定の印字を印刷することができる。
なお、上記フローは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、例えばステップS305とステップS310の手順を入れ替える等、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
図6は、プリンタサーバPSの機能構成を表す機能ブロック図である。
図6において、プリンタサーバPSは、端末PC〜PC、データサーバDS、及びタグラベルプリンタP〜Pとの信号送受を行うためのインターフェース制御部201と、制御回路202とを有している。上記制御回路202は、いわゆるマイクロコンピュータであり、中央演算処理装置であるCPU202A、ROM202B、RAM202C等から構成され、RAM202Cの一時記憶機能を利用しつつROM202Bに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うようになっている。
図7は、上記プリンタサーバPSの制御回路202によって実行される制御手順を表すフローチャートである。なお、このフローは、例えばプリンタサーバPSの電源投入時に開始される。
まずステップS405では、操作者が端末PCの操作部102を用いてタグラベル作成開始指示の入力を行うことにより、端末PCから通信回線NWを介してラベル作成指令信号が入力されたか否かを判定する。ラベル作成指令信号が入力されていない場合には、判定が満たされずにステップS410に移る。
ステップS410では、各プリンタPから送信されるステータス情報を取得する。このステータス情報とは、例えばプリンタサーバPSより印刷・タグ情報を受信してタグラベル作成中であるか否か、タグラベル作成中である場合には作成が終了するまでの所要時間はどのくらいかといったジョブ状態や、装着されたカートリッジ300のタグテープが切れてラベル作成ができない状態、又は故障等による動作不良状態等、各プリンタPの動作状況を表す動作状況情報であり(後述の図11参照)、各プリンタPは、これらのステータス情報を例えば一定周期ごとにプリンタサーバPSに送信するようになっている。
次のステップS415では、上記ステップS410で取得した各プリンタPのステータス情報をステータステーブル(後述の図11参照)として適宜の記憶手段(例えばRAM202C。またはデータサーバDSでもよい)に記憶させる。そして、先のステップS405に戻る。
このように、操作者がラベル作成指令を行わない場合には、ステップS405〜ステップS415を繰り返しつつ、各プリンタPのステータス情報からなるステータステーブルを更新する。そして、ステップS405〜ステップS415を繰り返す間にラベル作成指令信号が入力された場合には、ステップS405の判定が満たされてステップS420に移る。
ステップS420では、インターフェース制御部201及び通信回線NWを介してラベル作成指令信号が送信された端末PCに対し表示信号を送信する。これにより、端末PCの表示部101には、予めプリンタサーバPSの適宜の場所(例えばRAM202C等)に記憶された複数の無線タグラベルTのテンプレートが表示される。各テンプレートには、操作者が無線タグラベルTを作成するにあたり要求する要求情報、すなわち、ラベル形状(幅、長さ等)、無線タグ回路素子Toとの情報送受信に用いる通信の種類(通信パラメータ。通信周波数、プロトコル等)、無線タグ回路素子Toの属性(属性パラメータ。アンテナ感度、メモリ容量等)、及びラベルの印刷態様(フォント、文字色、背景の有無等)等が予め設定されており、また当該要求情報を満足する(言い換えればテンプレートに対応する無線タグラベルTを作成可能な)タグラベルプリンタP(P〜Pの少なくとも1台。複数台の場合もある)と対応付けがなされている。すなわち、操作者が複数のテンプレートから所望のテンプレートを選択することによって、操作者の要求情報(形状、通信種類、タグ属性、印刷態様等)が決定されるようになっている。なお、上記要求情報は一例であり、その他の要求要素を含めてもよい。また、各テンプレートはテキスト情報及び無線タグ情報等の必要なデータの入力部を有しており、操作者がこの入力部にテキスト情報及び無線タグ情報の入力を行うことにより、ラベルに印刷する印刷データ及び無線タグ回路素子Toに書き込む無線タグ情報が決定されるようになっている。
次のステップS425では、操作者によりテンプレートの選択が行われたか否かを判定する。この判定は、端末PCからテンプレートの選択に対応した選択信号(印刷操作信号)が通信回線NWを介して入力されたか否かを検出することにより行われる。テンプレートの選択が行われると、判定が満たされて次のステップS430に移る。
ステップS430では、端末PCから送信される、テンプレートの選択に対応した選択信号に含まれる上記要求情報(形状、通信種類、タグ属性、印刷態様等)を取得する。なお、この要求情報には、操作者により上記テンプレートの入力部に入力された印刷データ及び無線タグ情報が含まれる。
次のステップS500では、各操作者の優先度テーブル(後述の図8参照)及び各タグラベルプリンタPのステータスを表すステータステーブル(後述の図11参照)に基づき、操作者の上記要求情報を満たすタグラベルプリンタPを選択するプリンタ選択処理を行う(詳細は後述の図8参照)。
次のステップS440では、上記ステップS435で選択したタグラベルプリンタPに対し、上記ステップS430で取得した要求情報に対応する信号(印刷指示信号)を送信する。
次のステップS445では、インターフェース制御部201及び通信回線NWを介してラベル作成指令信号が送信された端末PCに対し表示信号を送信する。これにより、端末PCの表示部101には選択されたタグラベルプリンタPがいずれであるかを表す表示(例えば「プリンタPで作成しています」)が行われる。
次のステップS450では、無線タグラベルTの作成が終了したか否かを判定する。この判定は、タグラベルプリンタPからインターフェース制御部201を介してタグラベル作成完了信号が入力されたか否かを検出することにより行われる。無線タグラベルTの作成が終了すると、判定が満たされて次のステップS455に移る。
ステップS455では、適宜の記憶手段(例えばRAM202C。またはデータサーバDSでもよい)に記憶された、各操作者(各端末PC)が要求した無線タグラベルTの作成をどのプリンタPが行ったかを表すタグラベル作成履歴情報(後述の図12参照)を更新する。
次のステップS460では、タグラベルプリンタPで作成された無線タグラベルTにおいて、無線タグ回路素子Toに書き込まれた無線タグ情報(識別情報としてのIDを含む)と、これに対応して印字ヘッド305により印字領域に印字された印字情報との組み合わせを、インターフェース制御部201を介し出力し、データサーバDSに記憶させる。なお、この記憶データは必要に応じて端末PCより参照可能にデータサーバDSのデータベース内に格納保持される。
次のステップS465では、プリンタサーバPSの電源がOFFとされたか否かを判定する。電源がOFFでない場合には判定が満たされずに先のステップS405に戻る。一方、電源がOFFとされた場合には、このフローを終了する。
なお、上記フローは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、例えば上記ステップS455とステップS460とを入れ替える等、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、上記フローにおけるステップS430の手順が、特許請求の範囲各項記載の印刷操作信号に含まれる操作者の要求情報を取得する要求情報取得手段を構成し、ステップS500の手順が、要求情報に含まれる無線タグ回路素子のタグ属性パラメータ又は通信パラメータに対応可能なプリンタを複数のプリンタから選択するプリンタ選択手段を構成し、ステップS440の手順がプリンタ選択手段で選択されたプリンタに対し、印刷操作信号に対応した印刷指示信号を出力する指示信号出力手段を構成する。
また、上記フローにおけるステップS410の手順は、複数のプリンタの動作状況情報を取得する動作状況情報取得手段を構成し、ステップS455の手順は、プリンタによる無線タグラベル作成履歴情報を更新処理するための第1更新処理信号出力手段を構成する。また、ステップS460の手順は、無線タグ回路素子の識別情報と無線タグ回路素子に関連づけられる対象物情報とのタグ相関を少なくとも格納したデータベースに対し、データベース内の情報を更新処理するための第2更新処理信号出力手段を構成し、ステップS445の手順は、プリンタ選択手段での選択結果に対応する選択情報を操作端末へ出力する選択情報出力手段を構成する。
図8は、優先度テーブルの一例を表す図である。
この図8において、優先度テーブルは、各操作者(各端末PC)ごとに所定の基準を用いて予め設定されたタグラベルプリンタPの優先度の順位を一覧にしたテーブルである。この図8に示す例では、端末PC(の操作者)に対しては優先度が高い方から順にプリンタP,P,P,P,・・・と設定されている。また、端末PC(の操作者)に対しては優先度が高い方から順にプリンタP,P,P,P,・・・と設定されており、端末PC(の操作者)に対しては優先度が高い方から順にプリンタP,P,P,P,・・・と設定されている。
図9は、上記優先度を設定する際の基準項目の一例を表す図である。
この図9に示すように、優先度の基準項目としては、各タグラベルプリンタPの操作者(端末PC)からの距離が一例として挙げられる。すなわち、操作者からの距離が小さい(席に近い)プリンタほど優先するといった場合である。また他の優先度の基準項目として、作成される無線タグラベルTの形状(幅、長さ)が一例として挙げられる。すなわち、操作者がなるべく幅の大きい無線タグラベルTを作成したい場合には、装着されたカートリッジ300から供給されるタグテープ幅が大きいプリンタほど優先し、操作者がなるべく長い無線タグラベルTを作成したい場合には、装着されたカートリッジ300から供給されるタグテープにおける無線タグ回路素子Toの配置間隔が大きいプリンタほど優先することになる。
また他の優先度の基準項目として、タグラベル作成の際に無線タグ回路素子Toとの間で行われる無線通信の種類(通信周波数、通信プロトコル)が一例として挙げられる。すなわち、UHFタグよりもHFタグを優先する場合や、ISO/IEC 18000−6のタイプAよりもタイプCを優先するといった場合である。さらに他の優先度の基準項目として、無線タグ回路素子Toの属性(アンテナ感度、メモリ容量等)が一例として挙げられる。すなわち、無線タグ回路素子Toのメモリ部155の容量が大きいほど優先するといった場合である。
また他の優先度の基準項目として、プリンタの機能(解像度、階調、印刷速度等)が一例として挙げられる。すなわち、印刷速度が早いほど優先する場合や、印刷解像度が高いほど優先するといった場合である。さらに他の優先度の基準項目として、作成履歴(後述の図12参照)から得られるプリンタの使用頻度が一例として挙げられる。すなわち、使用頻度が多いほど優先するといった場合である。
図10は、上述のステップS500の詳細手順を表すフローチャートである。
まずステップS510では、各操作者(各端末PC)ごとに所定の基準(図9参照)を用いて予め設定されたタグラベルプリンタPの優先度の順位を表す変数Nを0に初期化する。
次のステップS520では、上記変数Nに1を加えて次のステップS530に移る。
ステップS530では、適宜の相関記憶手段(例えばRAM202C。またはデータサーバDSでもよい)に記憶された優先度テーブル(図8参照)を参照し、優先度がNであるタグラベルプリンタPを特定し、この特定したプリンタPのスペック等(通信、印刷機能)に関するプリンタ情報を取得する。なお、上記優先度テーブルは、前述したように各操作者(各端末PC)ごとに所定の基準を用いて予め設定されたタグラベルプリンタPの優先度の順位を一覧にしたテーブルである。前述した図8にこの優先度テーブルの一例を示したが、例えばこの図8に示す例において端末PCの優先度が端末から近い位置に存在するプリンタほど高く設定されているとした場合では、本ステップS530において、端末PCからタグラベル作成指令を行っている場合でN=1の場合には端末PCから最も近いタグラベルプリンタPの情報を取得することになる。また、各タグラベルプリンタPのスペック等のプリンタ情報については、予めデータサーバDSに登録されており、優先度がNであるタグラベルプリンタPを特定した後データサーバDSを参照してその情報を取得するようになっている。
次のステップS540では、上記ステップS530で取得した優先度NのタグラベルプリンタPのプリンタ情報と、操作者の要求情報とを比較し、優先度NのタグラベルプリンタPが要求情報を満たすか否かを判定する。操作者の要求を満たさない場合には、判定が満たされずに先のステップS520に移る。そして、変数Nに1を加え、次の優先度N+1であるタグラベルプリンタPに対し上記ステップS520及びステップS530の手順を繰り返す。一方、上記ステップS540において操作者の要求を満たす場合には、判定が満たされて次のステップS550に移る。
なお、ここでは優先度NのプリンタPのプリンタ情報を取得して操作者の要求情報と比較することによりプリンタPが所望の無線タグラベルTを作成可能か否かを判定するようにしたが、これに限られない。すなわち、前述の図7のステップS425においてテンプレートが選択された際に、当該テンプレートに対応する無線タグラベルTを作成可能なタグラベルプリンタP群(P〜Pの少なくとも1台。複数台の場合もある)が適宜の記憶手段から読み出され、優先度テーブルを参照して特定した優先度がNであるタグラベルプリンタPが上記タグラベルプリンタP群に含まれるか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS550では、適宜の記憶手段(例えばRAM202C。またはデータサーバDSでもよい)に記憶された上記ステータステーブル(後述の図11参照)を参照し、優先度がNであるタグラベルプリンタPのステータス情報を取得する。
次のステップS560では、上記ステップS550で取得したステータス情報に基づき、優先度がNであるタグラベルプリンタPがタグラベル作成を行えるか否かを判定する。後述する図11にステータステーブルの一例を示しているが、例えばこの図11に示す例では、端末PCの場合には直ちにタグラベル作成可能であると判定し、端末PCの場合にはタグラベル作成が不可能であると判定することになる。なお、端末PC又は端末PCの場合にどう判定するかは、各操作者(端末PC)ごとに設定が可能である。例えば、ジョブ完了までの所要時間が1分よりも長い場合にはラベル作成不可と判定し、1分以内であれば作成可と判定するようにしてもよい。タグラベル作成不可能と判定された場合には、先のステップS520に戻る。一方、タグラベル作成可能と判定された場合には、次のステップS570に移る。
ステップS570では、優先度NのタグラベルプリンタPを選択し、本フローを終了する。
なお、上記フローは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
図11は、前述したステータステーブルの一例を表す図である。
この図11において、ステータステーブルは、前述したように各プリンタPの動作状態を表す情報からなるテーブルである。この図11に示す例では、プリンタPは印刷・通信ジョブを有する状態(タグラベル作成中)であり、残り3枚の無線タグラベルTの作成ジョブを有し、それらのラベルの作成を完了するまでに約2分の時間を要する。またプリンタPはジョブを有しない状態であり、直ちにタグラベル作成を開始することが可能である。またプリンタPは装着されたカートリッジ300のタグテープロール304から全タグテープ303の供給を終え、タグテープ切れとなっている状態である。また、プリンタPは印刷・通信ジョブを有する状態(タグラベル作成中)であり、残り1枚の無線タグラベルTの作成ジョブを有し、それらのラベルの作成を完了するまでに約30秒の時間を要する。
ここで、前述の図8及び上記図11に示す例を用いて、前述の図10に示したプリンタ選択処理における具体的なプリンタ選択手順を説明する。
例えばタグラベル作成指令を出力したのが端末PCである場合、図8に示すように優先度N=1であるプリンタはプリンタPである。すなわち、図10中ステップS530でプリンタPのプリンタ情報を取得する。そして、このプリンタPが操作者の要求情報を満たす場合、ステップS540の判定が満たされてステップS550に移り、ステータステーブルを参照してプリンタPのステータス情報を取得する。図11に示すようにプリンタPは残り1枚の無線タグラベルTの作成ジョブを有し、そのラベルの作成を完了するまでに約30秒の時間を要する。このとき、端末PCではジョブがあるものについてはラベル作成不可と判定するように設定されているものとする。この結果、ステップS560の判定は満たされずにステップS520に戻り、優先度をN=2とする。図8に示すように優先度N=2であるプリンタはプリンタPであるので、図10中ステップS530でプリンタPのプリンタ情報を取得する。その後上記と同様にステップS550に進み、ステータステーブルを参照してプリンタPのステータス情報を取得する。図11に示すようにプリンタPは残り3枚の無線タグラベルTの作成ジョブを有し、そのラベルの作成を完了するまでに約2分の時間を要する。したがって、ステップS560の判定は満たされずにステップS520に戻り、優先度をN=3とする。優先度N=3であるプリンタPについて同様の手順を繰り返す。プリンタPのステータス情報はタグテープ切れであるので、ステップS560の判定は満たされずに再度ステップS520に戻り、優先度をN=4とする。優先度N=4であるプリンタPについて同様の手順を繰り返し、プリンタPのステータス情報はジョブ無しであるので、図10中ステップS560の判定が満たされ、ステップS570でプリンタPを最終的に選択する。
一方、例えばタグラベル作成指令を出力したのが端末PCである場合、図8に示すように優先度N=1であるプリンタはプリンタPである。すなわち、図10中ステップS530でプリンタPのプリンタ情報を取得する。そして、このプリンタPが操作者の要求情報を満たす場合、ステップS540の判定が満たされてステップS550に移り、ステータステーブルを参照してプリンタPのステータス情報を取得する。図11に示すようにプリンタPは残り3枚の無線タグラベルTの作成ジョブを有し、そのラベルの作成を完了するまでに約2分の時間を要する。このとき、端末PCではジョブ完了までの所要時間が1分より長いものについてはラベル作成不可と判定し、1分以内のものについてはラベル作成可と判定するように設定されているものとする。この結果、ステップS560の判定は満たされずにステップS520に戻り、優先度をN=2とする。次に優先度N=2であるプリンタPについて同様の手順を繰り返し、プリンタPのステータス情報はタグテープ切れであるので、ステップS560の判定は満たされずに再度ステップS520に戻り、優先度をN=3とする。次に優先度N=3であるプリンタPについて同様の手順を繰り返す。プリンタPのステータス情報は、図11に示すように残り1枚の無線タグラベルTの作成ジョブを有し、そのラベルの作成を完了するまでに約30秒の時間を要する。したがって、図10中ステップS560の判定が満たされ、ステップS570でプリンタPを最終的に選択する。
一方、例えばタグラベル作成指令を出力したのが端末PCである場合、図8に示すように優先度N=1であるプリンタはプリンタPである。プリンタPのステータス情報はタグテープ切れであるので、ステップS560の判定は満たされずに再度ステップS520に戻り、優先度をN=2とする。優先度N=2であるプリンタPについて同様の手順を繰り返し、プリンタPのステータス情報はジョブ無しであるので、図10中ステップS560の判定が満たされ、ステップS570でプリンタPを最終的に選択する。
図12は前述したタグラベル作成履歴の一例を表す図である。
この図12において、タグラベル作成履歴は、前述したように適宜の記憶手段(例えばRAM202C。またはデータサーバDSでもよい)に記憶された、各操作者(各端末PC)が要求した無線タグラベルTの作成をどのプリンタPが行ったかを各操作者(各端末PC)ごとに表す履歴情報である。この図12に示す例では、例えば端末PCの場合、作成回数が最も多いのがプリンタPであり、作成回数が最も少ないのがプリンタPとなっている。また例えば端末PCの場合、作成回数が最も多いのがプリンタPであり、作成回数が最も少ないのがプリンタPとなっている。また例えば端末PCの場合、作成回数が最も多いのがプリンタPであり、作成回数が最も少ないのがプリンタPとなっている。
以上説明した本実施形態においては、タグラベルプリンタPのアンテナ306を介してタグテープ303に備えられた無線タグ回路素子Toに対し無線通信により情報送受信を行うとともに、当該タグテープ303に対し印字ヘッド305で対応する印刷を行うことにより、所望の無線タグ情報を有する無線タグラベルTを作成する。このようにして無線タグラベルTを作成する場合には、無線通信機能を有しない通常のプリンタで印刷のみを行う場合のように被印刷物のサイズや形状、カラー/白黒印刷等の印刷態様に関するニーズの他に、無線タグ回路素子Toのタグ属性、通信周波数及びプロトコル等の通信種類に関するニーズが加わるため、操作者のニーズはさらに多種多様となる。このため、操作者が自らのニーズに最適なプリンタを選択する際に手間を要するという前述した従来技術の課題はさらに顕著となる。
ここで本実施形態においては、操作者が複数のテンプレートの中から所望のテンプレートを選択することにより、作成する無線タグラベルTに備えられる無線タグ回路素子Toのタグ属性又は通信種類に対応可能なプリンタPが、自動的に選択される。これにより、作成しようとする無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toに適したタグ属性、通信種類で通信可能なアンテナ306を有するタグラベルプリンタPを選択して無線タグラベルTの作成を行うことができる。このようにして、本実施形態によれば、複数のタグラベルプリンタPから操作者の無線通信に関するニーズに適したプリンタを自動的に選択することができる。その結果、操作者がタグラベルプリンタPを選択する際の手間を大幅に低減することができる。
また、本実施形態では特に、各操作者(各端末PC)ごとに予め定められた複数のプリンタに対する優先順位に沿ってタグラベルプリンタPの選択を行う。これにより、複数のタグラベルプリンタPに対し予め操作者のニーズに応じて優先順位を定めておけば、操作者のニーズにさらに適したプリンタを自動的に選択することができる。
また、本実施形態では特に、操作者のタグラベル作成に関するニーズ(操作者が複数のテンプレートの中から所望のテンプレートを選択等することにより設定される要求情報)と、各タグラベルプリンタPの動作状況を表すステータス情報とに応じて、複数のタグラベルプリンタPのうち対応するプリンタを選択する。これにより、操作者の要求情報を満足するタグラベルプリンタPが例えば何らかの原因により動作不良状態であったり、他の操作者からの印刷ジョブを有することによりビジー状態であるような場合に、これを回避して他のタグラベルプリンタPを選択することができる。その結果、ラベル作成を迅速に行うことができるとともに、複数のタグラベルプリンタPの稼働効率を向上できる。
また、本実施形態では特に、ステータス情報が、タグラベルプリンタPがタグラベル作成中であるかどうかの情報、及び、作成中である場合にはそのジョブの終了までの残り時間情報を含む。これにより、操作者のニーズに対応するタグラベルプリンタPについて、そのラベル作成動作終了までの残り時間が所定の時間より大きい場合にはこれを回避して他のプリンタを選択し、残り時間が所定の時間以下である場合にはそのプリンタを選択するといったような、きめ細かな制御を行うことができる。
また、本実施形態では特に、操作者が所望のテンプレートを選択することにより、所望の無線タグラベルTの形状(幅、長さ等)を作成可能であるタグラベルプリンタPを選択することができる。これにより、複数のタグラベルプリンタPから操作者の無線タグラベルTの形状に係わるニーズに適したプリンタを自動的に選択することができる。
また、本実施形態では特に、操作者が所望のテンプレートを選択することにより、所望のアンテナ感度(無線タグ回路素子Toのアンテナ151の感度)、及び所望のメモリ容量(無線タグ回路素子ToのIC回路部150のメモリ容量)のうち少なくとも1つを有する無線タグラベルTを作成可能であるタグラベルプリンタPを選択することができる。これにより、作成しようとする無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toのタグ属性に係わるニーズに適したプリンタを自動的に選択することができる。
また、本実施形態では特に、操作者が所望のテンプレートを選択することにより、無線通信に使用する所望の電磁波の周波数及び所望の通信プロトコルのうち少なくとも1つに対応して無線通信を行い無線タグラベルTを作成可能なプリンタを自動的に選択することができる。これにより、無線タグラベルTの作成の際に行われる無線通信の通信種類に係わるニーズに適したプリンタを自動的に選択することができる。
また、本実施形態では特に、各タグラベルプリンタPで無線タグラベルTの作成を完了するごとに、各操作者(各端末PC)が要求した無線タグラベルTの作成をどのプリンタPが行ったかを表すタグラベル作成履歴情報を更新する。これにより、例えば一定期間ごとに作成履歴情報を参照して各タグラベルプリンタPの稼働状況をそれぞれチェックすること等が可能である。
また、本実施形態では特に、各タグラベルプリンタPで無線タグラベルTの作成を完了するごとに、無線タグ回路素子Toに書き込まれた無線タグ情報(識別情報としてのIDを含む)と、これに対応して印字ヘッド305により印字領域に印字された印字情報との組み合わせ(相関情報)を、データサーバDSに記憶させる。これにより、タグラベルプリンタPで作成した無線タグラベルTを使用する際に、リーダで読み取った当該無線タグラベルTの無線タグ回路素子ToのIDに基づきデータサーバDSに格納された相関情報を参照し、無線タグ回路素子Toに関連づけられた情報(印字情報等)を取得することができる。
また、本実施形態では特に、プリンタ選択時に端末PCに対し表示信号を送信し、端末PCの表示部101に選択されたタグラベルプリンタPがいずれであるかを表示させる。これにより、操作者は各端末PCから要求した無線タグラベルTが複数のタグラベルプリンタPのうちどのプリンタで作成されるのかを認識することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)テンプレート表示を行わない場合
上記実施形態では、端末PCの表示部101に表示された複数のテンプレートの中から操作者が所望のテンプレートを選択することにより、操作者のタグラベル作成に関する要求情報(形状、通信種類、タグ属性、印刷態様等)が決定され、プリンタサーバPSでその要求情報に対応したタグラベルプリンタPを選択するようにしたが、これに限られない。すなわち、操作者がテンプレートの選択を行うことなく、端末PCからラベル作成指令信号を送信するのみで、プリンタサーバPSが受信した信号に基づき最適なタグラベルプリンタPを選択するようにしてもよい。
この場合、タグラベル作成を開始する際に最初に端末PCから出力されるラベル作成指令信号が無線タグラベルTの要求情報(形状、通信種類、タグ属性、印刷態様等)を含むようにすればよい。特に、印刷態様に関する要求情報については、操作者が端末PCで作成した印刷態様をそのまま画像データとしてラベル作成指令信号に含ませておき、プリンタサーバPSがその画像データを解析して必要な印刷機能(解像度、階調等)を有するプリンタを選択するようにすればよい。
本変形例によれば、テンプレートを選択する手間が省けるので、操作者がタグラベルプリンタPを選択する際の手間をさらに低減することができる。
(2)その他
以上においては、タグラベルプリンタPが、印字及び無線タグ回路素子Toへのアクセス(読み取り又は書き込み)の終了したタグテープ303をカッタ307で切断して無線タグラベルTを作成する場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、ラベルに対応した所定の大きさに予め分離されたラベル台紙(いわゆるダイカットラベル)がロールから繰り出されるテープ上に連続配置されているような場合には、カッタ307で切断しなくても、テープが排出口16から排出されてきた後にラベル台紙(アクセス済みの無線タグ回路素子Toが備えられかつ対応する印字がなされたもの)のみをテープから剥がしてタグラベルTを作成しても良く、本発明はこのようなものに対しても適用できる。
また、以上においては、タグテープ303に備えられた被印字テープ層に印字を行う方式(貼りあわせを行わないタイプ)であったが、これに限られず、無線タグ回路素子Toを備えた基材テープとは別のカバーフィルムに印字を行ってこれらを貼り合わせる方式に本発明を適用してもよい。さらに、無線タグ回路素子ToのIC回路部151から無線タグ情報の読み出し又は書き込みを行うと共に、印字ヘッド305によってその無線タグ回路素子Toを識別するための印刷を行うものにも限られない。この印刷は必ずしも行われなくともよく、無線タグ情報の読み出し又は書き込みのみを行うものに対し本発明を適用することもできる。
さらに、以上は、タグテープ303がリール部材の周りに巻回されてロール304を構成し、カートリッジ300内にそのロール304が配置されてタグテープ303が繰り出される場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、無線タグ回路素子Toが少なくとも一つ配置された長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシート(ロールに巻回されたテープを繰り出した後に適宜の長さに切断して形成したものを含む)を、所定の収納部にスタックして(例えばトレイ状のものに平積み積層して)カートリッジ化し、このカートリッジをタグラベル作成装置2側のカートリッジホルダに装着して、上記収納部から移送、搬送して印字及び書き込みを行いタグラベルを作成するようにしてもよい。
さらには上記ロールを直接タグラベルプリンタP側に着脱可能に装着する構成や、長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシートをタグラベルプリンタP外より1枚ずつ所定のフィーダ機構によって移送しタグラベルプリンタP内へ供給する構成も考えられ、さらにはカートリッジ300のようなタグラベルプリンタ本体側に着脱可能なものにも限られず、装置本体側に着脱不能のいわゆる据え付け型あるいは一体型としてロール304を設けることも考えられる。この場合も同様の効果を得る。
なお、以上で用いた「Verify」コマンド信号、「Program」コマンド信号等は、EPC globalが策定した仕様に準拠しているものとする。EPC globalは、流通コードの国際機関である国際EAN協会と、米国の流通コード機関であるUniformed Code Council(UCC)が共同で設立した非営利法人である。なお、他の規格に準拠した信号でも、同様の機能を果たすものであればよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明のプリンタ制御装置の一実施形態であるプリンタサーバを備えた無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。 タグラベルプリンタの全体構成の一例を概念的に表す概念構成図である。 タグテープに備えられた無線タグ回路素子の機能的構成の一例を表すブロック図である。 タグラベルプリンタで無線タグ回路素子を備えた無線タグラベルを作成するときに制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。 ステップS300の詳細手順を表すフローチャートである。 プリンタサーバの機能構成を表す機能ブロック図である。 プリンタサーバの制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。 優先度テーブルの一例を表す図である。 優先度を設定する際の基準項目の一例を表す図である。 ステップS500の詳細手順を表すフローチャートである。 ステータステーブルの一例を表す図である。 タグラベル作成履歴の一例を表す図である。
符号の説明
150 IC回路部
151 アンテナ(タグ側アンテナ)
202 制御回路
202C RAM(相関記憶手段)
303 タグテープ(被印刷物、タグ媒体物)
305 印字ヘッド(印刷手段)
306 アンテナ(通信手段)
〜P タグラベルプリンタ(プリンタ)
PC〜PC 端末(操作端末)
PS プリンタサーバ(プリンタ制御装置)
To 無線タグ回路素子

Claims (11)

  1. 被印刷物に印刷データの印刷を行う印刷手段、及び前記被印刷物又はこれに関連づけられるタグ媒体物に備えられ情報を記憶するIC回路部及び情報を送受信するタグ側アンテナを備えた無線タグ回路素子と無線通信により情報送受信を行う通信手段を備えた複数のプリンタと、印刷操作信号を出力する少なくとも1つの操作端末とに接続され、前記複数のプリンタを制御するプリンタ制御装置であって、
    前記印刷操作信号に含まれる操作者の要求情報を取得する要求情報取得手段と、
    前記要求情報取得手段で取得した前記要求情報に含まれる前記無線タグ回路素子のタグ属性パラメータ又は通信パラメータに対応可能なプリンタを前記複数のプリンタから選択するプリンタ選択手段と、
    前記プリンタ選択手段で選択されたプリンタに対し、前記印刷操作信号に対応した印刷指示信号を出力する指示信号出力手段と
    を有することを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 請求項1記載のプリンタ制御装置において、
    前記プリンタ選択手段は、
    前記複数のプリンタに対し予め定められた優先順位に沿って前記プリンタの選択を行う
    ことを特徴とするプリンタ制御装置。
  3. 請求項2記載のプリンタ制御装置において、
    複数の前記操作端末ごとに設定された前記優先順位に関する順位相関を記憶する相関記憶手段を有することを特徴とするプリンタ制御装置。
  4. 請求項2又は請求項3記載のプリンタ制御装置において、
    前記複数のプリンタの動作状況情報を取得する動作状況情報取得手段を有し、
    前記プリンタ選択手段は、
    前記要求情報と、前記動作状況情報取得手段で取得した前記動作状況情報とに応じて、前記複数のプリンタのうち対応するプリンタを選択する
    ことを特徴とするプリンタ制御装置。
  5. 請求項4記載のプリンタ制御装置において、
    前記動作状況情報取得手段は、
    前記動作状況情報として、前記プリンタが前記被印刷物への印刷動作中であるかどうかの情報、及び、前記プリンタの前記被印刷物への印刷動作終了までの残り時間のうち、少なくとも一方を取得する
    ことを特徴とするプリンタ制御装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のプリンタ制御装置において、
    前記プリンタ選択手段は、
    前記要求情報に含まれる、前記被印刷物の形状に係わる被印刷物情報に対応可能な前記プリンタを優先して選択する
    ことを特徴とするプリンタ制御装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載のプリンタ制御装置において、
    前記プリンタ選択手段は、
    前記タグ属性パラメータとして、対応する前記無線タグ回路素子の前記タグ側アンテナの感度、前記IC回路部のメモリ容量、前記被印刷物又は前記タグ媒体物上における無線タグ回路素子配置間隔のうち少なくとも1つに対応可能な前記プリンタを優先して選択する
    ことを特徴とするプリンタ制御装置。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載のプリンタ制御装置において、
    前記プリンタ選択手段は、
    前記通信パラメータとして、前記無線通信に使用する電磁波の周波数及び通信プロトコルのうち少なくとも1つに対応した前記プリンタを優先して選択する
    ことを特徴とするプリンタ制御装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のプリンタ制御装置において、
    前記印刷手段による印刷及び前記通信手段による前記無線タグ回路素子への情報送受信を行った前記被印刷物又は前記タグ媒体物を用いて無線タグラベルを作成する前記プリンタによる前記無線タグラベルの作成に応じ、当該プリンタによる無線タグラベル作成履歴情報を更新処理するための第1更新処理信号出力手段を有することを特徴とするプリンタ制御装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載のプリンタ制御装置において、
    前記印刷手段による印刷及び前記通信手段による前記無線タグ回路素子への情報送受信を行った前記被印刷物又は前記タグ媒体物を用いて無線タグラベルを作成する前記プリンタによる前記無線タグラベルの作成に応じ、前記無線タグ回路素子の識別情報と前記無線タグ回路素子に関連づけられる対象物情報とのタグ相関を少なくとも格納したデータベースに対し、前記データベース内の情報を更新処理するための第2更新処理信号出力手段
    を有することを特徴とするプリンタ制御装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のプリンタ制御装置において、
    前記プリンタ選択手段での選択結果に対応する選択情報を前記操作端末へ出力する選択情報出力手段
    を有することを特徴とするプリンタ制御装置。
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