JP2008207475A - レプリカモールドの製造方法およびレプリカモールド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のレプリカモールドの製造方法は、ポリシランとシリコーン化合物とを含むレプリカモールド用材料を基板に塗布する工程と;所定の微細パターンが形成されたマスターモールドを、塗布されたレプリカモールド用材料に圧接する工程と;マスターモールドとレプリカモールド用材料とを圧接した状態で、基板側からエネルギー線を照射する工程と;マスターモールドを離型する工程と;レプリカモールド用材料に、マスターモールドが圧接されていた側からエネルギー線を照射する工程とを含む。
【選択図】図1
Description
"Comparison of infraredfrequency selective surfaces fabricated by direct-wire electron-beam andbilayer nanoimprint lithographies", IrinaPuscasu, G. Boreman, R. C. Tiberio, D. Spencer, and R. R. Krchnavek, J. Vac.Sci. Technol. B 18 3578 (2000). "Nonlinear opticalpolymer patterned by nanoimprint lithography as a photonic crystal waveguidestructure", Motoki Okinaka, Shin-ichiro Inoue, KazuhitoTsukagoshi, and Yoshinobu Aoyagi, J. Vac. Sci. Technol. B 24 271 (2006).
本発明に用いられるレプリカモールド用材料は、ポリシランとシリコーン化合物とを含む。レプリカモールド用材料は、一般的には、溶媒をさらに含む。レプリカモールド用材料は、目的に応じて任意の適切な添加剤をさらに含み得る。添加剤の代表例としては、増感剤、表面調整剤、硬度を調整するための金属酸化物粒子等が挙げられる。
本明細書において「ポリシラン」とは、主鎖がケイ素原子のみからなる高分子をいう。本発明で使用するポリシランは、直鎖型であってもよく分岐型であってもよい。分岐型が好ましい。溶媒やシリコーン化合物に対する溶解性および相溶性に優れかつ成膜性に優れるからである。分岐型と直鎖型は、ポリシラン中に含まれるSi原子の結合状態によって区別される。分岐型ポリシランとは、隣接するSi原子と結合している数(結合数)が、3または4であるSi原子を含むポリシランである。これに対して、直鎖型のポリシランでは、Si原子の、隣接するSi原子との結合数は2である。通常、Si原子の原子価は4であるので、ポリシラン中に存在するSi原子の中で結合数が3以下のものは、Si原子以外に、水素原子、炭化水素基、アルコキシ基等の有機置換基と結合している。好ましい炭化水素基の具体例としては、ハロゲンで置換されていてもよい炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜14の芳香族炭化水素基が挙げられる。脂肪族炭化水素基の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、トリフルオロプロピル基およびノナフルオロヘキシル基などの鎖状炭化水素基、および、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基のような脂環式炭化水素基などが挙げられる。芳香族炭化水素基の具体例としては、フェニル基、p−トリル基、ビフェニル基およびアントラシル基などが挙げられる。アルコキシ基としては、炭素数1〜8のものが挙げられる。具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、オクチルオキシ基などが挙げられる。合成の容易さを考慮すると、これらの中でもメチル基およびフェニル基が特に好ましい。例えば、ポリメチルフェニルシラン、ポリジメチルシラン、ポリジフェニルシランやそれらの共重合体が好適に用いられ得る。例えば、ポリシランの構造を変化させることにより、得られるパターンや光学素子の屈折率を調整することができる。具体的には、高屈折率が所望の場合はジフェニル基を共重合にて多く導入し、低屈折率を所望の場合はジメチル基を共重合にて多く導入することで調整可能である。
本発明に用いられるシリコーン化合物としては、ポリシランおよび有機溶媒と相溶し、透明な膜を形成し得る任意の適切なシリコーン化合物が採用され得る。1つの実施形態においては、シリコーン化合物は、以下の一般式で表される化合物である。
上記レプリカモールド用材料は、一般的には溶媒を含む。溶媒は、好ましくは有機溶媒である。好ましい有機溶媒としては、炭素数5〜12の炭化水素系溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶媒、エーテル系溶媒が挙げられる。炭化水素系溶媒の具体例としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、n−デカン、n−ドデカン等の脂肪族系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、メトキシベンゼン等の芳香族系溶媒などが挙げられる。ハロゲン化炭化水素系溶媒の具体例としては、四塩化炭素、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ジクロロメタン、クロロベンゼンなどが挙げられる。エーテル系溶媒の具体例としては、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラハイドロフランなどが挙げられる。溶媒の使用量は、レプリカモールド用材料中のポリシラン濃度が10重量%〜50重量%となるような範囲が好ましい。
上記レプリカモールド用材料は、好ましくは、増感剤をさらに含み得る。増感剤の代表例としては、有機過酸化物が挙げられる。有機過酸化物としては、ポリシランのSi−Si結合間に効率良く酸素を挿入できる化合物であれば任意の適切な化合物が採用され得る。例えば、パーオキシエステル系過酸化物、ベンゾフェノン骨格を有する有機過酸化物が挙げられる。より具体的には、3,3',4,4'−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン(以下、「BTTB」という)が好ましく用いられる。また、有機過酸化物は、二重結合含有シリコーン化合物の二重結合に作用して、二重結合間同士の付加重合反応を促進する効果を有する。
上記表面調整剤の具体例としては、フッ素系の界面活性剤が挙げられる。表面調整剤は、上記ポリシランおよびシリコーン化合物の合計100重量部に対して、好ましくは0.01重量部〜0.5重量部の割合で用いられ得る。表面調整剤を用いることにより、レプリカモールド用材料の塗布性を向上させることができる。
上記金属酸化物粒子としては、本発明の効果が得られる限りにおいて任意の適切な粒子が用いられ得る。金属酸化物を構成する金属の具体例としては、リチウム(Li)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)、アルミニウム(Al)、イットリウム(Y)、インジウム(In)、セリウム(Ce)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、スズ(Sn)、ニオブ(Nb)、アンチモン(Sb)、タンタル(Ta)、ビスマス(Bi)、クロム(Cr)、タングステン(W)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、ルテニウム(Ru)およびこれらの合金が挙げられる。金属酸化物における酸素の組成は、金属の価数に応じて決定される。本発明においては、金属酸化物として、酸化ジルコン、酸化チタンおよび/または酸化亜鉛が好適に用いられ得る。これらを用いることにより、非常に優れた硬度を有するレプリカモールドを得ることができる。
図面を参照して、本発明の実施形態によるレプリカモールドの製造方法を説明する。図1(a)〜(e)は、本発明の好ましい実施形態によるレプリカモールドの製造方法の手順を説明する模式図であり、図2(a)〜(d)は、レプリカモールド用材料中のポリシランの化学変化を説明する模式図である。
本発明のレプリカモールドは、上記レプリカモールド用材料に含まれるポリシランおよびシリコーン化合物由来の二酸化ケイ素骨格を有する。このレプリカモールドは、通常のガラスと同等の硬度および透明性を有する。本発明のレプリカモールドは、硬度が好ましくは300HV以上、より好ましくは450HV以上、さらに好ましくは800HV程度である。さらに、光透過率は、光学アラインメントに用いられる場合には、可視光領域において好ましくは90%以上であり、UVインプリントに用いられる場合には紫外光領域において好ましくは70%以上である。好ましくは、本発明のレプリカモールドは、光透過率が可視光領域において90%以上であり、かつ、紫外光領域において70%以上である。
攪拌機を備えた1000mlフラスコにトルエン400mlおよびナトリウム13.3gを充填した。このフラスコの内容物を紫外線から遮断したイエロールーム中で111℃に昇温し、高速攪拌することによりナトリウムをトルエン中に微細に分散させた。ここにフェニルメチルジクロロシラン42.1g、テトラクロロシラン4.1gを添加し、3時間攪拌することにより重合を行った。その後、得られた反応混合物にエタノールを添加することにより、過剰のナトリウムを失活させた。水洗後、分離した有機層をエタノール中に投入することにより、ポリシランを沈澱させた。得られた粗製のポリシランをエタノールから3回再沈殿させることにより、重量平均分子量11600で、オリゴマーを10%含有した、分岐型ポリメチルフェニルシランを得た。
フェニルメチルシジクロロシランの代わりにフェニルメチルジクロロシラン25.8gとメチルトリフルオロプロピルジクロロシラン28.5gとを用いたこと以外は参考例1と同様にして、重量平均分子量10000で、オリゴマーを10%含有したフェニルメチル/メチルトリフルオロプロピル(1/1)コポリシランを得た。
参考例1で得られたポリメチルフェニルシラン(PMPS)、参考例2で得られたフェニルメチル/メチルトリフルオロプロピル(1/1)コポリシラン(PMTFPCPS)、ビニル基含有フェニルメチルシリコーンレジン(商品名「KR−2020」、Mw=2900、ヨウ素価=61)、及び有機過酸化物BTTB(日本油脂製、固形分20重量%)を表2に示す割合で配合し、メトキシベンゼン(商品名「アニソール−S」、協和発酵ケミカル社製)に固形分77重量%となるように溶解しレプリカモールド用材料No.1〜No.7を調製した。レプリカモールド用材料No.7においては、酸化ジルコンナノ粒子分散液(住友大阪セメント株式会社製、商品名 NZD-8J61 、固形分16%)を上記材料と組み合わせて用いた。
石英基板から5mm×5mmの試料片を切り出し、十分に洗浄して、基板として用いた。洗浄は、アセトン中で3分間超音波洗浄した後、UVオゾンクリーナー中に10分間静置することにより行った。この基板表面に、参考例2で得られたレプリカモールド用材料No.1を、2500rpmで40秒間スピンコートすることにより、厚み約2μmの塗布膜を得た。当該レプリカモールド用材料が塗布された基板を、80℃で5分間プリベークした。
(1)耐熱性
得られたレプリカモールドをホットプレート上で加熱し、加熱前後のパターンの高さの比を耐熱性の指標とした。本実施例で得られたレプリカモールドは250℃、5分間の加熱処理後のパターン高さ比が1であった(加熱前後で形状が変化しなかった)。さらに、350℃、5分間の加熱処理後のパターン高さ比が0.95であった(加熱による収縮率が5%であった)。このように、本実施例で得られたレプリカモールドは、優れた耐熱性を示した。
(2)機械的特性
マイクロビッカーズ硬度を測定して評価した。本実施例で得られたレプリカモールドのビッカーズ硬度は310HVであり、PMMAの約3倍の硬度であった。このように、本実施例で得られたパターンは、優れた機械的特性(硬度)を示した。
(3)光透過性・透明性
通常の方法で透過率を測定した。その結果、本実施例で得られたレプリカモールドの可視光透過率は約90%以上であり、かつ、波長300nmの深紫外光の透過率が70%以上であった。このように、本実施例で得られたレプリカモールドは、可視領域のみならず深紫外領域でも優れた透過性を有しており、UVインプリント用モールドレプリカとしても好適に使用可能であることを確認した。
(4)耐薬品性
得られたレプリカモールドをアセトン中で5分間超音波洗浄した。本実施例で得られたレプリカモールドは、超音波洗浄後も、その形状を実質的に完全に維持していた。
また、得られたレプリカモールドを、10%のHCl水溶液、10%のNaOH水溶液、および5%のHF水溶液にそれぞれ30分間浸漬した。その結果、本実施例で得られたレプリカモールドは、いずれの溶液処理においても、その形状を実質的に完全に維持していた。このように、本実施例で得られたレプリカモールドは、非常に優れた耐薬品性を有していた。モールドはパターン材料の付着が起こるため優れた耐薬品性が要求されるが、その要件を満たすことを確認した。
(5)アスペクト比
得られたパターンのSEM写真から解析した。その結果、250nmのL&Sパターンにおいてアスペクト比5を達成した。本発明のレプリカモールド用材料は、通常のガラスとは異なり、紫外線照射前は非常に柔らかいので、さらに高いアスペクト比を有するパターン形成が可能であることを確認した。
レプリカモールド用材料No.2を用いたこと以外は実施例1と同様にしてレプリカモールドを形成した。得られたレプリカモールドを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、マスターモールドのパターンが非常に良好にレプリカモールドに転写されていること、ならびに、レプリカモールドが、優れた硬度および透明性のみならず、耐熱性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。
レプリカモールド用材料No.3を用いたこと以外は実施例1と同様にしてレプリカモールドを形成した。得られたレプリカモールドを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、マスターモールドのパターンが非常に良好にレプリカモールドに転写されていること、ならびに、レプリカモールドが、優れた硬度および透明性のみならず、耐熱性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。
レプリカモールド用材料No.4を用いたこと以外は実施例1と同様にしてレプリカモールドを形成した。得られたレプリカモールドを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、マスターモールドのパターンが非常に良好にレプリカモールドに転写されていること、ならびに、レプリカモールドが、優れた硬度および透明性のみならず、耐熱性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。
レプリカモールド用材料No.5を用いたこと以外は実施例1と同様にしてレプリカモールドを形成した。得られたレプリカモールドを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、マスターモールドのパターンが非常に良好にレプリカモールドに転写されていること、ならびに、レプリカモールドが、優れた硬度および透明性のみならず、耐熱性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。
レプリカモールド用材料No.6を用いたこと以外は実施例1と同様にしてレプリカモールドを形成した。得られたレプリカモールドを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、マスターモールドのパターンが非常に良好にレプリカモールドに転写されていること、ならびに、レプリカモールドが、優れた硬度および透明性のみならず、耐熱性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。さらに、表面接触角を測定したところ水に対して110°の接触角となり表面エネルギーが低下しており、フッ素系のシランカップリング剤(トリクロロ(1H,1H,2H,2H-パーフルオロオクチル)シラン)(離型剤)の塗布が不要であることを確認した。
レプリカモールド用材料No.7を用いたこと以外は実施例1と同様にしてレプリカモールドを形成した。得られたレプリカモールドを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、マスターモールドのパターンが非常に良好にレプリカモールドに転写されていること、ならびに、レプリカモールドが、優れた硬度および透明性のみならず、耐熱性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。特に硬度は500HVに向上していた。
実施例1と同様にして、基板に塗布されたレプリカモールド用材料に紫外光を透過する石英製マスターモールドを押し当ててインプリントを行った。次いで、マスターモールド側から紫外線を照射したこと以外は実施例1と同様にして紫外線照射を行った。次いで、マスターモールドを引き上げたところ、ほとんどの部分でマスターモールドとレプリカモールド用材料が固着して、実質的にパターンを形成できなかった。
モールド離型後に酸素プラズマ処理も紫外線照射も行わなかったこと以外は実施例1と同様にしてレプリカモールドを作製した。得られたレプリカモールドを実施例1と同様の評価に供した。その結果、パターンの崩れを観察した。
水素シルセスキオキサン(HSQ:Hydrogen Silsequioxane、東レ・ダウコーニング社製)を用いて、Jpn. J. Appl. Phys.,
41,4198(2002).に記載の手順に従って、レプリカモールドの作製を試みた。インプリントの条件は、4MPa、50℃であった。このような条件で、実施例1と同様のL&Sパターンを形成しようとしたが、材料がわずかにへこむ程度であり、パターンは形成されなかった。また、一様なサイズのピラー状パターンの形成も試みたが、こちらも失敗に終わった。
PMMAを用いてレプリカモールドの作製を試みた。インプリントの条件は、150℃、4MPa、10秒であった。この条件で、実施例1と同様のL&Sパターンが一応形成された。しかし、150℃でベークすると、パターンが消失した。また、得られたレプリカモールドをアセトンに浸漬すると即座に溶解した。さらに、得られたレプリカモールドのビッカース硬度は100HVであり、実施例1のレプリカモールドのビッカーズ硬度の3分の1より小さかった。
102 レプリカモールド用材料(レプリカモールド)
104 マスターモールド
Claims (14)
- ポリシランとシリコーン化合物とを含むレプリカモールド用材料を基板に塗布する工程と、
所定の微細パターンが形成されたマスターモールドを、該塗布されたレプリカモールド用材料に圧接する工程と、
該マスターモールドと該レプリカモールド用材料とを圧接した状態で、該基板側からエネルギー線を照射する工程と、
該マスターモールドを離型する工程と、
該レプリカモールド用材料に、該マスターモールドが圧接されていた側からエネルギー線を照射する工程とを含む
レプリカモールドの製造方法。 - 前記マスターモールドを離型した後に、酸素プラズマを照射する工程をさらに含む、請求項1に記載のレプリカモールドの製造方法。
- 前記圧接工程が常温付近で行われる、請求項1または2に記載のレプリカモールドの製造方法。
- 前記マスターモールドが圧接されていた側からエネルギー線を照射した後に、前記レプリカモールド用材料を加熱する工程をさらに含む、請求項1から3のいずれかに記載のレプリカモールドの製造方法。
- 前記加熱工程が、150℃〜450℃で行われる、請求項4に記載のレプリカモールドの製造方法。
- 前記ポリシランが分岐型ポリシランである、請求項1から5のいずれかに記載のレプリカモールドの製造方法。
- 前記分岐型ポリシランの分岐度が2%以上である、請求項6に記載のレプリカモールドの製造方法。
- 前記レプリカモールド用材料が、前記ポリシランおよび前記シリコーン化合物を重量比80:20〜5:95の割合で含有する、請求項1から7のいずれかに記載のレプリカモールドの製造方法。
- 前記レプリカモールド用材料が増感剤をさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載のレプリカモールドの製造方法。
- 前記レプリカモールド用材料が金属酸化物粒子をさらに含む、請求項1から9のいずれかに記載のレプリカモールドの製造方法。
- 請求項1から10のいずれかに記載の方法により得られた、レプリカモールド。
- 10nmオーダーから10μmオーダーまでの異なるサイズを有する複数の微細パターンが形成されている、請求項11に記載のレプリカモールド。
- 硬度が300HV以上であり、かつ、可視光領域における光透過率が90%以上であり、波長300nmの紫外領域における光透過率が70%以上である、請求項11または12に記載のレプリカモールド。
- ポリシランおよびシリコーン化合物由来の二酸化ケイ素骨格を有し、硬度が300HV以上であり、かつ、可視光領域における光透過率が90%以上であり、波長300nmの紫外領域における光透過率が70%以上であり、10nmオーダーから10μmオーダーまでの異なるサイズを有する複数の微細パターンが形成されている、レプリカモールド。
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