JP4997550B2 - 微細パターン形成方法 - Google Patents
微細パターン形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4997550B2 JP4997550B2 JP2007046968A JP2007046968A JP4997550B2 JP 4997550 B2 JP4997550 B2 JP 4997550B2 JP 2007046968 A JP2007046968 A JP 2007046968A JP 2007046968 A JP2007046968 A JP 2007046968A JP 4997550 B2 JP4997550 B2 JP 4997550B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- patterning material
- mold
- fine pattern
- polysilane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/08—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
- B29C35/0888—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using transparant moulds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C37/00—Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
- B29C37/0053—Moulding articles characterised by the shape of the surface, e.g. ribs, high polish
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/08—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
- B29C35/0805—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation
- B29C2035/0827—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation using UV radiation
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
"Nanoimprint of GlassMaterials with Glassy Carbon Molds Fabricated by Focused-Ion-Beam Etching", Masaharu Tkahashi, Koichi Sugimoto and Ryutaro Maeda, Jpn. J.Appl. Phys., 44, 5600 (2005). "Large are directnanoimprinting of SiO2-TiO2 gel gratings for optical applications", Mingtao Li, Hua Tan, Lei Chen, Jian Wang, and Stephen Y. Chou, J.Vac. Sci. Technol. B 21 660 (2003).
本発明に用いられるパターニング材料は、ポリシランとシリコーン化合物とを含む。パターニング材料は、一般的には、溶媒をさらに含む。パターニング材料は、目的に応じて任意の適切な添加剤をさらに含み得る。添加剤の代表例としては、増感剤、表面調整剤等が挙げられる。
本明細書において「ポリシラン」とは、主鎖がケイ素原子のみからなる高分子をいう。本発明で使用するポリシランは、直鎖型であってもよく分岐型であってもよい。分岐型が好ましい。溶媒やシリコーン化合物に対する溶解性および相溶性に優れかつ成膜性に優れるからである。分岐型と直鎖型は、ポリシラン中に含まれるSi原子の結合状態によって区別される。分岐型ポリシランとは、隣接するSi原子と結合している数(結合数)が、3または4であるSi原子を含むポリシランである。これに対して、直鎖型のポリシランでは、Si原子の、隣接するSi原子との結合数は2である。通常、Si原子の原子価は4であるので、ポリシラン中に存在するSi原子の中で結合数が3以下のものは、Si原子以外に、水素原子、炭化水素基、アルコキシ基等の有機置換基と結合している。好ましい炭化水素基の具体例としては、ハロゲンで置換されていてもよい炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜14の芳香族炭化水素基が挙げられる。脂肪族炭化水素基の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、トリフルオロプロピル基およびノナフルオロヘキシル基などの鎖状炭化水素基、および、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基のような脂環式炭化水素基などが挙げられる。芳香族炭化水素基の具体例としては、フェニル基、p−トリル基、ビフェニル基およびアントラシル基などが挙げられる。アルコキシ基としては、炭素数1〜8のものが挙げられる。具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、オクチルオキシ基などが挙げられる。合成の容易さを考慮すると、これらの中でもメチル基およびフェニル基が特に好ましい。例えば、ポリメチルフェニルシラン、ポリジメチルシラン、ポリジフェニルシランやそれらの共重合体が好適に用いられ得る。例えば、ポリシランの構造を変化させることにより、得られるパターンや光学素子の屈折率を調整することができる。具体的には、高屈折率が所望の場合はジフェニル基を共重合にて多く導入し、低屈折率を所望の場合はジメチル基を共重合にて多く導入することで調整可能である。
本発明に用いられるシリコーン化合物としては、ポリシランおよび有機溶媒と相溶し、透明な膜を形成し得る任意の適切なシリコーン化合物が採用され得る。1つの実施形態においては、シリコーン化合物は、以下の一般式で表される化合物である。
上記パターニング材料は、一般的には溶媒を含む。溶媒は、好ましくは有機溶媒である。好ましい有機溶媒としては、炭素数5〜12の炭化水素系溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶媒、エーテル系溶媒が挙げられる。炭化水素系溶媒の具体例としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、n−デカン、n−ドデカン等の脂肪族系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、メトキシベンゼン等の芳香族系溶媒などが挙げられる。ハロゲン化炭化水素系溶媒の具体例としては、四塩化炭素、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ジクロロメタン、クロロベンゼンなどが挙げられる。エーテル系溶媒の具体例としては、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラハイドロフランなどが挙げられる。溶媒の使用量は、パターニング材料中のポリシラン濃度が10重量%〜50重量%となるような範囲が好ましい。
上記パターニング材料は、好ましくは、増感剤をさらに含み得る。増感剤の代表例としては、有機過酸化物が挙げられる。有機過酸化物としては、ポリシランのSi−Si結合間に効率良く酸素を挿入できる化合物であれば任意の適切な化合物が採用され得る。例えば、パーオキシエステル系過酸化物、ベンゾフェノン骨格を有する有機過酸化物が挙げられる。より具体的には、3,3',4,4'−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン(以下、「BTTB」という)が好ましく用いられる。また、有機過酸化物は、二重結合含有シリコーン化合物の二重結合に作用して、二重結合間同士の付加重合反応を促進する効果を有する。
上記表面調整剤の具体例としては、フッ素系の界面活性剤が挙げられる。表面調整剤は、上記ポリシランおよびシリコーン化合物の合計100重量部に対して、好ましくは0.01重量部〜0.5重量部の割合で用いられ得る。表面調整剤を用いることにより、パターニング材料の塗布性を向上させることができる。
図面を参照して、本発明の実施形態による微細パターンの形成方法を説明する。図1(a)〜(e)は、本発明の好ましい実施形態による微細パターン形成方法の手順を説明する模式図であり、図2(a)〜(d)は、パターニング材料中のポリシランの化学変化を説明する模式図である。
本発明の方法により形成される微細パターンは、例えば、フォトニック結晶などの光デバイス、バイオチップの流路、パターンドメディアなどのストレージデバイス、ナノインプリント用のレプリカモールド、マイクロレンズ、またはディスプレイなどに好適に利用され得る。以下、代表的な用途について簡単に説明する。
本発明の微細パターン形成方法を応用することにより、目的に応じた任意の3次元構造のパターニングが可能となる。有機材料のパターニングでは、有機材料が柔らかいので、せいぜい数層の積層構造しか作製できない。一方、従来の無機材料のパターニングでは、リソグラフィーとエッチング技術を組み合わせなければならず、複雑な3次元構造の作製は実質的には不可能である。目的に応じて所望の(例えば、複雑な)3次元構造のパターニングを可能にしたことが、本発明の成果の1つである。
バイオチップは、小型の基板上に流路、ヒーター、分析すべき液体の駆動手段、分光分析手段等を設ける必要があるので、種々のサイズおよび/または形状のパターンを一括して形成する必要がある。本発明のパターン形成方法によれば、後述のように、種々のサイズおよび/または形状のパターンを一括して形成することができるので、目的に応じた任意の適切なバイオチップを作製することができる。さらに、本発明によれば、パターニング材料を用いてバイオチップを封止することが可能となる。その結果、高価な封止用装置を用いることなく、実質的にナノインプリント装置のみを用いてバイオチップの作製が可能となる。封止は、例えば、(1)透明基板にパターニング材料を塗布し、プリベークして、基板/パターニング材料膜の積層体を形成し、(2)この積層体を、微細流路パターン(バイオチップ)に圧接し、(3)硬化することにより行われる。プリベークおよび/または圧接の条件を調整することにより、形成された微細流路パターンを埋めることなく、バイオチップを封止することが可能となる。
本発明のパターン形成方法によれば、良好なパターニング特性と得られるパターンの良好なガラス特性に起因して、優れた特性を有するパターンドメディアを作製することができる。パターンドメディアの具体的な作製手順としては、例えば、上記の本発明のパターン形成方法を用いて所望のパターンを形成し、さらに、当該パターンに磁性膜を形成し、および/または、磁区構造の分離を行う。磁性膜の形成は、例えば、蒸着またはめっきにより行われる。磁区構造の分離は、例えば、研磨(例えばCMP)またはエッチングにより行われる。
攪拌機を備えた1000mlフラスコにトルエン400mlおよびナトリウム13.3gを充填した。このフラスコの内容物を紫外線から遮断したイエロールーム中で111℃に昇温し、高速攪拌することによりナトリウムをトルエン中に微細に分散させた。ここにフェニルメチルジクロロシラン42.1g、テトラクロロシラン4.1gを添加し、3時間攪拌することにより重合を行った。その後、得られた反応混合物にエタノールを添加することにより、過剰のナトリウムを失活させた。水洗後、分離した有機層をエタノール中に投入することにより、ポリシランを沈澱させた。得られた粗製のポリシランをエタノールから3回再沈殿させることにより、重量平均分子量11600で、オリゴマーを10%含有した、分岐型ポリメチルフェニルシランを得た。
参考例1で得られたポリメチルフェニルシラン(PMPS)、ビニル基含有フェニルメチルシリコーンレジン(商品名「KR−2020」、Mw=2900、ヨウ素価=61)、及び有機過酸化物BTTB(日本油脂製、固形分20重量%)を表2に示す割合で配合し、メトキシベンゼン(商品名「アニソール−S」、協和発酵ケミカル社製)に固形分77重量%となるように溶解しパターニング材料No.1〜No.3を調製した。パターニング材料No.4においては、二重結合を含有しないメトキシ基含有フェニルメチルシリコーンレジン(商品名「DC−3074」、ダウコーニング社製)を単独で用いた。パターニング材料No.5においては、二重結合含有シリコーン化合物と二重結合を含有しないメトキシ基含有フェニルメチルシリコーンレジンとを組み合わせて用いた。
石英基板から5mm×5mmの試料片を切り出し、十分に洗浄して、基板として用いた。洗浄は、アセトン中で3分間超音波洗浄した後、UVオゾンクリーナー中に10分間静置することにより行った。この基板表面に、参考例2で得られたパターニング材料No.1を、2500rpmで40秒間スピンコートすることにより、厚み約2μmの塗布膜を得た。当該パターニング材料が塗布された基板を、80℃で5分間プリベークした。
(1)耐熱性
得られたパターンをホットプレート上で加熱し、加熱前後のパターンの高さの比を耐熱性の指標とした。本実施例で得られたパターンは250℃、5分間の加熱処理後の高さ比が1であった(加熱前後で形状が変化しなかった)。さらに、350℃、5分間の加熱処理後の高さ比が0.95であった(加熱による収縮率が5%であった)。このように、本実施例で得られたパターンは、優れた耐熱性を示した。
(2)機械的特性
得られたパターンを450℃でベークした後、マイクロビッカーズ硬度を測定して評価した。本実施例で得られたパターンのビッカーズ硬度は310HVであり、PMMAの約3倍の硬度であった。このように、本実施例で得られたパターンは、優れた機械的特性(硬度)を示した。
(3)光透過性
通常の方法で透過率を測定した。その結果、本実施例で得られたパターンの可視光透過率は約90%以上であり、かつ、波長300nmの深紫外光の透過率が70%以上であった。このように、本実施例で得られたパターンは、可視領域のみならず深紫外領域でも優れた透過性を有していた。
(4)耐薬品性
得られたパターンを350℃でベークした後、アセトン中で5分間超音波洗浄した。本実施例で得られたパターンは、超音波洗浄後も、その形状を実質的に完全に維持していた。
また、得られたパターンを、10%のHCl水溶液、10%のNaOH水溶液、および5%のHF水溶液にそれぞれ30分間浸漬した。その結果、本実施例で得られたパターンは、いずれの溶液処理においても、その形状を実質的に完全に維持していた。このように、本実施例で得られたパターン(ガラス材料)は、非常に優れた耐薬品性を有していた。
(5)アスペクト比
得られたパターンのSEM写真から解析した。その結果、250nmのL&Sパターンにおいてアスペクト比5を達成した。本発明のパターニング材料は、通常のガラスとは異なり、紫外線照射前は非常に柔らかいので、さらに高いアスペクト比を有するパターン形成が可能であることを確認した。
パターニング材料No.2を用いたこと以外は実施例1と同様にしてパターンを形成した。得られたパターンを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、得られたパターンが非常に良好にインプリントされていること、ならびに、優れた耐熱性、機械的特性、光透過性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。
パターニング材料No.3を用いたこと以外は実施例1と同様にしてパターンを形成した。得られたパターンを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、得られたパターンが非常に良好にインプリントされていること、ならびに、優れた耐熱性、機械的特性、光透過性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。
パターニング材料No.4を用いたこと以外は実施例1と同様にしてパターンを形成した。得られたパターンを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、得られたパターンが非常に良好にインプリントされていること、ならびに、優れた耐熱性、機械的特性、光透過性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。
パターニング材料No.5を用いたこと以外は実施例1と同様にしてパターンを形成した。得られたパターンを実施例1と同様の評価に供した。その結果、実施例1と同様に、得られたパターンが非常に良好にインプリントされていること、ならびに、優れた耐熱性、機械的特性、光透過性、耐薬品性およびアスペクト比を有することを確認した。
実施例1と同様にして、基板に塗布されたパターニング材料にモールドを押し当ててインプリントを行った。次いで、モールド側から紫外線を照射したこと以外は実施例1と同様にして紫外線照射を行った。次いで、モールドを引き上げたところ、ほとんどの部分でモールドとパターニング材料が固着して、実質的にパターンを形成できなかった。
モールド離型後に酸素プラズマ処理も紫外線照射も行わなかったこと以外は実施例1と同様にしてパターンを形成した。得られたパターンを実施例1と同様の評価に供した。その結果、パターンの崩れを観察した。
水素シルセスキオキサン(HSQ:Hydrogen Silsequioxane、東レ・ダウコーニング社製)を用いて、Jpn. J. Appl. Phys.,41,4198(2002).に記載の手順に従って、パターン形成を行った。インプリントの条件は、4MPa、50℃であった。このような条件で、実施例1と同様のL&Sパターンを形成しようとしたが、材料がわずかにへこむ程度であり、パターンは形成されなかった。また、一様なサイズのピラー状パターンの形成も試みたが、こちらも失敗に終わった。
PMMAを用いてパターン形成を行った。インプリントの条件は、150℃、4MPa、10秒であった。この条件で、実施例1と同様のL&Sパターンが一応形成された。しかし、150℃でベークすると、パターンが消失した。また、得られたパターンをアセトンに浸漬すると即座に溶解した。さらに、得られたパターンのビッカース硬度は100HVであり、実施例1のパターンのビッカーズ硬度の3分の1より小さかった。
102 パターニング材料
104 モールド
Claims (9)
- ポリシランとシリコーン化合物とを含むパターニング材料を基板に塗布する工程と、
所定の微細パターンが形成されたモールドを、該塗布されたパターニング材料に圧接する工程と、
該モールドと該パターニング材料とを圧接した状態で、該基板側からエネルギー線を照射する工程と、
該モールドを離型する工程と、
該パターニング材料に、該モールドが圧接されていた側からエネルギー線を照射する工程とを含む
微細パターン形成方法。 - 前記モールドを離型した後に、酸素プラズマを照射する工程をさらに含む、請求項1に記載の微細パターン形成方法。
- 前記圧接工程が常温付近で行われる、請求項1または2に記載の微細パターン形成方法。
- 前記モールドが圧接されていた側からエネルギー線を照射した後に、前記パターニング材料を加熱する工程をさらに含む、請求項1から3のいずれかに記載の微細パターン形成方法。
- 前記加熱工程が、150℃〜450℃で行われる、請求項4に記載の微細パターン形成方法。
- 前記ポリシランが分岐型ポリシランである、請求項1から5のいずれかに記載の微細パターン形成方法。
- 前記分岐型ポリシランの分岐度が2%以上である、請求項6に記載の微細パターン形成方法。
- 前記パターニング材料が、前記ポリシランおよび前記シリコーン化合物を重量比80:20〜5:95の割合で含有する、請求項1から7のいずれかに記載の微細パターン形成方法。
- 前記パターニング材料が増感剤をさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載の微細パターン形成方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007046968A JP4997550B2 (ja) | 2007-02-27 | 2007-02-27 | 微細パターン形成方法 |
US11/845,618 US20080203620A1 (en) | 2007-02-27 | 2007-08-27 | Method of forming minute pattern |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007046968A JP4997550B2 (ja) | 2007-02-27 | 2007-02-27 | 微細パターン形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008211029A JP2008211029A (ja) | 2008-09-11 |
JP4997550B2 true JP4997550B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=39714972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007046968A Expired - Fee Related JP4997550B2 (ja) | 2007-02-27 | 2007-02-27 | 微細パターン形成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080203620A1 (ja) |
JP (1) | JP4997550B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7891636B2 (en) * | 2007-08-27 | 2011-02-22 | 3M Innovative Properties Company | Silicone mold and use thereof |
JP2013110135A (ja) * | 2010-03-12 | 2013-06-06 | Bridgestone Corp | 光硬化性転写シートを用いた凹凸パターンの形成方法、及びその方法に用いる装置 |
JP5620827B2 (ja) * | 2011-01-06 | 2014-11-05 | 富士フイルム株式会社 | ナノインプリントモールドの洗浄方法 |
EP2500009A1 (en) | 2011-03-17 | 2012-09-19 | 3M Innovative Properties Company | Dental ceramic article, process of production and use thereof |
JP6008628B2 (ja) * | 2011-07-19 | 2016-10-19 | 株式会社トクヤマ | 光硬化性ナノインプリント用組成物を用いたパターンの製造方法 |
KR101354516B1 (ko) * | 2012-03-07 | 2014-01-23 | 가부시키가이샤 알박 | 장치의 제조 방법 |
JP5999738B2 (ja) * | 2015-11-09 | 2016-09-28 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 液浸インプリント方法 |
JP6773063B2 (ja) * | 2018-02-22 | 2020-10-21 | 日亜化学工業株式会社 | 透光性部材の形成方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5562965A (en) * | 1995-06-07 | 1996-10-08 | Seagate Technologies, Inc. | Vapor lubrication of fractionated lubricant on thin film discs |
JP2004012635A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Nippon Paint Co Ltd | 光電気配線複合実装基板及びその製造方法 |
JP4197240B2 (ja) * | 2002-07-31 | 2008-12-17 | 大日本印刷株式会社 | 光硬化性樹脂、光硬化性樹脂組成物、微細凹凸パターン形成方法、転写箔、光学物品及びスタンパー |
JP2005008909A (ja) * | 2003-06-16 | 2005-01-13 | Canon Inc | 構造体の製造方法 |
JP2005141083A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 光部品用材料およびその製造方法、並びに光部品 |
JP2005274368A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | バイオチップ用基板 |
JP4182438B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2008-11-19 | 株式会社パルサ | 光インプリント方法 |
JP2006184801A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Bridgestone Corp | 光導波路およびその製造方法 |
JP2006210601A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Asahi Glass Co Ltd | 転写層にパターンを形成する方法 |
-
2007
- 2007-02-27 JP JP2007046968A patent/JP4997550B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2007-08-27 US US11/845,618 patent/US20080203620A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008211029A (ja) | 2008-09-11 |
US20080203620A1 (en) | 2008-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5062521B2 (ja) | レプリカモールドの製造方法およびレプリカモールド | |
JP4997550B2 (ja) | 微細パターン形成方法 | |
ES2715399T3 (es) | Capas o cuerpos moldeados tridimensionales con dos regiones de diferente estructura primaria y/o secundaria y procedimiento para su producción | |
Kim et al. | Nanopatterning of photonic crystals with a photocurable silica–titania organic–inorganic hybrid material by a UV-based nanoimprint technique | |
TWI434140B (zh) | 用於微圖案化層之複合組成物 | |
JP6082237B2 (ja) | テクスチャー構造を有するシリコン基板の製法 | |
JP5975582B2 (ja) | エポキシ官能性シロキサンオリゴマーを含有するエポキシ官能性の放射線硬化性組成物 | |
Pina-Hernandez et al. | High-resolution functional epoxysilsesquioxane-based patterning layers for large-area nanoimprinting | |
KR102443876B1 (ko) | 경화성 조성물, 레지스트 재료 및 레지스트막 | |
TW201008744A (en) | Mold for nanoimprinting, process for producing the same, and processes for producing molded resin having fine rugged structure on surface and for producing wire-grid polarizer | |
JP2008208234A (ja) | 高屈折率ガラス用材料、該材料から得られた高屈折率ガラス、および高屈折率ガラスのパターニング方法 | |
TW201124762A (en) | Methods for fabricating flexible waveguides using alkyl-functional silsesquioxane resins | |
TW201307481A (zh) | 微細凹凸結構轉印用無機組合物 | |
JP5799542B2 (ja) | 酸化物成形体及びその製造方法 | |
KR20120020012A (ko) | 유기-무기 복합체 및 이로부터 제조된 나노임프린트용 스탬프 | |
TW201005430A (en) | Mold, process for producing the same, and process for producing substrate having transferred fine pattern | |
JP2011148117A (ja) | インプリント用モールド離型剤 | |
JP5062525B2 (ja) | 構造性複屈折波長板 | |
KR102687886B1 (ko) | 임프린트용 광경화성 수지 조성물, 임프린트용 광경화성 수지 조성물의 제조 방법 및 패턴 형성체의 제조 방법 | |
JP5105354B2 (ja) | 高屈折率組成物 | |
Park et al. | Non-sticky silicate replica mold by phase conversion approach for nanoimprint lithography applications | |
Shin et al. | Diazoketo-functionalized POSS resists for high performance replica molds of ultraviolet-nanoimprint lithography | |
JP3692973B2 (ja) | 有機質・無機質複合導波路及びその製造方法 | |
JP2007232845A (ja) | 光配線積層体の製造方法及び光配線積層体 | |
JP2006117846A (ja) | パターン形成用樹脂組成物及びパターン形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111226 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20120216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120308 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120313 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120419 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |