JP2008192734A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る半導体装置において、第1配線層は、第1素子領域1aの上方に位置する第1配線11aと、第2素子領域1bの上方に位置する第2配線11dと、第2素子領域1bの上方に位置していて第2配線11dとは異なる電位になる第3配線11bを具備する。第2配線層は、第1素子領域1aの上方に位置する第4配線14aと、第3配線11bの一部の上方に位置していて第3配線11bに電気的に接続している接続用導電パターン14bを具備する。第3配線層は、第1素子領域1aの上方に位置する第5配線17aと、第2素子領域1bの上方に位置していて接続用導電パターン14bを介して第3配線11bに電気的に接続する第6配線17bを具備する。第2配線層は、第2素子領域1bの上方には配線を具備していない。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の配線層を具備する半導体装置及びその製造方法に関する。特に本発明は、配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる半導体装置及びその製造方法に関する。
図5は、従来の半導体装置の構成を説明するための断面図である。本図に示す半導体装置は、第1導電型の半導体基板100の第1素子領域100aに低耐圧トランジスタを有しており、第2素子領域100bに高耐圧トランジスタを有している。第1素子領域100a及び第2素子領域100b上には第1層目の層間絶縁膜109、第1層目の配線層、第2層目の層間絶縁膜112、及び第2層目の配線層がこの順に積層されている。
第1層目の配線層は、第1素子領域100aの上方に位置するAl合金配線111a,111c、及び第2素子領域100bの上方に位置するAl合金配線111b,111dを有している。Al合金配線111aは、低耐圧トランジスタの一部(例えばソース又はドレインとなる第2導電型の不純物領域107a)に電気的に接続しており、Al合金配線111cは、基板電位を与える為の第1導電型の不純物領域108aに電気的に接続している。またAl合金配線111bは、高耐圧トランジスタの一部(例えばソース又はドレインとなる第2導電型の不純物領域107b)に電気的に接続しており、Al合金配線111dは、基板電位を与える為の第1導電型の不純物領域108bに電気的に接続している。
第2層目の配線層は、第1素子領域100aの上方に位置するAl合金配線114a,114c、及び第2素子領域100bの上方に位置するAl合金配線114b,114dを有している。Al合金配線114aはAl合金配線111aに電気的に接続しており、Al合金配線114cはAl合金配線111cに電気的に接続している。またAl合金配線114bはAl合金配線111bに電気的に接続しており、Al合金配線114dはAl合金配線111dに電気的に接続している。これに類似する半導体装置が特許文献1に記載されている。
特開平6−151730号公報(図4)
近年、低耐圧トランジスタの微細化が進んでおり、層間絶縁膜の低誘電化及び薄膜化が進んでいる。一方、上記した従来技術では、すべての配線層において、低耐圧トランジスタが形成されている第1素子領域、及び高耐圧トランジスタが形成されている第2素子領域それぞれの上方に配線が配置されている。しかし、第2素子領域の上方に配置される配線には、高電圧が加わる配線(例えば高耐圧トランジスタに接続されている配線)と、低電圧が加わる配線(例えば設置用の配線)がある。このため、層間絶縁膜が低誘電化及び薄膜化している状態において、高電圧が加わる配線と低電圧が加わる配線とが一層の層間絶縁膜を介して上下に配置された場合、層間絶縁膜の耐圧が不十分となり、配線層相互間で絶縁破壊を起こす可能性があった。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る半導体装置は、半導体基板の第1素子領域及び第2素子領域の上方に形成された第1層間絶縁膜と、
前記第1層間絶縁膜上に形成された第1配線層と、
前記第1層間絶縁膜上及び前記第1配線層上に形成された第2層間絶縁膜と、
前記第2層間絶縁膜上に形成された第2配線層と、
前記第2層間絶縁膜上及び前記第2配線層上に形成された第3層間絶縁膜と、
前記第3層間絶縁膜上に形成された第3配線層と、
を具備し、
前記第1配線層は、前記第1素子領域の上方に位置する第1配線と、前記第2素子領域の上方に位置する第2配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記第2配線とは異なる電位になる第3配線を具備し、
前記第2配線層は、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第1配線に電気的に接続している第4配線と、前記第3配線の一部の上方に位置していて前記第3配線に電気的に接続している接続用導電パターンを具備し、
前記第3配線層は、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第4配線に電気的に接続している第5配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記接続用導電パターンを介して前記第3配線に電気的に接続する第6配線を具備し、
前記第2配線層は、前記第2素子領域の上方には配線を具備していない。
この半導体装置によれば、前記第1素子領域の上方では各配線層に配線が形成されており、異なる電位が印加される複数の配線を具備する前記第2素子領域の上方では、一層おきに配線が形成される。このため、前記第2素子領域の上方において、配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる。
前記第2層間絶縁膜は、上面及び下面相互間の電位差が前記第2配線と前記第3配線の電位差以上の場合には絶縁破壊を生じる厚さであっても良い。
前記第3配線と電気的に接続している前記第6配線は、一部が前記第2配線の上方に位置していてもよい。この場合においても、配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる。前記第3配線と前記第2配線の電位差は、前記第1配線と基板電位の電位差より大きくてもよい。
前記第1素子領域に位置する前記半導体基板に形成された第1トランジスタと、前記第2素子領域に位置する前記半導体基板に形成され、前記第1トランジスタより動作電圧が高い第2トランジスタとを具備してもよい。この場合、前記第2配線は、例えば前記第1トランジスタのソース又はドレインと、前記第2トランジスタのゲート電極を電気的に接続しており、前記第3配線は、例えば前記第2トランジスタのソース又はドレインに接続している。
前記第1層間絶縁膜、前記第2層間絶縁膜、及び前記第3層間絶縁膜は、炭素含有シリカ、フッ素含有シリカ、及びシルセスキオキサン系化合物のうちの少なくとも一種から構成されていてもよい。
本発明に係る他の半導体装置は、半導体基板の第1素子領域に形成された第1トランジスタと、
前記半導体基板の第2素子領域に形成され、前記第1トランジスタより駆動電圧が高い第2トランジスタと、
前記第1素子領域及び前記第2素子領域上に形成された第1層間絶縁膜と、
前記第1層間絶縁膜上に形成された第1配線層と、
前記第1層間絶縁膜上及び前記第1配線層上に形成された第2層間絶縁膜と、
前記第2層間絶縁膜上に形成された第2配線層と、
を具備し、
前記第1配線層は、前記第1素子領域の上方に位置する第1配線を具備し、
前記第2配線層は、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第1配線に電気的に接続している第2配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記第2配線とは異なる電位になる第3配線と、
を具備し、前記第1配線層は、前記第2素子領域の上方には配線を具備していない。
この半導体装置によれば、前記第1素子領域の上方では各配線層に配線が形成されており、前記第2配線とは異なる電位になる前記第3配線を有する前記第2素子領域の上方では、前記第1配線層に配線が形成されない。このため、前記第2素子領域の上方において、配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる。
前記第3配線は、一部が前記第2トランジスタのゲート電極又はゲート配線の上方に位置していてもよい。
前記第1層間絶縁膜及び前記第2層間絶縁膜は、炭素含有シリカ、フッ素含有シリカ、及びシルセスキオキサン系化合物のうちの少なくとも一種から構成されてもよい。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板の第1素子領域及び第2素子領域の上方に、第1層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第1層間絶縁膜上に第1配線層を形成する工程と、
前記第1層間絶縁膜上及び前記第1配線層上に第2層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第2層間絶縁膜上に第2配線層を形成する工程と、
前記第2層間絶縁膜上及び前記第2配線層上に第3層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第3層間絶縁膜上に第3配線層を形成する工程と、
を具備し、
前記第1配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置する第1配線と、前記第2素子領域の上方に位置する第2配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記第2配線とは異なる電位になる第3配線を形成し、
前記第2配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第1配線に電気的に接続している第4配線を形成し、前記第2素子領域の上方かつ前記第3配線の一部の上方に位置していて前記第3配線に電気的に接続している接続用導電パターンを形成し、かつ前記第2素子領域の上方に位置する配線を形成せず、
前記第3配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第4配線に電気的に接続している第5配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記接続用導電パターンを介して前記第3配線に接続する第6配線を形成する。
本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、半導体基板の第1素子領域に第1トランジスタを形成し、かつ前記半導体基板の第2素子領域に、前記第1トランジスタより駆動電圧が高い第2トランジスタを形成する工程と、
前記第1素子領域及び前記第2素子領域上に第1層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第1層間絶縁膜上に第1配線層を形成する工程と、
前記第1層間絶縁膜上及び前記第1配線層上に第2層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第2層間絶縁膜上に第2配線層を形成する工程と、
を具備し、
前記第1配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置する第1配線を形成し、かつ前記第2素子領域の上方には配線を形成せず、
前記第2配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第1配線に電気的に接続している第2配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記第2配線とは異なる電位になる第3配線を形成する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1の各図は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。本実施形態によって製造される半導体装置は、第1導電型のシリコン基板1の第1素子領域1aに低耐圧トランジスタを有しており、シリコン基板1の第2素子領域1bに高耐圧トランジスタを有している。低耐圧トランジスタの動作電圧は、例えば5V以下であり、高耐圧トランジスタの動作電圧は、例えば30V以上である。
まず図1(A)に示すように、第2素子領域1bに位置するシリコン基板1のうち、高耐圧トランジスタのチャネル領域とソースの間、及びチャネル領域とドレインの間それぞれに位置する部分に第2導電型の不純物を選択的に導入し、低濃度不純物領域6bを形成する。
次いで、第2素子領域1bに位置するシリコン基板1に素子分離膜2bを、LOCOS酸化法により形成する。これにより、高耐圧トランジスタが形成される領域、及び基板電位を与える配線が接続される領域は素子分離膜2bによって他の領域から分離される。また、第2素子領域1bにおいて高耐圧トランジスタのチャネル領域となる部分、ソースとなる部分、及びドレインとなる部分それぞれは、素子分離膜2bによって他の領域から分離される。
次いで、第1素子領域1aに位置するシリコン基板1に溝を形成し、この溝に絶縁膜を埋め込む。これにより、素子分離膜2aが形成される。素子分離膜2aは、低耐圧トランジスタが形成される領域、及び基板電位を与える配線が接続される領域を他の領域から分離する。
次いで、シリコン基板1を熱酸化する。これにより、第2素子領域1bのチャネル領域に位置するシリコン基板1には、高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜3bが形成される。また、第1素子領域1aに位置するシリコン基板1にも熱酸化膜(図示せず)が形成される。
次いで、第1素子領域1a及び第2素子領域1bを含む全面上に、フォトレジスト膜(図示せず)を塗布し、このフォトレジスト膜を露光及び現像する。これにより、第1素子領域1a上に位置するフォトレジスト膜が除去される。次いで、このフォトレジスト膜をマスクとしたエッチングにより、第1素子領域1aに位置する熱酸化膜を除去する。その後、フォトレジスト膜を除去する。
次いで、シリコン基板1を再び熱酸化する。これにより、第1素子領域1aに位置するシリコン基板1には、低耐圧トランジスタのゲート絶縁膜3aが形成される。また、ゲート絶縁膜3bも厚くなる。
なお、上記した2つの熱酸化工程において、高耐圧トランジスタのソース及びドレインとなる領域、及び基板電位を与える配線が接続される領域それぞれに位置するシリコン基板1にも、熱酸化膜(図示せず)が形成される。
次いで、素子分離膜2a,2b及びゲート絶縁膜3a,3bを含む全面上に、ポリシリコン膜をCVD法により形成し、このポリシリコン膜を選択的に除去する。これにより、ゲート絶縁膜3a上には低耐圧トランジスタのゲート電極4aが形成され、ゲート絶縁膜3b上には高耐圧トランジスタのゲート電極4bが形成される。またゲート配線(図示せず)も形成される。
次いで、基板電位を与える配線が接続される領域をレジストパターン(図示せず)で覆い、このレジストパターン、素子分離膜2a,2b、及びゲート電極4a,4bをマスクとして、シリコン基板1に第2導電型の不純物を注入する。これにより、第1素子領域1aに位置するシリコン基板1には、低濃度不純物領域6aが形成される。その後、レジストパターンを除去する。
次いで、ゲート電極4a,4bを含む全面上に、酸化シリコン膜を形成し、この酸化シリコン膜をエッチバックする。これにより、ゲート電極4a,4bそれぞれの側壁にはサイドウォール5が形成される。なお、このエッチング工程において、高耐圧トランジスタのソース及びドレインとなる領域、及び基板電位を与える配線が接続される領域それぞれに形成されていた熱酸化膜が除去される。
次いで、基板電位を与える配線が接続される領域をレジストパターン(図示せず)で覆い、このレジストパターン、素子分離膜2a,2b、ゲート電極4a,4b、及びサイドウォール5をマスクとして、シリコン基板1に第2導電型の不純物を注入する。これにより、シリコン基板1には、低耐圧トランジスタのソース及びドレインとなる2つの不純物領域7a、及び高耐圧トランジスタのソース及びドレインとなる2つの不純物領域7b、が形成される。その後、レジストパターンを除去する。
このようにして、低耐圧トランジスタ及び高耐圧トランジスタが形成される。
次いで、低耐圧トランジスタ及び高耐圧トランジスタをレジストパターン(図示せず)で覆い、このレジストパターン及び素子分離膜2a,2bをマスクとして、シリコン基板1に第1導電型の不純物を注入する。これにより、基板電位を与える配線が接続される領域には、不純物領域8a,8bが形成される。その後、レジストパターンを除去する。
次いで、低耐圧トランジスタ、高耐圧トランジスタ、不純物領域8a,8b、及び素子分離膜2a,2bそれぞれ上に厚さが1μm以下の層間絶縁膜20を形成する。層間絶縁膜20は低誘電率の絶縁膜、例えば炭素含有シリカ、フッ素含有シリカ、及びシルセスキオキサン系化合物のうちの少なくとも一種から構成される。具体的には、シリカ(SiOx) 、ハイドロジェンシルセスキオキサン(HSQ)及びメチルシルセスキオキサン(MSQ)等のシルセスキオキサン系化合物等のシリコン酸化物等のシリコン系化合物、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、及びポリブテン等のオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ポリアミドイミド、ポリビニルフェニレン、ポリカーボネート(PC)、及びポリジクロロパラキシリレン等のポリパラキシリレン系化合物、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等のアクリル系樹脂、フッ素化ポリイミド等のポリイミド系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系樹脂等の熱可塑性樹脂、ベンゾシクロブテン(BCB)等のベンゾシクロブテン系樹脂、ポリビニルフェノールあるいはノボラック樹脂等のフェノール系樹脂等の熱可塑性樹脂、又はアモルファスカーボン等の炭素系化合物である。
次いで層間絶縁膜20上に複数の接続孔を形成する。次いでこれら接続孔内及び層間絶縁膜20上に、タングステン膜を形成し、層間絶縁膜20上に位置するタングステン膜をCMP法により研磨除去する。これにより、層間絶縁膜20にはタングステンプラグ21a,21b,21c,21dが埋め込まれる。タングステンプラグ21a 21cは第1素子領域1aの上方に位置しており、それぞれ低耐圧トランジスタの不純物領域7a、不純物領域8bに電気的に接続している。タングステンプラグ21b,21dは第2素子領域1bの上方に位置しており、それぞれ高耐圧トランジスタの不純物領域7b、不純物領域8bに電気的に接続している。
次いで、層間絶縁膜20上及びタングステンプラグ21a〜21dそれぞれ上に、Al合金膜を形成し、このAl合金膜を選択的に除去する。これにより、層間絶縁膜9上にはAl合金配線22a,22c、及びAl合金パターン22b,22dが形成される。Al合金配線21aは第1素子領域1aの上方に位置しており、タングステンプラグ21aを介して低耐圧トランジスタの不純物領域7aに接続している。Al合金パターン21bは第2素子領域1bの上方に位置しており、タングステンプラグ21bを介して高耐圧トランジスタの不純物領域7bに接続している。Al合金配線21cは第1素子領域1aの上方に位置しており、タングステンプラグ21cを介して不純物領域8aに接続している。Al合金パターン22dは第2素子領域1bの上方に位置しており、タングステンプラグ21dを介して不純物領域8bに接続している。なお、Al合金パターン22b,22dは、タングステンプラグ21b,21dを、後述するタングステンプラグ10b,10dに電気的に接続する為に形成されたものであり、その大きさは、各タングステンプラグの横断面よりやや大きい程度である。
次いで、層間絶縁膜20、Al合金配線22a,22c、及びAl合金パターン22b,22dそれぞれ上に、層間絶縁膜9を形成する。層間絶縁膜9の構成は、層間絶縁膜20と同様である。次いで、層間絶縁膜9にタングステンプラグ10a,10b,10c,10dを埋め込む。タングステンプラグ10aは第1素子領域1aの上方に位置しており、Al合金配線22aに電気的に接続している。タングステンプラグ10bは第2素子領域1bの上方に位置しており、Al合金パターン22bに電気的に接続している。タングステンプラグ10cは第1素子領域1aの上方に位置しており、Al合金配線22cに電気的に接続している。タングステンプラグ10dは第2素子領域1bの上方に位置しており、Al合金パターン22dに電気的に接続している。タングステンプラグ10a〜10dの埋め込み方法は、タングステンプラグ21a〜21dを埋め込む方法と略同様である。
次いで、層間絶縁膜9上にAl合金配線11a,11b,11c,11dを形成する。Al合金配線11a,11b,11c,11dの形成方法は、Al合金配線22a,22b及びAl合金パターン22b,22dの形成方法と同様である。Al合金配線11aは第1素子領域1aの上方に位置しており、タングステンプラグ10aを介してAl合金配線22aに電気的に接続している。Al合金配線11bは第2素子領域1bの上方に位置しており、タングステンプラグ10bを介してAl合金パターン22bに電気的に接続している。Al合金配線11cは第1素子領域1aの上方に位置しており、タングステンプラグ10cを介してAl合金配線22cに電気的に接続している。Al合金配線11dは第2素子領域1bの上方に位置しており、タングステンプラグ10dを介してAl合金パターン22dに接続している。
次いで、図1(B)に示すように、層間絶縁膜9上及びAl合金配線11a〜11d上に、層間絶縁膜12を形成する。層間絶縁膜12の構成は、層間絶縁膜20の構成と同様である。次いで、層間絶縁膜12にタングステンプラグ13a,13b,13cを埋め込む。タングステンプラグ13aは第1素子領域1aの上方に位置しており、Al合金配線11aに電気的に接続している。タングステンプラグ13bは第2素子領域1bの上方に位置しており、Al合金配線11bに電気的に接続している。タングステンプラグ13cは第1素子領域1aの上方に位置しており、Al合金配線11cに電気的に接続している。タングステンプラグ13a〜13cの埋め込み方法は、タングステンプラグ21a〜21dを埋め込む方法と略同様である。また本工程において、層間絶縁膜12には、Al合金配線11d上に位置するタングステンプラグA(図示せず)も埋め込まれる。
次いで、層間絶縁膜12上にAl合金配線14a,14c及びAl合金パターン14bを形成する。Al合金配線14a,14cは第1素子領域1aの上方に位置しており、それぞれタングステンプラグ13a,13cを介してAl合金配線11a,11cに接続している。Al合金パターン14bは第2素子領域1bの上方に位置しており、タングステンプラグ13bを介してAl合金配線11bに接続している。なおAl合金パターン14bは、タングステンプラグ13bを、後述するタングステンプラグ16bに電気的に接続する為に形成されたものであり、その大きさは、タングステンプラグ13bの横断面よりやや大きい程度である。Al合金配線11a,11c及びAl合金パターン14bの形成方法は、Al合金配線22a,22b及びAl合金パターン22b,22dの形成方法と同様である。また本工程において、層間絶縁膜12には、上記したタングステンプラグAを介してAl合金配線11dに電気的に接続するAl合金パターンB(図示せず)も形成される。Al合金パターンBは、タングステンプラグAを後述のタングステンプラグCに接続する為に設けられ、その構成はAl合金パターン14bの構成と略同様である。
次いで、図1(C)に示すように、層間絶縁膜12上、Al合金配線14a,14c上、及びAl合金パターン14b上に、層間絶縁膜15を形成する。層間絶縁膜15の構成は、層間絶縁膜20の構成と同様である。次いで、層間絶縁膜15にタングステンプラグ16a,16bを埋め込む。タングステンプラグ16aは第1素子領域1aの上方に位置しており、Al合金配線14aに電気的に接続している。タングステンプラグ16bは第2素子領域1bの上方に位置しており、Al合金パターン14bに電気的に接続している。なお、タングステンプラグ16a,16bの埋め込み方法は、タングステンプラグ21a〜21dを埋め込む方法と略同様である。また本工程において、層間絶縁膜15には、上記のAl合金パターンB上に位置するタングステンプラグC(図示せず)も埋め込まれる。
次いで、層間絶縁膜15上にAl合金配線17a,17bを形成する。Al合金配線17a,17bの形成方法は、Al合金配線22a,22b及びAl合金パターン22b,22dの形成方法と同様である。Al合金配線17aは第1素子領域1aの上方に位置しており、タングステンプラグ16aを介してAl合金配線14aに接続している。Al合金配線17aは、一部がAl合金配線14cの上方に位置している。Al合金配線14cは基板電位を与える配線であり、Al合金配線17aは低耐圧トランジスタの不純物領域7aに接続する配線である。上記したように層間絶縁膜15は1μm以下であり、その誘電率は低いが、Al合金配線17a、Al合金配線14c相互間の電位差は大きくない為、層間絶縁膜15が絶縁破壊を起こすことはない。
一方、Al合金配線17bは第2素子領域1bの上方に位置しており、タングステンプラグ16b、Al合金パターン14b、タングステンプラグ10b、Al合金パターン22b、及びタングステンプラグ21bを介して高耐圧トランジスタの不純物領域7bに接続している。Al合金配線17bは、一部がAl合金配線11dの上方に位置している。Al合金配線11dは基板電位を与える配線であるため、Al合金配線17b、Al合金配線11d相互間の電位差は大きく、層間絶縁膜12単層、又は層間絶縁膜15単層である場合には、層間絶縁膜が絶縁破壊を生じる場合がある。しかし、Al合金配線17b、Al合金配線11dの間には層間絶縁膜15,12の2層の絶縁膜が存在しているため、層間絶縁膜15,12が低誘電率の絶縁膜であり、かつそれぞれの厚さが1μm以下であっても、Al合金配線17b、Al合金配線11dの間で絶縁破壊が生じることは抑制される。
なお、層間絶縁膜15上には、上記したタングステンプラグC上に位置するAl合金配線D(図示せず)も形成される。Al合金配線Dは、一部がAl合金配線11bの上方に位置しているが、Al合金配線17bとAl合金配線11dの場合と同様の作用により、Al合金配線DとAl合金配線11bの間で絶縁破壊が生じることは抑制される。
以上、本発明の実施形態によれば、低耐圧トランジスタが形成される第1素子領域1aの上方では、各配線層に、低耐圧トランジスタに電気的に接続する配線と、基板に電気的に接続する配線の双方が形成され、低耐圧トランジスタの微細化を達成できる。これに対し、高耐圧トランジスタが形成される第2素子領域1aの上方では、一層おきに配線が形成される。このため、層間絶縁膜が低誘電化し、かつ薄くなっても、第2素子領域1aの上方に位置する配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる。
図2の各図は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。以下、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また各構成要素の製造方法は、第1の実施形態と同様である。
まず図2(A)に示すように、第1の実施形態と同様の構成を有する低耐圧トランジスタ及び高耐圧トランジスタを形成し、さらに層間絶縁膜20、タングステンプラグ21a,21b,21c,21e,Al合金配線22a,22c、Al合金パターン22b,22e、層間絶縁膜9,及びタングステンプラグ10a,10b,10c,10eを形成する。タングステンプラグ21eは第2素子領域1bに位置する層間絶縁膜20に埋め込まれており、高耐圧トランジスタのゲート電極4bに電気的に接続している。Al合金パターン22eは第2素子領域1bの層間絶縁膜20上に位置しており、タングステンプラグ21eに電気的に接続している。またタングステンプラグ10eは層間絶縁膜9に埋め込まれており、Al合金パターン22eに電気的に接続している。次いで層間絶縁膜9上にAl合金配線11a,11b,11cを形成する。本実施形態においてAl合金配線11aは、図示していない部分を介してタングステンプラグ10a,10eを相互に電気的に接続している。
次いで図2(B)に示すように、層間絶縁膜12、タングステンプラグ13a,13b,13c、Al合金配線14a,14c、及びAl合金パターン14bを形成する。
次いで図2(C)に示すように、層間絶縁膜15、タングステンプラグ16a,16b、及びAl合金配線17a,17bを形成する。Al合金配線17bは、一部がAl合金配線11aの上方に位置しているが、これらの間には層間絶縁膜15,12が位置しているため、これらの配線相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる。
また、上記した工程によって、第1の実施形態で説明したタングステンプラグA、Al合金パターンB,タングステンプラグC,及びAl合金配線Dが形成される。
以上、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置を説明するための断面図である。本実施形態に係る半導体装置は、タングステンプラグ21bが高耐圧トランジスタのゲート電極4bに接続している点を除いて、第1の実施形態によって製造される半導体装置と同様の構成である。またこの半導体装置の製造方法は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図4の各図は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。以下、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また各構成要素の製造方法は、第1の実施形態と同様である。
図4(A)に示すように、第1の実施形態と同様の構成を有する低耐圧トランジスタ及び高耐圧トランジスタを形成し、さらに層間絶縁膜20を形成する。次いで層間絶縁膜20に、タングステンプラグ21a,21b,21c,21fを形成する。タングステンプラグ21fは、高耐圧トランジスタのゲート電極4bに電気的に接続する。次いで層間絶縁膜20上にAl合金配線22a,22c及びAl合金パターン22b,22fを形成する。Al合金パターン22fはタングステンプラグ21fを、後述するタングステンプラグ10fに電気的に接続する為に形成されたものであり、その大きさは、各タングステンプラグの横断面よりやや大きい程度である。
次いで図4(B)に示すように、層間絶縁膜9、タングステンプラグ10a〜10c,10f、及びAl合金配線11a〜11c,11fを形成する。Al合金配線11bはタングステンプラグ10bに電気的に接続しており、図示していない部分がゲート電極4b又はゲート配線(図示せず)の上方に位置している。しかし、Al合金配線10bとゲート電極4bの間には層間絶縁膜20,9が位置しているため、これらの配線相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる。なお、Al合金配線11fは、タングステンプラグ10fに電気的に接続している。
以上、本実施形態によっても、高耐圧トランジスタが形成される第2素子領域1aの上方では、一層おきに配線が形成される。このため、ゲート電極4bに加わる電圧と不純物領域7bに加わる電圧の差が大きい場合において、層間絶縁膜が低誘電化し、かつ薄くなっても、第2素子領域1aの上方に位置する配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる。
尚、本実施形態においてAl合金パターン22bは、タングステンプラグ21bではなく第1の実施形態で示したタングステンプラグ21dに電気的に接続しても良い。この場合、ゲート電極4bに加わる電圧と基板電位の差が大きい場合において、層間絶縁膜が低誘電化し、かつ薄くなっても、第2素子領域1aの上方に位置する配線層相互間で絶縁破壊が生じることを抑制できる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば上記した各実施形態では、配線としてAl合金配線を用いたがダマシン法により層間絶縁膜に埋め込まれる配線(例えばCu配線)を用いてもよい。また高耐圧トランジスタの構成は上記した構成に限定されず、低耐圧トランジスタと同様の構成であってもよい。
各図は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図。 各図は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図。 第3の実施形態に係る半導体装置の構成を説明する断面図。 各図は本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図。 従来の半導体装置の構成を説明するための断面図
符号の説明
1,100…シリコン基板、1a,100a…第1素子領域、1b,100b…第2素子領域、2a,2b…素子分離膜、3a,3b…ゲート絶縁膜、4a,4b…ゲート電極、5…サイドウォール、6a,6b…低濃度不純物領域、7a,7b,8a,8b,107a,107b,108a,108b…不純物領域、9,12,15,20,109,112…層間絶縁膜、10a〜10f,13a〜13e,16a,16b,21a〜21e…タングステンプラグ、11a〜11d,14a,14c〜14e,17a,17b,22a,22c,111a〜111d,114a〜114d…Al合金配線、11e,11f,14b,22b,22d,22e…Al合金パターン

Claims (11)

  1. 半導体基板の第1素子領域及び第2素子領域の上方に形成された第1層間絶縁膜と、
    前記第1層間絶縁膜上に形成された第1配線層と、
    前記第1層間絶縁膜上及び前記第1配線層上に形成された第2層間絶縁膜と、
    前記第2層間絶縁膜上に形成された第2配線層と、
    前記第2層間絶縁膜上及び前記第2配線層上に形成された第3層間絶縁膜と、
    前記第3層間絶縁膜上に形成された第3配線層と、
    を具備し、
    前記第1配線層は、前記第1素子領域の上方に位置する第1配線と、前記第2素子領域の上方に位置する第2配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記第2配線とは異なる電位になる第3配線を具備し、
    前記第2配線層は、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第1配線に電気的に接続している第4配線と、前記第3配線の一部の上方に位置していて前記第3配線に電気的に接続している接続用導電パターンを具備し、
    前記第3配線層は、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第4配線に電気的に接続している第5配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記接続用導電パターンを介して前記第3配線に電気的に接続する第6配線を具備し、
    前記第2配線層は、前記第2素子領域の上方には配線を具備していない半導体装置。
  2. 前記第6配線は、一部が前記第2配線の上方に位置している請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2層間絶縁膜は、上面及び下面相互間の電位差が前記第2配線と前記第3配線の電位差以上の場合に絶縁破壊を生じる厚さである請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第3配線と前記第2配線の電位差は、前記第1配線と基板電位の電位差より大きい請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記第1素子領域に位置する前記半導体基板に形成された第1トランジスタと、
    前記第2素子領域に位置する前記半導体基板に形成され、前記第1トランジスタより動作電圧が高い第2トランジスタと、
    を具備し、
    前記第2配線は、前記第1トランジスタのソース又はドレインと、前記第2トランジスタのゲート電極を電気的に接続しており、
    前記第3配線は、前記第2トランジスタのソース又はドレインに接続している請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1層間絶縁膜、前記第2層間絶縁膜、及び前記第3層間絶縁膜は、炭素含有シリカ、フッ素含有シリカ、及びシルセスキオキサン系化合物のうちの少なくとも一種から構成される請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 半導体基板の第1素子領域に形成された第1トランジスタと、
    前記半導体基板の第2素子領域に形成され、前記第1トランジスタより駆動電圧が高い第2トランジスタと、
    前記第1素子領域及び前記第2素子領域上に形成された第1層間絶縁膜と、
    前記第1層間絶縁膜上に形成された第1配線層と、
    前記第1層間絶縁膜上及び前記第1配線層上に形成された第2層間絶縁膜と、
    前記第2層間絶縁膜上に形成された第2配線層と、
    を具備し、
    前記第1配線層は、前記第1素子領域の上方に位置する第1配線を具備し、
    前記第2配線層は、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第1配線に電気的に接続している第2配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記第2配線とは異なる電位になる第3配線と、
    を具備し、前記第1配線層は、前記第2素子領域の上方には配線を具備していない半導体装置。
  8. 前記第3配線は、一部が前記第2トランジスタのゲート電極又はゲート配線の上方に位置している請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第1層間絶縁膜及び前記第2層間絶縁膜は、炭素含有シリカ、フッ素含有シリカ、及びシルセスキオキサン系化合物のうちの少なくとも一種から構成される請求項7又は8に記載の半導体装置。
  10. 半導体基板の第1素子領域及び第2素子領域の上方に、第1層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜上に第1配線層を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜上及び前記第1配線層上に第2層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2層間絶縁膜上に第2配線層を形成する工程と、
    前記第2層間絶縁膜上及び前記第2配線層上に第3層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第3層間絶縁膜上に第3配線層を形成する工程と、
    を具備し、
    前記第1配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置する第1配線と、前記第2素子領域の上方に位置する第2配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記第2配線とは異なる電位になる第3配線を形成し、
    前記第2配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第1配線に電気的に接続している第4配線を形成し、前記第2素子領域の上方かつ前記第3配線の一部の上方に位置していて前記第3配線に電気的に接続している接続用導電パターンを形成し、かつ前記第2素子領域の上方に位置する配線を形成せず、
    前記第3配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第4配線に電気的に接続している第5配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記接続用導電パターンを介して前記第3配線に接続する第6配線を形成する半導体装置の製造方法。
  11. 半導体基板の第1素子領域に第1トランジスタを形成し、かつ前記半導体基板の第2素子領域に、前記第1トランジスタより駆動電圧が高い第2トランジスタを形成する工程と、
    前記第1素子領域及び前記第2素子領域上に第1層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜上に第1配線層を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜上及び前記第1配線層上に第2層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2層間絶縁膜上に第2配線層を形成する工程と、
    を具備し、
    前記第1配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置する第1配線を形成し、かつ前記第2素子領域の上方には配線を形成せず、
    前記第2配線層を形成する工程において、前記第1素子領域の上方に位置していて前記第1配線に電気的に接続している第2配線と、前記第2素子領域の上方に位置していて前記第2配線とは異なる電位になる第3配線を形成する半導体装置の製造方法。
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