JP2008184937A - 車両用内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる車両用内燃機関の吸気装置を提供する。
【解決手段】 第1の吸気ダクト16は第2の吸気ダクト17よりも車両の前方に配置された吸入口16aを有するとともに、第2の吸気ダクト17は開閉弁18aを備え、第2の吸気ダクト17の断面積を第1の吸気ダクト16の断面積より大きくし、第2の吸気ダクト17の第2の吸気口12側の端部の中心軸線に対して、第1の吸気ダクト16の第1の吸気口11側の端部の中心軸線が交差するように、第1の吸気ダクト16と第2の吸気ダクト17を配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の吸気ダクトを備えた車両用内燃機関の吸気装置に関する。
一般に、自動車等の車両に搭載される車両用内燃機関(以下、単にエンジンという)の吸気装置においては、吸気ダクトから吸入した空気をエアクリーナボックス内のエアクリーナエレメントにより濾過し、エンジンの吸気ポートに供給するようになっており、エンジンを高速高負荷域で運転するときの吸入空気の不足を補うために、複数の吸気ダクトを備えたものが知られている。
従来のこの種の車両用内燃機関の吸気装置としては、二股状に分岐した吸気ダクトをエアクリーナハウジングに接続し、エンジンを低速低負荷域で運転するときは吸気ダクトの一方の開口のみから吸気を行い、エンジンを高速高負荷域で運転するときは吸気ダクトの双方の開口から吸気を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、一方がカウルボックスに開口するとともに他方がフェンダーに開口し互いに異なる共鳴周波数を持つ2つの吸気ダクトを有し、これらの2つの吸気ダクトから吸気を行うことにより、エンジンを高速高負荷域で運転するときに所望の吸気音を発生させて、迫力のあるスポーツサウンドを得るようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−195116号公報 特開2000−303925号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載されたものは、狭隘なエンジンコンパートメント内において、吸気ダクトの数を増やしたり断面積を大きくするには限度があり、吸気ダクトを介して吸気を行う際に生じる圧力損失のために、エンジンを高速高負荷域で運転するときには吸入空気が不足してしまうため、エンジン性能を良好に発揮できないという問題があった。また、吸気ダクトによる圧力損失を避けるためにエアクリーナハウジングの吸気口から直接的に吸気を行うようにした場合は、エンジンコンパートメント内の温められた空気を吸気するため、熱効率が低下し、エンジン性能を良好に発揮できないという問題があった。
本発明は、上述のような従来技術の未解決の課題に鑑みてなされたもので、エンジンを高速高負荷域で運転するときでも十分な量の空気を吸入するとともに、エンジンコンパートメント内の空気よりも低温の空気を従来よりも多く吸入することにより、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる車両用内燃機関の吸気装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用内燃機関の吸気装置は、上記目的達成のため、(1)第1の吸気口および第2の吸気口と車両用内燃機関の吸気ポートに連通する連通口とを有するエアクリーナボックスと、前記第1の吸気口を通して前記エアクリーナボックス内に空気を吸入するよう前記エアクリーナボックスに接続された第1の吸気ダクトと、前記第2の吸気口を通して前記エアクリーナボックス内に空気を吸入するよう前記エアクリーナボックスに接続された第2の吸気ダクトと、前記第2の吸気ダクト内に設けられた開閉弁と、を備え、
前記第1の吸気ダクトは、前記第2の吸気ダクトよりも前記エアクリーナボックスから離隔した外気吸入用の吸入口を有し、前記開閉弁が閉弁したときには前記エアクリーナボックス内に前記第1の吸気口を通して空気を吸入し、前記開閉弁が開弁したときには前記エアクリーナボックス内に前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の双方を通して空気を吸入する車両用内燃機関の吸気装置において、前記第2の吸気ダクトの断面積を前記第1の吸気ダクトの断面積より大きくし、前記第2の吸気ダクトの前記第2の吸気口側の端部の中心軸線に対して、前記第1の吸気ダクトの前記第1の吸気口側の端部の中心軸線が交差するように、前記第1の吸気ダクトと前記第2の吸気ダクトを配置したものである。
この構成により、エンジンを高速高負荷域で運転するときには、開閉弁が開弁して第2の吸気口から十分な量の空気を吸入できるとともに、第2の吸気口から吸入した空気の流線と第1の吸気口から吸入した空気の流線がエアクリーナボックスの中で交差するので、第2の吸気口から吸入した空気の流れにより、エアクリーナボックスから離隔して車両の前方に配置された外気吸入用の吸入口から吸入した低温の空気の流れを助長することができる。したがって、エンジンを高速高負荷域で運転するときでも、第2の吸気口から十分な量の空気を吸入するとともに、第1の吸気口から低温の空気を従来よりも多く吸入することにより、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
上記(1)の構成を有する車両用内燃機関の吸気装置においては、(2)前記第1の吸気口の中心から前記第2の吸気口の中心までの距離は、前記第1の吸気口の中心から前記連通口の中心までの距離および前記第2の吸気口の中心から前記連通口の中心までの距離よりも小さく設定されていることが好ましい。
この構成により、エアクリーナボックス内において、第1の吸気口の近傍に、第2の吸気口から連通口に向かう空気の流れが配置されるので、第2の吸気口から連通口に向かう空気の流れにより第1の吸気口からエアクリーナボックスの中に空気を引き込むことができる。したがって、第2の吸気口から連通口に吸入される空気の流れにより第1の吸気口からエアクリーナボックス内への空気の吸入をより効率的に助長することができ、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、上記(1)または(2)の構成を有する車両用内燃機関の吸気装置においては、(3)前記第1の吸気ダクトの前記第1の吸気口側の端部の中心軸線が前記第2の吸気ダクトの前記第2の吸気口側の端部の中心軸線に対して直交するように、前記第1の吸気ダクトと前記第2の吸気ダクトを配置するのが好ましい。
この構成により、第1の吸気口と第2の吸気口とをエアクリーナボックスにおける互いに隣り合う内壁面に配置することができるので、第2の吸気口の開口面積はレイアウト上の制限等を受けることなく所望の大きさに設定することができる。このため、エンジンを高速高負荷域で運転するときでも第2の吸気口から十分な量の空気を吸入することができ、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、上記(3)の構成を有する車両用内燃機関の吸気装置においては、(4)前記第2の吸気口は、前記連通口に対向して前記エアクリーナボックスの壁面に開口していることが好ましい。
この構成により、第2の吸気口からエアクリーナボックス内に入った空気はその向きを大きく変えることなく連通口に吸入される。したがって、第2の吸気口から連通口に吸入される空気に圧力損失が発生するのを防いで第2の吸気口から十分な量の空気を吸入することができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、上記(4)の構成を有する車両用内燃機関の吸気装置においては、(5)前記連通口は、前記第1の吸気口に対向する前記エアクリーナボックスの壁面よりも、前記第1の吸気口が開口する前記エアクリーナボックスの壁面に近接して開口していることが好ましい。
この構成により、第2の吸気口からエアクリーナボックス内に吸入された空気は、第1の吸気口に対向するエアクリーナボックスの壁面側よりも、第1の吸気口が開口するエアクリーナボックスの壁面側において強く流れる。したがって、第1の吸気口からエアクリーナボックスの内部へ確実に空気を引き込んでその流れを助長させることができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、上記(4)または(5)の構成を有する車両用内燃機関の吸気装置においては、(6)前記第2の吸気口は、前記第1の吸気口に対向する前記エアクリーナボックスの壁面よりも、前記第1の吸気口が開口する前記エアクリーナボックスの壁面に近接して開口していることが好ましい。
この構成により、第2の吸気口からエアクリーナボックス内に吸入された空気は、第1の吸気口に対向するエアクリーナボックスの壁面側よりも、第1の吸気口が開口するエアクリーナボックスの壁面側において強く流れる。したがって、第1の吸気口からエアクリーナボックスの内部へ確実に空気を引き込んでその流れを助長させることができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
上記(5)または(6)の構成を有する車両用内燃機関の吸気装置においては、(7)前記第2の吸気口は、互いに開口幅の異なる広幅部と狭幅部とで構成され、前記広幅部は、前記狭幅部よりも前記第1の吸気口に近くなるよう配置されていることが好ましい。
この構成により、第2の吸気口の広幅部を通過した空気の流速および流量は、狭幅部を通過した空気の流速および流量よりも大きくなる。したがって、第1の吸気口からエアクリーナボックスの内部へ更に確実に空気を引き込んでその流れを助長させることができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
上記(7)の構成を有する車両用内燃機関の吸気装置においては、(8)前記第1の吸気口に近接した開口端から前記第2の吸気口までの前記第2の吸気ダクトの側壁の長さを、前記第1の吸気口から離隔した開口端から前記第2の吸気口までの前記第2の吸気ダクトの側壁の長さよりも短くすることが好ましい。
この構成により、第2の吸気ダクトの側壁の長さは第1の吸気口に近い側では遠い側よりも短いため、第2の吸気ダクト内の圧力損失は、第1の吸気口に近い側では遠い側より小さくなる。このため、第2の吸気ダクト内を流れる空気の流速および流量は、第1の吸気口に近い側では遠い側よりも大きなものとなる。したがって、第1の吸気口からエアクリーナボックスの内部へ確実に空気を引き込んでその流れを助長させることができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
本発明によれば、エンジンを高速高負荷域で運転するときでも十分な量の空気を吸入するとともに、エンジンコンパートメント内の空気よりも低温の空気を従来よりも多く吸入するようにしたので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮させることができる車両用内燃機関の吸気装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図4は本発明の第1の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置を示す図である。本実施の形態の車両用内燃機関の吸気装置10は、図1、図2(a)および図2(b)に示すように、第1の吸気口11および第2の吸気口12と図示しないエンジンの吸気ポートに連通する連通口13とを有するエアクリーナボックス14を備えている。エアクリーナボックス14は、樹脂材料を用いて射出成形したものから構成されており、本実施の形態では直方体の形状に成形されている。
エアクリーナボックス14の内部には、第1の吸気口11と第2の吸気口12の2つの吸気口と連通口13との間に介在するようにフィルタエレメント15が設けられている。フィルタエレメント15は、第1の吸気口11および第2の吸気口12から吸入された空気を濾過するための公知の濾材である。
エアクリーナボックス14の前面側には、図1に示すように、第1の吸気口11を通してエアクリーナボックス14内に空気を吸入するよう第1の吸気ダクト16が接続されている。第1の吸気ダクト16は、図4に示すように、車両1の外部からエンジンコンパートメント2内に入り込んだ直後の低温の空気、すなわち外気を吸入するように、第2の吸気ダクト17よりもエアクリーナボックス14から離隔して配置された吸入口16aを有している。この吸入口16aは、例えば、第2の吸気ダクト17よりも車両1の前方(矢印Aの方向)で、エンジンコンパートメント2内の前方部のラジエター上部に配置され、矢印Bの方向に空気を吸入するようになっている。
また、エアクリーナボックス14には、第2の吸気口12を通してエアクリーナボックス14内に空気を吸入する第2の吸気ダクト17が接続されている。第2の吸気ダクト17は、エンジンコンパートメント2内のフェンダー近傍で車両1の右方(図4の矢印Cの方向)に開口しており、エンジンコンパートメント2内の空気を矢印Dの方向に吸入する(図3(a)参照)。
また、エアクリーナボックス14の連通口13には、この連通口13を通してエアクリーナボックス14からエンジンに空気を供給するよう吸気管19が接続されている。吸気管19を通ってエアクリーナボックス14から流出した空気は図示しないエアフローメータ、スロットルボディ、インテークマニホールドを介してエンジンに供給される。なお、前述した第1の吸気ダクト16、第2の吸気ダクト17および吸気管19は、エアクリーナボックス14と同様に樹脂材料から構成されている。
第2の吸気ダクト17の内部には、第2の吸気ダクト17を開閉する開閉弁18aが回動軸18cを支点として回動可能に設けられている。また、第2の吸気ダクト17には、第2の吸気ダクト17内部の負圧に応じて開閉弁18aを開閉する負圧アクチュエータ18bが設けられている。開閉弁18a、負圧アクチュエータ18bおよび回動軸18cは開閉弁ユニット18を構成する。なお、開閉弁18aの周縁部には、開閉弁18aが閉じたときに開閉弁18aと第2の吸気ダクト17との間に隙間が生じることの無いようにシール部材18d(図3(b)参照)が設けられている。負圧アクチュエータ18bは、具体的には、第2の吸気ダクト17内部の負圧が閾値以上、すなわち第2の吸気ダクト17内部の気圧が閾値以下のときは図2(b)に示すように開閉弁18aが閉じた状態を保持し、エンジンが高速高負荷域で運転して第2の吸気ダクト17内部の負圧が閾値未満のときは図3(b)に示すように開閉弁18aを開くよう構成されている。なお、エンジンの回転数が毎分3600〜4000回転のときに第2の吸気ダクト17内に発生する負圧を開閉弁18aの開閉の閾値とし、それより高回転となるときは開閉弁18aを開くのが好ましい。
第2の吸気ダクト17内に発生する負圧が閾値未満で開閉弁18aが閉じているときは、第1の吸気ダクト16から吸入された低温の空気のみがエンジンに供給され、第2の吸気ダクト17内に発生する負圧が閾値以上で開閉弁18aが開いているときは、第1の吸気ダクト16から吸入された低温の空気と第2の吸気ダクト17から吸入された高温の空気の双方がエンジンに供給される。
第2の吸気ダクト17の第2の吸気口12側の端部の中心軸線に対して、第1の吸気ダクト16の第1の吸気口11側の端部の中心軸線が交差するように、第1の吸気ダクト16と第2の吸気ダクト17が配置されている。すなわち、第2の吸気ダクト17の中心軸線が第1の吸気ダクト16の中心軸線とエアクリーナボックス14の内部で交差し、第1の吸気ダクト16から吸入された空気の流線が、第2の吸気ダクト17から吸入された空気の流線と合わさるようになっている。本実施の形態では、第1の吸気ダクト16の第1の吸気口11側の端部の中心軸線が第2の吸気ダクト17の第2の吸気口12側の端部の中心軸線に対して同一平面上で略直交するように、第1の吸気ダクト16をエアクリーナボックス14の矢印Aの方向の壁面に配置し、第2の吸気ダクト17をエアクリーナボックス14の矢印Cの方向の壁面に配置している。
ここで、第1の吸気ダクト16の断面積は、狭隘なエンジンコンパートメント2におけるレイアウト上の都合等により第2の吸気ダクト17の断面積よりも小さいものとなっている。また、第1の吸気ダクト16の長さは、吸入口16aが配置されたエンジンコンパートメント2の前方部まで延在するため第2の吸気ダクト17より長いものとなっている。一方、第2の吸気ダクト17は、第1の吸気ダクト16と比較して遥かに短い長さに設定されるとともに、エアクリーナボックス14における第1の吸気ダクト16が接続された壁面とは異なる壁面に接続されており第1の吸気ダクト16等の他の部材の干渉を受けないため、その断面積を大きく設定することができる。このため、第2の吸気ダクト17からエアクリーナボックス14に吸入される空気の圧力損失は、第1の吸気ダクト16からエアクリーナボックス14に吸入される空気の圧力損失よりも遥かに小さなものとなる。本実施の形態では、第2の吸気ダクト17からエアクリーナボックス14内に吸入される空気の流量が、第1の吸気ダクト16からエアクリーナボックス14内に吸入される空気の流量の5倍〜10倍程度となるように第1の吸気ダクト16と第2の吸気ダクト17の各圧力損失が設定されている。
また、第1の吸気口11の中心C1から第2の吸気口12の中心C2までの距離は、第1の吸気口11の中心C1から連通口13の中心C3までの距離および第2の吸気口12の中心C2から連通口13の中心C3までの距離よりも小さく設定されている。
また、第2の吸気口12は、連通口13に対向してエアクリーナボックス14の壁面に開口している。すなわち、第2の吸気口12は、エアクリーナボックス14の矢印Cの方向の壁面に開口し、連通口13は、エアクリーナボックス14の矢印Cの方向の壁面に対向する矢印Dの方向の壁面に開口している。
また、連通口13は、第1の吸気口11に対向するエアクリーナボックス14の壁面よりも、第1の吸気口11が開口するエアクリーナボックス14の壁面に近接して開口している。すなわち、連通口13は、エアクリーナボックス14の矢印Dの方向の壁面において、第1の吸気口11が開口する矢印Aの方向の壁面に近接して開口している。なお、第2の吸気口12も、エアクリーナボックス14の矢印Cの方向の壁面において、第1の吸気口11が開口する矢印Aの方向の壁面に近接して開口してもよい。
次に、作用について説明する。
エンジンが低速低負荷域で運転しているときには、開閉弁18aは図2(b)に示すように閉じた状態となり、第1の吸気ダクト16のみを通してエアクリーナボックス14内に空気が吸入される。第1の吸気ダクト16を通って第1の吸気口11からエアクリーナボックス14内に矢印Bの方向に吸入された空気は、連通口13に向かって矢印Dの方向に90度向きを変えて流れる。そして、フィルタエレメント15によって濾過された空気は連通口13から流出し吸気管19を通ってエンジンに供給される。
一方、エンジンが高速高負荷域で運転しているときには、図3(b)に示すように、負圧アクチュエータ18bが開閉弁18aを開く。開閉弁18aが開いた状態では、第1の吸気ダクト16と第2の吸気ダクト17の双方を通してエアクリーナボックス14内に空気が吸入される。このとき、第2の吸気ダクト17を通って第2の吸気口12からエアクリーナボックス14内に入った空気は、連通口13が開口する対向壁面に向かって流れるが、第1の吸気口11が開口した内壁面側に連通口13が近接しているため、第2の吸気口12からエアクリーナボックス14内に入った空気は、第1の吸気口11が開口する内壁面側である矢印Aの方向に僅かに向きを変更して第1の吸気口11の近傍を通過する。このため、第1の吸気ダクト16を通って第1の吸気口11からエアクリーナボックス14内に入る空気は、第2の吸気ダクト17を通って第2の吸気口12からエアクリーナボックス14内に入る空気の流れによって引き込まれるため、その流れが助長されて流速および流量が増大する。
このように、本実施の形態においては、エンジンを高速高負荷域で運転するときに開閉弁18aが開弁すると、第2の吸気口から十分な量の空気を吸入できるとともに、第2の吸気口12から連通口13に吸入される空気の流れによって第1の吸気口11からエアクリーナボックス14内への空気の流れを助長するようにした。したがって、エンジンを高速高負荷域で運転するときでも、第2の吸気口12から十分な量の空気を吸入するとともに、第1の吸気口11から低温の空気を従来よりも多く吸入することにより、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、本実施の形態においては、第1の吸気口の中心から前記第2の吸気口の中心までの距離は、第1の吸気口11の中心C1から連通口13の中心C3までの距離および第2の吸気口12の中心C2から連通口13の中心C3までの距離よりも小さく設定されているので、エアクリーナボックス14内において、第1の吸気口11の近傍に、第2の吸気口12から連通口13に向かう空気の流れが配置されることとなる。このため、第2の吸気口12から連通口13に向かう空気の流れにより第1の吸気口11からエアクリーナボックス14の中に空気を引き込むことができる。したがって、第2の吸気口12から連通口13に吸入される空気の流れにより第1の吸気口11からエアクリーナボックス14内への空気の吸入をより効率的に助長することができ、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、本実施の形態においては、第1の吸気ダクト16と第2の吸気ダクト17は、第1の吸気ダクト16の第1の吸気口11側の端部の中心軸線が第2の吸気ダクト17の第2の吸気口12側の端部の中心軸線に対して略直交するように配置されているので、第1の吸気口11と第2の吸気口12とをエアクリーナボックス14における互いに隣り合う内壁面に配置することができる。したがって、第2の吸気口12の開口面積はレイアウト上の制限等を受けることなく所望の大きさに設定することができるため、エンジンを高速高負荷域で運転するときでも第2の吸気口から十分な量の空気を吸入することができ、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、本実施の形態においては、第2の吸気口12および連通口13は、エアクリーナボックス14内で互いに対向する対向壁面上に開口しているので、第2の吸気口12からエアクリーナボックス14内に入った空気はその向きを大きく変えることなく連通口13に吸入される。したがって、第2の吸気口12から連通口13に吸入される空気に圧力損失が発生するのを防いで第2の吸気口12から十分な量の空気を吸入することができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、本実施の形態においては、連通口13は、第1の吸気口11に対向するエアクリーナボックス14の壁面よりも、第1の吸気口11が開口するエアクリーナボックス14の壁面に近接して開口しているので、第2の吸気口12からエアクリーナボックス14内に吸入された空気は、第1の吸気口11に対向するエアクリーナボックス14の壁面よりも、第1の吸気口11が開口するエアクリーナボックス14の壁面側において強く流れる。したがって、第1の吸気口11からエアクリーナボックス14の内部へ確実に空気を引き込んでその流れを助長させることができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
なお、連通口13でなく第2の吸気口12を、第1の吸気口11に対向するエアクリーナボックス14の壁面よりも、第1の吸気口11が開口するエアクリーナボックス14の壁面に近接して開口した場合も上記と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図5〜図7は、本発明の第2の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置20を示す図である。
本実施の形態では、第2の吸気口および第2の吸気ダクトの形状が第1の実施の形態における第2の吸気口12および第2の吸気ダクト17の形状と異なっている点で前述の実施の形態とは構成が相違する。したがって、第1の実施の形態の車両用内燃機関の吸気装置10と同一又はそれに相当する構成部分については、図5〜図7中に図1〜図3中の対応構成部分と同一符号を用いて説明し、前述した第1の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
図5に示す本実施の形態の車両用内燃機関の吸気装置20においては、第2の吸気口22は、互いに開口幅の異なる広幅部22aと狭幅部22bとで構成され、広幅部22aは、狭幅部22bよりも第1の吸気口11に近くなるよう配置されている(図6(a)参照)。すなわち、図7(d)に示すように、広幅部22aの幅L3は、狭幅部22bの幅L4より大きく設定されているため、第2の吸気口22の開口面積は、第1の吸気口11に近いほど大きい。したがって、第2の吸気口22を流れる空気の流速および流量は、第1の吸気口11に近いほど大きくなる。なお、本実施の形態では、図7(b)に示すように、第2の吸気ダクト27の内壁の断面の形状と第2の吸気口22の形状とが同じに設定されており、第2の吸気ダクト27も第2の吸気口22と同様に広幅部27aと狭幅部27bを有している。
また、図7(c)に示すように、第1の吸気口11に近接した開口端28から第2の吸気口22までの第2の吸気ダクト27の側壁の長さL5を、第1の吸気口11から離隔した開口端28から第2の吸気口22までの第2の吸気ダクト27の側壁の長さL6よりも短くしている。すなわち、第2の吸気ダクト27の開口端28は、第1の吸気口11に近い程第2の吸気口22からの距離が小さくなるように形成されており、第2の吸気ダクト27の上面においては、第2の吸気口22に平行な面から第1の吸気口11の中心の側に角度θだけ傾斜している。
このように、本実施の形態においては、第2の吸気口22は、互いに開口幅の異なる広幅部22aと狭幅部22bとで構成され、広幅部22aは、狭幅部22bよりも第1の吸気口11に近くなるよう配置されているので、図7(a)に示すように、第2の吸気口22の広幅部22aを通過した空気の流速および流量は、狭幅部22bを通過した空気の流速および流量よりも大きくなる。したがって、第1の吸気口11からエアクリーナボックス14の内部へ更に確実に空気を引き込んでその流れを助長させることができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
また、本実施の形態においては、第1の吸気口11に近接した開口端28から第2の吸気口22までの第2の吸気ダクト27の側壁の長さL5を、第1の吸気口11から離隔した開口端28から第2の吸気口22までの第2の吸気ダクト27の側壁の長さL6よりも短くしているので、第2の吸気ダクト27内の圧力損失は、第1の吸気口11に近い側では遠い側より小さくなる。このため、第2の吸気ダクト27内を流れる空気の流速および流量は、第1の吸気口11に近い側では遠い側よりも大きなものとなる。したがって、第1の吸気口11からエアクリーナボックス14の内部へ確実に空気を引き込んでその流れを助長させることができるので、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できる。
以上、本発明の車両用内燃機関の吸気装置について好適な実施の形態を挙げて具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態により何等限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、以下のように適宜変更することが可能である。すなわち、エアクリーナボックスの形状は、前述の実施の形態のように直方体の形状とする他、例えば、円筒形、楕円形等、種々の形状とすることができる。第2の吸気ダクトは、エアクリーナボックスの壁面に対し角度を付けて接続してもよい。例えば、フィルタエレメントを水平に設置し、連通口をエアクリーナボックスの壁面の下部に設けた場合は、第2の吸気ダクトからエアクリーナボックス内に吸入される空気が、エアクリーナボックスの壁面の下部に開口する連通口に向かって流れるように、第2の吸気ダクトの取り付け角度を設定するのがよい。また、第2の吸気ダクトの中心軸線を水平でなく、傾斜させる場合、エアクリーナボックス内おいて、第2の吸気ダクトの第2の吸気口側の端部の中心軸線が、第1の吸気ダクトの第1の吸気口側の端部の中心軸線と1点で交差するように方向づけて第1の吸気ダクトと第2の吸気ダクトを配置するのが望ましい。
以上説明したように、本発明は、エンジンを高速高負荷域で運転するときにエンジン性能を良好に発揮できるという作用効果を奏するものであり、複数の吸気ダクトを備えた車両用内燃機関の吸気装置全般に有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置の概略構成を示すその斜視図である。 (a)、(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置の上面図および側面図である。 (a)は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置の内部構成を示す、図2(b)中の矢印III方向の断面図である。(b)は、第2の吸気ダクトの開閉弁の構成を示すその断面図である。(c)は、第2の吸気ダクトの空気吸入口の形状を示すその側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置の車両への取り付け状態を示すその斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置の概略構成を示すその斜視図である。 (a)、(b)は、本発明の第2の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置の上面図および側面図である。 (a)は、本発明の第2の実施の形態に係る車両用内燃機関の吸気装置の内部構成を示す、図6(b)中の矢印III方向の断面図である。(b)は、第2の吸気ダクトの空気吸入口の形状を示す側面図である。(c)は、第2の吸気ダクトの形状を示すその上面図である。(d)は、第2の吸気口の形状の説明図である。
符号の説明
1 車両
2 エンジンコンパ−トメント
10、20 車両用内燃機関の吸気装置
11 第1の吸気口
12 第2の吸気口
13 連通口
14 エアクリーナボックス
15 フィルタエレメント
16 第1の吸気ダクト
16a 吸入口
17、27 第2の吸気ダクト
18 開閉弁ユニット
18a 開閉弁
18b 負圧アクチュエータ
18c 回動軸
18d シール部材
19 吸気管
22a、27a 広幅部
22b、27b 狭幅部
28 開口端

Claims (8)

  1. 第1の吸気口および第2の吸気口と車両用内燃機関の吸気ポートに連通する連通口とを有するエアクリーナボックスと、
    前記第1の吸気口を通して前記エアクリーナボックス内に空気を吸入するよう前記エアクリーナボックスに接続された第1の吸気ダクトと、
    前記第2の吸気口を通して前記エアクリーナボックス内に空気を吸入するよう前記エアクリーナボックスに接続された第2の吸気ダクトと、
    前記第2の吸気ダクト内に設けられた開閉弁と、を備え、
    前記第1の吸気ダクトは、前記第2の吸気ダクトよりも前記エアクリーナボックスから離隔した外気吸入用の吸入口を有し、
    前記開閉弁が閉弁したときには前記エアクリーナボックス内に前記第1の吸気口を通して空気を吸入し、前記開閉弁が開弁したときには前記エアクリーナボックス内に前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の双方を通して空気を吸入する車両用内燃機関の吸気装置において、
    前記第2の吸気ダクトの断面積を前記第1の吸気ダクトの断面積より大きくし、
    前記第2の吸気ダクトの前記第2の吸気口側の端部の中心軸線に対して、前記第1の吸気ダクトの前記第1の吸気口側の端部の中心軸線が交差するように、前記第1の吸気ダクトと前記第2の吸気ダクトを配置したことを特徴とする車両用内燃機関の吸気装置。
  2. 前記第1の吸気口の中心から前記第2の吸気口の中心までの距離は、前記第1の吸気口の中心から前記連通口の中心までの距離および前記第2の吸気口の中心から前記連通口の中心までの距離よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内燃機関の吸気装置。
  3. 前記第1の吸気ダクトの前記第1の吸気口側の端部の中心軸線が前記第2の吸気ダクトの前記第2の吸気口側の端部の中心軸線に対して直交するように、前記第1の吸気ダクトと前記第2の吸気ダクトを配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用内燃機関の吸気装置。
  4. 前記第2の吸気口は、前記連通口に対向して前記エアクリーナボックスの壁面に開口していることを特徴とする請求項3に記載の車両用内燃機関の吸気装置。
  5. 前記連通口は、前記第1の吸気口に対向する前記エアクリーナボックスの壁面よりも、前記第1の吸気口が開口する前記エアクリーナボックスの壁面に近接して開口していることを特徴とする請求項4に記載の車両用内燃機関の吸気装置。
  6. 前記第2の吸気口は、前記第1の吸気口に対向する前記エアクリーナボックスの壁面よりも、前記第1の吸気口が開口する前記エアクリーナボックスの壁面に近接して開口していることを特徴とする請求項4または5に記載の車両用内燃機関の吸気装置。
  7. 前記第2の吸気口は、互いに開口幅の異なる広幅部と狭幅部とで構成され、
    前記広幅部は、前記狭幅部よりも前記第1の吸気口に近くなるよう配置されていることを特徴とする請求項5または6に記載の車両用内燃機関の吸気装置。
  8. 前記第1の吸気口に近接した開口端から前記第2の吸気口までの前記第2の吸気ダクトの側壁の長さを、前記第1の吸気口から離隔した開口端から前記第2の吸気口までの前記第2の吸気ダクトの側壁の長さよりも短くしたことを特徴とする請求項7に記載の車両用内燃機関の吸気装置。
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