JPH0647659A - バレルの操作装置 - Google Patents

バレルの操作装置

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Publication number
JPH0647659A
JPH0647659A JP15835391A JP15835391A JPH0647659A JP H0647659 A JPH0647659 A JP H0647659A JP 15835391 A JP15835391 A JP 15835391A JP 15835391 A JP15835391 A JP 15835391A JP H0647659 A JPH0647659 A JP H0647659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrel
lid
cover
rotated
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP15835391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenkichi Nishikawa
兼吉 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSEN KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
SANSEN KIKAI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SANSEN KIKAI KOGYO KK filed Critical SANSEN KIKAI KOGYO KK
Priority to JP15835391A priority Critical patent/JPH0647659A/ja
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 移動フレーム10の下部寄りにバレル11の
両端の軸14を回転自在に取付ける。このバレル11の
胴17の一部に開口16を設け、この開口16を開閉す
る蓋19を上記軸14に回転自在に取付け、移動フレー
ム10には蓋19に連動して回転するスプロケット28
を設ける。バレル11の外周には開放位置の蓋19を止
めるストッパ23と閉鎖位置の蓋19を止めるストッパ
24を設ける。また、固定フレームや処理槽などの側面
に上記スプロケット28に係合して蓋19を回転させる
駆動用チェン4または44を設ける。 【効果】 蓋19の開放方向または閉鎖方向への回転に
より蓋19による開口の開閉とバレル11の駆動が行え
るので機構が簡単となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はボルトやナット、その
他の各種の小形の機械部品や装飾品のような小形の処理
物に洗浄、研磨、メッキなどの処理を施す場合に用いる
バレルの操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような従来のバレルは人手によっ
て蓋を開き、開口からバレル内に処理物を投入し、蓋を
閉じたのちバレルを自動処理装置に装着し、適宜の駆動
装置によりバレルを回転させながら順次処理槽に浸漬し
て処理を施し、そののち、人手によりバレルの蓋を開い
て処理物を取り出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は上記のよ
うにバレルを移動させたり、回転させたり、槽に入れた
り出したりする操作は自動的に行われている。
【0004】しかし、バレルの蓋を開いて処理物を入れ
たり、バレルから処理物を取出したりする作業は自動化
が困難であるため人手により行っているのが現状であ
る。
【0005】この発明の課題は、上記の問題点を解決す
るために、ドラムの回転と蓋の開閉を同じ駆動手段によ
り行えるようにしたバレルの操作装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は水平の軸を中心として自在に回転する
バレルを移動フレームに取付け、上記バレルの円筒状の
胴に設けた開口を開閉する蓋を、このバレルの回転中心
と同芯に回転するように装着し、上記バレルの外周には
上記蓋が開口閉鎖位置になったときに、この蓋をバレル
に対してそれ以上回らなくするストッパと、上記蓋が上
記開口を開放する位置となったとき、この蓋をバレルに
対してそれ以上回らなくするストッパを設けて上記蓋を
駆動して蓋とストッパの接触を介してバレルを回転させ
る駆動手段を設けたバレルの操作装置および前記移動フ
レームを昇降および横方向移動自在とし、この移動フレ
ームに前記バレルを回転自在に装着し、移動フレームに
は前記蓋に連動して回転するスプロケットを設け、この
スプロケットに係合して正転または逆転する駆動用チェ
ンを固定フレームなどの静止部に設けたバレルの操作装
置を提供する。
【0007】
【作用】この発明は上記の構成であるから、例えば処理
物を入れたバレルを槽に入れて処理する場合、移動フレ
ームを操作してバレルを槽に入れると同時に、移動フレ
ームに設けたスプロケットを槽の側部などに設けた駆動
用チェンに係合させ、同チェンによりスプロケットを駆
動する。
【0008】上記の駆動操作により開放状態の蓋を閉鎖
方向に回転させると、まず蓋が開口を閉じてストッパに
当り、ついで蓋とバレルが一体となって回転する。
【0009】このようなバレルの回転により所定の処理
が行われたのち、移動枠の操作でバレルをアンロード部
に移動させて、ここに設けてある駆動用チェンによりス
プロケットを回し蓋を開放方向に回転させると最初に蓋
が回転して開口を開き、蓋がストッパに当ったのちは蓋
とドラムが回転して開口が下向きになると内部の処理物
が排出される。
【0010】
【実施例】図1に示す実施例においてAはロード部、B
は処理部、Cはアンロード部である。
【0011】ロード部Aは図1、図2に示すように上部
開放の固定フレーム1の上部片側の前後にスプロケット
2を設け、この両スプロケット2にローラチェンからな
る無端の駆動用チェン4の両端の折返し部を係合させ、
一方のスプロケット2を駆動するモータ5を設ける。ま
た、上記フレーム1の上部両側にはそれぞれ前後一対の
V型受片6を固定する。さらに、固定フレーム1の側方
上部寄りに出没する処理物供給シュート7を設ける。
【0012】10は移動フレームで、処理物を収容する
バレル11を有している。上記移動フレーム10は図4
のように上部枠12の両側に側枠13の上部を固定した
下向きコ字形で、バレル11の両側板15の中心に固定
した左右の軸14を両側枠13の下部の軸受に回転自在
に支承せしめる。
【0013】上記バレル11は図3および図4のよう
に、円板状の上記両側板15と、一部に開口16を設け
た円筒状の胴17からなるもので、処理の目的により両
側板15や胴17に多数の連通孔を設ける。また、内部
に錘り18を設けて自由停止時は図3の位置となるよう
にする。
【0014】19は上記開口16を開閉する蓋で、胴1
7の外側に沿うように円弧状に湾曲し、その両端に固定
した扇形板20の端部のベアリング21を図4のように
前記軸14に回転自在にはめる。また、上記ベアリング
21には大径のスプロケット22を一体に固定する。ま
た、上記胴17の外周両端寄りに、蓋19を開放位置に
保持するストッパ23と閉鎖位置に保持するストッパ2
4を設ける。
【0015】図4の25は上記両側枠13の上部寄りに
設けた軸受に回転自在に支承させた伝動軸で、この軸2
5の両端寄りに小径のスプロケット26をそれぞれ固定
し、この両スプロケット26と前記スプロケット22と
に、それぞれ無端伝動チェン27を係合させる。
【0016】また、上記伝動軸25の一端は側枠13の
外側に突出させてその先端に前記駆動用チェン4に係脱
するスプロケット28を固定する。
【0017】上記両側枠13の上部寄りの前後にある腕
30の端部外側には前記固定フレーム1の両側上の受片
6に係脱するピン29を固定し、同両側枠13の上端に
V形の係合片31を外向きに固定する。
【0018】図1の35はロード部A、処理部B、アン
ロード部Cの上方に亘り設けたレールで、36はこのレ
ール35上を走行するキャリアであり、車輪を適宜の駆
動手段により駆動してレール35上を自在に移動する。
上記キャリア36上には巻上機37を設け、この巻上機
37のリフト用チェン39によりリフト枠40を昇降さ
せる。
【0019】上記リフト枠40は、上記キャリア36の
下部に設けた垂直のガイドレール41に沿って昇降す
る。また、このリフト枠40には、左右一対の側面形が
下向きL形のアーム42を設け、この両アーム42の下
端内側に前記移動フレーム10の左右の係合片31の下
部に係脱する受片43を内向きに設ける。
【0020】図1に示す処理部Bは、例えばメッキ処理
の場合、洗浄槽やメッキ槽などの複数の槽51を直列に
並べたもので、この各槽51の列の片側、すなわち、前
記駆動チェン4の側にこのチェン4と同じローラチェン
からなる長い無端の駆動チェン44を張りわたし、その
両端の折り返し部の両端を両端の槽51に設けたスプロ
ケット45に係合させ、一方のスプロケット45を図示
省略してあるモータにより駆動する。
【0021】図1に示すアンロード部Cは駆動チェン4
の回転方向が逆になっている点以外は前記ロード部Aと
殆んど同じであり、同一の部分はロード部Aと同一の符
号を付けて説明は省略する。このアンロード部Cの下部
にはピット46を設け、このピット46間にはレール4
7を敷設し、このレール47に沿って移動する処理物搬
出用台車49を設ける。
【0022】また、このアンロード部Cの固定フレーム
1内にはシュート48を設けてバレル11から排出され
る処理物が全て台車49上のパレット50に投入される
ようにする。つぎに上記実施例の作用を説明する。い
ま、図1の左端および図2のようにロード部Aの固定フ
レーム1内にバレル11が入り、図3に示す錘り18に
よりバレル11の開口16がシュート7に対向している
とき、移動フレーム10のスプロケット28が駆動用チ
ェン4に係合している。
【0023】このとき、蓋19は図3のようにストッパ
23により受けられているから開口16は開放されてい
る。
【0024】上記の条件で、シュート7から定量の処理
物が開口16を経てバレル11内に投入される。定量の
処理物がバレル11内に完全に投入された条件で、モー
タ5が回転を始め、チェン4を図2の矢印方向に回転さ
せる。このためスプロケット28が図2の矢印方向に回
り、スプロケット26、チェン27、スプロケット22
を介して蓋19を図2の矢印方向に回転させる。
【0025】蓋19が矢印方向に回転すると、ストッパ
23から離れるので、バレル11は回転しない。従っ
て、蓋19のみが回って開口16を閉じ、そののち蓋1
9が図3の鎖線のようにストッパ24に当った条件でモ
ータ5は止る。上記の作用の間にシュート7は固定フレ
ーム1外に後退している。
【0026】つぎに、図2のように下降位置にあるアー
ム42がキャリア36の移動により矢印方向に移動して
その下端両側の受片43を移動フレーム10の係合片3
1の下部に位置させてキャリア36を停止し、ついで巻
上機37によりチェン39を巻上げてリフト枠40を上
昇させると、受片43が係合片31に係合して移動フレ
ーム10をバレル11と共に吊り上げて上昇させ、バレ
ル11が固定フレーム1上に完全に上昇するとリフト枠
40の上昇が止り、ついでキャリア36が移動して図1
のようにバレル11を左端の槽51上に臨ませてキャリ
ア36が停止する。
【0027】キャリア36が停止した条件で巻上機37
が作用を始め、リフト枠10を下降させてバレル11を
槽51内に入れ、移動フレーム10の各ピン29が槽5
1上の受片16に載ったのちもリフト枠40がさらに若
干下り、受片43が係合片31から下方に離脱した条件
で、リフト枠40の下降が止る。そののち、キャリア3
6が移動してつぎの場所でリフト枠40を操作する。
【0028】一方、上記のように槽51内にバレル11
が入ると同時にスプロケット28が駆動用チェン44に
係合し、同チェン44の駆動により蓋19を図3の矢印
と同じ方向に連続回転させると蓋19がストッパ24に
当って開口16を閉じたままでバレル11を連続回転さ
せてバレル11内の処理物の処理を行う。
【0029】上記の作用で所定の処理が終ると、前記の
固定フレーム1からのバレル11の吊上げと同じ要領で
槽51からバレル11を吊上げ、つぎの槽51へバレル
11を移動させてつぎの処理を施す。
【0030】こうして処理部Bの各槽51での処理の全
てが完了すると、キャリア36をアンロード部C上に移
動させ、前記同様の操作でバレル11を固定フレーム1
内に入れる。このアンロード部Cにおいてはチェン4を
ロード部Aと逆の方向に回す。このように、チェン4を
逆に回すと、図3の鎖線のように開口16を閉じていた
蓋19が同図の実線のようにストッパ23に当るまで回
って開口16を開放し、そののち、バレル11を同方向
に回すので、開口16が下向きになると、バレル11内
の処理ずみの処理物をシュート48を経てパレット50
内に排出する。
【0031】こうして空になったバレル11は再びロー
ド部Aに戻してつぎの処理物を受け入れる。
【0032】
【効果】この発明は上記のように、バレルに回転自在に
取付けた蓋をバレルのストッパに当るまで回すとバレル
の開口が蓋で閉じられるか、または開口が全開になるも
のであるから、蓋を正逆何れかの方向に回転させるだけ
で蓋の開閉が行え、しかもバレルの回転も同じ機構で行
えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部切欠側面図
【図2】同上要部の拡大側面図
【図3】移動フレームとバレルの拡大側面図
【図4】同上の一部を縦断した拡大正面図
【符号の説明】
4 駆動用チェン 10 移動フレーム 11 バレル 14 軸 16 開口 17 胴 19 蓋 23 ストッパ 24 ストッパ 28 スプロケット 44 駆動用チェン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平の軸を中心として自在に回転するバ
    レルを移動フレームに取付け、上記バレルの円筒状の胴
    に設けた開口を開閉する蓋を、このバレルの回転中心と
    同芯に回転するように装着し、上記バレルの外周には上
    記蓋が開口閉鎖位置になったときに、この蓋をバレルに
    対してそれ以上回らなくするストッパと、上記蓋が上記
    開口を開放する位置となったとき、この蓋をバレルに対
    してそれ以上回らなくするストッパを設け、上記蓋を駆
    動して蓋とストッパの接触を介してバレルを回転させる
    駆動手段を設けたバレルの操作装置。
  2. 【請求項2】 前記移動フレームを昇降および横方向移
    動自在とし、この移動フレームに前記バレルを回転自在
    に装着し、移動フレームには前記蓋に連動して回転する
    スプロケットを設け、このスプロケットに係合して正転
    または逆転する駆動用チェンを固定フレームなどの静止
    部に設けた請求項1記載のバレルの操作装置。
JP15835391A 1991-06-28 1991-06-28 バレルの操作装置 Pending JPH0647659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15835391A JPH0647659A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 バレルの操作装置

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JP15835391A JPH0647659A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 バレルの操作装置

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Publication Number Publication Date
JPH0647659A true JPH0647659A (ja) 1994-02-22

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ID=15669806

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JP15835391A Pending JPH0647659A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 バレルの操作装置

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JP (1) JPH0647659A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8137425B2 (en) 2007-01-29 2012-03-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Intake system for vehicle internal combustion engine

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4892991A (ja) * 1972-02-09 1973-12-01
JPS63100198A (ja) * 1986-10-14 1988-05-02 Sanko Setsubi Kogyo:Kk 回転バレル装置
JPH02298285A (ja) * 1989-05-12 1990-12-10 Hiroshi Nishiyama 自動回転バレル式洗浄装置

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US8137425B2 (en) 2007-01-29 2012-03-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Intake system for vehicle internal combustion engine

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