JP2008181963A - コイル部品、電動モータ、燃料ポンプおよびコイル巻回方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図りつつコイルの巻テンションを維持させたコイル部品、電動モータ、燃料ポンプおよびコイル巻回方法を提供する。
【解決手段】ボビンを構成するコイルコア32およびインシュレータ40と、インシュレータ40に巻き回され、通電により磁束を発生させるコイル48と、を備えるコイル部品であって、コイル48を構成する巻線142のうちインシュレータ40への巻き終わり部分142bは、巻線142自身に結ばれて保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイル部品、電動モータ、燃料ポンプ、およびコイル保持構造を製造するためのコイル巻回方法に関する。
従来より、ボビンにコイルを巻き回して構成され、コイルに通電することにより磁束を発生させるコイル部品が開示されている(例えば特許文献1等)。
そして、コイルの巻き終わり部分または巻き始め部分(以下、単に巻端部分と呼ぶ)を保持させてコイルの巻テンションを維持するための構造として、特許文献1では、ボビンに形成されたからげ用のピンにコイルの巻端部分を巻き付けて保持させる構造を採用している。なお、このようにコイルを巻き付けることを、以降では「からげる」と言う。
因みに、電動モータを構成するロータまたはステータに上記コイル部品を適用させた場合であって、例えば、電動モータのU相を構成する一対のコイル部品、V相を構成する一対のコイル部品、およびU相を構成する一対のコイル部品を環状に並べて構成した場合においては、各々対となる同相のコイル同士を渡り線により接続する必要が生じ、そのため、上述の如く巻端部分を保持させてコイルの巻テンションを維持させることが特に必要となる。
特開平8−195325号公報
しかしながら、コイルの巻端部分を保持させるにあたり、ボビンに形成されたからげ用のピンに巻端部分をからげる上記従来構造では、からげ用ピンのスペースが必要となるため、コイル部品の大型化を招く。
そこで、本発明の目的は、小型化を図りつつコイルの巻テンションを維持させたコイル部品、電動モータ、燃料ポンプおよびコイル巻回方法を提供することにある。
請求項1記載の発明では、コイルのうちボビンへの巻き始め部分および巻き終わり部分の少なくとも一方の部分は、コイル自身に結ばれて保持される。
そのため、コイルの巻き始め部分または巻き終わり部分をからげて保持するために従来必要であったからげ用部材(からげ用ピン)を不要にしつつ、コイルの巻テンションを維持させることができる。よって、コイル部品の小型化を図りつつコイルの巻テンションを維持させることができる。
請求項2記載の発明では、巻き終わり部分は、結び留め部分に対して巻き回し径方向の内側に位置し、結び留め部分とボビンとの間にて締め付けられて保持される。そのため、コイルの巻き終わり部分をコイル自身に結ぶ構成を容易に実現できる。
また、請求項3記載の如く、請求項1または2記載のボビンおよびコイルを電動モータに用いて好適であり、また、請求項4載の如く、請求項3記載の電動モータを燃料ポンプに用いて好適である。
請求項5記載の発明は、コイル巻回方法であって、コイルをボビンに巻き回す巻回手順と、ボビンに巻き回されたコイルの巻き終わり部分をコイル自身に結んで保持させる締結手順と、を含む。
そのため、コイルの巻き始め部分または巻き終わり部分をからげて保持するために従来必要であったからげ用部材(からげ用ピン)を不要にしつつ、コイルの巻テンションを維持させることができる。よって、コイル部品の小型化を図りつつコイルの巻テンションを維持させることができる。
請求項6記載の発明では、結び留め部分に対して巻き回し径方向の内側に巻き終わり部分を位置させ、巻き回されたコイルをボビンに締め付けることにより、結び留め部分とボビンとの間にて巻き終わり部分を締め付けて保持させる。
そのため、コイルの巻き終わり部分をコイル自身に結ぶといった締結手順を容易に実現できる。
請求項7記載の発明では、コイルのうち結び留め部分までをボビンに巻き回し、その後、コイルのうち結び留め部分から巻き終わり部分までをダミーボビンに巻き回し、その後、結び留め部分から巻き終わり部分までを、ダミーボビンから抜き取り、反転させ、ボビンに嵌め込むことにより、結び留め部分に対して巻き回し径方向の内側に巻き終わり部分を位置させる。
そのため、結び留め部分とボビンとの間にて巻き終わり部分を締め付けて保持させるといった締結手順を容易に実現できる。
以下、本発明に係るコイル部品の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係るコイル部品は、車両用燃料ポンプを構成する電動ポンプのステータに適用されており、はじめに、図2および図3を用いて燃料ポンプおよび電動ポンプの構成を説明する。なお、図2は燃料ポンプの断面図、図3(A)は電動ポンプのステータを構成するコイル部品単体を示す断面図、図3(B)はステータ単体を示す上面図である。
図2に示す燃料ポンプ10は、例えば排気量が150cc以下の二輪自動車の燃料タンク内に設置されるインタンク式のタービンポンプである。
燃料ポンプ10は、ポンプ12と、ポンプ12を回転駆動する電動モータ14とを備えている。燃料ポンプ10のハウジングは、円筒状に形成されたハウジング16、18により構成されており、ハウジング16は、ポンプ12および電動モータ14のハウジングを兼ねている。
ポンプ12は、ポンプケース20、22内にインペラ24を回転自在に収容して構成されており、ポンプケース20、22とインペラ24との間には、それぞれC字状のポンプ通路202が形成されている。ポンプケース20に設けられた吸入口200から吸入された燃料は、インペラ24の回転によりポンプ通路202で昇圧され、電動モータ14側に圧送される。電動モータ14側に圧送された燃料は、ステータ30とロータ60との間の燃料通路204を通り、吐出口206からエンジン側に供給される。
電動モータ14は、インナロータ式の所謂ブラシレスモータである。電動モータ14は、ステータ30、インシュレータ40およびコイル48を有している。図3に示すように、ステータ30は、周方向に等間隔に6個それぞれ別体に設置されたコイルコア32により構成されている。
具体的には、電動モータ14のU相を構成する一対のコイルコア32、V相を構成する一対のコイルコア32、およびU相を構成する一対のコイルコア32を環状に並べてステータ30は構成されており、各々対となる同相のコイルコア32は対向して配置されている。そして、各々対となる同相のコイル48同士は、図示しない渡り線により接続されている。
コイルコア32は、軸方向に積層された磁性鋼板を互いにかしめて形成されている。コイルコア32は、径方向に延びているティース34と、ティース34の径方向外側において周方向両側に延びる外周コア36とを有している。
なお、特許請求の範囲に記載の「コイル部品」は、コイルコア32、インシュレータ40およびコイル48から構成されている。また、特許請求の範囲に記載の「ボビン」は、コイルコア32およびインシュレータ40から構成されている。
インシュレータ40は絶縁樹脂材にて形成されており、軸方向(図3の紙面垂直方向)に延びる形状である。また、インシュレータ40は軸方向に2分割されており、各々のインシュレータ40は、コイルコア32の軸方向両端側から挿入されコイルコア32に取り付けられている。インシュレータ40は、径方向内側に内鍔42、径方向外側に外鍔44をそれぞれ有し、内鍔42と外鍔44との間に巻回空間を形成している。この巻回空間に巻線を巻回することによりコイル48は形成されている。コイル48は、各コイルコア32毎にインシュレータ40に巻線を集中整列巻することにより形成されている。
図2に示すように、絶縁樹脂材50は、ステータ30の径方向内周面および径方向外周面を除き、ステータ30、インシュレータ40およびコイル48を覆っている。エンドカバー52は絶縁樹脂材50により一体に樹脂成形されており、吐出口206を形成している。エンドカバー52から露出してインサート成形されているターミナル56は、コイル48と電気的に接続している。
ロータ60は、シャフト62および永久磁石64を有し、ステータ30の内周に回転自在に設置されている。シャフト62の両端部は、軸受け26により回転自在に支持されている。永久磁石64は、回転方向に8個の磁極部65を形成しており、8個の磁極部65は、コイルコア32と向き合う外周面側に回転方向に交互に異なる磁極を形成するように着磁されている。
次に、コイル48を形成する巻線の巻回手順について説明する。
(1)まず、軸方向に積層された磁性鋼板を互いにかしめてコイルコア32を形成する。
(2)コイルコア32の軸方向(図4(A)の紙面垂直方向)両端側からインシュレータ40をそれぞれコイルコア32に嵌合して取り付ける。
(3)インシュレータ40を取り付けたコイルコア32を、図4に示す巻線装置120の基台122に外周コア36を下にして載置する。コイルコア32を載置する基台122の載置面124は、外周コア36の外周面の凸状円弧面に合わせた凹状円弧面である。コイルコア32の軸方向に沿った基台122の両側、ならびに軸方向両端側には、ガイド130、134がそれぞれボルト等で固定されている。ガイド130の上端のガイド面132は、コイルコア32の軸方向に直線状に延び、かつ巻線142を案内するために巻線142に対して滑らかな凸曲面状に形成されている。また、ガイド面136は、巻線142を案内するために巻線142に対して滑らかな凸曲面状に形成されている。
(4)インシュレータ40を取り付けたコイルコア32を基台122に載置した後、巻線142を供給するノズル140をコイルコア32に近づける。
(5)そして、図4(A)および図5に示すように、巻線142に引張テンションをかけつつ、ガイド130の上端のガイド面132に巻線142を接触させながら、電動モータ14の回転径方向(図4の上下方向)に延びる軸周りにノズル140を旋回移動させる。
図5中の符号Pに示す矢印はノズル140の旋回軌跡を示している。そして、矢印Pに示すように、ノズル140がコイルコア32の軸方向端側に達すると、ガイド130のガイド面132からガイド134のガイド面136に巻線142が移動する。この際に、インシュレータ40のうち巻線142を押し込みにくい部分では、ノズル140の旋回を一端停止させ、巻線142の整列状況を良好にする。このようにして、各コイルコア32に取り付けたインシュレータ40に巻線142を集中整列巻する。なお、図5ではインシュレータ40の図示を省略している。また、インシュレータ40のうち巻線142が巻き回される部分の形状は長方形であるため、この形状に沿い、旋回軌跡Pも長方形になっている。
次に、ボビンを構成するインシュレータ40に巻線142を巻き回す手順の詳細を、図1を用いて説明する。
なお、図1(A)は(B)のA矢視図、図1(D)は(E)のDA矢視図であり、(A)(B)の状態、(C)の状態、(D)(E)の状態へと順に巻き回す。また、以下の説明では、コイル48の母材としての巻線142のうち、インシュレータ40への巻き始め部分を巻始部分142a、インシュレータ40への巻き終わり部分を巻終部分142b、巻終部分142bよりも巻始部分142aの側に位置する部分を結留部分142cと呼ぶ。
(5−1):巻回手順
先ず、図1(A)(B)に示すように、巻線142のうち巻始部分142aから結留部分142cまでをインシュレータ40に巻き回す(巻回手順)。図1に示す例では、巻始部分142aはインシュレータ40の長方形角部に位置し、当該角部からインシュレータ40の長方形短辺部側に向けて巻線142は巻き回し始められる。また、結留部分142cは、巻始部分142aと同じ側のインシュレータ40短辺部に位置する。
(5−2):締結手順1
次に、図1(C)に示すように、巻線142のうち結留部分142cから巻終部分142bまでを、インシュレータ40とは別に準備されたダミーボビン401に巻き回す(締結手順1)。このダミーボビン401は、図4および図5では図示省略されているが、巻線装置120に備えられている。図1に示す例では、ダミーボビン401には巻線142が1巻きだけ巻き回されている。また、インシュレータ40への巻線142の巻き回し方向が上方からみて時計回りであるのに対し、ダミーボビン401への巻線142の巻き回し方向はその逆であり、上方からみて反時計回りである。そして、巻終部分142bは、結留部分142cの上方側(ノズル140側)に重ねられる。
このダミーボビン401は、インシュレータ40と相似する形状であるとともに、ダミーボビン401への巻線142の巻き回し径がインシュレータ40への巻き回し径よりも大きく設定されている。また、ダミーボビン401はインシュレータ40と並列に配置されている。すなわち、ダミーボビン401は、ダミーボビン401の巻き回し軸方向(図1(C)の紙面垂直方向)がインシュレータ40の巻き回し軸方向と平行となるように配置されるとともに、ダミーボビン401の短辺部がインシュレータ40の短辺部と対向するように配置されている。
(5−3):締結手順2
次に、巻線142のうちダミーボビン401に巻き回された部分、つまり結留部分142cから巻終部分142bまでの部分をダミーボビン401から抜き取り、反転させ(図1(C)中の矢印参照)、インシュレータ40に嵌め込んで、ダミーボビン401に巻き回された部分をインシュレータ40に巻き回された部分にかぶせ合わせ、図1(D)(E)の状態にする(締結手順2)。これにより、結留部分142cに対して巻き回し径方向の内側に巻終部分142bが位置することとなる。
(5−4):締結手順3
次に、巻線142のうち巻終部分142bに対して巻始部分142aと反対側の部分を、ノズル140の側に引っ張り、巻線142に所定のテンションを付与する(締結手順32)。具体例として、前記反対側の部分にテンション部材を押し付ける、或いは、ノズル140を引っ張る等の手段により巻線142に張力を与えることが挙げられる。これにより、巻線142はインシュレータ40に締め付けられるとともに、巻終部分142bは結留部分142cと他の巻線部分との間にて締め付けられて保持される。
(5−5)
次に、巻線142のうち、巻始部分142aに対してインシュレータ40の反対側部分、および巻終部分142bに対してインシュレータ40の反対側部分を切断する。以上により、巻線142を巻き回して形成されたコイル48、コイルコア32、およびインシュレータ40から構成されるコイル部品の製造が完了する。
そして、このように製造されたコイル部品を、図3(B)に示すようにハウジング16内に組み付けて、燃料ポンプ10が製造される。
なお、図1に示す例では、巻線142が巻き上げられた図1(D)(E)に示す状態において、巻終部分142bは、巻始部分142aと同じ側のインシュレータ40短辺部に位置している。これに対し、図6に示す変形例では、図6(D)(E)(F)に示すように、巻終部分142bは、巻始部分142aと反対側のインシュレータ40短辺部に位置している。
また、図1に示すダミーボビン401は、ダミーボビン401の短辺部がインシュレータ40の短辺部と対向するように配置されているのに対し、図6に示す変形例の場合には、ダミーボビン402は、ダミーボビン402の長辺部がインシュレータ40の長辺部と対向するように配置されている。
以上により、本実施形態によれば、コイル48を形成する巻線142のうち巻終部分142bは、巻線142自身に結ばれて保持される。つまり、巻終部分142bは結留部分142cと他の巻線部分との間にて締め付けられて保持される。そのため、巻終部分142bをからげて保持するために従来必要であったからげ用部材を不要にしつつ、コイル48の巻テンションを維持させることができる。よって、コイル部品の小型化を図りつつコイル48の巻テンションを維持させることができる。
しかも、本実施形態によれば、ダミーボビン401、402は、巻き回し軸方向がインシュレータ40の巻き回し軸方向と平行となるように配置されている。よって、巻線装置120のノズル140の旋回の中心となる旋回軸は常に同一方向に延びる軸となる。そのため、コイル部品の製造過程において旋回軸が傾くようにノズル140を移動させることを不要にできるので、インシュレータ40への巻き回し工程と、ダミーボビン401、402への巻き回し工程とを連続して行うことを容易に実現できる。よって、コイル部品の製造の自動化を容易に実現できる。因みに、従来行われていたからげ用部材への巻終部分142bへのからげ作業は、自動化が困難であり手作業を余儀なくされていた。
(他の実施形態)
上記実施形態では、実施形態では、本発明のコイル部品を電動モータ14のステータ30に適用させているが、例えば電動モータ14にブラシレスモータ以外のモータを採用した場合には、ロータが有するコイル部品に本発明のコイル部品を適用させてもよい。
また、上記実施形態では、本発明のコイル部品を電動モータ14に適用させているが、例えばチョークコイル等、通電により磁束を発生させるコイルを備える部品であれば、本発明のコイル部品を適用できる。
また、上記実施形態では、巻終部分142bを巻線142自身に結んで保持するようにしているが、巻始部分142aおよび巻終部分142bの少なくとも一方の部分を、巻線142自身に結んで保持するようにしてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、上記各実施形態の特徴的構造をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るコイル巻回方法を示す図であり、インシュレータに巻線を巻き回す手順を説明する図。 図1に示す手順により製造されたコイル部品を有する電動モータと、その電動モータが搭載された燃料ポンプとを示す断面図。 (A)は図1に示す手順により製造されたコイル部品単体を示す断面図、(B)は(A)のコイル部品により構成されるステータ単体を示す上面図。 (A)は、図1に示す手順によりインシュレータに巻線を巻き回すための巻線装置を示す模式図、(B)は(A)のB矢視図。 図4に示す巻線装置のノズル旋回軌跡を示す斜視図。 図1に示すコイル巻回方法の変形例を示す図。
符号の説明
10:燃料ポンプ、12:ポンプ、14:電動モータ、30:ステータ、32:コイルコア(コイル部品、ボビン)、40:インシュレータ(コイル部品、ボビン)、48:コイル(コイル部品)、60:ロータ、120:巻線装置、142a:巻始部分(巻き始め部分)、142b:巻終部分(巻き終わり部分)、142:巻線、142c:結留部分(結び留め部分)、401、402:ダミーボビン

Claims (7)

  1. ボビンと、
    前記ボビンに巻き回され、通電により磁束を発生させるコイルと、
    を備え、
    前記コイルのうち前記ボビンへの巻き始め部分および巻き終わり部分の少なくとも一方の部分は、前記コイル自身に結ばれて保持されることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記コイルのうち前記巻き終わり部分よりも巻き始め側に位置する部分を結び留め部分とし、
    前記巻き終わり部分は、前記結び留め部分に対して巻き回し径方向の内側に位置し、前記結び留め部分と前記ボビンとの間にて締め付けられて保持される請求項1記載のコイル部品。
  3. ロータおよびステータを有する電動モータであって、
    前記ロータおよび前記スタータのうち少なくとも一方は、請求項1または2記載の前記ボビンおよび前記コイルを有して構成されている電動モータ。
  4. 請求項3記載の電動モータと、
    前記モータにより駆動され、燃料を吸入し昇圧するポンプと、
    を備える燃料ポンプ。
  5. 通電により磁束を発生させるコイルをボビンに巻き回すコイル巻回方法であって、
    前記コイルを前記ボビンに巻き回す巻回手順と、
    前記ボビンに巻き回されたコイルの巻き終わり部分を、前記コイル自身に結んで保持させる締結手順と、
    を含むことを特徴とするコイル巻回方法。
  6. 前記コイルのうち前記巻き終わり部分よりも巻き始め側に位置する部分を結び留め部分とし、
    前記締結手順では、前記結び留め部分に対して巻き回し径方向の内側に前記巻き終わり部分を位置させ、巻き回された前記コイルを前記ボビンに締め付けることにより、前記結び留め部分と前記ボビンとの間にて前記巻き終わり部分を締め付けて保持させる請求項5記載のコイル巻回方法。
  7. 巻き回し軸方向が前記ボビンの巻き回し軸方向と平行となるように配置されたダミーボビンを準備し、
    前記締結手順では、
    前記コイルのうち前記結び留め部分までを前記ボビンに巻き回し、
    その後、前記コイルのうち前記結び留め部分から前記巻き終わり部分までを前記ダミーボビンに巻き回し、
    その後、前記結び留め部分から前記巻き終わり部分までを、前記ダミーボビンから抜き取り、反転させ、前記ボビンに嵌め込むことにより、前記結び留め部分に対して巻き回し径方向の内側に前記巻き終わり部分を位置させる請求項6記載のコイル巻回方法。
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