JP2002325385A - 回転界磁型電気機器のステータ構造 - Google Patents

回転界磁型電気機器のステータ構造

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JP2002325385A
JP2002325385A JP2001210195A JP2001210195A JP2002325385A JP 2002325385 A JP2002325385 A JP 2002325385A JP 2001210195 A JP2001210195 A JP 2001210195A JP 2001210195 A JP2001210195 A JP 2001210195A JP 2002325385 A JP2002325385 A JP 2002325385A
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coil
stator
winding
magnetic pole
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JP2001210195A
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Tadashi Takano
正 高野
Susumu Ando
勧 安藤
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Yamaha Motor Electronics Co Ltd
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Moric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータのスロット内の奥にニードルを挿入
することなく磁極歯に巻線を巻き回し可能とし、コイル
巻線の渡り線をステータコアの外周側に寄せることなく
配設可能で、かつスロット内でのコイル同士の接触を確
実に防止可能とする回転界磁型電気機器のステータ構造
を提供する。 【解決手段】 磁性材からなる円形コア部(外周コア2
6)と、該円形コア部と一体でその内周側または外周側
に放射状に突出してロータに対向する複数の磁極歯27
とからなるステータコア11を備え、隣接する磁極歯2
7間にスロット13が形成され、ステータコア11を覆
うインシュレータ12を設け、インシュレータ12を介
して磁極歯27に巻線17を巻回してコイル18を形成
した回転界磁型電気機器のステータ構造において、イン
シュレータ12は、ステータコア11正面から見てスロ
ット13内に突出する突起44を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルが巻回され
たステータとマグネットが固定されたロータからなる回
転界磁型電気機器に関し、特にそのステータ構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】回転界磁型の電気機器(ブラシレスモー
タや交流発電機等)においては、磁界を形成するための
マグネットを備えたロータが、コイルを有するステータ
の内側または外側で回転する。このステータは、磁極歯
を有する磁性材からなるステータコアに絶縁物(インシ
ュレータ)を介してコイルを巻回して形成される。
【0003】インナーロータ型の場合、ステータはリン
グ状の外周コア部(ヨーク)とその内周側に放射状に突
出する複数の磁極歯からなり、各磁極歯に巻線(エナメ
ル線)が巻回されコイルが形成される。外周コア部と磁
極歯が一体構造のステータの場合、ステータは、外周コ
ア部と磁極歯が一体となった薄板状のコア片を複数枚積
層して全体として円筒状のステータを構成する。各磁極
歯間にスロットが形成されこのスロット内を巻線が通過
してコイルが形成される。コイルを形成する場合、巻線
が引出されるニードルを、各磁極歯について、スロット
内を上面側(円筒状ステータの一方の端面)から下面側
(他方の端面)に向けて通し、下面側で磁極歯の表面
(コイルエンド部)を通して反対側のスロットに回し、
このスロット内を下から上に向けて通し、再び上側の磁
極歯の表面で巻線を回して前のスロットに戻し順次巻回
動作をさせスロット内を通してコイルを巻き回す。
【0004】1つの磁極歯にコイルを巻いたら隣の磁極
歯または所定の数の磁極歯をとばした磁極歯にコイルを
形成する。これらの隣接する磁極歯のコイル同士または
所定間隔の磁極歯のコイル同士は、渡り線を介して連続
して形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回転界磁型電気機器のステータ構造では、コイルを形成
する際、ニードルをスロットの奥まで挿入して巻線を巻
回するため、渡り線がスロット内を通して配設されると
ニードルによって断ち切られるおそれがある。
【0006】このため従来は、 ステータの外周リング部に絶縁物の突起を設け、この
突起に巻線を引っ掛けて渡り線(巻線)がスロット内に
入らないようにして次の磁極歯にコイルを形成する方
法、あるいは 各磁極歯ごとに巻線を分離した状態でコイルを形成し
た後、スロットから出ている巻線端部同士を接続して渡
り線を形成する方法が行われていた。
【0007】しかしながら、上記の方法では、ステー
タコア外周のリング部に突起が設けられるため、巻線が
コア外周の外縁部側に配設され、その外側を覆うステー
タケースと接触して絶縁の信頼性を低下させるおそれが
生じる。
【0008】また上記の方法では、コイル巻線端部同
士の巻線接続プロセスが必要になり、生産性が低下する
とともに接続不良による断線や性能低下のおそれが生じ
る。
【0009】特に自動車電装用の比較的出力の大きいモ
ータとして用いた場合や、電気自動車の駆動用として用
いた場合等には、低電圧大電流に対応した線径の太い巻
線が使用されるため、渡り線が外周リング部の外側に位
置してステータケースと接触しやすく、また可撓性や屈
曲性の点で渡り線の配設作業や接続作業がしにくくな
る。
【0010】また、従来のステータのコイル構造におい
ては、スロット内を通して巻き回した巻線が乱れてずれ
た場合等に、スロット内で隣り合うコイル同士が接触し
て巻線を傷付け絶縁性を低下させることがあった。
【0011】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、ステータのスロット内の奥にニードルを挿入する
ことなく磁極歯に巻線を巻き回し可能として、スロット
内スペースをコイル形成領域として有効に利用するとと
もに、コイル巻線の渡り線をステータコアの外周側に寄
せることなく配設可能で、かつスロット内でのコイル同
士の接触を確実に防止可能とする回転界磁型電気機器の
ステータ構造の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、磁性材からなる円形コア部と、該円形
状コア部と一体でその内周側または外周側に放射状に突
出してロータに対向する複数の磁極歯とからなるステー
タコアを備え、前記各磁極歯は、コイルの巻線が巻回さ
れる巻芯部と、該巻芯部のロータ側の端部の鍔部とから
なり、隣接する磁極歯間にスロットが形成され、隣接す
る鍔部間に各スロットの開口が形成され、前記ステータ
コアを覆うインシュレータを設け、該インシュレータを
介して前記磁極歯に巻線を巻回してコイルを形成した回
転界磁型電気機器のステータ構造において、前記インシ
ュレータは、前記ステータコアの中心軸方向の正面から
見て前記スロット内に突出する突起を有することを特徴
とする回転界磁型電気機器のステータ構造を提供する。
【0013】この場合、好ましい構成例では、前記突起
は、前記スロットの奥側の端部でステータコア表面より
上下方向の外側に突出していることを特徴としている。
【0014】この構成によれば、ステータコア表面より
上下方向(中心軸方向)の外側に突出する突起を渡り線
係止用として用いることができ、例えばインナーロータ
型の場合、スロット外周側のリング状コア部分を通る渡
り線が内周側に寄るため、外側のステータケースとの接
触が防止される。
【0015】別の好ましい構成例では、前記突起は、前
記スロットの内部でその奥側端部から開口部に向けて突
出していることを特徴としている。
【0016】この構成によれば、この突起をコイル仕切
用の隔壁として用いることができ、スロット内での隣接
コイル同士の接触が防止される。
【0017】さらに本発明では、磁極歯の両側にスロッ
トが形成され、該スロットの入口近傍で巻回された巻線
材を磁極歯の根元側に送り込む巻線移送手段を備え、該
巻線移送手段により、ニードルをスロット内の奥に挿入
することなくループ動作させて該ニードル先端から引き
出される巻線材を磁極歯の根元側から巻回してコイルを
形成したステータ構造であって、隣接する磁極歯のコイ
ル同士を連結する渡り線がスロット内を通過しているこ
とを特徴とする回転界磁型電気機器のステータ構造を提
供する。
【0018】この構成によれば、ニードルがスロット内
に進入することなくコイルが形成されるため、隣接する
磁極歯のコイル同士を連結する渡り線がスロット内に配
設されてもニードルと干渉することはなく、断線等の問
題は生じない。このように、渡り線をスロット内を通過
させて配設することにより、渡り線係止用の突起を設け
る必要はなくなり、ステータ構造が簡素化するとともに
配線作業が容易にできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の基本構成に
係るインナーロータ型のブラシレスモータの断面図であ
る。
【0020】このブラシレスモータ1は、ケース本体2
内に固定された円筒状ステータ3およびこのステータ3
の内周側に装着されたロータ4からなり、ケース本体2
は蓋5で覆われる。ロータ4は、円筒状ヨーク6の外周
に複数のマグネット7が放射状の位置に固定され、その
頭部4aが蓋5にベアリング8で回転可能に支持される
とともに、出力軸9がケース本体10に回転可能に支持
されこのケース本体10から突出する。
【0021】ステータ3は、鉄板等の磁性体材料からな
る複数枚のコア片を積層して一体構造としたステータコ
ア11と、このステータコア11を覆うインシュレータ
12とにより構成される。ステータコア11は、後述
(図3)のようにリング状の外周コア26と、この外周
コア26の内周側に放射状に一体に設けられた磁極歯2
7からなり、磁極歯27がロータ4のマグネット7に対
向する。各磁極歯27間にスロット13が形成される。
【0022】インシュレータ12は、上側インシュレー
タ12a(図では左側)および下側インシュレータ12
bからなり、それぞれ後述のようにステータコア11の
スロット13に上下(円筒状ステータコア11の両端
面、図では左右)から差込まれて取付けられる。各イン
シュレータ12a,12bには、絶縁材からなるテーパ
部材16が接合され、その傾斜面上に巻線(エナメル
線)17が、両インシュレータ12a,12b間に掛け
渡って巻回されコイル18が形成される。上側インシュ
レータ12aの外周側には、後述のように、各コイル1
8を連続させる渡り線19が配設される。
【0023】ステータ3の下面側(図では右の蓋側)に
は、コイル18への通電制御用のリング状配線板32が
設けられる。この配線板32は、例えば下側インシュレ
ータ12bに取付けられてケース本体2内に固定され
る。
【0024】各インシュレータ12a,12bは、これ
と一体の又は一体に接合したテーパ部材16を有し、後
述のように、この傾斜面上を巻線17が滑落してコイル
18が形成される。
【0025】図2は、本発明の基礎となるインシュレー
タ12の部分斜視図である。インシュレータ12は、外
周のリング状外縁部20と、この外縁部20の内側に突
出するボビン部21と、ボビン部21の先端のコイルフ
ランジ部22と、コイルフランジ部22の下側のスロッ
トフランジ部23と、外縁部20およびボビン部21の
下側に形成したスロット差込み部24と、ボビン部21
の根元側のリング部20およびスロット13の奥側のリ
ング部20に設けた壁状の突起25とからなり、絶縁樹
脂材料により一体モールド成形したものである。テーパ
部材16は、各ボビン部21の上面に接着剤等により固
着される。テーパ部材16は、インシュレータ12と一
体にモールド成形して形成してもよい。部品点数の削減
や組立て工数の削減の点からテーパ部材16は、インシ
ュレータ12と一体成形することが好ましい。突起25
は、渡り線係止用として用いられる。このような突起2
5は、外縁部20の必要な数だけ適当な位置に設けられ
る(図4参照)。
【0026】図3は、ステータコア11の形状を示し、
(A)は上面図、(B)は側面図、(C)は下面図であ
る。ステータコア11は、円筒リング状の外周コア26
と、こ外周コア26の内周側に放射状に突出する複数の
磁極歯27からなる。各磁極歯27は、コイルが巻回さ
れる巻芯部28と、この巻芯部28の先端で左右両側に
突出する鍔部29とにより形成される。各隣接する磁極
歯27間にスロット13が形成される。各隣接する磁極
歯27の鍔部29間にスロット13の開口30が形成さ
れる。円筒リング状の外周コア26の側面には位置合わ
せ用の基準溝31が形成される。
【0027】図4は、上記ステータコア11に前述のイ
ンシュレータ12を装着して組立てたステータ3の形状
を示し、(A)は上面図、(B)は側面図、(C)は下
面図である。
【0028】前述の図3のステータコア11の上下両面
から、各スロット13にインシュレータ12a,12b
のスロット差込み部24(図2参照)が嵌め込まれ、ス
テータ3の組立て体が形成される。この例では、上側イ
ンシュレータ12aの外縁部20に渡り線係止用の突起
25aが形成される。下側インシュレータ12bの外縁
部20には配線板32(図1)を取付けるための突起2
5bが設けられ、その先端に配線板(不図示)が係止保
持される。各インシュレータ12a,12bのボビン部
21(図3の磁極歯27の巻芯部28)上に前述のテー
パ部材16が設けられるが図は省略してある(図では上
下それぞれ1ヵ所だけその位置を斜線で示す)。
【0029】各磁極歯の根元部のインシュレータ12
a,12bには、傾斜に沿って滑落する巻線を受けてコ
イルエンド部を形成するためのコイル受け止め用の突起
を設けることが望ましい。コイルの巻線はスロットを通
して巻き回されるため、コイル受け止め用の突起25が
なくても、スロットの奥の壁面(スロット差込み部24
の奥側の壁面)がコイル巻線の押え部材となって、コイ
ルエンド部(テーパ部材に巻かれる部分のコイル)の巻
線が大きく崩れることはない。しかしながら、テーパ面
上に巻線を層状に揃えて高密度に巻回するためには、コ
イル受け止め用の突起25が有効であり、この突起25
をすべての磁極歯の巻芯部に設けることが望ましい。
【0030】このようなコイル受け止め用の突起25
は、渡り線係止用の突起として兼用することができる。
【0031】図5は、上記実施形態のコイル配線説明図
である。この実施形態は、9本の磁極歯27のそれぞれ
3本ずつに巻き始めCを共通として正逆正のコイル18
を連続して形成し、UVWの3相モータを構成したもの
である。(A)に示すように、UVWの各相のコイル
は、巻き始めのコイル巻線(矢印C)から隣接するコイ
ルに渡り線19を介して連続して形成され、各巻き終り
コイルの巻線がUVWのコイル端子として取出される。
渡り線19は、インシュレータ12aの外縁部20に形
成された突起25aの背面側(外周側)を通して配設さ
れる。(B)は(A)のコイルの配線図である。
【0032】図6は、渡り線の詳細図である。このコイ
ルは図5のコイルWの巻き始めCから巻き終りW間を示
している。図示したように、各磁極歯27上に巻かれる
コイル18は渡り線19を介して連続して形成される。
この渡り線19は、インシュレータ12aの外周部20
に形成した突起25aの外周側に係止して、この外周部
20上に配設される。
【0033】図7、図8及び図9は、上記本発明のステ
ータにコイルを形成するための巻線装置の動作を示す説
明図である。図7は、ステータを中心軸方向の正面から
見た図、図8は磁極歯を内周面側から見た図、図9はス
テータの中心を通る断面図を示す。
【0034】前述のコイルをステータ3の磁極歯上に巻
回するための巻線装置(全体の構成は不図示)は、図9
に示すように、巻線17を供給するパイプ状のニードル
36を有する。このニードル36の内径は巻線17が挿
通する径であり、外径は磁極歯27間の各スロットの開
口30を挿通できる径である。このニードル36は、ス
テータ3の内周をその軸方向に往復する往復パイプ37
の先端部に取付けられる。巻線17は、巻線ロール38
から巻出されて供給され、往復パイプ37内の挿通孔3
9内を通り、コイル巻回動作に伴いニードル36の先端
から引出される(矢印R)。この巻線17の先端は、不
図示のクランプ手段により、コイルを巻回する磁極歯の
根元側(ステータ3の外周側、図の×印で示すクランプ
位置)で固定支持されて巻線動作中保持される。
【0035】往復パイプ37は、その軸(中心軸)C方
向にステータ3の内周を矢印Qのように往復移動可能で
あり、ステータ3の軸方向長さに応じて、ニードル36
が下側のコイルフランジ部22より下側となる下端位置
(図9の実線)と、ニードル36が上側のコイルフラン
ジ部22より上側となる上端位置(図9の一点鎖線)間
を往復動作する。この往復パイプ37は、その軸C廻り
に矢印Pのように回転可能であり、ニードル36がステ
ータ3の上下外側に出た上記上端位置および下端位置
で、図7のWで示すように、各磁極歯の幅の分だけ回転
動作する。
【0036】ニードル36は、コイル巻回動作中、スロ
ット13の奥行き方向(磁極歯27の端部から根元への
放射方向)に関しては一定位置に保持されて移動しな
い。このニードル36の先端は、各磁極歯27間の開口
(スロット13の開口)30を挿通し、磁極歯27の端
部近傍に保持される。
【0037】コイルの巻回動作は、図7に示すように、
各磁極歯27の周りを、ニードル36が矢印P,Qのよ
うに周って巻線17を巻き回すものである。このとき、
巻線17は、テーパ部材16の巻き始め側(高い側)の
一定位置で巻き回される。巻線17の先端がテーパ部材
16の低い側(ステータ3の外周側)の外部にクランプ
されているため、ニードル36の巻き回し動作に伴い巻
線17が順次ニードル先端から引出され、磁極歯上のテ
ーパ部材16上に巻回される。テーパ部材16上に巻か
れた巻線は、このテーパ面の外周側(低い側)と内周側
(高い側)との間で張力を受けるため、傾斜面に沿った
張力の分力および後から巻かれる巻線による押圧力によ
って、傾斜面に沿って滑落する。これにより、順次巻線
がテーパ面上に押出されて1層目のコイルが形成され、
さらに巻線動作を続けることにより、1層目のコイル上
を2層目の巻線が滑落して2層目のコイルが形成され、
順次層状にコイルが巻き回されて形成される。テーパ部
材16の傾斜角度は、巻線17の径やターン数等に応じ
て滑落しやすい角度に設定する。
【0038】なお、ニードルを複数本設けて同時に複数
ヵ所でコイル形成動作を行うように構成してもよい。例
えば、3本のニードルを120°の間隔で放射状に配設
して3つの磁極歯に対し同時にコイルを巻き回してもよ
い。
【0039】本発明に係るコイルの巻き回し動作は、上
記のように、ニードルをスロット内の奥まで挿入するこ
となく、テーパ部材を用いて巻線を滑らせることによ
り、磁極歯周囲に巻線を巻き回すことができる。したが
って、スロット内にニードル移動スペースが不要とな
り、以下のような実施形態が可能になる。
【0040】図10は本発明の実施形態に係るインシュ
レータの部分斜視図であり、図11はそのコイル形成後
のステータの部分正面図である。
【0041】図10に示すように、スロット13の奥か
ら開口30(図3、図4参照)に向けてスロット内に突
出する突起42が形成される。この突起42は、図11
に示すように、スロット13内に形成される両側のコイ
ル18を仕切るための隔壁として機能する。このような
コイル仕切用突起42により、コイル巻回時に前述のよ
うにテーパ面に沿って巻線17を滑落させてスロット奥
側に押込んでコイル18を形成する際、隣接する磁極歯
27のコイル18同士がスロット13内で接触すること
が防止され、接触による絶縁膜の傷つき等が防止され
る。また、これにより、スロット13が中央部で半分に
仕切られるため、各コイル18の巻線17がスロット1
3の中央部より外側(隣接するコイルの領域)に突出し
ないため、スロット内にコイル18を緊密に巻回するこ
とができ、占積率を向上させることができる。
【0042】図12は本発明の別の実施形態に係るイン
シュレータの部分斜視図であり、図13はそのコイル形
成後のステータの部分正面図である。
【0043】図12に示すように、インシュレータ12
のリング状外周部20の内周縁側からスロット13の内
部に突出する突片43が突出し、この突片43上に突起
44が突出して設けられる。突起44は、インシュレー
タ12の突片43と一体成形したものでもよいし、又は
別部材(絶縁材でも金属でもよい)を差込んで固定した
ものでもよい。この突起44は、渡り線係止用のもので
あり、図13に示すように、渡り線19は、突起44の
背面側(外周側)を通って各コイル間に連続して配設さ
れる。また、磁極歯27の根元部に設けた、コイル受け
止め用および渡り線係止用としての機能を兼ねる突起2
5は、前述の図6の例に比べ、幾分ステータコアの内周
側によせて設けられる。このような構成により、渡り線
19は、インシュレータ12のリング状外周部20上で
その内周側によった位置に配設される。したがって、ス
テータの外周面との間にスペース的な余裕ができ、図示
しない外側のステータケース(図1のケース本体2)と
の接触が確実に防止され、巻線(エナメル線)の絶縁が
破れる等の絶縁不良を起すおそれが小さくなる。
【0044】なお、突起44は、スロット13の奥側の
内面に沿ってスロット内に縦に長く設けてもよい。この
場合、スロット内の奥に突起44が突出していてもコイ
ル巻回動作には支障がない。
【0045】また、このような渡り線係止用の突起44
は、前述の図10、図11のコイル仕切用突起42の上
面に設けてもよい。
【0046】図14は、本発明に係るステータ構造の別
の実施例の要部正面図である。この実施例は、渡り線1
9をスロット13内を通して隣接するコイル18に連続
させたものである。このコイル構造は、前述の図5で示
した正逆正のコイルを連続して形成したUVWの3相モ
ータのステータに巻回されるものである。このような正
逆正コイルでは、隣接する磁極歯にコイル18が連続し
て形成されるため、隣り合う磁極歯27のコイル18間
に渡り線が配設される。このように渡り線19がスロッ
ト13内を横切って配設されても、前述(図6〜図8)
のように、コイル巻回時にニードルがスロット内を挿通
しないため、渡り線19がニードルに接触して傷付いた
り断線したりすることはない。このように渡り線19を
スロット13内を通して配設することにより、渡り線係
止用の突起等が不要になってインシュレータ構造が簡素
化してコイル形成時に渡り線を突起に係止して配設する
手間が省け配線作業が容易になる。また、配線長も短く
なり配線抵抗の低減が図られる。
【0047】ニードルをスロット内に進入させないで巻
線を磁極歯の突出端部側から根元側に送るための巻線材
の移送手段として上記実施形態では、テーパ部材16を
用いていたが、このようなテーパ部材に代えて周長変化
部材を用いたり、あるいはニードルのループ動作を制御
して1ループの巻線材にたるみをもたせて引き出してこ
れを根元部側に送り出すことにより磁極歯に根元部側か
らコイルを巻回することができる。
【0048】このような別の巻線材移送手段について以
下に説明する。図15は、前述のテーパ部材16に対応
した本発明に係る周長変化部材160の形状説明図であ
る。(A)はステータコア部を含む側面図、(B)は後
面図(外周側から見た図)、(C)は上側インシュレー
タ部分の側面図、(D)は(C)の後面図、(E)はス
テータの内径側から外周に向って(a)〜(k)まで順
番にずらせた位置での周長変化部材160の断面形状を
示す図である。
【0049】なお、この周長変化部材160は、インシ
ュレータ12と別の部材であってもよいし、あるいはイ
ンシュレータ12と一体成形したものであってもよい。
【0050】図示したように、周長変化部材160の上
面左右両端に面取り142が施され、この面取り量が
(a)の位置から外周に向って(k)の位置まで徐々に
大きくなっている。これにより周長変化部材160の周
長が徐々に短くなる。このように周長を徐々に短くする
ことにより、ニードルから引出される巻線材の引出し支
点を外周側に配設して、巻線材を内周側に巻回したとき
に、巻線材が外側に向ってスライドしやすくなるため、
ニードルをスロット内に挿入することなくスロット外部
(この例では内周側の外部)またはスロット入口近傍で
巻き回し動作させることにより巻線材をスロットの奥側
の磁極歯まで巻回することができる。この場合、ニード
ルの巻き回し動作は、巻線材がたるみをもつように1ル
ープの移動軌跡量を大きくして巻線動作させることが望
ましい。
【0051】このように、ニードルからの巻線材の引出
し支点をスロットの奥側に設置してたるみをもたせてニ
ードルを巻回することにより、周長変化部材の高さを一
定に維持したまま、巻線材を円滑にスライドさせてコイ
ルを磁極歯に形成することができる。この場合、周長変
化部材160の上面が奥側に向って下がるように傾斜さ
せてもよい(前述のテーパ部材16)。このような傾斜
面を形成することによっても、前述のように巻線材を奥
側に向ってスライドさせることができる。ただし、この
ような傾斜面とすればスロット入口側の周長変化部材の
高さが高くなるため、コイルエンドが大きく突出し、半
径方向の形状が大きくなる。これに対し、図15の例の
ように高さを一定にすればコンパクトな形状のステータ
が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、スロット内に突出する突起が設けられ、この突起を
渡り線係止用として用いれば、スロット外周側のリング
状コア部分を通る渡り線が内周側に寄るため、外側のス
テータケースとの接触が防止され絶縁膜の破れや断線あ
るいは短絡等のおそれが小さくなる。特に低電圧大電流
用の太い径の巻線を用いた場合に効果が大きい。
【0053】また、前記突起をコイル仕切用の隔壁とし
て用いれば、スロット内での隣接コイル同士の接触が確
実に防止され、接触による絶縁膜の傷つきや断線あるい
は短絡等が防止される。また、これにより、スロットが
中央部で半分に仕切られるため、各コイルの巻線がスロ
ットの中央部より外側(隣接するコイルの領域)に突出
しないため、スロット内にコイルを緊密に巻回すること
ができ、占積率を向上させることができる。
【0054】また、渡り線がスロット13内を横切って
配設されても、コイル巻回時にニードルがスロット内を
挿通しないため、渡り線がニードルに接触して傷付いた
り断線したりすることはない。したがって、渡り線をス
ロット内を通して配設することができる。これにより、
渡り線係止用の突起等が不要になってインシュレータ構
造が簡素化してコイル形成時に渡り線を突起に係止して
配設する手間が省け配線作業が容易になる。また、配線
長も短くなり配線抵抗の低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成に係るブラシレスモータの
断面構成図。
【図2】 図1のモータのインシュレータの部分斜視
図。
【図3】 図1のモータのステータコアの構成図。
【図4】 図1のモータのステータ組立て体の構成図。
【図5】 図1のモータのコイル配線説明図。
【図6】 図1のモータの渡り線の配線説明図。
【図7】 ステータ上面から見た本発明の巻線方法の説
明図。
【図8】 磁極歯内周面から見た本発明の巻線方法の説
明図。
【図9】 ステータ断面での本発明の巻線方法の説明
図。
【図10】 本発明の実施形態のインシュレータの部分
斜視図。
【図11】 図10のインシュレータの正面図。
【図12】 本発明の別の実施形態のインシュレータの
部分斜視図。
【図13】 図12のインシュレータを装着したステー
タの正面図。
【図14】 本発明の別の実施形態の形状説明図。
【図15】 本発明の周長変化部材の構成説明図。
【符号の説明】
1:ブラシレスモータ、2:ケース本体、3:ステー
タ、4:ロータ、4a:頭部、5:蓋、6:ヨーク、
7:マグネット、8:ベアリング、9:出力軸、10:
ベアリング、11:ステータコア、12:インシュレー
タ、12a:上側インシュレータ、12b:下側インシ
ュレータ、13:スロット、16:テーパ部材、17:
巻線、18:コイル、19:渡り線、20:外縁部、2
1:ボビン部、22:コイルフランジ部、23:スロッ
トフランジ部、24:スロット差込み部、25,25
a,25b:突起、26:外周コア、、27:磁極歯、
28:巻芯部、29:鍔部、30:開口、31:基準
溝、32:配線板、36:ニードル、37:往復パイ
プ、38:巻線ロール、39:挿通孔、42:突起、4
3:突片、44:突起、142:面取り、160:周長
変化部材。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA04 BB01 BB05 BB07 BB10 BB12 CA01 CA04 CB02 CB23 CC11 CD02 CD31 EE11 EE27 FA01 5H604 AA08 BB01 BB08 BB14 BB17 CC01 CC05 CC16 DA14 DB01 PB02 QA01 QB13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性材からなる円形コア部と、該円形コア
    部と一体でその内周側または外周側に放射状に突出して
    ロータに対向する複数の磁極歯とからなるステータコア
    を備え、 前記各磁極歯は、コイルの巻線が巻回される巻芯部と、
    該巻芯部のロータ側の端部の鍔部とからなり、 隣接する磁極歯間にスロットが形成され、隣接する鍔部
    間に各スロットの開口が形成され、 前記ステータコアを覆うインシュレータを設け、該イン
    シュレータを介して前記磁極歯に巻線を巻回してコイル
    を形成した回転界磁型電気機器のステータ構造におい
    て、 前記インシュレータは、前記ステータコアの中心軸方向
    の正面から見て前記スロット内に突出する突起を有する
    ことを特徴とする回転界磁型電気機器のステータ構造。
  2. 【請求項2】前記突起は、前記スロットの奥側の端部で
    ステータコア表面より上下方向の外側に突出しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の回転界磁型電気機器の
    ステータ構造。
  3. 【請求項3】前記突起は、前記スロットの内部でその奥
    側端部から開口部に向けて突出していることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の回転界磁型電気機器のステ
    ータ構造。
  4. 【請求項4】磁極歯の両側にスロットが形成され、該ス
    ロットの入口近傍で巻回された巻線材を磁極歯の根元側
    に送り込む巻線移送手段を備え、該巻線移送手段によ
    り、ニードルをスロット内の奥に挿入することなくルー
    プ動作させて該ニードル先端から引き出される巻線材を
    磁極歯の根元側から巻回してコイルを形成したステータ
    構造であって、 隣接する磁極歯のコイル同士を連結する渡り線がスロッ
    ト内を通過していることを特徴とする回転界磁型電気機
    器のステータ構造。
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