JP5597259B2 - 回転電機の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、連結したステータコアが用いられる回転電機およびその製造方法に関するものであり、特に連結したステータコアにおけるステータコイルの巻線方法に関するものである。
なお、本発明が適用される回転電機としては、自動車の電動機、発電機、あるいは電動パワーステアリング用モータなどがある。
回転電機を小型化・低コスト化するために、連結した複数のステータコアに同相のステータコイルを直列に連続して巻線することにより、ステータコイル端末の接続点数を極力減らし、生産性の向上を図る取り組みがなされている。
連結したステータコア(以下、ステータコアは単に「コア」とも略す)にステータコイル(以下、ステータコイルは単に「コイル」とも略す)を直列に連続して巻線する場合、直列巻きしたコイル間の「渡り線」の処理が必要となる。
例えば、特許文献1(特開2006−333670号公報)には、「ステータとこのステータに空隙を介して対向配置された回転子とを有する回転電機であって、前記ステータは、ステータコアとこのステータコアに組み込まれた多相のステータコイルを備えており、前記ステータコアは、分割された複数のコア片を結合することにより形成されたものであって、前記ステータコイルは、前記コア片のティース部の外周に装着されるコイルボビンの上に集中巻きで巻回されると共に、互いに隣接するティース部には、同相であって巻回方向が異なるコイルが連続して巻回されており、さらに、第1の前記ティース部に巻回された第1のステータコイルと、第2の前記ティース部に巻回された第2のステータコイルとを接続する渡り線は、前記コイルボビンの軸方向の端部を含み、この端部よりも軸方向の中心側に位置することを特徴とする回転電機」が記載されている。
即ち、特許文献1には、分割されたコアにそれぞれコイルを巻回し、巻回されたコイル間に渡り線を引き回す構造が示されている。
また、特許文献2(特開2002−354738号公報)には、「コアに取り付けられたコイルボビンにコイルを巻回させると共に、コアを複数個帯状に連結させた連結ステータを有する回転電機であって、コイルボビンに巻始め用のコイル挿入溝、巻終わり用のコイル挿入溝および中央凸部を設け、巻終わり用のコイル挿入溝に対応するコア側面に沿って巻始めると共に、巻始め用のコイル挿入溝に対応するコア側面に沿って巻かれてきたコイルの巻終わりを上記凸部に巻かれるようにして巻終わり用のコイル挿入溝に入り込み、巻回したコイルを固定した回転電機」が示されている。
また、連結したステータコア(以下、連結コアと称す)に巻回されるコイルの「従来の端末処理方法」の他の例を、図19〜図22に示す。
図19は、結線用別部品を用いて、連結するコアのそれぞれに巻回されたコイルを接続して連続巻線する従来の巻線方法を示す要部平面図である。
図19において、1は連結コア、1bは第1のステータコア(以下、第1のコアとも略す)、1cは第2のステータコア(以下、第2のコアとも略す)、1dはステータコア連結部(第1のコアと第2のコアの連結部)、2はコイルボビン、3fは第1のコアに巻回された第1のステータコイル(以下、第1のコイルとも称す)、3gは第2のコアに巻回された第2のコイル以下、第2のコイルとも称す)、3aは第1のコイルの巻始め、3bは第1のコイルの巻終わり、3dは第2のコイルの巻始め、3eは第2のコイルの巻終わりであり、100は第1のコイルの巻終わり3bと第2のコイルの巻始め3dを接続する結線用別部品である。
なお、図19に示すように、連結コア1は、第1のコア1bと第2のコア1cがコア連結部1dで連結されたものである。また、図19では、第1のコアと第2のコアの2つのコアが連結されている状態を示しているが、実際には複数(例えば12個)のコアが連続して連結されており、この連結されたコアのそれぞれにコイルが巻回され、ステータ全体が構成される。
ところで、図19は、連結して帯状(板状)に形成された複数のコアにコイルが巻回されている状態を示しているが、連結して帯状に形成されている各コアは、コア連結部1dにおいて折り曲げが可能である。
そして、複数のコアへのコイル巻回が終了すると、連結した各コアはコア連結部1dにおいて折り曲げられてステータ全体の外周が円形となる。(後掲の図10参照)
このことは、他の図においても同様である。
図20は、連結したコアの各コアにコイルを巻回するためのコア固定治具(後掲する図13、図14に示すような固定治具)に「コアの積み厚方向と平行に設けられた絡げピン」を用いて、コイルを連続巻線する従来の巻線方法を示す要部平面図である。
即ち、図20は、コア固定治具にコアの厚み方向(紙面に直交する方向)と平行な絡げピン110を立て、この絡げピン110にコイル線を絡げて第1のコイルの巻線と第2のコイルの巻回を連続して行った場合の例を示している。
なお、図20において、3cは、第1のコイルの巻終わり3bと第2のコイルの巻始め3dの間の渡り線であり、第1のコイルの巻終わり3bと第2のコイルの巻始め3dは、渡り線3cを介して1本のコイル線で連続している。
即ち、第1のコイル3fと第2のコイル3gは、渡り線3cを介して1本のコイル線で連続している。
図21は、コイルボビンに設けた凸部を利用してコイルを連続巻線する従来の巻線方法を示す要部平面図である。
図21は、図20に示したような絡げピンは用いずに、コイルボビン2に形成した絡げ用の凸部2aを利用して、第1のコイル3fの巻線と第2のコイル3gの巻線を連続して行う場合の例を示している。
図22は、コイルボビンに設けた突起を利用してコイルを連続巻線する従来の巻線方法を示す要部平面図である。
図22は、図20に示したような絡げピンは用いずに、コイルボビン2に絡げ用の突起2bを設けて、第1のコイル3fの巻線と第2のコイル3gの巻線を連続して行った場合の例を示している。
特開2006−333670号公報 特開2002−354738号公報
特許文献1に示されている回転電機では、各コアは分割されており(即ち、各コアは連結されておらず)、この分割された各コアに巻回されたコイル間に渡り線を引き回す必要があり、製作時の作業性が悪い。
特許文献2に示されている回転電機では、巻回したコイルを固定するためのコイル挿入溝や中央凸部などを有した複雑な形状をしたコイルボビンの使用が必要である。
また、連結したコアに1本のコイル線でコイルを連続して巻回しない場合は、図19に示すように、連結するコアのそれぞれに巻回されたコイルを接続して連続巻線するためには、結線用別部品が必要になる。
また、連結したコアに巻線を連続で行う従来の方法(図20に示す方法)では、コイル間の渡り線が長くなり、その渡り線を収納するためのスペースが必要になる。
さらに、コイルボビンを利用してステータコイルの巻線を連続で行う従来の方法(図21、図22に示す方法)では、コイルボビンの形状は複雑であり、さらに、コイルボビンの強度は、巻線時のコイルテンションで損傷しない強度が必要であるので、製造コストが嵩む。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、結線用別部品やコイル巻回時にコイル巻線を絡げるための凸部などを形成した複雑な形状のコイルボビンなど用いることなく、連結したコアにコイルの巻線を容易に連続して行うことが可能であり、さらに、コイル間の渡り線を収納するスペースを少なくすることができる回転電機およびその製造方法を提供することを目的とする。
の発明に係る回転電機の製造方法は、ステータと、このステータに空隙を介して対向配置された回転子とを備えた回転電機の製造方法であって、
上記ステータは、連結コアと複数個のコイルと渡り線で構成しており、
第1のコアと上記第1のコアに隣接する第2のコアを対として帯状に連結して上記回転子を囲むようにコア連結部で折り曲げて、略円筒状に丸めた複数個のコアで上記連結コアを形成し、上記第1のコアにコイルボビンを介してコイル線を巻回した第1のコイルと上記第2のコアにコイルボビンを介してコイル線を巻回した第2のコイルを対として上記連結コアの各コアに巻回した上記複数個のコイルを形成し、上記第1のコイルの巻終わりと上記第2のコイルの巻始めを接続するコイル線により上記渡り線を形成し、
上記複数個のコイルのそれぞれは、上記第1のコイル、上記第2のコイルおよび上記渡り線を1本の連続したコイル線で形成し、
複数個の上記渡り線は、上記複数個のコアの折り曲げ中心である上記コア連結部よりも内径側に配置し、かつ、上記複数個のコアとこれに巻回された複数のコイルを円形状に丸める際には、上記渡り線を曲率が小さくなる方向に曲げ、コイルの巻終わりをコアに押し付ける方向にテンションがかかるようにしたものである。
本発明によれば、従来のような複雑な形状をしたコイルボビンを用いる必要がなく、連結したコアにコイルの巻線を連続で行うことが可能であり、さらにコイル間の渡り線を収納するスペースを少なくできると共に、コイル巻回後に固定治具からコアを取り外しても、コイル巻線が緩まないので、安価で生産性に優れた回転電機を得ることができる。
実施の形態1による回転電機のステータ要部の平面図である。 実施の形態1による回転電機のステータ要部の正面図である。 実施の形態1による回転電機のステータ要部の断面図である。 コア取り外しのために絡げピンを回転させた場合の要部の平面図である。 コア取り外しのために絡げピンを回転させた場合の要部の正面図である。 コア取り外しのために絡げピンを回転させた場合の要部の断面図である。 巻線後の連結コアの要部を示す平面図である。 巻線後の連結コアの要部を示す正面図である。 巻線後の連結コアの要部を示す断面図である。 丸め後のステータ全体を示す平面図である。 絡げピンによるコイル絡げ途中の様子を示す要部の平面図である。 絡げピンによるコイル絡げ途中の様子を示す要部の正面図である。 コア固定治具と固定状態の連結コアを示す斜視図である。 コア固定治具と開放状態の連結コアを示す斜視図である。 実施の形態1による回転電機のステータの断面図である。 実施の形態1におけるステータにおいて、コイルをΔ結線した時の結線図である。 実施の形態1におけるステータにおいて、コイルをY結線した時の結線図である。 実施の形態2による回転電機のステータの断面図である。 結線用部品を用いてコイルを連続巻線する従来の巻線方法を示す要部平面図である。 コア固定治具にコアの積み厚方向と平行な絡げピンを用いてコイルを連続巻線する従来の巻線方法を示す要部平面図である。 コイルボビンに設けた凸部を利用してコイルを連続巻線する従来の巻線方法を示す要部平面図である。 コイルボビンに設けた突起を利用してコイルを連続巻線する従来の巻線方法を示す要部平面図である。
1 連結ステータコア
1a ティース部 1b 第1のコア
1c 第2のコア 1d コア連結部
1e 切欠き部
2 コイルボビン
2a 凸部 2b 突起
3 ステータコイル
3a 第1のコイルの巻始め 3b 第1のコイルの巻終わり
3c 渡り線 3d 第2のコイルの巻始め
3e 第2のコイルの巻終わり 3f 第1のコイル
3g 第2のコイル
4 絡げピン 4a フック部
5 コア固定治具 6 回転子
7 磁石 8 ステータ全体
9 スロット 10 結線用別部品
11 ピン 12 巻線ノズル
以下、図面に基づいて、本発明の一実施の形態例について説明する。
なお、各図間において、同一符号は、同一あるいは相当のものであることを表す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による回転電機のステータ要部の平面図である。
また、図2は、実施の形態1による回転電機のステータ要部の正面図、図3は、実施の形態1による回転電機のステータ要部の断面図である。
なお、図1〜図3は、コイル巻線中の様子を示している。
図1〜図3において、1は連結コア(連結ステータコア)、1aは連結コアのティース部、1bは第1のコア、1cは第2のコア、1eは連結した各コアの外周部に設けられた切欠き部、2はコイルボビン、3はコイル、3aは第1のコイルの巻始め、3bは第1のコイルの巻終わり、3cは渡り線、3dは第2のコイルの巻始め、3eは第2のコイルの巻終わり、3fは第1のコイル、3gは第2のコイル、コイル巻線時にコアを固定する固定治具に設けた絡げピン、4aは絡げピンの先端部に設けたフック部である。
なお、図において、コイル3は、第1のコイルの巻始め3a、第2のコイルの巻終わり3b、第1のコイル3f、渡り線3c、第2のコイルの巻始め3d、第2のコイルの巻終わり3e、第2のコイル3gを含んでいる。
また、図1では、連結コア1は、対となっている第1のコア1bおよび第2のコア1cの2つのコアが、コア連結部1dで連結されたものを示しているが、実際には2つ以上の複数個(例えば12個)のコアが連続して帯状(板状)に連結されている。
本実施の形態における「連結コアへのコイル連続巻線方法」について説明する。
第1のコイル3fは、第1のコア1bにコア内径方向から見て右巻きに巻回され、次にコア固定治具側に設けられた「先端にフック部4aを有する絡げピン4」にコイルの渡り線3cを絡げ、コア内径方向から見て第1のコア1bの左側に配置された第2のコア1cに第2のコイル3gをコア内径方向から見て左巻きに巻回する。
本実施の形態では、後述するコア固定治具側に設けられた「先端にフック部4aを有する絡げピン4」にコイルの渡り線3cを絡げてコイルをコアに巻線することにより、従来のようにコイルボビン2に絡げ部を形成する必要がなく、コイルボビンの形状をより単純なものにできる。
また、本実施の形態では、コイルボビン2よりも剛性の高い材料で絡げピン4を構成できるので、絡げピン4をより細い形状にでき、渡り線3cの長さを短縮できる。
渡り線3cの長さを短縮できることにより、ステータ内での渡り線の収納性が良くなると共に、コイル線の抵抗値増加を抑制でき、回転電機の性能向上も図れる。
次に、図4は、コア取り外しのために絡げピンを回転させた場合の要部の平面図、図5は、コア取り外しのために絡げピンを回転させた場合の要部の正面図、図6はコア取り外しのために絡げピンを回転させた場合の要部の断面図である。
なお、図1と同様に、図4では、連結コア1は、対となっている第1のコア1bおよび第2のコア1cの2つのコアが、コア連結部1dで連結されたものを示しているが、実際には2つ以上の複数個のコアが連続して帯状に連結されている。
帯状に形成された連結コア1の各コアへのコイル線の連続巻線作業が終了すると、図示しないコア固定治具からコイル線が巻回された帯状の連結コア1を取り出し、回転電機のステータとして用いるために、取り出した帯状の連結コアを外周が円形となるように丸める必要がある。
本実施の形態では、図4、図5に示すように、絡げピン4は、先端のフック部4aが絡げピン4の軸を中心として回転可能な構造としており、さらに、図6に示すように、絡げピン4は、先端に行くにしたがって径が細くなるテーパ状としている。
絡げピン4の構造をこのようにしていることにより、コイルの連続巻線が終了すると、フック部4aを回転させ、巻回したコイルに引っかかることなく、容易にフック部4aを取り出すことができる。
即ち、本実施の形態によれば、コイルが巻回された帯状の連結コアをコア固定治具から容易に取り出せるので、効率よくコイル巻線作業を行える。
図7はコイル巻線後の連結コアの要部を示す平面図、図8はコイル巻線後の連結コアの要部を示す正面図、図9はコイル巻線後の連結コアの要部を示す断面図である。
なお、図1および図4と同様に、図7では、連結コア1は、対となっている第1のコア1bおよび第2のコア1cの2つのコアが、コア連結部1dで連結されたものを示しているが、実際には2つ以上の複数個のコアが連続して帯状に連結されている。
コイル巻線後にコア固定治具から取り出した連結コアの第2のコイルの巻始め3dは、図7に示すように第2のコイル3gの上層のコイル線(例えば第2のコイルの巻終わり3e)が巻回されることによって固定されているため、渡り線3cが緩むことはない。
なお、図7は、帯状の連結コアをコア連結部1dで折り曲げて丸める前の状態を示しており、“A”は第1のコア1bと第2のコア1cの間の空間部である。
帯状の連結コア1は、コア連結部1dで折り曲げられて丸められると、略円筒形状となって空間部“A”はなくなり、連結コア1の外周は円形となる。
図10は、連結コアをコア連結部1dで折り曲げて丸めた後のステータ全体を概念的に示す平面図である。
コア固定治具から取り外されて丸められた連結コアは、略円筒形状をしており、その円筒形状の中心軸はステータに対向配置される回転子の回転中心軸と略一致する。
図10に示すように、本実施の形態におけるステータは、第1のコア1bと第1のコア1bに隣接する第2のコア1cを対として帯状に連結して回転子6を囲むようにコア連結部1dで折り曲げて円形状に丸められた複数個のコア(1b、1c、1b、1c・・・)からなる連結コア1と、第1のコア1bにコイルボビン2を介してコイル線が巻回された第1のコイル3fと第2のコア1cにコイルボビン2を介してコイル線が巻回された第2のコイル3gを対として連結コア1の各コア(1b、1c、1b、1c・・・)に巻回された複数個のコイルと、第1のコイルの巻終わり3bと第2のコイルの巻始め3dを接続する渡り線3cを備えている。
そして複数個のコイルのそれぞれは、第1のコイル3f、第2のコイル3gおよび渡り線3cが1本の連続したコイル線で形成されており、複数個の渡り線3cは、複数個のコアの折り曲げ中心であるコア連結部1dよりも内径側に配置されている。
渡り線3cは、連結コアの折り曲げ中心であるコア連結部1dよりも内径側に配置されているので、帯状の連結コアを図10に示すように丸める際には、渡り線3cは曲率が小さくなる方向に曲げられ、第1のコイルの巻終わり3bを第1のコア1bに押し付ける方向にテンションがかかり、第1のコイルの巻終わり3bが緩むこともない。
ここで、第1のコア1bと第2のコア1の配置と、第1のコイル3fと第2のコイル3gの巻き方向を入れ替えても、具体的には、コア内径方向から見て第1のコアの右側に第2のコアを配置し、コア内径方向から見て第1のコイルを左巻きに、第2のコイルを右巻きに巻回する構成としても、同様の効果が得られる。
なお、図10では、「対となっているコアの第1のコア1bに巻回されている第1のコイルの巻始め3a」と「右横で隣接する対となっているコアの第2のコア1cに巻回されている第2のコイルの巻終わり3e」は接続されていない状態を示しているが、「対となっているコア」ごとに1本のコイル線でコイルを巻回してもよいし、「全ての連結しているコア」に1本のコイル線でコイルを巻回してもよい。
図11は絡げピンによるコイル絡げ途中の様子を示す要部の平面図であり、図12は絡げピンによるコイル絡げ途中の様子を示す要部の正面図である。
図11、図12において、図示しない巻線機の巻線ノズル12からコイルとなるコイル線が排出され、排出されたコイル線は、まずコイルボビン2を介して第1のコア1bに巻回されて第1のコイル3fとなり、次にコイルボビン2を介して第2のコア1cに巻回されて第2のコイル3gとなる。ここで、コイルボビン2は、第1のコア1b、第2のコア1cのそれぞれに装着されている。
なお、前述したように、第1のコイルの巻終わり3bと第2のコイルの巻始め3dは、渡り線3cにより接続されており、第1のコイル3f、渡り線3cおよび第2のコイル3gは、1本の連続したコイル線である。ただし、第2のコイル3gは巻回前であるので、図11、図12では、第2のコイル3gは図示されていない。
図11、図12では、渡り線3cとなる部分が、絡げピン4のフック部4aによって絡げられている状態を示している。
図13は、コア固定治具と固定状態の連結コアを示す斜視図であり、図14は、コア固定治具と開放状態の連結コアを示す斜視図である。
図13は、回転可能な絡げピン4を設けたコア固定治具5に複数のコアが帯状となって一列に配置された連結コアが固定されている様子を示している。
この状態で、図示しない巻線機により複数のコアに連続してコイル線が巻回される。
なお、連結コアをコア固定治具5に固定させる際は、図1、図4、図7などに示されているコアの切り欠き部1eを利用する。
図14は、コア固定治具と開放状態の連結コアを示す斜視図であり、絡げピン4を設けたコア固定治具5からコイルが巻回された連結コアを取り外す時の様子を示している。
図14では、コイルが巻回された連結コアを容易に取り外せるように、絡げピン4のフック部4aを回転させている様子を示している。
絡げピン4のフック部4aを回転させることによって、フック部4aはコアに巻回されたコイル線に引っかからないので、コイルが巻回された連結コアをコア固定治具5から容易に取り外すことができる。
図15は、実施の形態1による回転電機のステータの断面図である。
図15に示すように、本実施の形態おける回転電機の回転子6の磁石7の極数は10、ステータ全体8のスロット9の数は12となっている。そして、3相のコイルは、U+、U−、V−、V+、W+、W−、U−、U+、V+、V−、W−、W+の順に配置されている。(+と−は巻方向が異なることを示している。)
なお、図15において、ハッチングした部分はコイルを示しており、コイルを収納するためにスロット9がコアに設けられている。
図16は、実施の形態1におけるステータにおいて、コイルをΔ結線した時の結線図である。
コイルの結線は、図16に示したように、2直列2並列のΔ結線となっており、2直列部のコイルは互いに巻方向が異なる構成となっている。
また、「2直列部のコイル」とは、「互いに巻方向が異なり、直列に接続された2つのコイル(例えば、U+、U−)」のことである。
これは、10極12スロット方式としたことによるものであり、この2直列部に本実施の形態の巻線方法が適用されているものである。例えば、U+は第1のコイル3fに相当し、U−は第2のコイル3gに相当する。
また、図17は、実施の形態1におけるステータにおいて、コイルをY結線した時の結線図である。
コイルの結線は、図17に示したように、2直列2並列のY結線としてもかまわない。
ここで、極数、スロット数の組み合わせを、10極、12スロットとしたのは、基本波に対する巻線係数が大きく、かつ高調波に対する巻線係数が小さいためである。
これはつまり、少ない磁石量で大きなトルクを発生しつつ、トルクリップルを少なくできることを示しており、高性能の回転電機を安価に供給できることにつながる。
以上説明したように、本実施の形態による回転電機は、ステータと、このステータに空隙を介して対向配置された回転子6とを備えた回転電機であって、
ステータは、第1のコア1bと第1のコア1bに隣接する第2のコア1cを対として帯状に連結して回転子6を囲むようにコア連結部1dで折り曲げられて略円筒状に丸められた複数個のコア(1b、1c、1b、1c・・・)からなる連結コア1と、第1のコア1bにコイルボビン2を介してコイル線が巻回された第1のコイル3fと第2のコア1cにコイルボビン2を介してコイル線が巻回された第2のコイル3gを対として連結コア1の各コア(1b、1c、1b、1c・・・)に巻回された複数個のコイルと、第1のコイルの巻終わり3bと第2のコイルの巻始め3dを接続する渡り線3cを備え、
複数個のコイルのそれぞれは、第1のコイル3f、第2のコイル3gおよび渡り線3cが1本の連続したコイル線で形成されており、
複数個の渡り線3cは、複数個のコアの折り曲げ中心であるコア連結部1dよりも内径側に配置されている。
本実施の形態によれば、帯状の連結コアを円筒状に丸める際には、渡り線3cは連結コア1の折り曲げ中心であるコア連結部1dより内径側に配置されているので、渡り線3cは曲率が小さくなる方向に曲げられ、第1のコイルの巻終わり3bを第1のコア1bに押し付ける方向にテンションがかかり、第1のコイルの巻終わり3bが緩むことはない。
従って、第1のコイルの巻終わり3dを絡げピン4を利用して第2のコイルの巻始め3dを巻回し、コア固定治具からコイルが巻回された連結コアを取り外しても、コイルの巻線が緩まないので、安価で生産性に優れた回転電機を得ることができる。
また、本実施の形態による回転電機の複数個のコイルは、1本の連続したコイル線で形成されている。従って、複数個のコイルの結線作業が不要であり、コイル巻線作業の作業性の大幅向上が図れる。
また、本実施の形態による回転電機の渡り線3cは、円形状に丸められた複数個のコイルの外径側と円形状に丸められた複数個のコイルボビンの外径よりも内径側に配置されている。
また、本実施の形態による回転電機の渡り線3cは、曲率が小さくなる方向に曲げられている。従って、第1のコイルの巻終わりを第1のコアに押し付ける方向にテンションがかかるので、コア固定治具からコイルが巻回されたコアを取り外しても、コイル巻線は緩まない。
また、本実施の形態による回転電機の第1のコア1bに巻回された第1のコイル3fと第2のコア1cに巻回された第2のコイル3gの巻回方向は異なる。
また、本実施の形態による回転電機は、コア内径方向から見て第2のコイル3gが第1のコイル3fの左側に配置され、第1のコイル3fの巻回方向がコア内径方向から見て右巻き、第2のコイル3gの巻回方向がコア内径方向から見て左巻きとなっている。
また、本実施の形態による回転電機は、コア内径方向から見て第2のコイル3gが第1のコイル3fの右側に配置され、第1のコイル3fの巻回方向がコア内径方向から見て左巻き、第2のコイル3gの巻回方向がコア内径方向から見て右巻きとなっている。
また、本実施の形態による回転電機は、回転子6の磁石の極数が10、ステータに設けられたスロットの数が12である。
また、本実施の形態による回転電機は、複数個のコイルは、同相の巻線が2直列2並列に結線され、各相間はΔ結線またはY結線されている。
本実施の形態によれば、以下の様な具体的な効果を奏する。
*複数のコアが連結された連結コアに対してコイルを連続して巻線できる。
*コイルを連続して巻線するので、結線用部品を削減できる。
*コイルを連続して巻線するので、結線工程を削減できる。
*コア固定治具側の絡げピンでコイル線を絡げるので、コイルボビンの形状を単純化できる。
*細い形状の絡げピンを用いることが可能であり、渡り線の長さを短縮でき、コイルの使用量を削減できる。
*巻線後、帯状連結コアを丸めても、渡り線がコイルボビンの外径より外側に出っ張らない。
*巻線後、コアを丸めても、コイルが緩まない。
*巻線時と絡げ時のコアの姿勢を変える必要がないので、総巻線時間を短縮できる。
実施の形態2.
実施の形態2の回転電機は、図18に示したように、回転子6の磁石7の極数を14、固定子コア8のスロット9の数を12としたもので、3相のコイルは、U+、U−、V−、V+、W+、W−、U−、U+、V+、V−、W−、W+の順に配置されている。(+と−は巻方向が異なることを示している。)
連続して配置されている同相のコイルは、実施の形態1と同様に直列に接続されており、2直列2並列の結線となっている。
2直列部のコイルは互いに巻方向が異なる構成となっているのも同様である。その他の部分の構成は、実施の形態1と同様のものとなっている。
ここで、極数、スロット数の組み合わせを、14極、12スロットとしたのは、基本波に対する巻線係数が大きく、かつ高調波に対する巻線係数が小さいためである。
「基本波に対する巻線係数が大きく、かつ高調波に対する巻線係数が小さいこと」は、少ない磁石量で大きなトルクを発生しつつ、トルクリップルを少なくできることを示しており、高性能の回転電機を安価に供給できることにつながる。
以上説明したように、本実施の形態による回転電機は、回転子6の磁石の極数が14、ステータに設けられたスロットの数が12である。
また、本実施の形態による回転電機では、複数個のコイルは、同相の巻線が2直列2並列に結線され、各相間はΔ結線またはY結線されている。
この発明は、帯状の連結コアにコイルを連続して巻回可能であり、さらにコイル間の渡り線を収納するスペースを少なくできる「安価で生産性に優れた回転電機」の実現に有用である。

Claims (4)

  1. ステータと、このステータに空隙を介して対向配置された回転子とを備えた回転電機の製造方法であって、
    上記ステータは、連結コアと複数個のコイルと渡り線で構成しており、
    第1のコアと上記第1のコアに隣接する第2のコアを対として帯状に連結して上記回転子を囲むようにコア連結部で折り曲げて、略円筒状に丸めた複数個のコアで上記連結コアを形成し、
    上記第1のコアにコイルボビンを介してコイル線を巻回した第1のコイルと上記第2のコアにコイルボビンを介してコイル線を巻回した第2のコイルを対として上記連結コアの各コアに巻回した上記複数個のコイルを形成し、
    上記第1のコイルの巻終わりと上記第2のコイルの巻始めを接続するコイル線により上記渡り線を形成し、
    上記複数個のコイルのそれぞれは、上記第1のコイル、上記第2のコイルおよび上記渡り線を1本の連続したコイル線で形成し、
    複数個の上記渡り線は、上記複数個のコアの折り曲げ中心である上記コア連結部よりも内径側に配置し、かつ、上記複数個のコアとこれに巻回された複数のコイルを円形状に丸める際には、上記渡り線を曲率が小さくなる方向に曲げ、コイルの巻終わりをコアに押し付ける方向にテンションがかかることを特徴とする回転電機の製造方法。
  2. 円形状に丸められた上記複数個のコイルの外径側で、円形状に丸められた上記複数個のコイルボビンの外径よりも内径側に、上記渡り線を配置することを特徴とする請求項に記載の回転電機の製造方法。
  3. 上記第1のコアに巻回された第1のコイルと上記第2のコアに巻回された第2のコイルの巻回方向を異ならせることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機の製造方法。
  4. 先端にフック部を有し、先端に行くにしたがって径が細くなるテーパ状の絡げピンを用いてコイル線を巻回し、コイル線の巻回が終了すると上記絡げピンをその軸を中心に回転させて、巻線装置からコイル巻線後のコアの取り外しを行うことを特徴とする請求項1〜
    のいずれか1項に記載の回転電機の製造方法。
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