JP2008178490A - 遊技場用管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技場内に設置したスロットマシンの稼動データを精度高く管理可能な遊技場用管理装置を提供すること。
【解決手段】遊技場用管理装置1は、ストップボタンの操作に応じてリールが停止した通常終了ゲームであるか、自動停止手段の制御によりリールが停止した空回しゲームであるかを判定する停止態様判定手段11と、遊技の進行に応じてスロットマシン5側から送信される稼動データを受信する稼動信号受信手段12と、スロットマシン5側から受信した稼動データを集計する稼動データ集計手段13と、を備えている。稼動データ集計手段13は、通常終了ゲームに関する稼動データと、空回しゲームに関する稼動データとを区別して集計可能なように構成してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、リールの自動停止機能を備えたスロットマシンに適用する遊技場用管理装置に関する。
従来より、例えば、図柄を変動表示させる複数のリールと、図柄の変動表示を停止させるために各リールに対応して設置されたストップボタンと、を備えたスロットマシンがある。このスロットマシンでは、各リールで停止した図柄の組み合わせに応じて入賞が付与される。さらに、このようなスロットマシンとしては、内部当選役を抽選により決定する内部抽選手段を備えたものがある。内部抽選手段を備えたスロットマシンでは、ストップボタンをタイミング良く操作し、決定した内部当選役に対応する図柄を入賞ライン上で停止できれば当該内部当選役を入賞させることができる。
また、上記のようなスロットマシンとしては、ストップボタンが操作されずに所定時間が経過した際にリールを自動停止させる自動停止機能を備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。そして、このようなスロットマシンの中には、自動停止機能によりリールが自動停止した空回しゲーム(自動停止ゲーム)では、上記内部当選フラグに関わらず入賞が発生しないようにハズレ図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させるものがある。
一方、上記のようなスロットマシンを管理する遊技場用管理装置としては、例えば、スロットマシン側から出力された稼動信号に基づく稼動データを管理するものがある。上記稼動信号としては、遊技媒体であるメダルの投入を表すアウト信号、メダルの払い出しを表すセーフ信号、ボーナスゲーム発生中であることを表すボーナスゲーム信号等がある。
しかしながら、上記従来の遊技場用管理装置では、次のような問題がある。すなわち、内部抽選に関わらず入賞の可能性がゼロ%の上記空回しゲームの発生に起因して、スロットマシンの稼動データを精度高く管理できなくなってしまうおそれがあるという問題がある。
特開2005−304744号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技場内に設置したスロットマシンの稼動データを精度高く管理できる遊技場用管理装置を提供しようとするものである。
本発明は、ゲームの開始に応じて複数種類の図柄を入賞ライン上で所定の序列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、ゲームの開始に応じて内部当選役を抽選により決定し、当該内部当選役に対応する内部当選フラグを設定する内部抽選手段と、上記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させようとする遊技者が操作するための図柄停止操作手段と、該図柄停止操作手段の操作時点を基準とした所定の引込範囲内に上記内部当選フラグに対応する図柄があれば、当該図柄を上記入賞ライン上に引き込んで停止させる表示制御手段と、上記図柄変動表示手段が図柄の変動表示を開始した後の経過時間が所定時間に達した際にハズレ図柄を上記入賞ライン上に引き込んで当該図柄変動表示手段を自動停止させる自動停止手段と、を備え、上記図柄変動表示手段が上記内部当選フラグに対応する図柄を上記入賞ライン上に停止表示したときに入賞が発生するスロットマシンの稼動データを管理する遊技場用管理装置において、
上記スロットマシンが実施したゲームが、上記図柄停止操作手段の操作に応じて上記図柄変動表示手段が停止した通常終了ゲームであるか、上記自動停止手段の制御により上記図柄変動表示手段が停止したゲームである空回しゲームであるかを判定する停止態様判定手段と、
遊技の進行に応じて上記スロットマシン側から送信される稼動信号を受信する稼動信号受信手段と、
上記スロットマシン側から受信した上記稼動信号に基づいて稼動データを集計する稼動データ集計手段と、
上記稼動データを記憶する稼動データ記憶手段と、を備えており、
該稼動データ集計手段は、上記通常終了ゲームに関する上記稼動データと、上記空回しゲームに関する上記稼動データとを区別して集計可能なように構成してあることを特徴とする遊技場用管理装置にある(請求項1)。
本発明の遊技場用管理装置は、上記図柄停止操作手段の操作に応じて適切に上記図柄変動表示手段が停止した上記通常終了ゲームであるか、上記自動停止手段の制御により上記図柄変動表示手段が停止した上記空回しゲームであるかを判定する上記停止態様判定手段と、遊技の進行に応じて上記スロットマシン側から送信される上記稼動信号を受信する上記稼動信号受信手段と、上記稼動データを集計する上記稼動データ集計手段と、を備えている。
上記スロットマシンの上記自動停止手段が動作した上記空回しゲームは、上記内部抽選手段が決定した内部当選役の有無に関わらず、必ずハズレゲームとなる。このハズレゲームについても、上記図柄停止操作手段が動作した通常のゲームと同様に上記稼動信号が出力される。そのため、上記空回しゲームに関する上記稼動信号を含めて上記稼動データを集計すると、本来の稼動データとの間に誤差が発生するおそれがある。
上記稼動データ集計手段は、上記停止態様判定手段が判定した上記通常終了ゲームと上記空回しゲームとで区別して上記稼動データを集計できるように構成してある。上記通常終了ゲームの上記稼動データと、上記空回しゲームの上記稼動データとを区別して集計すれば、上記通常終了ゲーム、すなわち上記内部当選役が入賞する可能性があるゲームに関する上記稼動データを精度高く集計することができる。それ故、上記遊技場用管理装置によれば、上記スロットマシンの上記稼動データを精度高く管理することができる。
以上のように、本発明の遊技場用管理装置は、上記自動停止手段を備えた上記スロットマシンの上記稼動データを精度高く管理し得るという優れた特性を備えた装置である。
本発明の遊技場用管理装置により管理する遊技機としては、パチンコ機やスロットマシン等がある。さらに、スロットマシンとしては、上記遊技媒体であるメダルを採用した狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を上記遊技媒体として採用したパロット(R)等であっても良い。
また、上記スロットマシンの遊技状態がボーナスゲーム状態であるか、ボーナスゲーム状態以外の通常遊技状態であるかを判定する遊技状態判定手段を備え、
上記稼動信号受信手段は、上記稼動信号の少なくとも一部として、上記スロットマシンにおける上記入賞の発生回数を特定可能な稼動信号を受信するように構成してあり、上記稼動データ集計手段は、上記稼動データの少なくとも一部として、上記通常遊技状態における上記通常終了ゲームの実行回数に対する上記入賞の発生回数の割合を算出するように構成してあることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記通常遊技状態における上記通常終了ゲームの実行回数に対する上記入賞の発生回数の割合を算出することで、上記ボーナスゲーム状態の遊技期間、及び入賞可能性がゼロ%の上記空回しゲームを除外した実質的な入賞確率を求めることができる。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、遊技場に設置したスロットマシン5を管理するための遊技場用管理装置1に関する例である。この内容について図1〜図11を用いて説明する。
本例の遊技場用管理装置1を用いて管理するスロットマシン5は、図1〜図3に示すごとく、ゲームの開始に応じて複数種類の図柄520を入賞ライン上で所定の序列に従って変動表示する図柄変動表示手段52(本例では、リール。以下、リール52という。)と、ゲームの開始に応じて内部当選役を抽選により決定し、この内部当選役に対応する内部当選フラグを設定する内部抽選手段72と、リール52による図柄520の変動表示を停止させようとする遊技者が操作するための図柄停止操作手段(本例では、ストップボタン。以下、ストップボタン61という。)と、このストップボタン61の操作時点を基準とした所定の引込範囲内に内部当選フラグに対応する図柄520があれば、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させる表示制御手段75と、リール52が図柄520の変動表示を開始した後の経過時間が所定時間に達した際にハズレ図柄を入賞ライン上に引き込んでリール52を自動停止させる自動停止手段73と、を備えた遊技機である。このスロットマシン5では、リール52が内部当選フラグに対応する図柄を入賞ライン上に停止表示したときに入賞が発生する。
本例の遊技場用管理装置1は、図1〜図3に示すごとく、スロットマシン5が実施したゲームが、ストップボタン61の操作に応じてリール52が停止した通常終了ゲームであるか、自動停止手段73の制御によりリール52が停止したゲームである空回しゲームであるかを判定する停止態様判定手段11と、遊技の進行に応じてスロットマシン5側から送信される稼動信号を受信する稼動信号受信手段12と、スロットマシン5側から受信した稼動信号に基づいて稼動データを集計する稼動データ集計手段13と、稼動データを記憶する稼動データ記憶手段15と、を備えている。
稼動データ集計手段13は、通常終了ゲームに関する稼動データと、空回しゲームに関する稼動データとを区別して集計可能なように構成してある。
以下に、この内容について詳しく説明する。
本例の遊技場用管理装置1(以下、適宜、単に管理装置1という。)は、図1及び図2に示すごとく、遊技場に設置したスロットマシン5の稼動データを管理するための装置である。管理装置1は、図1及び図2に示すごとく、複数のスロットマシン5、スロットマシン5毎に設置した遊技機端末40及びメダル貸出装置41等と共に遊技場システム3を構成している。遊技場システム3では、スロットマシン5、遊技機端末40及びメダル貸出装置41等が通信可能な状態で管理装置1に接続されている。
この遊技場システム3では、図1及び図2に示すごとく、管理装置1及び遊技機端末40が通信ネットワーク30に接続されている。管理装置1は、内蔵する通信ポート(図示略)を介して通信ネットワーク30に接続してある。スロットマシン5及びメダル貸出装置41は、遊技機端末40を介して通信ネットワーク30に接続されている。なお、図1では、メダル貸出装置41及び遊技機端末40を省略してある。
本例の遊技場システム3では、図1及び図2に示すごとく、通信ネットワーク30としてCAN(Controller Area Network)を採用している。なお、通信ネットワーク30としては、本例のCANに代えて、MOSTやイーサネット(R)などのLAN規格等、様々な仕様のものを採用することができる。
遊技機端末40は、図2に示すごとく、各スロットマシン5の鉛直方向上方に配設した端末である。本例の遊技機端末40は、各種の遊技情報を表示するデータ表示部400を中央に配置してなる。遊技機端末40は、スロットマシン5の稼動信号であるアウト信号や、セーフ信号等を、通信ネットワーク30上の通信データに変換して転送する機能を備えている。
メダル貸出装置41は、図2に示すごとく、各スロットマシン5に対応して隣り合うスロットマシン5との台間スペースに設置したものである。メダル貸出装置41は、その前面パネルに、貨幣を投入する貨幣投入口411と、遊技媒体であるメダルを貸し出す貸メダルノズル410とを配置してなる。
以下、スロットマシン5及び管理装置1の構成について、詳しく説明する。
スロットマシン5は、図2に示すごとく外観的な構成を有している。スロットマシン5では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓51を設けた前面枠体50によって形成されている。前面枠体50は、図柄表示窓51の鉛直方向上側に、液晶表示部636及び左右一対のスピーカ57を配設してなる。また、鉛直方向下側にスロットマシン5の基部をなすベース部500を形成してなる。
ベース部500は、図2に示すごとく、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓51に対して、遊技者に向けて相対的に張り出すように形成してある。ベース部500は、図柄表示窓51に隣り合う上端部にテーブル状の操作面54を有し、下端部にメダルを払い出すメダル受け皿55を有し、操作面54とメダル受け皿55との間に操作パネル53を有している。
操作面54には、図2に示すごとく、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを賭けるためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、遊技に賭けるメダルを投入するメダル投入口630とを配設してある。操作パネル53には、リール52の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61とを配設してある。
ベットボタン64は、図2に示すごとく、遊技賭け数としてマックスベット数である3ベットを指定するためのボタンである。このベットボタン64は、遊技賭け数3を表す3ベット信号を発生するように構成してある。ただし、残りのクレジットが2又は1である場合には、2ベット信号又は1ベット信号を発生し、クレジットがゼロの場合は、ベット信号を発生しない。
3ベット専用機であるスロットマシン5では、同図に示すごとく、メダルを直接投入するか、上記ベットボタン64を操作することにより3枚のメダルが賭けられたとき、スタートレバー62が有効状態に設定される。なお、遊技(ゲーム)毎に3枚のメダルを賭ける、いわゆる3ベット専用機である本例のスロットマシン5に代えて、遊技者の好みにより遊技賭け数を選択的に設定可能なタイプのスロットマシンであっても良い。この場合には、上記ベットボタン64としては、3ベット信号を発生するマックスベットボタンのほか、シングルベット信号を発生するシングルベットボタンを設けるのが良い。
スタートレバー62は、図2及び図3に示すごとく、リール52の制御信号である変動開始信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。
ストップボタン61は、同図に示すごとく、リール52の制御信号である変動停止信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。本例のストップボタン61は、左リール52Lに対応する左ストップボタン61L、中リール52Cに対応する中ストップボタン61C、右リール52Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
図柄表示窓51は、図2に示すごとく、3行3列の2次元マトリクス状に配置された9個の図柄520を表示するように構成してある。前面枠体50における図柄表示窓51に当たる部分は、遊技者側から図柄520が見えるように透明な樹脂プレートにより形成してある。上記2次元マトリクス状の9個の図柄520に対しては、入賞の対象となる図柄の並び方向である入賞ライン511〜515を設定してある。入賞ラインとしては、水平方向3本の入賞ライン511〜513と、対角方向2本の入賞ライン514、515とがある。
リール52は、図2及び図3に示すごとく、左リール52Lと、中リール52Cと、右リール52Rとよりなる。各リール52L、52C、52Rは、略円柱状をなし、その外周面に略一定の間隔を設けて7種類21個の図柄520を配置した回転式リールである。各リール52L、52C、52Rは、その回転方向における1カ所の基準位置に基準位置片(図示略)を有している。この基準位置片は、後述する基準位置検知部636が検知する被検知片としての部材である。なお、リール52としては、本例の回転式リールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式リールを採用することもできる。
左リール52Lは、図2及び図3に示すごとく、図柄表示窓51に表示する3行×3列の2次元マトリクスにおける左端の一列をなす。右リール52Rは、2次元マトリクスにおける右端の一列をなす。中リール52Cは、2次元マトリクスにおける中央の一列をなしている。
上記液晶表示部636は、図2及び図3に示すごとく、液晶ディスプレイよりなる。液晶表示部636は、遊技を演出する各種の演出画面を表示する。
本例のスロットマシン5は、図3に示すごとく、機械的な構成を備えている。
スロットマシン5の全体動作を制御する制御基板58、及びこの制御基板58に電気的に接続された各部について、図2及び図3を用いて説明する。制御基板58に対しては、上記の構成のほか、遊技媒体として投入されたメダルを検知する投入メダル検知部631、リール52を回転駆動するリール駆動部521、リール52の回転位置を検知する基準位置検知部636、メダルを払い出すメダル払出部634、遊技を演出するための各種表示部635、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定する設定値操作部68、スピーカ57を制御する音声出力部632、及びスロットマシン5の外部信号である稼動信号を出力する信号出力部639を電気的に接続してある。
投入メダル検知部631は、図2及び図3に示すごとく、メダル投入口630からメダルが投入されるごとに、インサート信号を出力するように構成してある。3回のインサート信号が上記3ベット信号に相当している。なお、3ベット専用機である本例のスロットマシン5では、3枚のメダルを投入するか、上記ベットボタン64を押すとスタートレバー62が有効な状態に設定される。
リール駆動部521は、図3に示すごとく、ステップ単位で制御し得るステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール52を回転駆動するように構成してある。ステッピングモータは、制御基板58から取り込む制御パルス毎に、1ステップずつ回転するモータである。
基準位置検知部636は、図2及び図3に示すごとく、各リール52L、C、Rの上記基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力するように構成してある。
メダル払出部634は、制御基板58の制御により所定枚数のメダルをメダル受け皿55に払い出すように構成してある。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役の当選確率を6段階に規定した設定値を変更するためのものである。
上記信号出力部639は、図2及び図3に示すごとく、スロットマシン5の外部信号である稼動信号を遊技機端末40に向けて出力手段である。信号出力部639が出力する稼動信号としては、遊技媒体であるメダルを1枚払い出す毎のセーフ信号、メダルを1枚ベットする毎のアウト信号、BIGボーナスゲーム実施中を表すBIG信号、REGボーナスゲーム実施中を表すREG信号、BIGボーナス役の内部当選状態を表すBIG内部当選信号、REGボーナス役の内部当選状態を表すREG内部当選信号、及び上記自動停止手段73の制御信号である自動停止信号がある。
上記制御基板58は、図2及び図3に示すごとく、CPU581と、メモリ手段であるROM583、RAM584と、入出力インターフェースとしてのI/O部582とを有している。CPU581は、ROM583から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、各種の機能を実現するように構成してある。
ROM583は、図3及び図4に示すごとく、内部抽選手段72が内部当選役の抽選に用いる当選乱数テーブルを記憶している。本例の当選乱数テーブルは、それぞれの役が当選するための当選乱数を規定したものである。図4では、横軸に乱数の値を規定し、縦軸方向に各役を配置してある。例えば、BIGボーナス役に対しては、18779〜19000の当選乱数を規定してある。
CPU581は、図3に示すごとく、ソフトウェアプログラムを実行することにより、乱数を抽出する乱数抽出手段78、入賞役を判定する入賞役判定手段79、リール52を制御する表示制御手段75、内部当選役を抽選する内部抽選手段72、スタートレバー62の操作から30秒経過後にリール2を自動停止させる自動停止手段73、内部当選フラグを制御するフラグ制御手段71の各機能を実現する。
上記乱数抽出手段78は、図2及び図3に示すごとく、CPU581の内部演算により乱数を抽出する手段である。本例の乱数抽出手段78は、スタートレバー62による変動開始信号をトリガー信号として乱数を抽出し、内部抽選手段72に入力するように構成してある。なお、本例の乱数抽出手段78は、乱数として0〜65535の範囲に属する整数を抽出する。
上記内部抽選手段72は、図3及び図4に示すごとく、乱数抽出手段78が抽出した乱数に基づいて上記当選乱数テーブルを参照して内部当選役を決定し、その内部当選役に対応するフラグをオン状態に設定する手段である。内部抽選手段72は、内部当選役に対応する内部当選フラグのフラグ値として1(オン状態)をセットすることで、その内部当選役が入賞可能な状態を設定する。内部当選フラグのひとつであるボーナスフラグは、ボーナス役に対応するものであり、ボーナス確定状態を管理するフラグである。
ここで、本例のスロットマシン5では、図5に示すごとく、BIGボーナス、REGボーナス、15枚役等の小役を含む7種類の役を設定してある。同図では、左列にそれぞれの役の名称を、中列にそれぞれの図柄の組み合わせを、右列に賞品として払い出すメダル枚数を示してある。スロットマシン5では、内部抽選手段72により内部当選した役が内部当選役になる。そして、この内部当選役を構成する図柄520が役図柄である。さらに、入賞ライン上に役図柄が並んだとき、その役が入賞役となる。本例のスロットマシン1に設定した役は、同図に示すごとく、BIGボーナス、REGボーナス、15枚役「太陽」、10枚役「りんご」、3枚役「スター」、2枚役「チェリー」、リプレイ役の7種類である。
上記フラグ制御手段71は、図3に示すごとく、上記内部抽選手段72が設定した内部当選フラグを制御する手段である。フラグ制御手段71は、リプレイ役を含む小役等の内部当選フラグについては、入賞したか否かに関わらず次のゲームを開始するまでにオフ状態に切り換える。一方、フラグ制御手段71は、ボーナスフラグについては、入賞するまで次のゲームに持ち越し、ボーナス役入賞に応じてオフ状態に切り換える。上記のようなフラグ制御手段71の制御により、リプレイ役を含む小役等は、内部当選したゲームで入賞しなかった場合は、いわゆる取りこぼしとなる。一方、ボーナス役は、一度内部当選すれば入賞するまでボーナス確定状態が維持される。
上記自動停止手段73は、図3に示すごとく、リール52を自動停止させる手段である。自動停止手段73は、リール52の始動後の経過時間を計測する時間タイマー(図示略)を備えている。自動停止手段73は、時間タイマーの計測時間が所定時間である30秒に達したとき、表示制御手段75に向けて自動停止信号を出力するように構成してある。なお、表示制御手段75とは独立して自動停止手段73を設けた本例の構成に代えて、表示制御手段75の一部の機能として自動停止手段73を構成することもできる。
上記表示制御手段75は、図3に示すごとく、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実施するように構成してある。表示制御手段75では、上記ステップ数に基づいて各リール52L、C、Rが現在表示している図柄(入賞ライン上に位置する図柄。)を計算可能である。表示制御手段75は、上記変動停止信号を取り込み時のステップ数に基づいて、入賞ライン511〜515上に瞬間的に位置する図柄520であるビタ図柄を計算し、当該ビタ図柄を先頭にして後続する4つの図柄520を上記所定の引込範囲内の図柄として設定する。
本例の表示制御手段75が実施する2種類の引込制御について説明する。1つめは上記自動停止信号を受信していない場合の通常の引込制御である。この引込制御では、上記所定の引込範囲内に内部当選フラグに対応する図柄があれば、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させ、所定の引込範囲内に内部当選フラグに対応する図柄がない場合は、ハズレ図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させる。
2つめの引込制御は、上記自動停止信号を受信した場合の引込制御である。この引込制御では、上記所定の引込範囲内に内部当選フラグに対応する図柄が有るか無いかに関わらず、当該所定の引込範囲内のハズレ図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させる。したがって、上記自動停止信号を受信した場合には、必ずハズレとしてゲーム終了する。
上記入賞役判定手段79は、図2及び図3に示すごとく、停止状態の各リール52L、C、Rに対応する各ステッピングモータ(リール駆動部521)について、表示制御手段75がカウントした上記ステップ数を取り込む。入賞役判定手段79は、このステップ数を基にして入賞ライン511〜515上に停止した図柄520の種類を求め、その図柄520の組み合わせについて入賞役が成立するか否かを判定する。
次に、管理装置1の構成について説明する。管理装置1は、図1及び図2に示すごとく、遊技場に設置したスロットマシン5の稼動データを管理するための装置である。管理装置1は、図1に示すごとく、液晶ディスプレイよりなる表示手段102と、各種の演算処理を実行する装置本体101と、キーボード及びマウスを含む入力手段103とを備えている。表示手段102は、図6に示すごとく、稼動データ集計手段13が集計等した稼動データを表示可能なように構成してある。なお、図6の稼動データの内容については後述する。
装置本体101は、図1に示すごとく、スロットマシン5の外部信号である稼動信号を受信する稼動信号受信手段12、稼動信号に基づいて稼動データを集計する稼動データ集計手段13、各スロットマシン5が実施したゲームが通常終了ゲームであるか空回しゲームであるかを判定する停止態様判定手段11、各スロットマシン5が実施中の遊技状態を判定する遊技状態判定手段14、及び稼動データ集計手段13が集計等した稼動データを記憶する稼動データ記憶手段15を備えている。
稼動信号受信手段12は、図1に示すごとく、スロットマシン5側から出力された各種の稼動信号を受信する手段である。稼動信号受信手段12が受信する稼動信号としては、投入メダル1枚毎のアウト信号、払出メダル1枚毎のセーフ信号、ゲームの開始を表すゲーム信号、BIG(REG)ボーナス役の内部当選状態を表すBIG(REG)内部当選信号、BIG(REG)ボーナスゲーム状態を表すBIG(REG)信号、及びリール2が空回しで停止したことを表す自動停止信号等がある。
なお、本例の管理装置1では、BIG(REG)ボーナス役の内部当選状態を表す持ち越し中フラグを内部フラグとして規定してある。持ち越し中フラグは、上記BIG(REG)内部当選信号の受信開始に応じて1(オン状態)がセットされ、上記BIG(REG)信号の受信開始に応じてゼロ(オフ状態)にリセットされる。
停止態様判定手段11は、図1に示すごとく、スロットマシン5が実施したゲームが上記通常終了ゲームであるか、上記空回しゲームであるかを判定する手段である。通常終了ゲームは、ストップボタン61の操作に応じて全てのリール2が適正に停止したゲームであり、内部当選役に応じて入賞が発生し得るゲームである。空回しゲームは、上記自動停止手段73の制御によりリール2が自動停止したゲームであり、内部当選役に関わらず入賞可能性がゼロ%のゲームである。停止態様判定手段11は、稼動信号受信手段12による上記自動停止信号の受信に応じて空回しゲームと判定する。一方、自動停止信号を受信しない場合は、通常終了ゲームと判定する。
遊技状態判定手段14は、図1に示すごとく、スロットマシン5が実施中の遊技状態を判定する手段である。遊技状態判定手段14は、稼動信号受信手段12による上記BIG信号又はREG信号の受信に応じて、スロットマシン5の遊技状態がBIGボーナスゲームあるいはREGボーナスゲームであると判定する。一方、遊技状態判定手段14は、BIG信号又はREG信号の受信できない場合には、スロットマシン5の遊技状態が通常遊技状態であると判定する。
稼動データ集計手段13は、図1及び図6に示すごとく、各スロットマシン5の稼動信号に基づいて稼動データを集計する手段である。稼動データ集計手段13が集計するスロットマシン5の稼動データとしては、投入されたメダル数であるアウト数(図6中、アウトと表示。)、払い出したメダル数であるセーフ数(セーフ)、遊技者が獲得したメダル数である差メダル数(差メダル)、非ボーナスゲーム状態で実施したゲーム数である累計ゲーム数(累計G数)、上記累計ゲーム数のうちの上記通常終了ゲームの回数である通常ゲーム数(通常G数)、上記累計ゲーム数のうちのボーナス役の内部当選状態で実施されたゲーム数である内部当選ゲーム数(内当G数)、上記累計ゲーム数のうちの空回しゲームの回数である空回しゲーム数(空回G数)、BIGボーナス役入賞回数(BIG)、REGボーナス役入賞回数(REG)、3種類のBIGボーナス役の入賞確率であるBIG確率1〜3がある。
上記アウト数は、図6に示すごとく、各スロットマシン5のアウト信号の受信回数を積算して求めたメダル数である。上記セーフ数は、各スロットマシン5のセーフ信号の受信回数を積算して求めたメダル数である。上記差メダル数は、セーフ数からアウト数を差し引いたメダル数である。上記累計ゲーム数は、図7を用いて後述するゲーム数カウント処理その1により集計して求めたゲーム数である。上記空回しゲーム数は、図8を用いて後述するゲーム数カウント処理その2に沿って集計したゲーム数である。上記通常ゲーム数は、累計ゲーム数から空回しゲーム数を差し引いたゲーム数である。上記内部当選ゲーム数は、図8を用いて後述するゲーム数カウント処理その2に沿って集計したゲーム数である。
上記BIG(REG)ボーナス役入賞回数は、図6に示すごとく、BIG(REG)信号の発生回数を積算して求めた回数である。3種類のBIGボーナス役の入賞確率のうちのBIG確率1は、上記累計ゲーム数をBIGボーナス役の入賞回数で除算した確率値である。このBIG確率1は、BIGボーナス役の表面的な入賞確率を示している。BIG確率2は、上記通常ゲーム数をBIGボーナス役の入賞回数で除算した確率値である。このBIG確率2は、BIGボーナス役入賞の実質的な確率を示している。さらに、BIG確率3は、累計ゲーム数から内部当選ゲーム数を差し引いたゲーム数をBIGボーナス役の入賞回数で除算した確率値である。このBIG確率3は、BIGボーナス役の実質的な内部当選確率を示している。
ここで、稼動データ集計手段13が、上記のごとく累計ゲーム数、空回しゲーム数、及び内部当選ゲーム数を集計する手順について、図7及び図8のフロー図を用いて説明する。図7は、上記累計ゲーム数を集計するゲーム数カウント処理その1の流れを示すフロー図である。図8は、上記内部当選ゲーム数および上記空回しゲーム数を集計するゲーム数カウント処理その2の流れを示すフロー図である。
まず、図7を利用して、ゲーム数カウント処理その1の流れを説明する。ここでは、まず、ステップS101のごとく、BIG(REG)信号の受信状態に応じてボーナスゲーム中であるか否かを判断する。ボーナスゲーム中でない場合には、ステップS102のごとくゲーム信号を受信したか否かを判断する。ゲーム信号を受信した場合には、ステップS103のごとく累計ゲーム数を1ゲーム加算する。
次に、図8を利用して、ゲーム数カウント処理その2の流れを説明する。ここでは、まず、ステップS201のごとくBIG(REG)信号の受信状態に応じてボーナスゲーム中であるか否かを判断する。ボーナスゲーム中でない場合には、ステップS202に移行してゲームの終了を判断する。
なお、本例では、スロットマシン5の稼動信号である上記ゲーム信号の受信に応じて前回のゲームの終了を判断した。これに代えて、アウト信号の新たな受信に応じて前回のゲームの終了を判断することも可能である。さらに、ストップボタン61の操作に応じた上記変動停止信号を受信可能なように構成すると共に、当該変動停止信号あるいは上記自動停止信号の受信に応じてゲームの終了を判断することもできる。
その後、ゲームが終了した場合(ステップS202)には、ステップS203のごとくボーナス役の入賞を判断する。ボーナス役が入賞していない場合には、ステップS204のごとく自動停止信号を受信したか否かを判断する。自動停止信号を受信した場合には、ステップS205のごとく空回しゲーム数を1ゲーム加算し、自動停止信号を受信していない場合にはステップS205を迂回する。一方、ボーナス役が入賞した場合(ステップS203)には、ステップS213のごとく、持ち越し中フラグをオフ状態にリセットする。
ステップS206のごとくボーナスフラグの持ち越し状態であることを表す持ち越し中フラグがオン状態である場合には、ステップS207のごとく内部当選ゲーム数を1ゲーム加算する。一方、持ち越し中フラグがオフ状態である場合(ステップS206)には、BIG(REG)内部当選信号の受信開始に応じて(ステップS217)、持ち越し中フラグをオン状態にセットする(ステップS218)。
以上のように、遊技場に設置したスロットマシン5を管理するための本例の遊技場用管理装置1によれば、通常終了ゲームに関する稼動データと、空回しゲームに関する稼動データとを区別して管理することができる。それ故、空回しゲームの稼動データを除外することで、BIGボーナス役の入賞確率等、スロットマシン5の稼動データを精度高く管理することができる。
なお、本例では、スロットマシン5が実施する全てのゲームに関するアウト数、セーフ数及び差メダル数を集計しているが、これに代えて、通常終了ゲームに関するアウト数、セーフ数及び差メダル数を集計すると共に、空回しゲームに関するアウト数、セーフ数及び差メダル数を集計することも良い。ただし、当然ながら、空回しゲームに関するセーフ数は必ずゼロとなり、差メダル数はアウト数と同値となる。
さらに、本例では、BIGボーナス役の入賞確率を算出しているが、これに代えて、あるいはこれに追加して、REGボーナス役の入賞確率や小役の入賞回数及び入賞確率を集計あるいは算出するようにしても良い。スロットマシン5が入賞した小役の種類を表す入賞信号を出力していれば、当該入賞信号を役の種類毎に積算することで各小役の入賞回数を集計することができる。スロットマシンがこのような入賞信号を出力しない場合については、1回のゲームで出力されるセーフ信号を利用して求めた払出メダル数に基づいて小役の種類を特定し、各小役の入賞回数を集計することも可能である。
またなお、本例では、BIGボーナス役の入賞確率として、ゲーム数を入賞回数により除算した値を採用したが、これに代えて、入賞回数をゲーム数により除算した値を入賞確率として採用することもできる。
(実施例2)
本例は、実施例1の遊技場システムを基礎として、スロットマシンに対応して個別情報端末43を設置した例である。この内容について、図9〜図12を利用して説明する。
個別情報端末43は、図9に示すごとく、遊技データ等の様々な遊技情報を表示する液晶ディスプレイ431と、会員カードを挿入するためのカードスロット432とを備えた端末である。タッチパネル式の液晶ディスプレイ431は、指先で画面に触れることで表示画面の切換操作を実施可能である。
本例の管理装置は、管理する稼動データに基づいて遊技データを生成し、個別情報端末43の液晶ディスプレイ431を利用して表示するように構成してある。個別情報端末43が液晶ディスプレイ431に表示する遊技情報画面としては、少なくとも図10〜図12に示す3種類の表示パターン161〜163がある。
各表示パターン161〜163は、遊技場用管理装置から受信した稼動データに基づく遊技データを表示するデータ表示枠170と、表示切換釦174とを配置した画面である。
データ表示枠170は、図10〜図12に示すごとく、遊技データの算出基準となる累計ゲーム数の種別を表示するデータ種別表示欄171と、その累計ゲーム数を表示するゲーム数表示欄172と、各役の遊技データを表示する情報表示欄173とを組み合わせたものである。情報表示欄173は、各役を図柄で表示する役表示欄173Aと、各役の入賞回数を表示する回数表示欄173Bと、各役の入賞確率を表示する確率表示欄173Cとよりなる。本例の表示パターン161〜163では、6種類の役にそれぞれ対応する情報表示欄173を、3行2列をなすように2次元的に配列してある。なお、本例では、セーフ信号に基づいて集計したゲーム毎のメダル払出枚数に応じて入賞役を判定している。
表示切換釦174は、図10〜図12に示すごとく、液晶ディスプレイ431に表示する表示パターン161〜163を切り換えるための釦である。表示切換釦174を操作するごとに、表示パターン161〜163を順次、切り換えることが可能である。
第1の表示パターン161は、図10に示すごとく、第1の累計ゲーム数に基づいて算出した遊技データを表示するパターンである。第1の累計ゲーム数とは、非ボーナスゲーム状態で実施したゲーム数である実施例1の累計ゲーム数である。表示パターン161では、データ種別表示欄171に「累計ゲーム数1」と表示すると共に、ゲーム数表示欄172に上記第1の累計ゲーム数を表示する。そして、各役の入賞確率を表示する確率表示欄173Cには、上記第1の累計ゲーム数により各役の入賞回数を除算した第1の確率データを表示している。第1の確率データは、ボーナスゲーム期間を除く遊技期間における各役の入賞確率である。この第1の確率データは、実施例1で参照した図6中のBIG確率1に相当する確率データである。
第2の表示パターン162は、図11に示すごとく、第2の累計ゲーム数に基づいて算出した遊技データを表示するパターンである。第2の累計ゲーム数とは、上記第1の累計ゲーム数から空回しゲーム数を差し引いた通常ゲーム数である。表示パターン162では、データ種別表示欄171に「累計ゲーム数2」と表示すると共に、上記第2の累計ゲーム数をゲーム数表示欄172に表示する。そして、各役の入賞確率を表示する確率表示欄173Cには、上記第2の累計ゲーム数により各役の入賞回数を除算した第2の確率データを表示している。第2の確率データは、ボーナスゲーム期間及び空回しゲームを除く遊技期間における各役の実質的な入賞確率である。この第2の確率データは、実施例1で参照した図6中のBIG確率2に相当している。
第3の表示パターン163は、図12に示すごとく、第3の累計ゲーム数に基づいて算出した遊技データを表示するパターンである。第3の累計ゲーム数は、上記第1の累計ゲーム数から内部当選ゲーム数を差し引いたゲーム数である。表示パターン163では、データ種別表示欄171に「累計ゲーム数3」と表示すると共に、上記第3の累計ゲーム数をゲーム数表示欄172に表示する。そして、各役の入賞確率を表示する確率表示欄173Cには、上記第3の累計ゲーム数により各役の入賞回数を除算した第3の確率データを表示している。第3の確率データは、ボーナスゲーム期間及びボーナス役の内部当選期間を除く遊技期間における各役の入賞確率である。この第3の確率データは、実施例1で参照した図6中のBIG確率3に相当している。
なお、その他の構成及び作用効果については実施例1と同様である。
実施例1における、遊技場用管理装置を含む遊技場システムの構成を示すシステム図。 実施例1における、遊技場用管理装置を含む遊技場システムの構成機器を示すシステム図。 実施例1における、スロットマシンの機械的構成を示すブロック図。 実施例1における、当選乱数テーブルを示す説明図。 実施例1における、スロットマシンの役、役図柄、払出メダル数を示す説明図。 実施例1における、スロットマシンの稼動データを示す説明図。 実施例1における、ゲーム数カウント処理その1の流れを示すフロー図。 実施例1における、ゲーム数カウント処理その2の流れを示すフロー図。 実施例2における、個別情報端末を示す正面図。 実施例2における、個別情報端末が表示する表示パターンを示す正面図。 実施例2における、個別情報端末が表示する表示パターンを示す正面図。 実施例2における、個別情報端末が表示する表示パターンを示す正面図。
符号の説明
1 遊技場用管理装置(管理装置)
11 停止態様判定手段
12 稼動信号受信手段
13 稼動データ集計手段
14 遊技状態判定手段
15 遊技データ記憶手段
3 遊技場システム
40 遊技機端末
41 メダル貸出装置
43 個別情報端末
5 スロットマシン
52 図柄変動表示手段(リール)
520 図柄
61 図柄停止操作手段(ストップボタン)
62 スタートレバー
71 フラグ制御手段
72 内部抽選手段
73 自動停止手段
75 表示制御手段
79 入賞役判定手段

Claims (2)

  1. ゲームの開始に応じて複数種類の図柄を入賞ライン上で所定の序列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、ゲームの開始に応じて内部当選役を抽選により決定し、当該内部当選役に対応する内部当選フラグを設定する内部抽選手段と、上記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させようとする遊技者が操作するための図柄停止操作手段と、該図柄停止操作手段の操作時点を基準とした所定の引込範囲内に上記内部当選フラグに対応する図柄があれば、当該図柄を上記入賞ライン上に引き込んで停止させる表示制御手段と、上記図柄変動表示手段が図柄の変動表示を開始した後の経過時間が所定時間に達した際にハズレ図柄を上記入賞ライン上に引き込んで当該図柄変動表示手段を自動停止させる自動停止手段と、を備え、上記図柄変動表示手段が上記内部当選フラグに対応する図柄を上記入賞ライン上に停止表示したときに入賞が発生するスロットマシンの稼動データを管理する遊技場用管理装置において、
    上記スロットマシンが実施したゲームが、上記図柄停止操作手段の操作に応じて上記図柄変動表示手段が停止した通常終了ゲームであるか、上記自動停止手段の制御により上記図柄変動表示手段が停止したゲームである空回しゲームであるかを判定する停止態様判定手段と、
    遊技の進行に応じて上記スロットマシン側から送信される稼動信号を受信する稼動信号受信手段と、
    上記スロットマシン側から受信した上記稼動信号に基づいて稼動データを集計する稼動データ集計手段と、
    上記稼動データを記憶する稼動データ記憶手段と、を備えており、
    該稼動データ集計手段は、上記通常終了ゲームに関する上記稼動データと、上記空回しゲームに関する上記稼動データとを区別して集計可能なように構成してあることを特徴とする遊技場用管理装置。
  2. 請求項1において、上記スロットマシンの遊技状態がボーナスゲーム状態であるか、ボーナスゲーム状態以外の通常遊技状態であるかを判定する遊技状態判定手段を備え、
    上記稼動信号受信手段は、上記稼動信号の少なくとも一部として、上記スロットマシンにおける上記入賞の発生回数を特定可能な稼動信号を受信するように構成してあり、上記稼動データ集計手段は、上記稼動データの少なくとも一部として、上記通常遊技状態における上記通常終了ゲームの実行回数に対する上記入賞の発生回数の割合を算出するように構成してあることを特徴とする遊技場用管理装置。
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