JP2008173986A - インキ装置を排気するための装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷機、特に枚葉紙オフセット印刷機のためのインキ装置の排気であって、インキ装置の前方に取り付けられ、インキ装置室から空気を排出できるファンと、該ファンに前置されたフィルタ部材とを用いるインキ装置の排気において、斯かる排気装置を拡張して、構造がより簡単でありながらも排気能力を向上できるようにする。
【解決手段】本発明によれば、この課題は、排気装置10,11のファン10に対して、インキ装置の内部に空気流を生成するブラスト装置12,13,14が配設されることによって解決される。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部分おいて書き部に記載のインキ装置を排気するための装置に関する。
枚葉紙オフセット印刷機においては、印刷するためのインキは、インキ溝、該インキ溝と協働するインキ溝ローラに後置されたインキ装置ローラ、ならびにインキ塗布ローラによって、版胴上に張り付けられた印刷版の上に塗布される。各インキ装置ローラ間にある多数のインキ分裂個所は、印刷版上における塗布に必要なインキの層厚を形成するために用いられる。印刷インキの種類や特性次第で、どの2つのインキ装置ローラ間のインキ分裂個所にも霧化したインキもしくはインキの飛沫が発生する。これらの霧化したインキもしくはインキの飛沫は、印刷機の周辺部分を汚してから乾くため、非常に手間をかけなければ取り除けない。
霧化したインキもしくはインキの飛沫による汚れを防ぐために、排気装置が知られている。この排気装置は、インキ装置内部の空気を、その中に含まれるインキ粒子ごと吸い出すというものである。このような装置は、例えば独国特許第19617194号明細書(特許文献1)から公知となっている。ただし、この装置における欠点は、この装置が比較的複雑な構造で、そのために印刷装置部分へのアクセスのし易さが制限されることにある。
霧化したインキ又はインキのしぶきを排出するための、列状の複数軸流ファンからなる排気装置が知られている。この排気装置は、インキ装置ローラを取り囲む防護カバーに取り付けられている。印刷機の版幅に亙って一列に延在して設けられたファンには、フィルタ部材が設けられており、このフィルタ部材を通して、インキ装置室の中(インキ装置内部の空間)から空気が吸い出されるようになっている。このようにして、排出される霧状のインキによってファンが汚されないようになっている。
この周知の装置を用いる場合、霧化したインキは、最適な条件下でしか有効に吸い出されない。それどころか、特定の印刷条件ないし印刷インキの場合、周知の装置を用いても効き目が現れないような種類と量の霧状インキが発生することが往々にしてある。
独国特許第19617194号明細書
従って、本発明の課題は、請求項1の前提部分おいて書き部に記載のインキ装置のための排気装置の改善して、組み立てが容易でしかも排気能率の向上を図ることのできる排気装置を提供することにある。
この課題は、請求項1の特徴部分の構成により解決される。本発明のさらなる発展形態は、下位請求項に与えられている。
本発明によれば、排気装置のファンに対応させて、インキ装置の内部に空気流を発生させるブラスト装置(空気吹き付け装置)が設けられるようになっている。このとき、本発明の実施形態によれば、ブラスト装置は、一つないし複数の、一列に配置された軸流ファンとして形成されている。このブラスト装置は、空気案内装置(空気導入装置)を流れ方向下流側に後置することで、インキ装置の或る特定の向きに指向される空気流を生成する。好ましいやり方では、このとき、上記空気案内装置を介して空気流がインキ装置のローラの一つに向けて指向されるようになっている。
さらに、ブラストエア装置(空気吹き付け装置)の空気流は、空気案内装置を通して、印刷インキならびに湿し剤を導くインキ装置のローラに向けて半径方向もしくは接線方向に指向させることができる。
好適には、インキ装置ローラの表面部分、しかもその表面部分では湿し剤がインキ装置内で上方に向かって輸送されて印刷インキ中での割合がより高くなっているような表面部分に向けて空気流が指向される。
上記装置は、好適には、インキ装置ローラの前方の防護カバーに取り付けられている。コンパクトな配置とすることで、印刷装置間の場所的な関係に影響が及ばない。
本発明の好ましいさらなる発展形態によれば、本発明によるブラスト装置の軸流ファンには、やはりフィルタ部材が前置されている。これにより、印刷ホールの空気中の汚れがインキ装置内に送風されることを防ぎ、特にローラ表面を吹き付ける場合では、汚れがローラ表面上の印刷インキに取り込まれることを防止する。本発明により設けられたブラスト装置のフィルタ部材は、交換可能とされているので、フィルタ部材が所定の量の汚れを吸収したら、簡単に交換することができる。さらに、ブラスト装置と排気装置のファンに前置されたフィルタ部材は、ファンが汚れることで引き起こされる動作時の悪影響も防止する。フィルタ部材は、工具を用いずに交換でき、しかも素早く交換可能なフィルタ・マットとして形成されていることが好ましい。
フィルタ部材は、プラスチック製マットとして、紙ないしプラスチック製のフリースとして、繊維フリースとしての紙材料もしくは類似の材料から、形成することができる。金属製の格子を使用してもよい。金属格子の場合、電気的に帯電させることで、吸引される汚染粒子が分離される。
フィルタ部材は、堅い部材で形成する代わりに、フィルタウェブとしても形成することができる。また、フィルタウェブは、ストックロール(貯蔵用巻き付けロール)から繰り出してファンを通過するようにでき、さらに、汚れた材料用の巻取りロールに巻き取ることができる。この結果、フィルタ交換がさらに容易になり、しかも、巻取りロールが駆動可能に構成されていれば、自動化も可能である。
本発明によれば、排気装置のファン及び/又は本発明によるブラスト装置のファンは、個々に、及び/又は集団的に一まとめに駆動できるように構成されている。こうして、各印刷条件に合わせて体積流れを正確に調整することができる。このとき、ファンに対する理想的な値をゾーン式のインキ導入に合わせて入力することが可能で、言い換えれば、インキの量がより多いゾーンにおいては、より少ない量のインキが移送されるゾーンにおいてよりも、より多くの体積流れがインキ装置内に向かって入るように、及び/又は、インキ装置から出るように生成される。同様に、ゾーン式のローラ部分のそれぞれにおける湿し剤の量に合わせて、理想の入力値を設定することができる。
本発明により、ブラスト装置のファンのスイッチが既に入っている(オンになっている)場合に、インキ装置内で空気が効率よく還流するのを助けるように、排気装置のファンのスイッチがさらに付加的に入るようにできる。この結果、輸送されるインキ量に応じて印刷インキが霧状化したり飛散したりする場合を考慮することができる。
また、本発明によれば、同じ課題が繰り返されるとき又は類似の印刷仕様の場合に、適切な値を再度設定ないし事前設定できるよう、排気装置及び/又はブラスト装置のファンに対する設定値を保存できるように設けることができる。これにより、印刷開始時における時間のかかる調整が省略される。排気装置及び/又はブラスト装置のファンの調整ないし目標値入力は、印刷機のコントロールステーションから行なわれることが好ましい。このコントロールステーションでは、実行済みの印刷課題を適切に記憶させることも行なわれる。
これに関連して、特に有利であるのは、排気装置及び/又はブラスト装置のファンのスイッチを、インキ装置の異なる作動条件において付加的に入れることができるというものである。
特に、少なくとも一つのローラを介してインキ装置と湿し装置の間を接続したり分離したりすることができるように設けられている場合には、ブラスト装置のファンのスイッチを付加的に入れることができる。この場合、インキ装置と湿し装置の間を接続するスイッチが入っているときに、本発明による装置を用いて、意図的に蒸発させることで、湿し剤が気付かないうちにインキ装置へ、さらにインキ装置内において版胴ないし湿し装置との接続部から上方へと運ばれるのを防ぐことができる。
加えて、一層多くの量の霧化したインキもしくはインキの飛沫が発生するような特定の速度領域に印刷機が達したとき、排気装置のファンのスイッチが入れられ、これにより、インキ装置前方の空間における空気の入れ替えが促進され、清浄化効率が改善されるようになっている。
本発明は、印刷装置のインキ装置においてだけでなく、ニス塗り装置(Lackiereinrichtung)や、印刷機のニス引き装置(Lackwerk)、あるいは、独立した加工装置にも用いることができる。同じように、湿し装置のないインキ装置(水を用いないオフセット印刷)の場合に、本発明を用いることができる。
本発明は、好ましくも、本刷り(Fortdruck)中のインキ装置内の特性を安定させるのに適している。このことは、特に、湿し剤が混じると直ぐ駄目になることで知られる金属印刷インキ又はUV印刷インキを使用する場合にも当てはまる。この場合、湿し剤が印刷インキ内に伝わって印刷インキが乳化するのを防ぐ。この問題は、インキ装置全体に関係するものなので、本発明により、印刷インキが薄められたり、さらには、インキ配量装置における印刷インキの処理能力ないし配量能力が悪化することも防止される。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
印刷すべきインキは、インキ溝1からインキ溝ローラ2、インキ溝ローラ2に後置されたインキ装置ローラ3を介して、さらにはインキ塗布ローラ4を介して、版胴5上に張り付けられた印刷版の上に塗布される。版胴5の回転方向(反時計回り方向)におけるインキ塗布ローラ4の上流側に、湿し剤塗布ローラ6が前置されている。この湿し剤塗布ローラ6は、湿し装置の湿しローラ7と協働する。湿し剤塗布ローラ6は、ブリッジローラ8を介してインキ装置の最初のインキ塗布ローラ4に接続されている。
インキ装置のインキ装置ローラ3は、図示されぬ給紙装置の側から(ちょうつがい等により)開閉可能な防護カバー9により覆われている。防護カバー9上には、印刷機の版幅に亙って延在する一列に並んだ複数の軸流ファン10が配設されており、これらの軸流ファンによって、空気がインキ装置室の内部から引き出されるようになっている。上記軸流ファン10には、流れの方向上流側に、フィルタ部材11が設けられている。このフィルタ部材が、軸流ファン10によってインキ装置室から吸い出された空気の汚れ、つまりはインキの飛沫ないし霧化したインキを吸収する。このようにして、軸流ファン10そのものがインキの飛沫ないし霧化したインキによって汚されることがないようになっている。
軸流ファン10の列の下側には、さらに他の一列の複数軸流ファン12が配設されており、これらの軸流ファンには、同じように、流れの方向上流側にフィルタ部材13が設けられている。この軸流ファン12によって、インキ装置の空間内に空気流を作り出すことができるようになっている。このとき、上記空気流は、空気案内部材14によって複数のインキ装置ローラ3のうちの一つのローラの表面に向けて指向される。空気案内部材14は、吹き付け空気(ブラストエア)の流れがインキ装置ローラ3.1に対して接線方向もしくは半径方向に指向されるように設けられていることが好ましい。
インキ装置ローラ3.1は、本発明によるブラスト装置と一緒になって動作するのに特に適している。上記インキ装置ローラ3.1は、図においては、インキ装置における一束の領域(一列に連なった領域)、つまり、この領域では、後の方でローラ列が2つのローラ束(Walzenstraenge)へと分かれるのとは対照的に、全てのインキ輸送が専ら一つのインキ装置ローラから次の一つのインキ装置ローラだけに行なわれるのであるが、そういった領域に存在している。しかも、インキ装置ローラ3.1は、該インキ装置ローラ3.1の、ブラスト装置(吹き付け装置)の空気案内部材14の方に向いた側において、自身の回転方向に関して上向きの動きになるように配置されている。この領域では、湿し剤もインキ装置内を同じように上向きに搬送される可能性がある。そのため、インキ装置内への湿し剤の輸送を当該個所において好適に阻止し、あるいは少なくとも最小限に保ち、これにより、印刷インキと湿し剤との混合を防ぐことができるようになっている。
フィルタ部材11,13は、好ましくはプラスチックもしくは紙からなるフリース(けば立った柔らかい織物)材料から製造されており、極めて容易に軸流ファン10,12のケーシング部材から取り外し可能もしくは交換可能とされている。交換をさらに容易にするために、フィルタ部材11,13は、ウェブ状に形成することもできる。この場合には、例えば、軸流ファン10の収容部の上側に、フィルタ材料のストックロール(フィルタ材料を蓄えたロール)を設けることができる。上記フィルタウェブ(ウェブ状フィルタ)は、かくしてフィルタ部材の収容部を通り抜けるように導かれて、軸流ファン12の向こう側で巻取りロールに収容される。このフィルタウェブが汚れた場合には、汚れた分だけ巻取りロール上に移せばよく、このとき同時に未使用のフィルタウェブが軸流ファン10,12の領域に持来される。この巻取り装置は、駆動可能で、しかもそのおかげで遠隔操作可能か、もしくは自動調整を行なうように装備することができる。
インキ装置内に導かれた、それも特に半径方向もしくは接線方向にインキ装置ローラ表面上へと導かれた軸流ファン12の空気流によって、軸流ファン10によるインキ装置の空気の排気と組み合わせることで、霧化したインキ又はインキのしぶきが一層良好にインキ装置の内部から排出されるようになる。このことは、インキ装置ローラ上において様々なインキ層厚を用いて動かされていて、その際に、厚めのインキ層厚の場合に一層強い空気の還流によって取り除かれなければならないようなインキの飛沫が発生することになるような場合には特に重要となる。加えて、軸流ファン10,12は、ブラスト装置ないし排気装置に対して設けられた配置の中で一まとめに調整することができるだけでなく、霧化したインキないしインキの飛沫の様々な分布を考慮して付加的にスイッチを入れることができるようにもなっている。
このことに関連して、一つの重要な使用例は、生産速度が異なる場合に排気装置の軸流ファン10のスイッチを付加的に入れることである。印刷インキの霧状化ないしはインキ粒子の飛散は、往々にして或る特定の良く知られた速度領域において生じるものである。霧化したインキの形成又は印刷インキの飛散に及ぼされる生産速度による負の効果は、かくして好適にも排気装置の軸流ファン10のスイッチを自動的に入れることで上述の速度領域において防ぐことができる。
また、この場合のさらなる応用例は、印刷装置の幅に亙って異なる湿し剤の分布である。つまり、湿し剤が、移送装置に対して横方向に、ローラの端の領域あるいは中心の領域に累積することがある。これは、少なくともブラスト装置の軸流ファン12のスイッチを集団的に適切に入れることによって防ぐことができる。
また、ブラスト装置の軸流ファン12と排気装置の軸流ファン10とを別々に切り離して相互にスイッチを入れることも可能である。これにより、ブリッジローラ8が接続/分離可能に設けられている場合には、ブラスト装置の軸流ファン12のスイッチを付加的に入れることが可能になる。こうして、インキ装置と湿し装置との間がブリッジローラ8によって接続されることで不必要に多量の湿し剤がインキ装置内に運ばれて来るのを防ぐことができる。
この特殊な場合は、印刷プレートの部分から汚れを取り去るためにブリッジローラ8が短時間だけ胴入れされる場合に発生することもある。このようにしてインキ装置内に運ばれて来た湿し剤の一部は、ブラスト装置を用いて早期に再度除去することができる。
さらに、この方法では、調整可能な軸流ファン12を用いることにより、意図的に溜められた湿気さえインキ装置の上側の部分から排出することもできる。この作用はまた、逆の見方をすれば、排気装置の軸流ファン10のスイッチを独立に入れることによって、ブラスト装置の働きを助けることもできる。
本発明による排気装置を有するインキ装置を示す図である。
符号の説明
1 インキ溝
2,3 インキ溝ローラ
3.1 インキ装置ローラ
4 インキ塗布ローラ
5 版胴
6 湿し剤塗布ローラ
7 湿し装置ローラ
8 ブリッジローラ
9 防護カバー
10 軸流ファン (排気装置)
11 フィルタ部材
12 軸流ファン (ブラスト装置)
13 フィルタ部材
14 空気案内部材

Claims (15)

  1. 印刷機、特に枚葉紙オフセット印刷機のためのインキ装置の排気装置であって、インキ装置の前方に取り付けられ、インキ装置室から空気を排出できる少なくとも一つのファンと、前記ファンに前置されたフィルタ部材とを用いるインキ装置の排気において、
    排気装置(10,11)の前記ファン(10)に、前記インキ装置の内部に空気流を生成するブラスト装置(12,13,14)が配設され、
    2つの別個のフィルタ部材(11,13)は、一のフィルタ部材が前記排気装置に対して、他のフィルタ部材が前記ブラスト装置に対して、それぞれ容易に着脱可能に設けられ、
    各前記フィルタ部材が前記ブラスト装置及び前記排気装置の吸気側に配置されることを特徴とする排気装置。
  2. 請求項1に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記ブラスト装置(12,13,14)は、インキの伝達方向において版胴(5)に近い方に設けられている一のインキ装置ローラから他のインキ装置ローラへと湿し剤を伝達するインキ装置ローラ(3.1)のローラ部分に向けられており、かつ、前記インキ装置ローラ(3.1)は、前記インキ装置の一列に連なった部分(3)に存在していることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  3. 請求項1に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記ブラスト装置(12,13,14)は、一つもしくは複数の軸流ファン(12)から構成されていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記ブラスト装置(12,13,14)には、フィルタ部材(13)が設けられていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記排気装置(10,11)及び前記ブラスト装置(12,13,14)に、共通のフィルタ部材(11,13)が設けられていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  6. 請求項4に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記共通のフィルタ部材(11,13)は、貯蔵用巻き付けロールから巻取りロールへと給送可能なフィルタウェブとして形成され、前記軸流ファン(10,12)に対して流れ方向上流側にそれぞれ配置されていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記排気装置(10,11)及び前記ブラスト装置(12,13,14)は、前記印刷機の幅に亙って延在する、互いに隣接して配置された軸流ファン(10,12)の列として構成されていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記排気装置(10,11)及び前記ブラスト装置(12,13,14)は、前記インキ装置ローラの前側の防護カバーに取り付けられていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記ブラスト装置(12,13,14)は、空気案内部材(14)を備えていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記ブラスト装置(12,13,14)の前記空気案内部材(14)によって、前記インキ装置ローラのうちの一つの表面に向けて半径方向ないし接線方向に指向された空気流を生成できるように設けられていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記排気装置(10,11)及び/又は前記ブラスト装置(12,13,14)の前記ファン(10,12)は、別々に、及び/又は、集団的に一緒にして、駆動可能とされていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  12. 請求項10に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記排気装置(10,11)及び/又は前記ブラスト装置(12,13,14)の前記ファン(10,12)の設定値が保存可能とされるとともに、実行するために再び読み込み可能とされていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  13. 請求項10に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記排気装置(10,11)及び/又は前記ブラスト装置(12,13,14)の前記ファン(10,12)は、当該印刷機の印刷速度に合わせてスイッチを入れたり切ったりすることができるように設けられていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  14. 請求項10又は請求項11に記載のインキ装置の排気装置において、
    少なくとも前記ブラスト装置(12,13,14)の前記ファン(10)は、湿し装置と当該インキ装置の間がブリッジローラ(8)によって接続される場合に、スイッチを入れることができるように設けられていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
  15. 請求項10から請求項13のいずれか1項に記載のインキ装置の排気装置において、
    前記排気装置(10,11)及び/又は前記ブラスト装置(12,13,14)の前記ファン(10,12)は、前記印刷機に対して設けられたコントロールステーションから操作可能とされていることを特徴とするインキ装置の排気装置。
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