JP2008163639A - 防水扉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 それぞれ倒伏状態と起立状態に起倒可能である各当初起立防水扉2及び各第1隣接防水扉3と、各第1隣接防水扉3の側端部において、当該側端部と一体に設けられたシール部材37とを備え、右端からこれを含めて2枚目ごと(右端から1,3枚目)の当初起立状態となる各当初起立防水扉2の側端部に対し、各当初起立防水扉2に隣接する各第1隣接防水扉3の側端部が起倒方向において接近するよう、各第1隣接防水扉3を起立可能とし、かつ、シール部材37を、各当初起立防水扉2と各第1隣接防水扉3とが倒伏状態であると、これらの側端部間で圧接せず、起立状態の各当初起立防水扉2に対して、各第1隣接防水扉3が起立すると、これらの側端部間で圧接するようにした。
【選択図】 図5
Description
図1は第1形態に係る防水扉装置1において、各防水扉が倒伏位置にある状態(倒伏状態)での平面図であり、図2は図1のK−K線断面図であり、図3は図1のL−L線断面図である。
第2形態に係る防水扉装置は、各当初起立防水扉及び各第1隣接防水扉等の配置以外は、第1形態に係る防水扉装置と同様に成る。図6は当該防水扉装置101における通常時の図2に相当する断面図であり、図7は防水扉装置101における防水時の平面図である。
第3形態に係る防水扉装置は、段部ないしシール部材の構成以外は、第2形態に係る防水扉装置とほぼ同様に成る。図8は第3形態に係る防水扉装置における通常時の図2の一部に相当する断面図であって、各第1隣接防水扉203の右側面後部に、側方へ突出して起立時に前面を形成する突出片236,238がそれぞれ設けられる一方、当該前面と対向する起立時後面を持つように、当初起立防水扉202における両側辺の起立時後部(倒伏時下部)にシール部材227,229がそれぞれ設けられる。
第4形態に係る防水扉装置は、段部ないしシール部材の構成以外は、第2形態に係る防水扉装置とほぼ同様に成る。図9は第4形態に係る防水扉装置における通常時の図2の一部に相当する断面図であって、当初起立防水扉302の左右側部に、シール部材327,329が、側方へ突出するように設けられている。シール部材327,329の各外側面は、起立時鉛直であり、更に前方から後方にかけて内側へ近づくテーパ面となっている。
なお、主に上記実施の形態を変更してなる、本発明の他の形態を例示する。防水扉の起倒を行う駆動機構を備え、自動的に起立倒伏するものとする。また、防水扉の起立状態保持機構やヒンジ機構について、図10〜12や、本出願人による先の出願に係る特開2006−077389に示すように、起倒機構401の軸支部402を長孔404内で移動可能とする等、起倒機構やヒンジ機構の各種軸支部を適宜長孔内でスライド移動可能としたり、ヒンジ機構410のヒンジ部材412,413,414を3つ設けないしは軸支部415,416,417,418,419を5つ設ける等、ヒンジ機構のヒンジ部材の数ないし起倒機構やヒンジ機構の軸支部を増やしたりして形成したリンク機構400(先の出願では起倒装置)とし、リンク機構400を、各防水扉に対して、起立時の前方移動量が順次ずれるように設置することで、倒伏時に収納体425の上部開口全体を覆いながら、起立時に側端部が隣接する防水扉の側端部に対して接近し、かつ扉面下部がシール材428に当接するようにして、閉鎖蓋を不要とする。
2,102,202,302 当初起立防水扉(防水扉)
3,103,203,303 第1隣接防水扉(防水扉)
104 第2隣接防水扉(防水扉)
8,118 シール材(止水部材)
26,126,138 段部
37,137,149 シール部材
52,53,152〜154 ヒンジ機構(腕部)
62,63,162〜164 軸支部
Claims (8)
- それぞれ倒伏状態と起立状態に起倒可能である複数の防水扉と、
防水扉の隣接する側端部の少なくとも一方において、当該側端部と一体に設けられたシール部材とを備え、
所定枚数目または所定枚数目ごとの当初起立状態となる当初起立防水扉の側端部に対し、当初起立防水扉に隣接する第1隣接防水扉の側端部が起倒方向において接近するよう、第1隣接防水扉を起立可能とし、
かつ、シール部材を、
当初起立防水扉と、第1隣接防水扉とが倒伏状態であると、これらの側端部間で圧接せず、
起立状態の当初起立防水扉に対して、第1隣接防水扉が起立すると、これらの側端部間で圧接する
ようにした
ことを特徴とする防水扉装置。 - 第n隣接防水扉の側端部に対し(nは1〜所定自然数)、第n隣接防水扉に隣接する第n+1隣接防水扉の側端部が起倒方向において接近するよう、第n+1隣接防水扉を更に起立可能とし、
かつ、シール部材を、
第n隣接防水扉と、第n+1隣接防水扉とが倒伏状態であると、これらの側端部間で圧接せず、
起立状態の第n隣接防水扉に対して、第n+1隣接防水扉が起立すると、これらの側端部間で圧接する
ようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の防水扉装置。 - シール部材を、起倒方向に交わる面が露出するように配置し、
シール部材に隣接する防水扉の側端部に、当該露出面と対向する面を有する段部を設け、
シール部材を、段部の当該対向面に圧接するようにした
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防水扉装置。 - 当初起立防水扉または第n隣接防水扉と、第1隣接防水扉または第n+1隣接防水扉とが倒伏状態であると、これらの扉面が面一となるようにするとともに、
当初起立防水扉または第n隣接防水扉と、第1隣接防水扉または第n+1隣接防水扉とが起立状態であると、これらの扉面が起倒方向へずれるようにした
ことを特徴とする請求項1ないしは請求項3のいずれかに記載の防水扉装置。 - 当初起立防水扉または第n隣接防水扉と、第1隣接防水扉または第n+1隣接防水扉とが倒伏状態であると、これらの扉面が起倒方向へずれるようにするとともに、
当初起立防水扉または第n隣接防水扉と、第1隣接防水扉または第n+1隣接防水扉とが起立状態であると、これらの扉面が面一となるようにした
ことを特徴とする請求項1ないしは請求項3のいずれかに記載の防水扉装置。 - 各防水扉を、軸支部を有する腕部の周りで回転して起倒可能とし、
当初起立防水扉または第n隣接防水扉の軸支部と、第1隣接防水扉または第n+1隣接防水扉の軸支部とを互いに偏心させた
ことを特徴とする請求項1ないしは請求項5のいずれかに記載の防水扉装置。 - 各防水扉を、リンク機構によって前後移動しながら起倒可能とし、
当初起立防水扉または第n隣接防水扉のリンク機構と、第1隣接防水扉または第n+1隣接防水扉のリンク機構とを、起立時の防水扉の前方移動量がずれるように設けた
ことを特徴とする請求項1ないしは請求項5のいずれかに記載の防水扉装置。 - 起立状態における各防水扉の下部に圧接可能な止水部材を設け、
止水部材を、起立状態における各防水扉のシール部材と連続するように配置した
ことを特徴とする請求項1ないしは請求項7のいずれかに記載の防水扉装置。
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2006
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