JP4731280B2 - 起立式防水板装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビルの地下への出入口や地下駐車場などの出入口に、水害時などにおいて、地下への浸水を防止する起立式防水板装置に関する。
従来より、ビルの地下や地下駐車場、或は、地下鉄などのように地下に設けられた駅などへの出入口には、出入口手前の地面に設けたベース部材に対しヒンジ式で垂直,水平に起伏することにより、通常時は水平姿勢でベース部材内に格納しておき、地下への浸水のおそれが生じた場合には、水平な格納姿勢から防水板を起立させて、地下への出入口を当該防水板によって防水的に封鎖することが行われており、そのための防水板装置について、特許文献1〜6などによる提案がなされ、これらの中には実用に供されているものもある。
上記の防水板装置においては、簡潔な構造で防水板本体を迅速かつ安全に起伏動作をさせることができること、防水的に封鎖すべき出入口の左右側壁の前端面やその位置に立設した支柱と起立させた防水板本体との間で防止性能(止水性能)が十分であることが、基本的性能として要求される。また、防水的に封鎖される出入口の間口が大きい場合には、起伏動力源の性能や構造面から見て防水板本体を間口幅に関して分割形態にすることが行われているが、防水板本体が分割構造であると、分割面における防水性能乃至止水性能も十分なものが要求される。
このため、従来の防水板装置では、防水板と地下への出入口又は支柱との間での防水機能確保のため、出入口又は支柱に、ゴム系や合成ゴム系の防水シール材やパッキンが設けられているが、このシール材やパッキンは、通常、外面に露出して設けられているため、接触等に起因した損傷や生じ易く、また、紫外線などによる劣化が進み易く、有事の際役に立たないことのあることが報告されている。更に、防水板と支柱の間に挟まれる防水パッキンを防水板で支柱に圧着するために、防水板を起立させたときその防水板がパッキンを押圧する側に変位(移動)するための2軸式圧着機構を必要とするので、その部の構造が複雑になるという問題もある。
また、防水板本体が分割タイプであると、当該分割境界部位の防水性を確保するため、その部位、つまり、起立した防水板本体の分割部位を受け止めて支持する中間支柱を設けているものが大半であるが、平常時に防水板本体が水平姿勢でベース部材の中に格納されているとき、当該中間支柱が立ったままであると、平常時の地下への出入りの邪魔になるため、中間支柱も起伏自在タイプにする必要があること、或は、中間支柱に設けられるシール材やパッキンも劣化し易いという問題もある。
一方、この種の防水板は、使用時に水中に没した状態で地下への出入口などを封止することが多いため、水に浸って漏電したりショートしたりする電気系の駆動力、例えば、モータやモータシリンダ等を使用することができず。また、駆動源に非電気系のものを使用するとしても、その制御系には電気的構成のものは使用できないなどの制約があるため、防水板本体を起伏させるための起伏機構にシリンダを使用したものが多いが、防水板を起立させたとき、前記シリンダが手前側に大きくはみ出し、しかも、そのはみ出し部分が水中に没していると、通行人等が水中に隠れてはみ出した機構に足を取られて転倒したり、転倒しないまでも歩行の邪魔になるなど、多くの解決すべき問題のあることが判明している。
特開2001−182152号公報 特開2003−214051号公報
そこで本発明では、上記のような従来の起立タイプの防水板装置の問題点のうち、地下への出入口の左右に立設された支柱と起立させた防水板との間の防水性を、2軸式ヒンジによる圧着機構を用いることなく確保してそれを維持することができ、また、分割タイプの防水板であっても中間支柱を要することなく当該分割部位の防水性能の確保とその維持ができるようにした起立式防水板装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明防水板装置の構成は、防水板がベース部材に対して起伏自在に形成され、かつ、起立した防水板の左右側部が支柱などの受け部に防水性を保って支持されるようにした起立式防水板装置において、起立した防水板の左右側端部に縦リブを設けると共に、該縦リブと前記防水板の左右側端部を受ける支柱等の受け部とを、前記縦リブと受け部の全長(高さ)に亘り設けたスライドタイプのライン状防水ファスナにより接合,分離可能に結合するようにしたことを特徴とするものである。
本発明防水板装置では、防水板が閉鎖すべき間口に対して少なくとも2分割されたものであるときは、当該分割した防水板の分割境界である左右側端部に設けた縦補強リブにスライドタイプのライン状防水ファスナを設け、分割された隣合う防水板の分割境界を前記ファスナの開閉により接合,分離自在の防水構造とすることができる。この防水構造により、中間支柱を省いたり、中間支柱があっても当該支柱と防水板境界部との間に防水構造を設けなくて済む。
本発明の防水ファスナを用いた防水機能は、地下の出入口の左右側壁面や該出入口に設けた左右の支柱等の防水板受け部に設けた防水ファスナの片側が、当該ファスナに沿って開閉自在設けた耐候性のあるケースなどに収めておくことにより、様々な物の接触などに起因した損傷を受けず、また、風雨や太陽光に曝されないので劣化することもない。
次に、本発明防水板装置の実施の形態例について、図を参照して説明する。図1は、本発明の説明の便宜上、防水板を3分割(3枚)タイプに形成した防水板装置の伏倒時(不使用時)の平面図、図2は図1の防水板装置の側断面図、図3は図1の防水板装置の3枚の防水板を90度起立させた平面図、図4は図3のA部とB部の拡大平断面図、図5は図3の起立時の防水板の正面図、図6は図5の防水板の右側面図である。
図示した本発明防水板装置の一例において、1は、水平に伏倒(不使用時)した防水板2、ここでは当該防水板2全体の左右幅における中間で分割した左右幅を有する防水板21と、さらにこの防水板21を2分割した幅を有する2枚の防水板22,23による合計3枚の防水板21〜23と、これら3枚の防水板21〜23を起伏させるための後述する起伏機構が収納できるように、その大きさと深さが形成された横長四角形の浅い箱状をなすベース部材である。
図1の例では、ベース部材1は、地下への出入口の手前側直近位置において、当該ベース部材1における4つの外周辺1a〜1dを含み、伏倒してベース部材1に収納した3枚の防水板21〜23が、本発明防水板装置の設置場所の地表面とほぼ同面になるように、地中に埋設する形で設けられる。図1において、防水板21の上面には、凹凸模様による滑り止め21aが形成され、防水板22,23には、陶製などのタイル22a,23aが貼設されているが、各防水板21〜23の上面の形態をどのようにするかは、設計的事項である。また、各防水板21〜23の裏面には、縦,横方向で補強用のリブ21b,21c、同22b,22c、同23b,23cが設けられている。このリブの配設パターンも、設置する起伏機構の構造や形態、或は、配置位置などに鑑みて適切なリブパターンが選択される。
上記ベース部材1の外周辺1a〜1dにおいて、向う側(地下の出入口に面した側)の辺1dの左右両端には、平断面略『 状をなす支柱部材3L,3Rが、左右対称な向きで立設され、支柱部材3L,3Rの前端面には、図4により後で説明するライン状のスライド式防水ファスナ4Lと同4Rの片側部材4bが、支柱部材3a,3bの全長に対し開閉自在のケース5L,5R内に収めて取付られている(図3,図4参照)。
ここで、防水ファスナ4L,4Rにおいて、支柱部材3L,3Rに取り付けられる一方の片側部材4bと、各防水板21〜23の縦リブ21b〜23bに設けられる他方の片側部材4aの取付構造の一例を、図4により説明する。
図4において、支柱部材3Rの前端面には、ファスナ4Rの片側部材4bの外側縁を下面から支持する枕部材4cが設けられ、枕部材4cに載った前記片側部材4bの外側縁がその上面から押え部材4dによって押圧固着されることにより、止水的に取付けられている。
この取付構造は、防水板21における右側の支柱部材3Rに近接して設けた縦リブ21bに取付けられる防水ファスナ4Rの他方の片側部材4aにおいても、左右対称的であるが同じである。従って、縦リブ21bにおいても、枕部材4cと押え部材4dは、同一符号を用いる。また、上記の防水ファスナ4Rにおける双方の片側部材4a,4bの取付構造は、左側の支柱部材3Lと防水板23との間に配設される防水ファスナ4Lについても同様であるので、その説明は省略する。
上記防水ファスナ4L,4Rにおける両側の部材4aと4bは、防水板21〜23が図5,図6のように90度起立された時にスライドを移動させて結合され、防水板21〜23を伏倒する場合には、スライドを結合時とは逆方向に移動させて分離される。
次に、図3において、13,14は、右側の防水板21と22、同じく左側の防水板23と22のそれぞれの分割部位の裏面側における縦補強リブ21bと22b、同じくリブ22bと23bに、それぞれ設けた分割境界部の防水ファスナである。この防水ファスナ13,14は同じ取付構造であるから、防水ファスナ13について図4を参照して説明する。
即ち、防水板21の最左側の縦リブ21bと防水板22の最右側の縦リブ22bには、先の防水ファスナ4L,4Rと同じ構成を備えた防水ファスナ13における片側部材13a,13bが、夫々に、枕部材13cと押え部材13dによって当該リブ21bと22bとに取付けられることにより、分割された防水板21と同22の分割境界部での防水構造を形成する。この防水構造は、左側の防水板23と同22の分割境界部での防水構造と同じである。
上記の防水ファスナ13,14は、防水板2の左,右端側の防水ファスナ4L,4Rの場合と同様に、各防水板21〜23が逐次90度起立されてから結合し、伏倒させるときは分離させる。防水板21〜23は、それぞれ別個に起立,伏倒させるからである。
次に、上記3枚の防水板21〜23は、図1のベース部材1における向う側の外周辺1dに近い側(起立したときの下端側)において、単一の軸6によりベース部材1に対し、伏倒したときこのベース部材1の中に収まるように起伏可能に枢着されている(図2,図6参照)。そして、起立した防水板21〜23の下辺とベース部材1における外周辺1dの間には、防水板21,22の起伏動作に干渉せず、かつ、この部位からの漏水がないように、ゴム系などの柔軟なシート材などによる防水シート7が張り渡されることにより、ベース部材1と防水板21〜23の起伏自在連結部位の防水部に形成されている(図2,図6参照)。なお、図5において、クロスハッチングで示した部位は、上記防水ファスナ4L,4R、防水シート7、防水ファスナ13,14による防水区域を模式的に強調して示したものである。
ベース部材1に軸6により起伏可能に取付けられ、かつ、その部の全幅に亘って防水シート7を設けた3枚の防水板21〜23には、各防水板ごとに、ここではダンパ機能付き空圧シリンダ(ガスシリンダともいう)による2組の起伏機構8が配置されているので、以下、この起伏機構8について説明する。なお、起伏機構8は、いずれの防水板21〜23についても基本構成は同じであるから、ここでは防水板21について説明する。従って、図では防水板22,23の起伏機構8の構成部材も防水板21の起伏機構8の構成部材と同一符号を使用している。また、本発明において使用するシリンダは、空圧シリンダに限られるものではなく、油圧シリンダであってもよい。
図5に示した防水板21の起伏機構8の例では、その防水板21の左右幅を大略3等分する中間位置に、付勢部材として長さが同じ3本の空圧シリンダ8a,8b,8cを1組とする付勢手段が配置されている。なお、3本シリンダ8a〜8cは異なる長さのものであってもよい。各シリンダ8a〜8cにおけるシリンダ本体は、図3に示した例ではその下端側がベース部材1の底部1eに、図2,図3,図6に示すように位置を固定して連結されているが、図3に示した防水板21の例では、ベース部材1における外周辺1dを基準とすると、当該辺1dから最も離れた点に固定連結された右側の3本のシリンダ8a〜8cと、該辺1dにより近い点に固定連結された左側の3本のシリンダ8a〜8cというように、3本のシリンダ8a〜8cが、2種類の固定連結点9aと9bにおいてベース部材1の底部1eと連結されている。
なお、この実施の形態における防水板22,23では、表面をタイル張りにして重量が防水板21より大きいため、シリンダ8a〜8dを4本用いた起伏機構8と、3本のシリンダ8a〜8cによる起伏機構8による2組の起伏機構を備えている。
一方、防水板21における各3本のシリンダ8a〜8cにおける各ピストンロッドのそれぞれの上端部は、この防水板21の裏面において、各ロッドの先端部の進退方向に沿って設けられたガイド部の長さが3種類の3本のガイド体10,11,12に案内されるスライド部材81a,81b,81cを備えており、3本のシリンダ8a〜8cの各スライド部材81a〜81cが前記3本のガイド体10,11,12に保持案内されることにより、防水板21の裏面に連結されている。
防水板21に設けられた2組の起伏機構8の夫々における各3本のシリンダ8a〜8cにおける各シリンダ本体下端の2種類の固定連結点9a,9bと、3本のシリンダにおける各ロッド上端のスライド部材81a〜81cを夫々にスライド可能に支持案内する3種類の長さの3本のガイド体10〜12の構成によって、図2に示す防水板21の伏倒状態での各起伏機構8における3本のシリンダ8a〜8cの伏倒姿勢が、中間状態を経て図6に示す防水板21の90度起立状態における各起伏機構8の3本のシリンダ8a〜8cのように、各シリンダ8a〜8cが異なる角度に姿勢を変化させる。これによって一枚の防水板21に対する2組の起伏機構8におけるそれぞれ3本のシリンダ8a〜8cが、防水板21の起立に対する付勢作用を段階的に作用することになる。
即ち、防水板21が図2の伏倒状態から図6の状態に90度起立するときは、伏倒時に3種類の長さの各ガイド体10〜12の上端に3本のシリンダ8a〜8cの各ロッドの先端のスライド部材81a〜81cが位置しているので、全ての(3本の)シリンダ8a〜8cが起立時の付勢力として作用するが、ストロークが長いガイド体12に支持されたシリンダ8bはそのロッド先端のスライド部材81bが、防水板21の起立角が大きくなるに従って最も長いガイド体10の中をスライドするため付勢力に分力が生じ、これによって、防水板21の2組の起伏機構8は、各シリンダ8a〜8cによる起立付勢力が段階的に小さくなる。なお、防水板21の左側に位置した起伏機構8の3本のシリンダ8a〜8cは、3本のガイド体12のストロークが略同じであるから、起立付勢力に段階的変化は殆んど生じない。
一方、図6の起立状態から伏倒させるときは、2組の起伏機構8における各3本のシリンダ8a〜8cは、そのロッド先端のスライド部材81a〜81cが長さが異なる3本のガイド体10〜12の下端側に揃っているが、防水板21を伏倒させ始めると、まず、ストロークが最も短かいガイド体12に支持された左側の3本のシリンダ8a〜8cの制動力が作用し、次に、次の長さのストロークのガイド体11に支持された左側の3本のシリンダのうちシリンダ8a〜8cの制動力が作用し、最後に最もストローク長の大きいガイド体10に支持されたシリンダ8bの制動力が作用するといった具合に、伏倒時にも2組の起伏機構8における夫々に3本の各シリンダ8a〜8cは、それらの固定連結点9a,9bの位置の違いと、各ロッド先端のスライド部材81a〜81cを支持したガイド体10〜12のストローク長の違いによって、段階的に各起伏機構8における4本のシリンダ8a〜8cによる制動力が作用することになる。
この結果、本発明では、左側の防水板22,23を含む各防水板21〜23の各起伏機構8を形成する複数本のシリンダ8a〜8c(又は8a〜8d)の下端の固定連結点9a,9b(又は9a〜9c)を、ベース部材1における奥側(外周辺1dに近い側)に配置できることになる。なお、分割された残りの防水板22,23は、それぞれ右側の起伏機構8が4本のシリンダ8a〜8dを用いたタイプであること、ゆえに4本目のシリンダ8dの固定点9cが2つの固定点9a,9bの中間と位置している点で、防水板21と異なっているが、他の構成は同じである。
なお、図3において、15はベース部材1の起伏機構8が収まらない空いた部位の底部1eをモルタル等で飛び石状に嵩上げして歩行し易くした部位、16は防水板21〜23にそれぞれに設けた収納時の防水板21〜23を施錠するロック機構である。
本発明においては、各起伏機構8を構成する、ここでは3本(又は4本)のシリンダ8a〜8c(又は8a〜8d)の各ロッド先端のスライド部材81a〜81cを防水板21〜23の裏面に固定連結し、各シリンダ8a〜8c(又は8a〜8d)の下端部を、ベース部材1の底部1eの上でガイド体10〜12を介してスライドできる構造としても、上記で説明した例と同等の効果が得られる。また、上記例の2組の起伏機構8では、3本又は4本の空圧シリンダ8a〜8c(又は8a〜8d)を使用したが、各起伏機構8に空圧シリンダを何本用いるかは任意であり、例えば、シリンダが1本〜3本の場合もあれば、それ以上の場合もある。シリンダを用いる本数は防水板の自重によって決まるからである。
本発明は以上の通りであって、起伏式の防水板装置に、防水ファスナを用いた防水構造を採用したので、地下の出入口の左右側壁面や該出入口に設けた左右の支柱等の防水板受け部に設けた防水ファスナの片側が、当該ファスナに沿って開閉自在設けた耐候性のあるケースなどに収めておくことにより、様々な物の接触などに起因した損傷を受けず、また、風雨や太陽光に曝されないので劣化することもないという効果が得られる。また、分割タイプの防水板であっても、分割境界をスライドタイプの防水ファスナによる防水構造としたので、中間支柱を設ける必要がない。
本発明の一例として防水板を3分割タイプに形成した防水板装置の不使用時(伏倒時)の平面図。 図1の防水板装置の側断面図。 図1の防水板装置の防水板を90度起立させた平面図。 図3のA部とB部の拡大平断面図。 図3の防水板の起立時の正面図。 図5の防水板の右側面図。
符号の説明
1 ベース部材
2 全体の防水板
21,22,23 3分割した防水板
3L,3R 左右の支柱部材
4a,4b 防水ファスナの片側部材
4L,4R 防水板の左右側の防水ファスナ
5L,5R 開閉自在のケース
6 軸
7 防水シート
8 起伏機構
8a〜8c(8d) 空圧シリンダ
81a〜81c(81d) ロッド先端のスライド部材
9a〜9c 固定位置
10〜12 ガイド体
13,14 防水板の分割境界部の防水ファスナ

Claims (2)

  1. 防水板がベース部材に対して起伏自在に形成され、かつ、起立した防水板の左右側部が
    支柱などの受け部に防水性を保って支持されるようにした起立式防水板装置において、起
    立した防水板の左右側端部に縦リブを設けると共に、該縦リブと前記防水板の左右側端部を受ける支柱等の受け部とを、前記縦リブと受け部の全長(高さ)に亘り設けたスライドタイプのライン状防水ファスナにより接合,分離可能に結合するようにしたことを特徴
    とする起立式防水板装置。
  2. 防水板が閉鎖すべき間口に対して少なくとも2分割されたものであるときは、当該分割した防水板の分割境界である左右側端部に設けた縦補強リブにスライドタイプのライン状防水ファスナを設け、分割された隣合う防水板の分割境界を前記ファスナの開閉により接合,分離自在の防水構造にした請求項1の起立式防水板装置。
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