JPH0931947A - 膨張堤体式貯水装置 - Google Patents

膨張堤体式貯水装置

Info

Publication number
JPH0931947A
JPH0931947A JP20731295A JP20731295A JPH0931947A JP H0931947 A JPH0931947 A JP H0931947A JP 20731295 A JP20731295 A JP 20731295A JP 20731295 A JP20731295 A JP 20731295A JP H0931947 A JPH0931947 A JP H0931947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion
bank
storage device
water storage
expansible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20731295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kimura
哲夫 木村
Toshiyuki Shibata
敏幸 柴田
Hidemasa Kurishima
秀昌 栗島
Kunio Fukazawa
邦男 深澤
Yuichi Aida
裕一 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIWA TEC KK
Nippon Steel Corp
Toyo Tire Corp
Miwa Tech Co Ltd
Original Assignee
MIWA TEC KK
Nippon Steel Corp
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Miwa Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIWA TEC KK, Nippon Steel Corp, Toyo Tire and Rubber Co Ltd, Miwa Tech Co Ltd filed Critical MIWA TEC KK
Priority to JP20731295A priority Critical patent/JPH0931947A/ja
Publication of JPH0931947A publication Critical patent/JPH0931947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Barrages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時は、膨張堤体を瞬時に膨張により起立
伸長させて貯水池を構築できると共に、非使用時は膨張
堤体が折り畳まれていて障害とならず、かつ景観を害す
ことのない膨張堤体式貯水装置の提供。 【解決手段】 公園,空地などの地面に環状配置で膨張
堤体1の収納ボックス3を複数設置し、各収納ボックス
3内に、手動又は電動手段による空気の注入,排気によ
り上下方向に膨張,収縮自在なゴム袋体からなる膨張堤
体1を収納し、かつ隣合う膨張堤体1同士は連結部を介
して水密的に連結してあり、当該膨張堤体1に圧縮空気
を供給することにより、収納ボックス3の開閉蓋2を開
いて、当該膨張堤体1を起立伸長させて貯水装置11を
構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張堤体を起立伸
長させることで貯水池を構築できると共に、平常時は膨
張堤体を折り畳み地中に埋設設置できる膨張堤体式貯水
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大量の水を溜めることのできる貯水池は
防水,妨害対策の面から今後ますます必要になると予測
される。例えば大雨や、台風による洪水発生時に、河川
の堤防を越えて水が氾濫する恐れのある地域、とくに都
市部の河川の幅の狭い地域では、水位が上昇し、堤防か
ら水が溢れるのを防ぐために、河川の近傍に地中調整池
を設け、この調整池と河川との間を地下水路で連通さ
せ、河川の水位が上昇したとき地下水路の水門を開き調
整池に河川の水を導くことが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の調整池、その他
の貯水池を地上に構築する場合の従来における構築方法
は、地面を掘削したり、コンクリートを打設する等の比
較的大規模の土木工事を必要とし、その施工に多額の費
用と時間が掛かると共に、不使用時に撤去することが当
然不可能であり、貯水池のために常時大きな設置面積が
占拠されるなどの問題点がある。
【0004】本発明は、前記の課題を解決した膨張堤体
式貯水装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明に係る膨張堤体式貯水装置は、公園,空地な
どの地面に環状配置で膨張堤体1の収納ボックス3を複
数設置し、各収納ボックス3内に手動又は電動手段によ
る流体の注入,排出により上下方向に膨張,収縮自在な
ゴム袋体からなる膨張堤体1を収納し、かつ隣合う膨張
堤体1同士は連結部を介して水密的に連結してあり、当
該膨張堤体1に流体を供給することにより、収納ボック
ス3の開閉蓋2を開いて当該膨張堤体1を起立伸長させ
る構成を特徴とする。
【0006】前記環状配置の膨張堤体1の外周側を支持
する支柱4を前記地面に所定間隔をおいて複数立設し、
かつ隣合う膨張堤体1の前記連結部は、接着により連結
し、または水密ファスナー5により着脱自在に連結する
のがよい。
【0007】さらに、前記環状配置の収納ボックス3は
河川の近傍に配置し、膨張堤体1で囲まれる地面と隣接
河川とが地下水路によって連通可能に設けるとよい。
【0008】前記の構成によると、膨張堤体1は不使用
時は、これを収縮し折り畳んで収納ボックス3に収納し
ておくことで、当該膨張堤体1がその設置地面から突出
せず、地表面を人が往来する際の障害とならないと共
に、景観を害することがない。一方、洪水発生の非常時
等には、緊急に膨張堤体1に圧縮空気その他の流体を供
給し、これを膨張させて貯水池を構築し、環状に配設さ
れた膨張堤体1の内側に大量の水を貯水できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1〜図14は発明の第1の実施の形態に
係る膨張堤体式貯水装置を示すものであって、図1,図
2には膨張堤体1の非膨張時と、膨張時における貯水装
置11の斜視図が示されており、図3には膨張堤体1の
膨張時における貯水装置11の平面図が示されている。
【0010】貯水装置11は、開閉蓋2を有する収納ボ
ックス3と、この収納ボックス3内に収納された膨張,
収縮自在なゴム袋体からなる膨張堤体1とから構成され
ており、非使用時は、図1,図6に示されるように膨張
堤体1は流体である内部の空気を抜いて折り畳んだ状態
で収納ボックス3内に収納されている。一方、大雨によ
る河川の氾濫その他貯水装置11に水を溜める必要が生
じたときは、緊急に収納されている膨張堤体1に圧縮空
気を供給することにより、開閉蓋2を開いて、この膨張
堤体1を膨張させる。これにより、図2,図3〜図5,
図7に示すように当該膨張堤体1が起立伸長し、かつ膨
張堤体1の外周側が支柱4で支持された状態で実質的に
膨張堤体1の高さが1m〜2mの貯水池が構成され、そ
の内部に大量の水を溜めることができる。
【0011】図6以下によって詳しく説明すると、貯水
装置11における膨張堤体1の収納ボックス3は、例え
ば、ステンレス,アルミ合金など錆に強く、剛性のある
材料で構成され、かつ、環状に構成される当該貯水装置
11の周囲の長さにより必要な個数環状に連続して設置
され、それぞれボックス本体の上面に開閉蓋2を有して
いる。
【0012】複数の収納ボックス3は、これら全体で大
径の一つの環状ボックスを構成するごとくなされてい
る。したがって、各収納ボックス3は、底板12と、底
板12の両側縁から起立する両側板13とからなる断面
略U字形状である。
【0013】また、開閉蓋2は、図7,図8に示される
ように収納ボックス3の内方(環状配置の収納ボックス
の内周)の側板13の上端縁にストッパー14付きのヒ
ンジ15で枢着されており、このストッパー14が内方
側板13に取付けたヒンジ片に係止することで、前記開
閉蓋2は開放時上方に起立した状態を保持できるように
設けられている。また、開閉蓋2の閉塞保持は、当該開
閉蓋2と収納ボックス3の外周側の側板13にS極とN
極と対をなして配設した永久磁石16で行なわせてい
る。
【0014】前記収納ボックス3は地面6に打設された
コンクリート基礎面に設置されており、底板12のボル
ト孔17を挿通してコンクリート中に植設されたアンカ
ーボルト18に、底板12の内側からナット19を螺合
することにより、当該収納ボックス3は地面6に強固に
固定される。
【0015】膨張堤体1は、図6〜図8に示されるよう
に膨張,収縮自在なゴム袋体で構成され、その肉厚部に
は補強繊維20が埋設されている。
【0016】貯水装置11は、複数の膨張堤体1によ
り、水の流れをせき止めるバリアを構成すべく、図1
3,図14に示すように横断平面が略長方形状のゴム袋
体で構成され、このゴム袋体の略長方形状を保持するた
め、ゴム袋体の内側に前記各図に示される形状及び配置
で複数の吊り布21が間隔をおいて平行に配設されて、
その両側縁がゴム袋体の内面に接着で固定されており、
この複数の吊り布21によって区画された各スペース2
2は、図7,図8に示されるように吊り布21の上下端
縁を中間部側に内弧状に切削することにより、この吊り
布21の上下端縁とゴム袋体の上下部との間に形成され
る間隙23を介して連通している。
【0017】次に、膨張堤体1を構成するゴム袋体の底
部24は、その長手方向と直角の断面が図8に示される
状態で収納ボックス3の底板12に取付け布25を介し
て固定されている。すなわち、収納ボックス3の底板1
2には、前後方向に一定の間隔をあけて、かつ長手方向
に伸びる2枚の帯状支持金具26が溶接27により固着
されており、この帯状支持金具26の上に、その接合面
に凹部28を有し、この凹所28に取付け片25を係止
する係止用芯金29が収納されている帯状押さえ金具3
1が配設され、帯状支持金具26と帯状押さえ金具31
とは、これら両金具及び収納ボックス3の底板12に開
設されたボルト孔に、ボルト32を挿通し、ナット33
で螺着することで両金具間を挾着できる構成とされてい
る。
【0018】前記取付け片25は所定幅で、かつ所定長
さを有しており、図8に示されるように左右の各取付け
片25の両端部は膨張堤体1であるゴム袋体の底部24
と下端部両側に接着で固着されており、取付け片25の
中間部は、前記係止用芯金29に巻回された状態で帯状
支持金具26と帯状押さえ金具31とにより挾持されて
いる。このように取付け片25と帯状支持金具26と帯
状押さえ金具31とボルト32,ナット33とにより、
膨張堤体1は収納ボックス3の底板12に強固に固定さ
れる。
【0019】前記の場合、取付け片25は、その両端部
を予め膨張堤体1の底部24と側面下端部34に接着し
ておくと共に、折り曲げ重合耳片35の先端に係止用芯
金29を挿入しておき、膨張堤体1を収納ボックス3内
に設置する段階で、係止用芯金29を凹部28に収納
し、ボルト32にナット33を螺合することで帯状支持
金具26と帯状押さえ金具31とで折り曲げ重合耳片3
5を挾持するとよい。
【0020】次に、図9,図10に示されるように膨張
堤体1の下部両端部に前記取付け片25が曲り込んで伸
びていると共に、この両端部にシート状の連結用耳片3
6が接着されており、隣合う各連結用耳片36の端縁に
水密ファスナー5が設けられており、スライダー39
(図12)を連結用耳片36に沿って上下動することに
より、水密ファスナー5を開閉して隣合う膨張堤体1同
士を連結,分離できるように設けられている。
【0021】前記連結用耳片36と水密ファスナー5
は、膨張堤体1の両端上下方向に伸長している。図10
に示される例えば、前記連結用耳片36と水密ファスナ
ー5は、その下端で直角に折り曲げられた後、後方に伸
長している。そして、この連結用耳片36及び水密ファ
スナー5の連結部の直角に折り曲げられ後方に伸びる下
端部40と、収納ボックス3の底板12との間には、帯
状支持金具26の存在により、これの厚み分だけの間隔
42が形成されるので、本発明の実施の形態では、水密
ファスナー5の下端部40の周囲にコーキング材41を
充填することにより、当該間隙42を埋めてこの間隙4
2からの水の流出を防止している。
【0022】前述のように、複数の膨張堤体1同士を水
密ファスナー5で、連結,分離可能に設けたのは、貯水
装置11の製作上及び施工との関係による。すなわち、
貯水装置11は、周囲の長さが10数メートル以上に及
ぶことがあり、これの全長にわたって1個の膨張堤体
(つまりゴム袋体)で構成することは実現困難であり、
複数の膨張堤体を連結して直径の大きい貯水装置11を
構成するのが現実的である。
【0023】この場合、複数の膨張堤体1の両端に連結
用耳片36を設け、隣合う膨張堤体1の連結用耳片36
同士を工場又は、施工現場で接着して連結することが可
能である。しかし、このような環状配置の膨張堤体1を
同じく環状配置の収納ボックス3に予め固着して施工現
場に運搬することは実際上不可能である。一方、収納ボ
ックス3に設置した膨張堤体1を単体で現場まで運搬
し、現場において隣接する膨張堤体1の連結用耳片36
同士を接着することも可能であるが、この方法は作業性
の点で必ずしも効率的でない。
【0024】そこで、本発明の実施の形態では、前述の
ように連結用耳片36に水密ファスナー5を取付けてお
き、施工現場までは膨張堤体1を単体で各収納ボックス
3に固着した状態で運び、施工現場において膨張堤体1
同士を水密ファスナー5で連結する構成としている。
【0025】前記のように構成された膨張堤体1は不使
用時は、図6に示されるようにジグザグに折り畳まれて
収納ボックス3内に収納されており、かつ開閉蓋2が閉
じられている。なお、膨張堤体1はジグザグに折り畳む
他に、巻取るようにして収納ボックス3に収納してもよ
い。
【0026】一方、洪水等の非常事態が発生したとき
は、防水フェンス1に圧縮空気を供給することにより、
当該膨張堤体1を図7のように膨張して、起立伸長させ
るもので、このため収納ボックス3には図7と図8と他
図に示すように長手方向に配管43が設けられており、
この配管43は図14に示すように圧縮空気供給装置4
5に接続され、かつこの配管43から分岐される複数の
フレキシブルな接続管46は、各防水フェンス1の袋体
に接続されている。
【0027】前記の構成により、図6の状態に折り畳ま
れている膨張堤体1内に圧縮空気供給装置45から空気
を供給することにより、図7に示すように膨張堤体1が
空気の圧力で膨張し、開閉蓋2を押し開いて自立伸長
し、実質上貯水池を構成する。またこのとき、膨張堤体
1の外周方向に加わる力に対しては支柱4で支えられ、
かつ内周方向に対しては、ヒンジ15のストッパー14
で自立する開閉蓋2で支えられることにより、膨張堤体
1の自立は確実なものとなる。
【0028】前記膨張堤体1のゴム袋体には、排気のた
めの排気弁47が複数の吊り布21により区画される各
区画スペース22に対応して複数設けられている。した
がって、貯水池に水を溜める必要がなくなり、膨張堤体
1を折り畳むときは、排気弁47から内部の空気を排出
し、図6に示す折り畳み状態にスムーズに戻すことがで
きる。
【0029】次に、図15は本発明の第2の実施の形態
を示す断面図である。本実施の形態では、収納ボックス
3の下部に圧縮空気供給装置45を収納した収納ケース
48を設置し、収納ボックス3の底板12と収納ケース
48の天板49に設けた開孔50を通して圧縮空気供給
装置45の給気管51を引出し、この給気管51と配管
43を接続してある。他の構成は第1の実施の形態と同
じである。
【0030】第2の実施の形態によると、防水フェンス
1と圧縮空気供給装置45を近接して設置しているの
で、それだけ配管を短くでき、かつ配管作業も容易とな
る。
【0031】図16〜図19は、本発明の第3の実施の
形態を示す図である。本発明の実施の形態では、貯水装
置11が河川の水位上昇を調整する調整池として設置さ
れた例であり、この貯水装置11が空地9を隔てて河川
7の近傍に設けられた公園10に設置され、かつ環状配
置の膨張堤体1で囲まれた地面6と河川7とが地下水路
8を介して連通されている。その他の構造は、本発明の
第1の実施の形態と同じである。
【0032】第3の発明の実施の形態によると、大雨等
で河川7の水位が増加したときは、水門30を開き、図
19に示すように河川7の水を調整池である貯水装置1
1に導き溜めることで河川の水位を調整できる。なお、
第3の発明の実施の形態では、所定の場所にセンサー
(図示せず)を設置しておき、河川7の水位上昇をセン
サーが検知したとき、自動的に圧縮空気供給装置45が
作動し、膨張堤体1が膨張して起立伸長するように構成
するとよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る膨張
堤体式貯水装置によると、非使用時は、膨張堤体1であ
るゴム袋体から流体を排出しておき、地面に設置されて
いる収納ボックス3に収納しておくことができるので、
地面からの大きな出張りがなく、景観を害することがな
いと共に、地表面を往来する人の邪魔とならず、さらに
地中を掘削しコンクリート壁を構築する等の施工工事が
不要で、低コストで貯水装置を構成できる。また、貯水
装置11内に水を溜める必要が生じたときは、膨張堤体
1のゴム袋体に流体を供給することで瞬時に膨張堤体1
を膨張させ、起立伸長させて貯水装置11を完成させる
ことができ、しかも構成は簡潔である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、堤防に設置
した膨張堤体式貯水装置の折り畳み時の斜視図である。
【図2】同じく、図1の膨張堤体式貯水装置の膨張時の
斜視図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】水が溜められてない状態における貯水装置の膨
張時の縦断面説明図である。
【図5】水が溜められた状態における貯水装置の膨張時
の縦断面説明図である。
【図6】貯水装置の折り畳み時を示し、当該装置の長手
方向と直交する断面図である。
【図7】貯水装置の膨張時を示し、当該装置の長手方向
と直交する断面図である。
【図8】図7における膨張堤体の下部の固定構造を示す
拡大断面図である。
【図9】隣合う膨張堤体同士の連結部の下部構造を示す
一部切断側面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】水密ファスナーの断面斜視図である。
【図12】貯水装置の一部破断側面図である。
【図13】図12のA−A線断面図である。
【図14】貯水装置の平面説明図である。
【図15】第2の発明の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図16】第3の発明の実施の形態の貯水装置の非膨張
時の斜視図である。
【図17】第3の発明の実施の形態の貯水装置の膨張時
の斜視図である。
【図18】水が溜められてない状態における図17の貯
水装置の膨張時の縦断面説明図である。
【図19】水が溜められた状態における図17の貯水装
置の膨張時の縦断面説明図である。
【符号の説明】
1 膨張堤体 2 開閉蓋 3 収納ボックス 4 支柱 5 水密ファスナー 6 地面 7 河川 8 地下水路 9 空地 10 公園 11 貯水装置 12 底板 13 両側板 14 ストッパー 15 ヒンジ 16 永久磁石 17 ボルト孔 18 アンカーボルト 19 ナット 20 補強繊維 21 吊り布 22 区画スペース 23 間隙 24 底部 25 取付け片 26 帯状支持金具 27 溶接 28 凹部 29 係止用芯金 30 水門 31 帯状押さえ金具 32 ボルト 33 ナット 34 側面下端部 35 折り曲げ重合耳片 36 連結用耳片 39 スライダー 40 下端部 41 コーキング材 42 間隙 43 配管 45 圧縮空気供給装置 46 接続管 47 排気弁 48 収納ケース 49 天板 50 開孔
フロントページの続き (72)発明者 柴田 敏幸 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 栗島 秀昌 千葉県松戸市松飛台96 (72)発明者 深澤 邦男 東京都新宿区百人町3−1−5−1204 (72)発明者 合田 裕一 東京都世田谷区成城八丁目31番29ー204号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公園,空地などの地面に環状配置で膨張
    堤体1の収納ボックス3を複数設置し、各収納ボックス
    3内に手動又は電動手段による流体の注入,排出により
    上下方向に膨張,収縮自在なゴム袋体からなる膨張堤体
    1を収納し、かつ隣合う膨張堤体1同士は連結部を介し
    て水密的に連結してあり、当該膨張堤体1に流体を供給
    することにより、収納ボックス3の開閉蓋2を開いて当
    該膨張堤体1を起立伸長させる構成を特徴とする膨張堤
    体式貯水装置。
  2. 【請求項2】 前記環状配置の膨張堤体1の外周側を支
    持する支柱4を前記地面に所定間隔をおいて複数立設
    し、かつ隣合う膨張堤体1の前記連結部は、接着により
    連結され、または水密ファスナー5により着脱自在に連
    結されている構成を特徴とする請求項1に記載の膨張堤
    体式貯水装置。
  3. 【請求項3】 前記環状配置の収納ボックス3は河川の
    近傍に配置されており、膨張堤体1で囲まれる地面6と
    隣接河川とが地下水路8によって連通可能に設けられて
    いる構成を特徴とする請求項1または2に記載の膨張堤
    体式貯水装置。
JP20731295A 1995-07-24 1995-07-24 膨張堤体式貯水装置 Pending JPH0931947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20731295A JPH0931947A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 膨張堤体式貯水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20731295A JPH0931947A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 膨張堤体式貯水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0931947A true JPH0931947A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16537693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20731295A Pending JPH0931947A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 膨張堤体式貯水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0931947A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001182452A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Hokoku Kogyo Co Ltd 浸水防止シート壁構造
JP2002129531A (ja) * 2000-10-21 2002-05-09 Mitsuhiro Fujiwara 水害防止システム
JP2007120081A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Itoki Corp 起立式防水板装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001182452A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Hokoku Kogyo Co Ltd 浸水防止シート壁構造
JP2002129531A (ja) * 2000-10-21 2002-05-09 Mitsuhiro Fujiwara 水害防止システム
JP4613415B2 (ja) * 2000-10-21 2011-01-19 充弘 藤原 水害防止方法
JP2007120081A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Itoki Corp 起立式防水板装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6126362A (en) Pressure secured liquid damming protective bank device and method
US5645373A (en) Flood control barrier system and method
EP1181416B1 (en) A rapid emergency dam
CN107429495B (zh) 可延伸式柔性拦洪屏障
US20070243021A1 (en) Water-filled flood bags for emergency flood control
JP2008285841A (ja) 止水壁、および止水壁構築方法
US11149392B2 (en) Portable water barrier
CA3085041C (en) Rapidly deployable flood defence system
JPH0931947A (ja) 膨張堤体式貯水装置
RU2246580C2 (ru) Заграждение для защиты от паводка (варианты)
JPH0931939A (ja) 膨張式防水フェンス装置
GB2568474A (en) Improved flood barrier
US11255100B1 (en) Permanent below ground flood barrier installation
US20080219772A1 (en) Berm System
JP2004285801A (ja) 部材間の止水連結方法及び構造
KR102182723B1 (ko) 내구성 및 시공성을 개선한 조립식 가배수로
JP7432439B2 (ja) 浸水防止装置
JP2004218415A (ja) 洪水防止用止水板
JP6909812B2 (ja) 水防装置
GB2347709A (en) Emergency dam
RU2742835C1 (ru) Мобильная барьерная модульная дамба защиты от наводнений
JP6315952B2 (ja) 浸水防止装置
JP2006161364A (ja) 堤防決壊防護構造及び堤防決壊防護シート並びにその敷設方法
JP4652908B2 (ja) 管状可撓膜製膨張堤体支持装置、同支持構造体、同支持設備及びこれを用いた防水設備
KR200340987Y1 (ko) 어도가 형성되고 심층수 배출이 용이한 공압식 가동보

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041209

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02