JP2008162480A - 車両用雨滴検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置において、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変える。
【解決手段】車両用雨滴検出装置1は、車両10のガラス11に付着した雨滴量を検出し、検出雨滴量によってワイパ12の払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置1であって、ワイパ12が設定回数Nだけ払拭動作を行う間において検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に払拭モードをダウンさせる制御手段5を備え、検出雨滴量と払拭モードの相関関係を調整する感度調整手段152の感度情報を取り込んで、感度情報に基づいて設定回数Nを変えるように制御手段5が構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置に関するものである。
車両のガラス(フロントガラス)に付着した雨滴を払拭するワイパを自動制御するワイパ自動制御装置では、車両用雨滴検出装置が利用されている。車両用雨滴検出装置として、フロントガラスが反射した発光素子の光を受光素子へ導き、この受光量を受光素子が検出することによって雨滴量を検出するものが知られている。この車両用雨滴検出装置では、フロントガラスに付着した雨滴量に応じて受光素子の受光量が変化することを利用して雨滴量を検出し、この検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する。
例えば、このような車両用雨滴検出装置を利用したワイパ自動制御装置として、トンネル内のような降雨遮断環境の通過時において降雨状況の急激な変化にスムーズに対応できるワイパ自動制御装置が開示されている(特許文献1を参照)。
このワイパ自動制御装置では、車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別し、この判別に応答して、所定の降雨レベル未満の低レベルの降雨に対して払拭モードを低く設定し、所定の降雨レベル以上の高レベルの降雨に対して払拭モードを高く設定する。
トンネル内で前方を走行する車両からの細かな巻上げ水がフロントガラスに付着し視界を悪化させるため、この水滴の付着を検出してワイパによる払拭を行う必要がある。しかしながら、巻上げによる水滴の粒径が小さく、その供給量が少ないため、巻上げによって視界が悪化するまでには一定の時間を要する。他方、巻上げによる水滴の付着に対して高い払拭モードで払拭を行うと、フロントガラス上の視界が悪化する前に無用な払拭が頻発し煩わしくなる。したがって、トンネル内においては、巻上げの付着に対して反応しつつも、払拭モードをある程度低く抑える必要がある。このため、所定の降雨レベル未満の低レベルの降雨に対して払拭モードを低く設定する。
これに対して、トンネル脱出後では進入前とほぼ同様の降雨状況下にあるため、トンネル進入前と同程度の払拭モードが必要であると考えられる。しかしながら、トンネルのように降雨の遮断状態が一定時間継続する状況においては、運転者(ユーザ)の感覚が降雨のない良好な視界に慣れてしまうため、トンネル脱出時の環境の変化がより急激なものとして感じられる傾向がある。したがって、トンネル脱出時にはより高い払拭モードが望まれる。なお、トンネル脱出時であっても雨量が小さい場合には、視界が悪化するまでに時間がかかるので、それほど高い払拭モードは必要とされない。このため、所定の降雨レベル以上の高レベルの降雨に対して払拭モードを高く設定する。
以上の構成により、降雨遮断環境の通過時において降雨状況の急激な変化にスムーズに対応することを狙っている。
特開平2004−338526号公報
特許文献1では記載されていないが、車両用雨滴検出装置の体格が小さく、小さい体格の車両用雨滴検出装置がフロントガラス全体の雨滴を検知する為、毎回のワイパ動作毎に確実に雨滴を検出することが非常に困難となっている。ここで、多くの車両用雨滴検出装置は、さまざまな感覚をもったユーザのために、検出雨滴量と払拭モードの相関関係を調整する感度調整手段の感度情報を取り込むように構成される。例えば、この感度調整手段が高感度に調整されている場合、この感度情報を取り込んで小雨量においても払拭モードを高く設定する。このため、ワイパ動作が速くなり雨滴を検出できる時間が短くなり、雨滴検出がさらに困難となる。この結果、払拭モードが不要にダウンしてワイパ動作が不安定化する恐れがある。
この問題に対して、所定の繰り返し回数だけ払拭動作を、即ち、所定の設定回数だけ払拭動作をワイパが行う間において、連続して雨滴を検出できない場合に、即ち、検出雨滴量が保持閾値より小さい状態で保持された場合に、払拭モードをダウンさせるように、車両用雨滴検出装置を構成する手法がある。また、所定の平均化処理回数だけ検出雨滴量を連続して取り込んで平均化処理し、この平均化処理値を所定の保持閾値と比較して払拭モードをダウンさせるように、車両用雨滴検出装置を構成する手法もある。
これらの構成では、ワイパ動作を安定化できるが、払拭モードをダウンさせる応答性が遅くなるという問題が生じる。しかし、この応答性は、ユーザの感覚に大きく依存するものであり、一律に「速い・遅い」と判断できるものではない。
一方、トンネル入り口等で降雨が遮断される場合においては、即ち、車両が降雨遮断環境へ進入した場合においては、払拭モードをダウンさせる応答性を速めることが求められる。
本発明は、上記問題点に鑑み、払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置において、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変えることを第1の目的とする。
また、本発明は、払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置において、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性を車両が降雨遮断環境へ進入した場合に速めることを第2の目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の車両用雨滴検出装置は、車両のガラスに付着した雨滴量を検出し、検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置であって、ワイパが設定回数だけ払拭動作を行う間において検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に払拭モードをダウンさせる制御手段を備え、検出雨滴量と払拭モードの相関関係を調整する感度調整手段の感度情報を取り込んで、感度情報に基づいて設定回数を変えるように制御手段が構成されていること特徴とする。
この構成では、ワイパが設定回数だけ払拭動作を行う間において検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に払拭モードをダウンさせるため、ワイパ動作を安定化できる。また、この構成では、感度情報に基づいて設定回数を変える。ここで、感度情報は、ユーザによって調整された情報であるため、ユーザの感覚を表す情報であり、払拭モードをダウンさせる応答性を、設定回数を変えることによって変えることができる。このため、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変えることができる。従って、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変えることができる。
請求項2に記載の車両用雨滴検出装置は、車両のガラスに付着した雨滴量を検出し、検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置であって、ワイパが設定回数だけ払拭動作を行う間において検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に払拭モードをダウンさせる制御手段を備え、車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んで、第1判別情報に基づいて設定回数を減少させるように制御手段が構成されていること特徴とする。
この構成では、ワイパが設定回数だけ払拭動作を行う間において検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に払拭モードをダウンさせるため、ワイパ動作を安定化できる。また、この構成では、車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報に基づいて設定回数を減少させる。ここで、払拭モードをダウンさせる応答性を、設定回数を減少させることによって速めることができるため、車両が降雨遮断環境へ進入した場合に速めることできる。従って、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性を、車両が降雨遮断環境へ進入した場合に速めることできる。
請求項3に記載の車両用雨滴検出装置は、車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んで、第1判別情報に基づいて設定回数を減少させるように制御手段が構成されていることを特徴とする。この構成では、請求項1と請求項2の両方に記載の構成をあわせて備えるため、上述の両方の効果を得ることができる。
請求項4に記載の車両用雨滴検出装置は、設定回数において第1判別情報に基づく減少回数を、感度情報に基づいて変えるように制御手段が構成されていることを特徴とする。これにより、払拭モードをダウンさせる応答性を、車両が降雨遮断環境へ進入した場合に、ユーザの感覚に合わせて速めることできる。
請求項5に記載の車両用雨滴検出装置は、車両が走行する方向において降雨遮断環境による降雨遮断距離が判定距離より短いことを判別した第2判別情報を取り込んで、第1判別情報に基づく設定回数の減少を、第2判別情報に基づいて行わせないように制御手段が構成されていることを特徴とする。
この構成では、降雨遮断距離が判定距離より短いことを判別した第2判別情報に基づいて、第1判別情報に基づく設定回数の減少を行わせない。これにより、降雨遮断距離が判定距離より短いために、降雨遮断環境の外側の降雨環境へ短時間で復帰すると想定される場合に、設定回数の減少を不要に行わせないようにできる。
請求項6に記載の車両用雨滴検出装置は、車両のガラスに付着した雨滴量を検出し、検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置であって、検出雨滴量を連続して平均化処理回数だけ取り込んで平均化処理し、平均化処理値が第2保持閾値より小さい場合に払拭モードをダウンさせる制御手段を備え、検出雨滴量と払拭モードの相関関係を調整する感度調整手段の感度情報を取り込んで、感度情報に基づいて平均化処理回数を変えるように制御手段が構成されていること特徴とする。
この構成では、検出雨滴量を連続して平均化処理回数だけ取り込んで平均化処理し、平均化処理値が第2保持閾値より小さい場合に払拭モードをダウンさせるため、ワイパ動作を安定化できる。また、この構成では、感度情報に基づいて平均化処理回数を変える。ここで、払拭モードをダウンさせる応答性を、平均化処理回数を変えることによって変えることができるため、ユーザの感覚に合わせて変えることができる。従って、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変えることができる。
請求項7に記載の車両用雨滴検出装置は、車両のガラスに付着した雨滴量を検出し、検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置であって、検出雨滴量を連続して平均化処理回数だけ取り込んで平均化処理し、平均化処理値が第2保持閾値より小さい場合に払拭モードをダウンさせる制御手段を備え、車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んで、第1判別情報に基づいて平均化処理回数を減少させるように制御手段が構成されていること特徴とする。
この構成では、検出雨滴量を平均化処理回数だけ連続して取り込んで平均化処理し、平均化処理値が第2保持閾値より小さい場合に払拭モードをダウンさせるため、ワイパ動作を安定化できる。また、この構成では、車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報に基づいて平均化処理回数を減少させる。ここで、払拭モードをダウンさせる応答性を、平均化処理回数を減少させることによって速めることができるため、車両が降雨遮断環境へ進入した場合に速めることできる。従って、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性を、車両が降雨遮断環境へ進入した場合に速めることできる。
請求項8に記載の車両用雨滴検出装置は、車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んで、第1判別情報に基づいて平均化処理回数を減少させるように制御手段が構成されていることを特徴とする。この構成では、請求項6と請求項7の両方に記載の構成をあわせて備えるため、これらの両方の効果を得ることができる。
請求項9に記載の車両用雨滴検出装置は、平均化処理回数において第1判別情報に基づく減少回数を、感度情報に基づいて変えるように制御手段が構成されていることを特徴とする。これにより、払拭モードをダウンさせる応答性を、車両が降雨遮断環境へ進入した場合に、ユーザの感覚に合わせて速めることできる。
請求項10に記載の車両用雨滴検出装置は、車両が走行する方向において降雨遮断環境による降雨遮断距離が判定距離より短いことを判別した第2判別情報を取り込んで、第1判別情報に基づく平均化処理回数の減少を、第2判別情報に基づいて行わせないように制御手段が構成されていることを特徴とする。これにより、降雨遮断距離が判定距離より短いために、降雨遮断環境の外側の降雨環境へ短時間で復帰すると想定される場合に、平均化処理回数の減少を不要に行わせないようにできる。
以下、本発明の一実施形態による車両用雨滴検出装置を、車両用のワイパ自動制御装置に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(構成)
図1において、ワイパ自動制御装置は、車両用雨滴検出装置であるレインセンサ1とワイパコントローラ14を備え、車両10のフロントガラス11に付着した雨滴を払拭するワイパ12を駆動させる。レインセンサ1は、フロントガラス11に付着した雨滴量を検出し、この検出雨滴量によってワイパ12の払拭モードを選定するものである。レインセンサ1は、ワイパ自動制御に必要な情報をワイパコントローラ14を介して入力し、ワイパ駆動要求をワイパコントローラ14に出力する。ワイパコントローラ14は、このワイパ駆動要求に従ってワイパモータ13を作動させてワイパ12を駆動させる。
ワイパ自動制御に必要な情報は、モードスイッチ151からのオート・マニュアル切り替え情報と、感度調整手段である感度ボリュームスイッチ152からの感度情報である感度ボリューム情報(感度VOL情報)と、車速センサ16からの車速情報と、ナビゲーションECUからの降雨遮断情報(トンネル等)等である。尚、これらの情報を、ワイパコントローラ14を介さないでレインセンサ1に入力させるように構成することも可能である。
ワイパスイッチ15は、上述のモードスイッチ151と感度ボリュームスイッチ152を備える。モードスイッチ151は、矢印R1の方向へ切り替えることによってワイパ12の動作停止、オートモード、マニュアルモード(Int、Lo、Hi)の各動作モードに切り替えることができ、これらを示すオート・マニュアル切り替え情報を、ワイパコントローラ14を介してレインセンサ1に入力させる。
感度ボリュームスイッチ152は、オートモードが選択されているときに、運転者(ユーザ)が、レインセンサ1の検出雨滴量と払拭モードの相関関係を調整するものであり、即ち、同じ検出雨滴量に対してワイパ12の払拭頻度(単位時間当たりの払拭回数)を変更するものである。感度ボリュームスイッチ152は、矢印R2の方向へ切り替えることによって最大感度(MAX),中間感度(MID),最小感度(MIN)に切り替えることができ、これらを示す感度VOL情報を、ワイパコントローラ14を介してレインセンサ1に入力させる。
レインセンサ1は、発光ダイオード2と、フォトダイオード3と、プリズム4と、制御手段である制御装置5を備える。CPU等から構成される制御装置5は、LED駆動回路21を作動させて発光ダイオード2を点燈する。これにより、発光ダイオード2は、プリズム4を介してガラス面11aを照射する。フォトダイオード3は、ガラス面11aが反射した発光ダイオード2の発する光をプリズム4を介して受光し、この受光量に応じて出力する。この出力が、増幅回路31で増幅され、レインセンサ1が検出した検出雨滴量として制御装置5に入力される。
ここで、光路P1ではガラス面11aに雨滴が付着していないため、光路P1の光は、ガラス面11aによってほぼ全反射され、フォトダイオード3に受光される。一方、光路P2ではガラス面11aに雨滴11bが付着しているため、光路P2の光は、雨滴11bによってフロントガラス11を透過するようになり、フォトダイオード3に受光されない。従って、ガラス面11aの内でレインセンサ1の検出領域において雨滴の付着割合が増加すると、フォトダイオード3の受光量が減少し、これにより、フォトダイオード3の出力は減少する。即ち、この出力が減少すると、レインセンサ1が検出した検出雨滴量は増加する。
制御装置5は、フォトダイオード3からの出力による検出雨滴量と、感度ボリュームスイッチ152からの感度VOL情報と、車速センサ16からの車速情報と、ナビゲーションECUからの降雨遮断情報(トンネル等)等を取り込んで、払拭モードを選定してワイパ駆動要求をワイパコントローラ14に出力する。
尚、発光ダイオード2と、LED駆動回路21と、フォトダイオード3と、増幅回路31と、制御装置5は、回路基板6に実装され、これらが実装された回路基板6とプリズム4が、図示しない保護ケースに収納され、レインセンサ1が構成される。
図3(a)において、ワイパ12は、フロントガラス11の払拭領域11c、11dを払拭するが、ワイパ12が払拭領域11dを払拭している間は、レインセンサ1による雨滴検出ができない。図3(b)において、ワイパ12は、時間t1の間で払拭領域11c、11dを払拭(ON)し、時間t2の間で停止(OFF)し、このON/OFFを交互に繰り返して払拭動作を行う。
従って、時間t1においてワイパ12が払拭領域11cを払拭している間と、時間t2との合計時間が、レインセンサ1の雨検出可能時間tsとなり、時間t1においてワイパ12が払拭領域11dを払拭している時間が、レインセンサ1の雨検出不可能時間txとなる。即ち、レインセンサ1は、ワイパ12の一払拭動作毎に、雨検出可能時間tsの間で雨滴を検出する。この雨検出可能時間tsは、HI連続モード、LO連続モード、間欠モードの順に長く設定される。
この雨検出可能時間tsが短い時間であっても、小さい体格のレインセンサ1がフロントガラス11全体の雨滴を確実に検知できるようにするために、ワイパ12が設定回数Nだけ払拭動作を行う間において、連続して検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に払拭モードをダウンさせるように制御装置5を構成する。
また、感度ボリュームスイッチ152によってユーザが調整した感度VOL情報を取り込んで、この感度VOL情報に基づいて設定回数Nを変えるように制御装置5を構成する。ここで、ユーザが調整した感度VOL情報がユーザの感覚を表す情報であり、払拭モードをダウンさせる応答性を設定回数Nを変えることによって変えることができるため、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変えることができる。
(作動)
次に、以上のように構成されたレインセンサ1において、オートモードが選択されているときに、制御装置5が実行するワイパ駆動要求の制御フローを、図4−図8に基いて説明する。
図4のステップS100で、制御装置5のRAMを初期化し、ステップS110で、入力処理を行う。
ステップS110の入力処理は、図5に示すステップS200−S220において行われる。ステップS200で、車速センサ16から車速情報を入力し、ステップS210で、感度ボリュームスイッチ152からの感度VOL情報を、ユーザによって設定された設定感度として入力する。ステップS220で、ナビゲーションECU17から降雨遮断情報を入力し、ステップS110の入力処理を終了する。
図4のステップS120で、検出雨滴量等に応じて払拭モードを選定するために、後述する図6のステップS300の雨判定閾値を決定する雨判定閾値決定処理を実行する。尚、雨判定閾値決定処理において、後述する図6のステップS320の第1保持閾値と、ステップS380の第1モードアップ閾値も併せて決定する。尚、この雨判定閾値と第1保持閾値と第1モードアップ閾値は、ステップS110の入力処理で入力された各種情報によって変動するものである。ステップS130で、フロントガラス11に付着した雨滴量を検出して雨量検出を行う。ステップS130の後、ステップS140で、払拭モード選定処理を行う。
ステップS140の払拭モード選定処理は、図6に示すステップS300−S420において行われる。ステップS300で、払拭停止であって雨ありであるか、そうでないかを判定する。具体的に、ワイパ12が払拭停止しているか否かを判定し、且つ、雨の有り無しの判定、即ち、検出雨滴量が雨判定閾値以上か否かを判定する。ワイパ12が払拭停止しているか否かの判定は、ワイパコントローラ14からワイパモータ作動信号を取り込む等して行う。
ステップS300で「NO」と判定された場合、即ち、ワイパ12が払拭動作を行っていると判定された場合、または、雨無しと払拭停止の両方が判定された場合、スッテプS310で、モードダウンマップ選定処理を行う。
ステップS310のモードダウンマップ選定処理は、図7に示すステップS500−S530において行われる。ステップS500で、感度ボリュームスイッチ152からの感度VOL情報を取り込んで、「MAX」と「MID」と「MIN」のいずれに切り替えられているかを判定する。「MAX」に切り替えられている場合、ステップS510で、モードダウンマップとしてマップ1を選定し、「MID」に切り替えられている場合、ステップS520で、モードダウンマップとしてマップ3を選定する。また、「MIN」に切り替えられている場合、ステップS530で、モードダウンマップとしてマップ5を選定する。
図8に示すように、マップ5においてHI連続モードから停止させる場合、HI連続モードからLO連続モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを4回とし、LO連続モードから停止モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを1回とする。マップ5においてLO連続モードから停止させる場合、LO連続モードから間欠Aモードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを3回とし、間欠Aモードから停止モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを1回とする。マップ5において間欠モードから停止させる場合、間欠Bモードから間欠Cモードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを2回とし、間欠Cモードから停止モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを1回とする。
このように、HI連続モードからモードダウンさせる設定回数Nに比較して、LO連続モードからモードダウンさせる設定回数Nを小さくし、これらのモードダウンにおける設定回数Nと比較して、間欠モードからモードダウンさせる設定回数Nを小さくしている。これは、雨検出可能時間tsが、HI連続モード、LO連続モード、間欠モードの順に長く設定されているため、この順に設定回数Nを小さくしても、フロントガラス11全体の雨滴を確実に検知できるからである。
また、マップ5においてHI連続モードからLO連続モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを4回としているのに対して、マップ3においてHI連続モードからLO連続モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを(4+a)回とし、マップ1においてHI連続モードからLO連続モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを(4+b)回とする。ここで、例えば、b>a>0の関係となるように整数bと整数aを設定する。このように、感度VOL情報を「MIN」から「MID」へ、「MID」から「MAX」へ切り替えるにしたがって、HI連続モードからモードダウンさせる設定回数Nを増加するように、制御装置5を構成する。
上述したように、ユーザが調整した感度VOL情報がユーザの感覚を表す情報であるため、ステップS310のモードダウンマップ選定処理によって、ユーザの感覚に合わせて設定回数Nを変えることができる。
図6のステップS310のモードダウンマップ選定処理を終了して、ステップS320で、モード保持以上の雨量があるか否かを判定する。具体的に、検出雨滴量が第1保持閾値以上であるか否かを判定する。
ステップS320で「NO」と判定された場合、即ち、検出雨滴量が第1保持閾値より小さいと判定された場合、ステップS330で、モードダウンカウンタアップ処理を行う。具体的に、モードダウンカウンタのカウント値を増加させる。尚、このカウント値を増加させることと、ワイパ12の一払拭動作を対応させる。ステップS340で、モードダウンカウンタのカウント値が、ステップS310で選定された設定回数N以上であるか否かを判定する。ステップS340で「YES」と判定された場合、即ち、モードダウンカウンタのカウント値がN以上であると判定された場合、スッテプS350で、モードダウン処理を行う。
例えば、HI連続モードが選定されている状態であって、スッテプS310でマップ1が選定された場合、ステップS340でNは(4+b)であり、スッテプS350で、HI連続モードからLO連続モードへモードダウンさせる。スッテプS350の後、スッテプS360でモードダウンカウンタクリア処理を行う。具体的に、カウント値をゼロに設定する。スッテプS360の後、図4のステップS150で、ワイパ駆動要求処理、即ち、LO連続モードのワイパ駆動要求をワイパコントローラ14に出力する。
スッテプS150の後、ステップS110へ戻る。この場合、スッテプS360でモードダウンカウンタクリア処理を行っているため、次回のステップS330では、モードダウンカウンタのカウント値を「0」から「1」へ増加させることになる。
一方、図6のステップS340で「NO」と判定された場合、即ち、モードダウンカウンタのカウント値が設定回数Nより小さいと判定された場合、スッテプS390で、モード保持処理を行う。例えば、HI連続モードが選定されている状態では、HI連続モードが保持され、図4のステップS150で、HI連続モードのワイパ駆動要求をワイパコントローラ14に出力する。スッテプS150の後、ステップS110へ戻る。このため、ステップS340で「YES」と判定されるまで、モード保持処理(ステップS390)を繰り返すことになる。
この結果、ワイパ12が設定回数Nだけ払拭動作を行う間において、連続して検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に払拭モードをダウンさせるように制御装置5を構成したことになる。これにより、ワイパ12の払拭動作を安定化できる。また、設定回数Nを変えることによって、払拭モードをダウンさせる応答性を変えることができると共に、上述したように、ステップS310のモードダウンマップ選定処理によって、ユーザの感覚に合わせて設定回数Nを変えることができる。
例えば、ユーザが高い感度調整値(「MAX」)を設定している場合、設定回数Nを多く設定するため、ワイパ動作をより安定化できる。一方、ユーザが低い感度調整値(「MIN」)を設定している場合、設定回数Nを少く設定するため、払拭モードをダウンさせる応答性を速めることができる。即ち、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変えることができる。
ここで、ユーザが低い感度調整値(「MIN」)を設定している場合、設定回数Nを少く設定するが、同検出雨滴量において払拭モードが低く設定されるため、ワイパ動作時間(t1+t2)が長くなり、雨検出可能時間tsを長く確保できる。このため、同検出雨滴量においてワイパ動作の安定性を悪くすることもない。
尚、ステップS300で「NO」と判定された場合において雨無しと払拭停止の両方が判定された場合、ステップS350とステップS390のいずれのステップにおいても払拭停止状態が維持され、上述と同様の制御が行われる。
以上により、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変えることができる。
次に、ステップS320で「YES」と判定された場合、即ち、検出雨滴量が第1保持閾値以上と判定された場合、ステップS370でモードダウンカウンタクリア処理を行う。ステップS370の後、ステップS380で、検出雨滴量が第1モードアップ閾値以上であるか否かを判定する。尚、この第1モードアップ閾値は、第1保持閾値より大きい閾値である。ステップS380で「NO」と判定された場合、即ち、検出雨滴量が第1モードアップ閾値より小さいと判定された場合、スッテプS390へ進む。
ステップS380で「YES」と判定された場合、即ち、検出雨滴量が第1モードアップ閾値以上であると判定された場合、スッテプS400でモードアップ処理をする。ステップS400の後、図4のステップS150で、モードアップされた払拭モードのワイパ駆動要求をワイパコントローラ14に出力する。スッテプS150の後、ステップS110へ戻る。
ステップS300で「YES」と判定された場合、即ち、ワイパ12が払拭動作を行っていないと判定され、且つ、検出雨滴量が雨判定閾値以上と判定された場合、ステップS410でモードダウンカウンタクリア処理を行う。ステップS410の後、ステップS420で初回の払拭モードを設定する。ステップS420の後、図4のステップS150で、設定された初回の払拭モードのワイパ駆動要求をワイパコントローラ14に出力する。スッテプS150の後、ステップS110へ戻る。
尚、図8に示すモードダウンマップに限定しないで、例えば、整数「a」をゼロとして、マップ5において、HI連続モードからLO連続モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを3とし、LO連続モードから間欠Aモードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを2とすることも可能である。
(第1変形例)
第1変形例では、図9に示すように、図7に示すフローチャートに対して、図5のステップ220で入力した降雨遮断情報に基づいて行うステップS610,S640,S670を追加し、これにより、ステップS630,S660,S690によるマップ2,4,6を追加する。例えば、ステップS600で、感度VOLが「MIN」に切り替えられていると判定された場合、ステップS670で、トンネル等の降雨遮蔽物があるか否かを判定する。ステップS670で「NO」と判定された場合、即ち、車両10が降雨遮断環境へ進入していないと判定された場合、ステップS680でマップ5が選定されて上述と同様の効果が得られる。
一方、ステップS670で「YES」と判定された場合、即ち、車両10がトンネル等の降雨遮断環境へ進入したと判定された場合、つまり、車両10が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んだ場合、ステップS690でマップ6が選定される。
図10に示すように、マップ6において、HI連続モードから停止させる場合、HI連続モードからLO連続モードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを(4−f)回とし、LO連続モードから停止させる場合、LO連続モードから間欠Aモードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを(3−f)回とする。また、間欠モードから停止させる場合、間欠Bモードから間欠Cモードへモードダウンさせる場合の設定回数Nを(2−f)回とする。即ち、マップ5の設定回数Nから整数fを差し引いて、マップ6の設定回数Nを求めている。同様にして、マップ3の設定回数Nから整数eを差し引いて、マップ5の設定回数Nを求め、マップ1の設定回数Nから整数dを差し引いて、マップ2の設定回数Nを求めている。
車両10がトンネル等の降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報に基づいて設定回数Nを減少させるため、払拭モードをダウンさせる応答性を、車両10が降雨遮断環境へ進入した場合に速めることできる。即ち、例えば、トンネル入り口でワイパ停止を速めることができる。
ここで、例えば、d>e=f>0の関係となるように整数dと整数eと整数fを設定する。即ち、設定回数Nにおいて第1判別情報に基づく減少回数を、感度情報に基づいて変えるように制御手段が構成される。これにより、払拭モードをダウンさせる応答性を、車両が降雨遮断環境へ進入した場合に、ユーザの感覚に合わせて速めることできる。
尚、本変形例では、感度VOL情報と降雨遮断情報の両方に基づいて設定回数Nを設定するモードダウンマップとしているが、これに限らないで、感度VOL情報に基づかないで、降雨遮断情報に基づいて設定回数Nを減少させるモードダウンマップとすることも可能である。
(第2変形例)
第2変形例では、図11に示すように、図9に示すフローチャートに対して、ステップS730,S770,S810を追加する。例えば、ステップS700で、感度VOLが「MIN」に切り替えられていると判定された場合であって、ステップS790で、降雨遮蔽物があると判定された場合、ステップS810で降雨遮断距離である遮蔽物長さが判定距離である30メートル(m)以上であるか否かを判定する。ステップS810で「NO」と判定された場合、即ち、遮蔽物長さが30mより短いと判定された場合、つまり、降雨遮断距離が判定距離より短いことを判別した第2判別情報を取り込んだ場合、ステップS800でマップ5が選定されて図7に示す場合と同様の効果が得られる。
一方、ステップS810で「YES」と判定された場合、即ち、遮蔽物長さが30m以上と判定された場合、ステップS820でマップ6が選定されて図9に示す場合と同様の効果が得られる。
即ち、遮蔽物長さが30mより短いと判定された場合、車両10がトンネル等の降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報に基づく設定回数の減少を行わせない。遮蔽物長さが30mより短い場合、例えば、車両10が橋げた等へ進入した場合、降雨遮断環境の外側の降雨環境へ短時間で復帰すると想定されるため、設定回数Nの減少を不要に行わせないようにさせることができる。尚、遮蔽物長さは、30mに限らない。
(第3変形例)
また、検出雨滴量を連続して平均化処理回数Mだけ取り込んで平均化処理し、平均化処理値が第2保持閾値より小さい場合に払拭モードをダウンさせるように、制御装置5を構成することも可能である。尚、この場合の第2保持閾値は、上述の第1保持閾値と異なる閾値である。本変形例では、図6と図8と図10において設定回数Nの代わりに平均化処理回数Mを設定する平均化回数マップとし、感度VOL情報と降雨遮断情報の少なくとも一方の情報に基づいて平均化処理回数Mを設定する。
具体的に、図4のステップS140の払拭モード選定処理は、図12に示すステップS900−S970において行われる。ステップS900で、払拭停止であって雨ありであるか、そうでないかを判定し、「NO」と判定された場合、スッテプS910で、平均化回数マップ選定処理を行う。
ステップS910の平均化回数マップ選定処理は、図7に示すステップS500−S530において行われる。但し、図8において設定回数Nの代わりに、これと異なる平均化処理回数Mを設定する平均化回数マップとする。ステップS910の後に、ステップS920で、モード保持以上の平均雨量があるか否かを判定する。具体的に、スッテプS910で得られた平均化処理回数Mだけ検出雨滴量を連続して取り込んで平均化処理し、この平均化処理値が第2保持閾値以上であるか否かを判定する。ステップS920で「NO」と判定された場合、即ち、平均化処理値が第2保持閾値より小さいと判定された場合、スッテプS930でモードダウン処理を行い、図4のステップS150でワイパ駆動要求を行い、ステップS110へ戻る。
この結果、ワイパ12の払拭動作を安定化できる。また、平均化処理回数Mを変えることによって、払拭モードをダウンさせる応答性を変えることができると共に、上述したように、ステップS910の平均化回数マップ選定処理によって、ユーザの感覚に合わせて平均化処理回数Mを変えることができる。
ステップS920で「YES」と判定された場合、即ち、平均化処理値が第2保持閾値以上と判定された場合、ステップS940で、平均化処理値が第2モードアップ閾値以上であるか否かを判定する。尚、この第2モードアップ閾値は、第2保持閾値より大きい閾値である。ステップS940で「NO」と判定された場合、即ち、平均化処理値が第2モードアップ閾値より小さいと判定された場合、スッテプS950へ進む。
ステップS940で「YES」と判定された場合、即ち、平均化処理値が第2モードアップ閾値以上であると判定された場合、スッテプS960でモードアップ処理をする。ステップS950、S960の後、図4のステップS150でワイパ駆動要求を行い、ステップS110へ戻る。尚、第2保持閾値と第2モードアップ閾値は、図4のステップS120で決定される。
ステップS900で「YES」と判定された場合、ステップS970で初回の払拭モードを設定し、図4のステップS150でワイパ駆動要求を行い、ステップS110へ戻る。
尚、ステップS910で、図9に示す平均化回数マップ選定処理を行えば、降雨遮断情報に基づいて平均化処理回数Mを設定する平均化回数マップとすることも可能である。また、ステップS910で、図11に示す平均化回数マップ選定処理を行えば、降雨遮断環境の外側の降雨環境へ短時間で復帰すると想定される場合に、平均化処理回数Mの減少を不要に行わせないようにできる。以上により、本変形例でも、上述の効果と同様の効果を得ることができる。
また、ナビゲーションECU17から降雨遮断情報を入力しないで、ライトセンサ(受光センサ)を利用して、降雨遮断情報を取り込むことも可能である。車両10の進行方向と上方向の2方向を検知するライトセンサ(受光センサ)を利用して遮蔽物長さの判別をするように構成することも可能である。
また、レインセンサ1として、上述した光学式レインセンサに限るものではなく、雨滴量に応じて容量が変化する静電容量式のレインセンサ等を用いることも可能である。
以上、本発明による車両用雨滴検出装置であるレインセンサ1は、車両10のガラスであるフロントガラス11に付着した雨滴量を検出し、検出雨滴量によってワイパ12の払拭モードを選定するレインセンサ1であって、ワイパ12が設定回数Nだけ払拭動作を行う間において検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に払拭モードをダウンさせる制御手段である制御装置5を備え、検出雨滴量と払拭モードの相関関係を調整する感度調整手段である感度ボリュームスイッチ152の感度情報を取り込んで、感度情報に基づいて設定回数Nを変えるように制御装置5が構成されている。
これにより、払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置において、ワイパ動作を安定化しつつ、払拭モードをダウンさせる応答性をユーザの感覚に合わせて変えることができる。
尚、上述した例に限らないで、これらの組み合わせや、他の種々の変形例が考えられる。
図1は、本発明の一実施形態による車両用雨滴検出装置であるレインセンサ1を車両10のワイパ自動制御装置に適用した例を示す概念図である 図2は、図1に示すレインセンサ1の構成図である 図3(a)は、レインセンサ1の雨検出可能時間tsとワイパ12の払拭動作との関係を説明するための概念図であり、図3(b)は、雨検出可能時間tsと払拭動作との関係を説明するためのグラフである。 図4は、ワイパ駆動要求処理のメインルーチンを示すフローチャート図である。 図5は、入力処理に関するサブルーチンを示すフローチャート図である。 図6は、払拭モード選定処理に関するサブルーチンを示すフローチャート図である。 図7は、モードダウンマップ選定処理に関するサブルーチンを示すフローチャート図である。 図8は、図7に示すモードダウンマップを説明するための表である。 図9は、図7の第1変形例を示すフローチャート図である。 図10は、図9に示すモードダウンマップを説明するための表である。 図11は、図7の第2変形例を示すフローチャート図である。 図12は、図6の変形例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 レインセンサ(車両用雨滴検出装置)、2 発光ダイオード、21 LED駆動回路
3 フォトダイオード、31 増幅回路、4 プリズム、5 制御装置(制御手段)
6 回路基板、10 車両、11 フロントガラス(ガラス)、11a ガラス面
11b 雨滴、11c、11d 払拭領域、12 ワイパ、13 ワイパモータ
14 ワイパコントローラ、15 ワイパスイッチ、151 モードスイッチ
152 感度ボリュームスイッチ(感度調整手段)、16 車速センサ
17 ナビゲーションECU

Claims (10)

  1. 車両のガラスに付着した雨滴量を検出し、該検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置であって、
    前記ワイパが設定回数だけ払拭動作を行う間において前記検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に前記払拭モードをダウンさせる制御手段を備え、
    前記検出雨滴量と前記払拭モードの相関関係を調整する感度調整手段の感度情報を取り込んで、該感度情報に基づいて前記設定回数を変えるように前記制御手段が構成されていること特徴とする車両用雨滴検出装置。
  2. 車両のガラスに付着した雨滴量を検出し、該検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置であって、
    前記ワイパが設定回数だけ払拭動作を行う間において前記検出雨滴量が第1保持閾値より小さい状態で保持された場合に前記払拭モードをダウンさせる制御手段を備え、
    前記車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んで、該第1判別情報に基づいて前記設定回数を減少させるように前記制御手段が構成されていること特徴とする車両用雨滴検出装置。
  3. 前記車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んで、該第1判別情報に基づいて前記設定回数を減少させるように前記制御手段が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用雨滴検出装置。
  4. 前記設定回数において前記第1判別情報に基づく減少回数を、前記感度情報に基づいて変えるように前記制御手段が構成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用雨滴検出装置。
  5. 前記車両が走行する方向において前記降雨遮断環境による降雨遮断距離が判定距離より短いことを判別した第2判別情報を取り込んで、前記第1判別情報に基づく前記設定回数の減少を、該第2判別情報に基づいて行わせないように前記制御手段が構成されていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両用雨滴検出装置。
  6. 車両のガラスに付着した雨滴量を検出し、該前記検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置であって、
    前記検出雨滴量を連続して平均化処理回数だけ取り込んで平均化処理し、該平均化処理値が第2保持閾値より小さい場合に前記払拭モードをダウンさせる制御手段を備え、
    前記検出雨滴量と前記払拭モードの相関関係を調整する感度調整手段の感度情報を取り込んで、該感度情報に基づいて前記平均化処理回数を変えるように前記制御手段が構成されていること特徴とする車両用雨滴検出装置。
  7. 車両のガラスに付着した雨滴量を検出し、該検出雨滴量によってワイパの払拭モードを選定する車両用雨滴検出装置であって、
    前記検出雨滴量を連続して平均化処理回数だけ取り込んで平均化処理し、該平均化処理値が第2保持閾値より小さい場合に前記払拭モードをダウンさせる制御手段を備え、
    前記車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んで、該第1判別情報に基づいて前記平均化処理回数を減少させるように前記制御手段が構成されていること特徴とする車両用雨滴検出装置。
  8. 前記車両が降雨遮断環境へ進入したことを判別した第1判別情報を取り込んで、該第1判別情報に基づいて前記平均化処理回数を減少させるように前記制御手段が構成されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用雨滴検出装置。
  9. 前記平均化処理回数において前記第1判別情報に基づく減少回数を、前記感度情報に基づいて変えるように前記制御手段が構成されていることを特徴とする請求項8に記載の車両用雨滴検出装置。
  10. 前記車両が走行する方向において前記降雨遮断環境による降雨遮断距離が判定距離より短いことを判別した第2判別情報を取り込んで、前記第1判別情報に基づく前記平均化処理回数の減少を、該第2判別情報に基づいて行わせないように前記制御手段が構成されていることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか一項に記載の車両用雨滴検出装置。
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