JPH09109840A - 車両用ワイパ制御装置 - Google Patents

車両用ワイパ制御装置

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JPH09109840A
JPH09109840A JP7272468A JP27246895A JPH09109840A JP H09109840 A JPH09109840 A JP H09109840A JP 7272468 A JP7272468 A JP 7272468A JP 27246895 A JP27246895 A JP 27246895A JP H09109840 A JPH09109840 A JP H09109840A
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JP
Japan
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wiper
light
drive
light amount
vehicle
Prior art date
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JP7272468A
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English (en)
Inventor
Tomoko Saito
友子 斉藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインドウガラス上に残った水滴がある特定
の光条件のときのみ光を散乱させ、これが運転者に煩わ
しさを与える状況を考慮したワイパブレードの作動制御
を行う。 【構成】 水滴が付着していると判定された後のS103
では、入射光量Enewを入力し、S104ではEnew
と所定の光量ENとの比較を行い、EnewがENより
小さい場合には、S105にて、Enewと所定の光量E
bとの比較を行い、EnewがEbより大きいときはS
106にてワイパスイッチから出力される信号を入力し、
S107ではこの信号に基づいてワイパが作動中であるか
否かを判断し、ワイパ作動中ではないと判断されたとき
には、S110に進み、ワイパ作動信号を出力する。ワイ
パ作動中であると判断されたときにはS108に進み、前
回ウインドウガラスを払拭してからの経過時間Δtを求
めてS109に進み、Δtと所定時間Δtbとの比較を行
い、所定時間Δtbが経過したと判断されたときにはS
110に進み、ワイパ作動信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ワイパ制御
装置に関し、特に、車両の撥水処理ウインドウガラスの
払拭を行うワイパの作動制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のウインドウガラスの払拭を
行うワイパブレードと、該ワイパブレードの駆動装置と
してのワイパモータとからなる車両用ワイパが知られて
いる。かかる車両ワイパの制御装置としては、従来、特
開平1−314649号公報に示すようなものがある。
【0003】このものは、ウインドウガラス表面の水滴
を検出すると共に、車速を検出し、これらの検出信号に
応じてワイパモータの駆動を制御して、ワイパブレード
の作動制御を行う構成となっている(図13参照)。か
かる技術は、洗車時等に水滴を検出しただけでは、ワイ
パブレードの作動が行われないようにして、誤作動を防
止することを目的としたものである。
【0004】又、従来の車両ワイパの制御装置として
は、特開平3−7641号公報に示すようなものもあ
る。このものは、雨滴を検出する雨滴センサを備え、こ
の雨滴センサからの雨滴パルスを積算し、この積算値が
所定の制御しきい値に達したときには、該積算値をクリ
アすると共に、ワイパを作動させる制御を行う装置にお
いて、雨滴パルスの積算時間を判定するための所定の時
間しきい値と、前記所定の制御しきい値よりも低レベル
の時間しきい値を設定し、雨滴パルスの積算時間が時間
しきい値を越えたときに、前記雨滴の積算値が前記低レ
ベルの時間しきい値に達していない場合には、ワイパを
作動させずに積算値をクリアすることにより、微小降雨
時のワイパ動作の適正化を図るようにしたものである
(図14参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ウ
インドウガラスに撥水処理を施している場合や、油膜等
が付着している場合等により、ウインドウガラスへの水
滴の付着条件が異なるため、水滴がウインドウガラスに
球状の残る等、水滴の状態が変わる。このため、運転者
は、水滴の状態に応じてワイパの動作間隔を変え、例え
ばウインドウガラスに撥水処理を施している場合等にお
いては、前記動作間隔を長く設定することが考えられ
る。
【0006】この場合、車両ワイパの制御装置として、
水滴の状態を検出し、この水滴の状態に応じてワイパの
動作間隔を可変制御する内容を採用することにより、水
滴の状態に応じてワイパの動作間隔を自動的に変更させ
ることができる。しかし、このように水滴の状態を検出
し、この水滴の状態に応じてワイパの動作間隔を可変制
御する内容だけでは、ウインドウガラス上に水滴が残る
場合が生じる。
【0007】このようにウインドウガラス上に残った水
滴は次のような影響を与える。即ち、ウインドウガラス
上に残った水滴がある特定の光条件のときのみ光を散乱
させ、これが運転者に煩わしさを与える。これを詳述す
ると、図15に示すように、ウインドウガラス20に水
滴21がある場合には、前方上方からの光が水滴21に
入射され、ウインドウガラス20を通して運転者のアイ
ポイントE方向に向かってくるが、水滴21が残ってい
ても、光が入射されないときには上記のように光が運転
者のアイポイントE方向に向かってくることはない。
【0008】このため、水滴21が残っていても、光が
入射されないときには良好な視界が得られているため、
運転者がワイパを作動させないでいると、夜間において
街路灯22等の下を自動車が通過するときに、上記のよ
うに前方上方からの光が水滴に入射され、ウインドウガ
ラス20を通して運転者のアイポイントE方向に向かっ
てくるため、これが運転者に煩わしさ与えてしまう。
【0009】そこで、本発明は、以上のような従来の実
情に鑑み、降雨状況に応じてワイパブレードの作動制御
を行う構成に加え、ウインドウガラス上に残った水滴が
ある特定の光条件のときのみ光を散乱させ、これが運転
者に煩わしさを与える状況を考慮したワイパブレードの
作動制御を行うことにより、上記従来の問題点を解決す
ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、図1に示すように、車両の撥水処理ウインド
ウガラスの払拭を行うワイパブレードと該ワイパブレー
ドの駆動装置を含んで構成されるワイパと、降雨状況を
検出する降雨状況検出手段と、所定の角度からウインド
ウガラスに入射する光の光量を検出する光量検出手段
と、前記降雨状況検出手段及び光量検出手段から夫々出
力される検出信号に基づいて前記ワイパを駆動するか否
かを判定する駆動判定手段と、前記駆動判定手段の判定
結果に基づいてワイパの駆動を制御する制御手段と、を
含んで構成した。
【0011】請求項2に係る発明は、車速を検出する車
速検出手段を含んで構成され、前記駆動判定手段を、前
記降雨状況検出手段、光量検出手段及び前記車速検出手
段から夫々出力される検出信号に基づいて前記ワイパを
駆動するか否かを判定する構成とした。
【0012】請求項3に係る発明は、前記所定角度は、
光がウインドウガラス上の水滴を透過して運転者のアイ
ポイント方向に向かうときの光の透過率が最高値となる
直前の光の照射角度であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図2において、車両の撥水処理ウイ
ンドウガラスの払拭を行うワイパブレード1と、このワ
イパブレード1の駆動装置としてのワイパモータ2とか
らなるワイパ3が設けられており、ワイパ3はコントロ
ールユニット4からの制御信号に基づいて作動が制御さ
れる。
【0014】コントロールユニット4には、前記ワイパ
の駆動回路5と、該駆動回路5に制御信号を出力するモ
ータ駆動制御部6とが設けられている。又、コントロー
ルユニット4のモータ駆動制御部6には、ワイパスイッ
チ7から出力されるON・OFF信号と、降雨状況を検
出する降雨状況検出手段の1例として、ウインドウガラ
ス上の水滴を検出する水滴センサ8から出力される水滴
検出信号と、所定角度からウインドウガラスに入射する
光の光量を検出する光量検出手段としての光量センサ9
から出力される光量検出信号と、が夫々入力される。
【0015】そして、前記モータ駆動制御部6には、各
検出手段からの入力信号に基づいて、ワイパモータ2を
駆動するか否かを判定する駆動判定手段の機能と、この
駆動判定手段の判定結果に基づいてワイパモータ2の駆
動を制御するべく前記ワイパ駆動回路5を制御する制御
手段の機能とを夫々ソフトウェア的に装備している。次
に、かかる構成の作用について説明する。
【0016】先ず、ウインドウガラス上の水滴に入射し
た光が反射されて、運転者のアイポイントに向かうとき
の光条件について説明する。図3及び図4は、ウインド
ウガラスに付着した水滴に光が入射して、運転者のアイ
ポイント方向に向かうときの光の光路を示しており、図
3は水滴を透過しながら運転者のアイポイント方向に向
かう場合、図4は水滴内に入った光が、水滴内部で反射
してから、運転者のアイポイント方向に向かう場合の光
路のパターンである。
【0017】図3の場合は、A面で空気層が水滴内部に
光が入射角θiで入射され、水滴内にθwで入り、水滴
内を通ってB面のガラス面に達し、同様に入射角θk−
θwで入射され、ガラス内にθtwで入り、ガラス内を
通り、ガラスと空気の境界であるC面に到達し、同一の
θtwで入射されθiwで空気層に放出され、運転者の
アイポイント方向に向かうパターンである。
【0018】図4の場合は、図3の場合と同様に、A面
で空気層が水滴内部に光が入射角θiで入射され、水滴
内にθwで入り、水滴内を通って、更にA´面で反射し
た後に、B面のガラス面に達し、同様に入射角θk−θ
wで入射され、ガラス内にθtwで入り、ガラス内を通
り、ガラスと空気の境界であるC面に到達し、同一のθ
twで入射されθiwで空気層に放出され、運転者のア
イポイント方向に向かうパターンである。
【0019】ここで、本発明者らは、光の入射角を変化
させながら、運転者のアイポイント方向の向かう時の光
の透過率の変化をシミュレーションにより算出した。こ
の場合、既知の如く、入射角θiに対するθtは、si
nθt=sinθi/nから求まり、nは屈折率であ
り、空気→水滴、水滴→ガラス、ガラス→空気と境界面
が変化する毎に設定を変化させるようにしている。
【0020】図5にシミュレーションによる結果を示
す。これは図3に示すパターンにて算出した結果であ
る。横軸は光が照射されるときの角度、縦軸はそのとき
の運転者のアイポイント方向に向かうときの透過率を、
ウインドウガラスの角度を変化させながら求めた結果を
示す。ここでの光の照射されるときの角度は、水平方向
に対しての角度を示しており、図6に示すように、50
度方向からの光は傾斜角度30度のウインドウガラスの
水滴に対して、入射角10度で入射されたことを示す。
【0021】かかるシミュレーション結果にから明らか
なように、照射角度が大きくなるに連れて、透過率は大
きくなり、一定角度の間、透過率は変化せず、任意に角
度以上となると、透過率は次第に小さくなっていく。ウ
インドウガラスの傾斜角度により、透過率が最大になる
角度に差は生じる。これは、ウインドウガラスの傾斜角
度が異なることによって、水滴への入射角度が異なるた
めである。
【0022】図7は実際に実車を用いて、等距離から照
射角度を変化させながら、透過率を測定した結果を示し
ている。シミュレーションにより、最大透過率の角度が
明確になるが、これは、シミュレーションの算出は光の
入射を1点で算出しているが、実際には光は束でくるた
め、シミュレーションで透過率が最大になる区間を含む
条件設定のときに、全体の光の透過率が高くなるのであ
る。
【0023】即ち、ウインドウガラスの傾斜角度が30
度のときのシミュレーションの結果を見ると、照射角度
が約10度から30度の間で透過率は最大となり、実際
にはその条件を多く含む照射角度20度で入射された場
合、透過率は高くなると考えられる。次に、実際の走行
場面における光環境(所定角度からウインドウガラスに
入射する光の光量)の設定条件を求める。
【0024】図8は、一般的な街路灯の光度分布から求
めた照射角度θgと光度との関係の一例を示す。これに
よると、照射角度が大きくなるに連れて光度は高くな
り、照射角度30度で最高値となり、その後は少しずつ
減少していく。又、図9は街路灯からの照射角度と距離
との関係の一例を示す。これは、高さ15mに取り付け
られか街路灯により、照射される角度と、運転者のアイ
ポイント方向に届くときの距離とを示す。
【0025】これによると、照射角度10度方向から照
射される光が、運転者のアイポイントから見える距離は
約160mとなるわけである。即ち、運転中に160m
前方にある街路灯は、運転者の上方10度方向に見える
ということを示している。図10は、上記の検討を基
に、実際に自動車前方に存在する街路灯からの光がウイ
ンドウガラス上の水滴に入射されるときの照度及び透過
量(ウインドウガラス傾斜角度30度)を求めた。これ
によると、角度が小さい条件では距離が長いため、実際
に到達する光束量は小さくなり、角度が大きくなるに連
れて、照度は高くなる。
【0026】実際に光の散乱に関係のある透過率でみる
と約45度が最高値となり、その後は減少する。実際に
自動車が走行している場合には、光の条件が最高値に達
する前にウインドウガラスの水滴を払拭する必要があ
り、例えば、この条件では、約25度方向から10Lx
以上の光が検出された場合には、その直後に光の散乱が
生じると判断することが可能である。
【0027】図11は、光量センサ9の一例を示してお
り、ある方向からの光をカットする作用を奏するルーバ
ー10により、検出角度を任意に設定し、その背後に照
度センサ11を組み込むことにより、所定角度θからの
光の光量を安価な構成にて検出することが可能となる。
尚、照度センサの実施形態としては、例えば、照度を感
知して自動車のヘッドランプを作動するスイッチを用い
るようにしても良い。
【0028】又、その他には、画像処理により、街路灯
の位置を算出し、その結果により光量を算出することも
可能である。ここで、水滴センサ8及び光量センサ9か
ら夫々出力される検出信号に基づいてワイパモータ2を
駆動するか否かを判定する駆動判定手段の機能を図12
のフローチャートに基づいて説明する。
【0029】先ず、ステップ101(図ではS101と
略記する。以下同様)では、水滴センサ8から出力され
る信号を入力し、ステップ102では、水滴が付着して
いるか否かを判断する。付着していない場合にはステッ
プ101に戻り、付着している場合にはステップ103
に進む。ステップ103では、光量センサ9により検出
された入射光量Enewを入力し、ステップ104では
その入力光量Enewと所定の光量ENとの比較を行
い、EnewがENより大きい場合には、昼と判断し
て、ステップ101に戻る。
【0030】又、EnewがENより小さい場合には、
夜間と判断して、ステップ105に進む。ステップ10
5では、Enewと所定の光量Ebとの比較を行い、E
newがEbより小さいときは、ステップ101に戻
り、大きいときはステップ106に進む。
【0031】ステップ106では、ワイパスイッチ7か
ら出力される信号を入力し、ステップ107ではこの信
号に基づいてワイパが作動中であるか否かを判断する。
ワイパ作動中ではないと判断されたときには、ステップ
110に進み、ワイパ作動信号を出力する。又、ワイパ
作動中であると判断されたときにはステップ108に進
み、前回ウインドウガラスを払拭してからの経過時間Δ
tを求めてステップ109に進み、Δtと所定時間Δt
bとの比較を行い、ΔtがΔtbより短い場合には払拭
の必要なしと判断してステップ101に戻り、所定時間
Δtbが経過したと判断されたときにはステップ110
に進み、ワイパ作動信号を出力する。
【0032】尚、上記実施の形態における水滴センサ及
び光量センサの他に、車速を検出する車速検出手段とし
ての車速センサを設け、ワイパ駆動判定手段を、水滴セ
ンサ、光量センサ及び車速センサから夫々出力される検
出信号に基づいてワイパモータを駆動するか否かを判定
する構成としても良く、これにより、洗車時等に水滴を
検出しただけでは、ワイパブレードの作動が行われない
ようにして、誤作動を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、ウインドウガラスへの水滴付着等から判断
される降雨状況の検出のみならず、所定角度からウイン
ドウガラスに入射する光の光量を検出し、降雨状況及び
光量に基づいて、ワイパモータを駆動するか否かを判定
するようにしたから、撥水処理を施したウインドウガラ
スを装備した車両が夜間街路等の下を走行した場合にあ
っても、水滴により光の乱反射による煩わしさを運転者
を受けることがなく、常に良好な視界を得ることが可能
となる。
【0034】請求項2に係る発明によれば、ワイパ駆動
判定手段を、降雨状況及び光量のみならず、車速に基づ
いてワイパモータを駆動するか否かを判定する構成とし
たから、洗車時等に水滴を検出しただけでは、ワイパブ
レードの作動が行われないようにして、誤作動を防止す
ることができる。請求項3に係る発明によれば、実際に
自動車が走行している場合、実際に光の散乱に関係のあ
る透過率が最高値に達する前にウインドウガラス上の水
滴を効果的に払拭することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に係る発明の構成図
【図2】 請求項1及び3に係る発明の実施形態共通の
システム図
【図3】 ウインドウガラスに付着した水滴に光が入射
して、運転者のアイポイント方向に向かうときの光の光
路を示す図
【図4】 ウインドウガラスに付着した水滴に光が入射
して、運転者のアイポイント方向に向かうときの光の光
路を示す図
【図5】 光の入射角を変化させながら、運転者のアイ
ポイント方向の向かう時の光の透過率の変化をシミュレ
ーションにより算出した結果を示す図
【図6】 ウインドウガラス傾斜角度と、光の照射角度
及び入射角の関係を示す図
【図7】 実際に実車を用いて、等距離から照射角度を
変化させながら、透過率を測定した結果を示す図
【図8】 一般的な街路灯の光度分布から求めた照射角
度θgと光度との関係の一例を示す図
【図9】 街路灯からの照射角度と距離との関係の一例
を示す図
【図10】 実際に自動車前方に存在する街路灯からの光
がウインドウガラス上の水滴に入射されるときの照度及
び透過量(ウインドウガラス傾斜角度30度)を示す図
【図11】 光量センサの一例を示す図
【図12】 駆動判定手段の機能を示すフローチャート
【図13】 従来の車両ワイパの制御装置を示す図
【図14】 従来の車両ワイパの制御装置を示す図
【図15】 従来技術の問題点を説明する図
【符号の説明】
1 ワイパブレード 2 ワイパモータ 3 ワイパ 4 コントロールユニット 5 ワイパ駆動回路 6 モータ駆動制御部 8 水滴センサ 9 光量センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の撥水処理ウインドウガラスの払拭を
    行うワイパブレードと該ワイパブレードの駆動装置を含
    んで構成されるワイパと、 降雨状況を検出する降雨状況検出手段と、 所定の角度からウインドウガラスに入射する光の光量を
    検出する光量検出手段と、 前記降雨状況検出手段及び光量検出手段から夫々出力さ
    れる検出信号に基づいて前記ワイパを駆動するか否かを
    判定する駆動判定手段と、 前記駆動判定手段の判定結果に基づいてワイパの駆動を
    制御する制御手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする車両用ワイパ制御
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両用ワイパ制御装置に加
    え、 車速を検出する車速検出手段を含んで構成され、 前記駆動判定手段を、前記降雨状況検出手段、光量検出
    手段及び前記車速検出手段から夫々出力される検出信号
    に基づいて前記ワイパを駆動するか否かを判定する構成
    としたことを特徴とする車両用ワイパ制御装置。
  3. 【請求項3】前記所定角度は、光がウインドウガラス上
    の水滴を透過して運転者のアイポイント方向に向かうと
    きの光の透過率が最高値となる直前の光の照射角度であ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ワイパ
    制御装置。
JP7272468A 1995-10-20 1995-10-20 車両用ワイパ制御装置 Pending JPH09109840A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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