JP4821622B2 - 車両用雨滴検出装置 - Google Patents

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本発明は、ワイパの払拭モードを決定する車両用雨滴検出装置に関するものである。
車両のガラス(フロントガラス等)に付着した雨滴を払拭するワイパを自動制御するワイパ自動制御装置では、車両用雨滴検出装置が利用されている。車両用雨滴検出装置として、フロントガラスが反射した発光素子の光を受光素子へ導き、この受光量を受光素子が検出することによって雨滴を検出するものが知られている。この車両用雨滴検出装置は、フロントガラスに付着した雨滴量に応じて受光素子の受光量が変化することを利用して雨滴を検出し、これによってワイパの払拭モードを決定する。
ここで、車両用雨滴検出装置は、その雨滴検出面積がフロントガラスよりはるかに小さく、ワイパの払拭動作毎に確実に雨滴を検出することが非常に困難なため、雨滴検出の確実性を高める手法が採られている。例えば、複数回数(複数の標本数)の検出雨滴量を平均化し、この平均雨滴量によって雨滴検出の確実性を高めようとしている。これにより、雨滴検出の確実性を高めることができるが、標本回数の雨滴検出時間が長くなり、即ち、ワイパの払拭モードを決定する応答性が低下するという問題が生じている。
これに対して、平均雨滴量によって雨滴検出の確実性を高めようとする車両用雨滴検出装置を利用したワイパ自動制御装置において、急激な雨滴変化に対するワイパ払拭動作の追従性を向上させたワイパ制御装置を、本発明者は提案している(特許文献1と特許文献2を参照)。特許文献1では、降雨量が変化した場合、即ち、平均雨滴量が基準値を外れた場合、標本数を少なくして標本回数の雨滴検出時間を短くし、車両用雨滴検出装置が払拭モードを決定する応答性を、向上している。
特許文献2では、さらに、車両挙動に伴う急激な雨滴量の変化に対するワイパ払拭動作の追従性を向上させている。即ち、この急激な雨滴量の変化に対し、払拭モードを決定する応答性を向上させている。例えば、降雨量に変化がない状況において、車両を加速する場合、フロントガラスに付着する雨滴量が急激に増加するおそれがあり、車両を減速する場合、フロントガラスに付着する雨滴量が急激に減少するおそれがある。このため、車両の挙動変化の代表値である車両加速度を加味して払拭モードを決定し、これにより、車両挙動に伴う急激な雨滴量の変化に対し、払拭モードを決定する応答性を向上させている。
特開平2003−160026号公報 特開平2006−21623号公報
例えば、車両がトンネル等の降雨遮断環境から脱出する際、進入前とほぼ同様の降雨状況下にある場合、進入前とほぼ同様の降雨状況下に急激に変化する。このため、この急激な変化に追従可能な応答性で、トンネル進入前の払拭モードへ払拭モードをモードアップさせる必要があると考えられる。しかし、特許文献1では、標本回数の雨滴検出時間が必要なため、この急激な変化に追従することが困難である。また、特許文献2では、車両挙動に伴う急激な雨滴量の変化に対し、払拭モードを決定する応答性を向上させるため、トンネル等の降雨遮断環境からの脱出に伴う急激な雨滴量の変化に対応できない。
尚、車両がトンネル等の降雨遮断環境から脱出したことを判定する降雨遮断判定手段と、降雨遮断環境から脱出する際に進入前とほぼ同様の降雨状況下にあるか否かを判定する降雨状況判定手段とを設ければ、急激な変化に追従可能な応答性で、トンネル進入前の払拭モードへ払拭モードをモードアップさせることが可能となり得る。しかし、降雨遮断判定手段としてトンネル等のナビゲーション情報やトンネル等を検出するためのセンサ等を必要とし、降雨状況判定手段として車両の走行位置における降雨状況の情報等を必要とし、車両用雨滴検出装置の構成が複雑化する。
この問題は、平均雨滴量によって雨滴検出の確実性を高めようとする車両用雨滴検出装置に限らないで、他の方法によって雨滴検出の確実性を高めようとする車両用雨滴検出装置においても、共通する問題である。
本発明は、上記問題点に鑑み、払拭モードを決定する車両用雨滴検出装置において、構成を複雑化させないで、車両が降雨遮断環境から脱出した場合に急激な変化に追従可能な応答性で払拭モードをモードアップさせることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の車両用雨滴検出装置は、車両のガラスに付着した雨滴の検出によって、ワイパの払拭モードを決定する車両用雨滴検出装置であって、払拭レベルが低い側の第1払拭モードより払拭レベルが高い第2払拭モードが決定されてから、第2払拭モードが第1判定時間継続することによって、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定する判定手段と、安定払拭モードを記憶する記憶手段と、第2払拭モードから第1払拭モードへモードダウンしていて雨滴検出がされた際に、記憶されている安定払拭モードへ第1払拭モードからモードアップさせるモードアップ手段とを備え、ワイパの払拭を停止する停止モードが決定された際に、記憶手段に記憶されている安定払拭モードを消去するように構成されていることを特徴とする。
この構成では、払拭レベルが低い側の第1払拭モードより払拭レベルが高い第2払拭モードが決定されてから、第1判定時間第2払拭モードが継続することによって、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定するため、構成を複雑化させないで安定払拭モードであると判定できる。また、第1払拭モードより払拭レベルが高い第2払拭モードが安定しているため、トンネル等のナビゲーション情報やトンネル等を検出するためのセンサ等を必要としないで、車両用雨滴検出装置が装着されている車両が、トンネル等の降雨遮断環境へ進入していないと判断できる。
また、この構成では、第2払拭モードから第1払拭モードへモードダウンすることによって、当該車両が、トンネル等の降雨遮断環境へ進入したと判断でき、第2払拭モードから第1払拭モードへモードダウンしていて雨滴検出がされた際に、当該車両が降雨遮断環境から脱出したと判断できる。これにより、トンネル等のナビゲーション情報やトンネル等を検出するためのセンサ等を必要としないで、当該車両がトンネル等の降雨遮断環境へ進入し且つこれから脱出したと判断できる。
また、この構成では、記憶されている安定払拭モードへ第1拭モードからモードアップさせるため、当該車両がトンネル等の降雨遮断環境から脱出したと判断された際に、急激な変化に追従可能な応答性で払拭モードをモードアップさせることできる。
また、この構成では、停止モードが決定された際に、記憶手段に記憶されている安定払拭モードを消去する。即ち、安定払拭モードであると判定されてから停止モードを経ないで、安定払拭モードより払拭レベルが低い第1拭モードへモードダウンし、この状態において雨滴検出がされた際に、記憶されている安定払拭モードへモードアップさせることができる。これにより、安定払拭モードであると判定されてから、この安定払拭モードへモードアップさせるまでの時間を、長時間化させないことが可能となり、この結果、この時間内でほぼ同様の降雨状況下にあると判断させることが可能となる。このため、車両の走行位置における降雨状況の情報等を必要としないで、安定払拭モードであると判定されてから安定払拭モードへモードアップさせるまでの時間内で、ほぼ同様の降雨状況下にあると判断させることが可能となる。
これらの結果、払拭モードを決定する車両用雨滴検出装置において、構成を複雑化させないで、車両が降雨遮断環境から脱出した場合に急激な変化に追従可能な応答性で払拭モードをモードアップさせることができる。
請求項2に記載の車両用雨滴検出装置は、ガラスに付着した雨滴量を検出した検出雨滴量が第1下限値以上であって第1上限値以下である状態が、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間継続することによって、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間第2払拭モードが継続していると判定するように、判定手段が構成されていることを特徴とする。
この構成では、雨滴検出によって決定された第2払拭モードが継続しているか否かを、検出雨滴量によって直接的に判定している。これにより、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであることを、より確実に判定することが可能になる。
請求項3に記載の車両用雨滴検出装置は、ガラスに付着した雨滴量を検出した検出雨滴量を、連続して複数回だけ取り込んで平均化処理することによって、平均雨滴量を求めるように構成され、平均雨滴量が第2下限値以上であって第2上限値以下である状態が、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間継続することによって、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間第2払拭モードが継続していると判定するように、判定手段が構成されていることを特徴とする。
この構成では、雨滴検出によって決定された第2払拭モードが継続しているか否かを、検出雨滴量より安定な平均雨滴量によって直接的に判定している。これにより、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであることを、さらに確実に判定することが可能になる。
請求項4に記載の車両用雨滴検出装置は、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間第2払拭モードが継続していることに加えて、雨滴検出と払拭モードとの相関関係を調整する感度調整手段の感度調整値が、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間一定であることによって、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定するように、判定手段が構成されていることを特徴とする。
この構成では、感度調整値が第2払拭モードが決定されてから第1判定時間一定であることを加味して、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定する。これにより、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであることを、より確実に判定できる。
請求項5に記載の車両用雨滴検出装置は、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間第2払拭モードが継続していることに加えて、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用雨滴検出装置が装着されている車両の車速が、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間所定の車速以上であることによって、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定するように、判定手段が構成されていることを特徴とする。
この構成では、車両用雨滴検出装置が装着されている車両の車速が、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間所定の車速以上であることを加味して、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定する。これにより、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると、より確実に判定できる。
請求項6に記載の車両用雨滴検出装置は、第2払拭モードが決定されてから第1判定時間第2払拭モードが継続していることと、感度調整値が第2払拭モードが決定されてから第1判定時間一定であることとに加えて、請求項4に記載の車両用雨滴検出装置が装着されている車両の車速が第2払拭モードが決定されてから第1判定時間所定の車速以上であることによって、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定するように、判定手段が構成されていることを特徴とする。
この構成では、第2払拭モードの継続と、感度調整値が一定であることと、車速が所定の車速以上であることとを併せて、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定する。これにより、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると、さらに確実に判定できる。
請求項7に記載の車両用雨滴検出装置は、低払拭モードにおいて、前回払拭終了時から第2判定時間より短時間で雨滴検出された場合、前回払拭終了時から雨滴検出までの経過時間に応じた払拭モードへ切り替えるように構成され、低払拭モードにおいて、前回払拭終了時から第2判定時間雨滴検出がない場合、停止モードへ切り替えるように構成されていることを特徴とする。この構成においても、上述の効果を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態による車両用雨滴検出装置を、車両用のワイパ自動制御装置に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(構成)
図1において、ワイパ自動制御装置は、車両用雨滴検出装置であるレインセンサ1とワイパコントローラ14を備え、車両のフロントガラス11のガラス面11aに付着した雨滴を払拭するワイパ12を駆動させる。レインセンサ1は、フロントガラス11に付着した雨滴を検出し、これによってワイパ12の払拭モードを決定するものである。レインセンサ1は、ワイパ自動制御に必要な情報をワイパコントローラ14を介して入力し、決定された払拭モードでワイパ12を駆動させるワイパ駆動要求を、ワイパコントローラ14に出力する。ワイパコントローラ14は、このワイパ駆動要求に従ってワイパモータ13を作動させてワイパ12を駆動させる。
ワイパ自動制御に必要な情報は、感度調整手段である感度ボリュームスイッチ15からの感度調整値と、車度センサ16からの車速等である。尚、これらの情報を、ワイパコントローラ14を介さないでレインセンサ1に入力させるように構成することも可能である。
感度ボリュームスイッチ15は、ユーザが、レインセンサ1の雨滴検出と払拭モードの相関関係を調整するものである。例えば、同じ雨滴検出レベルに対して、ワイパ12の払拭モードを、感度ボリュームスイッチ15の感度調整値に応じて変更させることができる。
レインセンサ1は、発光ダイオード2と、フォトダイオード3と、プリズム4と、制御装置5を備える。制御装置5は、判定手段とモードアップ手段とであるCPU51と、記憶手段であるEEPROM52とを備える。制御装置5は、LED駆動回路21を作動させて発光ダイオード2を点燈させる。発光ダイオード2の発する光は、光路Pに従って、プリズム4を介してガラス面11aで反射し、この反射光がプリズム4を介してフォトダイオード3に到達する。フォトダイオード3は、この反射光を受光し、この受光量に応じて出力する。この出力が、増幅回路31で増幅され、制御装置5に入力される。ここで、ガラス面11aに付着した雨滴量に応じてフォトダイオード3の受光量が変化するため、フォトダイオード3の出力が変化する。
制御装置5は、フォトダイオード3からの出力と、感度ボリュームスイッチ15の感度調整値と、車度センサ16からの車速等を取り込んで、払拭モードを決定してワイパ駆動要求をワイパコントローラ14に出力する。
尚、発光ダイオード2と、LED駆動回路21と、フォトダイオード3と、増幅回路31と、制御装置5は、回路基板6に実装され、これらが実装された回路基板6とプリズム4が、図示しない保護ケースに収納され、レインセンサ1が構成される。
(作動)
次に、以上のように構成されたレインセンサ1において、制御装置5が実行する制御フローを、図2に基づいて説明する。
図2のステップS100で、CPU51のRAMを初期化し、ステップS110で、雨滴検出処理を行う、即ち、フォトダイオード3からの出力を入力する。
ステップS120で、停止モードであるか否かを、即ち、ワイパ12の払拭を停止する停止モードであるか否かを判定する。ステップS120で「YES」と判定された場合、即ち、停止モードであると判定された場合、ステップS130で記憶モードクリア処理を行う。具体的に、後述する安定払拭モードがEEPROM52に記憶されている場合、EEPROM52に記憶されている安定払拭モードを消去する。
ステップS130の後に、ステップS140で、雨滴検出がされているか否かを判定する。ステップS140で「NO」と判定された場合、即ち、雨滴検出がされていないと判定された場合、ステップS110へ戻る。ステップS140で「YES」と判定された場合、即ち、雨滴検出がされていると判定された場合、ステップS150でワイパ駆動要求を、ワイパコントローラ14に出力する。ワイパコントローラ14は、このワイパ駆動要求に従ってワイパモータ13を作動させてワイパ12を一回だけ払拭させる。ステップS150の後に、ステップS160で、後述する第1払拭モードである停止前モードへ停止モードから切り替え、ステップS110へ戻る。
ステップS120で「NO」と判定された場合、即ち、停止モードでないと判定された場合、ステップS170で停止前モードであるか否かを判定する。ステップS170で「YES」と判定された場合、即ち、停止前モードであると判定された場合、ステップS180で、雨滴検出がされているか否かを判定する。ステップS180で「NO」と判定された場合、即ち、雨滴検出がされていないと判定された場合、ステップS230で第2判定時間である所定時間を経過しているか否かを判定する。ステップS230で「YES」と判定された場合、即ち、所定時間を経過していると判定された場合、ステップS240で、停止前モードから停止モードへ切り替え、ステップS110へ戻る。ステップS230で「NO」と判定された場合、即ち、所定時間を経過していないと判定された場合、ステップS110へ戻る。
ここで、ステップS150、S160、S230、S240において、停止前モードについて図3に基づいて説明する。上述したように、ステップS150では、停止モードにおいてワイパ駆動要求するため、ワイパ12を一回だけ払拭させる。従って、図3では、ワイパ12が停止(OFF)している停止モードにおいて、ワイパ12が一回だけ払拭(ON)した前回払拭終了時であるt1時点が、ステップS150に対応する。ステップS150の後に、ステップS160で停止モードから停止前モードへ切り替えられ、図3において、t1時点で停止モードから停止前モードへの切り替えを示す。
上述したように、ステップS230で「YES」と判定された場合、即ち、所定時間を経過していると判定された場合、ステップS240で、停止前モードから停止モードへ切り替える。従って、図3では、停止前モードにおいてワイパ12が所定時間のtD(例えば、7秒)の間停止(OFF)したt2時点が、ステップS240に対応する。ステップS240で停止前モードから停止モードへ切り替えられ、図3において、t2時点で停止前モードから停止モードへの切り替えを示す。
尚、図3に示すように、払拭モードは、HI連続モード、LO連続モード、間欠A−Dモード、停止前モードを有し、間欠Dモードから、間欠Aモード、LO連続モード、HI連続モードの順に、払拭レベルが高く設定される。停止前モードは、雨の降り始めにおける払拭遅れをなくすため等に、間欠Dモードと停止モードの間に設けられる。tA、tB,tC,tDは、各間欠モードの間欠時間(ワイパ12が停止(OFF)している時間)を示し、tA<tB<tC<tDで設定されている。
図2において、ステップS180で「YES」と判定された場合、即ち、雨滴検出がされていると判定された場合、ステップS190でワイパ駆動要求を、ワイパコントローラ14に出力する。ワイパコントローラ14は、このワイパ駆動要求に従ってワイパモータ13を作動させてワイパ12を一回だけ払拭させる。ステップS190の後に、ステップS200で、安定払拭モードがEEPROM52に記憶されているか否かを判定する。ステップS200で「NO」と判定された場合、即ち、安定払拭モードがEEPROM52に記憶されていないと判定された場合、ステップS220に移行する。ステップS220で、前回払拭終了から雨検出のモードを、停止前モードより払拭レベルが高い第2払拭モードとして決定する。
ここで、ステップS190、S220において、停止前モードについて図4に基づいて説明する。上述したように、ステップS190では、停止前モードにおいてワイパ駆動要求するため、ワイパ12を一回だけ払拭させる。従って、図4では、ワイパ12が停止(OFF)している停止前モードにおいて、前回払拭時t1から第2判定時間tDまでの間に、即ち、tDより短い時間のtRでワイパ12が一回だけ払拭(ON)し、この払拭終了時であるt3時点が、ステップS190に対応する。
上述したように、ステップS200で「NO」と判定された場合、ステップS220で、前回払拭終了から雨検出のモードを、即ち、図4において前回払拭時t1から雨滴検出までの経過時間であるtRに応じた払拭モードを、具体的に、tRより短い間欠時間tCを有する間欠Cモードへ、停止前モードから切り替える。即ち、停止前モードより払拭レベルが高い第2払拭モードである間欠Cモードを、払拭モードとして決定する。
図2において、ステップS200で「YES」と判定された場合、即ち、安定払拭モードがEEPROM52に記憶されていると判定された場合、ステップS210に移行する。ステップS210で、EEPROM52に記憶されている安定払拭モードへ停止前モードから切り替える。
ステップS170で「NO」と判定された場合、即ち、停止前モードでないと判定された場合、つまり、払拭モードが、停止前モードより払拭レベルが高い第2払拭モードであると判定された場合、ステップS250で、払拭モード安定判定処理を行う。ステップS250の払拭モード安定判定処理は、図5に示すステップS300−S340において行われる。
ステップS300で、払拭モードが決定されて(例えば、図4においてt3時点)から第1判定時間である30秒間感度変化なしか否かを、即ち、感度ボリュームスイッチ15の感度調整値が、払拭モードが決定されてから30秒間一定であるか否かを判定する。ステップS300で「YES」と判定された場合、ステップS310で、レインセンサ1が装着されている車両の車速が、払拭モードが決定されてから30秒間所定の車速である80km/h以上であるか否かを判定する。ステップS310で「YES」と判定された場合、ステップS320で、払拭モードが決定されてから払拭モードが30秒間継続しているか否かを判定する。ステップS320で「YES」と判定された場合、ステップS330で、払拭モード安定ON、即ち、払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定する。
ステップS300−S320によって、停止前モードより払拭レベルが高い第2払拭モードである払拭モードが決定されてから30秒間感度調整値が一定であることと、レインセンサ1が装着されている車両の車速が払拭モードが決定されてから30秒間80km/h以上であることと、この払拭モードが決定されてから30秒間この払拭モードが継続していることとによって、この払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定する。これにより、この払拭モードが安定払拭モードであることを確実に判定できると共に、構成を複雑化させないで安定払拭モードであると判定できる。
また、停止前モードより払拭レベルが高い払拭モードが安定していると判断できるため、トンネル等のナビゲーション情報やトンネル等を検出するためのセンサ等を必要としないで、レインセンサ1が装着されている車両が、トンネル等の降雨遮断環境へ進入していないと判断できる。
ステップS300−S320のいずれかにおいて「NO」と判定された場合、ステップS340で、払拭モード安定OFF、即ち、払拭モードは安定払拭モードでないと判定する。ステップS330、S340で、払拭モード安定判定処理を終了する。
図2においてステップS250の後、ステップS260で、払拭モードが安定払拭モードであるか否かを判定する。ステップS260で「YES」と判定された場合、即ち、払拭モードが安定払拭モードであると判定された場合、ステップS270で安定払拭モードをEEPROM52に記憶させ、ステップS280に移行する。ステップS260で「NO」と判定された場合、即ち、払拭モードが安定払拭モードでないと判定された場合、直接ステップS280に移行する。
ステップS280で間欠時間が0秒か否かを判定し、「YES」と判定された場合、ステップS290でワイパ駆動要求して、ステップS110へ戻る。ステップS280で「NO」と判定された場合、直接ステップS110へ戻る。
ここで、ステップS120、S130、S170−S210、S260、S270において、図6に基づいて説明する。上述したように、ステップS260で「YES」と判定された場合、即ち、払拭モードが安定払拭モードであると判定された場合、ステップS270で安定払拭モードをEEPROM52に記憶させる。また、上述したように、ステップS260で「YES」と判定された場合、停止前モードより払拭レベルが高い払拭モードが安定していると判断できるため、レインセンサ1が装着されている車両が、トンネル等の降雨遮断環境へ進入していないと判断できる。
従って、安定払拭モードをEEPROM52に記憶させるステップS270でも、当該車両が、トンネル等の降雨遮断環境へ進入していないと判断できる。即ち、図6では、ステップS270は、当該車両が、トンネル等の降雨遮断環境へ進入していないと判断できるMIに対応する。尚、図6では、ステップS270でLO連続モードが安定払拭モードとしてEEPROM52に記憶された場合を想定している。t4時点で当該車両がトンネル等の降雨遮断環境へ進入し、LO連続モードから停止前モードへモードダウンし、ステップS170で「YES」と判定される。これにより、当該車両が、トンネル等の降雨遮断環境へ進入したと判断できる。
この後、当該車両がt5時点で降雨遮断環境から脱出すると雨滴検出がされる。即ち、LO連続モードから停止前モードへモードダウンしていて雨滴検出がされた際に、つまり、ステップS180で「YES」と判定されて、当該車両が降雨遮断環境から脱出したと判断できる。これにより、トンネル等のナビゲーション情報やトンネル等を検出するためのセンサ等を必要としないで、当該車両がトンネル等の降雨遮断環境から脱出したと判断できる。
ステップS190によってワイパ12を一回だけ払拭させ、ステップS200で「YES」と判定される。この後、ステップS210で、ステップS270で記憶されているLO連続モードへ停止前モードからモードアップさせる。従って、図6では、ステップS180、S190は、当該車両が降雨遮断環境から脱出したと判断できるt5時点に対応し、ステップS210は、ステップS190による払拭終了時t6のMOに対応する。このように、記憶されているLO連続モードへ停止前モードから直接モードアップさせるため、当該車両がトンネル等の降雨遮断環境から脱出したと判断された際(図6においてt6)に、急激な変化に追従可能な応答性で払拭モードをモードアップさせることできる。
また、ステップS120、S130によって、停止モードが決定された際に、EEPROM52に記憶されている安定払拭モード(図6においては、LO連続モード)を消去する。即ち、ステップS260で安定払拭モードであると判定されてから停止モードを経ないで、安定払拭モードより払拭レベルが低い停止前モードへモードダウンし、この状態においてステップS180で雨滴検出がされた際に、ステップS210で、記憶されている安定払拭モードへモードアップさせることができる。
これにより、図6において、MIで安定払拭モードであると判定されてから、MOで安定払拭モードへモードアップさせるまでの時間を、長時間化させないことが可能となり、この結果、この時間内でほぼ同様の降雨状況下にあると判断させることが可能となる。このため、当該車両の走行位置における降雨状況の情報等を必要としないで、MIで安定払拭モードであると判定されてからMOで安定払拭モードへモードアップさせるまでの時間内で、ほぼ同様の降雨状況下にあると判断させることが可能となる。
これらの結果、レインセンサ1において、構成を複雑化させないで、当該車両が降雨遮断環境から脱出した場合に急激な変化に追従可能な応答性で払拭モードをモードアップさせることができる。
(第1変形例)
第1変形例では、図7に示すように、図5のステップ320の代わりにステップ420を設ける。即ち、ステップ420で、ガラス面11aに付着した雨滴量を検出した検出雨滴量が第1下限値以上であって第1上限値以下である状態が、払拭モードが決定されてから30秒間継続することによって、ステップ320において払拭モードが決定されてから30秒間払拭モードが継続していると判定できるように構成する。
これにより、決定された払拭モードが継続しているか否かを、検出雨滴量によって直接的に判定するため、この払拭モードが安定している安定払拭モードであることを、より確実に判定することが可能になる。この結果、第1変形例でも、上述の効果を得ることができる。
(第2変形例)
第2変形例では、図8に示すように、図5のステップ320の代わりにステップ520を設ける。即ち、ガラス面11aに付着した雨滴量を検出した検出雨滴量を、連続して複数回だけ取り込んで平均化処理することによって、平均雨滴量を求めるように構成し、ステップ520で、平均雨滴量が第2下限値以上であって第2上限値以下である状態が、払拭モードが決定されてから30秒間継続することによって、ステップ320において払拭モードが決定されてから30秒間払拭モードが継続していると判定できるように構成する。
これにより、決定された払拭モードが継続しているか否かを、検出雨滴量より安定な平均雨滴量によって直接的に判定するため、この払拭モードが安定している安定払拭モードであることを、さらに確実に判定することが可能になる。この結果、第2変形例でも、上述の効果を得ることができる。
尚、図5と図7と図8において、第1判定時間を30秒間としているが、これに限らないで20秒間や40秒間等とすることが可能であり、ステップS310、S410、S510において所定の車速を80km/hとしているが、これに限らないで70km/hや60km/h等とすることが可能である。また、ステップS300、S310、S400、S410、S500、S510を削除することも可能である。
(第3変形例)
上述の例では、第1払拭モードを停止前モードとして説明したが、これに限らないで停止前モードと間欠Dモードの両方を第1モードとすることが可能である。具体的に、図2においてステップS170とステップS250の間に、図9に示す間欠Dモード処理を追加する。間欠Dモード処理は、ステップS600−S670において行われる。
ステップS600で間欠Dモードであるか否かを判定する。ステップS600で「YES」と判定された場合、即ち、間欠Dモードであると判定された場合、ステップS610で、雨滴検出がされているか否かを判定する。ステップS610で「NO」と判定された場合、即ち、雨滴検出がされていないと判定された場合、ステップS660で第2判定時間である所定時間の間欠時間tDを経過しているか否かを判定する。ステップS660で「YES」と判定された場合、即ち、間欠時間tDを経過していると判定された場合、ステップS670で、間欠Dモードから停止前モードへ切り替え、間欠Dモード処理を終了する。
ステップS660で「NO」と判定された場合、即ち、間欠時間tDを経過していないと判定された場合、間欠Dモード処理を終了する。
ステップS610で「YES」と判定された場合、即ち、雨滴検出がされていると判定された場合、ステップS620でワイパ駆動要求を、ワイパコントローラ14に出力して、ワイパ12を一回だけ払拭させる。ステップS620の後に、ステップS630で、間欠Cモードより払拭レベルの高い安定払拭モードがEEPROM52に記憶されているか否かを判定する。ステップS630で「NO」と判定された場合、即ち、安定払拭モードがEEPROM52に記憶されていないと判定された場合、ステップS650で、間欠Cモードへモードアップさせ、間欠Dモード処理を終了する。
ステップS630で「YES」と判定された場合、即ち、安定払拭モードがEEPROM52に記憶されていると判定された場合、ステップS640に移行する。ステップS640で、EEPROM52に記憶されている安定払拭モードへ間欠Cモードからモードアップさせる。これにより、記憶されている安定払拭モードへ間欠Dモードから直接モードアップさせるため、当該車両がトンネル等の降雨遮断環境から脱出したと判断された際に、急激な変化に追従可能な応答性で払拭モードをモードアップさせることできる。ステップS640の後、間欠Dモード処理を終了する。間欠Dモード処理を終了した後、図2のステップS110へ戻る。
ステップS600で「NO」と判定された場合、即ち、間欠Dモードでないと判定された場合、つまり、払拭モードが、間欠Dモードより払拭レベルが高い第2払拭モードであると判定された場合、図2のステップS250で、払拭モード安定判定処理を行う。
以上、第3変形例でも、上述の効果を得ることができる。
尚、停止前モードを設けないで、間欠Dモードを第1モードとすることが可能である。この場合、図2において、ステップS170−S240の代わりに、図9のステップS600−S670を設けることになる。
また、上述の例では、制御装置5を回路基板6に実装させる構造としたが、これに限らないで、制御装置5の一部を、ワイパコントローラ14が配置されている位置に分離させて配置するように構成することも可能である。
また、レインセンサ1として、上述した光学式レインセンサに限るものではなく、雨滴量に応じて容量が変化する静電容量式のレインセンサ等を用いることも可能である。
以上、本発明による車両用雨滴検出装置であるレインセンサ1は、車両のガラス11に付着した雨滴の検出によって、ワイパ12の払拭モードを決定するレインセンサ1であって、払拭レベルが低い側の第1払拭モードより払拭レベルが高い第2払拭モードが決定されてから、第2払拭モードが第1判定時間継続することによって、第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定する判定手段であるCPU51と、安定払拭モードを記憶する記憶手段であるEEPROM52と、第2払拭モードから第1払拭モードへモードダウンしていて雨滴検出がされた際に、記憶されている安定払拭モードへ第1払拭モードからモードアップさせるモードアップ手段であるCPU51とを備え、ワイパ12の払拭を停止する停止モードが決定された際に、EEPROM52に記憶されている安定払拭モードを消去するように構成されている。
これにより、払拭モードを決定する車両用雨滴検出装置において、構成を複雑化させないで、車両が降雨遮断環境から脱出した場合に急激な変化に追従可能な応答性で払拭モードをモードアップさせることができる。
尚、上述した例に限らないで、これらの組み合わせや、他の種々の変形例が考えられる。
図1は、本発明の一実施形態による車両用雨滴検出装置であるレインセンサ1を車両のワイパ自動制御装置に適用した例を示す構成図である 図2は、図1に示す制御装置5による制御フローのメインルーチンを示すフローチャート図である。 図3は、図2に示す停止前モードを説明するための第1のタイムチャート図である。 図4は、図2に示す停止前モードを説明するための第2のタイムチャート図である。 図5は、払拭モードの安定判定処理に関するサブルーチンを示すフローチャート図である。 図6は、本発明の効果を説明するためのタイムチャート図である。 図7は、図5の第1変形例を示すフローチャート図である。 図8は、図5の第2変形例を示すフローチャート図である。 図9は、間欠Dモード処理に関するサブルーチンを示すフローチャート図である。
符号の説明
1 レインセンサ(車両用雨滴検出装置)、2 発光ダイオード、21 LED駆動回路
3 フォトダイオード、31 増幅回路、4 プリズム、5 制御装置
51 CPU(判定手段、モードアップ手段)、52 EEPROM(記憶手段)
6 回路基板、11 フロントガラス(ガラス)、11a ガラス面、12 ワイパ
13 ワイパモータ、14 ワイパコントローラ
15 感度ボリュームスイッチ(感度調整手段)、16 車速センサ

Claims (7)

  1. 車両のガラスに付着した雨滴の検出によって、ワイパの払拭モードを決定する車両用雨滴検出装置であって、
    払拭レベルが低い側の第1払拭モードより該払拭レベルが高い第2払拭モードが決定されてから、該第2払拭モードが第1判定時間継続することによって、該第2払拭モードが安定している安定払拭モードであると判定する判定手段と、
    前記安定払拭モードを記憶する記憶手段と、
    前記第2払拭モードから前記第1払拭モードへモードダウンしていて雨滴検出がされた際に、記憶されている前記安定払拭モードへ該第1払拭モードからモードアップさせるモードアップ手段とを備え、
    前記ワイパの払拭を停止する停止モードが決定された際に、前記記憶手段に記憶されている前記安定払拭モードを消去するように構成されていることを特徴とする車両用雨滴検出装置。
  2. 前記ガラスに付着した雨滴量を検出した検出雨滴量が、第1下限値以上であって第1上限値以下である状態が、前記第2払拭モードが決定されてから前記第1判定時間継続することによって、該第2払拭モードが決定されてから該第1判定時間該第2払拭モードが継続していると判定するように、前記判定手段が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用雨滴検出装置。
  3. 前記ガラスに付着した雨滴量を検出した検出雨滴量を、連続して複数回だけ取り込んで平均化処理することによって、平均雨滴量を求めるように構成され、
    前記平均雨滴量が第2下限値以上であって第2上限値以下である状態が、前記第2払拭モードが決定されてから前記第1判定時間継続することによって、該第2払拭モードが決定されてから該第1判定時間該第2払拭モードが継続していると判定するように、前記判定手段が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用雨滴検出装置。
  4. 前記第2払拭モードが決定されてから前記第1判定時間該第2払拭モードが継続していることに加えて、前記雨滴検出と前記払拭モードとの相関関係を調整する感度調整手段の感度調整値が、該第2払拭モードが決定されてから該第1判定時間一定であることによって、該第2払拭モードが安定している前記安定払拭モードであると判定するように、前記判定手段が構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用雨滴検出装置。
  5. 前記第2払拭モードが決定されてから前記第1判定時間該第2払拭モードが継続していることに加えて、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用雨滴検出装置が装着されている車両の車速が、該第2払拭モードが決定されてから該第1判定時間所定の車速以上であることによって、該第2払拭モードが安定している前記安定払拭モードであると判定するように、前記判定手段が構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用雨滴検出装置。
  6. 前記第2払拭モードが決定されてから前記第1判定時間該第2払拭モードが継続していることと、前記感度調整値が該第2払拭モードが決定されてから該第1判定時間一定であることとに加えて、請求項4に記載の車両用雨滴検出装置が装着されている車両の車速が該第2払拭モードが決定されてから該第1判定時間所定の車速以上であることによって、該第2払拭モードが安定している前記安定払拭モードであると判定するように、前記判定手段が構成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用雨滴検出装置。
  7. 前記低払拭モードにおいて、前回払拭終了時から第2判定時間より短時間で雨滴検出された場合、該前回払拭終了時から該雨滴検出までの経過時間に応じた払拭モードへ切り替えるように構成され、
    前記低払拭モードにおいて、前記前回払拭終了時から前記第2判定時間雨滴検出がない場合、前記停止モードへ切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の車両用雨滴検出装置。
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