JPH078118U - ワイパ制御装置 - Google Patents

ワイパ制御装置

Info

Publication number
JPH078118U
JPH078118U JP3858193U JP3858193U JPH078118U JP H078118 U JPH078118 U JP H078118U JP 3858193 U JP3858193 U JP 3858193U JP 3858193 U JP3858193 U JP 3858193U JP H078118 U JPH078118 U JP H078118U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raindrop
intermittent
wiper
intermittent time
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3858193U
Other languages
English (en)
Inventor
崎 晴 雄 山
藤 雄 伊
Original Assignee
自動車電機工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 自動車電機工業株式会社 filed Critical 自動車電機工業株式会社
Priority to JP3858193U priority Critical patent/JPH078118U/ja
Publication of JPH078118U publication Critical patent/JPH078118U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨滴信号に基づいて算出した間欠時間でワイ
パモータを駆動している状態において、雨滴信号の入力
が突然なくなる状況となった際に、これに応じた制御を
行うことができるワイパ制御装置を提供する。 【構成】 雨滴センサ2と、雨滴センサ2からの雨滴信
号に基づいて間欠時間を算出する制御手段3と、制御手
段3で算出した間欠時間でワイパモータ1を駆動する駆
動手段4を備えると共に、前記制御手段3が、間欠時間
に基づく指令信号を駆動手段4に送る間欠動作モード
と、所定時間内に入力された雨滴信号の数の減少率が予
め定めた基準値を越えたときに間欠時間算出処理を中断
して駆動手段4に対する指令信号を発生しない待機モー
ドを有するワイパ制御装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、降雨状態を検出して車両のワイパ装置を駆動するのに利用されるワ イパ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のワイパ制御装置としては、例えば、雨滴の衝突により生じた振動を電 気信号に変換して出力する雨滴センサを用い、所定時間内に発生した信号を積算 して、その積算値によりワイパ駆動用の間欠時間を決定し、その間欠時間でワイ パを駆動するようにしたものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記したような従来のワイパ制御装置にあっては、所定の時間を経 過したところで間欠時間が算出されることから、例えばトンネルへの進入などに よって雨滴信号の入力が突然なくなった場合、その状況に速やかに応答すること ができないという不具合があり、このような不具合を解決することが課題であっ た。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、上記従来の課題に着目して成されたもので、雨滴信号に基づいて算 出した間欠時間でワイパモータを駆動している状態において、例えば雨滴信号の 入力が突然なくなる状況となった際に、これに応じた制御を行うことができるワ イパ制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係わるワイパ制御装置は、請求項1として、雨滴センサと、雨滴セン サからの雨滴信号に基づいて間欠時間を算出する制御手段と、制御手段で算出し た間欠時間でワイパモータを駆動する駆動手段を備えると共に、前記制御手段が 、間欠時間に基づく指令信号を駆動手段に送る間欠動作モードと、所定時間内に 入力された雨滴信号の数の減少率が予め定めた基準値を越えたときに間欠時間算 出処理を中断して駆動手段に対する指令信号を発生しない待機モードを有する構 成とし、請求項2として、雨滴センサと、雨滴センサからの雨滴信号に基づいて 間欠時間を算出する制御手段と、制御手段で算出した間欠時間でワイパモータを 駆動する駆動手段を備えると共に、前記制御手段が、間欠時間に基づく指令信号 を駆動手段に送る間欠動作モードと、間欠時間に予め定めた時間を加えた検出時 間内に雨滴信号が入力されないときに間欠時間算出処理を中断して駆動手段に対 する指令信号を発生しない待機モードを有する構成としており、これらの構成を 従来の課題を解決するための手段としている。
【0006】
【考案の作用】
本考案の請求項1に係わるワイパ制御装置では、通常は、制御手段において雨 滴センサからの雨滴信号に基づいて間欠時間を算出し、この間欠時間に基づく指 令信号を駆動手段に送ることによってワイパモータを間欠駆動させており、前記 制御手段は間欠動作モードになっている。
【0007】 この状態において、例えば車両がトンネルに進入すると、所定時間内の雨滴信 号の数が急激に減少する。そこで、当該ワイパ制御装置では、制御手段が、上記 間欠動作モードと、雨滴信号の数の減少率が予め定めた基準値を越えたときに間 欠時間算出処理を中断して駆動手段に対する指令信号を発生しない待機モードと を有することにより、車両がトンネルに進入した場合などにおいては、上記待機 モードにしてワイパモータの間欠駆動を一時中断させ、さらに、トンネルから出 ることにより雨滴センサによる雨滴検出が開始されると、待機モードが間欠動作 モードに切り替わってワイパモータの間欠駆動を再開することとなる。
【0008】 また、本考案の請求項2に係わるワイパ制御装置では、通常は上記の請求項1 に係わるワイパ制御装置と同様に、間欠動作モードでワイパモータを間欠駆動さ せており、制御手段が、上記間欠動作モードと、間欠時間に予め定めた時間を加 えた検出時間内に雨滴信号が入力されないときに間欠時間算出処理を中断して駆 動手段に対する指令信号を発生しない待機モードとを有することにより、車両が トンネルに進入した場合などにおいては、当然その検出時間内に雨滴信号が入力 されなくなるので、上記待機モードにしてワイパモータの間欠駆動を一時中断さ せ、さらに、トンネルから出ることにより雨滴センサによる雨滴検出が開始され ると、待機モードが間欠動作モードに切り替わってワイパモータの間欠駆動を再 開することとなる。
【0009】
【実施例】
図1〜図3は、本考案の請求項1に係わるワイパ制御装置の一実施例を示す図 である。
【0010】 ワイパ制御装置は、図1に示すように、ワイパ装置の駆動源であるワイパモー タ1と、自動車のエンジンフード上面などに取付けられる雨滴センサ2と、雨滴 センサ2からの雨滴信号に基づいて間欠時間を算出する回路構成を備えた制御手 段3と、制御手段3で算出した間欠時間でワイパモータ1を駆動する駆動手段4 を備えている。
【0011】 ワイパモータ1は、ワイパ操作スイッチをオフにしたときに、ワイパブレード が待機位置(下部反転位置)まで移動したところで停止させるためのオートスト ップ機構5を備えている。このオートストップ機構5は、モータとともに回転す る第1および第2の通電用プレート6,7と、これらに接触する第1および第2 の接触子8,9を備えた従来既知の構成を有するものである。
【0012】 雨滴センサ2は、例えば、雨滴の衝突により生じた振動を電気信号に変換する ものであって、その電気信号を雨滴信号として発生させる。
【0013】 制御手段3は、間欠時間に基づく指令信号を駆動手段4に送る間欠動作モード と、所定時間内に入力された雨滴信号の数の減少率が予め定めた基準値を越えた ときに間欠時間算出処理を中断して駆動手段に対する指令信号を発生しない待機 モードを有している。
【0014】 また、制御手段3には、雨滴信号数の基準となる減少率が予め定められた基準 値として設定してある。この基準値(減少率)は、図3において一点鎖線Aを基 準の減少状態とした場合、その傾きから得たものである。したがって、例えば車 両がトンネルに進入した場合には、図3中の点線Bで示す如く雨量が急激に減少 するので、その傾きが大となって基準値よりも大きい減少率となり、また、自然 に雨量が減少している場合には、図3中の点線Cで示すように、傾きが小となっ て基準値よりも小さい減少率となる。
【0015】 駆動手段4は、第2接触子9側の接点10と接地側の接点11を切り換えるリ レースイッチ12と、制御手段3に接続したリレーコイル13を備えており、制 御手段3から指令信号が発生するとリレーコイル13の働きでリレースイッチ1 2が接地側の接点11に切り換わる。これにより、ワイパモータ1に通電が成さ れる。また、ワイパモータ1の作動に伴って、第1通電用プレート6に第2接触 子9が接触すると、リレースイッチ12が第2接触子9側の接点10に切り換わ ってワイパモータ1への通電が継続され、ワイパブレードが1往復して第2通電 用プレート7に両接触子8,9が接触した時点でワイパモータ1が停止する。
【0016】 上記構成を備えたワイパ制御装置は、その制御過程を図2のフローチャートと ともに説明すると、通常は、ステップS1〜S4に示すように、制御手段3にお いて雨滴センサ2からの雨滴信号に基づいて間欠時間を算出し、この間欠時間に 基づく指令信号を駆動手段4に送ることによってワイパモータ1を間欠駆動させ ており、前記制御手段3は間欠動作モードになっている。
【0017】 次に、ワイパ制御装置は、ステップS2において雨滴信号の数が減少した(Y ES)と判断すると、ステップS5において待機モードであるか否かを判断し、 待機モードではない(NO)と判断したときには、ステップS6において減少率 が基準値を越えているか否かを判断する。このとき、基準値を越えていない場合 (NO)には、ステップS3,S4を通って間欠動作モードを継続し、基準値を 越えている場合には、間欠時間算出処理を中断して駆動手段4に対する指令信号 を発生しない待機モード(ステップS7)となる。
【0018】 したがって、例えば車両がトンネルに進入した場合には、雨滴信号の数の減少 率が基準値を越えるので、当該ワイパ制御装置は待機モードとなり、ワイパモー タ1の間欠駆動を中断させる。また、トンネルを出ると、雨滴センサ2によって 雨滴が検出され、ステップS2において雨滴信号の数が減少していない(NO) と判断するので、待機モードが間欠動作モードに切り替わり、ワイパモータ1を 再び間欠駆動することとなる。
【0019】 図4および図5は、図1とともに本考案の請求項2に係わるワイパ制御装置の 一実施例を示す図である。
【0020】 ワイパ制御装置は、先の実施例の図1を援用して説明すると、ワイパモータ1 と、雨滴センサ2と、制御手段3と、駆動手段4を備えている。ワイパモータ1 は、第1および第2の通電用プレート6,7と、第1および第2の接触子8,9 を備えたオートストップ機構5を備えている。また、駆動手段4は、接点10, 11、リレースイッチ12およびリレーコイル13で構成してある。
【0021】 制御手段3は、間欠時間に基づく指令信号を駆動手段4に送る間欠動作モード と、間欠時間に予め定めた時間を加えた検出時間内に雨滴信号が入力されないと きに間欠時間算出処理を中断して駆動手段に対する指令信号を発生しない待機モ ードを有している。なお、制御手段3には、図5に示すように、雨滴信号に基づ いて算出された間欠時間Tiに、これよりも短い時間Tsを加えた検出時間Td が設定してある。
【0022】 上記構成を備えたワイパ制御装置は、その制御過程を図4のフローチャートと ともに説明すると、通常は、ステップS11〜S14に示すように、制御手段3 において雨滴センサ2からの雨滴信号に基づいて間欠時間Tiを算出し、この間 欠時間Tiに基づく指令信号を駆動手段4に送ることによってワイパモータ1を 間欠駆動させており、前記制御手段3は間欠動作モードになっている。
【0023】 次に、ワイパ制御装置は、ステップS12において雨滴信号の数が減少した( YES)と判断すると、ステップS15において待機モードであるか否かを判断 し、待機モードではない(NO)と判断したときには、ステップS16において 検出時間Td内に雨滴信号が入力されたか否かを判断する。このとき、雨滴信号 が入力されている場合(YES)には、ステップS13,S14を通って間欠動 作モードを継続し、検出時間Td内に雨滴信号が入力されていない場合(NO) には、間欠時間算出処理を中断して駆動手段4に対する指令信号を発生しない待 機モード(ステップS17)となる。
【0024】 つまり、自然に雨量が減少している場合には、少なからず前記検出時間Td内 に雨滴信号が入力されるので、間欠動作モードを継続し、例えば車両がトンネル に進入した場合には、図5において点線から右側に示すように、雨滴信号が発生 しなくなるので、間欠時間Tiが経過してワイパモータ1を1回駆動させた後、 待機モードとなってワイパモータ1の間欠駆動を中断させる。また、トンネルを 出ると、雨滴センサ2によって雨滴が検出され、ステップS12において雨滴信 号の数が減少していない(NO)と判断するので、待機モードが間欠動作モード に切り替わり、ワイパモータ1を再び間欠駆動することとなる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案のワイパ制御装置によれば、雨滴信号に基づ いて算出した間欠時間でワイパモータを駆動している状態で、例えば車両がトン ネルを通過する過程において、トンネルに進入した際には、その状況を速やか判 断してワイパモータの駆動を中断させることができ、また、トンネルを出た際に は先の間欠駆動を再開することができ、ワイパ装置の利便性を高めることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1および2に係わるワイパ制御
装置の一実施例を示す説明図である。
【図2】本考案の請求項1に係わるワイパ制御装置の制
御過程を説明するフローチャートである。
【図3】時間経過に伴う雨量の減少状態を示す説明図で
ある。
【図4】本考案の請求項2に係わるワイパ制御装置の制
御過程を説明するフローチャートである。
【図5】雨滴信号と制御手段が発生する指令信号との関
係を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ワイパモータ 2 雨滴センサ 3 制御手段 4 駆動手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨滴センサと、雨滴センサからの雨滴信
    号に基づいて間欠時間を算出する制御手段と、制御手段
    で算出した間欠時間でワイパモータを駆動する駆動手段
    を備えると共に、前記制御手段が、間欠時間に基づく指
    令信号を駆動手段に送る間欠動作モードと、所定時間内
    に入力された雨滴信号の数の減少率が予め定めた基準値
    を越えたときに間欠時間算出処理を中断して駆動手段に
    対する指令信号を発生しない待機モードを有することを
    特徴とするワイパ制御装置。
  2. 【請求項2】 雨滴センサと、雨滴センサからの雨滴信
    号に基づいて間欠時間を算出する制御手段と、制御手段
    で算出した間欠時間でワイパモータを駆動する駆動手段
    を備えると共に、前記制御手段が、間欠時間に基づく指
    令信号を駆動手段に送る間欠動作モードと、間欠時間に
    予め定めた時間を加えた検出時間内に雨滴信号が入力さ
    れないときに間欠時間算出処理を中断して駆動手段に対
    する指令信号を発生しない待機モードを有することを特
    徴とするワイパ制御装置。
JP3858193U 1993-07-14 1993-07-14 ワイパ制御装置 Pending JPH078118U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3858193U JPH078118U (ja) 1993-07-14 1993-07-14 ワイパ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3858193U JPH078118U (ja) 1993-07-14 1993-07-14 ワイパ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078118U true JPH078118U (ja) 1995-02-03

Family

ID=12529265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3858193U Pending JPH078118U (ja) 1993-07-14 1993-07-14 ワイパ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078118U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002293220A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Denso Corp ワイパ制御システム
WO2004101333A1 (ja) * 2003-05-15 2004-11-25 Niles Co., Ltd. ワイパー制御方法、およびワイパー制御装置
JP2008174060A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Denso Corp 車両用雨滴検出装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002293220A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Denso Corp ワイパ制御システム
JP4668446B2 (ja) * 2001-03-29 2011-04-13 株式会社デンソー ワイパ制御システム
WO2004101333A1 (ja) * 2003-05-15 2004-11-25 Niles Co., Ltd. ワイパー制御方法、およびワイパー制御装置
JP2008174060A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Denso Corp 車両用雨滴検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0115338B1 (en) Rain condition dependent wiper control system for an automotive vehicle
US5179328A (en) Power seat apparatus
JPH078118U (ja) ワイパ制御装置
JP2001039248A (ja) 車両用カメラ装置
JP2598566Y2 (ja) ワイパ制御装置
JPH078119U (ja) ワイパ制御装置
JPH05105034A (ja) ワイパ制御装置
JPH06328998A (ja) ワイパ自動制御装置
JPH04143150A (ja) ワイパー装置
JP2582618Y2 (ja) オートワイパ装置
JPH05178167A (ja) ワイパ制御装置
JPS5945249A (ja) 車両用間欠ワイパ装置
JPH08254070A (ja) 車両用パワーウインドレギュレータの制御装置
JPH0678125U (ja) ワイパ制御装置
JP3033044B2 (ja) ワイパ自動制御装置
JPH0665124U (ja) ワイパ制御装置
KR0152186B1 (ko) 자동차용 에어콘 제어장치
JP2576416B2 (ja) 車両用ワイパー制御装置
JPH0678124U (ja) ワイパ制御装置
JPH10313502A (ja) 電動機駆動の産業車両
KR19990041629A (ko) 졸음운전 방지 방법 및 장치
JPH0411889Y2 (ja)
JPH0678126U (ja) ワイパ制御装置
JPH1086796A (ja) 車両用雨滴検出装置
JP2003025970A (ja) 車両用ワイパー装置