JP2008161809A - 凝集剤注入制御システム - Google Patents

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卓 毛受
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武士 松代
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Abstract

【課題】原水水質の変動にもかかわらず常に適切な凝集剤注入率にて凝集剤を注入できる凝集剤注入制御システムを提供する。
【解決手段】アルミニウム系凝集剤を被処理水に添加して懸濁固形物を凝集させ、沈殿処理する水処理設備における凝集剤注入制御システムで、凝集剤が添加された被処理水の溶存アルミニウムイオン濃度を溶存アルミニウムイオン濃度測定装置7で測定し、この測定結果から凝集剤の注入率を凝集剤注入率演算装置8演算し、この凝集剤注入率演算結果に基いて凝集剤注入装置2により、被処理水へ凝集剤を注入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、上水処理、下水処理、産業廃水処理などで利用される凝集沈殿処理に用いられ、特に浄水場の凝集沈澱処理プロセスに好適な凝集剤注入制御システムに関する。
従来、浄水場や下水処理場等では、被処理水に凝集剤が注入されている。これによって、被処理水中に含まれる微小な懸濁物がフロック化され、容易に沈降分離されるようになり、処理後の濁度の向上が図られている。凝集剤としては、例えば、ポリ塩化アルミニウムやポリ硫酸アルミニウム等のアルミニウム系凝集剤が広く用いられている。処理後の濁度に影響を及ぼす要素としては、原水の濁度や他の水質、凝集剤の注入量、凝集剤添加後のpH、撹拌池での撹拌強度、沈殿池の状態などが考えられる。
凝集剤の注入結果が沈殿池出口における濁度に影響を及ぼすまでの時間は、一般的に3〜4時間程度かかる。このため、沈殿池出口における濁度を測定し、その測定結果に基づいて凝集剤の注入量をフィードバック制御するのは困難である。そのため、処理水となる原水濁度と水温から凝集剤の注入率を演算するフィードフォワード制御(以下、FF制御)が従来からなされている。
しかし、FF制御は過去の経験に基づいて凝集剤の注入量を決定するため、過去の運転実績が現在の被処理水に対する適切な注入量よりも多めであった場合には、凝集剤の注入率の目標値が多めに演算される。アルミニウム系凝集剤が過剰に注入されると、処理水へのアルミニウムイオン濃度が増大して人体の健康上好ましくない。また、凝集剤のコストが増大する。更には、余剰汚泥の増量などの弊害を生じる。
このように、FF制御だけでは、凝集剤の注入後の結果を制御に反映することができない。このため、凝集剤の注入量の最適化を図るために、凝集剤の注入後の結果を制御に反映するフィードバック制御(以下、FB制御)を適用した凝集剤注入制御装置の発明もなされている(例えば、特許文献1や特許文献2参照)。
特許第3522650号 特許第3485900号
一般に、原水水質は時間変動があり、これに応じて適切な凝集剤注入率も変動する。凝集剤注入率を一定にすると、原水水質の変動によって適切な凝集剤注入率が設定した注入率より高くなった場合、凝集剤は不足して凝集が不充分となる。この場合、凝集沈澱処理プロセスで行うべき濁質の除去が低下し、次のろ過工程の負荷を増大し処理水質の悪化を引き起こす。また、適切な凝集剤注入率が設定した注入率より低くなった場合、凝集剤は過剰となる。凝集剤の過剰はある程度まで許容され、凝集状態に影響を与えないが、限度を越えると凝集不良を起こし白濁などの原因となる。この場合、凝集沈殿処理水に懸濁物質が多く含まれ、次のろ過工程の負荷を増大し処理水質の悪化を引き起こす。凝集剤注入過剰は、凝集沈澱処理水中の人体の健康に障害がある溶存アルミニウムイオン濃度を高める原因となり、また、凝集剤コストや汚泥発生量の増大の問題が生じる。
これらの問題は、上述した特許文献に示されている発明によっても充分に解決できなかった。
本発明の目的は、原水水質の変動にもかかわらず常に適切な凝集剤注入率にて凝集剤を注入できる凝集剤注入制御システムを提供することにある。
本発明による凝集剤注入制御システムは、アルミニウム系凝集剤を被処理水に添加して懸濁固形物を凝集させ、沈殿処理する水処理設備における凝集剤注入制御システムであって、前記凝集剤が添加された被処理水の溶存アルミニウムイオン濃度を測定する溶存アルミニウムイオン濃度測定装置と、前記溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤の注入率を演算する凝集剤注入率演算装置とを備え、前記凝集剤注入率演算装置による凝集剤注入率演算結果に基き前記被処理水への凝集剤注入量を制御することを特徴とする。
また、本発明の凝集剤注入制御システムは、被処理水となる原水の濁度を測定する原水濁度計と、この原水濁度計で測定された原水濁度に基き予め設定した関係で被処理水に対する第1の凝集剤注入率を求めるフィードフォワード演算装置と、前記凝集剤が添加された被処理水の溶存アルミニウムイオン濃度を測定する溶存アルミニウムイオン濃度測定装置と、前記溶存アルミニウム濃度の測定結果から第2の凝集剤注入率を演算する凝集剤注入率演算装置と、前記フィードフォワード演算装置により求められた第1の凝集剤注入率に基いて被処理水への凝集剤注入制御を行うと共に、前記アルミニウムイオン濃度の測定結果に基いて求められた第2の凝集剤注入率により前記第1の凝集剤注入率を補正する補正手段を有する制御演算装置とを備えた構成でもよい。
本発明では、原水の溶存有機物濃度を測定する溶存有機物濃度計をさらに備え、フィードフォワード演算装置は、前記原水の溶存有機物濃度測定結果により、原水濁度に基いて求める第1の凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータを補正するようにしてもよい。
また、本発明では、凝集剤が添加された被処理水の流動電流値を測定する流動電流計をさらに備え、凝集剤注入率演算装置は、凝集剤添加後における溶存アルミニウムイオン濃度の測定結果から凝集剤注入率を求めるに当り、前記流動電流計の測定結果により、前記凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータを補正するようにしてもよい。
また、本発明では、凝集剤が添加された被処理水の水温、pH、導電率、アルカリ度のいずれか又はそれぞれを測定するセンサーを設けると共に、これら水温、pH、導電率、アルカリ度のいずれか又はそれぞれの測定値により、流動電流計の測定結果を補正する流動電流計補正装置を設け、凝集剤注入率演算装置は、補正した流動電流値により溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤注入率を求める演算結果または演算に用いるパラメータを補正するようにしてもよい。
また、本発明では、凝集沈殿処理された処理水の濁度を測定する処理水濁度計をさらに備え、フィードフォワード演算装置は、原水の濁度の測定結果から第1の凝集剤注入率を求めるに当り、凝集沈殿された処理水濁度の測定結果により、演算結果または演算に用いるパラメータを補正するようにしてもよい。
また、本発明では、原水が複数水源から導入される場合、各水源からの取水路にそれぞれ流量計を設け、凝集剤注入率演算装置には、あらかじめ把握した各水源の水質特性を設定しておき、この水質特性を前記各流量計によって測定された各水源からの取水流量で加重平均することによって平均水質特性を求め、溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤注入率を演算するに当り、前記平均水質特性に基づいて、凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータを補正するようにしてもよい。
さらに、本発明では、溶存アルミニウムイオン濃度測定装置として、オンライン型のイオンクロマトグラフィを用いるとよい
本発明によれば、凝集剤添加後のアルミニウムイオン濃度を測定して凝集剤注入率の演算に反映させることにより、凝集剤を適切な注入率で制御でき、人体に障害を与えるアルミニウムイオンの浄水への混入や、過剰な凝集剤注入の抑制による凝集剤コスト、発生汚泥量の削減を行うことができる。
以下、本発明による凝集剤注入制御システムの一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、この実施の形態による凝集剤注入制御システムを示す図である。1は混和池であり、図示しない水源から原水が導入され、凝集剤注入装置2によって、原水(被処理水)に凝集剤が添加される。凝集剤としては、ポリ塩化アルミニウムやポリ硫酸アルミニウム等のアルミニウム系凝集剤を用いる。
混和池1には攪拌機3が設けられ、注入された凝集剤は、攪拌機3により被処理水と急激に攪拌・混和された後、次段のフロック形成池4に送られる。フロック形成池4では、緩やかに攪拌されることにより、被処理水中の懸濁固形物は凝集剤の効果によってフロックを形成していく。フロックを形成した被処理水は次段の沈殿池5に送られ、この沈殿池5においてフロックは沈降する。このようにして懸濁固形物が沈殿され、浄化された上澄液は、次ぎの砂ろ過槽6に送られ、ここで砂ろ過され、図示しない次工程に送られる。
図1中、7は溶存アルミニウム濃度測定装置で、凝集剤が添加された被処理水の溶存アルミニウムイオン濃度を測定する。すなわち、この溶存アルミニウム濃度測定装置7はフロック形成池4の出口から凝集剤が添加された被処理水をサンプリングし、その溶存アルミニウム濃度を測定する。8は凝集剤注入率演算装置で、測定装置7で測定された溶存アルミニウム濃度を入力し、その測定結果から目標値との比較で凝集剤の注入率を演算する。前記凝集剤注入装置2は、この凝集剤注入率演算装置8による凝集剤注入率演算結果に基き被処理水への凝集剤注入量を制御する。
すなわち、凝集剤注入率演算装置8では、溶存アルミニウム濃度測定装置7により検出された溶存アルミニウム濃度が、溶存アルミニウム濃度が目標値もしくはそれ以下となるように、PI制御などにより次ぎの凝集剤注入率を算出する。この凝集剤注入率の算出結果を凝集剤注入装置2に入力し、凝集剤の注入を行っていく。
上記構成において、操作者は、凝集剤注入装置2を操作し、予め設定した注入率により凝集剤を混和池1内の被処理水に注入する。注入率は、季節や天候などにより決め打ちで設定される。注入された凝集剤は、混和池1において攪拌機3により被処理水と急激に攪拌・混和される。次段のフロック形成池4では、緩やかに攪拌され、被処理水中の懸濁固形物は凝集剤の効果によってフロックを形成していく。形成されたフロックは次段の沈殿池5で沈降処理され、浄化された上澄液は、次ぎの砂ろ過槽6で砂ろ過される。
このような凝集沈澱処理において、凝集剤添加後の被処理水をフロック形成池4の出口において溶存アルミニウム濃度測定装置7によりサンプリングし、その溶存アルミニウム濃度を測定する。この測定値は凝集剤注入率演算装置8に入力され、次の凝集剤注入率を算出する。凝集剤注入装置2はこの算出結果を入力し、この算出結果にしたがって凝集剤を注入する。
一般に、凝集剤注入装置2に、季節や天候などにより決め打ちで設定された凝集剤注入率は高めであり、溶存アルミニウム濃度測定装置7により検出された溶存アルミニウム濃度は高めとなる場合が多い。この場合、溶存アルミニウム濃度が目標値もしくはそれ以下となるように次の凝集剤注入率を算出する。これらの結果、凝集剤添加後における被処理水の溶存アルミニウム濃度を適正な値に保つことができる。
このように、本発明では凝集剤添加後における被処理水の溶存アルミニウム濃度を測定して、凝集剤の注入率をフィードバック制御するのであるが、混和池1の滞留時間は10分程度、フロック形成池4の滞留時間は30分程度であり、これらを合せても充分フィードバック制御可能な遅れ時間である。すなわち、凝集剤の注入結果が沈殿池出口における濁度に影響を及ぼすまでの時間は、3〜4時間程度かかるため、沈殿池出口における濁度を測定しその測定結果に基づいて凝集剤の注入量を制御するのは困難であったが、本発明のように、凝集剤添加後における被処理水の溶存アルミニウム濃度を測定する場合は、充分にフィードバック制御が可能であり、凝集剤注入率を常に適正な状態に維持することができる。
なお、溶存アルミニウム濃度の測定点は、フロック形成池出口に限らず、凝集剤添加後の被処理水を測定する地点であればよい。
次に、図2で示す実施の形態を説明する。この実施の形態では、原水の濁度を測定し、凝集剤注入率をフィードフォワード制御する機能を加えている。
図2において、凝集剤添加前である混和池1の前段に原水濁度計9を設けて原水の濁度を測定する。10はフィードフォワード演算装置で、原水濁度計9で測定された原水濁度に基き、予め設定した関係で被処理水に対する第1の凝集剤注入率を求める。溶存アルミニウムイオン濃度測定装置7は、図1と同様に、凝集剤が添加された被処理水の溶存アルミニウムイオン濃度を測定する。また、凝集剤注入率演算装置8も同様に、溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤注入率を演算する。これを第2の凝集剤注入率とする。11は制御演算装置で、前記フィードフォワード演算装置10により求められた第1の凝集剤注入率に基いて凝集剤注入制御装置2を制御し、被処理水への凝集剤注入制御を行うと共に、前記アルミニウムイオン濃度の測定結果に基いて凝集財注入率演算装置8で求められた第2の凝集剤注入率により、前記第1の凝集剤注入率を補正する補正手段を有する。
他は図1に示した実施の形態と同じであり、対応する部分に同一符号を付し、説明は省略する。
この実施の形態では、被処理水となる原水の濁度を測定し、この測定結果に基いて凝集剤注入率をフィードフォワード演算装置10にて演算し、フィードフォワード制御を行う。すなわち、凝集剤添加前の濁度から凝集剤注入のフィードフォワード制御を行い、凝集剤添加後の溶存アルミニウム濃度から過剰な凝集剤注入率を削減するフィードバック制御を行う。このように、フィードフォワード制御の結果とフィードバック制御を制御演算装置11で統合し、最終的な凝集剤注入率を決定するので、凝集剤注入率の演算が安定となり、より適切な凝集剤注入率で凝集沈澱処理プロセスを運転することができる。
なお、原水濁度の測定点は、混和池1の前に限らず、凝集剤添加前であればよい。温度の測定結果によって、フィードフォワード演算結果を補正してもよい。
ここで、溶存アルミニウム濃度測定装置7としては、精密分析が可能なオンライン型のイオンクロマトグラフィを用いるとよい。オンライン型のイオンクロマトグラフィ7を用いて溶存アルミニウム濃度をより高精度に測定することにより、より正確な溶存アルミニウム濃度を元に凝集剤注入率の演算が可能となり、より適切な凝集剤注入率で凝集沈澱処理プロセスを運転することができる。
この他、溶存アルミニウム濃度測定装置7としては、アルミが持っている原子のスペクトルを測定する原子吸光光度法に基く測定装置を用いることもできる。
次に、図3で示す実施の形態を説明する。この実施の形態では、原水の溶存有機物濃度を測定し、フィードフォワード演算装置10により求められる第1の凝集剤注入率を補正するものである。
図3において、13は溶存有機物濃度計(TOC計等)であり、原水濁度計9と共に原水の流入路に設けられ、原水の溶存有機物濃度を測定する。フィードフォワード演算装置10は、原水の溶存有機物濃度測定結果により、原水濁度に基いて求める第1の凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータを補正する。すなわち、凝集剤添加前の原水の溶存有機物濃度を溶存有機物濃度計13で測定し、その測定結果をフィードフォワード演算装置10に入力し、凝集剤注入率を演算する。
他は図2で示した実施の形態と同じであり、対応する部分に同一符号を付し、説明は省略する。
この実施の形態では、凝集剤添加前の濁度から凝集剤注入率を演算した結果に、溶存有機物濃度による凝集剤注入率の増減を補正演算するので、より適切なフィードフォワード制御が可能となる。例えば、原水の有機物濃度が高い場合は、凝集剤をより多く注入するように、フィードフォワード演算装置10で求めた第1の凝集剤注入率を補正する。
この結果、原水の溶存有機物濃度を考慮したより適切な凝集剤注入率を求めて制御することができる。
なお、溶存有機物濃度計13として、溶存有機物濃度と相関の高いUV計などのセンサーを用いてもよい。
次に、図4で示す実施の形態を説明する。この実施の形態では、凝集剤を添加した被処理水の流動電流値を測定し、その測定結果を凝集剤注入率の演算結果に反映させる機能を加えたものである。
図4において、14は流動電流計であり、凝集剤が添加された被処理水の流動電流値を測定する。この流動電流計14の測定値は、凝集剤注入率演算装置8に入力される。凝集剤注入率演算装置8は、凝集剤添加後における被処理水の溶存アルミニウムイオン濃度の測定結果から凝集剤注入率を求めるに当り、この流動電流計8の測定結果により、前記凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータを補正する。すなわち、流動電流計14を用いて凝集剤添加後の流動電流値を測定し、この流動電流値の目標値との比較によって凝集剤の過不足を判断する。
他は図3で示した実施の形態と同じであり、対応する部分に同一符号を付し、説明は省略する。
この実施の形態では、凝集剤注入不足に対しても適切な注入率制御が行なえるようにしている。すなわち、溶存アルミニウムイオン濃度は凝集剤の過剰をフィードバックすることができるが、不足の場合を判断できない。流動電流計14は、凝集剤の注入により凝集状態(凝集し易いかどうかの指標)を検出するものであるから、その測定値により凝集剤の過不足を判断することができる。したがって、凝集剤注入不足に対するフィードバック制御を行うことができる。
なお、原水の水質などによっては、流動電流計による計測結果(凝集状態)のみによりフィードバック制御すると、多量の凝集剤注入が行われる場合がある。しかし、この実施の形態では、凝集剤注入後の被処理水の溶存アルミニウム濃度を測定して凝集剤の注入率演算を行っているので、ある基準値以上に凝集剤が注入されることはなく、凝集沈殿後の処理水に多量のアルミニウムが溶存することを防止できる。
次に、図5で示す実施の形態を説明する。この実施の形態は、図4で説明した流動電流計14の測定値を、測定対象の水温、pH、導電率、アルカリ度などで補正するものである。
図5において、16は水温計、17はpH計、18は導電率計、19はアルカリ度計であり、これらは凝集剤が添加された被処理水の水温、pH、導電率、アルカリ度をそれぞれ測定する。これら各センサー16,17,18,19は、いずれか一つを設けてもよいし、又はそれぞれを任意の組み合わせで設けてもよい。15は流動電流計補正装置であり、各センサー16,17,18,19によって測定された被処理水の水温、pH、導電率、アルカリ度のいずれか又はそれぞれの測定値により、流動電流計14の測定結果を補正する。凝集剤注入演算装置8は、上記の補正した流動電流値により、溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤注入率を求める演算結果または演算に用いるパラメータを補正する。
すなわち、凝集剤添加後の流動電流値を測定する流動電流計14は、測定対象の水温、pH、導電率、アルカリ度によって影響される場合がある。これらの影響を抑制するため、流動電流計補正装置15に、センサーである温度計16、pH計17、導電率計18、アルカリ度計19のいずれか、ないし全ての測定値を入力し、各々の測定値が流動電流計に与える影響の度合いに合わせて、流動電流値の補正を行う。
他は図4で示した実施の形態と同じであり、対応する部分に同一符号を付し、説明は省略する。
この実施の形態では、凝集剤添加後の流動電流値が、被処理水の水温、pH、導電率、アルカリ度などの影響を受けても、これらの測定値により測定された流動電流値を補正演算するので、流動電流値により凝集剤注入率を算出する際の、凝集剤注入率演算装置8における制御精度を向上させることができる。
次に、図6で示す実施の形態を説明する。この実施の形態は、凝集沈澱処理された処理水の濁度を測定して、その測定結果を注入率の演算に反映するものである。
図6において、20は処理水濁度計であり、沈殿池5によりフロックが凝集沈澱処理された処理水の濁度を測定する。この処理水濁度計20の測定値は前記フィードフォワード演算装置10に入力される。このフィードフォワード演算装置10は、原水濁度計9及び溶存有機物濃度計13の測定結果から第1の凝集剤注入率を求めるに当り、前記凝集沈殿された処理水濁度の測定結果により、演算結果または演算に用いるパラメータを補正する。すなわち、沈殿池5による凝集沈殿処理後の処理水の濁度を、沈殿池5出口に設置した沈殿池出口濁度計20で測定し、その結果、沈殿池5の出口濁度目標値を越えるデータが得られた場合は、自動的にフィードフォワード演算装置11の演算式パラメータを補正して、凝集剤添加前の濁度で凝集剤注入のフィードフォワード制御を行う。
他は図5で示した実施の形態と同じであり、対応する部分に同一符号を付し、説明は省略する。
一般に、フィードフォワード制御のパラメータは、水源水質の季節や経年変化によって少しずつ変化するため、この実施の形態のように、上記変化に自動的に対応してパラメータを変更する機能を持つことにより、より安定しメンテナンスの容易となるシステムとすることができる。
次に、図7で示す実施の形態を説明する。この実施の形態は、被処理水となる原水を複数の水源から導入する場合の凝集剤注入制御に関するものである。
図7において、複数の水源(図示しないが2つの水源とする)からの取水路に、それぞれ流量計21,22を設け、それらの測定値は前記凝集剤注入率演算装置8に入力させる。この凝集剤注入率演算装置8には、あらかじめ把握した各水源の水質特性を設定しておく。そして、この水質特性を前記各流量計21,22によって測定された各水源からの取水流量で加重平均することによって平均水質特性を求める。この平均水質特性は、溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤注入率を演算するに当り、凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータの補正に用いる。すなわち、凝集剤注入率演算装置8には、各水源の水質やそれらが凝集に与える影響を予め把握して設定しておき、取水比の加重平均より平均水質特性を求め、溶存アルミニウム濃度による凝集剤注入率演算の補正を行う。
なお、流量計21,22により測定される取水比を、フィードフォワード演算装置10に入力し、第1の凝集剤注入率の演算の補正を行ってもよい。
他は前述した他の実施の形態と同じであり、対応する部分に同一符号を付し、説明は省略する。
一般に、水源によって懸濁固形物質の性質が異なる可能性があり、溶存アルミニウム濃度や凝集剤添加前の濁度が同一でも、適切な凝集剤注入率が異なる場合がある。このため、この実施の形態のように、複数水源の場合には各水源からの取水比を測定し、加重平均によって取水混合後の平均水質を算出し、これを凝集剤注入率演算に反映させることによって、より精度の高い凝集剤注入制御を行うことができる。
これらの結果、前述した各実施の形態によれば、凝集剤を適切な注入率で制御でき、人体に障害を与えるアルミニウムイオンの浄水への混入や、過剰な凝集剤注入の抑制による凝集剤コスト、発生汚泥量の削減を行うことができる。
本発明による凝集剤注入制御システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明による凝集剤注入制御システムにおいて、原水濁度に基くフィードフォワード制御を加えた実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明による凝集剤注入制御システムにおいて、原水の有機物濃度を測定し,原水濁度に基くフィードフォワード制御の補正に用いた実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明による凝集剤注入制御システムにおいて、凝集剤注入後における被処理水の流動電流値を測定し、凝集剤注入制御演算の補正に用いた実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明による凝集剤注入制御システムにおいて、凝集剤注入後の被処理水における水温、pH、導電率、アルカリ度などを測定し、被処理水の流動電流値の補正に用いた実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明による凝集剤注入制御システムにおいて、凝縮沈澱処理後の処理水濁度を測定し、凝集剤注入制御演算の補正に用いた実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明による凝集剤注入制御システムにおいて、複数系統から取水する場合の実施の形態を示すシステム構成図である。
符号の説明
1 混和池
2 凝集剤注入装置
4 フロック形成池
5 沈殿池
7 溶存アルミニウム濃度測定装置
8 凝集剤注入率演算装置
9 原水濁度計
10 フィードフォワード演算装置
11 制御演算装置
13 溶存有機物濃度計
14 流動電流計
15 流動電流計補正装置
16 水温計
17 pH計
18 導電率計
19 アルカリ度計
20 処理水濁度計
21,22 流量計

Claims (8)

  1. アルミニウム系凝集剤を被処理水に添加して懸濁固形物を凝集させ、沈殿処理する水処理設備における凝集剤注入制御システムであって、
    前記凝集剤が添加された被処理水の溶存アルミニウムイオン濃度を測定する溶存アルミニウムイオン濃度測定装置と、
    前記溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤の注入率を演算する凝集剤注入率演算装置とを備え、
    前記凝集剤注入率演算装置による凝集剤注入率演算結果に基き前記被処理水への凝集剤注入量を制御することを特徴とする凝集剤注入制御システム。
  2. アルミニウム系凝集剤を被処理水に添加して懸濁固形物を凝集させ、沈殿処理する水処理設備における凝集剤注入制御システムであって、
    前記被処理水となる原水の濁度を測定する原水濁度計と、
    この原水濁度計で測定された原水濁度に基き予め設定した関係で被処理水に対する第1の凝集剤注入率を求めるフィードフォワード演算装置と、
    前記凝集剤が添加された被処理水の溶存アルミニウムイオン濃度を測定する溶存アルミニウムイオン濃度測定装置と、
    前記溶存アルミニウム濃度の測定結果から第2の凝集剤注入率を演算する凝集剤注入率演算装置と、
    前記フィードフォワード演算装置により求められた第1の凝集剤注入率に基いて被処理水への凝集剤注入制御を行うと共に、前記アルミニウムイオン濃度の測定結果に基いて求められた第2の凝集剤注入率により前記第1の凝集剤注入率を補正する補正手段を有する制御演算装置と
    を備えたことを特徴とする凝集剤注入制御システム。
  3. 原水の溶存有機物濃度を測定する溶存有機物濃度計をさらに備え、フィードフォワード演算装置は、前記原水の溶存有機物濃度測定結果により、原水濁度に基いて求める第1の凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータを補正することを特徴とする請求項2に記載の凝集剤注入制御システム。
  4. 凝集剤が添加された被処理水の流動電流値を測定する流動電流計をさらに備え、凝集剤注入率演算装置は、凝集剤添加後における溶存アルミニウムイオン濃度の測定結果から凝集剤注入率を求めるに当り、前記流動電流計の測定結果により、前記凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータを補正することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の凝集剤注入制御システム。
  5. 凝集剤が添加された被処理水の水温、pH、導電率、アルカリ度のいずれか又はそれぞれを測定するセンサーを設けると共に、これら水温、pH、導電率、アルカリ度のいずれか又はそれぞれの測定値により、流動電流計の測定結果を補正する流動電流計補正装置を設け、凝集剤注入率演算装置は、補正した流動電流値により溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤注入率を求める演算結果または演算に用いるパラメータを補正することを特徴とする請求項4に記載の凝集剤注入制御システム。
  6. 凝集沈殿処理された処理水の濁度を測定する処理水濁度計をさらに備え、フィードフォワード演算装置は、原水の濁度の測定結果から第1の凝集剤注入率を求めるに当り、凝集沈殿された処理水濁度の測定結果により、演算結果または演算に用いるパラメータを補正することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の凝集剤注入制御システム。
  7. 原水が複数水源から導入される場合、各水源からの取水路にそれぞれ流量計を設け、凝集剤注入率演算装置には、あらかじめ把握した各水源の水質特性を設定しておき、この水質特性を前記各流量計によって測定された各水源からの取水流量で加重平均することによって平均水質特性を求め、溶存アルミニウム濃度の測定結果から凝集剤注入率を演算するに当り、前記平均水質特性に基づいて、凝集剤注入率の演算結果または演算に用いるパラメータを補正することを特徴とした請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の凝集剤注入制御システム。
  8. 溶存アルミニウムイオン濃度測定装置として、オンライン型のイオンクロマトグラフィを用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の凝集剤注入制御システム。
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