JP2015164705A - 水処理システム、制御装置、及び水処理方法 - Google Patents

水処理システム、制御装置、及び水処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原水が高濁した場合でも、凝集剤の注入量を適切に決定することができる水処理システム、制御装置、及び水処理方法を提供することである。【解決手段】水処理システムは、流動電流計と、制御部と、決定部とを持つ。流動電流計は、凝集剤が注入される貯水部又は貯水部の上流から採取された水が所定の希釈倍率で希釈され、希釈された水の流動電流値を測定する。制御部は、希釈倍率を決定し、採取された水を決定された希釈倍率で希釈するように調整機構を制御する。決定部は、希釈された水の流動電流値に基づいて、凝集剤の注入量を決定する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、水処理システム、制御装置、及び水処理方法に関する。
水処理システムは、凝集剤によって懸濁物を凝集させる凝集工程において、流動電流計(SCD: Streaming Current Detector)により測定された流動電流値(SCD値)が所定値となるように、凝集剤の注入量を決定する。しかしながら、原水が高濁した場合(懸濁物の濃度が高くなった場合)、流動電流計の測定精度が低下することがある。この場合、水処理システムは、凝集剤の注入量を適切に決定することができない場合があった。
特開2000−121628号公報
本発明が解決しようとする課題は、原水が高濁した場合でも、凝集剤の注入量を適切に決定することができる水処理システム、制御装置、及び水処理方法を提供することである。
実施形態の水処理システムは、流動電流計と、制御部と、決定部とを持つ。流動電流計は、凝集剤が注入される貯水部又は貯水部の上流から採取された水が所定の希釈倍率で希釈され、希釈された水の流動電流値を測定する。制御部は、希釈倍率を決定し、採取された水を決定された希釈倍率で希釈するように調整機構を制御する。決定部は、希釈された水の流動電流値に基づいて、凝集剤の注入量を決定する。
第1の実施形態における、水処理システムの構成の第1例を示す図である。 第1の実施形態における、凝集剤注入装置の構成例を示す図である。 第1の実施形態における、流動電流計の構成例を示す図である。 第2の実施形態における、水処理システムの構成の第2例を示す図である。 第3の実施形態における、水処理システムの構成の第3例を示す図である。 第4の実施形態における、水処理システムの構成の第4例を示す図である。
以下、実施形態の水処理システム、制御装置、及び水処理方法を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における、水処理システム1の構成の第1例を示す図である。水処理システム1は、原水10が送水される着水井20と、活性炭接触池30と、混和池40(貯水部)と、フロック形成池50と、沈澱池60と、配水池70と、清澄水80が送水される調整機構90と、凝集剤注入装置100と、流量計110と、貯槽120と、濁度計130と、凝集剤140と、ポンプ150とを備える。
着水井20には、原水10が送水される。
活性炭接触池30は、送水された原水10に対して、活性炭による吸着処理を施す。活性炭接触池30において、吸着処理が施された水は、送水機構(不図示)によって混和池40に一定の流量で送水される。活性炭接触池30の送水機構は、原水10の水質変動が大きく混和池40の水質が不安定である場合や、凝集剤140が混和池40に過剰に注入されている場合には、吸着処理が施された水を、貯槽120に送水してもよい。
なお、水処理システム1が活性炭接触池30を備えていない場合には、着水井20から貯槽120に送水するための送水機構が設けられてもよい。また、活性炭接触池30からの水と、混和池40からの水のいずれかを送水するように、流路を切り替えるための切替機構が、混和池40と貯槽120との間に設けられてもよい。
混和池40では、吸着処理が施された水に、凝集剤140がポンプ150によって注入される。混和池40の混合装置41は、吸着処理が施された水と、凝集剤140とを混合して撹拌する。混和池40から採取された水(混和水)は、フロック形成池50と、貯槽120とに送水される。なお、混和池40から採取された水は、微フロックを含む。
フロック形成池50では、混和池40から採取された水の微フロックが成長し、沈降速度の大きいフロックを含む水が生成される。
沈澱池60では、フロックを含む水に沈降分離処理が施される。沈澱池60の送水機構(不図示)は、得られた清澄水を、配水池70に送水する。
配水池70は、家庭等に提供される清澄水80を貯える。配水池70の送水機構(不図示)は、混和池40から採取された水を希釈するために、調整機構90と流量計110とを介して、清澄水80を貯槽120に送水する。
調整機構90は、配水池70から流量計110に送水される清澄水80の流量を、凝集剤注入装置100による制御に応じて調整する。調整機構90は、例えば、調整弁である。
流量計110は、調整機構90から貯槽120に送水される清澄水80の流量を測定し、清澄水80の流量の測定値を、凝集剤注入装置100に出力する。また、貯槽120には、混和池40から採取された水が注水される。なお、貯槽120には、活性炭接触池30から採取された水が、更に注水されてもよい。
濁度計130は、貯槽120の水中の粒子を計測することにより、貯槽120の水の水質の一つとして、貯槽120の水の濁度(濁質濃度)を測定する。濁度計130は、例えば、懸濁物質濃度計、パーティクルカウンター、粒度分布計、吸光光度計である。濁度計130は、貯槽120の水の濁度を示す情報を、凝集剤注入装置100に出力する。
凝集剤注入装置100は、流動電流計1100と、制御装置1200とを有する。流動電流計1100は、貯槽120の水の流動電流を測定する。制御装置1200は、混和池40から採取された水を貯槽120で希釈する希釈倍率を、例えば、貯槽120の水の流動電流値に基づいて決定する。制御装置1200は、混和池40から採取された水を決定された希釈倍率で希釈するように、調整機構90を制御する。制御装置1200は、決定された希釈倍率に基づいて、凝集剤140の注入量を決定する。
なお、凝集剤注入装置100は、貯槽120の水の流動電流値の測定精度が低下している場合には、貯槽120の水の濁度に基づいて、希釈する希釈倍率を決定し、調整機構90を制御する。凝集剤注入装置100の詳細については後述する。
凝集剤140は、例えば、ポリ塩化アルミニウム、硫酸バンド、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、ポリシリカ鉄等の無機系凝集剤のいずれでもよい。また、凝集剤140は、例えば、カチオン性ポリマ、アニオン性ポリマ、両性ポリマ等の高分子凝集剤と併用されてもよい。
ポンプ150は、凝集剤注入装置100により決定された注入量の凝集剤140を、混和池40の水に注入する。
次に、凝集剤注入装置100の詳細について説明する。
図2は、第1の実施形態における、凝集剤注入装置100の構成例を示す図である。凝集剤注入装置100は、流動電流計1100と、制御装置1200とを有する。流動電流計1100には、貯槽120の水が、例えば、毎分2〜20リットルの流量で注水される。流動電流計1100は、貯槽120の水の流動電流を測定し、貯槽120の水の流動電流値を制御装置1200に出力する。
図3は、第1の実施形態における、流動電流計1100の構成例を示す図である。流動電流計1100は、プルーブ1101と、ピストン1102と、電極1103とを有する。プルーブ1101とピストン1102との間隔は、例えば、0.1[mm]である。ピストン1102は、プルーブ1101に囲まれた空間で、往復運動をする。電極1103は、プルーブ1101に注水された水の流動電流を測定し、測定した流動電流に応じた信号を出力する。流動電流計1100は、測定した流動電流に応じた信号を示す流動電流値を、制御装置1200に出力する。
図2に示すように、制御装置1200は、制御部1210と、記憶部1220と、決定部1230とを有する。制御部1210と、決定部1230とのうち一部または全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部1220に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。記憶部1220は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、レジスタ等を含む。
制御部1210は、清澄水80の流量の測定値を、流量計110から取得する。制御部1210は、清澄水80の流量の測定値に基づいて、貯槽120での実際の希釈倍率を概算することができる。制御部1210は、貯槽120の水の流動電流値を、流動電流計1100から取得する。また、制御部1210は、貯槽120の水の濁度を示す情報を、濁度計130から取得してもよい。
制御部1210は、貯槽120の水の流動電流値に基づいて、貯槽120で希釈される水の希釈倍率を決定する。この決定された希釈倍率と、清澄水80の流量とには相関がある。第1の実施形態では、混和池40から採取された水の流量が一定であるため、清澄水80の流量の測定値は、希釈倍率を決定づける値である。
制御部1210は、決定された希釈倍率で貯槽120の水を希釈するように調整機構90を制御することで、清澄水80の流量を調整する。清澄水80の流量が調整されることによって、貯槽120の水の希釈倍率が調整される。また、希釈倍率が調整されることによって、流動電流計1100に注水される水の流動電流値は、流動電流計1100の測定精度が低下しない測定可能範囲内に収まる。流動電流計1100の測定精度が低下しないことによって、決定部1230は、凝集剤140の注入量を適切に決定することができる。
なお、制御部1210は、貯槽120の水の濁度が所定閾値以上である場合には、貯槽120の水の流動電流値にかかわらず、清澄水80の流量を上げて希釈倍率が上がるように、調整機構90を制御する。所定閾値は、例えば、貯槽120の水の流動電流値の測定精度が低下する濁度として予め定められる。希釈倍率が上がるように調整機構90が制御されることより、貯槽120の水の流動電流値の測定精度は回復する。
制御部1210は、決定された希釈倍率を示す情報を、清澄水80の流量の測定値と相関のある値として、決定部1230に出力する。これに代えて、制御部1210は、流量計110から取得した、清澄水80の流量の測定値を、決定部1230に転送してもよい。
記憶部1220は、貯槽120の水の流動電流値と、希釈倍率との相関を示す相関式(演算式)を示す情報を記憶する。記憶部1220は、貯槽120の水の流動電流値と、清澄水80の流量との相関を示す相関式を示す情報を記憶してもよい。
決定部1230は、貯槽120の水の流動電流値と、希釈倍率との相関を示す相関式に基づいて、凝集剤140の注入量を決定する。決定部1230は、貯槽120の水の流動電流値と、清澄水80の流量との相関を示す相関式に基づいて、凝集剤140の注入量を決定してもよい。決定部1230は、決定された注入量の凝集剤140が混和池40の水に注入されるように、ポンプ150を制御する。
貯槽120の水の流動電流値と、清澄水80の流量の測定値(希釈倍率)との相関を示す相関式は、式(1)により表される。なお、清澄水80の流量の測定値と、希釈倍率とには相関があるので、式(1)に示す、清澄水80の流量の測定値は、制御部1210が決定した希釈倍率に置き換えられてもよい。
SCD補正値=SCD実測値+K1(SCD実測値−清澄水80のSCD値)×(清澄水80の流量の測定値) …(1)
ここで、SCD補正値は、流動電流計1100が測定した流動電流の補正値を示す。SCD実測値は、流動電流計1100が測定した流動電流値である。K1は、相関式と実際の凝集状態との誤差を埋めるための補正係数である。清澄水80のSCD値は、予め測定された清澄水80の流動電流値である。清澄水80のSCD値は、清澄水80の一部を分岐する分岐ラインが貯槽120までの流路に設けられている場合には、流動電流計1100が測定した流動電流値でもよい。混和水の流量は、混和池40から採取された水の流量を示す。
混和池40の濁質濃度Cは、式(2)により表される。
=C+(C−C)Q/Q …(2)
混和池40の濁質濃度Cが式(2)により表されるのは、「C=CQ−C」の関係が成り立つことからである。ここで、Qは、混和池40から貯槽120に採取された水の流量を示す。Qは、清澄水80の濁質濃度を示す。Cは、貯槽120の濁質濃度である。Qは、貯槽120から流動電流計1100に注水される水の流量を示す。
流動電流計1100が測定した流動電流値は、濁質濃度(濁度)と等価ではないが、水中に含まれる粒子の荷電状態が影響することから、ある程度の傾向をつかむことができる。したがって、式(1)では、濁質濃度は、流動電流値に置き換えられている。
決定部1230は、SCD補正値がSCD目標値(=値0付近)に近づくように、清澄水80の流量との相関を示す相関式に基づいて、凝集剤140の注入量を決定する。SCD目標値は、理論上0であるが、原水10の水質によって変化する。したがって、SCD目標値は、ジャーテストによって決定された凝集剤140の注入量(注入率)を反映させた結果や、沈澱池60の上澄み水の濁度に基づいて、決定されてもよい。決定部1230は、流動電流計1100を洗浄する所定のタイミングや、凝集剤140の注入が実際の水処理システム1に追従しなくなった場合などに、凝集剤140の注入量を補正してもよい。
ポンプ150は、決定部1230により決定された注入量の凝集剤140を、混和池40に注入する。
以上のように、水処理システム1は、流動電流計1100と、制御部1210と、決定部1230とを備える。流動電流計1100は、凝集剤が注入される混和池40又は混和池40の上流(着水井20、活性炭接触池30)から採取された水が所定の希釈倍率で希釈され、希釈された水の流動電流値を測定する。制御装置1200の制御部1210は、希釈倍率を決定し、採取された水を決定された希釈倍率で希釈するように調整機構90を制御する。制御装置1200の決定部1230は、希釈された水の流動電流値に基づいて、凝集剤140の注入量を決定する。
水処理方法は、水処理システム1における水処理方法であって、希釈された水の流動電流値を測定するステップと、採取された水を決定された希釈倍率で希釈するように調整機構90を制御するステップと、凝集剤140の注入量を決定するステップとを含む。希釈された水の流動電流値を測定するステップでは、水処理システム1は、凝集剤が注入される混和池40又は混和池40の上流から採取された水が所定の希釈倍率で希釈され、希釈された水の流動電流値を測定する。採取された水を決定された希釈倍率で希釈するように調整機構90を制御するステップでは、水処理システム1は、希釈倍率を決定し、採取された水を希釈倍率で希釈するように調整機構90を制御する。凝集剤140の注入量を決定するステップでは、水処理システム1は、希釈された水の流動電流値に基づいて、凝集剤140の注入量を決定する。
この構成により、制御部1210は、希釈倍率を決定し、採取された水を決定された希釈倍率で希釈するように調整機構90を制御する。これにより、第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、原水10が高濁した場合でも、凝集剤140の注入量を適切に決定することができる。
第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、測定対象となる混和池40等から採取された水(混和水)を、清澄水80によって希釈して濃度を低下させ、原水10が高濁した場合でも、流動電流計1100による流動電流の測定を可能にする。
第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、原水10の濁度が急激に上昇して、流動電流計1100が測定した流動電流値が測定可能範囲を超過しそうな場合でも、混和池40等から採取された水(混和水)を貯槽120において十分に希釈するため、流動電流値が流動電流計1100の測定可能範囲を超えることがない。第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、混和池40における凝集剤140の過不足を、未然に防ぐことができる。
第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、流動電流計1100による測定値を制御装置1200に伝え、さらに調整機構90に指示を出して流量を調整し、希釈倍率を変更する工程を、目標の希釈倍率になるまで続ける。
第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、原水10の高濁時においても流動電流値を制御指標にすることで、実際の凝集状態を測定し、その測定に必要な時間が短いことから、原水10の水質変動に追従することができ、原水10の実際の水質や凝集状態に適合した凝集剤140の注入量を、決定することができる。
第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、濁度計130により測定された濁度を希釈倍率の指標とした場合には、貯槽120から流動電流計1100への流路を省略することができるため、制御の時間遅れをより短縮することができる。第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、制御の時間遅れをより短縮することで、実際の水質変動に即した凝集剤140の注入量を、決定することができる。
第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、凝集剤140の注入量を過不足なく適切に決定することで、処理水の水質を良好な状態に保ったまま、凝集剤140の使用量を削減することができる。
第1の実施形態に係る水処理システム1では、水処理システム1の運転員が頻繁にジャーテストを行う必要がなくなる。このため、第1の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、現場の運転員の負担を軽減することができる。
決定部1230は、希釈された水の流動電流値と、決定された希釈倍率又は希釈倍率を決定づける値(例えば、清澄水80の流量の測定値)とに基づいて、凝集剤140の注入量を決定する。
制御部1210は、希釈された水の流動電流値に基づいて、希釈倍率を決定する。
制御部1210は、濁度計130により測定された、着水井20、活性炭接触池30又は混和池40等から採取された水の水質に基づいて、希釈倍率を決定する。
制御部1210は、流動電流計1100の状態に基づいて、希釈倍率を決定する。
制御部1210は、流動電流計1100の状態として、希釈された水の流動電流値が所定閾値以上のまま変化しない状態である場合、希釈倍率を上げる。
制御部1210は、混和池40等から採取された水を希釈するための水の流量の測定値に基づいて、調整機構90を制御する。
決定部1230は、記憶部1220に記憶された演算式(相関式)を希釈倍率に基づいて選択し、選択した演算式に基づいて凝集剤140の注入量を決定する。
(第2の実施形態)
第2実施形態では、混和池40から貯槽120への流路と、混和池40から流動電流計1100への流路とに、水が送水される流路が分岐している点が、第1の実施形態と相違する。以下、水処理システム1は、活性炭接触池30から貯槽120に送水するための流路を備えてもよいし、備えていなくてもよい。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図4は、第2の実施形態における、水処理システム1の構成の第2例を示す図である。水処理システム1は、第2の実施形態における水処理システム1と比較して、流路を切り替えるための切替機構160と切替機構170とを更に備える。切替機構160と切替機構170は、混和池40から採取された水と、貯槽120から採取された水とのうち、いずれを流動電流計1100に注水するかを切り替えるための機構である。
切替機構160は、混和池40から流動電流計1100に送水される水の流路に備えられる。切替機構160は、原水10の濁度が低い場合に使用される。一方、切替機構170は、混和池40から採取された水が貯槽120において清澄水80と混合されて、流動電流計1100に送水される水の流路に備えられる。切替機構170は、原水10の濁度が高い場合に使用される。
制御部1210は、混和池40から採取された水の水質を示す情報を、濁度計130から取得する。制御部1210は、混和池40から採取された水と、貯槽120から採取された水とのうち、いずれを流動電流計1100に注水するかを、混和池40から採取された水の水質を示す情報に基づいて、切替機構160と切替機構170により切り替える。切替機構160と切替機構170の切り替えを判定するための濁度の閾値は、例えば、値10以上である。濁度の単位は、例えば、NTU(Nephelometric Turbidity Unit)である。
また、制御部1210は、流動電流計1100による流動電流の測定値が、予め定められた範囲を超過したことを指標にして、切替機構160と切替機構170(例えば、切替弁)の開閉を行い、切替機構160と切替機構170を切り替えてもよい。流動電流計1100の流動電流の測定値が、予め定められた範囲を超過した場合には、流動電流計1100の流動電流の測定値は、例えば、所定閾値以上のまま変化しない状態となる。なお、制御部1210は、混和池40よりも上流(着水井20、活性炭接触池30)から採取された水の水質を示す情報に基づいて、切替機構160と切替機構170を切り替えてもよい。
制御部1210は、混和池40から流動電流計1100に送水する流路を、原水10の高濁時でも、流動電流の測定対象とされる水が送水される経路としてもよい。流動電流計1100は、混和池40から採取された水と清澄水80とが混合された水(混合水)の流動電流を、タイマーや運転員の指示に基づくスイッチ稼働などに基づいて、間欠的に測定してもよい。つまり、流動電流計1100は、貯槽120で希釈された水の流動電流を、タイマーや運転員の指示に基づくスイッチ稼働などに基づいて、間欠的に測定してもよい。
以上のように、第2の実施形態の水処理システム1は、混和池40から採取された水と、貯槽120で希釈された水とのいずれを流動電流計1100に注水するかを切り替える切替機構160及び170を備える。流動電流計1100は、混和池40から採取された水が切替機構160を介して直接注水された場合には、希釈された水の流動電流値を測定する代わりに、混和池40から採取された水の流動電流値を測定する。制御部1210は、混和池40から採取された水が切替機構160を介して流動電流計1100に注水された場合には、混和池40から採取された水の流動電流値に基づいて、希釈倍率を決定する。
混和池40から採取された水は、例えば、原水10の濁度が値10以下であるような低濁度の場合、貯槽120で清澄水80によって希釈される必要はない。この場合、第2の実施形態の水処理システム1は、混和池40から採取された水が、混和池40から流動電流計1100に到達する時間を短縮して、制御の時間遅れを短くする。また、第2の実施形態の水処理システム1は、貯槽120の水の流動電流値をリアルタイムで測定することが可能になり、原水10の実際の水質に適合した凝集剤140の注入量を決定することができる。
第2の実施形態の水処理システム1は、第1の実施形態と同様の効果を奏する他に、混和池40から流動電流計1100に直接送水した場合、貯槽120での滞留時間を発生させないため、測定対象される水が混和池40から流動電流計1100に達するまでの時間を、短縮することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、混和池40から貯槽120に送水される水の流量が測定される点が、第1の実施形態、第2の実施形態と相違する。第3の実施形態では、第1〜第2の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図5は、第3の実施形態における、水処理システム1の構成の第3例を示す図である。水処理システム1は、第1の実施形態における水処理システム1と比較して、流量計180を更に備える。流量計180は、混和池40から貯槽120に送水される水の流路に備えられる。流量計180は、貯槽120に送水される混和水の流量を測定する。貯槽120に送水される混和水の流量は、第3の実施形態では可変である。流量計180は、貯槽120に送水される混和水の流量の測定値を、制御部1210に出力する。
制御部1210は、貯槽120に送水される混和水の流量と、清澄水80の流量とに基づいて、貯槽120の水の希釈倍率を調整する。制御部1210は、混和池40から採取された水(混和水)の濁度が、流動電流計1100の測定可能範囲を超えるような濃度の場合には、流動電流計1100の調整機構に指示を出し、混和池40から採取された水が貯槽120に送水される流量を調整する。
制御部1210は、流量計110を介して送水される水の流量と、流量計180を介して送水される水の流量とに応じた希釈倍率を、貯槽120の水の濁度と希釈倍率との相関式に基づいて決定する。制御部1210は、貯槽120に送水される混和水の流量と、清澄水80の流量とを、希釈倍率に基づいて調整する。
決定部1230は、式(3)に示すSCD補正値がSCD目標値と等しくなるように、凝集剤140の注入量を決定する。式(3)に示すK2は、相関式と実際の凝集状態との誤差を埋めるための補正係数である。
SCD補正値=SCD実測値+K2(SCD実測値−清澄水80のSCD値)×(清澄水80の流量の測定値)/(混和水の流量) …(3)
また、決定部1230は、制御部1210が決定した希釈倍率(例えば、式(4)に示す希釈倍率)に基づいて、式(5)に示すSCD補正値がSCD目標値(=値0付近)に近づくように、凝集剤140の注入量を決定してもよい。式(5)に示すK5は、補正係数である。
希釈倍率=(清澄水80の流量の測定値+貯槽120に送水される混和水の流量の測定値)/(貯槽120に送水される混和水の流量の測定値)×100 …(4)
SCD補正値=SCD実測値+K5(SCD実測値−清澄水80の流動電流値)×希釈倍率 …(5)
決定部1230は、例えば、希釈倍率10以上が高濁と、希釈倍率2〜10未満が中濁と、希釈倍率2以下を低濁と定義された場合、希釈倍率が高濁、中濁又は低濁のいずれであるかを判定して、判定結果に応じた相関式(演算式)を選択してもよい。なお、これらの定義は、一例であり、希釈倍率は限定されない。高濁用の相関式、中濁用の相関式、低濁用の相関式は、それぞれ補正係数の値が異なるものであってもよい。また、決定部1230は、選択した相関式と、原水10の濁度のフォードフォワード制御とを組み合わせて、凝集剤140の注入量を決定してもよい。
以上のように、制御部1210は、混和池40から採取された水の流量の測定値に基づいて、調整機構90を制御する。
これにより、第3の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、原水が高濁した場合でも、凝集剤140の注入量をより適切に決定することができる。
第3の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、凝集剤140の注入量を過不足なく適切に決定することで、処理水の水質を良好な状態に保ったまま、凝集剤140の使用量をより削減することができる。
第3の実施形態に係る水処理システム1では、水処理システム1の運転員が頻繁にジャーテストを行う必要がなくなる。このため、第3の実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、現場の運転員の負担をより軽減することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、水処理システム1が着水井20に濁度計190を備える点が、第1〜第3の実施形態と相違する。第4の実施形態では、第1〜第3の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図6は、第4の実施形態における、水処理システム1の構成の第4例を示す図である。水処理システム1は、第3の実施形態における水処理システム1と比較して、濁度計190を更に備える。濁度計190は、着水井20に備えられる。濁度計190は、着水井20の水中の粒子を計測することにより、着水井20の水の水質の一つとして、着水井20の水の濁度(濁質濃度)を測定する。濁度計190は、例えば、懸濁物質濃度計、パーティクルカウンターである。濁度計190は、着水井20の水の濁度を示す情報を、凝集剤注入装置100の制御部1210に出力する。なお、濁度計190は、活性炭接触池30、混和池40に備えられてもよい。
制御部1210は、流量計110を介して送水される水の流量と、流量計180を介して送水される水の流量とに応じた希釈倍率を、着水井20の水の濁度と希釈倍率との相関式に基づいて決定する。制御部1210は、貯槽120に送水される混和水の流量と、清澄水80の流量とを、希釈倍率に基づいて調整する。
決定部1230は、着水井20の水の濁度と希釈倍率との相関式に基づいて、SCD補正値がSCD目標値と等しくなるように、凝集剤140の注入量を決定する。
以上のように、制御部1210は、濁度計190により測定された水質に基づいて、希釈倍率を決定する。制御部1210は、濁度計190により測定された着水井20の水の濁度に基づいて、希釈倍率を決定することができる。実施形態に係る水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、制御の時間遅れを低減でき、実際の水質変動に即した凝集剤140の注入量を決定することができる。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法によれば、制御部1210が、希釈倍率を決定し、採取された水を決定された希釈倍率で希釈するように調整機構90を制御することにより、水処理システム1、制御装置1200、及び水処理方法は、原水10が高濁した場合でも、凝集剤140の注入量を適切に決定することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…水処理システム、10…原水、20…着水井、30…活性炭接触池、40…混和池、41…混合装置、50…フロック形成池、60…沈澱池、70…配水池、80…清澄水、90…調整機構、100…凝集剤注入装置、110…流量計、120…貯槽、130…濁度計、140…凝集剤、150…ポンプ、160…切替機構、170…切替機構、180…流量計、190…濁度計、1100…流動電流計、1101…プルーブ、1102…ピストン、1103…電極、1200…制御装置、1210…制御部、1220…記憶部、1230…決定部

Claims (12)

  1. 凝集剤が注入される貯水部又は前記貯水部の上流から採取された水が所定の希釈倍率で希釈され、前記希釈された水の流動電流値を測定する流動電流計と、
    前記希釈倍率を決定し、前記採取された水を前記決定された希釈倍率で希釈するように、調整機構を制御する制御部と、
    前記希釈された水の流動電流値に基づいて、前記凝集剤の注入量を決定する決定部と、
    を備える水処理システム。
  2. 前記決定部は、前記希釈された水の流動電流値と、前記決定された希釈倍率又は前記希釈倍率を決定づける値とに基づいて、前記凝集剤の注入量を決定する、請求項1に記載の水処理システム。
  3. 前記制御部は、前記希釈された水の流動電流値に基づいて、前記希釈倍率を決定する、請求項1又は請求項2に記載の水処理システム。
  4. 前記制御部は、濁度計により測定された、前記採取された水の水質に基づいて、前記希釈倍率を決定する、請求項1又は請求項2に記載の水処理システム。
  5. 前記制御部は、前記流動電流計の状態に基づいて、前記希釈倍率を決定する、請求項1又は請求項2に記載の水処理システム。
  6. 前記制御部は、前記流動電流計の状態として、前記希釈された水の流動電流値が所定閾値以上のまま変化しない状態である場合、前記希釈倍率を上げる、請求項5に記載の水処理システム。
  7. 前記採取された水又は前記希釈された水のいずれを前記流動電流計に注水するかを切り替える切替機構
    を備え、
    前記流動電流計は、前記採取された水が前記切替機構を介して直接注水された場合には、前記希釈された水の流動電流値を測定する代わりに、前記採取された水の流動電流値を測定し、
    前記制御部は、前記採取された水が前記切替機構を介して前記流動電流計に直接注水された場合には、前記採取された水の流動電流値に基づいて、前記希釈倍率を決定する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の水処理システム。
  8. 前記制御部は、前記採取された水を希釈するための水の流量の測定値に基づいて、前記調整機構を制御する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の水処理システム。
  9. 前記制御部は、前記採取された水の流量の測定値に基づいて、前記調整機構を制御する、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の水処理システム。
  10. 前記決定部は、記憶部に記憶された演算式を前記希釈倍率に基づいて選択し、選択した前記演算式に基づいて前記凝集剤の注入量を決定する、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の水処理システム。
  11. 凝集剤が注入される貯水部又は前記貯水部の上流から採取された水が所定の希釈倍率で希釈され、前記希釈倍率を決定し、前記採取された水を前記決定された希釈倍率で希釈するように調整機構を制御する制御部と、
    前記希釈された水の流動電流値に基づいて、前記凝集剤の注入量を決定する決定部と、
    を備える制御装置。
  12. 水処理システムにおける水処理方法であって、
    凝集剤が注入される貯水部又は前記貯水部の上流から採取された水が所定の希釈倍率で希釈され、前記希釈された水の流動電流値を測定するステップと、
    前記希釈倍率を決定し、前記採取された水を前記決定された希釈倍率で希釈するように調整機構を制御するステップと、
    前記希釈された水の流動電流値に基づいて、前記凝集剤の注入量を決定するステップと、
    を含む水処理方法。
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