JP2008155610A - 密封情報通信体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【構成】 折り線3を介して連接された第一葉片1及び第二葉片2を折り畳み。対向葉片間に疑似接着媒体Gを介して剥離可能に一体化する。そして開封縁辺に沿ってその内方にミシンM等のハーフスリットを施す。このような構成により、受取人はこのミシンMを破壊して容易に情報通信体を剥離展開することができる。
【選択図】図2
Description
このものは剥離不能に封緘する糊代部分に糊剤等の従来公知の不剥離技術を適宜採用することができるとしている。しかし糊剤が塗布された糊代部分と剥離可能に接着(以下疑似接着という)される部分が、それぞれの媒体の形成方法や物性等が全く異なるため、製造工程や加工条件が非常に複雑になる。
予め疑似接着媒体が形成されている用紙に印刷を施す工程、印刷が施された用紙を単体の情報通信体用用紙に裁断する工程。裁断された情報通信体用用紙を折り畳む工程、折り畳まれた情報通信体用用紙に加圧処理を施して剥離可能に一体化する工程、剥離可能に一体化された情報通信体の開封縁辺の内方に沿って剥離展開手段を形成する工程とからなることを特徴としている。
用紙に印刷を施す工程、印刷が施された用紙に疑似接着媒体を形成する工程、疑似接着媒体が施された用紙を単体の情報通信体用用紙に裁断する工程。裁断された情報通信体用用紙を折り畳む工程、折り畳まれた情報通信体用用紙に加圧及び/又は加熱処理を施して剥離可能に一体化する工程、剥離可能に一体化された情報通信体の開封縁辺の内方に沿って剥離展開手段を形成する工程とからなることを特徴としている。
このような製造方法により素人でも大量の密封情報通信体を簡単な工程でしかも短時間に製造することが可能になる。
図1は本発明の密封情報通信体の基本的な形態である二つ折りハガキ用用紙の表面図及び裏面図である。同図(A)に示すように、ハガキサイズの第一葉片1と第二葉片2が折り線3(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して横方向(縦方向でも構わない)に連接されており、第一葉片1表面には郵便切手欄4と郵便番号欄5が記載されている。また受取人の住所氏名6がプリンタ等により印字されているが、この印字時期については特別な制限はない。なお住所氏名が印字されたラベル等を貼付しても構わない。また第二葉片2表面には、広告宣伝等の一般情報7が表示されている。
図4(A)及び(B)は三つ折り(Z折り)ハガキ用紙の表面及び裏面の平面図である。
図5(A)及び(B)は完成した三つ折りハガキの平面図とY−Y線断面図である。
図4(A)及び(B)に示すように、本実施例の三つ折りハガキ用用紙はS2は、第一葉片21、第二葉片22、第三葉片23が折り線24、25(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して横方向(縦方向でも構わない)に連接されている。そして同図(A)に示す様に、第一葉片21表面には切手欄26と郵便番号欄27が記載されている。また受取人の住所氏名28がプリンタ等により印字されているがこの印字時期についての特別な制限はなく、さらに住所氏名が印字されたラベル等を貼付しても構わない。また第二葉片22と第三葉片23表面は、折り畳まれて隠蔽される内面側であるが、受取人の個人的な秘匿情報29がそれぞれ記載されている。なお、この秘匿情報29は必ずしも全てが個人的な情報である必要はなく、一般情報が混在していても或いは全てが秘密を要しない一般情報であっても一向に構わない。
同図(A)は実施例2において、第一葉片21の巾を第二葉片22よりも短くして端縁に段差を形成したものである。このような段差を形成すれば開封が可能になるため、開封手段のミシンMを敢えて形成する必要はない。従って開封手段のミシンMは第三葉片23側の開封縁辺の内方に一個所形成すればよい。こうすることにより三つ折りハガキは平面に剥離展開することができるのである。
このよにすることで、ミシンMを破断すると、インクにより疑似接着性を阻害された対向面の部分が自動的に浮き上がり容易に剥離が開始されるのである。
通常オフセット印刷等のカット紙を使用したものであれば、図1に示す二つ折りハガキ用紙が複数丁印刷された用紙(例えば、菊四つ切りサイズに4丁印刷できる)の疑似接着予定面に疑似接着媒体Gを形成する。その後単品のハガキ用紙に裁断して折り機により折り畳んだ後に加圧又は加熱・加圧処理を施す。このようにして剥離可能に一体化した後にスリッタ等の公知のミシン加工機等を使用してミシンMを形成すれば目的の二つ折りハガキが完成するのである。
なお、三つ折りハガキの製造方法も上記製造方法と全く同様なので省略する。
例えば、折りのバリエーションについていえば四つ折り以上の折形態でも構わない。さらにZ折りのみならず巻き折りの形態に応用しても構わず、複数の折形態の場合は蛇腹折りと巻き折りの形態が混在していても構わない。
またフリーなままで接着しない対向面を任意に設けても構わず、その葉片を例えば往復はがきの返信ハガキとすることも可能である。
S1、二つ折りハガキ用用紙
S2、三つ折りハガキ用用紙
1、21 第一葉片
2、22 第二葉片
23 第三葉片
3、24、25 折り線
4、26 郵便切手欄
5、27 郵便番号欄
6、28 住所氏名
7、30 一般情報
8、29 秘匿情報
Claims (9)
- 情報が表示されると共に折り線を介して連接さた複数の葉片を折り畳み、任意の対向葉片間を疑似接着媒体を介して剥離可能に一体化した情報通信体において、折り畳んだ対向葉片同士及び前記対向葉片間に介在する疑似接着媒体の形成域とが完全に一致しすると共に前記対向葉片の開封側縁辺の内方に沿って剥離展開手段が施されたことを特徴とした密封情報通信体。
- 疑似接着媒体が全ての印刷に先立って形成されていることを特徴とした請求項1に記載の密封情報通信体。
- 疑似接着媒体が全ての印刷の後に形成されていることを特徴とした請求項1に記載の密封情報通信体。
- 疑似接着媒体が印刷の前後に段階的に形成されていることを特徴とした請求項1に記載の密封情報通信体。
- 剥離展開手段がハーフカットであることを特徴とした請求項1乃至4に記載の密封情報通信体。
- ハーフカットがミシン目であることを特徴とした請求項5に記載の密封情報通信体。
- 情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳み、任意の対向葉片間を疑似接着媒体を介して剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法であって、
予め疑似接着媒体が形成されている用紙に印刷を施す工程、印刷が施された用紙を単体の情報通信体用用紙に裁断する工程。裁断された情報通信体用用紙を折り畳む工程、折り畳まれた情報通信体用用紙に加圧処理を施して剥離可能に一体化する工程、剥離可能に一体化された情報通信体の開封縁辺の内方に沿って剥離展開手段を形成する工程とからなることを特徴とした密封情報通信体の製造方法。 - 情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳み、任意の対向葉片間を疑似接着媒体を介して剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法であって、
用紙に印刷を施す工程、印刷が施された用紙に疑似接着媒体を形成する工程、疑似接着媒体が施された用紙を単体の情報通信体用用紙に裁断する工程。裁断された情報通信体用用紙を折り畳む工程、折り畳まれた情報通信体用用紙に加圧及び/又は加熱処理を施して剥離可能に一体化する工程、剥離可能に一体化された情報通信体の開封縁辺の内方に沿って剥離展開手段を形成する工程とからなることを特徴とした密封情報通信体の製造方法。 - 開封縁辺の内方に沿って剥離展開手段を形成する工程が、疑似接着媒体が施された用紙を単体の情報通信体用用紙に裁断する工程と同時若しくはその前及び/又は後であることを特徴とした請求項8に記載の密封情報通信体の製造方法。
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