JP2008153254A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特性のバラツキを低減したコイル部品の提供。
【解決手段】 略中空円筒状に形成されるトロイダルコア11と、トロイダルコア11の円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている二本の巻線12,12と、二本の巻線12、12のトロイダルコア11への巻始め位置12Aと巻終り位置12Bとにおいて、二本の巻線12、12のうち少なくとも一本の巻線12に当接可能な巻始め側位置規制部11Cと巻終り側位置規制部11Dとを備えた位置規制部とを有するコイル部品を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明はコイル部品に関し、特にバイファイラ巻きされたトロイダルコアから構成されるコイル部品に関する。
従来から、トロイダルコアに巻線をバイファイラ巻きしたコイル部品を用いたコモンモードノイズフィルタが公知になっている。このコイル部品では、例えば共振周波数特性を均一にするために、トロイダルコアの形状や、使用される巻線の巻回数、経路長及び、引き出された巻線の位置等が同等になるように製造されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−275253号公報
技術の進歩に伴い、電子機器において流れる信号の制御もより高精度が要求され、これに応じて、ノイズ除去も高精度に行う必要が生じる。しかし、従来のコイル部品では、精度が良くはなっているものの、未だその特性にバラツキがあり、高精度なノイズ除去を行うには、個々のコイル部品の性能を調べ、機器に応じたコイル部品を使用する必要があった。そこで、本発明は、特性のバラツキを低減したコイル部品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、略中空円筒状に形成されるトロイダルコアと、トロイダルコアの円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている二本の巻線と、二本の巻線のトロイダルコアへの巻始め位置と巻終り位置とにおいて、二本の巻線のうち少なくとも一本の巻線に当接可能な巻始め側位置規制部と巻終り側位置規制部とを備えた位置規制部とを有するコイル部品を提供する。
このような構成によると、トロイダルコアにおいて巻線の巻始め位置と巻終り位置とを正確に規定することができる。これにより、特性のバラツキを押さえたコイル部品を提供することができる。
上記構成のコイル部品において、位置規制部は、トロイダルコアに設けられていることが好ましい。このような構成によると、位置規制部をトロイダルコアと一体に構成することができ、製造を簡略化することができる。
またトロイダルコアは内周面を有し、位置規制部は、内周面から突出する単一の凸部により構成され、凸部の頂部に関して周方向の一方の凸部の基部が巻始め側位置規制部を構成し、他方の基部が巻終り側位置規制部を構成してもよい。
またトロイダルコアは軸方向と直交する端面を有し、位置規制部は、端面から突出する単一の突起部により構成され、突起部の頂部に関して周方向の一方の突起部の基部が巻始め側位置規制部を構成し、他方の基部が巻終り側位置規制部を構成していてもよい。
またトロイダルコアは、内周面と、外周面と、軸方向と直交すると共に内周面と外周面とに交差する端面を有し、位置規制部は、端面に穿設されて内周面または外周面の少なくとも一方に開口する二本の規制溝により構成され、一方の規制溝が巻始め側位置規制部を構成し、他方の規制溝が巻終り側位置規制部を構成してもよい。
これらのような構成によると、巻線の巻初め位置と巻終り位置とを正確に規定することができる。また巻線の巻初め位置と巻終り位置とが必ず離間した状態にすることができる。
またトロイダルコアは内周面を有し、位置規制部は、内周面から突出する二個の凸部により構成され、一方の凸部が巻始め側位置規制部を構成し、他方の凸部が巻終り側位置規制部を構成していてもよい。
またトロイダルコアは軸方向と直交する端面を有し、位置規制部は、端面から突出する二個の突起部により構成され、一方の突起部が巻始め側位置規制部を構成し、他方の突起部が巻終り側位置規制部を構成していてもよい。
またトロイダルコアは、内周面と、外周面と、軸方向と直交すると共に内周面と外周面とに交差する端面を有し、位置規制部は、端面に穿設されて内周面または外周面の少なくとも一方に開口する単一の規制溝により構成され、規制溝の底面と一方の壁面とが交差する部分が巻始め側位置規制部を構成し、規制溝の底面と他方の壁面とが交差する部分が巻終り側位置規制部を構成してもよい。
これらのような構成によると、巻始め側位置規制部と巻終り側位置規制部との位置に応じて、巻線の巻初め位置と巻終り位置との間の距離を設定することができる。よって巻始め側位置規制部と巻終り側位置規制部を近接させた場合には、巻線の巻初め位置と巻終り位置とが接触した状態を保持することができる。
またトロイダルコアとトロイダルコアに巻回された二本の巻線とを内蔵するケースを更に有し、位置規制部はケースに設けられていてもよい。
このような構成によると、既存のトロイダルコアと巻線との構成を備えたコイル部品においても、巻線の巻初め位置と巻終り位置とを正確に規定することができる。
また上記課題を解決するために、略中空円筒状に形成されるトロイダルコアと、トロイダルコアの円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている二本の巻線と、有するコイル部品において、二本の巻線の巻始め位置と巻終り位置とを規制することにより、入力される周波数に応じたインピーダンスを変化させたコイル部品を提供する。
このような構成によると、インピーダンスの値をより正確に設定することができるため、コイル部品が装着される電子機器において最適なインピーダンスを備えたコイル部品を容易に使用することができる。
本発明のコイル部品によれば、その特性のバラツキを低減することができる。
本発明の第一の実施の形態によるコイル部品について図1から図4に基づき説明する。図1に示されるコイル部品1はコモンモードチョークコイルであり、コイル部10と樹脂製のケース2とを主に備えている。
図2に示されるように、コイル部10は、環状のトロイダルコア11と、周囲が絶縁被覆された2本の巻線12、12とから構成されている。トロイダルコア11は、フェライト等を基材として、図3に示されるように略中空円筒状に成型されている。トロイダルコア11の内周面11Aには、中心に向かって突出する単一の凸部11Bが設けられている。凸部11Bはトロイダルコア11と一体に設けられているため、トロイダルコア11の成型時に同時に成型される。故に凸部11Bの製造を簡略化することができる。
凸部11Bの頂部に関して、トロイダルコア11周方向の一方の基部11Cには巻始め側位置規制部11Cが構成されており、他方の基部11Dには、巻終り側位置規制部11Dが規定されている。
巻線12は、ポリアミドイミドワイヤー(AIW)等の絶縁被覆によりコーティングされた導線である。図2に示されるように、巻線12をトロイダルコア11に巻回する場合には、巻線12の巻き開始部12Aが図2紙面においてトロイダルコア11上方から巻始め側位置規制部11Cに掛けられて、トロイダルコア11に対する巻き開始部12Aの位置が正確に規制される。巻き開始部12Aの位置が正確に規定された後に、トロイダルコア11の円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている。
巻線12が円周方向に巻き進められて、巻線12の巻き終了部12Bが巻終り側位置規制部11Dに掛けられる。これによりトロイダルコア11に対する巻き終了部12Bの位置が正確に規制される。そして巻終り側位置規制部11Dであって図2紙面においてトロイダルコア11下方から引き出されて巻線12の巻回が終了する。
上記構成のコイル部10においては、巻始め側位置規制部11Cと巻終り側位置規制部11Dとが凸部11Bの周方向両側の基部11C、11Dに設けられている。よって巻始め側位置規制部11Cと巻終り側位置規制部11Dとによって位置が規定される巻き開始部12Aと巻き終了部12Bとは、凸部11Bを挟んで離間した状態に保持され、巻き開始部12Aと巻き終了部12Bとが接触することが抑制される。
ケース2は、樹脂を基材としており、図1に示されるように、略直方体形状をなしている。ケース2上面の略中央位置には、コイル部10を収容するための略円柱形状の凹部2aが形成されており、凹部2a内にはコイル部10が、凹部2aと略同軸的な位置関係で収容されている。
ケース2には、巻線12、12の両端部をそれぞれ継線する金属端子3が設けられている。金属端子3は、図1に示されるように、巻線12、12のそれぞれの一端部及び他端部の数に対応した個数である四個設けられており、ケース2に支持されている。より具体的には、樹脂製のケース2を成形する際に、金属端子3の一部がケース2となる溶融した樹脂内に配置される。即ち、ケース2と金属端子3とが一体成形されることにより金属端子3はケース2に固定されて支持されている。金属端子3においては、凹部2aが形成されているケース2の上面に露出している部分で巻線12の端部が継線されている。またケース2には、その凹部2aを塞ぐと共に、金属端子3の継線箇所を保護する保護カバー2Aが設けられている。
第一の実施の形態に係るコイル部品1において、コイル部10の共振周波数とインピーダンスとの関係を測定すると、図4に示されるグラフになる。
次に第一の実施の形態に係る変形例について図4及び図5に基づいて説明する。図5に示されるコイル部20は、後述の第一凸部21B及び第二凸部21Cに係る形状以外の形状がコイル部10と同じである。よってコイル部20が挿入されるケースについては、第一の実施の形態と同様であり、その説明を省略する。
コイル部20は、トロイダルコア21と巻線22とから構成されている。トロイダルコア21は、フェライト等を基材として、略中空円筒状に成型されている。トロイダルコア11の内周面21Aには、中心に向かって突出する第一凸部21Bと第二凸部21Cとが設けられている。
第一凸部21Bの頂部に関し、トロイダルコア21周方向において第二凸部21Cに近接する基部21Dには巻始め側位置規制部21Dが構成されている。また第二凸部21Cの頂部に関し、トロイダルコア21周方向において第一凸部21Bに近接する基部21Eには巻終り側位置規制部21Eが規定されている。またトロイダルコア21周方向において巻始め側位置規制部21Dから巻終り側位置規制部21Eまでの最短距離は、巻線22の直径の四倍より小さくなるように構成されている。
巻線22は、第一の実施の形態の巻線12と同様の巻線であるので詳しい説明は省略する。巻線22をトロイダルコア21に巻回する場合には、巻線22の巻き開始部22Aが図5紙面においてトロイダルコア21上方から巻始め側位置規制部21Dに掛けられて、トロイダルコア21に対する巻き開始部22Aの位置が正確に規制される。巻き開始部22Aの位置が正確に規定された後に、トロイダルコア21の円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている。この場合に巻線22の巻回数は、第一の実施の形態のコイル部10に係る巻回数と同じ回数巻回されている。
巻線22が円周方向に巻き進められて、巻線22の巻き終了部22Bが巻終り側位置規制部21Eに掛けられる。これによりトロイダルコア21に対する巻き終了部22Bの位置が正確に規制される。そして巻終り側位置規制部21Eであって図5紙面においてトロイダルコア21下方から引き出されて巻線22の巻回が終了する。
上記構成のコイル部20においては、巻始め側位置規制部21Dと巻終り側位置規制部21Eとが、近接して隣り合う基部21Dと基部21Eとに設けられており、その間の距離が巻線22の直径の四倍より小さく構成されている。巻始め側位置規制部21Dと巻終り側位置規制部21Eとの間には巻き開始部22Aと巻き終了部22Bとが配置されるが、巻き開始部22Aと巻き終了部22Bとは、それぞれ二本の巻線22から構成されているため、計四本配置されることになる。よって幅が巻線22の直径の四倍未満の所に、四本の巻線22が配置されることになり、巻き開始部22Aと巻き終了部22Bにおいて少なくとも一本以上の巻線22が重なった状態で接触した状態に保持される。故に巻き開始部22Aと巻き終了部22Bとが離間することが抑制される。
第一の実施の形態の変形例に係るコイル部品において、コイル部20の共振周波数とインピーダンスとの関係を測定すると、図4に示されるグラフになる。ここで第一の実施の形態に係るコイル部10と比較してみると、低周波側においては、巻き開始部と巻き終了部とを分離したコイル部10と巻き開始部と巻き終了部とを付着させたコイル部20とにおいてインピーダンスに有意な差は見受けられない。しかし高周波側においては、コイル部10がコイル部20に対してインピーダンスが高い結果となっている。よって特に高周波のノイズが発生する回路上においては、巻き開始部と巻き終了部とを分離したコイル部10と、巻き開始部と巻き終了部とを付着させたコイル部20とを適宜使い分けることにより、コイル部品が使用される機器の要求する仕様をより正確に満たすことが可能となる。
次に本発明の第二の実施の形態によるコイル部品について図6及び図7に基づき説明する。図6に示されるコイル部30は、その外形が第一の実施の形態に係るコイル部10と同径である。よってコイル部30が挿入されるケースについては、その説明を省略する。
コイル部30は、トロイダルコア31と巻線32とから構成されている。トロイダルコア31は、フェライト等を基材として、略中空円筒状に成型されている。図6及び図7に示されるように、トロイダルコア31は軸方向と直交する端面31Aを有し、端面31Aには、軸方向と平行に突出する単一の突起部31Bが設けられている突起部31Bはトロイダルコア31と一体に設けられているため、トロイダルコア31の成型時に同時に成型される。故に突起部31Bの製造を簡略化することができる。
突起部31Bの頂部に関して、トロイダルコア31周方向の一方の基部31Cには巻始め側位置規制部31Cが構成されており、他方の基部31Dには、巻終り側位置規制部31Dが規定されている。
巻線32は、第一の実施の形態の巻線12と同様の巻線であるので詳しい説明は省略する。図2に示されるように、巻線32をトロイダルコア31に巻回する場合には、巻線32の巻き開始部32Aが端面31A上において、トロイダルコア31の外周から内周に向かうように巻始め側位置規制部31Cに掛けられて、トロイダルコア31に対する巻き開始部32Aの位置が正確に規制される。巻き開始部32Aの位置が正確に規定された後に、トロイダルコア31の円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている。
巻線32が円周方向に巻き進められて、巻線32の巻き終了部32Bが巻終り側位置規制部31Dに掛けられる。これによりトロイダルコア31に対する巻き終了部32Bの位置が正確に規制される。そして巻線32は、巻終り側位置規制部31Dから端面31Aの反対面に引き回されて端面31Aの反対面位置から引き出され、巻線32の巻回が終了する。
上記構成のコイル部30においては、巻始め側位置規制部31Cと巻終り側位置規制部31Dとが突起部31Bの周方向両側の基部31C、31Dに設けられている。よって巻始め側位置規制部31Cと巻終り側位置規制部31Dとによって位置が規定される巻き開始部32Aと巻き終了部32Bとは、突起部31Bを挟んで離間した状態に保持され、巻き開始部32Aと巻き終了部32Bとが接触することが抑制される。
次に第二の実施の形態に係る変形例について図8及び図9に基づいて説明する。図8に示されるコイル部40は、その外形が第一の実施の形態に係るコイル部10と同径である。よってコイル部40が挿入されるケースについては、第一の実施の形態と同様であり、その説明を省略する。
コイル部40は、トロイダルコア41と巻線42とから構成されている。トロイダルコア41は、フェライト等を基材として、略中空円筒状に成型されている。トロイダルコア41は軸方向と直交する端面41Aを有し、端面41Aには、軸方向と平行に突出する第一突起部41Bと第二突起部41Cとが設けられている。
第一突起部41Bの頂部に関し、トロイダルコア41周方向において第二突起部41Cに近接する基部41Dには巻始め側位置規制部41Dが構成されている。また第二突起部41Cの頂部に関し、トロイダルコア41周方向において第一突起部41Bに近接する基部41Eには巻終り側位置規制部41Eが規定されている。またトロイダルコア41周方向において巻始め側位置規制部41Dから巻終り側位置規制部41Eまでの最短距離は、巻線42の直径の四倍より小さくなるように構成されている。
巻線42は、第一の実施の形態の巻線12と同様の巻線であるので詳しい説明は省略する。巻線42をトロイダルコア41に巻回する場合には、巻線42の巻き開始部42Aが端面41A上において、トロイダルコア41の外周から内周に向かうように巻始め側位置規制部41Cに掛けられて、トロイダルコア41に対する巻き開始部42Aの位置が正確に規制される。巻き開始部42Aの位置が正確に規定された後に、トロイダルコア41の円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている。
巻線42が円周方向に巻き進められて、巻線42の巻き終了部42Bが巻終り側位置規制部41Dに掛けられる。これによりトロイダルコア41に対する巻き終了部42Bの位置が正確に規制される。そして巻線42は、巻終り側位置規制部41Dから端面41Aの反対面に引き回されて端面41Aの反対面位置から引き出され、巻線42の巻回が終了する。
上記構成のコイル部40においても、第一の実施の形態に係る変形例のコイル部20と同様に、幅が巻線42の直径の四倍未満の所に、四本の巻線42が配置されることになり、巻き開始部42Aと巻き終了部42Bにおいて少なくとも一本以上の巻線42が重なった状態で接触した状態に保持される。故に巻き開始部42Aと巻き終了部42Bとが離間することが抑制される。
次に本発明の第三の実施の形態によるコイル部品について図10及び図11に基づき説明する。図10に示されるコイル部50は、その外形が第一の実施の形態のコイル部10と同径である。よってコイル部50が挿入されるケースについては、その説明を省略する。
コイル部50は、トロイダルコア51と巻線52とから構成されている。トロイダルコア51は、フェライト等を基材として、略中空円筒状に成型されている。図10及び図11に示されるように、トロイダルコア51は軸方向と直交する端面51Aを有し、端面51Aには、トロイダルコア51の内周面と外周面とに開口を有する規制溝51aが形成されている。
規制溝51aは、底面53Aと両側面53B、53Cとから画成されており、図11に示されるように、底面53Aと一方の側面53Bとが交わる部分に、巻始め側位置規制部51Bが規定されており、底面53Aと他方の側面53Cとが交わる部分に、巻終り側位置規制部51Cが規定されている。またトロイダルコア51周方向において巻始め側位置規制部51Bから巻終り側位置規制部51Cまでの最短距離は、巻線52の直径の四倍より小さくなるように構成されている。
巻線52は、第一の実施の形態の巻線12と同様の巻線であるので詳しい説明は省略する。巻線52をトロイダルコア51に巻回する場合には、巻線52の巻き開始部52Aが底面53A上において、トロイダルコア51の外周から内周に向かうように巻始め側位置規制部51Bに掛けられて、トロイダルコア41に対する巻き開始部52Aの位置が正確に規制される。巻き開始部52Aの位置が正確に規定された後に、トロイダルコア51の円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている。
巻線52が円周方向に巻き進められて、巻線52の巻き終了部52Bが巻終り側位置規制部51Cに掛けられる。これによりトロイダルコア51に対する巻き終了部52Bの位置が正確に規制される。そして巻線52は、巻終り側位置規制部51Cから端面51Aの反対面に引き回されて端面51Aの反対面位置から引き出され、巻線52の巻回が終了する。
上記構成のコイル部50においても、第一の実施の形態に係る変形例のコイル部20と同様に、幅が巻線52の直径の四倍未満の所に、四本の巻線52が配置されることになり、巻き開始部52Aと巻き終了部52Bにおいて少なくとも一本以上の巻線52が重なった状態で接触した状態に保持される。故に巻き開始部52Aと巻き終了部52Bとが離間することが抑制される。
次に第三の実施の形態に係る変形例について図12及び図13に基づいて説明する。図12に示されるコイル部60は、その外形が第一の実施の形態のコイル部10と同径である。よってコイル部60が挿入されるケースについては、第一の実施の形態と同様であり、その説明を省略する。
コイル部60は、トロイダルコア61と巻線62とから構成されている。トロイダルコア61は、フェライト等を基材として、略中空円筒状に成型されている。図12及び図13に示されるように、トロイダルコア61は軸方向と直交する端面61Aを有し、端面61Aには、トロイダルコア61の内周面と外周面とに開口を有する第一規制溝61aと第二規制溝61bとが形成されている。
第一規制溝61aは、図13に示されるように、底面63Aと、第二規制溝61bと離間する位置に配置された側面63Bと、第二規制溝61bと近接する位置に配置された側面63Cとから画成されている。底面63Aと、側面53Bとが交わる部分に、巻始め側位置規制部61Bが規定されている。
第二規制溝61bは、底面64Aと、第一規制溝61aと近接する位置に配置された側面64Bと、第一規制溝61aと離間する位置に配置された側面64Cとから画成されている。底面64Aと側面64Cとが交わる部分に、巻終り側位置規制部61Cが規定されている。
巻線62は、第一の実施の形態の巻線12と同様の巻線であるので詳しい説明は省略する。図12に示されるように、巻線62をトロイダルコア61に巻回する場合には、巻線62の巻き開始部62Aが底面63A上において、トロイダルコア61の外周から内周に向かうように巻始め側位置規制部61Bに掛けられて、トロイダルコア61に対する巻き開始部62Aの位置が正確に規制される。巻き開始部62Aの位置が正確に規定された後に、トロイダルコア61の円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている。
巻線62が円周方向に巻き進められて、巻線62の巻き終了部62Bが、底面64A上において、巻終り側位置規制部61Cに掛けられる。これによりトロイダルコア61に対する巻き終了部62Bの位置が正確に規制される。そして巻線62は、巻終り側位置規制部61Cから端面61Aの反対面に引き回されて端面61Aの反対面位置から引き出され、巻線62の巻回が終了する。
上記構成のコイル部60においては、巻始め側位置規制部61Bと巻終り側位置規制部61Cとが離間した二本の第一規制溝61a、第二規制溝61b内に設けられている。よって巻始め側位置規制部61Bと巻終り側位置規制部61Cとによって位置が規定される巻き開始部62Aと巻き終了部62Bとは、離間した状態に保持され、巻き開始部62Aと巻き終了部62Bとが接触することが抑制される。
次に本発明の第四の実施の形態によるコイル部品について図14及び図15に基づき説明する。図14に示されるコイル部品7はコモンモードチョークコイルであり、コイル部70と樹脂製のケース2とを主に備えている。
図15に示されるように、コイル部70は、環状のトロイダルコア71と、周囲が絶縁被覆された2本の巻線72、72とから構成されている。
巻線72は、第一の実施の形態の巻線12と同様の巻線であるので詳しい説明は省略する。図15に示されるように、巻線72は、巻き開始部72Aがトロイダルコア71に掛けられ、トロイダルコア71の円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされており、巻線72の巻き終了部72Bまで巻回されている。
図14に示されるように、ケース2は、第一の実施の形態のケース2と略同様の構成をしているため、主な構成部分については、説明を省略し、差違部分のみについて説明する。ケース2上面の略中央位置には、コイル部70を収容するための略円柱形状の凹部2aが形成されている。凹部2a内には、凹部2aの軸方向と略平行に延びる二本の第一位置規制部2Cと第二位置規制部2Dが設けられている。第一位置規制部2Cと第二位置規制部2Dとは、略近接しているとともに、トロイダルコア71が凹部2a内に挿入された状態で、トロイダルコア71の内周面に添うように配置されている。
ケース2内にコイル部70を配置した場合には、図15に示されるように、第一位置規制部2Cは、トロイダルコア71の内周面に接するとともに、トロイダルコア71の周方向において、第二位置規制部2Dから離間している位置で巻き開始部72Aに接している。これにより、巻き開始部72Aのトロイダルコア71における位置が正確に規定されると共に、巻き開始部72Aが、第一位置規制部2C近傍位置からずれることが抑制される。
また第二位置規制部2Dは、トロイダルコア71の内周面に接するとともに、トロイダルコア71の周方向において、第一位置規制部2Cから離間している位置で巻き終了部72Bに接している。これにより巻き終了部72Bのトロイダルコア71における位置が正確に規定されると共に、巻き終了部72Bが、第二位置規制部2D近傍位置からずれることが抑制される。よって巻き開始部72Aと巻き終了部72Bとは、離間した状態に保持され、巻き開始部72Aと巻き終了部72Bとが接触することが抑制される。
第七の実施の形態においては、第一位置規制部2C及び第二位置規制部2Dの、互いに離間する位置で巻き開始部72Aと巻き終了部72Bの位置規制を行っているが、これに限らず、第一位置規制部2C及び第二位置規制部2Dの、互いに近接する位置で巻き開始部72Aと巻き終了部72Bの位置規制を行ってもよい。この場合には、巻き開始部72Aと巻き終了部72Bとを、互いに接触した状態で保持することができる。
また第一の実施の形態〜第三の実施の形態においては、コイル部とケースとを備えるコイル部品について説明したが、これに限らず、トロイダルコアと巻線のみから構成されるコイル部品、即ちコイル部のみを構成部品とするコイル部品についても同様に適応することが可能である。
本発明の第一の実施の形態に係るコイル部品の斜視図。 本発明の第一の実施の形態に係るコイル部品のコイル部の平面図。 本発明の第一の実施の形態に係るコイル部品のトロイダルコアの平面図。 本発明の第一の実施の形態と第一の実施の形態の変形例とに係るコイル部品の共振周波数特性を示すグラフ。 本発明の第一の実施の形態の変形例に係るコイル部品のコイル部の平面図。 本発明の第二の実施の形態に係るコイル部品のコイル部の平面図。 本発明の第二の実施の形態に係るコイル部品のトロイダルコアの側面図。 本発明の第二の実施の形態の変形例に係るコイル部品のコイル部の平面図。 本発明の第二の実施の形態の変形例に係るコイル部品のトロイダルコアの側面図。 本発明の第三の実施の形態に係るコイル部品のコイル部の平面図。 本発明の第三の実施の形態に係るコイル部品のトロイダルコアの側面図。 本発明の第三の実施の形態の変形例に係るコイル部品のコイル部の平面図。 本発明の第三の実施の形態の変形例に係るコイル部品のトロイダルコアの側面図。 本発明の第四の実施の形態に係るコイル部品の斜視図。 本発明の第四の実施の形態に係るコイル部品のコイル部の平面図。
符号の説明
1、7・・コイル部品 2・・ケース 2A・・保護カバー 2C・・第一位置規制部
2D・・第二位置規制部 2a・・金属端子
10、20、30、40、50、60、70・・コイル部
11、21、31、41、51、61、71・・トロイダルコア
11A、21A・・内周面 11B・・凸部
11C、21D、31C、41D、51B・・基部、巻始め側位置規制部
11D、21E。31D、41E、51C・・基部、巻終り側位置規制部
12、22、32、42、52、62、72・・巻線
12A、22A、32A、42A、52A、62A、72A・・巻き開始部
12B、22B、32B、42B、52B、62B、72B・・巻き終了部
21B・・第一凸部 21C・・第二凸部 31A、41A、51A、61A・・端面
31B・・突起部 41B・・第一突起部 41C・・第二突起部 51a・・規制溝
52・・巻線 53B・・側面 53C・・側面 61a・・第一規制溝
61b・・第二規制溝 63A、64A・・底面 63B、64B・・側面
63C、64C・・側面

Claims (10)

  1. 略中空円筒状に形成されるトロイダルコアと、
    該トロイダルコアの円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている二本の巻線と、
    該二本の巻線の該トロイダルコアへの巻始め位置と巻終り位置とにおいて、該二本の巻線のうち少なくとも一本の巻線に当接可能な巻始め側位置規制部と巻終り側位置規制部とを備えた位置規制部と、を有することを特徴とするコイル部品。
  2. 該位置規制部は、トロイダルコアに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 該トロイダルコアは内周面を有し、
    該位置規制部は、該内周面から突出する単一の凸部により構成され、該凸部の頂部に関して周方向の一方の該凸部の基部が該巻始め側位置規制部を構成し、他方の基部が該巻終り側位置規制部を構成することを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  4. 該トロイダルコアは内周面を有し、
    該位置規制部は、該内周面から突出する二個の凸部により構成され、一方の凸部が該巻始め側位置規制部を構成し、他方の凸部が該巻終り側位置規制部を構成することを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  5. 該トロイダルコアは軸方向と直交する端面を有し、
    該位置規制部は、該端面から突出する単一の突起部により構成され、該突起部の頂部に関して周方向の一方の該突起部の基部が該巻始め側位置規制部を構成し、他方の基部が該巻終り側位置規制部を構成することを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  6. 該トロイダルコアは軸方向と直交する端面を有し、
    該位置規制部は、該端面から突出する二個の突起部により構成され、一方の突起部が該巻始め側位置規制部を構成し、他方の突起部が該巻終り側位置規制部を構成することを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  7. 該トロイダルコアは、内周面と、外周面と、軸方向と直交すると共に該内周面と該外周面とに交差する端面を有し、
    該位置規制部は、該端面に穿設されて該内周面または該外周面の少なくとも一方に開口する単一の規制溝により構成され、該規制溝の底面と一方の壁面とが交差する部分が該巻始め側位置規制部を構成し、該規制溝の該底面と他方の壁面とが交差する部分が該巻終り側位置規制部を構成することを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  8. 該トロイダルコアは、内周面と、外周面と、軸方向と直交すると共に該内周面と該外周面とに交差する端面を有し、
    該位置規制部は、該端面に穿設されて該内周面または該外周面の少なくとも一方に開口する二本の規制溝により構成され、一方の規制溝が該巻始め側位置規制部を構成し、他方の規制溝が該巻終り側位置規制部を構成することを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  9. 該トロイダルコアと該トロイダルコアに巻回された二本の巻線とを内蔵するケースを更に有し、
    該位置規制部は該ケースに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  10. 略中空円筒状に形成されるトロイダルコアと、
    該トロイダルコアの円周方向に巻き進められてバイファイラ巻きされている二本の巻線と、有するコイル部品において、
    該二本の巻線の巻始め位置と巻終り位置とを規制することにより、入力される周波数に応じたインピーダンスを変化させることを特徴とするコイル部品。
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