JP2008126766A - 車両の運動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転中に同乗者の状況が変化した場合に、速やかに適切な運動特性に移行することができる車両の運動制御装置を提供する。
【解決手段】メータ_ECU21には、同乗者が低覚醒状態となった場合に運転者が所望する車両の運動特性を予め登録することが可能となっている。走行時において、メータ_ECU21は、運転者以外の同乗者の覚醒状態を監視し、監視の結果、同乗者の低覚醒状態を判定した場合には、E/G_ECU22で現在選択中の運動特性(エンジンの出力特性)及びサス_ECU24で現在選択中の運動特性(サスペンション特性)を予め登録された各運動特性へと切り換える。これにより、運転中に同乗者の状況が変化した場合(具体的には、同乗者が低覚醒(睡眠)状態となった場合)に、速やかに適切な運動特性へと移行することができる。
【選択図】図13

Description

本発明は、外部操作によって車両の各種運動特性を任意に切換可能な車両の運動制御装置に関する。
従来より、燃費向上、走破性向上、或いは、乗り心地向上等を目的として、車両の各種運動特性を運転者の意志によって任意に切換可能な運動制御装置については、様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、変速マップを用いる自動変速機の変速モードとして、燃費重視のノーマルモードと、ノーマルモードに比べてシフトポイントが高速側に設定され、ノーマルモードよりも低速段寄りの変速特性に設定されるパワーモードとを有し、これらのモードを運転者によるモードスイッチの操作に基づいて切り換える技術が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、各輪のサスペンション装置に、エアスプリングと、減衰力切換機構を内蔵したショックアブソーバを設け、サスペンション特性のハード、ソフトへのモード切換をモード切換操作に応じて行う技術が開示されている。
特開2005−61517号公報 特開平7−290927号公報
ところで、これらの技術を用いて車両の運動特性を切り換える際には、運転者は、同乗者の状況にも配慮する必要がある。例えば、乳幼児が同乗している場合において、乳幼児が眠った場合には、乗り心地を優先した運動特性に切り換えることが望ましい。
しかしながら、このように同乗者に配慮しながら運動特性を切り換えるためには、運転者は、同乗者の状況を運転中に頻繁に確認する必要がある。また、例えば、切換可能な運動特性の項目が変速特性やサスペンション特性等の複数項目に亘る場合、運転者は、適切な運動特性に移行させるために、煩雑な操作を運転中に行わなければならなくなる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、運転中に同乗者の状況が変化した場合に、速やかに適切な運動特性に移行することができる車両の運動制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、乗員の選択操作に応じて複数パターンの運動特性の中から任意の運動特性を選択し、当該選択した運動特性に基づいて車両の運動制御を行う車両の運動制御装置であって、運転者が所望する運動特性を登録する運動特性登録手段と、運転者以外の同乗者の覚醒状態を監視する覚醒監視手段と、上記覚醒監視手段で同乗者の低覚醒状態を判定したとき、現在選択中の運動特性を上記登録された運動特性に切り換える運動特性切換手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の車両の運動制御装置によれば、運転中に同乗者の状況が変化した場合に、速やかに適切な運動特性に移行することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一形態を説明する。図1にインストルメントパネル及びセンタコンソールを運転席側から見た斜視図が示されている。
図1に示すように、車両の車室内前部に配設されているインストルメントパネル(以下「インパネ」と略称)1は、車幅方向左右に延出されており、運転席2の前方に位置するインパネ1にコンビネーションメータ(以下「コンビメータ」と略称)3が配設されている。又、このインパネ1の車幅方向ほぼ中央に、周知のカーナビゲーションシステムを構成する表示手段としてセンタディスプレイ4が配設されている。
又、運転席2と助手席5との間に配設されて、インパネ1側から車体後方へ延出するセンタコンソール6に、自動変速機のレンジを選択するためのセレクトレバー7が配設され、その後方に、エンジンの駆動力特性を選択するためのエンジンモード選択スイッチ(E/Gモード選択スイッチ)8が配設されている。更に、運転席2の前方にステアリングホイール9が配設されている。
ステアリングホイール9は、エアバッグ等を収容するセンタパッド部9aを有し、このセンタパッド部9aと外周のグリップ部9bとの左右及び下部が、3本のスポーク9cを介して連設されている。このセンタパッド部9aの左下部に表示切換スイッチ10が配設され、又、右下部に、一時切換スイッチ11が配設されている。
又、運転席2側において、インパネ1には、サスペンション特性を選択するためのサスペンションモード選択スイッチ(サスモード選択スイッチ)50が配設されている。本形態において、サスモード選択スイッチ50は、例えば、第1〜第3のスイッチ部50a〜50cで構成され、外部操作者(一般的には運転者であるため、以下においては、「運手者」と称して説明する)が各スイッチ部50a〜50cを選択的にON操作することで、3種類のサスペンションモードの中から任意のモードを選択することができる。例えば、第1のスイッチ部50aが操作されると、縮み側がハードで伸び側がソフトな減衰特性を有する第1のサスペンションモード(サスモード1)が選択される。又、例えば、第2のスイッチ部50bが操作されると、縮み側がソフトで伸び側がハードな減衰特性を有する第2のサスペンションモード(サスモード2)が選択される。又、例えば、第3のスイッチ部50cが操作されると、縮み側及び伸び側が共にソフトな減衰特性を有する第3のサスペンションモード(サスモード3)が選択される。
又、図2に示すように、コンビメータ3は、中央寄りの左右に、エンジン回転数を示すタコメータ3aと、車速を表示するスピードメータ3bとが各々配設されている。更に、タコメータ3aの左側に冷却水温を表示する水温計3cが配設され、スピードメータ3bの右側に燃料残量を表示する燃料計3dが配設されている。又、中央部に現在の変速段を表示する変速段表示部3eが配設されている。尚、符号3fはウォーニングランプ、3gはトリップメータをリセットするトリップリセットスイッチである。このトリップリセットスイッチ3gの押しボタンがコンビメータ3から運転席2側に突出されており、運転者等が押しボタンを介してトリップリセットスイッチ3gを設定時間以上ONし続けることで、トリップメータがリセットされる。
更に、タコメータ3aの下部に、走行距離や燃費、エンジン駆動力等の情報を複数の表示画面を切換えて、それぞれ表示させる表示手段としてのマルチインフォメーションディスプレイ(以下「MID」と略称)12が配設されている。又、スピードメータ3bの下部に、瞬間燃費とトリップ平均燃費との差に基づき経済的な走行を指標する燃費メータ13が配設されている。
又、図3に示すように、E/Gモード選択スイッチ8は、プッシュスイッチを併設するシャトルスイッチであり、運転者がリング状の操作つまみ8aを操作することで、後述する3種類のエンジンモード(第1エンジンモードであるノーマルモード1、第2エンジンモードであるセーブモード2、第3エンジンモードであるパワーモード3)を選択することができる。すなわち、本形態では、操作つまみ8aを左方向へ回転させることで左側スイッチがON動作されてノーマルモード1が選択され、右方向へ回転させることで右側スイッチがON動作されてパワーモード3が選択され、一方、操作つまみ8aを下方向にプッシュすることでプッシュスイッチがON動作してセーブモード2が選択される。尚、プッシュスイッチにセーブモード2を割り当てることで、例えば運転中に誤ってプッシュスイッチをONした場合であっても、セーブモード2は後述するように出力トルクが抑制されているため、モードがセーブモード2に切換えられても駆動力が急に増加されてしまうことがなく、運転者は安心して運転することができる。
ここで、各モード1〜3の出力特性について簡単に説明する。ノーマルモード1は、アクセルペダル14の踏込み量(アクセル開度)に対して出力トルクがほぼリニアに変化するように設定されている(図11(a)参照)、通常運転に適したモードである。
又、セーブモード2は、エンジントルクのセーブ、及び自動変速機搭載車では変速機のロックアップ制御に同期させてエンジントルクをセーブする等して、十分な出力を確保しながらスムーズな出力特性とし、アクセルワークを楽しむことができるモードに設定されている。更に、セーブモード2は出力トルクを抑制しているのでイージードライブ性と低燃費性(経済性)との双方をバランス良く両立させることができる。例えば、3リッタエンジンを搭載する車両であっても、2リッタエンジン相当の十分な出力を確保しながらスムーズな出力特性とし、特に街中などの実用領域における扱い易さを重視した性能が設定されている。
又、パワーモード3は、エンジンの低回転域から高回転域までレスポンスに優れる出力特性とし、更に、自動変速機搭載車の場合には、エンジントルクに同期させてシフトアップポイントを変更させる等してワインディング路などでのスポーティな走行状況にも積極的に対応可能として、きびきびとした運転ができるようなパワー重視のモードに設定されている。すなわち、このパワーモード3では、アクセルペダル14の踏込み量に対して高いレスポンス特性が設定されており、例えば3リッタエンジンを搭載する車両であれば、3リッタエンジンの有するポテンシャルを最大限に発揮できるように、早いタイミングで最大トルクを発生させるように設定されている。尚、この各モード(ノーマルモード1、セーブモード2、パワーモード3)の駆動力指示値(目標トルク)は、後述するように、エンジン回転数とアクセル開度との2つのパラメータに基づいて設定する。
表示切換スイッチ10は、MID12に表示される情報を切換える際に操作するもので、順送りスイッチ部10aと逆送りスイッチ部10bと初期画面復帰スイッチ部10cとが設けられている。図4にMID12に表示される画面毎の項目を例示する。尚、このMID12はカラーディスプレイであっても良い。
本形態では、(a)〜(f)の6種類の画像が設定されており、順送りスイッチ部10aをONする都度に、(a)〜(f)へ順に切換えられ、(f)の画面が表示されているときに順送りスイッチ部10aをONすると、初期画面(a)が表示される。一方、逆送りスイッチ部10bをONすると、逆送りで画面が切換えられる。
画面(a)は、イグニッションスイッチをONした際に表示される初期画面である。この画面には、下段にオドメータが表示され、上段にトリップメータが表示され、更に、左端に現在のモード(図においてはセーブモード2を示す「2」)が表示される。
画面(b)は、下段にトリップメータによる走行距離と、当該走行距離における総燃料噴射パルス幅(パルス時間)とに基づいて算出したトリップ平均燃費[Km/L]が表示され、上段に数秒間の走行距離と、そのときの総燃料噴射パルス幅(パルス時間)とに基づき算出した瞬間燃費[Km/L]が表示される。
画面(c)は、下段にエンジンを起動させたときからの運転時間が表示され、上段に外気温[℃]が表示される。
画面(d)には、燃料タンク内の燃残量とトリップ平均燃費とに基づき算出した、おおよその走行可能距離[Km]が表示される。
画面(e)には、現在選択されているモード(図においてはセーブモード2が示されている)のアクセル−トルク線が表示される。このアクセル−トルク線は、縦軸にエンジの出力トルク、横軸にアクセル開度が示されており、表示されるアクセル−トルク線内にパワー表示領域Pが設定されている。パワー表示領域Pはアクセル開度の増減に連動してパワーレベルが、図の左側から右方向(増加)、或いは右側から左方向(減少)へリニアに表示される。従って、運転者は表示されるパワーレベルを目視することで、現在の運転状態を容易に把握することができる。
画面(f)には、現在時刻が表示される。
図5に示すように、上述した画面(e)に表示されるアクセル−トルク線は、選択されているノーマルモード1、セーブモード2、パワーモード3毎に相違する。同図(a)はノーマルモード1選択時に表示される駆動力特性線としてのアクセル−トルク線L1が示され、同図(b)にセーブモード2選択時に表示される駆動力特性線としてのアクセル−トルク線L2が示され、同図(c)にパワーモード3選択時に表示される駆動力特性線としてのアクセル−トルク線L3が示されている。
ところで、上述した図4の画面(e)は、イグニッションスイッチをONしたときの初期画面としてMID12上に表示させるようにしても良い。この場合、初期画面が表示された直後は、各アクセル−トルク線L1,L2,L3を同時に表示させ、ある時間遅れで、現在設定されているモードに対応するアクセル−トルク線のみを残して、他のアクセル−トルク線をフェードアウトさせるようにしてもよい。
同図(b)に、各モード毎のアクセル−トルク線L1,L2,L3の駆動力特性を比較するために、アクセル−トルク線L1,L3を破線で重ねて示す。尚、このアクセル−トルク線L1,L3は、便宜的に示すもので実際には表示されない。同図(b)に示すように、パワーモード3はアクセルペダルの踏み込みに対してスロットル変化量を大きくした特性で、アクセル開度に対する目標トルクを大きく設定されており、ノーマルモード1は、アクセルペダルの踏込み量に対してスロットル変化量がほぼリニアに変化するように設定されており、パワーモード3の駆動力特性と比較した場合、ノーマルモード1は、アクセルペダルの踏み込みに対してスロットル変化量が相対的に小さくした特性となり、アクセル開度が比較的小さい通常運転領域で良好な運転性能が得られるように設定されている。
又、セーブモード2は、パワーモード3とノーマルモード1の中間的な特性で、出力トルクを抑制することでアクセルワークを楽しむことができるように設定されている。
尚、図5に表示されている内容(図4(e)の画面)は、タコメータ3a内にインフォメーションディスプレイを別途設け、当該インフォメーションディスプレイに常時表示させるようにしても良い。或いは、MID12に、図5に示す表示内容のみを表示させ、図4に示す他の表示内容については、別途設けたインフォメーションディスプレイに表示させるようにしても良い。
又、燃費メータ13は、中立位置がトリップ平均燃費[Km/L]を示し、このトリップ平均燃費[Km/L]よりも瞬間燃費[Km/L]が高い場合は、指針13aがその偏差に応じてプラス(+)方向へ振れ、一方、トリップ平均燃費[Km/L]よりも瞬間燃費[Km/L]が低い場合、指針13aはその偏差に応じてマイナス(−)方向へ振れる。
ところで、図6に示すように、車両には、CAN(Controller Area Network)通信等の車内通信回線16を通じて、メータ制御装置(メータ_ECU)21、エンジン制御装置(E/G_ECU)22、変速機制御装置(T/M_ECU)23、サスペンション制御装置(サス_ECU)24、ナビゲーション制御装置(ナビ_ECU)25等の、車両を制御する演算手段としての制御装置が相互通信可能に接続されている。各ECU21〜25は、マイクロコンピュータ等のコンピュータを主体に構成され、周知のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM等の不揮発性記憶手段等を有している。
メータ_ECU21は、コンビメータ3の表示全体を制御するもので、入力側にE/Gモード選択スイッチ8、表示切換スイッチ10、一時切換スイッチ11、サスモード切換スイッチ、及びトリップリセットスイッチ3gが接続されている。又、出力側に、タコメータ3a、スピードメータ3b、水温計3c、燃料計3d等の計器類、及びウォーニングランプ3fを駆動するコンビメータ駆動部26、MID駆動部27、燃費メータ駆動部28が接続されている。
さらに、メータ_ECU21は、入力側に、例えば、赤外線センサの一種であるサーモパイル60が接続されている。このサーモパイル60は、個々の物体から放射される赤外線を受光し、そのエネルギー量に応じた起電力を発生することで物体の温度検出を行う。そして、メータ_ECU21は、サーモパイル60で検出される温度情報に基づいて運転者以外の同乗者の有無を判定するとともに、同乗者が存在する場合には、その温度(体温)変化に基づいて同乗者の覚醒状態を監視する。その結果、同乗者の低覚醒状態(睡眠状態)を判定すると、メータ_ECU21は、現在選択されている車両の運動特性のモード(エンジンの駆動力特性、サスペンション特性等の各モード)を、予めユーザ登録された運動特性のモード(以下、スリープモードという)へと切り換える。このように、本形態において、メータ_ECU21は、覚醒監視手段、運動特性切換手段としての各機能を実現する。
ここで、複数の同乗者が存在する場合、メータ_ECU21は、複数の同乗者のうちの設定割合以上の低覚醒(睡眠)状態を判定した場合に、スリープモードへと移行する。例えば、同乗者が2人いる場合には1人以上の低覚醒状態を判定した場合に、同乗者が3人いる場合には2人以上の低覚醒状態を判定した場合に、同乗者が4人いる場合には2人以上の低覚醒状態を判定した場合にスリープモードへと移行する。
ところで、このようなスリープモードの切り換えを全て自動で行うと、運転者は、想定外の車両挙動の変化によって違和感を感じる虞がある。そこで、本形態において、メータ_ECU21には、スリープモードへの移行を運転者に承認させるための承認スイッチ55が接続されている。そして、メータ_ECU21は、同乗者の低覚醒状態を判定した場合には、例えば、図17に示すように、スリープモードへの移行の承認を促す割り込み画面をMID12上に所定時間表示させ、承認スイッチ55を通じた運転者の承認操作が行われるまではスリープモードへの移行を行うことなく待機する。
なお、本形態において、メータ_ECU21では、設定割合以上の同乗者の低覚醒状態を一旦判定した後は、乗員の監視を終了するよう設定されている。この乗員の監視を再開させるためのスイッチとして、メータ_ECU21には、乗員監視再開スイッチ56が接続されている。この乗員監視再開スイッチ56は、例えば、図1に示すように、承認スイッチ55と共にインパネ1に配設されている。
E/G_ECU22は、エンジンの運転状態を制御するもので、入力側に、クランク軸等の回転から、エンジン運転状態を示すパラメータの代表であるエンジン回転数を検出する運転状態検出手段としてのエンジン回転数センサ29、エアクリーナの直下流等に配設されて吸入空気量を検出する吸入空気量センサ30、アクセルペダル14の踏込み量からアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段としてのアクセル開度センサ31、吸気通路に介装されてエンジンの各気筒に供給する吸入空気量を調整するスロットル弁(図示せず)の開度を検出するスロットル開度センサ32、エンジン温度を示す冷却水温を検出するエンジン温度検出手段としての水温センサ33等、車両及びエンジン運転状態を検出するセンサ類が接続されている。又、E/G_ECU22の出力側に、燃焼室に対して所定に計量された燃料を噴射するインジェクタ36、電子制御スロットル装置(図示せず)に設けられているスロットルアクチュエータ37等、エンジン駆動を制御するアクチュエータ類が接続されている。
E/G_ECU22は、入力された各センサ類からの検出信号に基づき、インジェクタ36に対する燃料噴射タイミング、及び燃料噴射パルス幅(パルス時間)を設定する。更に、スロットル弁を駆動するスロットルアクチュエータ37に対してスロットル開度信号を出力してスロットル弁の開度を制御する。
ところで、E/G_ECU22に設けられている、駆動力設定手段の一部を構成する不揮発性記憶手段には、異なる複数の駆動力特性がマップ形式で格納されている。各駆動力特性として、本形態では3種類のモードマップMp1,Mp2,Mp3を備えており、図11(a)〜(c)に示すように、各モードマップMp1,Mp2,Mp3は、アクセル開度とエンジン回転数とを格子軸とし、各格子点に駆動力指示値(目標トルク)を格納する3次元マップで構成されている。
この各モードマップMp1,Mp2,Mp3は、基本的には、E/Gモード選択スイッチ8の操作により選択される。すなわち、E/Gモード選択スイッチ8にてノーマルモード1を選択した場合、モードマップとして第1モードマッブとしてのノーマルモードマップMp1が選択され、セーブモード2を選択した場合、第2モードマップとしてのセーブモードマップMp2が選択され、又、パワーモード3を選択した場合、第3モードマップとしてのパワーモードマップMp3が選択される。
以下、各モードマップMp1,Mp2,Mp3の駆動力特性について説明する。同図(a)に示すノーマルモードマップMp1は、アクセル開度が比較小さい領域で目標トルクがリニアに変化させる特性に設定されており、又、スロットル弁の開度が全開付近で最大目標トルクとなるように設定されている。
又、同図(b)に示すセーブモードマップMp2は、上述したノーマルモードマップMp1に比し、目標トルクの上昇が抑えられており、アクセルペダル14を全踏しても、出力トルクを抑制することで、アクセルペダル14を思い切り踏み込む等のアクセルワークを楽しむことができる。更に、目標トルクの上昇が抑えられているため、イージードライブ性と低燃費性との双方をバランス良く両立させることができる。例えば3リッタエンジンを搭載する車両であっても、2リッタエンジン相当の充分な出力を確保しながらスムーズな出力特性とし、特に街中などの実用領域における扱い易さを重視した目標トルクが設定される。
又、同図(c)に示すパワーモードマップMp3は、ほぼ全運転領域でアクセル開度の変化に対する目標トルクの変化率が大きく設定されている。従って、例えば3リッタエンジンを搭載する車両であれば、3リッタエンジンの有するポテンシャルを最大限に発揮できるような目標トルクが設定される。尚、各モードマップMp1,Mp2,Mp3のアイドル回転数を含む極低回転領域は、ほぼ同じ駆動力特性に設定されている。
このように、本形態によれば、運転者がE/Gモード選択スイッチ8を操作して、何れかのモード1,2,3を選択すると、対応するモードマップMp1,Mp2,或いはMp3が選択され、当該モードマップMp1,Mp2,或いはMp3に基づいて目標トルクが設定されるため、1つの車両で全く異なる3種類のアクセルレスポンスを楽しむことができる。尚、スロットル弁の開閉速度も、モードマップMp2では緩やかに、モードマップMp3では素早く動作するように設定されている。
又、T/M_ECU23は、自動変速機の変速制御を行うもので、入力側にトランスミッション出力軸の回転数等から車速を検出する車速センサ41、セレクトレバー7のセットされているレンジを検出するインヒビタスイッチ42等が接続され、出力側に自動変速機の変速制御を行うコントロールバルブ43、及びロックアップクラッチをロックアップ動作させるロックアップアクチュエータ44が接続されている。このT/M_ECU23では、インヒビタスイッチ42からの信号に基づきセレクトレバー7のセットレンジを判定し、Dレンジにセットされているときは、所定の変速パターンに従い、その変速信号をコントロールバルブ43へ出力して変速制御を行う。尚、この変速パターンは、E/G_ECU22で設定されているモード1,2,3に対応して可変設定される。
又、ロックアップ条件が満足されたときはロックアップアクチュエータ44にスリップロックアップ信号或いはロックアップ信号を出力し、トルクコンバータの入出力要素間を、コンバータ状態からスリップロックアップ状態、或いはロックアップ状態に切換える。その際、E/G_ECU22は、目標トルクτeをスリップロックアップ状態、及びロックアップ状態に同期させて補正する。その結果、例えばモードMがセーブモード2に設定されている場合は、目標トルクτeが、より経済的な走行ができる領域に補正される。
サス_ECU24は、入力側に各車輪に配設されたモータ51が接続され、これら各モータ51の出力制御を行うことによりサスペンション特性を制御する。すなわち、本形態において、各車輪のサスペンションは、スプリングと、減衰力可変のショックアブソーバ(ダンパ)と、電動式のモータ51とを備えて構成されている。スプリングとダンパとは、車体と車軸との間に並列に設けられており、モータ51は、ダンパの上部に設けられている。サスペンション特性としてのダンパの減衰力は、モータ51の制御を行うことにより調整することができる。なお、減衰力可変式のダンパの具体的な構成については、例えば、特開平06−106950号公報に開示されている。
ナビ_ECU25は、周知のカーナビゲーションシステムに設けられているもので、GPS衛星等から得られる位置データに基づいて車両の位置を検出すると共に、目的地までの誘導路を演算する。そして、自車の現在地及び誘導路がセンタディスプレイ4上の地図データに表示される。本形態では、このセンタディスプレイ4に、MID12に表示させる各種情報を表示させることができるようにしている。
更に、センタディスプレイ4は、例えば、タッチパネル式のディスプレイで構成されており、センタディスプレイ4に表示された設定画面を用い、乗員による各種設定変更等が可能となっている。例えば、図15に示すように、ナビ_ECU25は、センタディスプレイ4に対し、監視対象となる同乗者の乗車位置を登録するための設定画面を必要に応じて表示することが可能となっており、当該設定画面を通じて乗車位置が登録されると、メータ_ECU21は、登録された乗車位置の同乗者のみの覚醒状態を監視するようになっている。また、例えば、図16に示すように、ナビ_ECU25は、センタディスプレイ4に対し、各種運動特性を登録するための設定画面を必要に応じて表示することが可能となっており、この設定画面を通じて、メータ_ECU21は、運転者が所望する運動特性(スリープモード用の運動特性)を設定することが可能となっている。このように、本実施形態において、メータ_ECU21、ナビ_ECU25及びセンタディスプレイ4は、運動特性登録手段としての機能を実現する。
次に、上述したE/G_ECU22で実行されるエンジンの運転状態を制御する手順について、図7〜図11のフローチャートに従って説明する。
イグニッションスイッチをONすると、先ず、図7に示す始動時制御ルーチンが1回のみ起動される。このルーチンでは、先ず、ステップS1で、前回のイグニッションスイッチOFF時に設定されていたモードMe(Me:ノーマルモード1(E/Gモード1)、セーブモード2(E/Gモード2)、パワーモード3(E/Gモード3))を読込む。
そして、ステップS2へ進み、モードMeが、パワーモード3か否かを調べる。そして、パワーモード3に設定されているときは、モードMeをノーマルモード1に強制的に設定して(Me←E/Gモード1)、ルーチンを終了する。
又、モードMeが、パワーモード3以外の、ノーマルモード1、或いはセーブモード2に設定されているときはそのままルーチンを終了する。
このように、前回のイグニッションスイッチをOFFしたときのモードMeがパワーモード3に設定されている場合、今回、イグニッションスイッチをONしたときのモードMeがノーマルモード1へ強制的に切換えられるため(Me←E/Gモード1)、アクセルペダル14をやや踏み込んでも車両が急発進してしまうことが無く、良好な発進性能を得ることができる。
そして、この始動時制御ルーチンが終了すると、図8〜図10に示すルーチンが所定演算周期毎に実行される。先ず、図8に示すモードマップ選択ルーチンについて説明する。
このルーチンは、先ず、ステップS11で現在設定されているモードMeを読込み、ステップS12で、モードMeの値を参照して、何れのモード(ノーマルモード1、セーブモード2、或いはパワーモード3)が設定されているかを調べる。そして、ノーマルモード1が設定されているときはステップS13へ進み、セーブモード2に設定されているときはステップS14へ分岐し、又、パワーモード3に設定されているときはステップS15へ分岐する。尚、イグニッションスイッチをONした後の、最初のルーチン実行時においては、モードMeが、ノーマルモード1かセーブモード2の何れかであるため、ステップS15へ分岐することはない。但し、イグニッションスイッチをONした後、運転者がE/Gモード選択スイッチ8の操作つまみ8aを右回転させて、パワーモード3を選択した場合、後述するステップS23でモードMeがパワーモード3に設定されるため、それ以降のルーチン実行時においては、ステップS12からステップS15へ分岐される。
そして、ノーマルモード1に設定されていると判定されて、ステップS13へ進むと、E/G_ECU22の不揮発性記憶手段に格納されているノーマルモードマップMp1を、今回のモードマップとして設定して、ステップS19へ進む。又、セーブモード2に設定されていると判定されて、ステップS14へ分岐すると、セーブモードマップMp2を、今回のモードマップとして設定して、ステップS19へ進む。
一方、パワーモード3に設定されていると判定されて、ステップS15へ分岐すると、ステップS15,S16において、エンジン温度を冷却水温から検出する水温センサ33で検出した冷却水温Twと設定下限温度としての暖機判定温度TL、及び設定上限温度としての高温判定温度THとを比較する。そして、ステップS15において、冷却水温Twが暖機判定温度TL以上と判定され(Tw≧TL)、且つ、ステップS16で冷却水温Twが高温判定温度TH未満と判定されたときは(Tw<TH)、ステップS17へ進む。
一方、ステップS15で冷却水温Twが暖機判定温度TL未満と判定され(Tw<TL)、或いはステップS16で冷却水温Twが高温判定温度TH以上と判定されたときは(Tw>TH)、ステップS18へ分岐し、モードMeをノーマルモード1に設定して(Me←E/Gモード1)、ステップS13へ戻る。
このように、本形態では、イグニッションスイッチをONした後、運転者がE/Gモード選択スイッチ8を操作して、パワーモード3を選択した場合であっても、冷却水温Twが暖機判定温度TL以下、或いは高温判定温度TH以上のときは、強制的にノーマルモード1へ戻すようにしたので、暖機運転時においては排気エミッションの排出量が抑制され、又、高温時においては出力を抑えることでエンジン、及び周辺機器を熱害から保護することができる。尚、モードMeが強制的にノーマルモード1へ戻されたとき、ウォーニングランプ3fが点灯或いは点滅し、モードMeが強制的にノーマルモード1へ戻されたことを運転者に報知する。この場合、ブザーや音声でその旨を知らせるようにしても良い。
次いで、ステップS13,S14,S17の何れかからステップS19へ進むと、後述するスリープモード実行判定ルーチンによって、スリープモード実行指示がなされたか否かを調べる。その結果、実行指示がなされているときは、ステップS20に進み、モードMeをスリープ時E/Gモード(センタディスプレイ4を通じてスリープモードとしてユーザ登録された、ノーマルモード1、セーブモード2、或いは、パワーモード3の何れかのモード)に設定してルーチンを抜ける。
一方、ステップS19において、スリープモード実行指示がなされていないと判定すると、ステップS21に進む。そして、E/Gモード選択スイッチ8がON操作されたか否かを調べ、操作されていないときは、そのままルーチンを抜ける。又、ON操作されたときは、ステップS21へ進み、運転者が何れのモードMeを選択したか判別する。
そして、運転者がノーマルモードを選択した(つまみ8aを左回転させた)と判断したとき、ステップS23へ進み、モードMeをノーマルモード1で設定して(Me←E/Gモード1)、ルーチンを抜ける。又、運転者がセーブモード2を選択した(つまみ8aをプッシュした)と判断したとき(Me←E/Gモード2)、ステップS24へ進み、モードMeをセーブモード2で設定して(Me←E/Gモード2)、ルーチンを抜ける。又、運転者がパワーモード3を選択した(つまみ8aを右回転させた)と判断したとき、ステップS25へ進み、モードMeをパワーモード3で設定して(Me←E/Gモード3)、ルーチンを抜ける。
ところで、本形態では、イグニッションスイッチをONした後、E/Gモード選択スイッチ8のつまみ8aを操作することで、モードMeをパワーモード3に設定することができるため、パワーモード3で発進させることも可能である。しかし、この場合、運転者が意識してパワーモードを選択したものであるため、発進に際して大きな駆動力が発生したとしても運転者が慌てることはない。
次に、図9に示すエンジン制御ルーチンについて説明する。
このルーチンでは、先ず、ステップS31で、現在選択されているモードマップ(Mp1,Mp2、或いはMp3:図11参照)を読込み、続く、ステップS32でエンジン回転数センサ29で検出したエンジン回転数Neと、アクセル開度センサ31で検出したアクセル開度θaccとを読込む。
その後、ステップS33へ進み、両パラメータNe,θaccに基づき、ステップS31で読込んだモードマップを補間計算付きで参照して駆動力指示値としての目標トルクτeを決定する。
次いで、ステップS34へ進み、目標トルクτeに対応する、最終的な駆動力指示値である目標スロットル開度θeを決定する。
その後、ステップS35へ進み、スロットル開度センサ32で検出したスロットル開度θthを読込み、ステップS36で、スロットル開度θthが目標スロットル開度θeに収束するように、電子制御スロットル装置に設けられているスロットル弁を開閉動作させるスロットルアクチュエータ37をフィードバック制御して、ルーチンを抜ける。
その結果、運転者がアクセルペダル14を操作すると、アクセル開度θaccとエンジン回転数Neとをパラメータとして、運転者が選択したモードMe(Me:ノーマルモード1、セーブモード2、パワーモード3)に対応するモードマップMp1,Mp2,Mp3に従いスロットル弁が開閉動作し、モードMeがノーマルモード1に設定されている場合は、アクセルペダルの踏込み量(アクセル開度θacc)に対して出力トルクがほぼリニアに変化するため、通常の運転を行うことができる。
又、セーブモード2に設定されている場合は、目標トルクの上昇が抑えられているため、アクセルペダル14を思い切り踏み込む等のアクセルワークを楽しむことができるばかりでなく、イージードライブ性と低燃費性との双方をバランス良く両立させることができる。従って、例えば3リッタエンジンを搭載する車両であっても、2リッタエンジン相当の十分な出力を確保しながらスムーズな運転を行うことができ、街中などの実用領域に良好な運転性能を得ることができる。
更に、パワーモード3に設定されている場合は、高いレスポンスが得られるため、よりスポーティな走りを得ることができる。
その結果、1台の車両で全く異なる3種類のアクセルレスポンスを楽しむことができる。従って、運転者は、車両を購入後も好みの駆動力特性を任意に選択することができ、1台の車両で、異なる特性を有する3台分の車両を運転することができる。
又、本形態では、ステアリングホイール9に設けられている一時切換スイッチ11を操作し、或いはセレクトレバー7をRレンジにセットした際に、モードMeが一時的に切換えられる。この一時切換制御は、図10に示す一時切換制御ルーチンに従って実行される。
このルーチンでは、先ず、ステップS51で、セレクトレバー7がRレンジにセットされているか否かを、インヒビタスイッチ42からの信号に基づいて判定する。そして、セレクトレバー7がRレンジにセットされているときは、ステップS52へ進み、又、Rレンジ以外のレンジにセットされているときは、ステップS55へ進む。
ステップS52へ進むと、現在のモードMeを参照し、パワーモード3以外のときは、そのままルーチンを抜ける。又、モードMeがパワーモード3のときは、ステップS53へ進み、リバースフラグFRをセットして(FR←1)、ステップS54へ進み、モードMeをノーマルモード1でセットして(Me←E/Gモード1)、ルーチンを抜ける。
このように、本形態では、モードMeがパワーモード3に設定されている状態で、セレクトレバー7をRレンジにセットしたときは、モードMeがノーマルモード1に強制的に切換えられるため、後進走行の際にアクセルペダル14をやや踏み込んでも車両が急に後進されてしまうことが無く、良好な後進走行性能を得ることができる。
一方、ステップS51でセレクトレバー7がRレンジ以外のレンジにセットされていると判定されてステップS55へ進むと、リバースフラグFRの値を参照し、FR=1、すなわち、セレクトレバー7をRレンジから別のレンジへ切換えた後の最初のルーチンのときは、ステップS56へ進み、モードMeをパワーモード3に戻し(Me←E/Gモード3)、ステップS57へ進み、リバースフラグFRをクリアし(FR←0)、ステップS58へ進む。
その結果、セレクトレバー7をRレンジにセットしたとき、モードMeがパワーモード3からノーマルモード1へ強制的に切換えられた後、セレクトレバー7を、例えばDレンジにセットした場合、モードMeは自動的に元のパワーモード3に戻されるため、運転者は違和感なく車両を発進させることができる。
又、ステップS55でリバースフラグFRの値がFR=0と判定されたときは、ステップS58へジャンプする。
その後、ステップS55、或いはステップS57からステップS58へ進むと、一時切換スイッチ11がONされたか否かを調べる。そして、一時切換スイッチ11がONされていないときは、そのままルーチンを抜ける。
一方、一時切換スイッチ11がONされたと判定されたときは、ステップS59へ進み、現在のモードMeを読込み、ステップS60で、モードMeがパワーモード3か否かを調べる。
そして、モードMeがパワーモード3以外のモード(ノーマルモード1又はセーブモード2)のときは、ステップS61へ進み、前回のモードMe(n-1)を今回のモードMeでセットし(Me(n-1)←Me)、ステップS62へ進み、現在のモードMeをパワーモード3にセットして(Me←E/Gモード3)、ルーチンを抜ける。
このように、本形態では、E/Gモード選択スイッチ8でモードMeをノーマルモード1、或いはセーブモード2に設定した場合であっても、手元側の一時切換スイッチ11をONすることで、モードMeをパワーモード3に切換えることができる。その結果、例えばパワーの必要な上り坂を走行する場合などにおいては、一時的にモードMeを、ノーマルモード1或いはセーブモード2からパワーモード3へ簡単に切換えることができるため、良好な走行性能を得ることができる。又、一時切換スイッチ11がステアリングホイール9に設けられているため、運転者はステアリングホイール9から手を離すことなく、容易にモードMeを切換えることができ操作性がよい。
又、ステップS60で、現在のモードMeがパワーモード3であると判定されてステップS63へ分岐すると、モードMeを前回のモードMe(n-1)にセットして、ルーチンを抜ける。
その結果、一時切換スイッチ11をON操作して、モードMeをパワーモード3に一時的に切換えた後、一時切換スイッチ11を再度ON操作することで、モードMeが、元のモードMe(ノーマルモード1又はセーブモード2)に戻される。
次に、上述したサス_ECU24で実行されるサスペンション特性を制御する手順について、図12のフローチャートに従って説明する。
このルーチンがスタートすると、先ず、ステップS71で、後述するスリープモード実行判定ルーチンによって、スリープモード実行指示がなされたか否かを調べる。その結果、実行指示がなされているときは、ステップS72に進み、サスペンション特性のモードMsをスリープ時サスモード(センタディスプレイ4を通じてスリープモードとしてユーザ登録された、サスモード1、サスモード2、或いはサスモード3の何れかのモード)に設定してルーチンを抜ける。
一方、ステップS71において、スリープモード実行指示がなされていないと判定すると、ステップS73に進む。そして、サスモード選択スイッチ50がON操作されたか否かを調べ、操作されていないときは、そのままルーチンを抜ける。又、ON操作されたときは、ステップS74へ進み、運転者が何れのモードMsを選択したか判別する。
そして、運転者がサスモード1を選択した(第1のスイッチ部50aをON操作した)と判断したとき、ステップS75へ進み、モードMsをサスモード1に設定して(Ms←サスモード1)、ステップS78に進む。又、運転者がサスモード2を選択した(第2のスイッチ部50bをON操作した)と判断したとき、ステップS76へ進み、モードMsをサスモード2に設定して(Ms←サスモード2)、ステップS78に進む。又、運転者がサスモード3を選択した(第3のスイッチ部50cをON操作した)と判断したとき、ステップS77へ進み、モードMsをサスモード3に設定して(Ms←サスモード3)、ステップS78に進む。
そして、ステップS72、S75、S76、S77の何れかからステップS78へ進むと、現在設定されているモードMsに応じた制御量でモータ51を駆動し、サスペンション特性を切り換えた後、ルーチンを抜ける。
次に、上述したメータ_ECU21で実行されるスリープモード実行指示判定について、図13のフローチャートに従って説明する。
このルーチンがスタートすると、先ず、ステップS81で、イグニッションスイッチがONされた直後であるか否かを調べる。その結果、イグニッションON直後である場合にはステップS83に進み、イグニッションON直後でない場合にはステップS82に進む。
ステップS81からステップS82に進むと、乗員監視再開スイッチ56がON操作されたか否かを調べる。その結果、乗員監視再開スイッチ56がON操作されたと判断した場合はステップS83に進み、乗員監視再開スイッチ56がON操作されていないと判断した場合はステップS84に進む。
そして、ステップS81、或いはステップS82からステップS83に進むと、同乗者が所定の低覚醒状態となったことを示すスリープ判定フラグF1をリセット(F1←0)すると共に、E/G_ECU22及びサス_ECU24に対してスリープモードの実行指示を行ったことを示すスリープモード実行フラグF2をリセット(F2←0)した後、ステップS84に進む。
ステップS82、或いはステップS83からステップS84に進むと、現在、スリープ判定フラグF1が「1」にセットされているか否かを調べる。その結果、スリープ判定フラグF1=1であり、同乗者の低覚醒状態が判定されていると判断した場合にはステップS87に進む。
その一方で、ステップS84において、スリープ判定フラグF1=0であり、未だ、同乗者の低覚醒状態が判定されていないと判断した場合にはステップS85に進み、例えば、図14に示すスリープ判定サブルーチンのフローチャートに従って、同乗者のスリープ判定を行う。
このサブルーチンがスタートすると、先ず、ステップS101において、ドアの開閉が行われたか否かを調べる。すなわち、ステップS101では、ドアの開閉操作が行われたか否かを調べることにより、乗員が乗降した可能性があるか否かを調べる。そして、ステップS101において、ドアの開閉が行われていないと判断すると、ステップS103に進む。
一方、ドアの開閉が行われたと判断してステップS101からステップS102へ進むと、サーモパイル60を駆動して車内(助手席及び後部座席)の温度検出を行い、検出した車内の温度分布に基づいて乗員(同乗者)検出を行うとともに、同乗者が検出された場合には各同乗者の温度(体温)を初期値として記憶した後、ステップS103へ進む。なお、監視対象とする乗車位置が登録されている場合には、当該乗車位置に対してのみ同乗者認識(同乗者の検出及び体温の記憶)が行われる。これにより、例えば、乳幼児の乗車位置のみが登録されている場合には、乳幼児のみを監視対象とすることができる。
そして、ステップS101、或いはステップS102からステップS103へ進むと、現在、同乗者が認識されているか否かを調べ、同乗者が認識されていないと判断した場合には、そのままサブルーチンを抜ける。
一方、ステップS103において、同乗者が認識されていると判断すると、ステップS104に進み、ステップS102で認識した同乗者の体温(初期値)と現在の体温とを比較する。
そして、ステップS105に進み、ステップS104での比較結果に基づいて、設定割合以上(例えば、5割以上)の同乗者の覚醒度が低下したか否かを調べる。本形態において、同乗者の覚醒度低下の判定は、例えば、同乗者の体温が初期値よりも設定温度以上(例えば、1℃以上)上昇したか否かを調べることにより行われる。そして、ステップS105において、設定割合以上の同乗者の覚醒度が低下していると判定した場合にはステップS106に進み、設定割合以上の同乗者の覚醒度が低下していないと判定した場合には、そのままサブルーチンを抜ける。
すなわち、メータ_ECU21は、例えば、同乗者が1人である場合には、当該同乗者の体温が1℃以上上昇しているとき、設定割合以上の同乗者の覚醒度が低下していると判定する。また、同乗者が2人である場合には、当該同乗者のうちの1人以上の体温が1度以上上昇しているとき、設定割合以上の同乗者の覚醒度が低下していると判定する。また、同乗者が3人である場合には、当該同乗者のうちの2人以上の体温が1度以上上昇しているとき、設定割合以上の同乗者の覚醒度が低下していると判定する。また、同乗者が4人いである場合には、当該同乗者のうちの2人以上の体温が1度以上上昇しているとき、設定割合以上の同乗者の覚醒度が低下していると判定する。
そして、ステップS105からステップS106へ進むと、スリープ判定フラグF1を「1」にセット(F1←1)した後、サブルーチンを抜ける。
図13に示すメインルーチンにおいて、ステップS85からステップS86へ進むと、上述のステップS85の処理によって、スリープ判定フラグF1が「1」にセットされたか否かを調べる。その結果、スリープ判定フラグF1=1であると判断した場合にはステップS87へ進み、スリープ判定フラグF1=0であると判断した場合には、そのままルーチンを抜ける。
ステップS84、或いはステップS86からステップS87に進むと、現在、スリープモード実行フラグF2が「1」にセットされているか否かを調べる。その結果、スリープモード実行フラグF2=1であり、既に、スリープモードが実行されていると判断した場合には、そのままルーチンを抜ける。
一方、ステップS87において、スリープ実行フラグF2=0であると判断するとステップS88に進み、ステップS85でスリープ判定フラグF1=1をセットしてから設定時間が経過したか否かを調べる。
その結果、ステップS88において、スリープ判定フラグF1=1をセット後の経過時間が設定時間以下であると判断した場合、ステップS89へ進み、例えば、図17に示すスリープモード承認待機画面をMID12に割り込み表示させるとともに警報音を出力し、運転者に対し、スリープモードへの移行の承認を促す。
そして、ステップS90へ進み、運転者による承認スイッチ55のON操作が行われたか否かを調べ、承認スイッチ55がON操作されていないと判断した場合には、そのままルーチンを抜ける。
一方、ステップS90において、承認スイッチ55がON操作されたと判断した場合には、ステップS91へ進み、E/G_ECU22及びサス_ECU24に対してスリープモード実行指示を行い、続くステップS92でスリープモード実行フラグF2を「1」にセットした後、ルーチンを抜ける。
また、ステップS88において、スリープ判定フラグF1=1をセット後に設定時間以上が経過している場合には、運転者にスリープモードを実行する意志がないと判断して、そのままルーチンを抜ける。
このような形態によれば、運転者以外の同乗者の覚醒状態を監視し、その監視の結果、同乗者の低覚醒状態を判定した場合には、E/G_ECU22で現在選択中の運動特性(エンジンの出力特性)及びサス_ECU24で現在選択中の運動特性(サスペンション特性)を予め登録された各運動特性へと切り換えることにより、運転中に同乗者の状況が変化した場合(具体的には、同乗者が低覚醒(睡眠)状態となった場合)に、速やかに適切な運動特性へと移行することができる。すなわち、例えば、乳幼児等が同乗者として搭乗する場合には、乗り心地等を優先した運動特性のモードをスリープモードとして予め設定しておけば、乳幼児等が低覚醒状態となった際に、乳幼児等に負担をかけない好適な運動特性へと速やかに移行することができる。また、例えば、車酔いの激しい同乗者が搭乗する場合には、走破性等を優先した運動特性のモードをスリープモードとして予め設定しておけば、運転者は、同乗者の覚醒時には加減速を抑制した運動特性のモードで運転を行い、同乗者が低覚醒状態となった際には走破性等を優先した運動特性のモードへと速やかに移行してドライビングを楽しむことができる。
その際、同乗者の低覚醒状態を判定した場合であっても、承認スイッチ55を通じた運転者の承認操作が行われるまでは、スリープモードへの移行を行わないことにより、想定外の車両挙動の変化によって運転者に違和感を感じさせることを防止できる。
尚、本発明は上述した形態に限るものではなく、例えばモードマップは異なる駆動力特性を有する2種類、或いは4種類以上設定されていても良く、このように設定することで、運転者は1台の車両で、異なる駆動力特性を有する2台分、或いは4台分以上の車両を運転することができる。又、このモードマップの駆動力特性を運転者の好みに応じて変更できるようにしても良い。
更に、本形態では、アクセル開度とエンジン回転数に基づき異なる複数の駆動力特性を有する複数のモードマップを用いて目標トルクを設定する場合について例示したが、本発明はこれに限らず、各駆動力特性の目標トルクをアクセル開度とエンジン回転数から演算により求めても良い。
又、本形態では、電子制御スロットル装置に装備されているスロットル弁を駆動するスロットルアクチュエータ37を制御対象として説明したが、制御対象は、これに限らず、例えばディーゼルエンジンでは、制御対象をインジェクタ駆動装置とし、このインジェクタ駆動装置から噴射される燃料噴射量を目標トルクτeに基づいて設定するようにしても良い。又、吸気弁を電磁動弁機構で開閉動作させるエンジンでは、制御対象を電磁動弁機構とし、この電磁動弁機構にて駆動する吸気弁の弁開度を目標トルクτeに基づいて設定するようにしても良い。
さらに、本形態では、同乗者の体温変化量を判定パラメータとして所定の閾値と比較することで同乗者の低覚醒状態を判定する構成を例に説明したが、同乗者の低覚醒状態の判定は、例えば、同乗者の眼球運動を監視して眼球の飛越運動の発生頻度を判定パラメータに設定するように構成しても良い。すなわち、車室内の所定箇所に赤外線カメラと赤外線ランプを設け、周知の動向/角膜反射法によって同乗者の飛越眼球運動を検出し、検出した飛越眼球運動の発生頻度と所定の閾値とを比較することで、同乗者の低覚醒状態を判定するように構成しても良い。なお、この場合、飛越眼球運動の発生頻度が所定の閾値に満たない場合に、同乗者の低覚醒状態を判定する。又、切換可能なサスペンション特性の種類等についても上述のものに限定されないことは勿論である。
又、同乗者の低覚醒時に変更可能な運動特性は、上述したエンジンの出力特性、及びサスペンション特性に限定されないことは勿論である。
インストルメントパネル及びセンタコンソールを運転席側から見た斜視図 コンビネーションメータの正面図 エンジンモード選択スイッチの斜視図 マルチインフォメーションディスプレイの表示例を示す説明図 エンジンモードを切り換えた際のマルチインフォメーションディスプレイの表示例を示す説明図 運動制御装置の構成図 始動時制御ルーチンを示すフローチャート エンジンモードマップ選択ルーチンを示すフローチャート エンジン制御ルーチンを示すフローチャート 一時切換制御ルーチンを示すフローチャート (a)はノーマルモードマップの概念図、(b)はセーブモードマップの概念図、(c)はパワーモードマップの概念図 サスペンション特性制御ルーチンを示すフローチャート スリープモード実行判定ルーチンのフローチャート スリープ判定サブルーチンのフローチャート 同乗者の乗車位置登録用の設定画面の一例を示す説明図 運動特性登録用の設定画面の一例を示す説明図 スリープモード承認待機画面の一例を示す説明図
符号の説明
4 … センタディスプレイ(運動特性登録手段)
8 … エンジンモード選択スイッチ
21 … メータ制御装置(運動特性登録手段、覚醒判定手段、運動特性切換手段)
22 … エンジン制御装置
24 … サスペンション制御装置
25 … ナビゲーション制御装置(運動特性登録手段)
50 … サスモード選択スイッチ
55 … 承認スイッチ
60 … サーモパイル(覚醒監視手段)

Claims (2)

  1. 乗員の選択操作に応じて複数パターンの運動特性の中から任意の運動特性を選択し、当該選択した運動特性に基づいて車両の運動制御を行う車両の運動制御装置であって、
    運転者が所望する運動特性を登録する運動特性登録手段と、
    運転者以外の同乗者の覚醒状態を監視する覚醒監視手段と、
    上記覚醒監視手段で同乗者の低覚醒状態を判定したとき、現在選択中の運動特性を上記登録された運動特性に切り換える運動特性切換手段とを備えたことを特徴とする車両の運動制御装置。
  2. 上記運動特性切換手段は、同乗者の低覚醒状態が判定された場合であっても、運転者が承認操作を行うまでは、上記登録された運動特性への切り換えを行わないことを特徴とする請求項1記載の車両の運動制御装置。
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