JP2005061517A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時に、運転者の加速意図を反映する変速が応答良く行われるようにする。
【解決手段】 ノーマルモードからパワーモードへの切り換えられたときに、パワーモード用の変速マップ上にヒステリシス領域を設定する。例えば、モード切り換え時点の変速段が4速の場合には、パワーモード用の変速マップ上で、4速→3速のダウンシフトポイントと、3速→4速のアップシフトポイントとで挟まれる領域をヒステリシス領域とする。そして、そのときのエンジン負荷・車速が前記ヒステリシス領域内であるときには、4速から3速への強制的なダウンシフトを行わせる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動変速機の変速制御装置に関し、詳しくは、車速とエンジン負荷に応じてシフトポイントを記憶した変速マップに基づいて変速を行うモードの切り換え時における変速制御技術に関する
従来から、車速とエンジン負荷に応じてアップシフトポイント及びダウンシフトポイントを記憶した変速マップを用いる変速モードとして、低速段寄りの変速特性が設定される加速性重視のパワーモードと、高速段寄りの変速特性が設定される燃費重視のノーマルモード(エコノミーモード)とを備え、これらのモード間で切り換えが行われる自動変速機が知られている(特許文献1参照)。
特開平05−248532号公報
ところで、例えばノーマルモード(エコノミーモード)からパワーモードへの切り換えが行われるときは、運転者が加速を要求している状態であり、係る加速要求に対しては、モード切り換えに伴ってノーマルモード(エコノミーモード)時よりも早めにダウンシフトが行われることが望まれる。
しかし、例えばノーマルモード(エコノミーモード)の4速走行状態からパワーモードへ移行しても、その時点の車速・エンジン負荷が、パワーモード用の変速マップ上で4速に維持される領域であると、ダウンシフトが直ちに行われず、結果、パワーモードの選択操作に見合う変速特性の切り換えを体感できず、また、運転者の意図する加速が実現できないという問題が生じる。
逆に、パワーモードからノーマルモード(エコノミーモード)へ移行するときには、切り換え前の変速段がそのまま維持されることで、モード切り換えに見合った経済走行への移行を直ちに体感することができないことがあるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、変速マップに基づいて変速を行うモードとして、第1のモードと、該第1の変速モードよりも低速段寄りの変速特性に設定される第2のモードとを備えた自動変速機において、モード切り換え時に、該切り換えに対応する運転者の意図を反映する変速が応答良く行われるようにすることを目的とする。
そのため請求項1記載の発明では、前記第1のモードから第2のモードへの切り換え時に、前記第2のモードにおける変速マップ上で、現在の変速段と現在の変速段よりも1段低い変速段との双方が選択され得るヒステリシス領域内に、そのときの車速・エンジン負荷が該当するときに、強制的なダウンシフトを行わせる構成とした。
かかる構成によると、例えば4速に変速されている状態で、第1のモード(ノーマルモード又はエコノミーモード)から第2のモード(パワーモード)への切り換えが行われると、第2のモードの変速マップ上で、現在の変速段である4速と現在の変速段よりも1段低い変速段である3速との双方が選択され得るヒステリシス領域内、即ち、4速→3速のダウンシフトポイントと3速→4速のアップシフトポイントとで挟まれる領域内に、そのときの車速・エンジン負荷が該当するか否かを判断する。
そして、前記ヒステリシス領域内にそのときの車速・エンジン負荷が該当する場合は、第2のモードの変速マップではそのまま4速に保持される条件であるが、強制的に4速からのダウンシフトを行わせる。
従って、加速要求時である第1のモードから第2のモードへの切り換え時に、本来の変速マップに従った変速よりもより積極的にダウンシフトを行わせることができ、第2のモードの選択操作に見合う変速特性の切り換えを運転者に体感させ、かつ、運転者の意図する加速を実現できる。
請求項2記載の発明では、前記第2のモードから第1のモードへの切り換え時に、前記第1のモードにおける変速マップ上で現在の変速段と現在の変速段よりも1段高い変速段との双方が選択され得るヒステリシス領域内に、そのときの車速・エンジン負荷が該当するときに、強制的なアップシフトを行わせる構成とした。
かかる構成によると、例えば2速に変速されている状態で、第2のモード(パワーモード)から第1のモード(ノーマルモード又はエコノミーモード)への切り換えが行われると、第1のモードの変速マップ上で、現在の変速段である2速と現在の変速段よりも1段高い変速段である3速との双方が選択され得るヒステリシス領域内、即ち、3速→2速のダウンシフトポイントと2速→3速のアップシフトポイントとで挟まれる領域内に、そのときの車速・エンジン負荷が該当するか否かを判断する。
そして、前記ヒステリシス領域内にそのときの車速・エンジン負荷が該当する場合は、第1のモードの変速マップではそのまま2速に保持される条件であるが、強制的に2速からのアップシフトを行わせる。
従って、経済走行への切り換え要求時である第2のモードから第1のモードへの切り換え時に、本来の変速マップに従った変速よりもより積極的にアップシフトを行わせることができ、第1のモードの選択操作に見合う変速特性の切り換えを運転者に体感させることができ、かつ、燃費向上に寄与することができる。
請求項3記載の発明では、前記ヒステリシス領域内の現在の変速段へのシフトポイントに近い側に通常変速領域を設定し、該通常変速領域内において前記強制的なダウンシフト又はアップシフトを禁止する構成とした。
かかる構成によると、例えば4速に変速されている状態で、第1のモードから第2のモードへの切り換えが行われるときには、3速→4速のアップシフトポイントに近い側に通常変速領域が設定され、前記ヒステリシス領域内のエンジン負荷・車速条件であっても、前記通常変速領域に含まれるときには、4速からの強制的なダウンシフトを行わず、そのまま4速とする。
また、例えば2速に変速されている状態で、第2のモードから第1のモードへの切り換えが行われるときには、3速→2速のダウンシフトポイントに近い側に通常変速領域が設定され、前記ヒステリシス領域内のエンジン負荷・車速条件であっても、前記通常変速領域に含まれるときには、2速からの強制的なアップシフトを行わず、そのまま3速とする。
従って、強制的なダウンシフト又はアップシフトを行っても、切り換え後のモードにおける変速マップに従って直ぐに元の変速段に戻される変速が行われる可能性が高い条件下で、無用な強制シフトが行われることを回避できる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、車両用自動変速機の変速制御装置のシステム構成を示す図である。
この図1において、エンジン1の出力側に接続される自動変速機2は、トルクコンバータ3と、歯車式変速機4と、歯車式変速機4中の各種摩擦係合要素の締結・解放操作を行うコントロールバルブ5とを備える。
前記コントロールバルブ5に対する作動油圧の供給は、シフトソレノイド,ライン圧ソレノイド,ロックアップソレノイド等によって制御されるが、ここでは変速のためのシフトソレノイド6A,6Bのみを示してある。
前記シフトソレノイド6A,6Bを制御するコントロールユニット7には、各種のセンサから信号が入力される。
前記各種のセンサとしては、自動変速機2の出力軸8から回転信号を得て車速VSPを検出する車速センサ9、アクセルに連動して開閉するスロットル弁10の開度TVO(アクセル開度)を検出するスロットルセンサ11、トルクコンバータ3のタービン回転速度Ntを検出するタービンセンサ12などが設けられる。
前記コントロールユニット7は、予め車速VSPとスロットル開度TVO(エンジン負荷)とに対応させてアップシフトポイント,ダウンシフトポイントを記憶した変速マップを参照し、該変速マップに基づいて決定した変速段に応じて前記シフトソレノイド6A,6BのON・OFFの組み合わせを制御し、前記コントロールバルブ5を介して歯車式変速機4をその変速段に制御する。
前記変速マップを用いる変速モードとして、加速性重視のパワーモードと、燃費重視のノーマルモードとが設定され、前記パワーモードにおける変速マップは、ノーマルモードに比べてシフトポイントがより高速側に設定され、ノーマルモードよりも低速段寄りの変速特性に設定される。
そして、運転者によるモードスイッチの操作、アクセル操作速度に基づく自動切換えなどによって、前記パワーモード,ノーマルモードの切り換えが行われるようになっている。
ここで、前記パワーモード,ノーマルモードによる変速制御の第1実施形態を、図2〜図4に示すフローチャートに従って説明する。
図2〜図4のフローチャートにおいて、ステップS1では、現在の変速段を検出し、ステップS2では、エンジン負荷を代表するスロットル開度TVOを検出し、ステップS3では、車速VSPを検出する。
ステップS4では、パワーモード,ノーマルモード間での切り換え時であるか否かを判別する。
モード切り換え時でないときには、ステップS5へ進み、現在のモードがパワーモードであるか否かを判別する。
現在のモードがパワーモードであれば、ステップS6へ進み、パワーモード用の変速マップを変速制御に用いる変速マップとして選択する。
一方、現在のモードがパワーモードではなく、ノーマルモードであるときには、ステップS7へ進み、ノーマルモード用の変速マップを変速制御に用いる変速マップとして選択する。
ステップS8では、前記ステップS2,ステップS3で検出したスロットル開度TVO,車速VSPの変速マップ上での位置を検出する。
そして、ステップS9では、前記ステップS8での検出結果に基づいて要求変速段を決定する。
ステップS25では、現在の変速段と前記ステップS9で決定した要求変速段とを比較することで、変速が必要であるか否かを判断する。
そして、現在の変速段と前記ステップS9で決定した要求変速段とが異なり変速が必要な場合には、ステップS26へ進んで、前記要求変速段に変速させるべく、前記シフトソレノイド6A,6Bを制御する。
一方、前記ステップS4でパワーモード,ノーマルモード間での切り換え時であると判断されると、ステップS10へ進む。
ステップS10では、現在がパワーモードであるか否か、換言すれば、ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時であるか否かを判別する。
ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時であるときには、ステップS11へ進み、パワーモード用の変速マップを変速制御に用いる変速マップとして選択する。
ステップS12では、パワーモード用の変速マップにおいて、現在の変速段と現在の変速段よりも1段低い変速段との双方が選択され得るヒステリシス領域を算出する。
前記ヒステリシス領域は、例えば現在の変速段が4速であれば、4速→3速のダウンシフトポイントと3速→4速のアップシフトポイントとで挟まれる領域である(図5参照)。
ステップS13では、前記ステップS2,ステップS3で検出したスロットル開度TVO,車速VSPのパワーモード用変速マップ上での位置を検出する。
そして、ステップS14では、パワーモード用変速マップ上で現在の運転条件が該当する位置が前記ヒステリシス領域内であるか否かを判別する。
ステップS14でヒステリシス領域内ではないと判別されると、ステップS16へ進み、ステップS13での検出結果に基づきパワーモード用の変速マップに従って要求変速段を決定する。
一方、ステップS14でヒステリシス領域内であると判別されると、ステップS15へ進み、現在の変速段が所定変速段(例えば4速又は3速)以上の高速側変速段であるか否かを判別する。
そして、現在の変速段が所定変速段(例えば4速又は3速)以上の高速側変速段であれば、ステップS17へ進み、現在の変速段よりも1段低い変速段を要求変速段として設定することで、強制的なダウンシフトが行われるようにする。
一方、ステップS15で、現在の変速段が所定変速段(例えば4速又は3速)よりも低速側の変速段であると判断されたときには、ステップS16へ進むことで、現在の変速段がそのまま要求変速段として決定されるようにする。
前記ヒステリシス領域は、現在の変速段と現在の変速段よりも1段低い変速段との双方が選択され得る領域であるから、該ヒステリシス領域に該当する場合には、変速が行われないことになる。
しかし、運転者はモード選択スイッチやアクセル操作などによってパワーモードに切り換えられることで、ダウンシフトによる加速を期待するから、モード切り換えに伴って直ちにダウンシフトが行われないと、違和感を生じ、また、期待する加速性が得られないことになる。
そこで、モード切り換え直前の変速段が保持されることになるヒステリシス領域内で強制的にダウンシフトを行わせることで、運転者の操作に対応して応答良く変速段が切り換わり、かつ、スムーズな加速性が得られるようにする。
また、前記ヒステリシス領域は、パワーモード用の変速マップにおいて、強制的なダウンシフトが行われる前の変速段と、強制的なダウンシフト後の変速段との双方が選択され得る領域であるから、強制的なダウンシフトによって、パワーモード用変速マップに従った変速特性から大きく逸脱することがない。
但し、低速段から強制的なダウンシフトを行わせると、変速ショックを発生させることになってしまうので、前記強制的なダウンシフトは、現在の変速段が所定変速段(例えば4速又は3速)以上の高速側変速段であるときに限って行わせる。
一方、ステップS10で、現在がパワーモードではないと判断されたとき、即ち、パワーモードからノーマルモードへの切り換え時であるときには、ステップS18へ進む。
ステップS18では、ノーマルモード用の変速マップを変速制御に用いる変速マップとして選択する。
ステップS19では、ノーマルモード用の変速マップにおいて、現在の変速段と現在の変速段よりも1段高い変速段との双方が選択され得るヒステリシス領域を算出する。
前記ヒステリシス領域は、例えば現在の変速段が2速であれば、3速→2速のダウンシフトポイントと2速→3速のアップシフトポイントとで挟まれる領域である(図6参照)。
ステップS20では、前記ステップS2,ステップS3で検出したスロットル開度TVO,車速VSPのノーマルモード用変速マップ上での位置を検出する。
そして、ステップS21では、ノーマルモード用変速マップ上で現在の運転条件が該当する位置が前記ヒステリシス領域内であるか否かを判別する。
ステップS21でヒステリシス領域内ではないと判別されると、ステップS23へ進み、ステップS20での検出結果に基づきノーマルモード用変速マップに従って要求変速段を決定する。
一方、ステップS21でヒステリシス領域内であると判別されると、ステップS22へ進み、現在の変速段が所定変速段(例えば4速又は3速)以上の高速側変速段であるか否かを判別する。
そして、現在の変速段が所定変速段(例えば4速又は3速)以上の高速側変速段でないときには、ステップS24へ進み、現在の変速段よりも1段高い変速段を要求変速段として設定することで、強制的なアップシフトが行われるようにする。
一方、ステップS22で、現在の変速段が所定変速段(例えば4速又は3速)以上の高速側変速段であると判断されたときには、ステップS23へ進むことで、現在の変速段がそのまま要求変速段として決定されるようにする。
パワーモードからノーマルモードへの切り換え時に設定される前記ヒステリシス領域は、現在の変速段と現在の変速段よりも1段高い変速段との双方が選択され得る領域であるから、該ヒステリシス領域に該当する場合には、変速が行われないことになる。
しかし、運転者はモード選択スイッチやアクセル操作などによってノーマルモードに切り換えられることで、アップシフトによる経済走行への移行を期待するから、モード切り換えに伴って直ちにアップシフトが行われないと、違和感を生じることになる。
そこで、モード切り換え直前の変速段が保持されることになるヒステリシス領域内で強制的にアップシフトを行わせることで、運転者の操作に対応して応答良く変速段が切り換わるようにする。
前記ヒステリシス領域は、ノーマルモード用の変速マップにおいて、強制的なアップシフトが行われる前の変速段と、強制的なアップシフト後の変速段との双方が選択され得る領域であるから、強制的なアップシフトによって、ノーマルモード用変速マップに従った変速特性から大きく逸脱することがない。
但し、比較的高い変速段からの強制的なアップシフトは、高い応答性が要求されず、また、加速性が必要以上に抑制されることにもなってしまうので、たとえ前記システリシス領域内であっても禁止するようにしてある。
尚、上記では、ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時における強制的なダウンシフトと、パワーモードからノーマルモードへの切り換え時における強制的なアップシフトとの双方を行わせる構成としたが、いずれか一方のみを行わせる構成とすることができる。
また、ステップS15,ステップS22の処理による強制的なダウン・アップシフトの禁止処理を省略することも可能である。
ところで、上記実施形態では、ヒステリシス領域内の全域を強制的なダウン・アップシフトの対象領域としたが、例えばノーマルモードからパワーモードのときにヒステリシス領域に該当して強制的なダウンシフトを行わせたとしても、パワーモードにおけるアップシフトポイントに近い領域でダウンシフトを行わせたのでは、直ぐにアップシフトされることになってしまい、かえって運転者に違和感を与えることになってしまう。
そこで、前記ヒステリシス領域内に通常変速領域を設定することで、上記問題の解消を図る第2の実施形態を、図7〜図9のフローチャートに示す。
図7〜図9のフローチャートは、前記図2〜図4のフローチャートに対して、ステップS12A,ステップS14A,ステップS19A,ステップS21Aの部分のみが異なるので、相違する前記ステップ部分についてのみ説明する。
ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時であって、ステップS12Aへ進むと、パワーモード用の変速マップにおいて、現在の変速段と現在の変速段よりも1段低い変速段との双方が選択され得るヒステリシス領域を算出すると共に、現在の変速段へのアップシフトポイントの近傍領域に通常変速領域を設定する。
例えば現在の変速段が4速であれば、4速→3速のダウンシフトポイントと3速→4速のアップシフトポイントとで挟まれる領域がヒステリシス領域であり(図5参照)、該ヒステリシス領域内の3速→4速のアップシフトポイントの近傍領域に前記通常変速領域が設定される(図10〜図13参照)。
そして、ステップS14Aでは、前記ヒステリシス領域内の通常変速領域以外の領域に、現在のエンジン負荷・車速が該当しているか否かを判断し、通常変速領域又はヒステリシス領域以外に該当する場合には、ステップS16へ進み、前記ヒステリシス領域内の通常変速領域以外の領域に該当する場合にステップS17へ進む。
従って、現在のエンジン負荷・車速がヒステリシス領域内であっても、通常変速領域に該当するときには、強制的なダウンシフトが行われないことになり、例えば現在の変速段が4速であれば、ヒステリシス領域内の3速→4速のアップシフトポイントの近傍領域に該当するときに、強制的に3速にダウンシフトされた直後に元の4速にアップシフトされてしまうことが回避される。
ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時における通常変速領域は、図10〜図13に示すようにして設定される。
図10に示す例では、ノーマルモードにおける現在の変速段へのアップシフトポイントによって、パワーモード用の変速マップにおけるヒステリシス領域を2分し、パワーモード用の変速マップにおける現在変速段へのアップシフトポイントに近い側を通常変速領域とする。
上記構成によれば、パワーモード用の変速マップとノーマルモード用の変速アマップとから容易に通常変速領域を設定して、強制的ダウンシフト直後のアップシフトを回避できる。
図11に示す例では、パワーモード用の変速マップにおける現在の変速段へのアップシフトポイントを、所定のスロットル開度分(所定のエンジン負荷幅)だけ高開度側にシフトさせたシフトポイントと、パワーモード用の変速マップにおける現在の変速段へのアップシフトポイントとで挟まれる領域を、通常変速領域とする。
上記構成によれば、所定のスロットル開度分を記憶しておくことで、通常変速領域を設定でき、かつ、スロットル開度(エンジン負荷)方向における通常変速領域の範囲を適宜設定でき、加速性の確保とビジーシフトの回避とを的確に両立させることができる。
図12に示す例では、パワーモード用の変速マップにおける現在の変速段へのアップシフトポイントを、所定の車速分(所定の車速幅)だけ低車速側にシフトさせたシフトポイントと、パワーモード用の変速マップにおける現在の変速段へのアップシフトポイントとで挟まれる領域を、通常変速領域とする。
上記構成の場合も、所定の車速分を記憶しておくことで、通常変速領域を設定でき、かつ、車速方向における通常変速領域の範囲を適宜設定でき、加速性の確保とビジーシフトの回避とを的確に両立させることができる。
図13に示す例では、パワーモード用の変速マップにおける現在の変速段へのアップシフトポイントを、所定のスロットル開度分(所定のエンジン負荷幅)だけ高開度側にシフトさせ、かつ、所定の車速分(所定の車速幅)だけ低車速側にシフトさせたシフトポイントと、パワーモード用の変速マップにおける現在の変速段へのアップシフトポイントとで挟まれる領域を、通常変速領域とする。
上記構成によれば、所定のスロットル開度分及び車速分を記憶しておくことで、通常変速領域を設定でき、かつ、スロットル開度(エンジン負荷)方向及び車速方向における通常変速領域の範囲を適宜設定でき、加速性の確保とビジーシフトの回避とをより的確に両立させることができる。
次に、パワーモードからノーマルモードへの切り換え時における通常変速領域の設定を説明する。
パワーモードからノーマルモードへの切り換え時で、ステップS19Aに進むと、ノーマルモード用の変速マップにおいて、現在の変速段と現在の変速段よりも1段高い変速段との双方が選択され得るヒステリシス領域を算出すると共に、現在の変速段へのダウンシフトポイントの近傍領域に通常変速領域を設定する。
例えば現在の変速段が2速であれば、3速→2速のダウンシフトポイントと2速→3速のアップシフトポイントとで挟まれる領域がヒステリシス領域であり(図6参照)、該ヒステリシス領域内の3速→2速のダウンシフトポイントの近傍領域に前記通常変速領域が設定される(図14〜図17参照)。
そして、ステップS21Aでは、前記ヒステリシス領域内の通常変速領域以外の領域に、現在のエンジン負荷・車速が該当しているか否かを判断し、通常変速領域又はヒステリシス領域以外に該当する場合には、ステップS23へ進み、前記ヒステリシス領域内の通常変速領域以外の領域に該当する場合にステップS22へ進む。
従って、現在のエンジン負荷・車速がヒステリシス領域内であっても、通常変速領域に該当するときには、強制的なアップシフトが行われないことになり、例えば現在の変速段が2速であれば、ヒステリシス領域内の3速→2速のダウンポイントの近傍領域に該当するときに、強制的に3速にアップシフトされた直後に元の2速にダウンシフトされてしまうことが回避される。
パワーモードからノーマルモードへの切り換え時における通常変速領域は、ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時における通常変速領域と同様に、図14〜図17に示すようにして設定される。
図14に示す例では、パワーモードにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントによって、ノーマルモード用の変速マップにおけるヒステリシス領域を2分し、ノーマルモード用の変速マップにおける現在変速段へのダウンシフトポイントに近い側を通常変速領域とする。
上記構成によれば、パワーモード用の変速マップとノーマルモード用の変速アマップとから容易に通常変速領域を設定して、強制的アップシフト直後のダウンシフトを回避できる。
図15に示す例では、ノーマルモード用の変速マップにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントを、所定のスロットル開度分(所定のエンジン負荷幅)だけ低開度側にシフトさせたシフトポイントと、ノーマルモード用の変速マップにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントとで挟まれる領域を、通常変速領域とする。
上記構成によれば、所定のスロットル開度分を記憶しておくことで、通常変速領域を設定でき、かつ、スロットル開度(エンジン負荷)方向における通常変速領域の範囲を適宜設定でき、加速性の確保とビジーシフトの回避とを的確に両立させることができる。
図16に示す例では、ノーマルモード用の変速マップにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントを、所定の車速分(所定の車速幅)だけ高車速側にシフトさせたシフトポイントと、ノーマルモード用の変速マップにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントとで挟まれる領域を、通常変速領域とする。
上記構成の場合も、所定の車速分を記憶しておくことで、通常変速領域を設定でき、かつ、車速方向における通常変速領域の範囲を適宜設定でき、加速性の確保とビジーシフトの回避とを的確に両立させることができる。
図17に示す例では、ノーマルモード用の変速マップにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントを、所定のスロットル開度分(所定のエンジン負荷幅)だけ低開度側にシフトさせ、かつ、所定の車速分(所定の車速幅)だけ高車速側にシフトさせたシフトポイントと、ノーマルモード用の変速マップにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントとで挟まれる領域を、通常変速領域とする。
上記構成によれば、所定のスロットル開度分及び車速分を記憶しておくことで、通常変速領域を設定でき、かつ、スロットル開度(エンジン負荷)方向及び車速方向における通常変速領域の範囲を適宜設定でき、加速性の確保とビジーシフトの回避とをより的確に両立させることができる。
尚、前記通常変速領域を規定するシフトポイントを別途変速マップ上に記憶させる構成としも良く、この場合、前記通常変速領域の設定自由度がより増大し、通常変速領域をより適切に設定することが可能となる。
また、車速とエンジン負荷に応じてシフトポイントを記憶した変速マップに基づいて自動変速を行うモードを、上記のノーマルモード,パワーモードの2種類に限定するものではなく、シフトポイントが異なるモードを3種類以上備える構成において、低速段寄りの変速特性に設定されるモードと、該モードに比して高速段寄りの変速特性に設定されるモードとの間における切り換えにおいて、上記実施形態と同様に強制的なアップ・ダウンシフトを行わせることで、同様の効果を得ることができる。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項3記載の自動変速機の変速制御装置において、
前記ヒステリシス領域内の現在の変速段へのシフトポイントから所定の車速幅及び/又はエンジン負荷幅の領域を前記通常変速領域とすることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
かかる構成によると、例えば4速に変速されている状態で、第1のモードから第2のモードへの切り換えが行われるときには、3速→4速のアップシフトポイントから所定の車速幅及び/又はエンジン負荷幅の領域を前記通常変速領域とし、ヒステリシス領域内であっても前記通常変速領域に該当する場合には、強制的なダウンシフトを禁止する。
同様に、例えば2速に変速されている状態で、第2のモードから第1のモードへの切り換えが行われるときには、3速→2速のダウンシフトポイントから所定の車速幅及び/又はエンジン負荷幅の領域を前記通常変速領域とし、ヒステリシス領域内であっても前記通常変速領域に該当する場合には、強制的なアップシフトを禁止する。
従って、強制的なダウンシフト又はアップシフトを行っても、切り換え後のモードにおける変速マップに従って直ぐに元の変速段に戻される変速が行われる可能性が高い領域を、エンジン負荷及び/又は車速の変化幅で規定して、無用な強制シフトが行われることを回避できる。
(ロ)請求項3記載の自動変速機の変速制御装置において、
前記第1のモードから第2のモードへの切り換え時に、
第2のモードの変速マップにおける現在の変速段へのアップシフトポイントと、第1のモードの変速マップにおける現在の変速段へのアップシフトポイントとで挟まれる領域を前記通常変速領域とすることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
かかる構成によると、例えば4速に変速されている状態で、第1のモードから第2のモードへの切り換えが行われるときには、第2のモードにおける3速→4速のアップシフトポイントと第1のモードにおける3速→4速のアップシフトポイントとで挟まれる領域が前記通常変速領域として設定され、この通常変速領域に該当する場合には、強制的なダウンシフトを禁止する。
従って、強制的なダウンシフトを行っても、切り換え後の第2のモードにおける変速マップに従って直ぐに元の変速段に戻されるアップシフトが行われる可能性が高い領域を、両モードの変速マップに基づいて容易に設定して、無用に強制的なダウンが行われることを回避できる。
(ハ)請求項3記載の自動変速機の変速制御装置において、
前記第2のモードから第1のモードへの切り換え時に、
第1のモードの変速マップにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントと、第2のモードの変速マップにおける現在の変速段へのダウンシフトポイントとで挟まれる領域を前記通常変速領域とすることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
かかる構成によると、例えば2速に変速されている状態で、第2のモードから第1のモードへの切り換えが行われるときには、第1のモードにおける3速→2速のダウンシフトポイントと第2のモードにおける3速→2速のダウンシフトポイントとで挟まれる領域が前記通常変速領域として設定され、この通常変速領域に該当する場合には、強制的なアップシフトを禁止する。
従って、強制的なアップシフトを行っても、切り換え後の第1のモードにおける変速マップに従って直ぐに元の変速段に戻されるダウンシフトが行われる可能性が高い領域を、両モードの変速マップに基づいて容易に設定して、無用に強制的なアップシフトが行われることを回避できる。
(ニ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動変速機の変速制御装置において、
前記モード切り換え時における現在の変速段に応じて選択的に前記強制的なダウンシフト又はアップシフトを禁止することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
かかる構成によると、モード切り換え時に前記ヒステリシス領域(通常変速領域を除く)に該当する場合であっても、モード切り換え時における現在の変速段によっては、強制的なダウンシフト又はアップシフトを禁止する。
従って、例えば2速から1速へ強制的にダウンシフトされることによって、変速ショックが発生したりすることが回避され、また、3速から4速への強制的なアップシフトのような応答が要求されない変速が無用に行われることで、加速性が必要以上に抑制されることを回避する。
実施形態における車両用自動変速機のシステム構成図。 モード切り換え時の強制アップ・ダウンシフト制御の第1実施形態を示すフローチャート。 モード切り換え時の強制アップ・ダウンシフト制御の第1実施形態を示すフローチャート。 モード切り換え時の強制アップ・ダウンシフト制御の第1実施形態を示すフローチャート。 ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時におけるヒステリシス領域を示す線図。 パワーモードからノーマルモードへの切り換え時におけるヒステリシス領域を示す線図。 モード切り換え時の強制アップ・ダウンシフト制御の第2実施形態を示すフローチャート。 モード切り換え時の強制アップ・ダウンシフト制御の第2実施形態を示すフローチャート。 モード切り換え時の強制アップ・ダウンシフト制御の第2実施形態を示すフローチャート。 ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時における通常変速領域を、ノーマルモードのアップシフトポイントに基づいて設定する例を示す線図。 ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時における通常変速領域を、所定エンジン負荷幅だけアップシフトポイントをシフトさせて設定する例を示す線図。 ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時における通常変速領域を、所定車速幅だけアップシフトポイントをシフトさせて設定する例を示す線図。 ノーマルモードからパワーモードへの切り換え時における通常変速領域を、所定車速幅及び所定エンジン負荷幅だけアップシフトポイントをシフトさせて設定する例を示す線図。 パワーモードからノーマルモードへの切り換え時における通常変速領域を、パワーモードのダウンシフトポイントに基づいて設定する例を示す線図。 パワーモードからノーマルモードへの切り換え時における通常変速領域を、所定エンジン負荷幅だけダウンシフトポイントをシフトさせて設定する例を示す線図。 パワーモードからノーマルモードへの切り換え時における通常変速領域を、所定車速幅だけダウンシフトポイントをシフトさせて設定する例を示す線図。 パワーモードからノーマルモードへの切り換え時における通常変速領域を、所定車速幅及び所定エンジン負荷幅だけダウンシフトポイントをシフトさせて設定する例を示す線図。
符号の説明
1…エンジン、2…自動変速機、3…トルクコンバータ、4…歯車式変速機、5…コントロールバルブ、6A,6B…シフトソレノイド、7…コントロールユニット、9…車速センサ、10…スロットル弁、11…スロットルセンサ、12…タービンセンサ

Claims (3)

  1. 車速とエンジン負荷に応じてシフトポイントを記憶した変速マップに基づいて変速を行うモードとして、第1のモードと、該第1の変速モードよりも低速段寄りの変速特性に設定される第2のモードとを備え、
    前記第1のモードから第2のモードへの切り換え時に、前記第2のモードにおける変速マップ上で現在の変速段と現在の変速段よりも1段低い変速段との双方が選択され得るヒステリシス領域内に、そのときの車速・エンジン負荷が該当するときに、強制的なダウンシフトを行わせることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 車速とエンジン負荷に応じてシフトポイントを記憶した変速マップに基づいて変速を行うモードとして、第1のモードと、該第1の変速モードよりも低速段寄りの変速特性に設定される第2のモードとを備え、
    前記第2のモードから第1のモードへの切り換え時に、前記第1のモードにおける変速マップ上で現在の変速段と現在の変速段よりも1段高い変速段との双方が選択され得るヒステリシス領域内に、そのときの車速・エンジン負荷が該当するときに、強制的なアップシフトを行わせることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  3. 前記ヒステリシス領域内の現在の変速段へのシフトポイントに近い側に通常変速領域を設定し、該通常変速領域内において前記強制的なダウンシフト又はアップシフトを禁止することを特徴とする請求項1又は2記載の自動変速機の変速制御装置。
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