JP2008120265A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切り返し操舵時におけるモータ制御の干渉を抑制して良好な操舵フィーリングを実現することのできる電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】コラムECU32(のマイコン42)には、入力されるステアリング操作が「切り返し操舵」であるか否かを判定する切り返し操舵手段としての切り返し操舵判定部61が設けられる。そして、コラムECU32は、入力されるステアリング操作が「切り返し操舵」であると判定した場合には、モータ22への駆動電力の供給を、上記のようなフィードバック制御によるものからオープンループ制御によるものへと切り換える。
【選択図】図2

Description

本発明は、二つのモータを備えた電動パワーステアリング装置に関するものである。
従来、車両用のパワーステアリング装置には、モータを駆動源とした電動パワーステアリング装置(EPS)があり、こうしたEPSには、油圧式のパワーステアリング装置と比較して、レイアウト自由度が高く、且つエネルギー消費量が小さいという特徴がある。このため、近年では、小型車両のみならず大型車両においても、EPSの採用が検討されるようになっており、これに対応すべく、その出力性能の更なる向上が強く求められている。
ところが、現実には、EPSアクチュエータを設置可能な車両スペースは限られており、特に、所謂ラック型やピニオン型のEPSにおいては、その駆動源であるモータを大型化する余地は、既にほとんど残されていないのが実情である。そして、比較的設置スペースに余裕のあるコラム型のEPSについても、その大出力化に対応すべくステアリングシャフトを強化することによって大幅な重量増を招くという問題がある。
そこで、従来、二つのモータを駆動源として用い、一方のモータによってラック軸にアシスト力を付与するとともに、他方のモータによってステアリングシャフトにアシスト力を付与するEPSが提案されている(例えば、特許文献1参照)。そして、このようなEPSを採用することで、設置スペースや重量増の問題を回避しつつ大出力化に対応することが可能になるとともに、冗長性を確保して高い信頼性を確保することができるようになる。
特開2004−82798号公報
ところで、EPSにおいては、多くの場合、その駆動源である各モータへの電力供給は、目標アシスト力に対応する電流指令値に実電流値を追従させるべく、電流フィードバック制御により行われる。
しかしながら、二つモータを駆動源とした場合、その制御上の位相を一致させることが難しい。即ち、一方がラック軸をアシストし他方がステアリングシャフトをアシストする構成では、ステアリングシャフトの捩れ等により、両者の位相にずれが生じやすく、当該位相のずれによって両モータの制御が互いに干渉するおそれがある。そして、このような干渉の問題は、特に、ステアリング操作の方向が切り換わる所謂「切り返し操舵」時において顕著なものとなり、これに起因する振動が操舵フィーリングの低下を招くおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、切り返し操舵時におけるモータ制御の干渉を抑制して良好な操舵フィーリングを実現することのできる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ラック軸にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与すべく設けられた第1の操舵力補助装置と、ステアリングシャフトに前記アシスト力を付与すべく設けられた第2の操舵力補助装置と、対応する前記各操舵力補助装置の駆動源であるモータに対して駆動電力を供給することにより該各操舵力補助装置の作動を制御する第1及び第2の制御手段とを備え、前記各制御手段は、目標アシスト力に対応する電流指令値に実電流値を追従させるべく、フィードバック制御により、対応する各操舵力補助装置のモータへの駆動電力の供給を行う電動パワーステアリング装置において、前記第1及び第2の操舵力補助装置のうちの何れか一方は主操舵力補助装置、他方は副操舵力補助装置として位置付けられるものであって、前記ステアリング操作の方向が切り換わる切り返し操舵を判定する切り返し操舵手段を備え、前記各制御手段のうち前記副操舵力補助装置に対応する制御手段は、前記切り返し操舵時には、オープンループ制御により前記駆動電力の供給を行うこと、を要旨とする。
即ち、オープンループ制御には追従遅れがないことから、そのアシスト力を確実にステアリング操作方向に付与することができ、これにより、制御上における位相のずれ及びそれに伴う相互干渉の発生を抑制することができる。そして、上記構成のように、その相互干渉が最も顕著となる「切り返し操舵」時に、副操舵力補助装置側の制御をオープンループ制御に切り換えることで、効果的に相互干渉の発生を抑制して良好な操舵フィーリングを実現することができる。
請求項2に記載の発明は、前記副操舵力補助装置に対応する制御手段は、前記フィードバック制御及び前記オープンループ制御間の制御モードの切り換えに伴う制御出力の変動を抑制するフィルタ制御手段を備えること、を要旨とする。
上記構成によれば、制御モードの切り換えに伴う制御出力の急激な変動を抑制することができる。その結果、より良好な操舵フィーリングを確保することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、前記主操舵力補助装置に対応する制御手段は、前記切り返し操舵時には、前記フィードバック制御のゲインを高くすること、を要旨とする。
上記構成によれば、主操舵力補助装置の応答性を高めることができる。そして、これにより、副操舵力補助装置側の制御をオープンループ制御とした場合でも、ダイレクト感のある操舵フィーリングを実現することができる。
本発明によれば、切り返し操舵時におけるモータ制御の干渉を抑制して良好な操舵フィーリングを実現することのできる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。具体的には、本実施形態のステアリングシャフト3は、自在継手7a,7bを介して、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなり、上記ラックアンドピニオン機構4は、ピニオンシャフト10の一端に形成されたピニオン歯10aとラック軸5側のラック歯5aとを噛合させることにより構成される。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、即ち車両の進行方向が変更されるように構成されている。
本実施形態のEPS1は、上記のように構成された操舵系に対し、ステアリング操作を補助するアシスト力を発生させるための駆動源として複数(二つ)のモータ21,22を有している。具体的には、EPS1は、モータ21を駆動源としてラック軸5にアシスト力を付与する第1の操舵力補助装置としてのラックアクチュエータ23と、モータ22を駆動源としてコラムシャフト8にアシスト力を付与する第2の操舵力補助装置としてのコラムアクチュエータ24とを備えている。
詳述すると、本実施形態では、ラックアクチュエータ23は、駆動源であるモータ21と、ボール螺子機構26とを備えており、モータ21のモータトルクをボール螺子機構26により軸方向の押圧力に変換してラック軸5に伝達する。そして、そのモータトルクによってラック軸5を軸方向に移動させることにより同ラック軸5にアシスト力を付与するように構成されている。
一方、コラムアクチュエータ24は、駆動源であるモータ22と、変速機構(ウォーム&ホイール)27とを備えて構成されている。そして、コラムアクチュエータ24は、モータ22のモータトルクを、変速機構27を介してコラムシャフト8に伝達することにより、同コラムシャフト8(ステアリングシャフト3)にアシスト力を付与するように構成されている。
また、本実施形態のEPS1は、ラックアクチュエータ23の作動を制御する第1の制御手段としてのラックECU31、及びコラムアクチュエータ24の作動を制御する第2の制御手段としてのコラムECU32を備えている。
本実施形態では、ステアリングシャフト3(コラムシャフト8)には、トルクセンサ35及びステアリングセンサ36が設けられており、ラックECU31及びコラムECU32には、これらの各センサにより検出された操舵トルクτ、操舵角θs及び操舵速度ωsが入力される。加えて、ラックECU31及びコラムECU32には、車速センサ37により検出された車速Vが入力される。尚、本実施形態では、ラックECU31及びコラムECU32は、図示しない車内ネットワークを介して相互通信を行う。そして、ラックECU31及びコラムECU32は、これらの状態量に基づいて、目標アシスト力を演算し、これに応じた駆動電力を各モータ21,22に供給する。尚、本実施形態では、ラックアクチュエータ23及びコラムアクチュエータ24のモータ21,22には、ブラシレスモータが採用されており、ラックECU31及びコラムECU32は、各モータ21,22に対して三相(U,V,W)の駆動電力を供給する。そして、各ラックECU31及びコラムECU32は、その駆動電力の供給を通じて、対応するラックアクチュエータ23及びコラムアクチュエータ24に上記の目標アシスト力を発生させるべく、その作動を制御する。
次に、本実施形態のEPSにおけるアシスト制御の態様について説明する。
図2は、本実施形態のEPSの制御ブロック図である。尚、以下に示す各制御ブロックは、後述するマイコン41,42が実行するコンピュータプログラムにより実現されるものである。
同図に示すように、ラックECU31及びコラムECU32は、それぞれ、モータ制御信号を出力するマイコン41,42と、そのモータ制御信号に基づいて、対応する各アクチュエータの駆動源であるモータ21,22に駆動電力を供給する駆動回路43,44とを備えて構成されている。
本実施形態では、ラックECU31及びコラムECU32には、各モータ21,22に通電される実電流値I_r,I_cを検出するための電流センサ45,46、及び各モータ21,22の回転角θm_r,θm_cを検出するための回転角センサ47,48が接続されている。そして、各マイコン41,42は、これら各センサの出力信号に基づき検出されたモータ21,22の実電流値I_r,I_c及び回転角θm_r,θm_c、並びに上記操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、駆動回路43,44にモータ制御信号を出力する。
詳述すると、各マイコン41,42は、それぞれが対応するラックアクチュエータ23及びコラムアクチュエータ24に発生させるべき目標アシスト力に対応した電流指令値I_r*,I_c*を演算するアシスト制御演算部51,52と、アシスト制御演算部51,52により算出された電流指令値I_r*,I_c*に基づいてモータ制御信号を出力するモータ制御信号出力部53,54とを備えている。
本実施形態では、各アシスト制御演算部51,52は、操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、当該検出される操舵トルクτが大きいほど、また車速Vが小さいほど、より大きなアシスト力を付与すべく電流指令値I_r*,I_c*を演算する。そして、各アシスト制御演算部51,52は、この目標アシスト力に対応した電流指令値I_r*,I_c*を各モータ制御信号出力部53,54に出力する。
一方、各モータ制御信号出力部53,54は、フィードバック制御部55,56を備えており、上記各アシスト制御演算部51,52の出力する電流指令値I_r*,I_c*は、これら各フィードバック制御部55,56に入力される。また、これら各フィードバック制御部55,56には、電流指令値I_r*,I_c*とともに、各電流センサ45,46により検出された実電流値I_r,I_c、及び回転角センサ47,48により検出された回転角θm_r,θm_cが入力される。そして、各フィードバック制御部55,56は、目標アシスト力に対応する電流指令値I_r*,I_c*に実電流値I_r,I_cを追従させるべくフィードバック制御を実行する。
具体的には、本実施形態では、各フィードバック制御部55,56は、実電流値I_r,I_cとして検出された各モータ21,22の各相電流値(Iu,Iv,Iw)をd/q座標系のd,q軸電流値に変換(d/q変換)することにより、上記電流フィードバック制御を行う。
即ち、各電流指令値I_r*,I_c*は、q軸電流指令値として各フィードバック制御部55,56に入力され、該各フィードバック制御部55,56は、回転角センサ47,48により検出された回転角θm_r,θm_cに基づいて各相電流値(Iu,Iv,Iw)をd/q変換する。次に、各フィードバック制御部55,56は、そのd,q軸電流値及びq軸電流指令値に基づいてd,q軸電圧指令値を演算し、更に、そのd,q軸電圧指令値をd/q逆変換することにより各相電圧指令値(Vu*,Vv*,Vw*)を演算する。
フィードバック制御部55,56により演算された各相電圧指令値(Vu*,Vv*,Vw*)は、制御指令ε_r,ε_cとして信号生成部57,58に入力される。尚、本実施形態では、コラムECU32側のフィードバック制御部56は、各相電圧指令値(Vu*,Vv*,Vw*)を、フィードバック制御量εFBとして、後述する切り換え制御部63に出力し、該切り換え制御部63は、通常時、このフィードバック制御量εFBを制御指令ε_cとして信号生成部58に出力する。そして、各信号生成部57,58は、当該制御指令ε_r,ε_cに基づいてモータ制御信号を生成する。
そして、本実施形態のラックECU31及びコラムECU32は、各モータ制御信号出力部53,54が、モータ制御信号を各駆動回路43,44に出力し、各駆動回路43,44が、そのモータ制御信号に基づいて、三相の駆動電力を各モータ21,22に供給することにより、対応する各アクチュエータの作動を制御するように構成されている。
さて、上述のように、駆動源として二つのモータを有するEPSにおいては、これら二つのモータ制御の相互干渉、及びそれに伴う操舵フィーリングの悪化を抑制することが重要な課題となる。
この点を踏まえ、本実施形態では、コラムECU32のマイコン42には、入力されるステアリング操作が「切り返し操舵」であるか否かを判定する切り返し操舵手段としての切り返し操舵判定部61が設けられている。そして、コラムECU32は、その入力されるステアリング操作が「切り返し操舵」であると判定した場合には、モータ22への駆動電力の供給を、上記のようなフィードバック制御によるものからオープンループ制御によるものへと切り換える。
即ち、オープンループ制御には追従遅れがないことから、そのアシスト力を確実にステアリング操作方向に付与することができ、これにより、二つのモータ制御における位相のずれ及びそれに伴う相互干渉の発生を抑制することができる。ここで、上記のような相互干渉が最も顕著となるのは、ステアリング操作の方向が切り換わる「切り返し操舵」である。従って、こうした「切り返し操舵」時に、各モータ21,22の何れか一方の制御をオープンループ制御に切り換えることで、効果的に二つのモータ制御の相互干渉を抑制することが可能になる。そして、本実施形態では、コラムアクチュエータ24を副操舵力補助装置として位置付けるとともに、「切り返し操舵」時には、その駆動源であるモータ22の制御をオープンループ制御に切り換えることにより、上記のような相互干渉の発生を抑えて良好な操舵フィーリングの実現を図る構成となっている。
詳述すると、本実施形態では、コラムECU32側のマイコン42において、そのモータ制御信号出力部54には、上記のフィードバック制御部56に加え、オープンループ制御部62と、切り換え制御部63とが備えられている。
オープンループ制御部62には、アシスト制御演算部52の出力する電流指令値I_c*が入力されようになっており、同オープンループ制御部62は、この電流指令値I_c*に基づいてオープンループ制御量εOLを演算する。また、切り換え制御部63には、フィードバック制御部56の出力するフィードバック制御量εFB、及びオープンループ制御部62の出力するオープンループ制御量εOLとともに、切り返し操舵判定部61の出力する判定信号Sccが入力される。そして、切り換え制御部63は、入力される判定信号Sccが「切り返し操舵」ではない旨を示す値である場合、即ち通常時には、フィードバック制御量εFBを制御指令ε_cとして出力し、判定信号Sccが「切り返し操舵」である旨を示す値である場合には、オープンループ制御量εOLを制御指令ε_cとして信号生成部58に出力するように構成されている。
尚、本実施形態では、切り返し操舵判定部61は、「切り返し操舵」であると判定した場合には、「1」又は「−1」の値を有する判定信号Sccを出力し、「切り返し操舵」ではないと判定した場合には、「0」の値を有する判定信号Sccを出力する。また、本実施形態では、切り換え制御部63には、フィルタ制御手段としてのフィルタ処理部64が設けられている。そして、切り換え制御部63は、上記制御モードの切り換え時において、フィードバック制御量εFBとオープンループ制御量εOLとの間に差がある場合には、フィルタ処理部64にてフィルタ処理を実行することにより、その制御出力、即ち制御指令ε_cの急激な変動を抑制するように構成されている。
次に、コラムECU32側のマイコン42によるモータ制御出力の処理手順について説明する。
図3のフローチャートに示すように、マイコン42は、各状態量を取得し(ステップ101)、アシスト制御演算により目標アシスト力に対応する電流指令値I_c*を演算すると(ステップ102)、次に、ステアリング操作の方向が切り換わる「切り返し操舵」であるか否かの判定を実行する(切り返し操舵判定、ステップ103)。
本実施形態では、マイコン42は、ステップ103の切り返し操舵判定において、所定の閾値τ0を超える操舵トルクτ(絶対値)の入力があり、且つ所定の閾値I0を超える通電量(実電流値I_cの絶対値)があるにも関わらず、操舵速度ωs(絶対値)が所定の閾値ω0よりも小さい状態にある場合に、「切り返し操舵」状態であると判定する。
即ち、図4のフローチャートに示すように、マイコン42は、先ず、検出された操舵トルクτの絶対値が所定の閾値τ0を超えるか否かを判定し(ステップ201)、超える場合(|τ|>τ0、ステップ201:YES)には、続いて、モータ22に通電される実電流値I_cの絶対値が所定の閾値I0を超えるか否かを判定する(ステップ202)。そして、マイコン42は、このステップ202の判定において、実電流値I_cの絶対値が所定の閾値I0を超えると判定した場合(|I_c|>I0、ステップ202:YES)に、検出される操舵速度ωsの絶対値が所定の閾値ω0よりも小さいか否かを判定する(ステップ203)。
次に、上記ステップ203において、操舵速度ωsの絶対値が所定の閾値ω0よりも小さいと判定した場合(|ωs|<ω0、ステップ203:YES)、マイコン42は、検出された操舵トルクτの今回値τ_cから前回値τ_bを減じた値(τ_c−τ_b)が所定の閾値τthのマイナス側の値(−τth)よりも小さいか否かを判定する(ステップ204)。尚、本実施形態のマイコン42では、左方向へのステアリング操作(左方向操舵)が「正」の値として扱われる。そして、その今回値τ_cから前回値τ_bを減じた値が所定の閾値τthのマイナス側の値よりの小さい場合(τ_c−τ_b<−τth、ステップ204:YES)には、入力されるステアリング操作が左方向への切り返し操舵であると判定する(判定信号Scc=「1」、ステップ205)。
一方、上記ステップ204において、操舵トルクτの今回値τ_cから前回値τ_bを減じた値(τ_c−τ_b)が所定の閾値τthのマイナス側の値以上であると判定した場合(τ_c−τ_b≧−τth、ステップ205:NO)、マイコン42は、その値(τ_c−τ_b)が閾値τthのプラス側の値(τth)よりも大きいか否かを判定する(ステップ206)。そして、その今回値τ_cから前回値τ_bを減じた値が所定の閾値τthのプラス側の値よりの大きい場合(τ_c−τ_b>τth、ステップ206:YES)には、入力されるステアリング操作が右方向への切り返し操舵であると判定する(判定信号Scc=「−1」、ステップ207)。
そして、マイコン42は、上記ステップ201〜ステップ203及びステップ206の各条件を充足しない場合(|τ|≧τ0、|I_c|≦I0、|ωs|<ω0、又はτ_c−τ_b≦τth、即ちステップ201〜ステップ203,206の何れかが「NO」)には、非切り返し操舵であると判定する(判定信号Scc=「0」、ステップ208)。
このように、ステップ103における切り返し操舵判定を実行すると、マイコン42は、次に、その判定結果が「切り返し操舵」であるとするものであったか否かを判定する(ステップ104)。そして、「切り返し操舵」ではない場合(ステップ104:NO)には、フィードバック制御演算の実行によりフィードバック制御量εFBを演算し(ステップ105)、「切り返し操舵」である場合(ステップ104:YES)には、オープンループ制御演算の実行によりオープンループ制御量εOLを演算する(ステップ106)。そして、マイコン42は、フィルタ処理(ステップ107)により、上記ステップ104,105に関する処理ステップ変更、即ち両制御モードの切り換え時の制御出力を円滑化した後、モータ制御信号を生成・出力する(ステップ108)。
一方、図2に示すように、本実施形態では、ラックEUC31側のマイコン41において、そのモータ制御信号出力部53には、フィードバックゲイン演算部65が設けられており、フィードバック制御部55は、このフィードバックゲイン演算部65の決定したフィードバックゲインKに基づいて、上記フィードバック制御演算を実行する。また、本実施形態では、コラムECU32側(のマイコン42)に設けられた切り換え制御部63は、その制御モードがフィードバック制御及びオープンループ制御の何れであるかを示すモード信号Smcを出力するように構成されるとともに、上記フィードバックゲイン演算部65には、このモード信号Smcが入力される。そして、フィードバックゲイン演算部65は、そのモード信号Smcがオープンループ制御の実行中である旨を示す場合には、フィードバック制御部55に対し、より高いフィードバックゲインK_HIを出力する。
具体的には、図5のフローチャートに示すように、ラックEUC31側のマイコン41は、コラムECU32側から入力されるモード信号Smcに基づいて、当該コラムECU32における制御モードが、オープンループ制御であるか否かを判定する(ステップ301)。そして、オープンループ制御ではない場合(ステップ301:NO)には、通常のフィードバックゲインKに基づきフィードバック制御演算を実行し(ステップ302)、オープンループ制御である場合(ステップ301:YES)には、より高く設定されたフィードバックゲインK_HIに基づきフィードバック制御演算を実行する(ステップ303)。
即ち、主操舵力補助装置として位置付けられたラックアクチュエータ23に対応するラックEUC31側において、モータ21に駆動電力を供給するためのフィードバック制御のゲインを高めることで、当該ラックアクチュエータ23の応答性を高めることができる。そして、本実施形態のEPS1は、このような制御を実行することにより、コラムアクチュエータ24(モータ22)の制御をオープンループ制御とした場合でも、操舵フィーリングにおけるダイレクト感を損なわないように構成されている。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)コラムECU32(のマイコン42)には、入力されるステアリング操作が「切り返し操舵」であるか否かを判定する切り返し操舵手段としての切り返し操舵判定部61が設けられる。そして、コラムECU32は、入力されるステアリング操作が「切り返し操舵」であると判定した場合には、モータ22への駆動電力の供給を、上記のようなフィードバック制御によるものからオープンループ制御によるものへと切り換える。
即ち、オープンループ制御には追従遅れがないことから、そのアシスト力を確実にステアリング操作方向に付与することができ、これにより、二つのモータ制御における位相のずれ及びそれに伴う相互干渉の発生を抑制することができる。そして、その相互干渉が最も顕著となる「切り返し操舵」時に、コラムアクチュエータ24の駆動源であるモータ22の制御をオープンループ制御に切り換えることで、効果的に相互干渉の発生を抑制して良好な操舵フィーリングを実現することができる。
(2)コラムECU32(の切り換え制御部63)には、フィルタ処理部64が設けられる。そして、その制御モードの切り換え時において、フィードバック制御量εFBとオープンループ制御量εOLとの間に差がある場合には、このフィルタ処理部64によりフィルタ処理を実行する。
上記構成によれば、制御モードの切り換えに伴う制御出力(制御指令ε_c)の急激な変動を抑制することができる。その結果、より良好な操舵フィーリングを確保することができるようになる。
(3)ラックEUC31側のマイコン41は、コラムECU32における制御モードが、オープンループ制御であるか否かを判定する。そして、オープンループ制御である場合には、通常時、即ちコラムECU32側の制御モードがフィードバック制御である場合と比較して、より高く設定されたフィードバックゲインK_HIに基づきそのフィードバック制御演算を実行する。
上記構成によれば、主操舵力補助装置として位置付けられたラックアクチュエータ23の応答性を高めることができる。そして、これにより、コラムアクチュエータ24(モータ22)の制御をオープンループ制御とした場合でも、ダイレクト感のある操舵フィーリングを実現することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、EPS1は、ラックアクチュエータ23の作動を制御する第1の制御手段としてのラックECU31、及びコラムアクチュエータ24の作動を制御する第2の制御手段としてのコラムECU32を備えることとした。しかし、これに限らず、ラックアクチュエータ23及びコラムアクチュエータ24を一のECUにより制御する構成に適用してもよい。即ち、第1及び第2の制御手段は、物理的に別体である必要はない。
・本実施形態では、本発明を、ステアリングシャフト3にアシスト力を付与する操舵力補助装置として、コラムシャフト8にアシスト力を付与するコラムアクチュエータ24を備えたEPS1に具体化した。しかし、これに限らず、ステアリングシャフト3にアシスト力を付与する操舵力補助装置として、ピニオンシャフトにアシスト力を付与するピニオン型のEPSアクチュエータを備えたもの具体化してもよい。
・本実施形態では、ラックアクチュエータ23がメインアクチュエータ、コラムアクチュエータ24がサブアクチュエータとして位置付けられることとした。しかし、これに限らず、コラムアクチュエータ24をメインアクチュエータ、ラックアクチュエータ23をサブアクチュエータとして位置付けたものに適用してもよい。
・本実施形態では、マイコン42は、切り返し操舵判定において、所定の閾値τ0を超える操舵トルクτ(絶対値)の入力があり、且つ所定の閾値I0を超える通電量(実電流値I_cの絶対値)があるにも関わらず、操舵速度ωs(絶対値)が所定の閾値ω0よりも小さい状態にある場合に、「切り返し操舵」状態であると判定することとした。しかし、切り返し操舵判定の形態は、これに限るものではなく、例えば、操舵角θsの変化に基づき判定する等、その他の方法により行うこととしてもよい。
・本実施形態では、相互干渉が最も顕著となる「切り返し操舵」時において、予防的に副操舵力補助装置側の制御をオープンループ制御とすることで、当該相互干渉の発生を抑制することとした。しかし、これ限らず、相互干渉の発生を検出する干渉検出手段を設ける。そして、相互干渉の発生の検出後、本実施形態のように、副操舵力補助装置側の制御をオープンループ制御とする、或いは、両操舵力補助装置についてのフィードバック制御のゲインを低くする等、そのモータ制御を干渉抑制モードとする構成としてもよい。
即ち、図6のフローチャートに示すように、先ず、二つのモータ制御間の相互干渉を判定する干渉判定を行い(干渉判定、ステップ401)、続いて、その判定結果が、モータ制御に相互干渉が生じている旨であるか否かを判定する(ステップ402)。尚、上記ステップ401における干渉判定は、例えば、操舵系の振動を実測し、その振動の周波数がモータ制御の干渉に起因するものであるかを判定すればよい。そして、上記ステップ402において、干渉が発生していないと判定した場合(ステップ402:NO)には、通常制御を実行し(ステップ403)、干渉が発生していると判定した場合(ステップ402:YES)には、干渉抑制モードとする(ステップ404)構成とすればよい。このような構成としても、良好な操舵フィーリングを実現することができる。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図。 EPSの制御ブロック図。 コラムECU側におけるモータ制御出力の処理手順を示すフローチャート。 切り返し操舵判定の処理手順を示すフローチャート。 ラックECU側におけるフィードバックゲイン切り換えの処理手順を示すフローチャート。 別例の干渉抑制制御の態様を示すフローチャート。
符号の説明
1…電動パワーステアリング装置(EPS)、2…ステアリング、3…ステアリングシャフト、5…ラック軸、8…コラムシャフト、10…ピニオンシャフト、12…転舵輪、21,22…モータ、23…ラックアクチュエータ、24…コラムアクチュエータ、31…ラックECU、32…コラムECU、41,42…マイコン、51,52…アシスト制御演算部、55,56…フィードバック制御部、61…切り返し操舵判定部、62…オープンループ制御部、63…切り換え制御部、64…フィルタ処理部、65…フィードバックゲイン演算部、I_r,I_c…実電流値、I_r*,I_c*…電流指令値、ε_r,ε_c…制御指令、εFB…フィードバック制御量、εOL…オープンループ制御量、K,K_HI…フィードバックゲイン、Scc…判定信号、Smc…モード信号。

Claims (3)

  1. ラック軸にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与すべく設けられた第1の操舵力補助装置と、ステアリングシャフトに前記アシスト力を付与すべく設けられた第2の操舵力補助装置と、対応する前記各操舵力補助装置の駆動源であるモータに対して駆動電力を供給することにより該各操舵力補助装置の作動を制御する第1及び第2の制御手段とを備え、前記各制御手段は、目標アシスト力に対応する電流指令値に実電流値を追従させるべく、フィードバック制御により、対応する各操舵力補助装置のモータへの駆動電力の供給を行う電動パワーステアリング装置において、
    前記第1及び第2の操舵力補助装置のうちの何れか一方は主操舵力補助装置、他方は副操舵力補助装置として位置付けられるものであって、
    前記ステアリング操作の方向が切り換わる切り返し操舵を判定する切り返し操舵手段を備え、
    前記各制御手段のうち前記副操舵力補助装置に対応する制御手段は、前記切り返し操舵時には、オープンループ制御により前記駆動電力の供給を行うこと、
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記副操舵力補助装置に対応する制御手段は、前記フィードバック制御及び前記オープンループ制御間の制御モードの切り換えに伴う制御出力の変動を抑制するフィルタ制御手段を備えること、を特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記主操舵力補助装置に対応する制御手段は、前記切り返し操舵時には、前記フィードバック制御のゲインを高くすること、を特徴とする電動パワーステアリング装置。
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