JP2006256559A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2つの電動モータを有する電動パワーステアリング装置において、2つの電動モータを位相ずれなく駆動できるようにして操舵フィーリングの良好な電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】 操舵トルクセンサ12近傍に設けた第1モータ14を、制御装置20の第1モータフィードバック制御部27により、目標電流設定部26から入力される目標電流信号ITと、モータ電流検出部21から入力されるモータ電流信号IMとの偏差信号△Iに基づいてフィードバック制御によって駆動し、操舵トルクセンサ12から離れた位置に設けた第2モータ18を、制御装置20の第2モータフィードフォワード制御部28により、目標電流設定部26から入力される目標電流信号ITに基づいてフィードフォワード制御によって駆動する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動モータの駆動力を操舵補助力としてステアリング系に作用させ、運転者のステアリング操作時における操舵力の軽減を図る電動パワーステアリング装置に関し、特に2つの電動モータを有する電動パワーステアリング装置に関する。
近年、ステアリングホイール(操舵ハンドル)の操舵力を軽減するためのパワーステアリング装置として、従来の油圧式に代えて電動モータの動力を用いる電動パワーステアリング装置が多くの車両に採用されている。従来の電動パワーステアリング装置では、運転者のステアリングホイールの操作によりステアリング軸に生じる操舵トルクを検出する操舵トルク検出部からの操舵トルク信号、および車速を検出する車速検出部からの車速信号に基づいて、ステアリング系に補助操舵力(アシスト力)を付与する電動モータの駆動を制御して、運転者の手動操舵力をアシストするようにしている。
ところで、電動パワーステアリング装置は主に小型車や中型車に多く採用されているが、近年、RV車等の大型車両にも採用されてきている。この場合、車両重量の重いRV車等の車両に、従来のように1つの電動モータを用いた電動パワーステアリング装置を採用した場合には、大きなアシスト力を得るためには専用の大型電動モータが必要となるので、コストアップの要因となり、かつ設置スペースにも制約が生じるなどの問題があった。
そこで、大きなアシスト力を得るとともに、コストの低減と設置スペースが小さくて済むように、従来の小型車に用いている小型の電動モータを2つ用いた電動パワーステアリング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記特許文献1に開示されている電動パワーステアリング装置は、コントロール装置により2つの電動モータを駆動制御して、操舵トルクと車速に応じた操舵アシストトルクを発生し、これらの操舵アシストトルクをそれぞれラックアンドピニオン機構(ステアリングギアボックス)を介してラック軸に伝達することで、運転者の手動操作力をアシストするようにしている。
特開平05−155343号公報(段落番号[0011]、図1)
ところで、前記特許文献1のように2つの電動モータを有する従来の電動パワーステアリング装置では、ステアリング軸に設けた操舵トルクセンサで検出した操舵トルク情報をフィードバックして、2つの電動モータを駆動制御している。このため、ステアリング軸近傍に設けられている操舵トルクセンサに近い一方の電動モータに対しては、この操舵トルクセンサで検出した操舵トルク情報に基づいて応答性よく駆動制御を行うことができるが、前記ステアリング軸に設けた操舵トルクセンサから離れて設けられている他方の電動モータに対しては、操舵トルクセンサで検出した操舵トルク情報に対して応答遅れが生じることがある。
このため、操舵トルクセンサに近い一方の電動モータに対して、操舵トルクセンサから離れている他方の電動モータ側に位相遅れが発生し、操舵フィーリングが悪化する場合があった。
そこで、本発明は、2つの電動モータを有する電動パワーステアリング装置において、2つの電動モータを位相ずれなく駆動できるようにして操舵フィーリングの良好な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る本発明の電動パワーステアリング装置は、2つの電動モータの駆動によりステアリング系に操舵補助力を作用させる電動パワーステアリング装置であって、少なくとも前記ステアリング系に設けられた操舵トルク検出手段からの操舵トルク信号に基づいて前記2つのモータに流す目標電流を設定する目標電流設定手段と、前記目標電流設定手段から入力される目標電流信号とモータ電流検出手段から入力されるモータ電流信号との偏差信号に基づいて、前記2つのモータのうちの一方のモータを電流フィードバック制御によって駆動する第1駆動制御手段と、前記目標電流設定手段から入力される目標電流信号に基づいて、前記2つのモータのうちの他方のモータをフィードフォワード制御によって駆動する第2駆動制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、位相遅れが発生する側のモータを応答性が速いフィードフォワード制御によって駆動することにより位相遅れを抑えることが可能となる。
また、請求項2に係る本発明は、前記ステアリング系の前記操舵トルク検出手段に近い側に前記一方の電動モータを設け、前記ステアリング系の前記操舵トルク検出手段から離れた側に前記他方の電動モータを設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、ステアリング系の操舵トルク検出手段から離れた側に設けた他方の電動モータを応答性が速いフィードフォワード制御によって駆動することにより、2つの電動モータを位相ずれなく駆動することが可能となる。
また、請求項3に係る本発明は、前記他方の電動モータの出力を、前記一方の電動モータの出力よりも小さくすることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、他方の電動モータの出力を、一方の電動モータの出力よりも小さくすることにより、フィードバック制御される一方の電動モータを主モータとして用い、フィードフォワード制御される他方の電動モータを副モータとして用いることによって、2つの電動モータを用いる場合でも、ステアリング系に付与する操舵補助力を適切に調整することができる。
また、請求項4に係る本発明は、前記他方の電動モータの駆動時間を、前記一方の電動モータの駆動時間よりも短くすることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、他方の電動モータの駆動時間を、一方の電動モータの駆動時間よりも短くすることにより、フィードバック制御される一方の電動モータを主モータとして用い、フィードフォワード制御される他方の電動モータを副モータとして用いることによって、2つの電動モータを用いる場合でも、ステアリング系に付与する操舵補助力を適切に調整することができる。
請求項1に係る発明によれば、例えば、位相遅れが発生する側のモータを応答性が速いフィードフォワード制御によって駆動することにより、2つの電動モータを位相ずれなく駆動することが可能となるので、良好な操舵フィーリングを得ることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、ステアリング系の操舵トルク検出手段から離れた側に設けた他方の電動モータを応答性が速いフィードフォワード制御によって駆動することにより、2つの電動モータを位相ずれなく駆動することが可能となるので、良好な操舵フィーリングを得ることができる。
また、請求項3に係る発明によれば、他方の電動モータの出力を、一方の電動モータの出力よりも小さくすることにより、フィードバック制御される一方の電動モータを主モータとして用い、フィードフォワード制御される他方の電動モータを副モータとして用いることによって、2つの電動モータを用いる場合でも、ステアリング系に付与する操舵補助力を適切に調整することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、他方の電動モータの駆動時間を、一方の電動モータの駆動時間よりも短くすることにより、フィードバック制御される一方の電動モータを主モータとして用い、フィードフォワード制御される他方の電動モータを副モータとして用いることによって、2つの電動モータを用いる場合でも、ステアリング系に付与する操舵補助力を適切に調整することができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置を示す概略構成図である。
図1に示す本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1は、車両のステアリングホイール2から転舵車輪3a,3bに至るステアリング系4と、このステアリング系4に操舵補助力(アシスト力)を付与する操舵補助力発生装置5とで構成されている。
ステアリング系4は、ステアリングホイール2に連結されたステアリング軸6と、このステアリング軸6と自在継手7a,7bを有する連結軸7を介して連結された第1ピニオン軸8と、この第1ピニオン軸8と第1ラック・ピニオン機構9を介して連結されたラック軸10とを備えており、ラック軸10の両端にはタイロッド11a,11b等を介して前記転舵車輪3a,3bが連結されている。第1ラック・ピニオン機構9は、第1ピニオン軸8に設けたピニオン8aと、ラック軸10に設けた第1ラック10aとを噛合して構成されている。
操舵補助力発生装置5は、ステアリング軸6に作用する操舵トルクを検出して、検出した操舵トルクに対応した操舵トルク信号を出力するステアリング軸6に設けた操舵トルクセンサ12と、操舵トルクセンサ12近傍に設けた第1減速機構13を介して第1ピニオン軸8に操舵補助力(アシスト力)を付与する第1モータ14と、操舵トルクセンサ12から離れた位置に設けた第2ラック・ピニオン機構15を介してラック軸10に連結された第2ピニオン軸16と、第2減速機構17を介して第2ピニオン軸16に操舵補助力(アシスト力)を付与する第2モータ18と、車速を検出して検出した車速に対応した車速信号を出力する車速センサ19と、操舵トルクセンサ12と車速センサ19からそれぞれ入力される操舵トルク信号と車速信号に基づいて、第1モータ14と第2モータ18をそれぞれ駆動制御する制御装置(ECU)20と、第1モータ14に流れるモータ電流を検出するモータ電流検出部21を備えている。
本実施形態では、第1モータ14が主モータで第2モータ18が副モータであり、第1モータ14の出力の方が第2モータ18の出力よりも大きい。第1、第2モータ14,18は、小型車に用いられている小型の電動モータである。また、第1、第2モータ14,18として、例えば3相ブラシレスDCモータを用いることができる。
第1減速機構13は、第1モータ14の出力軸に設けた第1ウォームギア22と、第1ピニオン軸8に固着した第1ウォームホイール23とを噛合して構成されている。第2減速機構17も同様に、第2モータ18の出力軸に設けた第2ウォームギア24と、第2ピニオン軸16に固着した第2ウォームホイール25とを噛合して構成されている。また、第2ラック・ピニオン機構15は、前記第1ラック・ピニオン機構9と同様に、第2ピニオン軸16に設けたピニオン16aと、ラック軸10に設けた第2ラック10bとを噛合して構成されている。
制御装置20は、図2に示すように、目標電流設定部26と、第1モータ14の駆動をフィードバック制御によって行う第1モータフィードバック制御部27と、第2モータ18の駆動をフィードフォワード制御によって行う第2モータフィードフォワード制御部28と、第1モータフィードバック制御部27から出力される第1モータ駆動制御信号VD1により第1モータ14を駆動する第1モータ駆動部29と、第2モータフィードフォワード制御部28から出力される第2モータ駆動制御信号VD2により第2モータ18を駆動する第2モータ駆動部30を備えている。第1モータフィードバック制御部27は、フィードバック制御を行うための偏差演算部31とPI制御部32を備えている。
目標電流設定部26は、操舵トルクセンサ12から入力される操舵トルク信号Tと車速センサ19から入力される車速信号Vに基づいて、第1モータ14と第2モータ18に通電するモータ電流の目標電流値を設定し、この目標電流値に対応した信号(以下、目標電流信号という)ITを、第1モータフィードバック制御部27と第2モータフィードフォワード制御部28に出力する。すなわち、この目標電流設定部26は、例えば図3に示すような予め実験等で設定した、車速信号Vをパラメータとした操舵トルク信号(T)−目標電流信号(IT)の特性テーブルを記憶したROM等の記憶部(不図示)を有しており、入力される操舵トルク信号Tおよび車速信号Vに対応した目標電流信号ITを選択する。
図3に示した操舵トルク信号(T)−目標電流信号(IT)の特性テーブルにおいて、目標電流信号ITは、操舵トルク信号Tが0近傍では0であり、操舵トルク信号Tが一定値(絶対値)以上になると操舵トルク信号Tの増加にほぼ対応して増加するように設定されている。また、自然な操舵フィーリングが得られるように、車速が低速(VL)のときよりも高速(VH)のときの方が、操舵トルク信号Tに対する目標電流信号ITの増分(傾き)を小さくしている。なお、図3で、VMは、低速(VL)と高速(VH)との間の車速である。また、図3において、操舵トルク信号Tおよび目標電流信号ITの+(プラス)は、ステアリングホイール2の右回転に対するアシスト方向であり、操舵トルク信号Tおよび目標電流信号ITの−(マイナス)は、ステアリングホイール2の左回転に対するアシスト方向である。
第1、第2モータ駆動部29,30は、例えば4個のパワーFET(電界効果トランジスタ)からなるH型ブリッジ回路を備えており、第1モータフィードバック制御部27と第2モータフィードフォワード制御部28からそれぞれ入力される第1モータ駆動制御信号VD1と第2モータ駆動制御信号VD2に基づいて、前記各パワーFETをそれぞれPWM(パルス幅変調)駆動し、第1、第2モータ14,18にそれぞれ所定の駆動電圧VM1、VM2を印加して、第1、第2モータ14,18を駆動する。
次に、前記した電動パワーステアリング装置1の動作について説明する。運転者がステアリングホイール2を操舵すると、ステアリング軸6に付与される操舵トルクにより第1ラック・ピニオン機構9を介してラック軸10が直線往復動し、タイロッド11a,11b等を介して転舵車輪3a,3bが転舵される。この際、操舵補助力発生装置5の第1、第2モータ14,18を駆動して適切な操舵補助力をステアリング系4に作用させて、運転者がステアリングホイール2を操舵するときの操舵力を軽減するようにしている。
すなわち、ステアリングホイール2の操舵によってステアリング軸6に付与される操舵トルクを操舵トルクセンサ12で検出し、検出した操舵トルクに対応した操舵トルク信号Tを制御装置20の目標電流設定部26に出力する。また、車速センサ19で車速を検出し、検出した車速に応じた車速信号Vも同時に目標電流設定部26に出力する。
目標電流設定部26は、操舵トルクセンサ12から入力される操舵トルク信号Tと車速センサ19から入力される車速信号Vに基づいて、予め記憶している車速信号Vをパラメータとした操舵トルク信号(T)−目標電流信号(IT)の特性テーブル(図3参照)から、第1モータ14と第2モータ18に通電するモータ電流の目標電流値を設定し、この目標電流値に対応した目標電流信号ITを、第1モータフィードバック制御部27と第2モータフィードフォワード制御部28に出力する。
第1モータフィードバック制御部27は、目標電流設定部26から入力される目標電流信号ITと、モータ電流検出部21により検出した第1モータ14のモータ電流IMとの偏差を偏差演算部31で演算し、得られた偏差信号△I(=IT−IM)に対してPI制御部32でP(比例)・I(積分)制御を行い、前記偏差信号△Iが0に近づくような第1モータ駆動制御信号VD1を生成する。そして、第1モータ駆動部29は、入力される第1モータ駆動制御信号VD1に対応した駆動電圧VM1を第1モータ14に印加して、第1モータ14を駆動する。そして、第1モータフィードバック制御部27と第1モータ駆動部29によってフィードバック制御で駆動される第1モータ14により、第1減速機構13と第1ラック・ピニオン機構9を介して、ラック軸10に所定の操舵補助力(アシスト力)を付与する。
一方、第2モータフィードフォワード制御部28は、目標電流設定部26から入力される目標電流信号ITに対してフィードフォワード制御を行い、この目標電流信号ITに対応した第2モータ駆動制御信号VD2を生成する。第2モータ駆動部30は、入力される第2モータ駆動制御信号VD2に対応した駆動電圧VM2を第2モータ18に印加して、第2モータ18を駆動する。そして、第2モータフィードフォワード制御部28と第2モータ駆動部30によってフィードフォワード制御で駆動される第2モータ18により、第2減速機構17と第2ラック・ピニオン機構15を介して、ラック軸10に所定の操舵補助力(アシスト力)を付与する。なお、第2モータ18は、本実施形態では副モータなので、第1モータ14の駆動時間よりも若干短い駆動時間となるように設定している。
このように、第1モータ14と第2モータ18の駆動によって得られる各操舵補助力により、車両重量の重い車両に対しても大型のモータを用いることなくラック軸10に対して大きな操舵補助力を付与することができる。
また、本実施形態では、操舵トルクセンサ12から離れている側の第2モータ18を、応答性の速いフィードフォワード制御によって操舵トルクセンサ12から出力される操舵トルク信号に対して応答性よく駆動することができる。よって、第2モータ18を、操舵トルクセンサ12に近い側のフィードバック制御される第1モータ14に対して位相遅れなく駆動することができる。これにより、第1モータ14と第2モータ18の駆動によって得られる各操舵補助力がずれることなくラック軸10に付与されるので、良好な操舵フィーリングを得ることができる。
本発明の実施形態係る電動パワーステアリング装置を示す概略構成図。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の制御装置を示す概略構成図。 車速信号Vをパラメータとした操舵トルク信号(T)−目標電流信号(IT)の特性テーブルの一例を示す図。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
2 ステアリングホイール
3a,3b 転舵車輪
4 ステアリング系
5 操舵補助力発生装置
6 ステアリング軸
9 第1ラック・ピニオン機構
10 ラック軸
12 操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段)
13 第1減速機構
14 第1モータ(電動モータ)
15 第2ラック・ピニオン機構
17 第2減速機構
18 第2モータ(電動モータ)
19 車速センサ
20 制御装置
21 モータ電流検出部(モータ電流検出手段)
26 目標電流設定部(目標電流設定手段)
27 第1モータフィードバック制御部(第1駆動制御手段)
28 第2モータフィードフォワード制御部(第2駆動制御手段)
29 第1モータ駆動部
30 第2モータ駆動部

Claims (4)

  1. 2つの電動モータの駆動によりステアリング系に操舵補助力を作用させる電動パワーステアリング装置であって、
    少なくとも前記ステアリング系に設けられた操舵トルク検出手段からの操舵トルク信号に基づいて前記2つの電動モータに流す目標電流を設定する目標電流設定手段と、
    前記目標電流設定手段から入力される目標電流信号とモータ電流検出手段から入力されるモータ電流信号との偏差信号に基づいて、前記2つの電動モータのうちの一方の電動モータを電流フィードバック制御によって駆動する第1駆動制御手段と、
    前記目標電流設定手段から入力される目標電流信号に基づいて、前記2つの電動モータのうちの他方の電動モータをフィードフォワード制御によって駆動する第2駆動制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記ステアリング系の前記操舵トルク検出手段に近い側に前記一方の電動モータを設け、前記ステアリング系の前記操舵トルク検出手段から離れた側に前記他方の電動モータを設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記他方の電動モータの出力を、前記一方の電動モータの出力よりも小さくする、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記他方の電動モータの駆動時間を、前記一方の電動モータの駆動時間よりも短くする、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置。
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