JP2008113998A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技状態として、第1遊技状態と第2遊技状態とを有し、第1遊技状態のときに特別役に当選し、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、第1特別遊技に移行する確率をX1(X1>0)に設定するとともに、第2特別遊技に移行する確率をY1(Y1≧0)に設定し、第2遊技状態のときに特別役に当選し、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、第1特別遊技に移行する確率をX2(X2≧0、かつX2<X1)に設定するとともに、第2特別遊技に移行する確率をY2(Y2>0、かつY2>Y1)に設定する。
【選択図】なし
Description
したがって、本発明が解決しようとする課題は、通常遊技中に、遊技者の受ける利益が異なる複数の遊技状態を設けることにより、通常遊技中における単調さを解消することである。
請求項1の発明は、遊技状態として、第1遊技状態と、前記第1遊技状態と異なる第2遊技状態とを有し、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役(本実施形態では、1BB)を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、遊技者にとって有利となる第1特別遊技(本実施形態では、ノーマル1BB遊技)、又は遊技者にとって有利となる特別遊技であって前記第1特別遊技よりもさらに有利となる第2特別遊技(本実施形態では、ハイパー1BB遊技)に移行させ、前記第1遊技状態のときに前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第1特別遊技に移行する確率をX1(X1>0)に設定するとともに、前記第2特別遊技に移行する確率をY1(Y1≧0)に設定し、前記第2遊技状態のときに前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第1特別遊技に移行する確率をX2(X2≧0、かつX2<X1)(本実施形態では、0%)に設定するとともに、前記第2特別遊技に移行する確率をY2(Y2>0、かつY2>Y1)(本実施形態では、100%)に設定することを特徴とする。
上記発明においては、第1遊技状態のときに特別役に当選すると、確率X1で第1特別遊技に移行し、確率Y1で第2特別遊技に移行する。
これに対し、第2遊技状態のときに特別役に当選すると、確率X2(X2<X1)で第1特別遊技に移行し、確率Y2(Y2>Y1)で第2特別遊技に移行する。
したがって、第1遊技状態で特別役に当選するよりも、第2遊技状態で特別役に当選した方が遊技者にとって有利となる。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
ベットスイッチ40は、貯留メダルの範囲内でメダルを投入するときに遊技者が操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定される。スロットマシン10は、50枚までのメダルを内部に貯留可能に形成されており、貯留メダルの範囲内でメダルを投入するときは、ベットスイッチ40を操作することで、スロットマシン10にメダルを投入する。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
また、RB遊技中は、メダルを1枚投入して遊技を行うようにし、水平方向中段の1本の図柄組合せラインが有効ラインに設定される。
なお、メダルを2枚投入して遊技を行うようにし、水平方向3本の図柄組合せラインを有効ラインに設定することも可能である。
また、1BBは、図柄の組合せが異なる3種類(1BBA、1BBB、1BBC)が設けられている。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき(その役の入賞となったとき)は、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
持ち越される役としては、特別役(1BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、それぞれ、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
なお、通常遊技中(内部中)の役抽選テーブル62は、上記の通常遊技中(非内部中)に用いられる役抽選テーブル62の1BB当選領域及びRB当選領域が非当選領域に設定されたものである。
ここで、通常遊技中の役抽選テーブル62において、小役4一括当選領域は、約1/20程度であり、小役3と小役4A〜4Cとの重複当選領域(3つ)は、各1/65536に設定されている。
また、RB遊技中の役抽選テーブルでは、小役3の当選領域が約1/1.2程度に設定されている。
図示しないが、特別役ごとに特別役フラグが設けられており、例えば1BBAの当選時には、1BBAに係る特別役フラグがオンとなり、1BBAが入賞したときはオフにされる。
停止位置決定テーブル65は、以下の1BBテーブル等を備える。
RBテーブルについても、上記の1BBテーブルと同様であり、1BBテーブルにおける「1BB」を「RB」に読み替えたものに相当する。
小役2テーブル、小役3テーブル、リプレイテーブルについても、それぞれ上記小役1テーブルと同様であり、小役1テーブルにおける「小役1」を、それぞれ「小役2」、「小役3」、「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
同様に、小役4C優先小役3・小役4Cテーブルについても、上記の小役4A優先小役3・小役4Aテーブルと同様であり、小役4A優先小役3・小役4Aテーブルにおける「小役4A」を「小役4C」と読み替えるとともに、「赤7」を「白7」と読み替えたものである。
図3は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図3では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図3では図示を省略している。
また、各リール31には、「ベル」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「ベル」の図柄がリール31に配列されている。
以上より、小役3に当選し、小役3テーブルが用いられたときは、常に、当選した小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる。
小役4B優先小役3・小役4Bテーブルが用いられたときや、小役4C優先小役3・小役CBテーブルが用いられたときも同様である。
そして、遊技状態制御手段68は、1BB遊技の終了後、第2遊技状態での遊技回数を終了すると、次遊技から第1遊技状態に移行するように制御する。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
そして、第1遊技状態のときに1BBに当選し、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、ノーマル1BB遊技に移行する確率をX1(X1>0)に設定するとともに、ハイパー1BB遊技に移行する確率をY1(Y1≧0)に設定している。
さらに、第2遊技状態のときに1BBに当選し、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、ノーマル1BB遊技に移行する確率をX2(X2≧0、かつX2<X1)に設定するとともに、ハイパー1BB遊技に移行する確率をY2(Y2>0、かつY2>Y1)に設定している。
そして、ノーマル1BB遊技では、小役3と小役4との重複当選時において、小役4A〜小役4Cのうち、どの小役4に当選したかが報知されない。したがって、当選した小役4を入賞させることができる(15枚のメダルを獲得できる)のは、確率上、1/3であり、2/3の確率で小役3が入賞する(獲得枚数は10枚となる)。
このようにして、ハイパー1BB遊技の方がノーマル1BB遊技よりも早く規定枚数(450枚)に到達する。
RB遊技では、小役3の払出し枚数が15枚に設定されているともに、高確率で小役3が当選・入賞する遊技状態となる。なお、RB遊技では、1枚のメダルを投入して遊技を行う。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、RB遊技中の役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、毎遊技、役の入賞回数及び遊技回数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、役の入賞回数が8回に到達するか、又は遊技回数が12回に到達したと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
演出制御手段70は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段70は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
なお、詳細は後述するが、本実施形態では、連続する複数の遊技にわたって一連の演出を出力するための連続演出パターンが設けられている。
当選小役報知手段70aは、ハイパー1BB遊技中に小役3と小役4とに重複当選したときに、どの小役4に当選したかを遊技者に報知するものである。報知方法としては、例えば「赤7」−「ベル」−「ベル」に当選したときは、ランプ(LED)を赤色に点滅させたり、画像表示装置23に赤色の7の画像を表示したりする。
なお、ノーマル1BB遊技中に小役3と小役4とに重複当選したときは、当選小役報知手段70aは、当選した小役4に係る情報の報知を行わない。
ゲージ表示制御手段70bは、遊技状態制御手段68による第2遊技状態の加算遊技回数の抽選に当選したときは、ゲージの長さを変更するか否かの抽選を行い、その抽選に当選したときは、ゲージの長さを変更する画像表示を行う。
例えば、ゲージの全長(最大時)を100とし、現在のゲージの長さが40であり、ゲージの長さをどの程度変更するかの抽選で20に決定されたときは、ゲージ表示制御手段70bは、ゲージの長さをそれまでの40から60に変化させる。
なお、ゲージの長さを変更することに決定された場合において、第1遊技状態中から第2遊技状態に移行しないときは、変更後のゲージの長さが100%未満となるようにゲージの長さを選択する。図6の例では、現時点でのゲージの長さが40%であるので、第1遊技状態中から第2遊技状態に移行しないときは、追加するゲージの長さが60%未満となるようにゲージの長さを選択する。
あるいは、実際には既に第2遊技状態から第1遊技状態に移行しているにもかかわらず、第2遊技状態の可能性が高い画像Z2又はZ3が出力される場合がある。
図7のステップS11において、先ず、通常時の抽選の演出が行われる。次のステップS12では、第2遊技状態の遊技回数を加算するための抽選を行う条件を満たしたか否かが判断される。本実施形態では、小役1の当選時、及び非当選時の1/100で抽選を行う条件を満たしたと判断される。
ステップS21では、演出シートの抽選を行う。上述したように、第2遊技状態で用いられる画像を、画像Z2又は画像Z3としたとき、いずれを用いるかを抽選によって決定する。この抽選は、第1遊技状態から第2遊技状態に移行するときの遊技でのみ行われる。
次のステップS23では、選択された演出パターンに基づいて演出が開始され、ステップS24で演出の出力が終了すると、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、以下の連続演出の説明では、第1遊技状態のときは、第1遊技状態の可能性が高い画像Z1が画像表示され、第2遊技状態のときは、第2遊技状態の可能性が高い画像Z2又は画像Z3が画像表示されるものとする。
通常は、1遊技で出力される演出内容は完結しており、役の抽選結果等に応じて1遊技ごとに独立した演出が出力される。また、全ての遊技において共通する演出も設けられており、このような共通演出は、以下で説明する連続演出には含まれないものとする。
また、連続演出パターンは、1BB当選時には所定確率で選択されるように設定することが挙げられる。例えば、連続演出パターン選択時は、25%の確率で1BBに当選しており、残り75%が1BBに当選していないようにする等である。
上述したように、第2遊技状態のときに1BBに当選したときは、必ずハイパー1BB遊技が実行される。しかし、第2遊技状態のときに連続演出が開始され、第1遊技状態に移行した後に1BBに当選し、その連続演出の終了時に、1BBに当選していた演出が出力された場合には、遊技者は、第2遊技状態で1BBに当選したにもかかわらず、ハイパー1BB遊技に移行しないとして、不信感を抱いてしまう。
そこで、本実施形態では、原則として、第2遊技状態の最終遊技近傍においては、連続演出を選択しないように制御する。
例えば、連続演出として、連続する2遊技で出力される2連続演出、連続する3遊技で出力される3連続演出、連続する4遊技で出力される4連続演出が設けられているものとする。
そして、2連続演出は、第2遊技状態の残り遊技回数が1遊技以前であるとき(例えば、第2遊技状態の遊技回数が100遊技中、99遊技目、又はそれ以前)は選択を許可するように制御し、残り遊技回数が0遊技であるとき(例えば、100遊技中、100遊技目)は、選択されないように制御する。
先ず、ステップS31では、連続演出フラグがオンであるか否かが判断される。後述するが、連続演出フラグは、連続演出が選択された時にオンとなり、連続演出が終了したときにオフにされるフラグである。ステップS31で連続演出フラグがオンであると判断されたときはステップS37に進み、オンでないと判断されたときはステップS32に進む。
ステップS35では、当該遊技が第2遊技状態であるか否かが判断される。第2遊技状態であると判断されたときはステップS36に進み、第2遊技状態でない(第1遊技状態である)と判断されたときはステップS37に進む。すなわち、第1遊技状態であるときは連続演出を無条件で出力するようにする。
ステップS36では、連続演出を出力するための遊技回数の条件を満たすか否かが判断される。すなわち、「M」(M≧2)遊技の連続演出パターンが選択された場合において、第2遊技状態での残り遊技回数が「N」(N<M)以上であるか否かが判断される。
遊技回数の条件を満たすと判断されたときはステップS37に進み、満たされないと判断したときはステップS40に進む。
ステップS39では、連続演出フラグがオフにされる。そして本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS33又はステップS41からステップS42に進むと、通常の演出が出力される。そして本フローチャートによる処理を終了する。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)第1遊技状態からノーマル1BBに移行する確率やハイパー1BB遊技に移行する確率、第2遊技状態からノーマル1BBに移行する確率やハイパー1BB遊技に移行する確率は、本実施形態で示した確率に限定されるものではない。また、特別役としては、1BBに限らず、他の特別役であっても良い。また、ノーマル1BB遊技とハイパー1BB遊技とを設けたが、これに限らず、遊技者が受ける利益が異なる複数の特別遊技を設ければ良い。
(4)第1遊技状態から第2遊技状態に移行するための抽選は、本実施形態で示したものに限定されることなく、どのような契機で抽選を行っても良い。また、当選しやすさについても、どのような条件を設けても良い。
(5)連続演出としては、2連続、3連続、4連続を設けたが、何遊技連続させるかは任意である。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 遊技状態制御手段
69 特別遊技制御手段
70 演出制御手段
70a 当選小役報知手段
70b ゲージ表示制御手段
70c 画像表示制御手段
70d 連続演出制御手段
Claims (5)
- 遊技状態として、第1遊技状態と、前記第1遊技状態と異なる第2遊技状態とを有し、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、
前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、遊技者にとって有利となる第1特別遊技、又は遊技者にとって有利となる特別遊技であって前記第1特別遊技よりもさらに有利となる第2特別遊技に移行させ、
前記第1遊技状態のときに前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第1特別遊技に移行する確率をX1(X1>0)に設定するとともに、前記第2特別遊技に移行する確率をY1(Y1≧0)に設定し、
前記第2遊技状態のときに前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第1特別遊技に移行する確率をX2(X2≧0、かつX2<X1)に設定するとともに、前記第2特別遊技に移行する確率をY2(Y2>0、かつY2>Y1)に設定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、前記第1特別遊技中及び前記第2特別遊技中において、小役A及び小役Bを含めて役の抽選を行い、
前記小役Aに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するようにストップスイッチが操作されたときは、前記小役Aに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するとともに、前記小役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御し、
前記小役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するようにストップスイッチが操作されたときは、前記小役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するとともに、前記小役Aに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御し、
前記第1特別遊技は、前記小役A又は前記小役Bに当選したときに、前記小役A又は前記小役Bに当選したことを遊技者に報知しない遊技であり、
前記第2特別遊技は、前記小役A又は前記小役Bに当選したときに、前記小役A又は前記小役Bのいずれに当選したかを遊技者に報知する遊技である
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、特定役を含めて役の抽選を行い、
前記役抽選手段で前記特定役に当選したときは、当該当選に基づく前記第2遊技状態の遊技回数を抽選で決定するとともに、新たに決定した遊技回数をそれまでの遊技回数に加算し、その値を、次回の前記第2遊技状態の遊技回数として記憶する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
記憶されている次回の前記第2遊技状態の遊技回数が多いほど、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行するか否かの抽選に当選しやすく設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記第2遊技状態であることを条件として、遊技状態が前記第2遊技状態である旨の演出を出力するか否かを抽選によって決定し、
前記抽選で当選したときは、遊技状態が前記第2遊技状態である旨の演出を出力するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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