JP2007190286A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】RB遊技で用いられる役抽選テーブル62の当選領域には、第1特定役及び第2特定役の重複当選領域を有し、第1特定役に対応する図柄の組合せと、第2特定役に対応する図柄の組合せとが異なるように設定されており、第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数と、第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数とが同一に設定されている。リール制御手段65は、役抽選手段61による役の抽選の結果、第1特定役及び第2特定役に重複当選した遊技では、遊技者によるストップスイッチ42の操作に応じて、第1特定役又は第2特定役のいずれか一方を有効ラインに停止させるように制御する。そして、有効ラインに停止させた図柄の組合せに応じて、遊技者にとって有利となる特典を与える。
【選択図】図1
Description
また、ストップスイッチの操作順番に応じて特定小役が入賞したりしなかったりするのは好ましくないという趨勢がある。
請求項1の発明は、複数種類の図柄を表示した複数のリールと、複数の前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、複数の前記リールに対応して複数設けられ、対応する前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、複数の役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、前記スタートスイッチが操作されたときに複数の前記リールを回転させるとともに、前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールの停止位置を決定し、その位置に前記リールを停止制御するリール制御手段と、前記役抽選手段で特別役に当選し、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させる特別遊技制御手段とを備え、前記特別遊技で用いられる前記役抽選テーブルの当選領域には、第1特定役及び第2特定役の重複当選領域を有し、前記第1特定役に対応する図柄の組合せと、前記第2特定役に対応する図柄の組合せとが異なるように設定されており、前記第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数と、前記第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数とが同一となるように設定されており、前記リール制御手段は、前記役抽選手段による役の抽選の結果、前記第1特定役及び前記第2特定役に重複当選した遊技では、遊技者による前記ストップスイッチの操作に応じて、前記第1特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる前記リールの停止制御、又は前記第2特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる前記リールの停止制御を実行し、前記特別遊技中に、有効ラインに停止させた図柄の組合せに応じて、遊技者にとって有利となる特典を与える特典付与手段を備えることを特徴とする。
上記発明においては、第1特定役及び前記第2特定役に重複当選した遊技では、遊技者によるストップスイッチの操作(例えば、ストップスイッチの操作順番)に応じて、第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する場合と、第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する場合とが生じる。
そして、第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数と、第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数とは、同一であるので、いずれを入賞させても遊技媒体の払出し数に差はなく、遊技者に不利益となることはないが、有効ラインに停止させた図柄の組合せに応じて、遊技者にとって有利となる特典が与えられる。
なお、請求項1において、「第1特定役」、「第2特定役」は、実施形態では、それぞれ小役1、小役2、小役3のうちの任意の2つの役に相当する。
また、「特別遊技」は、実施形態では、RB2遊技に相当する。
さらにまた、「特別遊技で用いられる役抽選テーブル」は、実施形態では役抽選テーブル62Eに相当する。
さらに、「特典付与手段」は、第1実施形態では内部情報出力手段69d(設定値に関する情報を報知すること)であり、第2実施形態では、RT遊技実行手段70(RT遊技を実行すること)である。
さらにまた、請求項6に記載の発明は、実施形態では第2実施形態に相当する。
さらに、請求項7において、「役の入賞回数が予め定められた所定回数」は、実施形態では8回(Y)に相当する。
また、請求項8において、第1特別遊技は、実施形態ではRB2遊技に相当し、第2特別遊技は、実施形態ではRB1遊技に相当する。「第1特別遊技で用いられる第1役抽選テーブル」は、実施形態では役抽選テーブル62Eに相当し、「第2特別遊技で用いられる第2役抽選テーブル」は、実施形態では役抽選テーブル62Dに相当する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
(遊技制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段50は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段50は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1に示すように、遊技制御手段50の入力側(図1中、左側)には、設定変更スイッチ45及び設定値表示部46が設けられている。設定変更スイッチ45は、スロットマシン10の設定値を設定するときに操作するスイッチである。設定変更スイッチ45は、例えば押ボタン状に形成されており、スロットマシン10のフロントパネル(図示せず)の裏面側に設けられた基板上に搭載されている。
また、遊技制御手段50の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが有効化されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを有効化するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段50の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段50によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
さらにまた、遊技制御手段50の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
図2は、本実施形態における役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。図2に示すように、役としては、特別役であるBB及びRB(RB1、RB2)、小役である小役1、小役2及び小役3、並びにリプレイが設けられている。
なお、単に「RB」というときは、RB1及びRB2の双方が含まれる意味で使用する。
さらにまた、RB移行役とは、BB一般遊技中に抽選される役であり、RB1移行役及びRB2移行役が設けられている。RB1移行役が入賞すると、次遊技からRB1遊技が実行され、RB2遊技が入賞すると、次遊技からRB2遊技が実行される。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
(設定値制御手段)
設定値制御手段60は、設定値の変更や記憶等の処理を行うものであり、以下の設定変更手段60a等を備える。
設定変更手段60aは、設定値が変更されるときに、設定変更スイッチ45の操作を検知し、現設定値を最新の設定値として表示等するものである。
本実施形態では、設定値は、設定1から設定6までの6段階を有する。そして、設定値ごとに出玉率が予め定められている。
図3は、設定値と、特別役(BB及びRB)の当選確率及び出玉率との関係を示す図である。なお、図3では、小役やリプレイの当選確率については省略しているが、小役やリプレイの当選確率も設定値ごとに定められている。
例えば、現在の設定値が「1」であり、設定値表示部46に「1」と表示されているとする。この場合に、設定変更スイッチ45を1回操作すると、設定値が「1」から「2」に変化する。このようにして、設定変更スイッチ45を操作するごとに、設定値は、「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→・・のように変化していく。
以上のようにして設定変更を行ったら、鍵を上記と逆方向に回転する。これにより、通常状態に立ち上がるように設定されている(なお、最後には鍵を抜く)。
設定値記憶手段60bは、設定値を記憶しておくものであり、例えばRAMから形成されている。上述のように、スタートスイッチ41が操作されたときの設定値を、確定した設定値として設定値記憶手段60bに記憶する。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態(通常遊技中(非内部中/内部中)、BB一般遊技中、RB1遊技中、RB2遊技中、RT遊技中)ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
さらにまた、役抽選テーブル62Cは、BB一般遊技中に用いられる役抽選テーブル62であり、役抽選テーブル62Dは、RB1遊技中に用いられる役抽選テーブル62であり、さらに、役抽選テーブル62Eは、RB2遊技中に用いられる役抽選テーブル62である。
また、本実施形態では、役抽選テーブル62A、62B及び62Eにおける役の当選領域には、図4に示すように、小役1、小役2及び小役3の重複当選領域が設けられている。
役抽選手段61は、遊技の開始時ごとに、現在の設定値を参照し、その設定値に対応する役抽選テーブル62をセットし、その役抽選テーブル62を用いて役の抽選を行う。
また、役抽選テーブル62A又は62Bが用いられている遊技中に、当選したRB1が入賞すると、次遊技以降は、RB1遊技が実行され、役抽選テーブル62Dが用いられる。
さらにまた、役抽選テーブル62A又は62Bが用いられている遊技中にRB2が入賞し、次遊技以降、RB2遊技に移行すると、そのRB2遊技中では、役抽選テーブル62Eが用いられる。
特別役当選持越し手段63は、特別役(BB、RB1、及びRB2)に当選したときに、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(当選した特別役が入賞するまで)の遊技において、その特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
本実施形態では、特別役に当選したときは、その特別役の当選を記憶しておくため、特別役フラグ63aを備える。そして、特別役に当選したときは、特別役フラグ63aが(オフから)オンにされる。そして、特別役フラグ63aのオンの状態は、特別役が入賞するまで維持され、特別役が入賞した時点で、オンからオフに戻される。
操作順番決定手段64は、役抽選手段61による役の抽選において小役1〜小役3に重複当選したときに、入賞を優先する役に対応するストップスイッチ42の操作順番を決定(選択)するものである。
ここで、左、中、右の各リール31にそれぞれ対応するストップスイッチ42を、左、中、右で表すと、ストップスイッチ42の操作順番としては、「左中右」、「左右中」、「中左右」、「中右左」、「右左中」、及び「右中左」の6通り挙げられる。
そして本実施形態では、小役1〜小役3に重複当選したときは、小役1を優先するストップスイッチ42の操作順番、小役2を優先するストップスイッチ42の操作順番、及び小役3を優先するストップスイッチ42の操作順番を、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって決定する。
リール制御手段65は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段65は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングと、さらに小役1〜小役3の重複当選時にあってはストップスイッチ42の操作順番とに基づいて、停止位置決定テーブル65aを参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル65aは、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。
本実施形態では、停止位置決定テーブル65aとしては、以下の種類が設けられている。
(1)BBテーブル
BBテーブルは、当該遊技でBBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技でBBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内においてBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、BB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
BB優先BB・小役1テーブルは、BBの当選を持ち越している遊技中の小役1当選時の遊技で用いられ、先ず、第1リール31及び第2リール31についてはBB及び小役1の双方の図柄を有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置を定めたものである。ここで、第1リール31及び第2リール31の停止時に、BB及び小役1の双方の図柄を有効ラインに停止させることができない場合には、最初にBBの図柄を有効ラインに停止させることを優先し、BBの図柄を有効ラインに停止させることができない場合には、次に、小役1の図柄を有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置が定められている。また、第1リール31の停止時に、BB又は小役1のいずれか一方の図柄のみを有効ラインに停止させたときは、第2リール31では、第1リール31で停止した図柄に係る図柄を有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置を定めている。
BB優先BB・小役2テーブルは、BBの当選を持ち越している遊技中の小役2当選時の遊技で用いられ、上記(2)と同様に停止位置を定めたものであり、上記(2)中、「小役1」を「小役2」と読み替えたものに相当する。
(4)BB優先BB・小役3テーブル
BB優先BB・小役3テーブルは、BBの当選を持ち越している遊技中の小役3当選時の遊技で用いられ、上記(2)と同様に停止位置を定めたものであり、上記(2)中、「小役1」を「小役3」と読み替えたものに相当する。
BB優先BB・小役1〜小役3テーブルは、BBの当選を持ち越している遊技中において小役1〜小役3の重複当選時の遊技で用いられ、BB、小役1、小役2、小役3の優先順位で、ぞれぞれ対応する役の図柄を停止させるようにリール31の停止位置を定めたものである。先ず、BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止するように制御するが、BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止するように制御する。そして、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止するように制御する。そして、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止するように制御する。さらにまた、BB、小役1、小役2、小役3のいずれの図柄も有効ラインに停止させることができないときは、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31の停止位置を定めている。
リプレイ優先BB・リプレイテーブルは、BBの当選を持ち越している遊技中のリプレイ当選時の遊技で用いられ、先ず、第1リール31及び第2リール31についてはBB及びリプレイの双方の図柄を有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置を定めたものである。ここで、第1リール31及び第2リール31の停止時に、BB及びリプレイの双方の図柄を有効ラインに停止させることができない場合には、最初にリプレイの図柄を有効ラインに停止させることを優先し、リプレイの図柄を有効ラインに停止させることができない場合には、次に、BBの図柄を有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置が定められている。また、第1リール31の停止時に、BB又はリプレイのいずれか一方の図柄のみを有効ラインに停止させたときは、第2リール31では、第1リール31で停止した図柄に係る図柄を有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置を定めている。
(7)RB1テーブル
(8)RB1優先RB1・小役1テーブル
(9)RB1優先RB1・小役2テーブル
(10)RB1優先RB1・小役3テーブル
(11)RB1優先RB1・小役1〜小役3テーブル
(12)リプレイ優先RB1・リプレイテーブル
が設けられている。これらは、上記(1)〜(6)中、「BB」を「RB1」と読み替えたものである。
(13)RB2テーブル
(14)RB2優先RB2・小役1テーブル
(15)RB2優先RB2・小役2テーブル
(16)RB2優先RB2・小役3テーブル
(17)RB2優先RB1・小役1〜小役3テーブル
(18)リプレイ優先RB2・リプレイテーブル
が設けられている。これらは、上記(1)〜(6)中、「BB」を「RB2」と読み替えたものである。
小役1テーブルは、特別役の当選を持ち越していない遊技中の小役1単独当選時の遊技で用いられ、リール31の停止制御の範囲内において小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役1以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
小役2テーブルは、特別役の当選を持ち越していない遊技中の小役2単独当選時の遊技で用いられ、上記(19)中、「小役1」を「小役2」と読み替えたものである。
(21)小役3テーブル
小役3テーブルは、特別役の当選を持ち越していない遊技中の小役3単独当選時の遊技で用いられ、上記(19)中、「小役1」を「小役3」と読み替えたものである。
小役1〜小役3重複当選時テーブルは、小役1〜小役3の重複当選時に用いられるテーブルであり、以下の3つの停止位置決定テーブル65aから構成されている。
a)小役1最優先テーブル
小役1最優先テーブルでは、先ず、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。そして、小役1に係る図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。さらに、小役2に係る図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。そして、小役3に係る図柄の組合せについても有効ラインに停止させることができないときは、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31の停止位置が定められている。
小役2最優先テーブルでは、先ず、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。そして、小役2に係る図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。さらに、小役3に係る図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。そして、小役1に係る図柄の組合せについても有効ラインに停止させることができないときは、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31の停止位置が定められている。
小役3最優先テーブルでは、先ず、小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。そして、小役3に係る図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。さらに、小役1に係る図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するように、リール31の停止位置が定められている。そして、小役2に係る図柄の組合せについても有効ラインに停止させることができないときは、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31の停止位置が定められている。
RB1移行役テーブルは、BB一般遊技中のRB1移行役当選時の遊技で用いられ、リール31の停止制御の範囲内においてRB1移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、RB1移行役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
(24)RB2移行役テーブル
RB2移行役テーブルは、BB一般遊技中のRB2移行役当選時の遊技で用いられ、上記(23)中、「RB1移行役」を「RB2移行役」と読み替えたものである。
リプレイテーブルは、特別役の当選を持ち越していない遊技中においてリプレイの当選時の遊技で用いられ、リール31の停止制御の範囲内においてリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、リプレイ以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
非当選テーブルは、特別役の当選を持ち越していない役の非当選時の遊技で用いられ、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
操作順番検出手段65bは、役抽選手段61による役の抽選で小役1〜小役3に重複当選したときに、ストップスイッチ42の操作順番を検出するものである。上述したように、ストップスイッチ42は、各リール31ごとに(左、中、右のリール31ごとに)それぞれ設けられているが、第1番目(最初)にオンされたストップスイッチ42が左、中、右のリール31のうち、どのリール31に対応するストップスイッチ42であるかを検出する。各ストップスイッチ42には、それぞれオンされたときに、識別信号が操作順番検出手段65bに送信され、その識別信号に基づいてストップスイッチ42の操作順番を検出する。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
払出し手段67は、停止図柄判断手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段68は、特別遊技(BB遊技、RB1遊技、及びRB2遊技)の開始(通常遊技から特別遊技への移行)、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了(特別遊技から通常遊技への移行)等を制御するものである。
BB遊技では、最初にBB一般遊技が行われる。BB一般遊技では、役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われ、このBB一般遊技中にRB1移行役、又はRB2移行役に当選・入賞すると、次遊技から、それぞれ、RB1遊技又はRB2遊技が行われる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が上限値(465枚)を超えたと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断し、次遊技以降、通常遊技に戻るように制御する。
演出制御手段69は、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段69は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段69は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
そして、演出制御手段69は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
(指示小役抽選手段)
指示小役抽選手段69aは、小役1〜小役3の重複当選時に、どの小役の入賞を指示するかを抽選によって決定するものである。例えば、小役1、小役2、小役3の3つの中からソフトウェア乱数を用いてランダムに(それぞれ1/3の確率で)選択し、決定する。
入賞小役指示手段69bは、指示小役抽選手段69aによって決定された小役を入賞させるべき旨を、遊技者に対して指示(報知)するものである。入賞させるべき小役の指示は、画像表示装置23を用いて行う。例えば指示すべき小役として小役1を選択した場合には、画像表示装置23に、「小役1を入賞させよ」のような指示(画像表示)を行う。
入賞回数カウント手段69cは、RB2遊技中において、小役1〜小役3の重複当選時に、指示した小役を入賞させた回数をカウントするものである。入賞回数カウント手段69cには例えばRAMが用いられ、指示した小役を入賞させるごとに、その成功回数を1ずつ加算していく。
内部情報出力手段69dは、入賞回数カウント手段69cによる成功回数のカウント値に応じて、遊技者にとって有利となるスロットマシンの内部情報を、画像表示装置23による画像表示、及びスピーカ22によるサウンドによって出力するものである。ここで、本実施形態における「内部情報」とは、上述したスロットマシンの設定値に関する情報である。
また、成功回数が3〜5回であった場合には、スロットマシンのおおまかな設定値を表示するように制御する。例えば「奇数設定」、「設定3or4or5」、「設定4以上」等のように画像表示する。さらにまた、入賞回数が0〜2回であった場合には、スロットマシンの設定値を表示しない。
なお、設定値そのものではなく、例えば高設定の可能性が高いキャラクタ、中間設定の可能性が高いキャラクタ、低設定の可能性が高いキャラクタをそれぞれ設けておき、そのいずれかのキャラクタを抽選によって選択し、画像表示しても良い。すなわち、設定値そのものではなく、設定値を示唆する画像表示であっても良い。
このように、第1実施形態では、遊技者の目押しの技量に関係なく、上級者も初心者も、同一の確率で、指示された小役を入賞させることができる。
図5及び図6は、RB2遊技中における遊技の流れを示すフローチャートである。また、図6は、図5に続くフローチャートである。
図5のステップS11において、特別遊技制御手段68は、RB2遊技の遊技回数X及び役の入賞回数Yをいずれも0として(X=0、Y=0)初期化するとともに、演出制御手段69は、指示小役入賞回数(小役1〜小役3の重複当選時に、指示した小役を何回入賞させたか)Zを0として(Z=0)初期化する。次のステップS12では、遊技制御手段50は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。そして、オンが検知されたときは、投入されたメダル枚数に応じた有効ラインを確定するとともに、ステップS13に進む。ステップS13では、リール制御手段65は、全てのリール31を回転を開始する。次のステップS14では、特別遊技制御手段68は、RB2遊技の遊技回数Xに1を加算する処理(X=X+1)行う。
ステップS33では、払出し手段67は、入賞した役に対応するメダルの払出しを行う。例えば小役2が入賞したときは、10枚のメダルの払出しを行う。次に、ステップS34に進み、特別遊技制御手段68は、RB2遊技における役の入賞回数Yに1を加算する処理(Y=Y+1)を行う。そしてステップS35に進む。
ステップS36では、入賞回数カウント手段69cは、指示した小役の入賞回数Zに1を加算する処理(Z=Z+1)を行い、ステップS37に進む。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図7は、第2実施形態におけるスロットマシン10’の制御の概略を示すブロック図である。第2実施形態では、第1実施形態の操作順番決定手64、操作順番検出手段65b、内部情報出力手段69dが設けられていない。すなわち、小役1〜小役3の重複当選時に、ストップスイッチ42の操作順番を決定する処理がなく、また、内部情報の報知もない。図7に示すように、第2実施形態では、RT遊技実行手段70が設けられており、遊技の1つとして、RT遊技が設けられている。RT遊技では、図8に示す役抽選テーブル62Fが用いられる。役抽選テーブル62Fは、役抽選テーブル62Aと比較すると、リプレイの当選確率領域が大きく設定され、その分、非当選領域が小さく設定されている。すなわち、RT遊技は、リプレイが高確率で当選する遊技である。
第2実施形態では、小役1〜小役3に当選したときは、第1実施形態の小役1〜小役3重複当選時テーブルに対応する小役1〜小役3重複当選時テーブルが設けられている。
ここで、第1実施形態では、小役1〜小役3重複当選時テーブルは、小役1最優先テーブル、小役2最優先テーブル、小役3最優先テーブルの3つが設けられていた。
これに対し、第2実施形態では、1つの小役1〜小役3重複当選時テーブルのみが設けられている。
第2実施形態では、複数のリール31のうち、1つのリール31(第2実施形態では左リール31)は、1つの種類の小役(例えば小役1)を構成する図柄(例えば「チェリー」)に対して、リール31の停止時における停止制御の範囲内(5図柄以内)において有効ラインに停止させることができない位置(図9の例では7図柄離れた位置)に、他の小役(小役2及び小役3)を構成する図柄(小役2を構成する図柄である「スイカ」、及び小役3を構成する図柄である「ベル」)が配置されるように、複数種類の小役を構成する図柄(「チェリー」、「スイカ」、及び「ベル」)を配置している。
よって、第2実施形態では、小役1〜小役3重複当選時テーブルによって停止制御される場合には、その優先順位が小役1、小役2、小役3の順であるが、実際には、左リール31は、小役1〜小役3のうちのいずれか1つのみが有効ラインに停止することとなる。
本実施形態では、RB2遊技において、指示された小役を1回のミスもなく入賞させた場合には、RB2遊技の後、RT遊技に移行するようにし、それ以外は、第1実施形態と同様に通常遊技に移行する(RT遊技を行わない)。
なお、RT遊技は、予め設定された遊技回数(例えば100遊技)実行するようにしても良く、あるいは、毎遊技、RT遊技の終了(パンク)抽選を行うようにし、この抽選に当選したときは、RT遊技を終了するようにしても良い。
なお、RT遊技中に特別役(BB又はRB)に当選したときは、当該遊技でRT遊技を終了し、通常遊技の内部中の遊技(役抽選テーブル62Bを用いる遊技)に移行する。
第2実施形態では、図5中、ステップS17の処理はなく、また、ステップS20からステップS27までの処理はない。したがって、ステップS16、ステップS18、ステップS19の処理を行った後、ステップS28以降の処理に進む。さらにまた、ステップS38の処理はない。
以上の流れは、第1実施形態や第2実施形態のRB1遊技も同様に当てはまる。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
また、RB2遊技中は、ほぼ100%の確率で小役1〜小役3が重複当選するようにしても良い。さらにまた、BB一般遊技中も小役1〜小役3が重複当選するようにしても良い。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
50 遊技制御手段
60 設定値制御手段
60a 設定変更手段
60b 設定値記憶手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
63a 特別役フラグ
64 操作順番決定手段
65 リール制御手段
65a 停止位置決定テーブル
65b 操作順番検出手段
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 演出制御手段
69a 指示小役抽選手段
69b 入賞小役指示手段
69c 入賞回数カウント手段
69d 内部情報出力手段
70 RT遊技実行手段
Claims (8)
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
複数の前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
複数の前記リールに対応して複数設けられ、対応する前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
複数の役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、
前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、
前記スタートスイッチが操作されたときに複数の前記リールを回転させるとともに、前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールの停止位置を決定し、その位置に前記リールを停止制御するリール制御手段と、
前記役抽選手段で特別役に当選し、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させる特別遊技制御手段と
を備え、
前記特別遊技で用いられる前記役抽選テーブルの当選領域には、第1特定役及び第2特定役の重複当選領域を有し、
前記第1特定役に対応する図柄の組合せと、前記第2特定役に対応する図柄の組合せとが異なるように設定されており、
前記第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数と、前記第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数とが同一となるように設定されており、
前記リール制御手段は、前記役抽選手段による役の抽選の結果、前記第1特定役及び前記第2特定役に重複当選した遊技では、遊技者による前記ストップスイッチの操作に応じて、前記第1特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる前記リールの停止制御、又は前記第2特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる前記リールの停止制御を実行し、
前記特別遊技中に、有効ラインに停止させた図柄の組合せに応じて、遊技者にとって有利となる特典を与える特典付与手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記特典付与手段は、前記特別遊技中に前記第1特定役及び前記第2特定役に重複当選した遊技において、前記第1特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させた回数に応じて、遊技者にとって有利となる特典を与える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記特典付与手段は、前記特別遊技中に前記第1特定役及び前記第2特定役に重複当選した遊技では、有効ラインに停止させるべき前記第1特定役又は前記第2特定役を指定し、指定した前記第1特定役又は前記第2特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させた回数に応じて、遊技者にとって有利となる特典を与える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記特典付与手段は、スロットマシンの出玉率を定めた設定値を判断又は推測可能な情報を遊技者に提供する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記第1特定役及び前記第2特定役に重複当選した遊技では、前記第1特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する前記ストップスイッチの操作順番、及び前記第2特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する前記ストップスイッチの操作順番が決定されるようにし、
前記リール制御手段は、前記第1特定役及び前記第2特定役に重複当選した遊技において、前記第1特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する前記ストップスイッチの操作順番で操作されたときは、前記第1特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する停止制御を行うとともに、前記第2特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する前記ストップスイッチの操作順番で操作されたときは、前記第2特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する停止制御を行う
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
少なくとも1つの前記リールでは、前記第1特定役を構成する図柄に対して、前記第1特定役を構成する図柄を有効ラインに停止可能なタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、前記第2特定役を構成する図柄を有効ラインに停止させることができないように、前記第2特定役を構成する図柄を配置し、
前記リール制御手段は、前記第1特定役及び前記第2特定役に重複当選した遊技において、前記第1特定役を構成する図柄を有効ラインに停止可能なタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、前記第1特定役を構成する図柄を有効ラインに停止させるとともに前記第2特定役を構成する図柄を有効ラインに停止させないように前記リールを停止制御し、前記第2特定役を構成する図柄を有効ラインに停止可能なタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、前記第2特定役を構成する図柄を有効ラインに停止させるとともに前記第1特定役を構成する図柄を有効ラインに停止させないように前記リールを停止制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記特別遊技制御手段は、前記特別遊技中における前記役抽選手段による役の入賞回数が予め定められた所定回数となったときは、前記特別遊技を終了するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記特別遊技には、第1特別遊技と第2特別遊技との2種類を有し、
前記役抽選テーブルには、前記第1特別遊技で用いられる第1役抽選テーブルと、前記第2特別遊技で用いられる第2役抽選テーブルとを有し、
前記第1役抽選テーブルの当選領域には、前記第1特定役及び前記第2特定役の重複当選領域が設けられており、
前記第2役抽選テーブルの当選領域には、前記第1特定役及び前記第2特定役の重複当選領域が設けられていない
ことを特徴とするスロットマシン。
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