JP4998986B2 - スロットマシン - Google Patents

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本発明は、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を出力するようにしたスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンとして、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を出力するようにしたスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の発明では、全てのリールが停止して、当該遊技での演出が一旦終了したように見える場合であっても、次の遊技でのメダル投入時等に前遊技からの演出が続く場合があるので、遊技者は、次遊技への期待を持つことができるという効果を有する(特許文献1の段落番号「0058」参照)。
特開2001−187185号公報
ところで、通常遊技中(BB等の特別役の抽選が行われる遊技中)に、例えば第1遊技状態と第2遊技状態とを設け、第2遊技状態のときに特別役に当選したときは、第1遊技状態のときに特別役に当選したときよりも遊技者にとって有利となるように設定することが提案されている。
ここで、第2遊技状態から第1遊技状態にわたって一連の連続演出が選択される可能性がある。すなわち、第2遊技状態のときに連続演出が開始され、第1遊技状態のときにその連続演出が終了する場合である。
この場合において、第1遊技状態に移行してから連続演出中に特別役に当選したときは、遊技者は、特別役に当選して連続演出が開始されたと判断してしまう。それにもかかわらず、第1遊技状態のときに特別役に当選した利益しか受けられないので、不信感を抱いてしまうという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、第1遊技状態のときに特別役に当選したにもかかわらず、第2遊技状態のときに特別役に当選したという誤解を招かないように連続演出を出力することである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、遊技状態として、第1遊技状態と、所定遊技回数継続される第2遊技状態とを有し、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、前記第2遊技状態のときに前記特別役に当選したときは、前記第1遊技状態のときに前記特別役に当選したときよりも遊技者にとって有利となるように設定されており、前記特別役は、前記特別役に当選した遊技において、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、前記特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される役であり、遊技中における演出の内容を定めた演出パターンを複数種類記憶し、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいていずれかの前記演出パターンを選択し、選択された演出パターンに従い、演出の出力を制御する演出制御手段を備え、前記演出パターンには、連続するM(Mは、2以上の整数)遊技にわたって一連の演出を出力するとともに、その一連の演出の中で前記特別役に当選しているか否かを示す連続演出パターンを有し、前記演出制御手段は、前記連続演出パターンを選択したときは、その連続演出パターンに従ってM遊技にわたって一連の演出を出力するように制御し、一定条件下で、遊技状態が前記第2遊技状態である旨の演出を出力するように制御し、遊技状態が前記第2遊技状態である旨の演出を出力している場合において、前記第2遊技状態の残り遊技回数がN(N<M)となったときは、前記第2遊技状態のときに前記特別役に当選したときは前記連続演出パターンの選択を許可するが、前記特別役に当選していないときは前記連続演出パターンを選択しないように制御し、遊技状態が前記第2遊技状態であって、前記第2遊技状態である旨の演出を出力していないときは、前記第2遊技状態の残り遊技回数がNとなったときでも、前記連続演出パターンの選択を許可するように制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記第2遊技状態であるときは、前記第2遊技状態である旨の演出を出力するか否かの抽選を行い、前記演出制御手段は、前記抽選で当選したときは、前記第2遊技状態である旨の演出を出力するように制御することを特徴とする。
(作用)
上記発明においては、連続演出パターンが選択されると、M遊技にわたって一連の演出が出力される。しかし、遊技状態が第2遊技状態である旨の演出を出力している場合において、第2遊技状態の残り遊技回数がN(N<M)となったときは、原則として連続演出が選択されないように制御される。
また、例外として、遊技状態が第2遊技状態である旨の演出を出力しており、第2遊技状態の残り遊技回数がNとなっても、第2遊技状態で特別役に当選していれば連続演出が選択される場合がある。また、遊技状態が第2遊技状態であって第2遊技状態である旨の演出を出力していないときは、第2遊技状態の残り遊技回数がNとなっても連続演出が選択される場合がある。
本発明によれば、第2遊技状態の残り遊技回数がNとなったときは、原則として、N以上の遊技にわたって連続する連続演出が選択されないので、第2遊技状態から第1遊技状態にわたる連続演出は出力されない。これにより、第1遊技状態になってすぐに特別役に当選しても、遊技者に不信感を抱かれてしまうことはない。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、貯留メダルの範囲内でメダルを投入するときに遊技者が操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定される。スロットマシン10は、50枚までのメダルを内部に貯留可能に形成されており、貯留メダルの範囲内でメダルを投入するときは、ベットスイッチ40を操作することで、スロットマシン10にメダルを投入する。
メダル投入口43は、遊技を行うために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口43からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作と同じことを意味する。そして、メダル投入口43から投入されたメダルは、検知センサ(図示せず)によって検知され、スロットマシン10側では、メダルが投入されたと判断し、有効ラインを設定する。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、モータ32が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
さらにまた、遊技制御手段60の出力側には、ランプ21〜画像表示装置23の演出出力機器が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
さらに、5本の図柄組合せラインのうち、遊技者によって投入又は設定操作されたメダル枚数に応じて、図柄組合せラインの中から、有効ラインと無効ラインとが設定される。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
本実施形態では、通常遊技中及び1BB遊技中は、メダルを3枚投入し、5本全ての図柄組合せラインが有効ラインに設定されて遊技が行われる(無効ラインは存在しない)。
また、RB遊技中は、メダルを1枚投入して遊技を行うようにし、水平方向中段の1本の図柄組合せラインが有効ラインに設定される。
なお、メダルを2枚投入して遊技を行うようにし、水平方向3本の図柄組合せラインを有効ラインに設定することも可能である。
図2は、本実施形態における役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。図2に示すように、役としては、特別役、小役、及びリプレイが設けられている。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる遊技)に移行させる役である。本実施形態では、図2に示すように、特別役として、1BB(第1種ビッグボーナス)及びRB(レギュラーボーナス)が設けられている。1BBは、特別遊技の1つである1BB遊技に移行させる役であり、RBは、特別遊技の他の1つであるRB遊技に移行させる役である。
なお、他の特別役として、2BB(第2種ビックボーナス)及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
また、1BBは、図柄の組合せが異なる3種類(1BBA、1BBB、1BBC)が設けられている。
さらにまた、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1、小役2、及び小役3、小役4の4種類が設けられている。そして、各小役ごとに、図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数が異なるように設定されている。さらに、小役4は、小役4A、小役4B、小役4Cの3種類が設けられている。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
さらに、図2に示すように、以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せが予め定められている。なお、小役1における「any」とは、どの図柄でも良いことを意味する。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき(その役の入賞となったとき)は、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役(1BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、それぞれ、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
このように、特別役の当選は持ち越されるのに対し、特別役以外の役(小役及びリプレイ)は、持ち越されない。役の抽選において、特別役以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
なお、特別役に当選していない遊技中(特別役の当選が持ち越されていない遊技中)を、「非内部中」という。また、当該遊技又はそれ以前の遊技において特別役に当選しているが、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技中(特別役の当選が持ち越されている遊技中)を「内部中」という。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作するか又はメダル投入口43からメダルを投入し、スタートスイッチ41をオンする。スタートスイッチ41が操作されると、有効ラインが確定するとともに、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、各ストップスイッチ42を押すことで各リール31の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、全てのリール31の停止時に、有効ライン上に停止したリール31上の図柄の組合せが予め定められたいずれかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
遊技制御手段60は、以下の役抽選手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル62と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が小役1当選領域に属する場合は、小役1の当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。役抽選テーブル62は、遊技状態ごとに特有の役抽選テーブル62を備えている。具体的には、通常遊技中(非内部中)に用いられる役抽選テーブル62、通常遊技中(内部中)に用いられる役抽選テーブル62、1BB遊技中に用いられる役抽選テーブル62、及びRB遊技中に用いられる役抽選テーブル62を備える。
役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
通常遊技(非内部中)に用いられる役抽選テーブル62は、1BB当選領域(1BBA当選領域、1BBB当選領域、1BBC当選領域)、RB当選領域、小役1当選領域、小役2当選領域、小役3当選領域、小役4一括当選領域、小役3と小役4A〜4Cの重複当選領域(小役3と小役4Aとの重複当選領域、小役3と小役4Bとの重複当選領域、小役3と小役4Cとの重複当選領域)、リプレイ当選領域、及び非当選領域を有する。
なお、通常遊技中(内部中)の役抽選テーブル62は、上記の通常遊技中(非内部中)に用いられる役抽選テーブル62の1BB当選領域及びRB当選領域が非当選領域に設定されたものである。
また、1BB遊技中及びRB遊技中に用いられる役抽選テーブル62は、小役1当選領域、小役2当選領域、小役3当選領域、小役4一括当選領域、小役3と小役4A〜4Cのの重複当選領域(小役3と小役4Aとの重複当選領域、小役3と小役4Bとの重複当選領域、小役3と小役4Cとの重複当選領域)、及び非当選領域を有する。
ここで、通常遊技中の役抽選テーブル62において、小役4一括当選領域は、約1/20程度であり、小役3と小役4A〜4Cとの重複当選領域(3つ)は、各1/65536に設定されている。
これに対し、1BB遊技中の役抽選テーブル62では、小役4一括当選領域は、約1/30程度であり、小役3と小役4A〜4Cとの重複当選領域(3つ)は、各1/5に設定されている。したがって、1BB遊技中は、3/5の確率で、小役3と小役4A〜4Cのいずれか1つとに重複当選するように設定されている。
また、RB遊技中の役抽選テーブルでは、小役3の当選領域が約1/1.2程度に設定されている。
特別役当選持越し手段63は、特別役に当選したときに、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(特別役が入賞するまで)の遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
図示しないが、特別役ごとに特別役フラグが設けられており、例えば1BBAの当選時には、1BBAに係る特別役フラグがオンとなり、1BBAが入賞したときはオフにされる。
リール制御手段64は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
例えば、リール制御手段64は、役に当選した遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
ここで、「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでのリール31の回転量(図柄の移動数)の範囲内を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄から数えて5図柄以内に設定されている。いいかえれば、リール31の停止制御時間の範囲内、すなわちストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでの時間を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間から190ms以内に設定されている。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間の図柄から数えてリール31の停止制御の範囲内にある図柄数(5図柄)先までの図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
いいかえれば、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、「リール31の停止制御の範囲内」においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、役の非当選時に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、「リール31の停止制御の範囲内」においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
停止位置決定テーブル65は、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。
停止位置決定テーブル65は、以下の1BBテーブル等を備える。
1BBテーブルは、当該遊技で1BBに単独当選したこと、又は当該遊技以前の遊技で1BBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、1BB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。1BBは3種類設けられているので、それぞれ、1BBAテーブル、1BBBテーブル、1BBCテーブルを備える。
RBテーブルについても、上記の1BBテーブルと同様であり、1BBテーブルにおける「1BB」を「RB」に読み替えたものに相当する。
また、小役1テーブルは、(特別役の当選を持ち越していない遊技であって)当該遊技で小役1に当選したことを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役1以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
小役2テーブル、小役3テーブル、リプレイテーブルについても、それぞれ上記小役1テーブルと同様であり、小役1テーブルにおける「小役1」を、それぞれ「小役2」、「小役3」、「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
さらにまた、小役4テーブルは、小役4一括当選時に用いられ、「赤7」−「ベル」−「ベル」、「青7」−「ベル」−「ベル」、「白7」−「ベル」−「ベル」のいずれかの図柄の組合せを有効ラインに停止させるように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらに、非当選テーブルは、特別役の当選を持ち越していない非当選時の遊技で用いられ、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、小役4A優先小役3・小役4Aテーブルは、(特別役の当選を持ち越していない遊技であって)当該遊技で小役3と小役4Aとに重複当選した遊技で用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、最初に、小役4Aに対応する図柄の組合せである「赤7」−「ベル」−「ベル」を有効ラインに停止させることを優先するとともに、小役4Aに対応する図柄の組合せ有効ラインに停止させることができないときは、次に、小役3に対応する図柄の組合せである「ベル」−「ベル」−「ベル」を有効ラインに停止させるように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
小役4B優先小役3・小役4Bテーブルについても、上記の小役4A優先小役3・小役4Aテーブルと同様であり、小役4A優先小役3・小役4Aテーブルにおける「小役4A」を「小役4B」と読み替えるとともに、「赤7」を「青7」と読み替えたものである。
同様に、小役4C優先小役3・小役4Cテーブルについても、上記の小役4A優先小役3・小役4Aテーブルと同様であり、小役4A優先小役3・小役4Aテーブルにおける「小役4A」を「小役4C」と読み替えるとともに、「赤7」を「白7」と読み替えたものである。
なお、特別役の当選を持ち越している遊技中にいずれかの小役に当選したときは、当選を持ち越している特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先し、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、当該遊技で当選した小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めた停止位置決定テーブルが用いられる。
さらに、特別役の当選を持ち越している遊技中にリプレイに当選したときは、当該遊技で当選したリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先し、リプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、当選を持ち越している特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めた停止位置決定テーブルが用いられる。
以上の停止位置決定テーブル65を用いて、リール停止制御手段64は、いずれかの役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときは、リール31の停止制御の範囲内において、その役に対応する図柄の組合せを構成する図柄を有効ラインに停止させるように制御する。
次に、本実施形態におけるリール31上の図柄配列と、リール31の停止制御との関係について説明する。
図3は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図3では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図3では図示を省略している。
図3に示すように、各リール31には、21個の図柄が等間隔で配列されている。
また、各リール31には、「ベル」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「ベル」の図柄がリール31に配列されている。
したがって、「ベル」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「ベル」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
以上より、小役3に当選し、小役3テーブルが用いられたときは、常に、当選した小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる。
、また、左リール31では、「白7」、「赤7」、及び「青7」は、7図柄間隔で配置されている。これにより、5図柄以内で停止制御が行われる本実施形態の場合は、ストップスイッチ42が操作された位置からは、「白7」、「赤7」、及び「青7」のうち、いずれか1つの図柄しか有効ラインに停止させることができない。
したがって、例えば左リール31が「赤7」に係る小役4Aに当選した場合において、14番から16番までの図柄が表示窓内に存在する時から、20番、0番、1番が表示窓内に存在する時までの間にストップスイッチ42が操作されれば、20番の「赤7」がいずれかの有効ラインに停止するように左リール31停止制御される。一方、14番から16番までの図柄が表示窓内に存在する瞬間から、20番、0番、1番が表示窓内に存在するまでの間にストップスイッチ42が操作されたときは、13番の「青7」や、6番の「白7」は、有効ラインに停止することはない。
同様に、左リール31が「青7」に係る小役4Bに当選した場合において、7番から9番までの図柄が表示窓内に存在する時から、13番、14番、15番が表示窓内に存在する時までの間にストップスイッチ42が操作されれば、13番の「青7」がいずれかの有効ラインに停止するように左リール31停止制御される。一方、7番から9番までの図柄が表示窓内に存在する時から、13番、14番、15番が表示窓内に存在する時までの間にストップスイッチ42が操作されたときは、20番の「赤7」や、6番の「白7」は、有効ラインに停止することはない。
さらに同様に、左リール31が「白7」に係る小役4Cに当選した場合において、0番から2番までの図柄が表示窓内に存在する時から、6番、7番、8番が表示窓内に存在する時までの間にストップスイッチ42が操作されれば、6番の「白7」がいずれかの有効ラインに停止するように左リール31停止制御される。一方、0番から2番までの図柄が表示窓内に存在する時から、6番、7番、8番が表示窓内に存在する時までの間にストップスイッチ42が操作されたときは、20番の「赤7」や、13番の「青7」は、有効ラインに停止することはない。
なお、小役4に係る図柄のうち、中リール31及び右リール31の図柄は、全て「ベル」であるので、上述したように、小役4の当選時は、中リール31及び右リール31については、いずれの位置でストップスイッチ42が操作されても、有効ラインに「ベル」の図柄を停止させることができる。
よって、小役4に一括当選し、小役4テーブルが用いられたときは、左リール31には、「赤7」、「青7」、「白7」のいずれかを有効ラインに停止させることができ、中リール31及び右リール31についてはいずれの有効ラインにも停止させることができる。したがって、小役4一括当選時には、必ず、少なくとも1つの図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる。
これに対し、小役4A優先小役3・小役4Aテーブルが用いられたときは、小役4Aに当選していることが事前にわかっていれば、その図柄の組合せが有効ラインに停止するようにストップスイッチ42を操作する(14番から16番までの図柄が表示窓内に存在する時から、20番、0番、1番が表示窓内に存在する時までの間にストップスイッチ42を操作する)ことができる。これに対し、どの図柄に係る小役4に当選したかがわからないときは、1/3の確率でしか当選した小役4に係る図柄を有効ラインに停止させることはできない。
ただし、小役4A優先小役3・小役4Aテーブルが用いられた場合において、小役4Aに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、常に、小役3に対応する図柄の組合せを停止させることができる。上述したように、「ベル」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「ベル」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができるからである。したがって、小役3・小役4A重複当選時には、2/3の確率で、小役3が入賞する。
小役4B優先小役3・小役4Bテーブルが用いられたときや、小役4C優先小役3・小役CBテーブルが用いられたときも同様である。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
なお、停止図柄判断手段66は、リール31が実際に停止してから図柄の組合せを判断するのではなく、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置から、停止制御テーブル66によってリール31の停止位置が定められた時点で、有効ライン上の図柄の組合せを判断することも可能である。
払出し手段67は、停止図柄判断手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
遊技状態制御手段68は、通常遊技中(非内部中)の遊技状態を、第1遊技状態又は第2遊技状態のいずれに設定するかを制御するものである。なお、第1遊技状態や第2遊技状態は、通常遊技(非内部中)の遊技状態であり、通常遊技中(内部中)、1BB遊技中、RB遊技中は、これらの遊技状態の区別はない。
ここで、第1遊技状態とは、この遊技状態のときに1BBに当選したときは、ノーマル1BB遊技に移行しやすい遊技状態である。また、第2遊技状態とは、この遊技状態のときに1BBに当選したときは、ハイパー1BB遊技(ノーマル1BB遊技よりも遊技者にとって有利な遊技)に移行しやすい(特に本実施形態では、必ずハイパー1BB遊技に移行する)遊技状態である。
そして、通常は、第1遊技状態であり、第2遊技状態への移行条件を満たしたときに、第1遊技状態から第2遊技状態に移行し、予め定められた遊技回数だけ第2遊技状態の遊技が実行され、その遊技回数が終了すると、再度、第1遊技状態に戻る。
第1遊技状態から第2遊技状態に移行するか否かの抽選は、第1遊技状態では毎遊技行われる。例えば、1/200で当選するようにソフトウェア乱数を用いて抽選が行われる。
また、第1遊技状態では、次回の第2遊技状態の遊技回数を何回にするかの抽選が行われる。本実施形態では、小役1当選時、及び非当選時の1/100で遊技回数の抽選が行われ、この抽選で遊技回数が決定されたときは、それまでの遊技回数に、今回決定された遊技回数を加算して、新たな遊技回数を記憶(ストック)する。例えば、それまでの遊技回数が100遊技であり、当該遊技で小役1に当選し、遊技回数の抽選の結果、50遊技に決定されたときは、新たな遊技回数は150遊技とされ、その値が次回の第2遊技状態の遊技回数として記憶される。
図4は、決定される(加算される)遊技回数とその当選確率を示す図である。図4に示すように、加算される遊技回数として、10回、20回、・・・、200回が定められており、それぞれ所定の確率で当選する。例えば、小役1当選時に抽選が行われた場合には、遊技回数20回は、2/10の確率で当選する。
また、加算された(ストックされた)遊技回数が多いほど、第1遊技状態から第2遊技状態に移行するか否かの抽選に当選しやすくなるように設定されている。図5は、第2遊技状態に移行するか否かの抽選における当選確率と、ストックされている遊技回数との関係を示す図である。図5に示すように、ストックされている遊技回数が多いほど、第2遊技状態の移行抽選に当選しやすくなる。
また、遊技状態制御手段68は、第2遊技状態のときは、遊技回数をカウントする。そして、第2遊技状態の遊技回数が所定回数(例えば、150遊技回数がストックされていたときに第2遊技状態に移行したときは、150遊技)に到達したときは、遊技状態制御手段68は、第2遊技状態を終了し、第1遊技状態に移行する。
また、遊技状態制御手段68は、1BB遊技の終了後は、常に、第2遊技状態の遊技に設定する。この遊技回数を何回にするかは、例えば抽選によって決定する。具体的には、1BBの当選時、1BBの入賞時、1BB遊技の終了時等に、乱数を用いて、30回、50回、100回のうちからいずれか1つを選択すること等が挙げられる。
そして、遊技状態制御手段68は、1BB遊技の終了後、第2遊技状態での遊技回数を終了すると、次遊技から第1遊技状態に移行するように制御する。
特別遊技制御手段69は、特別遊技(1BB遊技又はRB遊技)の開始(通常遊技から1BB遊技又はRB遊技への移行)、1BB遊技中又はRB遊技中の遊技の進行、及び1BB遊技又はRB遊技の終了を制御するものである。
先ず、通常遊技中に、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBの入賞となり、次遊技から1BB遊技が開始される。1BB遊技では、高確率(合算値3/5)で、小役3と小役4とに重複当選する遊技状態となる。
そして、本実施形態では、1BB遊技の終了条件として、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数が450枚以上になったことに設定されている。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
また、本実施形態の1BB遊技は、上述したように、ノーマル1BB遊技とハイパー1BB遊技とが設けられている。
そして、第1遊技状態のときに1BBに当選し、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、ノーマル1BB遊技に移行する確率をX1(X1>0)に設定するとともに、ハイパー1BB遊技に移行する確率をY1(Y1≧0)に設定している。
さらに、第2遊技状態のときに1BBに当選し、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、ノーマル1BB遊技に移行する確率をX2(X2≧0、かつX2<X1)に設定するとともに、ハイパー1BB遊技に移行する確率をY2(Y2>0、かつY2>Y1)に設定している。
具体的に本実施形態では、第1遊技状態のときに1BBに当選したときは、ハイパー1BB遊技に移行するかノーマル1BB遊技に移行するかの抽選を行い、2/3(X1)の確率でノーマル1BB遊技に移行するようにし、1/3の確率(Y1)でハイパー1BB遊技に移行するように設定されている。これに対し、第2遊技状態のときに1BBに当選したときは、常に、ハイパー1BB遊技に移行し(確率Y2=1)、ノーマル1BB遊技は移行しない(確率X2=0)。
ノーマル1BB遊技とハイパー1BB遊技とでは、払出し枚数が450枚以上となった時点で終了することは共通するが、ハイパー1BB遊技では、ノーマル1BB遊技よりも少ない遊技回数で払出し数が450枚に到達するように設定されているので、1BB遊技中の純増枚数(差枚数)としては、ハイパー1BB遊技の方が有利となる。例えば、ハイパー1BB遊技では、1BB遊技中の純増枚数が380枚程度であるのに対し、ノーマル1BB遊技では、1BB遊技中の純増枚数が340枚程度となる。
ここで、小役4の入賞時の払出し数は15枚に設定されており、小役3の入賞時の払出し数は10枚に設定されている。したがって、小役3と小役4との重複当選時は、小役4を入賞させる方が有利となる。
そして、ノーマル1BB遊技では、小役3と小役4との重複当選時において、小役4A〜小役4Cのうち、どの小役4に当選したかが報知されない。したがって、当選した小役4を入賞させることができる(15枚のメダルを獲得できる)のは、確率上、1/3であり、2/3の確率で小役3が入賞する(獲得枚数は10枚となる)。
これに対し、ハイパー1BB遊技では、小役3と小役4との重複当選時において、小役4A〜小役4Cのうち、どの小役4に当選したかが報知される。したがって目押しミスがない限り、当選した小役4を常に入賞させることができる。
このようにして、ハイパー1BB遊技の方がノーマル1BB遊技よりも早く規定枚数(450枚)に到達する。
また、特別遊技制御手段69は、RBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からRB遊技に移行させる。
RB遊技では、小役3の払出し枚数が15枚に設定されているともに、高確率で小役3が当選・入賞する遊技状態となる。なお、RB遊技では、1枚のメダルを投入して遊技を行う。
本実施形態では、RB遊技の終了条件として、役の入賞回数が8回に到達したこと、又は遊技回数が12回に到達したことに設定されている。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、RB遊技中の役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、毎遊技、役の入賞回数及び遊技回数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、役の入賞回数が8回に到達するか、又は遊技回数が12回に到達したと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
演出制御手段70は、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段70は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段70は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役当選時、小役当選時、リプレイ当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
なお、詳細は後述するが、本実施形態では、連続する複数の遊技にわたって一連の演出を出力するための連続演出パターンが設けられている。
さらにまた、演出制御手段70は、以下の当選小役報知手段70a等を備える。
当選小役報知手段70aは、ハイパー1BB遊技中に小役3と小役4とに重複当選したときに、どの小役4に当選したかを遊技者に報知するものである。報知方法としては、例えば「赤7」−「ベル」−「ベル」に当選したときは、ランプ(LED)を赤色に点滅させたり、画像表示装置23に赤色の7の画像を表示したりする。
なお、ノーマル1BB遊技中に小役3と小役4とに重複当選したときは、当選小役報知手段70aは、当選した小役4に係る情報の報知を行わない。
ゲージ表示制御手段70bは、画像表示装置23に画像表示しているゲージ(メーター)の長さを制御表示するものである。
ゲージ表示制御手段70bは、遊技状態制御手段68による第2遊技状態の加算遊技回数の抽選に当選したときは、ゲージの長さを変更するか否かの抽選を行い、その抽選に当選したときは、ゲージの長さを変更する画像表示を行う。
そして、ゲージの長さを変更するか否かの抽選に当選したときは、次に、ゲージの長さをどの程度長くするかの抽選を行う。なお、ゲージの長さは、次第に長くなるように設定され、現時点より短くなることはない。
例えば、ゲージの全長(最大時)を100とし、現在のゲージの長さが40であり、ゲージの長さをどの程度変更するかの抽選で20に決定されたときは、ゲージ表示制御手段70bは、ゲージの長さをそれまでの40から60に変化させる。
なお、本実施形態では、第1遊技状態中において、ゲージの長さが100となったときは、常に、第1遊技状態から第2遊技状態に移行するように設定されている。このため遊技状態制御手段68による第1遊技状態から第2遊技状態に移行するか否かの抽選で当選したときは、所定の確率(例えば、1/3の確率)で、ゲージを最大(100)に変化する演出を選択するように制御する。
図6は、本実施形態のゲージ(画像表示装置23に画像表示されたゲージ)を示す図である。図6では、ゲージの長さが40%となっている例を示している。
なお、ゲージの長さを変更することに決定された場合において、第1遊技状態中から第2遊技状態に移行しないときは、変更後のゲージの長さが100%未満となるようにゲージの長さを選択する。図6の例では、現時点でのゲージの長さが40%であるので、第1遊技状態中から第2遊技状態に移行しないときは、追加するゲージの長さが60%未満となるようにゲージの長さを選択する。
画像表示制御手段70cは、第1遊技状態及び第2遊技状態での演出画像を制御するものである。第1遊技状態である可能性が高いことを意味する画像Z1と、第2遊技状態である可能性が高いことを意味する画像Z2及び画像Z3とを設けておく。そして、第1遊技状態では画像Z1を画像表示し、第1遊技状態から第2遊技状態に移行したときに、画像Z2又は画像Z3を抽選により選択し、選択した演出画像を画像表示装置23に画像表示する。
また、画像表示制御手段70cは、第2遊技状態中に、演出画像を第1遊技状態の可能性が高い画像に戻すか否かの抽選を毎遊技行う。この抽選に当選したときは、演出画像が画像Z2又は画像Z3から画像Z1に変更される。したがって、実際には未だ第2遊技状態であるにもかかわらず、第1遊技状態の可能性が高い画像Z1が出力される場合がある。
あるいは、実際には既に第2遊技状態から第1遊技状態に移行しているにもかかわらず、第2遊技状態の可能性が高い画像Z2又はZ3が出力される場合がある。
続いて、本実施形態における演出を出力するため処理の流れを、フローチャートに基づいて説明する。図7は、演出処理の流れを示すフローチャートである。
図7のステップS11において、先ず、通常時の抽選の演出が行われる。次のステップS12では、第2遊技状態の遊技回数を加算するための抽選を行う条件を満たしたか否かが判断される。本実施形態では、小役1の当選時、及び非当選時の1/100で抽選を行う条件を満たしたと判断される。
そして、ステップS13に進み、第2遊技状態の加算遊技回数を抽選によって決定する。次いで、ステップS14で、抽選により決定された遊技回数をそれまでの遊技回数に加算する処理を行う。ここで算出された新たな遊技回数は、ステップS14で記憶(ストック)される。
次のステップS15では、当該遊技が第2遊技状態であるか否かが判断される。第2遊技状態でない(第1遊技状態である)と判断されたときはステップS16に進み、第2遊技状態であると判断されたときはステップS22に進む。すなわち、第2遊技状態であるときは、ステップS16以降の処理を行わない。
ステップS16では、第2遊技状態の遊技回数のストックがあるか否かが判断される。ストックがあると判断されたときはステップS17に進み、ストックがないと判断されたときはステップS23に進む。すなわち、ストックがないときは遊技状態を第2遊技状態に移行させることができないので、ステップS17の処理を行わない。
ステップS17では、遊技状態制御手段68は、遊技状態を、第2遊技状態に移行するか否かの抽選を行う。そしてさらに、次のステップS18では、ゲージ数を上昇させる演出を行うか否かが抽選によって決定される。次のステップS19では、ステップS18でゲージ数を上昇させる演出を行うことに決定されたときに、ゲージ上昇数の抽選が行われる。ここでは、第1遊技状態から第2遊技状態に移行しないときは、ゲージ数が最大値(100)とならないように上昇ゲージ数が決定される。一方、第1遊技状態から第2遊技状態に移行するときは、ゲージ数が最大値(100)となるように上昇ゲージ数が決定される場合がある。
次のステップS20では、第2遊技状態に移行するか否か(ステップS17での抽選に当選したか否か)が判断され、第2遊技状態に移行すると判断されたときはステップS21に進み、移行しないと判断されたときはステップS23に進む。
ステップS21では、演出シートの抽選を行う。上述したように、第2遊技状態で用いられる画像を、画像Z2又は画像Z3としたとき、いずれを用いるかを抽選によって決定する。この抽選は、第1遊技状態から第2遊技状態に移行するときの遊技でのみ行われる。
次にステップS22に進み、ステージ移行抽選を行う。ここでステージ移行抽選とは、第2遊技状態の可能性が高い演出から第1遊技状態の可能性が高い演出に切り替えるための抽選である。この処理は、必ずしも第2遊技状態から第1遊技状態に移行したときのみとは限られない。第2遊技状態のままでも第2遊技状態の可能性が高い演出から第1遊技状態の可能性が高い演出に切り替えられる場合があり、また、第1遊技状態に移行した後も第2遊技状態の可能性が高い演出が維持される場合がある。
次のステップS23では、選択された演出パターンに基づいて演出が開始され、ステップS24で演出の出力が終了すると、本フローチャートによる処理を終了する。
次に、本実施形態における連続演出について説明する。
なお、以下の連続演出の説明では、第1遊技状態のときは、第1遊技状態の可能性が高い画像Z1が画像表示され、第2遊技状態のときは、第2遊技状態の可能性が高い画像Z2又は画像Z3が画像表示されるものとする。
通常は、1遊技で出力される演出内容は完結しており、役の抽選結果等に応じて1遊技ごとに独立した演出が出力される。また、全ての遊技において共通する演出も設けられており、このような共通演出は、以下で説明する連続演出には含まれないものとする。
本実施形態の連続演出とは、連続する複数遊技間にわたって一連の(1ストーリーの)内容を有する演出である。例えば、第1遊技目に、主人公キャラクタが登場し、第2遊技目に敵キャラクタが登場し、第3遊技目以降に、主人公キャラクタと敵キャラクタが戦い、連続演出の最後の遊技での演出で、いずれかのキャラクタが勝利する等の演出である。そして、例えば特別役に当選しているときは、主人公キャラクタが勝利するように制御し、特別役に当選していないときは、敵キャラクタが勝利するように制御する。
連続演出の選択は、上述した演出パターンの中に連続演出パターンを設けておき、それを抽選で選択するようにする。
また、連続演出パターンは、1BB当選時には所定確率で選択されるように設定することが挙げられる。例えば、連続演出パターン選択時は、25%の確率で1BBに当選しており、残り75%が1BBに当選していないようにする等である。
連続演出制御手段70dは、本実施形態における連続演出を制御するものである。特に本実施形態では、連続演出が第2遊技状態と第1遊技状態とをまたぐときに、後述する所定の制御を行う。
上述したように、第2遊技状態のときに1BBに当選したときは、必ずハイパー1BB遊技が実行される。しかし、第2遊技状態のときに連続演出が開始され、第1遊技状態に移行した後に1BBに当選し、その連続演出の終了時に、1BBに当選していた演出が出力された場合には、遊技者は、第2遊技状態で1BBに当選したにもかかわらず、ハイパー1BB遊技に移行しないとして、不信感を抱いてしまう。
例えば、第2遊技状態の残り1遊技目(例えば第2遊技の遊技回数が100遊技で、99遊技目)で、3遊技にわたって演出を行う連続演出が選択された場合において、連続演出の最後の遊技(第1遊技状態の1遊技目)に1BBに当選し、抽選の結果、ノーマル1BBに決定されたときは、遊技者は、第2遊技状態で連続演出が開始されたのに(第2遊技状態で1BBに当選したはずなのに)、ハイパー1BBに移行しなかった、というような不信感を抱いてしまう。
そこで、本実施形態では、原則として、第2遊技状態の最終遊技近傍においては、連続演出を選択しないように制御する。
遊技状態が第2遊技状態である場合(第2遊技状態の演出が出力されている場合)において、M遊技にわたって一連の演出を出力するように制御する場合には、第2遊技状態の残り遊技回数がN(N<M)となったときは、連続演出をしないように制御する。
例えば、連続演出として、連続する2遊技で出力される2連続演出、連続する3遊技で出力される3連続演出、連続する4遊技で出力される4連続演出が設けられているものとする。
そして、2連続演出は、第2遊技状態の残り遊技回数が1遊技以前であるとき(例えば、第2遊技状態の遊技回数が100遊技中、99遊技目、又はそれ以前)は選択を許可するように制御し、残り遊技回数が0遊技であるとき(例えば、100遊技中、100遊技目)は、選択されないように制御する。
同様に、3連続演出は、第2遊技状態の残り遊技回数が2遊技以前であるとき(例えば、第2遊技状態の遊技回数が100遊技中、98遊技目、又はそれ以前)は選択を許可するように制御し、残り遊技回数が1遊技以下であるとき(例えば、100遊技中、99遊技目以降)は、選択されないように制御する。
さらに同様に、4連続演出は、第2遊技状態の残り遊技回数が3遊技以前であるとき(例えば、第2遊技状態の遊技回数が100遊技中、97遊技目、又はそれ以前)は選択を許可するように制御し、残り遊技回数が2遊技以下であるとき(例えば、100遊技中、98遊技目以降)は、選択されないように制御する。
このようにすれば、第2遊技状態と第1遊技状態とにわたる連続演出が選択されなくなる。したがって、連続演出中に1BBに当選しても、第2遊技状態のときに1BBに当選したときはハイパー1BB遊技に移行させることができ、第1遊技状態のときに1BBに当選した場合において抽選で当選しなかったときはノーマル1BB遊技に移行させることができる。
また、第1の例外として、第2遊技状態のときに1BBに当選したときは、第2遊技状態から第1遊技状態にわたる連続演出が選択されることを許可するように制御する。第2遊技状態で1BBに当選したときは、常にハイパー1BB遊技に移行するのであるから、第1遊技状態に移行した後に1BBに当選している旨を報知する演出を出力したとしても、遊技者に不信感を与えることがないからである。
さらにまた、上述したように、第1遊技状態のときは、第1遊技状態の可能性が高い画像Z1が画像表示され、第2遊技状態のときは、第2遊技状態の可能性が高い画像Z2又は画像Z3が画像表示されるものとした。しかし、これに限らず、第2遊技状態である可能性が高い演出(上述の演出画像が画像Z2又は画像Z3)が出力されているときだけ、第2遊技状態から第1遊技状態にわたる連続演出を選択しないように制御し、第1遊技状態である可能性が高い演出(上述の演出画像が画像Z1)が出力されているときは、第2遊技状態から第1遊技状態にわたる連続演出の選択を許可するように制御しても良い。なぜなら、第1遊技状態である可能性が高い演出が出力されている間に当選した1BBでは、ノーマル1BB遊技に移行させることができるからである。
図8は、連続演出の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図8のフローチャートでは、第1遊技状態では第1遊技状態である可能性が高い演出が出力され、第2遊技状態では第2遊技状態である可能性が高い演出が出力されているものとする。
先ず、ステップS31では、連続演出フラグがオンであるか否かが判断される。後述するが、連続演出フラグは、連続演出が選択された時にオンとなり、連続演出が終了したときにオフにされるフラグである。ステップS31で連続演出フラグがオンであると判断されたときはステップS37に進み、オンでないと判断されたときはステップS32に進む。
ステップS32では、当該遊技の演出の内容を抽選により決定する。すなわち、上述したように、演出パターンを選択する。ステップS33では、選択した演出パターンが連続演出パターンであるか否かを判断する。連続演出パターンが選択されたと判断したときはステップS34に進み、連続演出パターンが選択されていない(通常の演出パターンが選択された)と判断したときは、ステップS42に進む。
ステップS33からステップS34に進むと、連続演出フラグがオンにされる。そして次のステップS35に進む。
ステップS35では、当該遊技が第2遊技状態であるか否かが判断される。第2遊技状態であると判断されたときはステップS36に進み、第2遊技状態でない(第1遊技状態である)と判断されたときはステップS37に進む。すなわち、第1遊技状態であるときは連続演出を無条件で出力するようにする。
ステップS36では、連続演出を出力するための遊技回数の条件を満たすか否かが判断される。すなわち、「M」(M≧2)遊技の連続演出パターンが選択された場合において、第2遊技状態での残り遊技回数が「N」(N<M)以上であるか否かが判断される。
遊技回数の条件を満たすと判断されたときはステップS37に進み、満たされないと判断したときはステップS40に進む。
ステップS37では、選択した連続演出パターンに基づく連続演出を出力する。これに対し、ステップS36からステップS40に進むと、1BBに当選しているか否かが判断される。当選していると判断されたときはステップS37に進んで連続演出を出力する(第2遊技状態のときに1BBに当選したので、連続演出の出力を許可する)。これに対し、ステップS40で1BBに当選していないと判断されたときはステップS41に進む。
ステップS37からステップS38に進むと、連続演出が当該遊技で終了するか否かが判断される。終了すると判断されたときはステップS39に進み、終了しないと判断されたときは、本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS39では、連続演出フラグがオフにされる。そして本フローチャートによる処理を終了する。
また、ステップS40からステップS41に進んだときは、選択した連続演出パターンをキャンセルし、通常の演出パターンの中から演出パターンを選択し直す。そしてステップS42に進む。
ステップS33又はステップS41からステップS42に進むと、通常の演出が出力される。そして本フローチャートによる処理を終了する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)第1遊技状態からノーマル1BBに移行する確率やハイパー1BB遊技に移行する確率、第2遊技状態からノーマル1BBに移行する確率やハイパー1BB遊技に移行する確率は、本実施形態で示した確率に限定されるものではない。また、特別役としては、1BBに限らず、他の特別役であっても良い。また、ノーマル1BB遊技とハイパー1BB遊技とを設けたが、これに限らず、遊技者が受ける利益が異なる複数の特別遊技を設ければ良い。
(3)本実施形態では、小役1の当選時や非当選時の1/100で、第2遊技状態の遊技回数を加算する抽選を行ったが、他の役の当選時や、累積遊技回数等に基づいて抽選を行うことも可能である。
(4)第1遊技状態から第2遊技状態に移行するための抽選は、本実施形態で示したものに限定されることなく、どのような契機で抽選を行っても良い。また、当選しやすさについても、どのような条件を設けても良い。
(5)連続演出としては、2連続、3連続、4連続を設けたが、何遊技連続させるかは任意である。
本実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 本実施形態における役の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。 各リールの図柄配列を示す平面図である。 決定される遊技回数とその当選確率を示す図である。 決定される遊技回数とその当選確率を示す図である。 第2遊技状態に移行するか否かの抽選における当選確率と、ストックされている遊技回数との関係を示す図である。 演出処理の流れを示すフローチャートである。 連続演出の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 遊技状態制御手段
69 特別遊技制御手段
70 演出制御手段
70a 当選小役報知手段
70b ゲージ表示制御手段
70c 画像表示制御手段
70d 連続演出制御手段

Claims (2)

  1. 遊技状態として、第1遊技状態と、所定遊技回数継続される第2遊技状態とを有し、
    遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、
    前記第2遊技状態のときに前記特別役に当選したときは、前記第1遊技状態のときに前記特別役に当選したときよりも遊技者にとって有利となるように設定されており、
    前記特別役は、前記特別役に当選した遊技において、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、前記特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される役であり、
    遊技中における演出の内容を定めた演出パターンを複数種類記憶し、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいていずれかの前記演出パターンを選択し、選択された演出パターンに従い、演出の出力を制御する演出制御手段を備え、
    前記演出パターンには、連続するM(Mは、2以上の整数)遊技にわたって一連の演出を出力するとともに、その一連の演出の中で前記特別役に当選しているか否かを示す連続演出パターンを有し、
    前記演出制御手段は、
    前記連続演出パターンを選択したときは、その連続演出パターンに従ってM遊技にわたって一連の演出を出力するように制御し、
    一定条件下で、遊技状態が前記第2遊技状態である旨の演出を出力するように制御し、
    遊技状態が前記第2遊技状態である旨の演出を出力している場合において、前記第2遊技状態の残り遊技回数がN(N<M)となったときは、前記第2遊技状態のときに前記特別役に当選したときは前記連続演出パターンの選択を許可するが、前記特別役に当選していないときは前記連続演出パターンを選択しないように制御し、
    遊技状態が前記第2遊技状態であって、前記第2遊技状態である旨の演出を出力していないときは、前記第2遊技状態の残り遊技回数がNとなったときでも、前記連続演出パターンの選択を許可するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第2遊技状態であるときは、前記第2遊技状態である旨の演出を出力するか否かの抽選を行い、
    前記演出制御手段は、前記抽選で当選したときは、前記第2遊技状態である旨の演出を出力するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
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