JP2003019254A - 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003019254A
JP2003019254A JP2001330104A JP2001330104A JP2003019254A JP 2003019254 A JP2003019254 A JP 2003019254A JP 2001330104 A JP2001330104 A JP 2001330104A JP 2001330104 A JP2001330104 A JP 2001330104A JP 2003019254 A JP2003019254 A JP 2003019254A
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JP2001330104A
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English (en)
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Yukinori Onoda
幸紀 小野田
Kenji Shirata
健二 白田
Takumi Iinuma
卓巳 飯沼
Takahiro Suzuki
貴浩 鈴木
Yoji Ishizawa
陽二 石澤
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Olympia KK
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊な遊技状態に移行させる期待感を、複数
回の遊技に跨って、継続して、持つことができて、かか
る期待感を、複数回の遊技に跨って徐々に高揚させるこ
とができる遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供する。 【解決手段】 遊技機(10)は、所定の条件を満足するこ
とにより、所定の点数を得点として計算する得点カウン
ト手段(123)と、得点カウント手段(123)の得点を、複数
回の遊技に跨って記憶するための得点記憶手段(124)
と、得点記憶手段(124)により複数回の遊技に跨って記
憶された得点が、所定の数値に達することを条件とし
て、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行さ
せる特殊遊技状態移行手段(125)とを備えたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数回の遊技に
跨って記憶された得点が所定の数値に達することを条件
として特殊な遊技状態に移行可能な遊技機に関するもの
である。また、この発明は、遊技機用プログラム、及び
遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に関し、さらに詳しくは、遊技機を、特殊
遊技状態移行手段等として機能させる遊技機用プログラ
ム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機としては、周囲に
複数の図柄を表示した回転リールと、乱数を用いて当選
図柄の抽選を行うための当選抽選手段とを備えている。
そして、当選抽選手段の抽選結果が当選である場合に回
転リールの当選図柄が所定の停止位置で停止することを
条件として入賞して遊技者に利益を付与するように設定
されている。
【0003】すなわち、従来の遊技機は、当選抽選手段
による1回の当選抽選の結果により、当選か否かが決定
されるように設定されている。また、従来の遊技機は、
当選抽選手段による1回の当選抽選の結果、当選である
場合に、回転リールの当選図柄が所定の停止位置に揃う
ことを条件として、いわゆるビッグボーナスゲーム(以
下、「BBゲーム」という。)や、レギュラーボーナス
ゲーム(以下、「RBゲーム」という。)や、また、一
方では、当選抽選手段による1回の当選抽選の結果、当
選である場合、BBゲーム終了後に、チャレンジタイム
ゲーム(以下、「CTゲーム」という。)や、アシスト
タイムゲーム(以下、「ATゲーム」という。)や、リ
プレイタイムゲーム(以下、「RTゲーム」という。)
等の特別遊技に移行するように設定されている。
【0004】このように、遊技状態が、当選が成立して
いる状態になることや、特別遊技に移行可能な状態にな
ることや、特別遊技に移行した状態になること等の遊技
状態の変化は、当該遊技中、当選抽選手段による1回の
当選抽選結果によって決定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の遊技機では、遊技状態の変化は、当該遊技中、当選抽
選手段による1回の当選抽選の結果に左右されるもので
ある。すなわち、当該遊技の1回の当選抽選によって当
選か否かや、BBゲーム等への特別遊技への移行が決定
されるものであって、当選への期待感を徐々に増加させ
るようなことはできなかった。このため、当該遊技の1
回の当選抽選で、将来の遊技状態の全てが決定されるこ
ととなり、期待感を徐々に高揚することができず、面白
くないと感じる者もいるといった問題点があった。
【0006】そこで、各請求項にそれぞれ記載された各
発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)すなわち、請求項1記載の発明は、上記し
た従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、通常の遊技状態とは異な
る特殊な遊技状態に移行させる期待感を、複数回の遊技
に跨って、継続して、持つことができて、かかる期待感
を、複数回の遊技に跨って徐々に高揚させることができ
る遊技機を提供しようとするものである。
【0007】(請求項2)請求項2記載の発明は、上記
した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。すなわち、請求項2記載の発明は、特別遊技へ移
行する期待感を、複数回の遊技に跨って、継続して、持
つことができて、特別遊技へ移行する期待感を、複数回
の遊技に跨って徐々に高揚させることができる遊技機を
提供しようとするものである。
【0008】(請求項3)請求項3記載の発明は、上記
した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。すなわち、請求項3記載の発明は、所定の当選へ
の期待感を、複数回の遊技に跨って、継続して、持つこ
とができて、所定の当選への期待感を、複数回の遊技に
跨って徐々に高揚させることができる遊技機を提供しよ
うとするものである。
【0009】(請求項4)請求項4記載の発明は、上記
した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の目的
に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項4記載
の発明は、入賞に伴う新たな楽しみを提供することがで
きて、新たな遊技性を持った遊技を行うことができる遊
技機を提供しようとするものである。
【0010】(請求項5)請求項5記載の発明は、上記
した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の目的
に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項5記載
の発明は、連続入賞に伴う新たな楽しみを提供すること
ができて、新たな遊技性を持った遊技を行うことができ
る遊技機を提供しようとするものである。
【0011】(請求項6)請求項6記載の発明は、上記
した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の目的
に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項6記載
の発明は、当選に伴う新たな楽しみを提供することがで
きて、新たな遊技性を持った遊技を行うことができる遊
技機を提供しようとするものである。
【0012】(請求項7)請求項7記載の発明は、上記
した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の目的
に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項7記載
の発明は、連続当選に伴う新たな楽しみを提供すること
ができて、新たな遊技性を持った遊技を行うことができ
る遊技機を提供しようとするものである。
【0013】(請求項8)請求項8記載の発明は、上記
した請求項4乃至7のいずれか1項に記載の発明の目的
に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項8記載
の発明は、0枚払出当選役の入賞等により、遊技メダル
の払い出しは行われないが、特殊な遊技状態に移行する
ための点数を得点として計算することができるという新
たな楽しみを提供することができるようにした遊技機を
提供しようとするものである。
【0014】(請求項9)請求項9記載の発明は、上記
した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の目的
に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項9記載
の発明は、目押しの技量に劣る遊技者の救済が可能な遊
技機を提供しようとするものである。
【0015】(請求項10)請求項10記載の発明は、
上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の
目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項1
0記載の発明は、得点の変化に意外性を付与し、遊技を
変化させることができる遊技機を提供しようとするもの
である。
【0016】(請求項11)請求項11記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を
目的とする。すなわち、請求項11記載の発明は、複数
回の遊技に跨って、チャレンジタイム遊技への移行の期
待感を、徐々に高揚させることができる遊技機を提供し
ようとするものである。
【0017】(請求項12)請求項12記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を
目的とする。すなわち、請求項12記載の発明は、複数
回の遊技に跨って、リプレイタイム遊技への移行の期待
感を、徐々に高揚させることができる遊技機を提供しよ
うとするものである。
【0018】(請求項13)請求項13記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を
目的とする。すなわち、請求項13記載の発明は、複数
回の遊技に跨って、アシストタイム遊技への移行の期待
感を、徐々に高揚させることができる遊技機を提供しよ
うとするものである。
【0019】(請求項14)請求項14記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を
目的とする。すなわち、請求項14記載の発明は、複数
回の遊技に跨って、高確率遊技への移行の期待感を、徐
々に高揚させることができる遊技機を提供しようとする
ものである。
【0020】(請求項15)請求項15記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を
目的とする。すなわち、請求項15記載の発明は、複数
回の遊技に跨って、特定導入遊技への移行の期待感を、
徐々に高揚させることができる遊技機を提供しようとす
るものである。
【0021】(請求項16)請求項16記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を
目的とする。すなわち、請求項16記載の発明は、複数
回の遊技に跨って、特定遊技への移行の期待感を、徐々
に高揚させることができる遊技機を提供しようとするも
のである。
【0022】(請求項17)請求項17記載の発明は、
上記した請求項1乃至16のいずれか1項に記載の発明
の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項
17記載の発明は、現時点での得点を明確に認識するこ
とができて、特殊な遊技状態への移行の期待感を高揚さ
せることができる遊技機を提供しようとするものであ
る。
【0023】(請求項18)請求項18記載の発明は、
次の点を目的とする。すなわち、請求項18記載の発明
は、遊技機を、特殊遊技状態移行手段等として機能させ
ることにより、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状
態に移行させる期待感を、複数回の遊技に跨って、継続
して、持つことができて、かかる期待感を、複数回の遊
技に跨って徐々に高揚させることができるようにした遊
技機用プログラムを提供しようとするものである。
【0024】(請求項19)請求項19記載の発明は、
次の点を目的とする。すなわち、請求項19記載の発明
は、遊技機を、特殊遊技状態移行手段等として機能させ
ることにより、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状
態に移行させる期待感を、複数回の遊技に跨って、継続
して、持つことができて、かかる期待感を、複数回の遊
技に跨って徐々に高揚させることができるようにした遊
技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供しようとするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】(特徴点)各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成する
ためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示
した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0026】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0027】すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、周
囲に複数の図柄(61)を表示した回転リール(40)と、乱数
を用いて当選図柄(61)の抽選を行うための当選抽選手段
(110)とを備えている。そして、本発明に係る遊技機(1
0)は、前記当選抽選手段(110)の抽選結果が当選である
場合に前記回転リール(40)の当選図柄(61)が所定の停止
位置で停止することを条件として入賞して遊技者に利益
を付与するように設定されている。
【0028】そして、前記遊技機(10)は、所定の条件を
満足することにより、所定の点数を得点として計算する
得点カウント手段(123)と、前記得点カウント手段(123)
の前記得点を、複数回の遊技に跨って記憶するための得
点記憶手段(124)と、前記得点記憶手段(124)により複数
回の遊技に跨って記憶された前記得点が、所定の数値に
達することを条件として、通常の遊技状態とは異なる特
殊な遊技状態に移行させる特殊遊技状態移行手段(125)
とを備えたことを特徴とする。
【0029】なお、ここで、「回転リール(40)」とある
のは、周囲に複数の図柄を表示したものが、実際に回転
するようなものに限定されるものではなく、液晶画面に
表示されるようなものも含まれるものである。具体的に
は、例えば、パチンコ機等の遊技盤面の中央に設けた液
晶装置を使用することにより、周囲に複数の図柄を表示
した回転リールが回転するような画像を当該液晶装置に
よって遊技者に向かって表示するものも含まれる。ま
た、ここで、「遊技機(10)」とは、具体的には、例え
ば、スロットマシンであるが、上述した回転リール(40)
を有するパチンコ機や、その他の遊技機を含むものであ
る。
【0030】また、ここで「所定の条件を満足すること
により」とは、例えば、所定の当選図柄(例えばベル、
ベル、ベルや、リプレイ、リプレイ、リプレイや、7、
7、7等の当選図柄)が入賞することや、或いは、所定
の開始条件(例えば、所定の当選図柄(ベル)が揃う)
及び終了条件(例えば、遊技回数50回)を有する所定
の遊技期間内に所定の当選図柄が入賞すること等を含む
ものである。
【0031】また、ここで、「所定の点数を得点として
計算する」とは、点数が1点であることに限定されるも
のではなく、点数は、2点、3点等の1点以上の数値を
組み合わせたものでも良く、また、−1点や、−2点等
のマイナスの点数も含まれるものである。具体的には、
例えば、所定の条件を満足することにより、1点の点数
が加算されるようなものを含むものであり、また、所定
の条件が特定の当選図柄の入賞であるような場合、BB
ゲームの当選図柄7、7、7が揃った場合、−5点に設
定し、RBゲームの当選図柄バー、バー、バーが揃った
場合、5点に設定し、小役の当選図柄ベル、ベル、ベル
が揃った場合、1点に設定されているようなものを含む
ものである。
【0032】また、ここで、「通常の遊技状態とは異な
る特殊な遊技状態」とは、通常の遊技とは異なる遊技内
容や、異なる抽選確率や、異なる権利等を持った遊技の
状態を意味するものである。具体的には、例えば、当選
抽選手段(110)の当選抽選結果、何らかの当選フラグが
成立しているような状態や、通常遊技とは異なる特別遊
技(例えば、BBゲームや、RBゲームや、CTゲーム
や、ATゲームや、RTゲーム等)へ移行可能な状態或
いは移行した状態を含むものである。
【0033】本発明は、具体的には、例えば、当選図柄
ベル、ベル、ベルが入賞した場合に得点が1点加算さ
れ、合計得点が7点に到達することを条件として、RT
ゲーム等の特別遊技へ移行するようなものを含むもので
ある。かかる場合、小役の当選図柄ベル、ベル、ベルが
7回揃った場合にBBゲームや、RBゲームや、ATゲ
ームや、CTゲームや、RTゲーム等に移行するができ
るものである。
【0034】また、本発明は、具体的には、例えば、当
選図柄リプレイ、リプレイ、リプレイが入賞した場合に
得点が1点加算され、合計得点が100点に到達するこ
とを条件として、RTゲーム等の特別遊技へ移行するよ
うなものを含むものである。かかる場合、当選図柄リプ
レイ、リプレイ、リプレイが100回揃った場合、RT
ゲーム等の特別遊技に移行することができるものであ
る。
【0035】また、本発明は、具体的には、例えば、B
Bゲームの当選図柄7、7、7が揃った場合、−5点に
設定し、RBゲームの当選図柄バー、バー、バーが揃っ
た場合、5点に設定し、小役の当選図柄ベル、ベル、ベ
ルが揃った場合、1点に設定され、合計の得点が、20
点を越えた場合、CTゲームへ移行するようなものを含
むものである。
【0036】(作用)本発明によれば、特殊遊技状態移
行手段(125)は、得点記憶手段(124)による複数回の遊技
に跨って記憶された得点が、所定の数値に達することを
条件として、遊技機(10)の遊技状態を、通常の遊技状態
とは異なる特殊な遊技状態に移行させることができる。
【0037】このため、当選や、特別遊技への移行等の
遊技状態の変化を、当選抽選手段(110)による1回の当
選抽選結果ではなく、複数回の遊技に跨って記憶された
得点により、決定することができる。これにより、遊技
者は、複数回の遊技に跨って、所定の条件を満たすこと
により、得点を所定の数値に達成させるように努めるこ
とができる。そして、通常の遊技状態とは異なる特殊な
遊技状態に移行させる期待感を、複数回の遊技に跨っ
て、継続して、持つことができ、かかる期待感を、複数
回の遊技に跨って徐々に高揚させることができる。
【0038】これにより、新たな遊技性を持った遊技を
行うことができ、遊技を興味溢れるものにすることがで
きる。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0039】すなわち、遊技として、通常遊技と、特定
の入賞或いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを
少なくとも備え、前記特殊な遊技状態とは、前記特別遊
技であることを特徴とする。なお、ここで、「特別遊
技」とは、具体的には、例えば、BBゲームや、RBゲ
ームや、CTゲームや、ATゲームや、RTゲーム等を
含むものである。
【0040】(作用)本発明によれば、特殊な遊技状態
とは、特別遊技であることである。すなわち、特殊遊技
状態移行手段(125)は、得点記憶手段(124)により複数回
の遊技に跨って記憶された得点が、所定の数値に達する
ことを条件として、通常遊技とは異なるBBゲーム等の
特別遊技に移行させる。
【0041】このため、特別遊技への移行を、当選抽選
手段(110)による1回の当選抽選結果ではなく、複数回
の遊技に跨って記憶された得点により、決定することが
できる。これにより、遊技者は、複数回の遊技に跨っ
て、所定の条件を満たすことにより、得点を所定の数値
に達成させるように努めることができて、特別遊技へ移
行する期待感を、複数回の遊技に跨って、継続して、持
つことができる。これにより、特別遊技へ移行する期待
感を、複数回の遊技に跨って徐々に高揚させることがで
きる。
【0042】また、複数回の遊技に跨って、得点を所定
の数値に達成することにより、特別遊技へ移行させるこ
とができるという、新たな遊技性を持った遊技を行うこ
とができ、遊技を興味溢れるものにすることができる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0043】すなわち、前記特殊な遊技状態とは、所定
の当選が成立していることを特徴とする。なお、ここ
で、「所定の当選が成立」とは、所定の当選図柄が入賞
可能な状態、具体的には、例えば、所定の当選図柄の当
選フラグが成立している状態や、所定の当選図柄を引き
込み可能な停止テーブルを採取している状態を含むもの
である。
【0044】本発明は、具体的には、例えば、所定の当
選図柄(例えば、ベル、ベル、ベル)が入賞した後、所
定の遊技回数(例えば50回)以内において、所定の当
選図柄(例えば、リプレイ、リプレイ、リプレイ)を1
回揃えると、点数が1点加算され、その所定の遊技回数
(50回)の遊技期間内に得点が所定の数値(例えば1
0点)になると、所定の当選図柄(例えばBBゲームの
7、7、7)の当選フラグが成立している遊技状態にな
るようなものを含むものである。
【0045】(作用)本発明によれば、特殊な遊技状態
とは、所定の当選が成立していることである。すなわ
ち、特殊遊技状態移行手段(125)は、得点記憶手段(124)
により複数回の遊技に跨って記憶された得点が、所定の
数値に達することを条件として、所定の当選が成立して
いる遊技状態にする。
【0046】このため、所定の当選を、当選抽選手段(1
10)による1回の当選抽選結果ではなく、複数回の遊技
に跨って記憶された得点により、決定することができ
る。これにより、遊技者は、複数回の遊技に跨って、所
定の条件を満たすことにより、得点を所定の数値に達成
させるように努めることができて、所定の当選への期待
感を、複数回の遊技に跨って、継続して、持つことがで
きる。これにより、所定の当選への期待感を、複数回の
遊技に跨って徐々に高揚させることができる。
【0047】また、複数回の遊技に跨って、得点を所定
の数値に達成することにより、所定の当選図柄を当選さ
せることができるという、新たな遊技性を持った遊技を
行うことができ、遊技を興味溢れるものにすることがで
きる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0048】すなわち、前記得点カウント手段(123)
は、所定の当選図柄(61)が入賞することにより、所定の
点数を得点として計算することを特徴とする。なお、こ
こで、「所定の当選図柄が入賞する」とは、所定の当選
図柄が、当選抽選手段(110)の当選抽選の結果、当選し
ている場合(例えば、所定の当選図柄の当選フラグが成
立している場合)に回転リール(40)の当選図柄が所定の
停止位置で停止して入賞することを意味するものであ
る。
【0049】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)が、所定の当選図柄が入賞することを条件に、所定の
点数を得点として計算している。このため、所定の当選
図柄を入賞させて、複数回の遊技に跨って、得点を所定
の数値に達成させることにより、通常の遊技状態とは異
なる特殊な遊技状態に移行させることができる。すなわ
ち、本発明は、遊技者が、所定の当選図柄を入賞させる
ことにより、当該入賞による利益を獲得できる上に、特
殊な遊技状態に移行するための点数を得点として計算す
ることができるという、入賞に伴う新たな楽しみを提供
することができる。これにより、新たな遊技性を持った
遊技を行うことができ、遊技を興味溢れるものにするこ
とができる。
【0050】(請求項5)請求項5記載の発明は、上記
した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴
点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記得点カ
ウント手段(123)は、所定の当選図柄(61)が連続して所
定の回数、入賞することにより、所定の点数を得点とし
て計算することを特徴とする。
【0051】なお、ここで、「所定の当選図柄が連続し
て所定の回数、入賞する」とは、所定の当選図柄が、当
選抽選手段(110)の当選抽選の結果、連続して所定の回
数、当選し、当該当選図柄が所定の停止位置で停止して
連続して入賞することを意味するものである。具体的に
は、例えば、リプレイ、リプレイ、リプレイ等の特定の
当選役が、連続3回入賞するような場合に、所定の点数
を得点として計算するようなものを含むものである。
【0052】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)が、所定の当選図柄が連続して所定の回数、入賞する
ことを条件に、所定の点数を得点として計算している。
このため、所定の当選図柄を連続して入賞させて、複数
回の遊技に跨って、得点を所定の数値に達成させること
により、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移
行させることができる。すなわち、本発明は、遊技者
が、所定の当選図柄を連続して所定の回数、入賞させる
ことにより、当該入賞による利益を獲得できる上に、特
殊な遊技状態に移行するための点数を得点として計算す
ることができるという、連続入賞に伴う新たな楽しみを
提供することができる。これにより、新たな遊技性を持
った遊技を行うことができ、遊技を興味溢れるものにす
ることができる。
【0053】また、本発明は、連続した所定の回数の入
賞を条件としているため、一旦、所定の当選図柄に入賞
すると、さらに、所定の回数まで、連続して入賞できる
か否かの期待感と緊張感とが入り交じった興奮性の高い
遊技を続けることができ、遊技を興味溢れるものにする
ことができる。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0054】すなわち、前記得点カウント手段(123)
は、前記当選抽選手段(110)の抽選結果、所定の当選図
柄(61)が当選することにより、所定の点数を得点として
計算することを特徴とする。なお、ここで、「所定の当
選図柄が当選する」とは、当選抽選手段(110)の当選抽
選の結果、所定の当選図柄の当選フラグが成立している
状態を含むものである。 (作用)本発明は、得点カウント手段(123)が、所定の
当選図柄が当選することを条件に、所定の点数を得点と
して計算している。このため、所定の当選図柄を当選さ
せて、複数回の遊技に跨って、得点を所定の数値に達成
させることにより、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊
技状態に移行させることができる。すなわち、本発明
は、遊技者が、所定の当選図柄を当選させることによ
り、当該入賞できる権利を獲得できる上に、特殊な遊技
状態に移行するための点数を得点として計算することが
できるという、当選に伴う新たな楽しみを提供すること
ができる。これにより、新たな遊技性を持った遊技を行
うことができ、遊技を興味溢れるものにすることができ
る。
【0055】(請求項7)請求項7記載の発明は、上記
した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴
点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記得点カ
ウント手段(123)は、前記当選抽選手段(110)の抽選結
果、所定の当選図柄(61)が連続して所定の回数、当選す
ることにより、所定の点数を得点として計算することを
特徴とする。
【0056】なお、ここで、「所定の当選図柄が連続し
て所定の回数、当選する」とは、当選抽選手段(110)の
当選抽選の結果、所定の当選図柄の当選フラグが連続し
て所定の回数、成立している状態を含むものである。こ
こでは、当選して当選フラグが成立した状態が連続すれ
ば良いものであって、必ずしも、当該当選図柄を所定の
有効入賞ライン上に揃えて入賞させる必要はないもので
ある。 (作用)本発明は、得点カウント手段(123)が、所定の
当選図柄が連続して所定の回数、当選することを条件
に、所定の点数を得点として計算している。このため、
所定の当選図柄を連続して所定の回数、当選させて、複
数回の遊技に跨って、得点を所定の数値に達成させるこ
とにより、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に
移行させることができる。すなわち、本発明は、遊技者
が、所定の当選図柄を連続して所定の回数、当選させる
ことにより、当該入賞できる権利を獲得できる上に、特
殊な遊技状態に移行するための点数を得点として計算す
ることができるという、連続当選に伴う新たな楽しみを
提供することができる。これにより、新たな遊技性を持
った遊技を行うことができ、遊技を興味溢れるものにす
ることができる。
【0057】また、本発明は、連続した所定の回数の当
選を条件としているため、一旦、所定の当選図柄に当選
すると、さらに、所定の回数まで、連続して当選できる
か否かの期待感と緊張感とが入り交じった興奮性の高い
遊技を続けることができ、遊技を興味溢れるものにする
ことができる。また、本発明は、連続した所定の回数の
当選を条件とし、入賞を条件としていないため、いわゆ
る目押しの技量に劣る初級者も、目押しの技量に優れた
熟練者と同様に楽しむことができる。
【0058】(請求項8)請求項8記載の発明は、上記
した請求項4乃至7のいずれか1項に記載の発明の特徴
点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記遊技機
(10)は、遊技メダルの投入を条件として遊技を開始可能
であるとともに、遊技メダルの払い出しが行われること
により、遊技者に利益を付与可能に設定されている。
【0059】そして、当選役として、入賞後、遊技メダ
ルの払い出しを伴わないようにした0枚払出当選役を備
えている。そして、前記得点カウント手段(123)によ
り、所定の点数を得点として、計算するための対象とな
る所定の前記当選図柄を、前記0枚払出当選役としたこ
とを特徴とする。
【0060】なお、ここで、「遊技メダルの投入を条件
として遊技を開始可能」とは、具体的には、例えば、遊
技メダルを1枚乃至3枚投入することにより、スタート
スイッチ(30)の操作で回転リール(40)の回転可能な状態
となることを意味するものである。また、「遊技メダル
の払い出しが行われることにより、遊技者に利益を付与
可能」とは、具体的には、例えば、BBゲームの当選図
柄である7、7、7が有効入賞ライン上に揃って入賞す
ることにより予め定めた払い出し枚数15枚の遊技メダ
ルが遊技者に向かって払い出されることにより、遊技者
に利益が付与されるようなことを含むものである。
【0061】また、「入賞後、遊技メダルの払い出しを
伴わないようにした0枚払出当選役」とは、当選抽選手
段(110)の当選抽選の結果、0枚払出当選役に当選し、
且つ、当該0枚払出当選役の当選図柄を、所定の有効入
賞ライン上に揃えることができて、入賞した場合でも、
遊技者に向かって、遊技メダルの払い出し枚数が0枚と
なるようなもの、すなわち、遊技メダルの払い出しが行
われないようなものを意味するものである。なお、この
0枚払出当選役は、いわゆる再遊技(リプレイ)とは異
なるものである。0枚払出当選役及び再遊技(リプレ
イ)の両方共、当該遊技中に遊技メダルの払い出しが行
われないという点で、両者共、同様に見えるが、再遊技
(リプレイ)は、当該遊技の次の遊技で、遊技メダルの
投入を行うことなく開始するため、かかる遊技の開始に
必要な遊技メダルの枚数分だけ、内部的な払い出しが行
われる当選役と言うことができるからである。これに対
して、0枚払出当選役は、遊技メダルの払い出しが行わ
れないため、当該遊技に先だって遊技開始のために投入
した遊技メダルは、全部損失となってしまうものであ
る。しかし、従来のいわゆるハズレと異なる点は、0枚
払出当選役の入賞、所定回数の連続入賞、当選、所定回
数の連続当選等により、得点カウント手段(123)が、所
定の点数を得点として計算することにあるものである。
そして、得点が所定の数値に達することを条件として、
特殊遊技状態移行手段(125)が、通常の遊技状態とは異
なる特殊な遊技状態に移行させる。これにより、遊技者
に対して、何らかの利益を付与可能にすることができる
ものである。
【0062】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)により、所定の点数を得点として、計算するための対
象となる所定の前記当選図柄を、0枚払出当選役として
いる。このため、得点カウント手段(123)は、0枚払出
当選役の入賞や、所定回数の連続入賞や、当選や、所定
回数の連続当選により、所定の点数を得点として計算す
ることができる。そして、複数回の遊技に跨って、得点
を所定の数値に達成させることにより、通常の遊技状態
とは異なる特殊な遊技状態に移行させることができる。
このため、0枚払出当選役の入賞等により、遊技メダル
の払い出しは行われないが、特殊な遊技状態に移行する
ための点数を得点として計算することができるという新
たな楽しみを提供することができる。これにより、新た
な遊技性を持った遊技を行うことができ、遊技を興味溢
れるものにすることができる。
【0063】また、特殊な遊技状態が、通常の遊技状態
と比較して、遊技者に多くの利益を付与可能な場合、遊
技メダルの払い出しという直接的な利益が無い0枚払出
当選役を、遊技者に対して、特殊な遊技状態への移行に
よる間接的な利益を付与可能な当選役にすることができ
る。 (請求項9)請求項9記載の発明は、上記した請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0064】すなわち、前記得点カウント手段(123)
は、前記当選抽選手段(110)の当選抽選の結果、当選し
たが、前記回転リール(40)の当選図柄(61)を所定の停止
位置で停止することができずに当該入賞をとりこぼした
ことに基づいた点数を得点として計算することを特徴と
する。なお、ここで、「当選抽選手段(110)の当選抽選
の結果、当選した」とは、具体的には、例えば、当選抽
選手段(110)の当選抽選の結果、当選することにより、
当選フラグが成立している状態を含むものである。ま
た、ここで、「当選抽選」とは、当選するか否か、すな
わち当選フラグが成立するか否かを乱数を用いた抽選に
より行うようなことを意味するものである。
【0065】また、ここで、「当選したが、前記回転リ
ール(40)の当選図柄を所定の停止位置で停止することが
できずに当該入賞をとりこぼしたことに基づいた点数を
得点として計算する」とは、具体的には、例えば、当選
抽選手段(110)の当選抽選の結果、当選して当選フラグ
が成立したが、その当選図柄を所定の停止位置で停止す
ることができずに、入賞することができなかったような
場合に、当該当選図柄が入賞した場合に払い出される予
定であった遊技メダルの枚数を、点数として、得点に加
算するようなものを含むものである。これは、とりこぼ
した遊技メダルの枚数の合計枚数が、加算されて得点と
なるようなものである。もちろん、とりこぼした遊技メ
ダルの枚数に限定されるものではなく、遊技メダル枚数
には関係なく、とりこぼした入賞の回数を点数として加
算するようなものでも良いものである。また、点数は、
必ずしも加算されるものに限定されるものではなく、減
算するように設定しても良く、また、当選図柄毎に、加
算と、減算とが混合しているように設定しても良いもの
である。
【0066】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)が、当選したにも拘わらず、入賞することができずに
とりこぼしたことに基づいた点数を得点として計算して
いる。このため、当選抽選の結果、せっかく当選したに
も拘わらず、自己の目押しの技量が劣ることにより、当
該当選図柄を所定の停止位置に停止することができず
に、入賞することができなかったことを、とりこぼした
回数や、取りこぼした遊技メダルの枚数等に基づいた点
数により、定量的に得点として計算して、把握すること
ができる。これにより、当選したにも拘わらずとりこぼ
した量が一定値を越えるような、いわゆる目押しの技量
に劣る遊技者を救済することができる。
【0067】(請求項10)請求項10記載の発明は、
上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の
特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、本発明
に係る遊技機(10)は、遊技として、通常遊技と、特定の
入賞或いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを少
なくとも備えている。
【0068】そして、前記遊技機(10)は、所定の条件を
満足することにより特別遊技への移行に関する抽選を行
うための特別遊技移行決定手段(130)を備えている。前
記得点カウント手段(123)は、前記特別遊技移行決定手
段(130)の抽選結果に基づいた点数を得点として計算す
ることを特徴とする。なお、ここで、「所定の条件を満
足することにより特別遊技への移行に関する抽選を行
う」の「所定の条件」とは、例えば、所定の当選図柄が
入賞することや、当選抽選手段(110)の当選抽選の結
果、所定の当選図柄の当選フラグが成立すること等を含
むものである。具体的には、例えば、当選図柄ベルが、
所定の停止位置に揃って入賞するようなことを含むもの
である。
【0069】本発明は、具体的には、例えば、当選図柄
ベルが所定の停止位置に揃って入賞するごとに、特別遊
技移行決定手段(130)が、RTゲームへ移行するか否か
の抽選を行うように設定されているものであって、5回
連続で特別遊技移行決定手段(130)によるRTゲームへ
の移行抽選に外れた場合、次の遊技はRTゲームへ移行
するようなものを含むものである。具体的には、特別遊
技移行決定手段(130)の決定結果、RTゲームへの移行
抽選に外れた場合、点数1が得点として加算される。そ
して、特別遊技移行決定手段(130)の抽選結果、RTゲ
ームへの移行抽選に当たった場合、得点はキャンセルさ
れて0点となるものである。そして、当該得点が5点に
到達することを条件として、次のベル入賞では、RTゲ
ームへ移行するようなものを含むものである。
【0070】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)が、特別遊技移行決定手段(130)の抽選結果に基づい
た点数を得点として計算している。このため、特別遊技
移行決定手段(130)の抽選結果に基づいた点数を得点と
して計算し、かかる得点を所定の数値に達成させること
により、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移
行させることができる。そして、特別遊技移行決定手段
(130)の抽選結果に基づいた点数を得点として計算して
いるため、得点の変化に意外性を付与し、遊技を変化さ
せることができる。これにより、新たな遊技性を持った
遊技を行うことができ、遊技を興味溢れるものにするこ
とができる。
【0071】(請求項11)請求項11記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点
を特徴とする。すなわち、前記特別遊技は、特定図柄(6
1)についての停止制御が中止可能なチャレンジタイム遊
技を少なくとも備えている。
【0072】そして、前記特殊遊技状態移行手段(125)
は、前記得点記憶手段(124)により記憶された前記得点
が、所定の数値に達することを条件として、前記チャレ
ンジタイム遊技へ移行可能にしたことを特徴とする。な
お、ここで、「チャレンジタイム遊技(CTゲーム)」
とは、特定図柄についての停止制御を中止可能な遊技で
ある。具体的には、CTゲームとは、BBゲーム、RB
ゲーム及び再遊技を除いた当選図柄、いわゆる小役の当
選図柄の当選確率が存在せず、引き込み処理等の停止制
御を少なくとも一つの回転リールにおいて行っていない
ものである。このため、遊技者は、小役の当選図柄を、
いわゆる目押しによって、有効入賞ライン上に揃えるこ
とができる。これにより、CTゲームでは、遊技者の目
押しの技術が大きく反映されるようになって、遊技者の
技術がより発揮できるようになっているものである。こ
のため、チャレンジタイム遊技において、いわゆる目押
しの技術に熟練している者は、メダル払い出し枚数の大
きな当選図柄を集中的に発生させることができるもので
ある。
【0073】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)の得点が所定の数値に達することを条件として、チャ
レンジタイム遊技へ移行することができる。このため、
本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足するこ
とにより、複数回の遊技に跨って、チャレンジタイム遊
技への移行の期待感を、徐々に高揚させることができ
る。
【0074】(請求項12)請求項12記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点
を特徴とする。すなわち、前記遊技は、遊技メダルの投
入により遊技を開始することができるように設定されて
いる。
【0075】そして、前記当選抽選手段(110)の当選
は、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を
行うことができる再遊技を少なくとも備えている。そし
て、前記特別遊技は、再遊技の当選確率を高く設定した
リプレイタイム遊技を少なくとも備えている。そして、
前記特殊遊技状態移行手段(125)は、前記得点記憶手段
(124)により記憶された前記得点が、所定の数値に達す
ることを条件として、前記リプレイタイム遊技へ移行可
能にしたことを特徴とする。
【0076】なお、ここで、「リプレイタイム遊技(R
Tゲーム)」とは、所定の遊技期間中、いわゆる再遊技
(リプレイ)の当選抽選手段(110)の当選抽選確率が高
確率に設定されている遊技である。このため、RTゲー
ム中は、遊技者の手持ちの遊技メダルの枚数を、ほとん
ど減らすことなく遊技を行うことが可能となるものであ
る。具体的には、RTゲーム中は、当選抽選手段(110)
の当選判定テーブル(113)として、通常遊技中の通常当
選判定テーブル(115)よりも再遊技の抽選確率を高確率
に設定した高確率当選判定テーブル(116)を使用して当
選抽選が行われるものである。
【0077】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)の得点が所定の数値に達することを条件として、リプ
レイタイム遊技へ移行することができる。このため、本
来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足すること
により、複数回の遊技に跨って、リプレイタイム遊技へ
の移行の期待感を、徐々に高揚させることができる。
【0078】(請求項13)請求項13記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点
を特徴とする。すなわち、前記遊技機(10)は、前記当選
抽選手段(110)の当選抽選結果に関する情報を報知可能
な報知装置(66)を備えている。
【0079】そして、前記特別遊技は、所定の当選図柄
(61)の前記当選抽選手段(110)の当選抽選結果に関する
情報を前記報知装置(66)により報知するアシストタイム
遊技を少なくとも備えている。そして、前記特殊遊技状
態移行手段(125)は、前記得点記憶手段(124)により記憶
された前記得点が、所定の数値に達することを条件とし
て、前記アシストタイム遊技へ移行可能にしたことを特
徴とする。
【0080】なお、ここで、「当選抽選結果に関する情
報」とは、当選抽選手段(110)の当選抽選の結果、主と
して、当選していることの情報を含むものであるが、そ
の他にも、当選している可能性があることの情報や、当
選している可能性の大小の情報や、当選していないこと
の情報や、当選している当選図柄を特定した情報や、複
数の当選図柄のうち、いずれか一つの当選図柄に関して
当選していることの情報等も含むものである。また、こ
こで、「当選抽選結果に関する情報」には、当選してい
ないにも拘わらず、当選可能性が大であることの虚偽報
知、いわゆるガセ報知も含まれるものである。なお、こ
こで、「当選する」とは、停止制御が判断や条件に基づ
いて行われる、いわゆる判断停止制御の場合、当選抽選
手段(110)の当選抽選の結果、当選フラグが成立するこ
とを含むものであり、また、停止制御が停止操作時の停
止位置を予め決定している停止テーブルを用いた、いわ
ゆるテーブル停止制御の場合、当選図柄を停止可能な停
止テーブルに決定することを含むものである。
【0081】また、ここで、「前記当選抽選手段(110)
の抽選結果が当選である場合に前記回転リール(40)の当
選図柄が所定の停止位置で停止する」とは、当選抽選手
段(110)で当選した当選図柄を、所定の有効入賞ライン
上に停止させることができたことを意味するものであ
る。具体的には、例えば、当選した当選図柄を、予め何
らかの報知手段により遊技者に告知するような場合に
は、遊技者の停止操作の技量に基づいて、当該当選図柄
を、所定の停止位置に停止させることを含むものであ
る。また、当選した当選図柄を、予め遊技者に告知しな
いような場合には、例えば、当選抽選手段(110)の当選
した当選図柄がベルとなり、第1番目及び第2番目の停
止操作により、所定の停止位置にベル、ベルと停止して
テンパイ状態となったときに、遊技者の停止操作の技量
に基づいて、当該当選図柄ベルを、所定の停止位置に停
止させることを含むものである。
【0082】なお、ここで、「アシストタイム遊技(A
Tゲーム)」とは、所定の遊技期間中、所定の当選図柄
の当選抽選手段(110)の当選抽選結果に関する情報を報
知可能なものである。具体的には、ATゲームとは、所
定の遊技期間中、所定の当選図柄の当選フラグ成立の可
能性が大であることの情報を、報知装置(66)等により、
遊技者に向かって報知するものである。
【0083】ここで、ATゲームとは、具体的には、例
えば、以下のようなものである。ベル、ベル、赤7と、
ベル、ベル、青7との二つの当選図柄が存在し、通常遊
技中は、いずれか一方の当選図柄の当選フラグが成立し
た場合、両方のうちのいずれか一方の当選フラグが成立
していることを、当選フラグが成立している当選図柄を
特定せずに報知するように設定されている。そして、A
Tゲーム中は、いずれか一方の当選図柄の当選フラグが
成立した場合、当選フラグが成立している当選図柄を具
体的に特定して、例えばベル、ベル、赤7が当選のよう
に遊技者に向かって報知するようなものである。ここ
で、赤7と青7との図柄が同時に引き込み可能な停止操
作ポジションが無いように設定すると、ATゲームで
は、遊技者が獲得できる利益の量を目押しにより増加さ
せることができるものである。
【0084】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)の得点が所定の数値に達することを条件として、アシ
ストタイム遊技へ移行することができる。このため、本
来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足すること
により、複数回の遊技に跨って、アシストタイム遊技へ
の移行の期待感を、徐々に高揚させることができる。
【0085】(請求項14)請求項14記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点
を特徴とする。すなわち、前記当選抽選手段(110)は、
当選抽選の抽選確率を算出可能に記憶した通常当選判定
テーブル(115)と、前記通常当選判定テーブル(115)より
も、当選抽選の抽選確率を高く設定した高確率当選判定
テーブル(116)とを備えている。
【0086】そして、前記特別遊技は、前記通常当選判
定テーブル(115)を使用する通常遊技と、前記高確率当
選判定テーブル(116)を使用する高確率遊技とを少なく
とも備えている。そして、前記特殊遊技状態移行手段(1
25)は、前記得点記憶手段(124)により記憶された前記得
点が、所定の数値に達することを条件として、前記通常
遊技から前記高確率遊技へ移行可能にしたことを特徴と
する。
【0087】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)の得点が所定の数値に達することを条件として、高確
率当選判定テーブル(116)を使用した高確率遊技へ移行
することができる。このため、本来の遊技の楽しみに加
えて、所定の条件を満足することにより、複数回の遊技
に跨って、高確率遊技への移行の期待感を、徐々に高揚
させることができる。
【0088】(請求項15)請求項15記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点
を特徴とする。すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、
遊技として、通常遊技と、抽選結果に基づいて開始する
特別遊技とを少なくとも備えている。
【0089】そして、前記特別遊技は、当選確率の大き
い特定遊技と、この特定遊技の導入確率が大きい特定導
入遊技とを少なくとも備えている。そして、前記遊技機
(10)は、特定導入遊技への移行を決定するための特別遊
技移行決定手段(130)を備えている。そして、前記得点
カウント手段(123)は、前記特別遊技移行決定手段(130)
の決定結果に基づいた点数を得点として計算している。
【0090】そして、前記特殊遊技状態移行手段(125)
は、前記得点が所定の数値に達することを条件として、
前記特定導入遊技へ移行可能にしたことを特徴とする。
なお、ここで、「特定遊技」とは、例えば、いわゆるR
Bゲームを含み、「特定導入遊技」とは、例えば、いわ
ゆるBBゲームを含むものである。また、ここで、「特
別遊技移行決定手段(130)」は、特定導入遊技への移行
を決定するものである。具体的には、例えば、特別遊技
移行決定手段(130)は、乱数を用いた抽選により、特定
導入遊技への移行抽選を行うようなものを含むものであ
る。なお、特別遊技移行決定手段(130)と、当選抽選手
段(110)とは、全く別個独立に形成しても良いものであ
るが、両者を同一のものとしても良いものである。すな
わち、当選抽選手段(110)により、特定導入遊技への移
行抽選を行うことができるようなものでも良いものであ
る。
【0091】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)が、特別遊技移行決定手段(130)の決定結果に基づい
た点数を得点として計算している。そして、この得点カ
ウント手段(123)の得点が所定の数値に達することを条
件として、特定導入遊技へ移行することができる。この
ため、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足
することにより、複数回の遊技に跨って、特定導入遊技
への移行の期待感を、徐々に高揚させることができる。
【0092】(請求項16)請求項16記載の発明は、
上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点
を特徴とする。すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、
遊技として、通常遊技と、抽選結果に基づいて開始する
特別遊技とを少なくとも備えている。
【0093】そして、前記特別遊技は、当選確率の大き
い特定遊技と、この特定遊技の導入確率が大きい特定導
入遊技とを少なくとも備えている。そして、前記遊技機
(10)は、特定遊技への移行を決定するための特別遊技移
行決定手段(130)を備えている。そして、前記得点カウ
ント手段(123)は、前記特別遊技移行決定手段(130)の決
定結果に基づいた点数を得点として計算している。
【0094】そして、前記特殊遊技状態移行手段(125)
は、前記得点が所定の数値に達することを条件として、
前記特定遊技へ移行可能にしたことを特徴とする。な
お、ここで、「特定遊技」とは、例えば、いわゆるRB
ゲームを含み、「特定導入遊技」とは、例えば、いわゆ
るBBゲームを含むものである。また、ここで、「特別
遊技移行決定手段(130)」は、特定遊技への移行を決定
するものである。具体的には、例えば、特別遊技移行決
定手段(130)は、乱数を用いた抽選により、特定遊技へ
の移行抽選を行うようなものを含むものである。なお、
特別遊技移行決定手段(130)と、当選抽選手段(110)と
は、全く別個独立に形成しても良いものであるが、両者
を同一のものとしても良いものである。すなわち、当選
抽選手段(110)により、特定遊技への移行抽選を行うこ
とができるようなものでも良いものである。
【0095】(作用)本発明は、得点カウント手段(12
3)が、特別遊技移行決定手段(130)の決定結果に基づい
た点数を得点として計算している。そして、この得点カ
ウント手段(123)の得点が所定の数値に達することを条
件として、特定遊技へ移行することができる。このた
め、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足す
ることにより、複数回の遊技に跨って、特定遊技への移
行の期待感を、徐々に高揚させることができる。
【0096】(請求項17)請求項17記載の発明は、
上記した請求項1乃至16のいずれか1項に記載の発明
の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記
遊技機(10)は、前記得点記憶手段(124)に記憶した得点
を遊技者に向かって報知可能な得点報知装置(64)を備え
ていることを特徴とする。
【0097】(作用)本発明によれば、得点報知装置(6
4)が、得点記憶手段(124)に記憶した得点を遊技者に向
かって報知することができる。このため、遊技者は、現
時点での得点を自ら計算したり、暗記する必要がなく、
明確に認識することができる。これにより、特殊な遊技
状態への移行の期待感を高揚させることができる。
【0098】(請求項18)請求項18記載の発明は、
遊技機(10)を、複数の図柄(61)を変動表示又は停止表示
させるための図柄表示手段、乱数を用いて当選図柄(61)
の抽選を行うための当選抽選手段(110)、前記当選抽選
手段(110)の抽選結果が当選である場合に前記図柄表示
手段の当選図柄(61)を停止表示させたことを条件として
入賞して遊技者に利益を付与する制御手段、所定の条件
を満足することにより、所定の点数を得点として計算す
る得点カウント手段(123)、前記得点カウント手段(123)
の前記得点を、複数回の遊技に跨って記憶するための得
点記憶手段(124)、及び、前記得点記憶手段(124)により
複数回の遊技に跨って記憶された前記得点が、所定の数
値に達することを条件として、前記制御手段により通常
の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させる特殊
遊技状態移行手段(125)として機能させるための遊技機
用プログラムである。
【0099】ここで、「遊技機(10)」は、例えば、回転
リール(40)、スタートスイッチ(30)、ストップスイッチ
(50)及び制御装置(20)などを備えた現実の遊技機(10)で
もよく、また、液晶ディスプレイやCRT等の画像表示
装置に表示させた擬似的な遊技機(10)でも良い。ここ
で、「図柄表示手段」とは、複数の図柄を変動表示又は
停止表示させるための手段をいう。また、この図柄表示
手段は、例えば、周囲に複数の図柄を表示した現実の回
転リール(40)を用い、この回転リール(40)の回転を制御
するようにして形成することができる。また、この図柄
表示手段は、例えば、液晶ディスプレイやCRT等の画
像表示装置を用い、この画像表示装置に複数の図柄を順
次表示させるようにして形成することもできる。
【0100】ここで、この遊技機用プログラムを用いて
現実の遊技機(10)を制御しようとする場合には、「制御
手段」は、当選抽選手段(110)の抽選結果が当選である
場合に前記図柄表示手段の当選図柄を停止表示させたこ
とを条件として入賞して遊技者に利益を付与する制御装
置(20)となるものである。また、かかる場合には、制御
手段は、例えば、ホッパーユニット(65)を駆動させて遊
技者に対して現実の遊技メダルの払い出しを行うように
形成することができる。この制御手段は、具体的には、
図1に示す通常遊技制御手段(70)や、特定導入遊技制御
手段(91)、特定遊技制御手段(101)及びRTゲーム制御
手段(102)からなる特別遊技制御手段(80)を含むもので
ある。
【0101】また、この遊技機用プログラムを用いて業
務用或いは家庭用テレビゲーム機等を制御しようとする
場合には、現実の遊技メダルの払い出しを行い得ないの
で、この制御手段は、例えば、液晶ディスプレイやCR
T等の画像表示装置に遊技メダルの枚数を増やすような
画像を表示するように形成することができる。すなわ
ち、本発明に係る遊技機用プログラムは、現実の遊技機
(10)を制御するためのプログラムと、業務用或いは家庭
用のテレビゲーム機等に読み込まれることにより業務用
或いは家庭用のテレビゲーム機等を遊技機(10)として機
能させるためのプログラムとの双方を含むものである。
【0102】(作用)本発明によれば、特殊遊技状態移
行手段(125)は、得点記憶手段(124)による複数回の遊技
に跨って記憶された得点が、所定の数値に達することを
条件として、遊技機(10)の遊技状態を、通常の遊技状態
とは異なる特殊な遊技状態に移行させることができる。
【0103】このため、当選や、特別遊技への移行等の
遊技状態の変化を、当選抽選手段(110)による1回の当
選抽選結果ではなく、複数回の遊技に跨って記憶された
得点により、決定することができる。これにより、遊技
者は、複数回の遊技に跨って、所定の条件を満たすこと
により、得点を所定の数値に達成させるように努めるこ
とができる。そして、通常の遊技状態とは異なる特殊な
遊技状態に移行させる期待感を、複数回の遊技に跨っ
て、継続して、持つことができ、かかる期待感を、複数
回の遊技に跨って徐々に高揚させることができる。
【0104】これにより、新たな遊技性を持った遊技を
行うことができ、遊技を興味溢れるものにすることがで
きる。更に、遊技として、通常遊技と、特定の入賞或い
は抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを少なくとも
備え、前記特殊な遊技状態とは、前記特別遊技であるよ
うに形成することができる。
【0105】このように形成すると、特別遊技への移行
を、当選抽選手段(110)による1回の当選抽選結果では
なく、複数回の遊技に跨って記憶された得点により、決
定することができる。これにより、遊技者は、複数回の
遊技に跨って、所定の条件を満たすことにより、得点を
所定の数値に達成させるように努めることができて、特
別遊技へ移行する期待感を、複数回の遊技に跨って、継
続して、持つことができる。これにより、特別遊技へ移
行する期待感を、複数回の遊技に跨って徐々に高揚させ
ることができる。また、複数回の遊技に跨って、得点を
所定の数値に達成することにより、特別遊技へ移行させ
ることができるという、新たな遊技性を持った遊技を行
うことができ、遊技を興味溢れるものにすることができ
る。
【0106】更に、前記特殊な遊技状態とは、所定の当
選が成立しているように形成することができる。このよ
うに形成すると、所定の当選を、当選抽選手段(110)に
よる1回の当選抽選結果ではなく、複数回の遊技に跨っ
て記憶された得点により、決定することができる。これ
により、遊技者は、複数回の遊技に跨って、所定の条件
を満たすことにより、得点を所定の数値に達成させるよ
うに努めることができて、所定の当選への期待感を、複
数回の遊技に跨って、継続して、持つことができる。こ
れにより、所定の当選への期待感を、複数回の遊技に跨
って徐々に高揚させることができる。また、複数回の遊
技に跨って、得点を所定の数値に達成することにより、
所定の当選図柄を当選させることができるという、新た
な遊技性を持った遊技を行うことができ、遊技を興味溢
れるものにすることができる。
【0107】更に、前記得点カウント手段(123)は、所
定の当選図柄(61)が入賞することにより、所定の点数を
得点として計算するように形成することができる。この
ように形成すると、所定の当選図柄を入賞させて、複数
回の遊技に跨って、得点を所定の数値に達成させること
により、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移
行させることができる。すなわち、遊技者が、所定の当
選図柄を入賞させることにより、当該入賞による利益を
獲得できる上に、特殊な遊技状態に移行するための点数
を得点として計算することができるという、入賞に伴う
新たな楽しみを提供することができる。これにより、新
たな遊技性を持った遊技を行うことができ、遊技を興味
溢れるものにすることができる。
【0108】更に、前記得点カウント手段(123)は、前
記当選抽選手段(110)の抽選結果、所定の当選図柄(61)
が当選することにより、所定の点数を得点として計算す
るように形成することができる。このように形成する
と、所定の当選図柄を当選させて、複数回の遊技に跨っ
て、得点を所定の数値に達成させることにより、通常の
遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させることが
できる。すなわち、遊技者が、所定の当選図柄を当選さ
せることにより、当該入賞できる権利を獲得できる上
に、特殊な遊技状態に移行するための点数を得点として
計算することができるという、当選に伴う新たな楽しみ
を提供することができる。これにより、新たな遊技性を
持った遊技を行うことができ、遊技を興味溢れるものに
することができる。
【0109】更に、前記得点カウント手段(123)は、前
記当選抽選手段(110)の当選抽選の結果、当選したが、
前記回転リール(40)の当選図柄(61)を所定の停止位置で
停止することができずに当該入賞をとりこぼしたことに
基づいた点数を得点として計算するように形成すること
ができる。このように形成すると、得点カウント手段(1
23)が、当選したにも拘わらず、入賞することができず
にとりこぼしたことに基づいた点数を得点として計算し
ている。このため、当選抽選の結果、せっかく当選した
にも拘わらず、自己の目押しの技量が劣ることにより、
当該当選図柄を所定の停止位置に停止することができず
に、入賞することができなかったことを、とりこぼした
回数や、取りこぼした遊技メダルの枚数等に基づいた点
数により、定量的に得点として計算して、把握すること
ができる。これにより、当選したにも拘わらずとりこぼ
した量が一定値を越えるような、いわゆる目押しの技量
に劣る遊技者を救済することができる。
【0110】更に、遊技として、通常遊技と、特定の入
賞或いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを少な
くとも備え、前記遊技機(10)は、所定の条件を満足する
ことにより特別遊技への移行に関する抽選を行うための
特別遊技移行決定手段(130)を備え、前記得点カウント
手段(123)は、前記特別遊技移行決定手段(130)の抽選結
果に基づいた点数を得点として計算するように形成する
ことができる。
【0111】このように形成すると、特別遊技移行決定
手段(130)の抽選結果に基づいた点数を得点として計算
し、かかる得点を所定の数値に達成させることにより、
通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させる
ことができる。そして、特別遊技移行決定手段(130)の
抽選結果に基づいた点数を得点として計算しているた
め、得点の変化に意外性を付与し、遊技を変化させるこ
とができる。これにより、新たな遊技性を持った遊技を
行うことができ、遊技を興味溢れるものにすることがで
きる。
【0112】更に、前記特別遊技は、特定図柄(61)につ
いての停止制御が中止可能なチャレンジタイム遊技を少
なくとも備え、前記特殊遊技状態移行手段(125)は、前
記得点記憶手段(124)により記憶された前記得点が、所
定の数値に達することを条件として、前記チャレンジタ
イム遊技へ移行可能に形成することができる。このよう
に形成すると、得点カウント手段(123)の得点が所定の
数値に達することを条件として、チャレンジタイム遊技
へ移行することができる。このため、本来の遊技の楽し
みに加えて、所定の条件を満足することにより、複数回
の遊技に跨って、チャレンジタイム遊技への移行の期待
感を、徐々に高揚させることができる。
【0113】更に、前記遊技は、遊技メダルの投入によ
り遊技を開始することができるように設定され、前記当
選抽選手段(110)の当選は、遊技メダルを新たに投入す
ることなく再度の遊技を行うことができる再遊技を少な
くとも備え、前記特別遊技は、再遊技の当選確率を高く
設定したリプレイタイム遊技を少なくとも備え、前記特
殊遊技状態移行手段(125)は、前記得点記憶手段(124)に
より記憶された前記得点が、所定の数値に達することを
条件として、前記リプレイタイム遊技へ移行可能に形成
することができる。
【0114】このように形成すると、得点カウント手段
(123)の得点が所定の数値に達することを条件として、
リプレイタイム遊技へ移行することができる。このた
め、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足す
ることにより、複数回の遊技に跨って、リプレイタイム
遊技への移行の期待感を、徐々に高揚させることができ
る。
【0115】更に、前記遊技機(10)は、前記当選抽選手
段(110)の当選抽選結果に関する情報を報知可能な報知
装置(66)を備え、前記特別遊技は、所定の当選図柄(61)
の前記当選抽選手段(110)の当選抽選結果に関する情報
を前記報知装置(66)により報知するアシストタイム遊技
を少なくとも備え、前記特殊遊技状態移行手段(125)
は、前記得点記憶手段(124)により記憶された前記得点
が、所定の数値に達することを条件として、前記アシス
トタイム遊技へ移行可能に形成することができる。
【0116】このように形成すると、得点カウント手段
(123)の得点が所定の数値に達することを条件として、
アシストタイム遊技へ移行することができる。このた
め、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足す
ることにより、複数回の遊技に跨って、アシストタイム
遊技への移行の期待感を、徐々に高揚させることができ
る。
【0117】更に、前記当選抽選手段(110)は、当選抽
選の抽選確率を算出可能に記憶した通常当選判定テーブ
ル(115)と、前記通常当選判定テーブル(115)よりも、所
定の当選図柄の当選抽選の抽選確率を高く設定した高確
率当選判定テーブル(116)とを備え、前記特別遊技は、
前記通常当選判定テーブル(115)を使用する通常遊技
と、前記高確率当選判定テーブル(116)を使用する高確
率遊技とを少なくとも備え、前記特殊遊技状態移行手段
(125)は、前記得点記憶手段(124)により記憶された前記
得点が、所定の数値に達することを条件として、前記通
常遊技から前記高確率遊技へ移行可能に形成することが
できる。
【0118】このように形成すると、得点カウント手段
(123)の得点が所定の数値に達することを条件として、
高確率当選判定テーブル(116)を使用した高確率遊技へ
移行することができる。このため、本来の遊技の楽しみ
に加えて、所定の条件を満足することにより、複数回の
遊技に跨って、高確率遊技への移行の期待感を、徐々に
高揚させることができる。
【0119】更に、遊技として、通常遊技と、抽選結果
に基づいて開始する特別遊技とを少なくとも備え、前記
特別遊技は、当選確率の大きい特定遊技と、この特定遊
技の導入確率が大きい特定導入遊技とを少なくとも備
え、前記遊技機(10)は、特定導入遊技への移行を決定す
るための特別遊技移行決定手段(130)を備え、前記得点
カウント手段(123)は、前記特別遊技移行決定手段(130)
の決定結果に基づいた点数を得点として計算し、前記特
殊遊技状態移行手段(125)は、前記得点が所定の数値に
達することを条件として、前記特定導入遊技へ移行可能
に形成することができる。
【0120】このように形成すると、得点カウント手段
(123)が、特別遊技移行決定手段(130)の決定結果に基づ
いた点数を得点として計算している。そして、この得点
カウント手段(123)の得点が所定の数値に達することを
条件として、特定導入遊技へ移行することができる。こ
のため、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満
足することにより、複数回の遊技に跨って、特定導入遊
技への移行の期待感を、徐々に高揚させることができ
る。
【0121】更に、遊技として、通常遊技と、抽選結果
に基づいて開始する特別遊技とを少なくとも備え、前記
特別遊技は、当選確率の大きい特定遊技と、この特定遊
技の導入確率が大きい特定導入遊技とを少なくとも備
え、前記遊技機(10)は、特定遊技への移行を決定するた
めの特別遊技移行決定手段(130)を備え、前記得点カウ
ント手段(123)は、前記特別遊技移行決定手段(130)の決
定結果に基づいた点数を得点として計算し、前記特殊遊
技状態移行手段(125)は、前記得点が所定の数値に達す
ることを条件として、前記特定遊技へ移行可能に形成す
ることができる。
【0122】このように形成すると、得点カウント手段
(123)が、特別遊技移行決定手段(130)の決定結果に基づ
いた点数を得点として計算している。そして、この得点
カウント手段(123)の得点が所定の数値に達することを
条件として、特定遊技へ移行することができる。このた
め、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足す
ることにより、複数回の遊技に跨って、特定遊技への移
行の期待感を、徐々に高揚させることができる。
【0123】更に、前記遊技機(10)は、前記得点記憶手
段(124)に記憶した得点を遊技者に向かって報知可能な
得点報知装置(64)を備えることができる。このように形
成すると、得点報知装置(64)が、得点記憶手段(124)に
記憶した得点を遊技者に向かって報知することができ
る。このため、遊技者は、現時点での得点を自ら計算し
たり、暗記する必要がなく、明確に認識することができ
る。これにより、特殊な遊技状態への移行の期待感を高
揚させることができる。
【0124】(請求項19)請求項19記載の発明は、
遊技機(10)を、複数の図柄(61)を変動表示又は停止表示
させるための図柄表示手段、当選か否かの抽選を行うた
めの当選抽選手段(110)、前記当選抽選手段(110)の抽選
結果が当選である場合に前記図柄表示手段の当選図柄(6
1)が所定の停止位置で停止することを条件として入賞し
て遊技者に利益を付与する制御手段、所定の条件を満足
することにより、所定の点数を得点として計算する得点
カウント手段(123)、前記得点カウント手段(123)の前記
得点を、複数回の遊技に跨って記憶するための得点記憶
手段(124)、及び、前記得点記憶手段(124)により複数回
の遊技に跨って記憶された前記得点が、所定の数値に達
することを条件として、前記制御手段により通常の遊技
状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させる特殊遊技状
態移行手段(125)として機能させるための遊技機用プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
【0125】すなわち、本発明に係るコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、請求項15に記載した遊技機用
プログラムを記録したものである。(作用)本発明によ
れば、特殊遊技状態移行手段(125)は、得点記憶手段(12
4)による複数回の遊技に跨って記憶された得点が、所定
の数値に達することを条件として、遊技機(10)の遊技状
態を、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行
させることができる。
【0126】このため、当選や、特別遊技への移行等の
遊技状態の変化を、当選抽選手段(110)による1回の当
選抽選結果ではなく、複数回の遊技に跨って記憶された
得点により、決定することができる。これにより、遊技
者は、複数回の遊技に跨って、所定の条件を満たすこと
により、得点を所定の数値に達成させるように努めるこ
とができる。そして、通常の遊技状態とは異なる特殊な
遊技状態に移行させる期待感を、複数回の遊技に跨っ
て、継続して、持つことができ、かかる期待感を、複数
回の遊技に跨って徐々に高揚させることができる。
【0127】これにより、新たな遊技性を持った遊技を
行うことができ、遊技を興味溢れるものにすることがで
きる。更に、遊技として、通常遊技と、特定の入賞或い
は抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを少なくとも
備え、前記特殊な遊技状態とは、前記特別遊技であるよ
うに形成することができる。
【0128】このように形成すると、特別遊技への移行
を、当選抽選手段(110)による1回の当選抽選結果では
なく、複数回の遊技に跨って記憶された得点により、決
定することができる。これにより、遊技者は、複数回の
遊技に跨って、所定の条件を満たすことにより、得点を
所定の数値に達成させるように努めることができて、特
別遊技へ移行する期待感を、複数回の遊技に跨って、継
続して、持つことができる。これにより、特別遊技へ移
行する期待感を、複数回の遊技に跨って徐々に高揚させ
ることができる。また、複数回の遊技に跨って、得点を
所定の数値に達成することにより、特別遊技へ移行させ
ることができるという、新たな遊技性を持った遊技を行
うことができ、遊技を興味溢れるものにすることができ
る。
【0129】更に、前記特殊な遊技状態とは、所定の当
選が成立しているように形成することができる。このよ
うに形成すると、所定の当選を、当選抽選手段(110)に
よる1回の当選抽選結果ではなく、複数回の遊技に跨っ
て記憶された得点により、決定することができる。これ
により、遊技者は、複数回の遊技に跨って、所定の条件
を満たすことにより、得点を所定の数値に達成させるよ
うに努めることができて、所定の当選への期待感を、複
数回の遊技に跨って、継続して、持つことができる。こ
れにより、所定の当選への期待感を、複数回の遊技に跨
って徐々に高揚させることができる。また、複数回の遊
技に跨って、得点を所定の数値に達成することにより、
所定の当選図柄を当選させることができるという、新た
な遊技性を持った遊技を行うことができ、遊技を興味溢
れるものにすることができるのである。
【0130】更に、前記得点カウント手段(123)は、所
定の当選図柄(61)が入賞することにより、所定の点数を
得点として計算するように形成することができる。この
ように形成すると、所定の当選図柄を入賞させて、複数
回の遊技に跨って、得点を所定の数値に達成させること
により、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移
行させることができる。すなわち、遊技者が、所定の当
選図柄を入賞させることにより、当該入賞による利益を
獲得できる上に、特殊な遊技状態に移行するための点数
を得点として計算することができるという、入賞に伴う
新たな楽しみを提供することができる。これにより、新
たな遊技性を持った遊技を行うことができ、遊技を興味
溢れるものにすることができる。
【0131】更に、前記得点カウント手段(123)は、前
記当選抽選手段(110)の抽選結果、所定の当選図柄(61)
が当選することにより、所定の点数を得点として計算す
るように形成することができる。このように形成する
と、所定の当選図柄を当選させて、複数回の遊技に跨っ
て、得点を所定の数値に達成させることにより、通常の
遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させることが
できる。すなわち、遊技者が、所定の当選図柄を当選さ
せることにより、当該入賞できる権利を獲得できる上
に、特殊な遊技状態に移行するための点数を得点として
計算することができるという、当選に伴う新たな楽しみ
を提供することができる。これにより、新たな遊技性を
持った遊技を行うことができ、遊技を興味溢れるものに
することができる。
【0132】更に、前記得点カウント手段(123)は、前
記当選抽選手段(110)の当選抽選の結果、当選したが、
前記回転リール(40)の当選図柄(61)を所定の停止位置で
停止することができずに当該入賞をとりこぼしたことに
基づいた点数を得点として計算するように形成すること
ができる。このように形成すると、得点カウント手段(1
23)が、当選したにも拘わらず、入賞することができず
にとりこぼしたことに基づいた点数を得点として計算し
ている。このため、当選抽選の結果、せっかく当選した
にも拘わらず、自己の目押しの技量が劣ることにより、
当該当選図柄を所定の停止位置に停止することができず
に、入賞することができなかったことを、とりこぼした
回数や、取りこぼした遊技メダルの枚数等に基づいた点
数により、定量的に得点として計算して、把握すること
ができる。これにより、当選したにも拘わらずとりこぼ
した量が一定値を越えるような、いわゆる目押しの技量
に劣る遊技者を救済することができる。
【0133】更に、遊技として、通常遊技と、特定の入
賞或いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを少な
くとも備え、前記遊技機(10)は、所定の条件を満足する
ことにより特別遊技への移行に関する抽選を行うための
特別遊技移行決定手段(130)を備え、前記得点カウント
手段(123)は、前記特別遊技移行決定手段(130)の抽選結
果に基づいた点数を得点として計算するように形成する
ことができる。
【0134】このように形成すると、特別遊技移行決定
手段(130)の抽選結果に基づいた点数を得点として計算
し、かかる得点を所定の数値に達成させることにより、
通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させる
ことができる。そして、特別遊技移行決定手段(130)の
抽選結果に基づいた点数を得点として計算しているた
め、得点の変化に意外性を付与し、遊技を変化させるこ
とができる。これにより、新たな遊技性を持った遊技を
行うことができ、遊技を興味溢れるものにすることがで
きる。
【0135】更に、前記特別遊技は、特定図柄(61)につ
いての停止制御が中止可能なチャレンジタイム遊技を少
なくとも備え、前記特殊遊技状態移行手段(125)は、前
記得点記憶手段(124)により記憶された前記得点が、所
定の数値に達することを条件として、前記チャレンジタ
イム遊技へ移行可能に形成することができる。このよう
に形成すると、得点カウント手段(123)の得点が所定の
数値に達することを条件として、チャレンジタイム遊技
へ移行することができる。このため、本来の遊技の楽し
みに加えて、所定の条件を満足することにより、複数回
の遊技に跨って、チャレンジタイム遊技への移行の期待
感を、徐々に高揚させることができる。
【0136】更に、前記遊技は、遊技メダルの投入によ
り遊技を開始することができるように設定され、前記当
選抽選手段(110)の当選は、遊技メダルを新たに投入す
ることなく再度の遊技を行うことができる再遊技を少な
くとも備え、前記特別遊技は、再遊技の当選確率を高く
設定したリプレイタイム遊技を少なくとも備え、前記特
殊遊技状態移行手段(125)は、前記得点記憶手段(124)に
より記憶された前記得点が、所定の数値に達することを
条件として、前記リプレイタイム遊技へ移行可能に形成
することができる。
【0137】このように形成すると、得点カウント手段
(123)の得点が所定の数値に達することを条件として、
リプレイタイム遊技へ移行することができる。このた
め、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足す
ることにより、複数回の遊技に跨って、リプレイタイム
遊技への移行の期待感を、徐々に高揚させることができ
る。
【0138】更に、前記遊技機(10)は、前記当選抽選手
段(110)の当選抽選結果に関する情報を報知可能な報知
装置(66)を備え、前記特別遊技は、所定の当選図柄(61)
の前記当選抽選手段(110)の当選抽選結果に関する情報
を前記報知装置(66)により報知するアシストタイム遊技
を少なくとも備え、前記特殊遊技状態移行手段(125)
は、前記得点記憶手段(124)により記憶された前記得点
が、所定の数値に達することを条件として、前記アシス
トタイム遊技へ移行可能に形成することができる。
【0139】このように形成すると、得点カウント手段
(123)の得点が所定の数値に達することを条件として、
アシストタイム遊技へ移行することができる。このた
め、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足す
ることにより、複数回の遊技に跨って、アシストタイム
遊技への移行の期待感を、徐々に高揚させることができ
る。
【0140】更に、前記当選抽選手段(110)は、当選抽
選の抽選確率を算出可能に記憶した通常当選判定テーブ
ル(115)と、前記通常当選判定テーブル(115)よりも、所
定の当選図柄の当選抽選の抽選確率を高く設定した高確
率当選判定テーブル(116)とを備え、前記特別遊技は、
前記通常当選判定テーブル(115)を使用する通常遊技
と、前記高確率当選判定テーブル(116)を使用する高確
率遊技とを少なくとも備え、前記特殊遊技状態移行手段
(125)は、前記得点記憶手段(124)により記憶された前記
得点が、所定の数値に達することを条件として、前記通
常遊技から前記高確率遊技へ移行可能に形成することが
できる。
【0141】このように形成すると、得点カウント手段
(123)の得点が所定の数値に達することを条件として、
高確率当選判定テーブル(116)を用いた高確率遊技へ移
行することができる。このため、本来の遊技の楽しみに
加えて、所定の条件を満足することにより、複数回の遊
技に跨って、高確率遊技への移行の期待感を、徐々に高
揚させることができる。
【0142】更に、遊技として、通常遊技と、抽選結果
に基づいて開始する特別遊技とを少なくとも備え、前記
特別遊技は、当選確率の大きい特定遊技と、この特定遊
技の導入確率が大きい特定導入遊技とを少なくとも備
え、前記遊技機(10)は、特定導入遊技への移行を決定す
るための特別遊技移行決定手段(130)を備え、前記得点
カウント手段(123)は、前記特別遊技移行決定手段(130)
の決定結果に基づいた点数を得点として計算し、前記特
殊遊技状態移行手段(125)は、前記得点が所定の数値に
達することを条件として、前記特定導入遊技へ移行可能
に形成することができる。
【0143】このように形成すると、得点カウント手段
(123)が、特別遊技移行決定手段(130)の決定結果に基づ
いた点数を得点として計算している。そして、この得点
カウント手段(123)の得点が所定の数値に達することを
条件として、特定導入遊技へ移行することができる。こ
のため、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満
足することにより、複数回の遊技に跨って、特定導入遊
技への移行の期待感を、徐々に高揚させることができ
る。
【0144】更に、遊技として、通常遊技と、抽選結果
に基づいて開始する特別遊技とを少なくとも備え、前記
特別遊技は、当選確率の大きい特定遊技と、この特定遊
技の導入確率が大きい特定導入遊技とを少なくとも備
え、前記遊技機(10)は、特定遊技への移行を決定するた
めの特別遊技移行決定手段(130)を備え、前記得点カウ
ント手段(123)は、前記特別遊技移行決定手段(130)の決
定結果に基づいた点数を得点として計算し、前記特殊遊
技状態移行手段(125)は、前記得点が所定の数値に達す
ることを条件として、前記特定遊技へ移行可能に形成す
ることができる。
【0145】このように形成すると、得点カウント手段
(123)が、特別遊技移行決定手段(130)の決定結果に基づ
いた点数を得点として計算している。そして、この得点
カウント手段(123)の得点が所定の数値に達することを
条件として、特定遊技へ移行することができる。このた
め、本来の遊技の楽しみに加えて、所定の条件を満足す
ることにより、複数回の遊技に跨って、特定遊技への移
行の期待感を、徐々に高揚させることができる。
【0146】更に、前記遊技機(10)は、前記得点記憶手
段(124)に記憶した得点を遊技者に向かって報知可能な
得点報知装置(64)を備えることができる。このように形
成すると、得点報知装置(64)が、得点記憶手段(124)に
記憶した得点を遊技者に向かって報知することができ
る。このため、遊技者は、現時点での得点を自ら計算し
たり、暗記する必要がなく、明確に認識することができ
る。これにより、特殊な遊技状態への移行の期待感を高
揚させることができる。
【0147】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態) (図面の説明)図1乃至図6は、本発明の第一の実施の
形態を示すものである。図1は遊技機の入力、制御及び
出力のブロック図、図2は遊技機の外観正面図及び図3
乃至図6は遊技機の通常遊技の動作の概略のフローをそ
れぞれ示すものである。
【0148】(遊技機10)図2中、10は、遊技機10を示
すものである。遊技機10は、図2に示すように、四角箱
状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部から上部に
は、遊技者側に向かって臨む略四角窓状の表示窓12が形
成されている。そして、この表示窓12の略中央には、三
個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示
窓13が形成されている。
【0149】上記回転リール40は、図2の向かって左端
側に位置する左側回転リール43と、図2の向かって右端
側に位置する右側回転リール45と、この左側回転リール
43及び右側回転リール45の間に位置する中央回転リール
44とからなるものである。そして、遊技機10の前面側に
は、特に図示しないが、横方向に三本、左右の対角線上
の斜め方向に二本の合計五本の入賞ラインが形成されて
いる。そして、この入賞ラインは、当選図柄が揃うこと
により、入賞する有効入賞ラインを設けている。具体的
には、遊技メダルの投入枚数が、1枚、2枚、3枚とな
ることにより、有効入賞ラインも、それぞれ横中央の一
本、横方向の三本、対角線も含めた五本になるように設
定されているものである。
【0150】遊技機10の内部には、図示していないが、
遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置20(図
1参照)が内蔵されている。 (制御装置20)上記制御装置20は、図示しないが、CP
Uを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備え
ている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラ
ムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有
するものである。
【0151】(1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップス
イッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を
制御するための遊技制御装置21と、ランプやスピーカ等
の表示装置66を制御するための演出制御装置22とが内蔵
されている。また、CPUは、遊技制御装置21及び演出
制御装置22に、それぞれ一個ずつ配置されているが、特
にこれに限定されるものではなく、一個のCPUで制御
しても良く、或いは、二個以上のCPUで制御するよう
にしても良いものである。
【0152】また、CPU、ROM、RAM及びI/O
等は一体化されてワンチップを構成しても良いものであ
る。 (遊技制御装置21)上記遊技制御装置21は、スタートス
イッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リ
ール40の回転及び停止を制御するためのものである。そ
して、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(6)の
手段として機能する。
【0153】 (1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)当選抽選手段110 (4)得点カウント手段123 (5)得点記憶手段124 (6)特殊遊技状態移行手段125 なお、前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせる
ために通常遊技に関する制御を行うものであり、前記特
別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊
技に関する制御を行うものである。
【0154】また、遊技制御装置21としては、上記した
(1)乃至(6)の手段に限定されるものではなく、他
の手段を含んでいても良い。 (演出制御装置22)上記演出制御装置22は、主として演
出データに関するものであって、報知ランプ69やスピー
カ67等の報知装置66を制御するためのものである。そし
て、遊技制御装置21の内部データの信頼性を担保するた
め、遊技制御装置21と演出制御装置22との間での信号の
やりとりは、一方通行となるように設定されている。す
なわち、遊技制御装置21から、演出制御装置22に向かっ
て出力信号のみが送出され、この演出制御装置22から遊
技制御装置21に向かっていかなる信号も送出されないよ
うに設定されている。これにより、抽選確率等の当選抽
選に関するデータを有する遊技制御装置21のデータ保護
を容易なものにすることができる。
【0155】そして、この演出制御装置22は、次の
(1)及び(2)の手段として機能する。 (1)演出データ記憶手段121 (2)演出制御手段122 また、演出制御装置22としては、上記した(1)及び
(2)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含
んでいても良い。
【0156】また、ここで、遊技機10は、遊技制御装置
21を配置した主基板23の他に、前記演出制御装置22を配
置したサブ基板24を設けているものである。このため、
サブ基板24を交換することにより、演出内容の一部だけ
が異なる姉妹機を簡単に製造することができる。また、
サブ基板24のみを容量や性能が異なる別のものに簡単に
交換することができるため、演出内容だけを、例えば、
静止画からなる文字表示だけ等の比較的簡単な演出内容
のものから、種々の背景の中で、キャラクターが登場す
る等の多色、精彩な動画からなる複雑な種々の演出内容
のもの等に容易に変更することができる。
【0157】また、遊技機に使用する制御プログラムを
開発するにあたって、主基板23とサブ基板24とに分離さ
れていることにより、開発中のバグが、主基板23側に存
在するのか、サブ基板24側に存在するのかの判断を容易
に行うことができ、制御プログラム全体を見直さなけれ
ばならなくなる可能性が低くなり、デバッグを容易に行
うことができ、制御プログラムの開発期間の短縮を図る
ことができる。
【0158】また、遊技の制御を行う主基板23と、演出
データ等を有するサブ基板24とを有しているため、主基
板23は外部からの操作や交換や異物の浸入が難しい密閉
式の容器内に堅固に固定し、サブ基板24は外部からの交
換が容易な容器内に簡便な手段により着脱可能に取り付
けることが可能となる。これにより、演出データ等は、
簡単に他のものに交換することができるが、抽選確率等
の重要データは外部から操作できないような構造のもの
に設計することが容易となる。
【0159】なお、本実施の形態は、上述したような主
基板23及びサブ基板24を備えているが、特にこれに限定
されるものではなく、主基板23のみからなるようなもの
や、或いは、更に複数のサブ基板24を備えているような
ものでも良いものである。 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0160】 (1)投入スイッチ15 (2)ベットスイッチ16 (3)精算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 なお、入力段としては、上記した(1)乃至(5)のパ
ーツに限定されるものではない。
【0161】(出力段)上記制御装置20の出力段には、
図1に示すように、次のパーツが接続されている。 (1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット65 (3)報知装置66(報知ランプ69、スピーカ67及び表示
装置68) (4)得点報知装置64 なお、出力段としては、上記した(1)乃至(4)のパ
ーツに限定されるものではない。
【0162】(投入スイッチ15)上記投入スイッチ15
は、図2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置
するスイッチであって、遊技メダルのメダル投入口18か
ら投入された遊技メダルを検知するためのものである。 (ベットスイッチ16)上記ベットスイッチ16は、図2に
示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチで
あって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるため
のものである。
【0163】(精算スイッチ17)上記精算スイッチ17
は、図2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置
するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す
ためのものである。 (スタートスイッチ30)上記スタートスイッチ30は、図
2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレ
バーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッ
チ16の投入を条件に、または、「再遊技(リプレイ、Re
play)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リー
ルユニット60の駆動を開始させるためのものである。
【0164】なお、ここで、「再遊技(リプレイ、Repl
ay)」とは、当選抽選手段110の抽選により、「再遊技
(リプレイ、Replay)」のフラグが成立し、「再遊技
(リプレイ、Replay)」の図柄が有効入賞ライン上に揃
うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに
投入することなく、再度、遊技を行うことができるもの
である。
【0165】(ストップスイッチ50)上記ストップスイ
ッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるための
ものである。具体的には、ストップスイッチ50は、図2
に示すように、各回転リール40に対応した三個のスイッ
チから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置
されているものである。回転リール40に対応したストッ
プスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40
が回転を停止するように設定されているものである。
【0166】(リールユニット60)上記リールユニット
60は、特に図示しないが枠体に固定或いは支持された三
個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された三個
の回転リール40とから構成されている。そして、各回転
リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転
ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42と
を備えている。このリールテープ42の外周面には、複数
個(例えば21個)の図柄61が表示されている。そし
て、回転リール40の一部に、いわゆるスタートインデッ
クスが形成してある。そして、モータによる回転を開始
した後、前記スタートインデックスを検知してからの回
転角度を認識することで、現在位置を特定し、その後、
所定隔離度で停止させることによって、停止制御が行わ
れるものである。
【0167】(ホッパーユニット65)上記ホッパーユニ
ット65は、図示しないが、遊技の結果に基づいて、遊技
者にメダルを払い出すためのものである。 (報知装置66)上記報知装置66は、遊技者に当選等を音
や光や映像で報知させるためのものである。具体的に
は、報知装置66は、筐体11の下部に埋め込まれた左右2
個のスピーカ67と、表示窓12の上部中央に配置されたド
ット状の大型パネルLEDからなる表示装置68と、表示
窓12の周囲縁に配置された5個の報知ランプ69とを備え
ているものである。そして、この報知装置66は、演出制
御装置22の制御により、当選時にスピーカ67から当選音
を発生させ、報知ランプ69を点灯又は点滅させることに
より、また、表示装置68に図柄模様や文字列を点灯表示
させることにより、遊技者に当選等を報知させるための
ものである。
【0168】(得点報知装置64)上記得点報知装置64
は、得点記憶手段124に記憶した得点を遊技者に向かっ
て報知可能なものである。具体的には、得点報知装置64
は、表示装置68の向かって右側に位置する7セグメント
LEDからなるものであり、得点記憶手段124に記憶さ
れた得点の数値を表示するものである。
【0169】なお、上記得点報知装置64は、上述した7
セグメントLEDに限定されるものではなく、ドット状
の大型パネルのLED表示装置からなる表示装置68や、
液晶表示装置によるものでも良いものである。さらに、
得点報知装置64は、内部に埋設したランプを点灯するこ
とにより、得点の数値を、或いはそれらの数値に対応す
る面積領域を、それぞれ点灯させることにより、各数値
を表示可能なものでも良いものである。また、得点報知
装置64は、必ずしも、視覚に訴えるものに限定されるも
のではなく、合成音声等により、得点記憶手段124に記
憶した数値を発生させるスピーカ67からなるようなもの
でも良いものである。
【0170】(通常遊技制御手段70)上記通常遊技制御
手段70は、通常遊技を行わせるためのものである。すな
わち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を
条件に、または、「再遊技(リプレイ、Replay)」時に
は前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ
30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の
回転リール40が回転を開始する。その後、ストップスイ
ッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40
の回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個
全て操作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て
停止する。このとき、表示窓12の有効入賞ライン上に、
予め設定された図柄61が停止すると、ホッパーユニット
65を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メ
ダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
【0171】当選には、当該当選が入賞した場合、遊技
メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役
当選と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者
に付与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無い
が、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を
行うことができる「再遊技(リプレイ、Replay)」の当
選とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの
当選となった場合(内部入賞とも言う。)、その当選に
対応した当選フラグが成立する。そして、抽選結果が特
別当選である場合に、特別当選の当選フラグが成立し、
この特別当選の当選フラグ成立中に、リールユニット60
の回転リール40の停止図柄61の組み合わせが、予め定め
られた所定の当選図柄61(例えば、有効入賞ライン上に
「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞
し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成され
ている。そして、抽選により特別当選の当選フラグが成
立したが、回転リール40の停止図柄61の組み合わせが当
選図柄61と一致していない場合、それ以後の遊技に当選
フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されてい
る。なお、小役当選の当選フラグは、当選フラグが成立
した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権
利の次の遊技への持ち越しはない。
【0172】また、いずれかの当選フラグが成立中に、
対応する当選図柄61を有効入賞ライン上に揃えることが
できるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場
合、ストップスイッチ50のタイミングによるものであ
る。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、1
90ms以内に回転リール40が停止するように設定され
ているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのま
ま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回
転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止
図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対
応する当選図柄61が含まれているような場合には、停止
するまでの時間を遅らせて、回転リール40は有効入賞ラ
イン上にその当選図柄61を引き込んで停止する。一方、
かかる4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する当選
図柄61が含まれていないような場合には、有効入賞ライ
ン上にその当選図柄61を引き込んで停止することができ
ない。
【0173】(特別遊技制御手段80)上記特別遊技制御
手段80は、抽選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有
利な特別遊技を行わせるためのものである。上記特別遊
技としては、大別すると、次のゲームがある。 (1)特定導入遊技(BBゲーム) (2)特定遊技(RBゲーム) (3)特定入賞遊技(JACゲーム) (4)リプレイタイムゲーム(RTゲーム) なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、
例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中で
無い場合にも単独で行われるものである。また、上記特
定入賞遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に
行われるものである。また、RTゲームは、当選図柄ベ
ルに入賞して得点が7点に達成した場合に移行すること
ができるものである。また、特別遊技としては、上記し
た(1)乃至(4)の遊技に限定されるものではない。
【0174】具体的には、通常遊技において、図示しな
いが、例えば「7」等の図柄61が有効入賞ライン上に三
個揃うと、ホッパーユニット65を介して、例えば15枚
のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始
される。そして、特別遊技制御手段80は、図1に示すよ
うに、大別すると、次の手段を備える。
【0175】 (1)特定導入遊技制御手段91(BBゲーム制御手段9
0) (2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100) (3)RTゲーム制御手段102(特定導入遊技制御手段9
1) 上記特定導入遊技制御手段91は、BBゲームを制御する
ためのBBゲーム制御手段90である。
【0176】具体的には、BBゲームに移行すると、通
常遊技と同様の小役遊技が、最大3枚のメダルの投入に
よって開始され、3つの回転リール40の回転を各々停止
させた際に、有効入賞ライン上に当選図柄が揃っている
か否かによって、メダルの払い出しが行われるものであ
る。したがって、BBゲーム中の小役遊技では、通常遊
技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものであ
る。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するた
めの特定当選図柄が有効入賞ライン上に揃った場合に
は、その後RBゲームに移行するものである。
【0177】なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへ
の移行が、例えば最大3回行われることになっているた
めに、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述し
たような通常遊技と同様な小役遊技の抽選及び制御が行
われるものである。そして、BBゲームでは、BBゲー
ム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或
いはBBゲーム中の小役遊技が所定の最大回数、例えば
最大30回の終了により、BBゲームは終了するもので
ある。もちろん、BBゲーム中のRBゲームや、小役遊
技の最大回数は、上述したものに限定されるものではな
く、遊技機10の種類の違いにより、他の回数(例えば、
RBゲームの最大回数が2回)に設定されているもので
も良いものである。
【0178】(特定遊技制御手段101)上記特定遊技制
御手段101は、RBゲームを制御するためのものであ
る。具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1
枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が表示窓12
のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定入賞
遊技が行われるものである。そして、RBゲームでは、
当選するか否かの特定入賞遊技が最大12回行えるもの
であり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すな
わち、最大8回の入賞をするか、或いは最大12回の特
定入賞遊技の終了により、RBゲームは終了するもので
ある。
【0179】(RTゲーム制御手段102)上記RTゲー
ム制御手段102は、リプレイタイムゲーム(RTゲー
ム)を制御するためのものである。具体的には、RTゲ
ームは、当選図柄ベル、ベル、ベルが7回揃うことによ
り、すなわち、得点記憶手段124の得点が7点に到達す
ることにより、移行するものである。
【0180】そして、RTゲームに移行すると、当選判
定テーブル113として、再遊技(リプレイ)の抽選確率
を、通常遊技の通常当選判定テーブル115よりも高確率
に設定した高確率当選判定テーブル116が使用されるも
のである。そして、このRTゲームは、通常遊技から移
行した後、遊技回数100回が経過することにより、R
Tゲームは終了するものである。
【0181】(当選抽選手段110)上記当選抽選手段110
は、予め定めた抽選確率に基づいて当選か否かの当選判
定の抽選を行うものである。そして、当選抽選手段110
による抽選結果が当選である場合(内部入賞とも言
う。)に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中
に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定めら
れた当選図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者に
メダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるよ
うに設定されている。
【0182】上記当選抽選手段110は、図1に示すよう
に、大別すると、次の手段を備える。 (1)乱数発生手段111 (2)乱数抽出手段112 (3)当選判定テーブル113 (4)判定手段114 なお、当選抽選手段110としては、上記した(1)乃至
(4)に限定されるものではない。
【0183】(乱数発生手段111)上記乱数発生手段111
は、当選抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で
0乃至65535)で発生させるものである。なお、こ
こで、「乱数発生手段」には、ソフト乱数としての平均
採中法(n桁の数字を2乗して中央のn桁の数を取り出
すことの繰り返しによる乱数発生方法)等で乱数を発生
させることができるものや、一定範囲の数字を高速で1
ずつ加算するカウンタを用いて構成するものがある。例
えば、0乃至16383の範囲の数字を、1秒間に数百
万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられ
る。そして、「乱数抽出手段」としては、スタートスイ
ッチを押したタイミングでカウンタの数字を読みとるこ
ととなる。このように形成すると、「乱数発生手段」で
は乱数を発生しているわけではないものの、「乱数抽出
手段」によって抽出される数字は、あたかも乱数のよう
な分布となるものである。このように結果として乱数の
ような分布を示す数字が得られる手段を、ここでは、
「乱数発生手段」或いは「乱数抽出手段」に含めて考え
るものである。
【0184】(乱数抽出手段112)上記乱数抽出手段112
は、乱数発生手段111が発生する乱数を、所定の条件
(例えば、スタートスイッチ30の操作)で抽出するもの
である。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとす
る。 (当選判定テーブル113)上記当選判定テーブル113は、
乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各当選項目の
当選領域を有するものである。
【0185】上記当選判定テーブル113は、図1に示す
ように、通常の遊技に使用するための通常当選判定テー
ブル115と、この通常当選判定テーブル115よりも再遊技
の抽選確率を高確率に設定した高確率当選判定テーブル
116とを備えているものである。この高確率当選判定テ
ーブル116は、再遊技(リプレイ)の抽選確率を高く設
定した、いわゆるリプレイタイムゲーム(RTゲーム)
中に使用するものである。
【0186】(判定手段114)上記判定手段114は、乱数
抽出手段112が抽出した抽出乱数データと、当選判定テ
ーブル113の抽選確率データを基に乱数発生手段111がと
る乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選
判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属す
る当選領域に対応する当選を決定するものである。
【0187】(得点カウント手段123)上記得点カウン
ト手段123は、所定の条件を満足することにより、所定
の点数を得点として計算するものである。具体的には、
得点カウント手段123は、当選図柄ベル、ベル、ベルを
有効入賞ライン上に停止させることができた場合、1点
の点数を得点として加算する。すなわち、得点カウント
手段123は、当選図柄ベル、ベル、ベルが入賞した場合
に、1点の点数を得点に加算するものである。そして、
上記得点カウント手段123は、得点が合計で7点に到達
した場合、当該得点をクリアして0点とするように設定
されている。
【0188】もちろん、本実施の形態では、得点の対象
図柄として当選図柄ベル、ベル、ベルを対象にしている
が、これに限定されるものではなく、他の当選図柄を対
象にしても良いものである。また、点数として、1点を
加算するようにしているが、対象の当選図柄の入賞によ
り加算する点数は、それに限定されるものではなく、2
点以上の点数でも良く、また、−1点等のマイナスの点
数でも良いものである。
【0189】また、得点カウント手段123は、所定の当
選図柄が入賞することにより、所定の点数を得点として
計算しているが、これに限定されるものではない。例え
ば、得点カウント手段123は、所定の当選図柄が当選す
ることにより、すなわち、当選フラグが成立することに
より、所定の点数を得点として計算するように設定して
も良いものである。かかる場合、入賞までは必要とせ
ず、当選抽選手段110の当選抽選の結果、当選フラグが
成立さえすれば、得点が加算されるものである。これに
より、目押しの技量に影響されることなく、RTゲーム
に移行することが可能となり、目押しの技量に劣る初心
者もRTゲームを楽しむことができる。
【0190】他方、上記得点カウント手段123は、得点
の合計だけに限定されるものではなく、複数遊技、連続
して入賞若しくは当選(内部入賞、いわゆる当選フラグ
成立)した場合でも良いものである。すなわち、かかる
得点カウント手段123は、所定の当選図柄が、連続して
所定の回数、当選若しくは入賞することを条件として、
所定の点数を得点として計算するようなものである。具
体的には、例えば、リプレイ、リプレイ、リプレイ等の
特定の当選図柄が、連続して3回、当選若しくは入賞す
ることにより、所定の点数、例えば、3点を加算するよ
うなものでも良いものである。そして、特定の当選図柄
が、連続して3回、当選若しくは入賞することができず
に、1回だけ、或いは、連続2回だけの当選若しくは入
賞で終わった場合には、得点カウント手段123は、得点
をクリアして0点にするようなものでも良いものであ
る。このように、連続して所定の回数の当選若しくは入
賞を条件とすることにより、連続した所定回数の遊技に
渡って、条件を満足できるか否かの期待感と緊張感とが
入り交じった興奮性の高い遊技を続けることができ、遊
技を興味溢れるものにすることができる。
【0191】また、得点カウント手段123は、当選抽選
手段110の当選抽選の結果、当選して当選フラグが成立
したが、回転リール40の所定の当選図柄を、所定の停止
位置で停止することができずに当該当選フラグ成立中の
当選図柄の入賞をとりこぼしたことに基づいた点数を得
点として計算するように設定しても良いものである。具
体的には、当選抽選手段110の当選抽選の結果、当選し
て当選図柄ベル、ベル、ベルの当選フラグが成立した
が、その当選図柄を有効入賞ライン上で停止することが
できずに、入賞することができなかった場合に、当該当
選図柄が入賞した場合に払い出される予定であった遊技
メダルの枚数(例えば3枚)を、点数として、得点に加
算するものである。すなわち、とりこぼした遊技メダル
の枚数の合計枚数が、加算されて得点となるものであ
る。もちろん、とりこぼした遊技メダルの枚数に限定さ
れるものではなく、遊技メダル枚数には関係なく、当選
図柄ベル、ベル、ベルをとりこぼした回数を点数として
加算するようなものでも良いものである。
【0192】(得点記憶手段124)上記得点記憶手段124
は、得点カウント手段123の得点を、複数回の遊技に跨
って記憶するためのものである。なお、電源切断時に
は、得点のデータは、クリアされて0点となるように設
定されているが、電源切断時にも当該得点を記憶させる
ようにしても良いものである。
【0193】(特殊遊技状態移行手段125)上記特殊遊
技状態移行手段125は、得点記憶手段124により複数回の
遊技に跨って記憶された得点が、所定の数値に達するこ
とを条件として、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技
状態に移行させるものである。具体的には、特殊遊技状
態移行手段125は、得点記憶手段124により複数回の遊技
に跨って記憶された得点が、所定の数値(7点)に達す
ることを条件として、再遊技(リプレイ)の抽選確率を
高確率に設定した、いわゆるリプレイタイムゲーム(R
Tゲーム)からなる特別遊技へ移行させるものである。
【0194】なお、RTゲームの開始条件は、得点記憶
手段124の得点が7点に達することであり、RTゲーム
の終了条件は、RTゲームが100回経過することに設
定されてある。 (演出データ記憶手段121)上記演出データ記憶手段121
は、報知装置66の演出データを記憶するためのものであ
る。具体的には、例えば、BBゲームの入賞時や当選時
の表示装置66のスピーカ67から発生させるサウンドや、
報知ランプ69の点灯、点滅の時間や順序等のデータや、
表示装置68に表示される図柄模様及び文字列のデータが
記憶されているものである。もちろん、記憶する演出内
容は、これらに限定されるものではなく、予め記憶され
た音声や、振動や、他のランプの点灯等の種々の報知手
段によるものでも良いものである。
【0195】(演出制御手段122)上記演出制御手段122
は、演出データ記憶手段121からの各演出データを、制
御装置20等からの制御信号に基づいて、報知装置66に出
力し、かかる装置を制御するためのものである。具体的
には、BBゲームや、RBゲーム等や、他の小役等の当
選フラグ成立の可能性が大きいときや、所定の当選フラ
グ成立中に所定の有効入賞ライン上に当該当選図柄が揃
うことによって入賞したときに、演出データ記憶手段15
1からの演出情報に基づいて、報知ランプ69の所定位置
のランプを点灯や点滅させたり、スピーカ67から所定の
電子音を発生させたり、表示装置68に所定の図柄模様及
び文字列を点灯表示させるためのものである。
【0196】(遊技機10の動作)次に、上記構成を備え
た遊技機の通常遊技の動作の概略について、図3乃至図
6に示したフローを用いて説明する。先ず、図3に示す
ステップ100において、スタートスイッチ30が操作さ
れることにより、スタートスイッチ30がONとなる。そ
して、次のステップ101に進む。
【0197】ステップ101において、特別遊技中フラ
グ、具体的には、RTゲーム中フラグが成立(ON状
態)しているか否かが判定される。そして、特別遊技中
フラグ(RTゲーム中フラグ)が成立していないと判定
された場合、次のステップ102に進む。ステップ10
2において、当選抽選手段110による当選抽選処理が行
われる。なお、この当選抽選処理では、通常当選判定テ
ーブル115を使用しているものである。そして、次のス
テップ103に進む。
【0198】ステップ103において、回転リール40の
回転が開始する。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、ストップスイッチ50が操作さ
れることにより、ストップスイッチ50がONとなる。そ
して、次のステップ105に進む。ステップ105にお
いて、回転リール40の回転停止処理が行われる。そし
て、次のステップ106に進む。
【0199】ステップ106において、三個の回転リー
ル40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか
否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応
するストップスイッチ50の操作が行われたと判定された
場合、次のステップ107に進む。ステップ107にお
いて、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当
選図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、
入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定
された場合、次のステップ108に進む。
【0200】ステップ108において、当選図柄に相当
するメダルが払い出される。そして、次のステップ10
9に進む。ステップ109において、当選図柄ベル、ベ
ル、ベルが有効入賞ライン上に停止して、当該当選図柄
が入賞したか否かが判定される。そして、当選図柄ベ
ル、ベル、ベルが入賞したと判定された場合、次のステ
ップ110に進む。
【0201】ステップ110において、得点カウント手
段123が、得点記憶手段124の得点に点数1点を加算す
る。そして、次のステップ111に進む。ステップ11
1において、特殊遊技状態移行手段125により、得点記
憶手段124の得点が7点であるか否かが判定される。そ
して、特殊遊技状態移行手段125により、得点記憶手段1
24の得点が7点であると判定された場合、次のステップ
112に進む。
【0202】ステップ112において、特別遊技中フラ
グ、具体的には、RBゲーム中フラグが成立し、ON状
態となる。そして、次のステップ113に進む。ステッ
プ113において、得点カウント手段123により、得点
記憶手段124の得点がクリアされて0点となる。そし
て、当該遊技が終了する。前記ステップ106におい
て、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50
の操作が行われていないと判定された場合、ステップ1
04に戻る。
【0203】前記ステップ107において、入賞してい
ないと判定された場合、当該遊技が終了する。前記ステ
ップ109において、当選図柄ベル、ベル、ベルが入賞
していないと判定された場合、当該遊技は終了する。前
記ステップ111において、特殊遊技状態移行手段125
により、得点記憶手段124の得点が7点でないと判定さ
れた場合、当該遊技は終了する。
【0204】前記ステップ101において、特別遊技中
フラグ(RTゲーム中フラグ)が成立していると判定さ
れた場合、次のステップ140に進む。ステップ140
において、RTゲーム中の当選抽選処理が行われる。そ
して、次のステップ141に進む。ステップ141にお
いて、回転リール40の回転が開始する。そして、次のス
テップ142に進む。
【0205】ステップ142において、ストップスイッ
チ50が操作されることにより、ストップスイッチ50がO
Nとなる。そして、次のステップ143に進む。ステッ
プ143において、回転リール40の回転停止処理が行わ
れる。そして、次のステップ144に進む。ステップ1
44において、三個の回転リール40に対応するストップ
スイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。そし
て、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50
の操作が行われたと判定された場合、次のステップ14
5に進む。
【0206】ステップ145において、当選フラグ成立
中に当該当選フラグに対応する当選図柄が有効入賞ライ
ン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定
される。そして、入賞したと判定された場合、次のステ
ップ146に進む。ステップ146において、当選図柄
に相当するメダルが払い出される。そして、次のステッ
プ147に進む。
【0207】ステップ147において、RTゲーム制御
手段102により、特別遊技、具体的には、RTゲームの
終了条件が成立したか否かが判定される。すなわち、R
Tゲームに移行して遊技回数100回の経過により、R
Tゲームの終了条件が成立するものである。したがっ
て、RTゲームに移行して遊技回数100回が経過して
RTゲームの終了条件が成立したか否かが判定されるも
のである。そして、RTゲームの終了条件が成立してい
ないと判定された場合、そのまま当該遊技は終了する。
【0208】前記ステップ144において、三個の回転
リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われ
ていないと判定された場合、ステップ142に戻る。前
記ステップ145において、入賞していないと判定され
た場合、次のステップ147に進む。前記ステップ14
7において、特別遊技、具体的には、RTゲームの終了
条件が成立していると判定された場合、すなわち、RT
ゲームに移行してから遊技回数100回が経過している
と判定された場合、次のステップ148に進む。
【0209】ステップ148において、特別遊技中フラ
グ、具体的には、RTゲーム中フラグがOFF状態とな
る。そして、当該遊技が終了する。上述したステップ1
02の通常遊技の当選抽選処理について、図5のフロー
を用いて説明する。ステップ200において、当選抽選
手段110の乱数発生手段111により発生された乱数の中か
ら乱数抽出手段112により乱数が抽出される。そして、
次のステップ201に進む。
【0210】ステップ201において、抽出された乱数
が乱数抽出手段112の内部に記憶される。そして、次の
ステップ202に進む。ステップ202において、判定
手段114により、抽出された乱数と、当選判定テーブル1
13のうちの通常当選判定テーブル115の当選判定領域デ
ータとの比較が行われる。そして、次のステップ203
に進む。
【0211】ステップ203において、判定手段114に
より、抽出された乱数が、当選判定テーブル113のどの
当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定
される。そして、次のステップ204に進む。ステップ
204において、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の
引き込みとが設定される。そして、抽選処理が終了す
る。
【0212】上述したステップ140のRTゲームの当
選抽選処理は、図5のフローを用いて説明したステップ
102の通常遊技の当選抽選処理(ステップ200乃至
ステップ204)と比較して、ステップ202の当選判
定テーブル113として、通常当選判定テーブル115の代わ
りに高確率当選判定テーブル116を使用している点だけ
が異なり、その他は上述したステップ102の通常遊技
の当選抽選処理のフロー(ステップ200乃至ステップ
204)と同一であるため、説明を省略する。
【0213】上述したステップ105の回転リール40の
回転停止処理について、図6を用いて説明する。ステッ
プ300において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設
定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図
柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場
合、次のステップ301に進む。
【0214】ステップ301において、1個の図柄分だ
け、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄
分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ302に
進む。ステップ302において、上述した1個の図柄分
だけ回転リール40を回転させた当該図柄の数がストップ
スイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定さ
れる。そして、ストップスイッチ50を操作した後、1図
柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4
個目の場合には、次のステップ303に進む。
【0215】ステップ303において、回転リール40の
回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リ
ール40の回転停止までの遊技機10の動作が終了する。前
記ステップ300において、所定の図柄の蹴飛ばしの設
定が達成されていると判定された場合、次のステップ3
04に進む。ステップ304において、いずれかの図柄
に対して引き込みが設定されているか否かが判定され
る。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定さ
れていると判定された場合、次のステップ305に進
む。
【0216】ステップ305において、引き込み設定が
達成されたか否かが判定される。そして、引き込み設定
が達成されたと判定された場合、次のステップ303に
進む。前記ステップ304において、いずれの図柄に対
しても引き込みが設定されていないと判定された場合、
ステップ303に進む。
【0217】前記ステップ305において、引き込み設
定が達成されていないと判定された場合、ステップ30
1に進む。前記ステップ302において、ストップスイ
ッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転さ
せてずらした図柄の数が4個目でない場合には、ステッ
プ300に戻る。
【0218】なお、上述した実施の形態において、回転
リール40の停止処理に関してステップ301乃至ステッ
プ305で説明しているが、この例は、引き込み範囲図
柄のうち、基準位置から近い図柄から条件を調査する、
いわゆる最小引き込み停止制御の例である。逆に、引き
込み範囲図柄のうち、基準位置から遠い図柄から条件を
調査する、いわゆる最大引き込み停止制御としても良
い。
【0219】更には、例えば、ストップスイッチ50を押
すタイミングで予め定めたテーブルに従って回転リール
40の停止位置を決定する、いわゆるテーブル停止制御の
方法によるものでも良いものである。このテーブル停止
制御は、当選フラグ成立の有無や、当選フラグ成立中の
当選図柄に基づいた複数のテーブルを有し、この複数の
テーブルから適宜、遊技状況に応じたテーブルが選択さ
れるものである。
【0220】なお、テーブル停止制御においても、当選
フラグが成立しているときには、その当選フラグに対応
する図柄が有効入賞ライン上に揃うように、予めテーブ
ルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる引き込み
設定の一種を備えているものである。また、当選フラグ
が成立していないときには、他の当選図柄が有効入賞ラ
イン上に揃わないように、予めテーブルの上で停止位置
が決定されてあり、いわゆる蹴飛ばし設定の一種を備え
ているものである。
【0221】(第二の実施の形態)図7乃至図11は、
本発明の第二の実施の形態であって、図7は遊技機の入
力、制御及び出力のブロック図、図8は特別遊技移行決
定手段のブロック図、図9及び図11は遊技機の通常遊
技の動作の概略のフローをそれぞれ示すものである。
【0222】本実施の形態は、所定の条件を満足するこ
とにより、特別遊技への移行に関する乱数を用いた抽選
を行うための特別遊技移行決定手段130を備えている。
そして、得点カウント手段123は、特別遊技移行決定手
段130の抽選結果に基づいた点数を得点として計算する
ことを特徴とするものである。その他の構成は、第一の
実施の形態で説明したものと同一であって、説明を省略
する。以下、第一の実施の形態と異なる点を主に、本実
施の形態の詳細を説明する。
【0223】本実施の形態は、当選図柄ベルが所定の停
止位置に揃って入賞するごとに、特別遊技移行決定手段
130が、RTゲームへ移行するか否かの抽選を行うよう
に設定されているものである。そして、RTゲームへ移
行することなく、5回、特別遊技移行決定手段130によ
るRTゲームへの移行抽選に外れた場合、次の遊技はR
Tゲームへ移行するものである。具体的には、特別遊技
移行決定手段130の決定結果、RTゲームへの移行抽選
に外れた場合、点数1が得点として加算される。そし
て、特別遊技移行決定手段130の抽選結果、RTゲーム
への移行抽選に当たった場合、得点はキャンセルされて
0点となるものである。そして、当該得点が5点に到達
することを条件として、次の当選図柄ベル、ベル、ベル
の入賞では、必ず通常遊技からRTゲームへ移行するも
のである。
【0224】ここで、投入スイッチ15、ベットスイッチ
16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップス
イッチ50、リールユニット60、ホッパーユニット65、報
知装置66及び得点報知装置64は第一の実施の形態と同一
であるため、説明を省略する。また、通常遊技制御手段
70、特別遊技制御手段80及び当選抽選手段110は、第一
の実施の形態と同一であるため説明を省略する。
【0225】(特別遊技移行決定手段130)上記特別遊
技移行決定手段130は、当選図柄ベルが所定の停止位置
に揃って入賞するごとに、RTゲームへ移行するか否か
の乱数を用いた抽選を行うものである。具体的には、特
別遊技移行決定手段130は、図8に示すように、大別す
ると、次の手段を備える。
【0226】 (1)移行乱数発生手段131 (2)移行乱数抽出手段132 (3)移行当選判定テーブル133 (4)移行判定手段134 なお、特別遊技移行決定手段130としては、上記した
(1)乃至(4)に限定されるものではない。
【0227】(移行乱数発生手段131)上記移行乱数発
生手段131は、RTゲームへの移行抽選用の乱数を所定
の領域内(例えば十進数で0乃至65535)で発生さ
せるものである。なお、ここで、移行乱数発生手段131
及び移行乱数抽出手段132は、第一の実施の形態で説明
した当選抽選手段110の乱数発生手段111及び乱数抽出手
段112と同様に、あたかも乱数のような分布となるもの
である。
【0228】(移行乱数抽出手段132)上記移行乱数抽
出手段132は、移行乱数発生手段131が発生する乱数を、
当選図柄ベル、ベル、ベルの入賞の際の所定の条件、具
体的には、最後に停止させた回転リール40のストップス
イッチ50の停止操作タイミングを契機として、抽出する
ものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データ
とする。
【0229】(移行当選判定テーブル133)上記移行当
選判定テーブル133は、移行乱数発生手段131がとる乱数
の全領域中、各当選項目の当選領域を有するものであ
る。 (移行判定手段134)上記移行判定手段134は、移行乱数
抽出手段132が抽出した抽出乱数データと、移行当選判
定テーブル133の抽選確率データを基に移行乱数発生手
段131がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域か
らなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数デ
ータが属する領域に対応するものを決定するものであ
る。これにより、RTゲームへ移行するか否かが決定さ
れるものである。
【0230】(得点カウント手段123)上記得点カウン
ト手段123は、所定の条件を満足することにより、所定
の点数を得点として計算するものである。具体的には、
得点カウント手段123は、特別遊技移行決定手段130の移
行抽選結果に基づいた点数を得点として計算するもので
ある。更に、具体的には、特別遊技移行決定手段130の
RTゲームへの移行抽選の結果、外れた場合に1点の点
数を得点記憶手段124の得点に加算するものである。そ
して、特別遊技移行決定手段130の抽選結果、RTゲー
ムへの移行抽選に当たった場合、得点カウント手段123
は、得点記憶手段124の得点をクリアして、0点とする
ものである。
【0231】(得点記憶手段124)上記得点記憶手段124
は、得点カウント手段123の得点を、複数回の遊技に跨
って記憶するためのものである。 (特殊遊技状態移行手段125)上記特殊遊技状態移行手
段125は、得点記憶手段124により複数回の遊技に跨って
記憶された得点が、所定の数値に達することを条件とし
て、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行さ
せるものである。具体的には、特殊遊技状態移行手段12
5は、得点記憶手段124により複数回の遊技に跨って記憶
された得点が、所定の数値(5点)に達することを条件
として、再遊技(リプレイ)の抽選確率を高確率に設定
した、いわゆるリプレイタイムゲーム(RTゲーム)か
らなる特別遊技へ移行させるものである。
【0232】なお、RTゲームの開始条件は、得点記憶
手段124の得点が5点に達することであり、RTゲーム
の終了条件は、RTゲームが100回経過することに設
定されてある。 (遊技機10の動作)次に、上記構成を備えた遊技機の通
常遊技の動作の概略について、図9及び図11に示した
フローを用いて説明する。
【0233】先ず、図9に示すステップ400におい
て、スタートスイッチ30が操作されることにより、スタ
ートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップ4
01に進む。ステップ401において、特別遊技中フラ
グ、具体的には、RTゲーム中フラグが成立(ON状
態)しているか否かが判定される。そして、特別遊技中
フラグ(RTゲーム中フラグ)が成立していないと判定
された場合、次のステップ402に進む。
【0234】ステップ402において、当選抽選手段11
0による当選抽選処理が行われる。なお、この当選抽選
処理では、通常当選判定テーブル115を使用しているも
のである。そして、次のステップ403に進む。ステッ
プ403において、回転リール40の回転が開始する。そ
して、次のステップ404に進む。
【0235】ステップ404において、ストップスイッ
チ50が操作されることにより、ストップスイッチ50がO
Nとなる。そして、次のステップ405に進む。ステッ
プ405において、回転リール40の回転停止処理が行わ
れる。そして、次のステップ406に進む。ステップ4
06において、三個の回転リール40に対応するストップ
スイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。そし
て、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50
の操作が行われたと判定された場合、次のステップ40
7に進む。
【0236】ステップ407において、当選フラグ成立
中に当該当選フラグに対応する当選図柄が有効入賞ライ
ン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定
される。そして、入賞したと判定された場合、次のステ
ップ408に進む。ステップ408において、当選図柄
に相当するメダルが払い出される。そして、次のステッ
プ409に進む。
【0237】ステップ409において、当選図柄ベル、
ベル、ベルが有効入賞ライン上に停止して、当該当選図
柄が入賞したか否かが判定される。そして、当選図柄ベ
ル、ベル、ベルが入賞したと判定された場合、次のステ
ップ410に進む。ステップ410において、特別遊技
移行決定手段130により、特別遊技移行抽選処理、すな
わち、RTゲームへ移行するか否かの移行抽選が行われ
る。そして、次のステップ411に進む。
【0238】ステップ411において、特別遊技移行抽
選処理の結果、当たったか否か、すなわち、RTゲーム
へ移行することに決定したか否かが判定される。そし
て、RTゲームへの移行抽選処理の結果、当たっていな
い、すなわち、RTゲームへ移行しないことに決定され
た場合、次のステップ412に進む。ステップ412に
おいて、得点カウント手段123が、得点記憶手段124の得
点に1点の点数を加算する。そして、次のステップ41
3に進む。
【0239】ステップ413において、特殊遊技状態移
行手段125により、得点記憶手段124の得点が5点である
か否かが判定される。そして、特殊遊技状態移行手段12
5により、得点記憶手段124の得点が5点であると判定さ
れた場合、次のステップ414に進む。ステップ414
において、特別遊技中フラグ、具体的には、RBゲーム
中フラグが成立し、ON状態となる。そして、次のステ
ップ415に進む。
【0240】ステップ415において、得点カウント手
段123により、得点記憶手段124の得点がクリアされて0
点となる。そして、当該遊技が終了する。前記ステップ
406において、三個の回転リール40に対応するストッ
プスイッチ50の操作が行われていないと判定された場
合、ステップ404に戻る。前記ステップ407におい
て、入賞していないと判定された場合、当該遊技が終了
する。
【0241】前記ステップ409において、当選図柄ベ
ル、ベル、ベルが入賞していないと判定された場合、当
該遊技は終了する。前記ステップ413において、特殊
遊技状態移行手段125により、得点記憶手段124の得点が
5点でないと判定された場合、当該遊技は終了する。前
記ステップ401において、特別遊技中フラグ(RTゲ
ーム中フラグ)が成立していると判定された場合、次の
ステップ140(図4)に進む。
【0242】なお、図4に示したステップ140乃至ス
テップ148は、第一の実施の形態で説明したものと同
一であるため説明を省略する。また、ステップ402の
通常遊技の当選抽選処理は、第一の実施の形態のステッ
プ102と同一であるため説明を省略する。また、ステ
ップ405の回転リール40の回転停止処理は、第一の実
施の形態のステップ105と同一であるため説明を省略
する。
【0243】また、ステップ410の特別遊技への移行
抽選処理について、図11のフローを用いて説明する。
ステップ500において、特別遊技移行決定手段130の
移行乱数発生手段131により発生された乱数の中から移
行乱数抽出手段132により乱数が抽出される。そして、
次のステップ501に進む。
【0244】ステップ501において、抽出された乱数
が移行乱数抽出手段132の内部に記憶される。そして、
次のステップ502に進む。ステップ502において、
移行判定手段134により、抽出された乱数と、移行当選
判定テーブル133との比較が行われる。そして、次のス
テップ503に進む。
【0245】ステップ503において、移行判定手段13
4により、抽出された乱数が、移行当選判定テーブル133
のどの領域に含まれるか決定され、移行抽選処理の評価
が決定される。これにより、RTゲームへ移行するか否
かが決定される。 (第三の実施の形態)図12は、本発明の第三の実施の
形態であって、遊技機の通常遊技の動作の概略のフロー
を示すものである。
【0246】本実施の形態は、当選役として、入賞後、
遊技メダルの払い出しを伴わないようにした0枚払出当
選役(具体的には、当選図柄スイカ、スイカ、スイカ)
を備えているものである。そして、得点カウント手段12
3により、所定の点数を得点として、計算するための対
象となる所定の当選図柄を、0枚払出当選役としたこと
を特徴とするものである。
【0247】具体的には、第一の実施の形態では、当選
図柄ベル、ベル、ベルに入賞することにより、点数1が
得点として加算されていたのに対して、本実施の形態で
は、0枚払出当選役である当選図柄スイカ、スイカ、ス
イカに入賞することにより、点数1が得点として加算さ
れるものである。その際、当選図柄スイカ、スイカ、ス
イカは、0枚払出当選役であって、当該入賞時には、遊
技メダルの払い出しは行われないものである。その他の
構成は、第一の実施の形態で説明したものと同様であっ
て、同一のものは説明を省略する。以下、第一の実施の
形態と異なる点を主に、本実施の形態の詳細を説明す
る。
【0248】ここで、0枚払出当選役は、具体的には、
当選図柄スイカ、スイカ、スイカであって、当該0枚払
出当選役の遊技メダルの払い出し枚数は、予め0枚に設
定されている。すなわち、当選抽選手段110の当選抽選
の結果、0枚払出当選役に当選し、且つ、0枚払出当選
役の当選図柄スイカ、スイカ、スイカを、所定の有効入
賞ライン上に揃えることができて、入賞した場合、遊技
者に向かって、遊技メダルの払い出しが0枚に設定され
ている。すなわち、かかる場合に遊技メダルの払い出し
が行われないものである。このため、当該遊技に先だっ
て遊技開始のために投入した遊技メダルは、全部損失と
なってしまうが、いわゆるハズレと異なり、この0枚払
出当選役の当選図柄スイカ、スイカ、スイカの入賞によ
り、得点カウント手段123が、点数1を得点として加算
するものである。そして、かかる得点が合計7点に達す
ることを条件として、特殊遊技状態移行手段125が、再
遊技(リプレイ)の当選確率が高いRTゲームに移行さ
せるものである。これにより、遊技者に対して、通常遊
技よりも再遊技の当選率が高いRTゲームによる利益を
得ることが可能となるものである。
【0249】ここで、投入スイッチ15、ベットスイッチ
16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップス
イッチ50、リールユニット60、ホッパーユニット65、報
知装置66及び得点報知装置64は第一の実施の形態と同一
であるため、説明を省略する。また、通常遊技制御手段
70、特別遊技制御手段80及び当選抽選手段110は、第一
の実施の形態と同一であるため説明を省略する。
【0250】なお、ここで、当選抽選手段110は、第一
の実施の形態と同様であって、0枚払出当選役は、いわ
ゆるハズレの領域ではなく、小役の当選領域の一つとし
て、当選判定テーブル113に設定されているものであ
る。しかし、この0枚払出当選役の当選処理の方法は、
これに限定されるものではない。具体的には、例えば、
0枚払出当選役の当選領域を小役の当選領域の一つとし
て設けずに、一段階の抽選で決定するものではなく、当
選抽選手段110の抽選の結果、いわゆるハズレになった
場合に、当選抽選手段110とは別途に抽選手段を設け
て、当該抽選により0枚払出当選役に当選か否かの抽選
を行い、真のハズレか、0枚払出当選役の当選かを決定
するような二段階抽選によるようなものでも良いもので
ある。
【0251】(得点カウント手段123)上記得点カウン
ト手段123は、所定の条件を満足することにより、所定
の点数を得点として計算するものである。具体的には、
得点カウント手段123は、0枚払出当選役の当選図柄ス
イカ、スイカ、スイカを有効入賞ライン上に停止させる
ことができた場合、1点の点数を得点として加算する。
すなわち、得点カウント手段123は、0枚払出当選役の
当選図柄スイカ、スイカ、スイカが入賞した場合に、1
点の点数を得点に加算するものである。そして、得点カ
ウント手段123は、得点が合計で7点に到達した場合、
当該得点をクリアして0点とするように設定されてい
る。
【0252】また、本実施の形態では、点数として、1
点を加算しているが、第一の実施の形態でバリエーショ
ンを説明したものと同様に、他の数値の点数でも良いも
のである。また、得点カウント手段123は、0枚払出当
選役の当選図柄が入賞することにより、点数を得点とし
て加算しているが、0枚払出当選役に当選することによ
り、すなわち、当該当選図柄の当選フラグが成立するこ
とにより、点数を加算するようにしても良いものであ
る。また、得点カウント手段123は、0枚払出当選役
に、連続して所定回数だけ入賞若しくは当選することを
条件として、所定の点数を得点として計算するようなも
のでも良いものである。例えば、0枚払出当選役の当選
図柄スイカ、スイカ、スイカが、連続して3回、入賞す
ることにより、所定の点数、例えば、3点を加算するよ
うなものである。このように、0枚払出当選役の連続す
る所定の回数の当選若しくは入賞を条件とすることによ
り、連続した所定回数の遊技にわたって、条件を満足で
きるか否かの期待感と緊張感とが入り交じった興奮性の
高い遊技を続けることができ、遊技を興味溢れるものに
することができる。
【0253】また、ここで、得点記憶手段124、特殊遊
技状態移行手段125、演出データ記憶手段121及び演出制
御手段122は、第一の実施の形態で説明したものと同一
であるため説明を省略する。 (遊技機10の動作)上記構成を備えた遊技機10の通常遊
技の動作の概略について、図12に示したフローを用い
て説明する。
【0254】本実施の形態に係る遊技機10の通常遊技の
動作の概略は、第一の実施の形態で説明した図3及び図
4のフローのうち、図3(ステップ100乃至113)
を図12(ステップ600乃至613)に入れ替えたも
のである。すなわち、本実施の形態に係る遊技機10の通
常遊技の動作の概略は、図12及び図4に示したフロー
となるものである。ここで、図3のステップ100乃至
113と、図12のステップ600乃至613を比較す
ると、図3のステップ109が、図12のステップ60
9に変更されているだけであって、その他のステップ
は、ステップ番号は異なるが、内容は、互いに対応して
同一のものである。
【0255】ここで、ステップ609において、0枚払
出当選役の当選図柄スイカ、スイカ、スイカが有効入賞
ライン上に停止して、当該当選図柄が入賞したか否かが
判定される。そして、0枚払出当選役の当選図柄スイ
カ、スイカ、スイカに入賞したと判定された場合、次の
ステップ610に進むものである。また、ステップ60
9において、0枚払出当選役の当選図柄スイカ、スイ
カ、スイカに入賞していないと判定された場合、当該遊
技は終了するものである。
【0256】なお、ここで、ステップ608において、
入賞している場合の遊技メダルの払い出し処理が行われ
るが、0枚払出当選役に入賞している場合は、0枚払出
当選役の払い出し枚数0枚が実行され、遊技メダルの払
い出しは実質的には行われないものである。その他の通
常遊技の動作は、第一の実施の形態で説明したものと同
一であるため説明を省略する。
【0257】本実施の形態は、得点カウント手段123に
より、点数1を得点として、計算するための対象となる
当選図柄を、0枚払出当選役、具体的には、当選図柄ス
イカ、スイカ、スイカとしている。このため、得点カウ
ント手段123は、0枚払出当選役の入賞により、点数1
を得点として加算することができる。そして、複数回の
遊技に跨って、得点の合計を所定の点数(7点)に達成
させることにより、再遊技(リプレイ)の当選率を高く
設定した遊技、いわゆるリプレイタイム遊技(RTゲー
ム)へ移行させることができる。このため、0枚払出当
選役のそれぞれの入賞により、遊技メダルの払い出しは
行われないが、リプレイタイム遊技(RTゲーム)に移
行するための点数1を得点として加算することができる
という新たな楽しみを提供することができる。これによ
り、新たな遊技性を持った遊技を行うことができ、遊技
を興味溢れるものにすることができる。
【0258】そして、リプレイタイム遊技(RTゲー
ム)が、再遊技(リプレイ)の当選率を高く設定してい
るため、通常の遊技状態と比較して、遊技者に多くの利
益を付与することができる。このため、遊技メダルの払
い出しという直接的な利益が無い0枚払出当選役を、遊
技者に対して、リプレイタイム遊技(RTゲーム)への
移行による間接的な利益を付与可能な当選役にすること
ができる。
【0259】(他の実施の形態)上述した第一乃至第三
の実施の形態では、得点記憶手段124の得点が所定の数
値に達することを条件として、特殊遊技状態移行手段12
5が、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態とし
て、特別遊技、いわゆるRTゲームへ移行させている。
しかし、この特別遊技として、RTゲームに限定される
ものではなく、他の特別遊技でも良いものである。
【0260】具体的には、特別遊技として、特定導入遊
技、いわゆるBBゲームを採用しても良いものである。
すなわち、特殊遊技状態移行手段125は、得点記憶手段1
24の得点が所定の数値に達することを条件として、特定
導入遊技、いわゆるBBゲームへ移行するものである。
また、特別遊技として、特定遊技、いわゆるRBゲーム
を採用しても良いものである。すなわち、特殊遊技状態
移行手段125は、得点記憶手段124の得点が所定の数値に
達することを条件として、特定遊技、いわゆるRBゲー
ムへ移行するものである。
【0261】また、特別遊技として、特定図柄について
の停止制御が中止可能なチャレンジタイム遊技、いわゆ
るCTゲームを採用しても良いものである。すなわち、
特殊遊技状態移行手段125は、得点記憶手段124の得点が
所定の数値に達することを条件として、CTゲームへ移
行するものである。また、特別遊技として、所定の当選
図柄の当選抽選手段110の当選抽選結果に関する情報を
報知装置66により報知するアシストタイム遊技、いわゆ
るATゲームを採用しても良いものである。すなわち、
特殊遊技状態移行手段125は、得点記憶手段124の得点が
所定の数値に達することを条件として、ATゲームへ移
行するものである。
【0262】また、この遊技機10は、複数の図柄61を変
動表示又は停止表示させるための図柄表示手段、乱数を
用いて当選図柄61の抽選を行うための当選抽選手段11
0、前記当選抽選手段110の抽選結果が当選である場合に
前記図柄表示手段の当選図柄61を停止表示させたことを
条件として入賞して遊技者に利益を付与する制御手段、
所定の条件を満足することにより、所定の点数を得点と
して計算する得点カウント手段123、前記得点カウント
手段123の前記得点を、複数回の遊技に跨って記憶する
ための得点記憶手段124、及び、前記得点記憶手段124に
より複数回の遊技に跨って記憶された前記得点が、所定
の数値に達することを条件として、前記制御手段により
通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させる
特殊遊技状態移行手段125として機能させるための遊技
機10用プログラムによって制御することができる。この
制御手段は、具体的には、図1に示す通常遊技制御手段
70や、特定導入遊技制御手段91、特定遊技制御手段101
及びRTゲーム制御手段102からなる特別遊技制御手段8
0を含むものである。
【0263】また、この遊技機10は、上述した遊技機用
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を用いて制御することもできる。なお、図柄表示手
段は、複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための
手段をいう。また、この図柄表示手段は、例えば、周囲
に複数の図柄を表示した現実の回転リール40を用い、こ
の回転リール40の回転を制御するようにして形成するこ
とができる。
【0264】また、この図柄表示手段は、例えば、液晶
ディスプレイやCRT等の画像表示装置を用い、この画
像表示装置に複数の図柄を順次表示させるようにして形
成することもできる。ここで、この遊技機用プログラム
を用いて現実の遊技機10を制御しようとする場合には、
「制御手段」は、当選抽選手段110の抽選結果が当選で
ある場合に前記図柄表示手段の当選図柄を停止表示させ
たことを条件として入賞して遊技者に利益を付与する制
御装置20となるものである。また、かかる場合には、制
御手段は、例えば、ホッパーユニット65を駆動させて遊
技者に対して現実の遊技メダルの払い出しを行うように
形成することができる。
【0265】また、この遊技機用プログラムを用いて業
務用或いは家庭用テレビゲーム機等を制御しようとする
場合には、現実の遊技メダルの払い出しを行い得ないの
で、この制御手段は、例えば、液晶ディスプレイやCR
T等の画像表示装置に遊技メダルの枚数を増やすような
画像を表示するように形成することができる。
【0266】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0267】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させる
期待感を、複数回の遊技に跨って、継続して、持つこと
ができて、かかる期待感を、複数回の遊技に跨って徐々
に高揚させることができる遊技機を提供することができ
る。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0268】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
特別遊技へ移行する期待感を、複数回の遊技に跨って、
継続して、持つことができて、特別遊技へ移行する期待
感を、複数回の遊技に跨って徐々に高揚させることがで
きる遊技機を提供することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0269】すなわち、請求項3記載の発明によれば、
所定の当選への期待感を、複数回の遊技に跨って、継続
して、持つことができて、所定の当選への期待感を、複
数回の遊技に跨って徐々に高揚させることができる遊技
機を提供することができる。 (請求項4)請求項4記載の発明によれば、上記した請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0270】すなわち、請求項4記載の発明によれば、
入賞に伴う新たな楽しみを提供することができて、新た
な遊技性を持った遊技を行うことができる遊技機を提供
することができる。 (請求項5)請求項5記載の発明によれば、上記した請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0271】すなわち、請求項5記載の発明によれば、
連続入賞に伴う新たな楽しみを提供することができて、
新たな遊技性を持った遊技を行うことができる遊技機を
提供することができる。 (請求項6)請求項6記載の発明によれば、上記した請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0272】すなわち、請求項6記載の発明によれば、
当選に伴う新たな楽しみを提供することができて、新た
な遊技性を持った遊技を行うことができる遊技機を提供
することができる。 (請求項7)請求項7記載の発明によれば、上記した請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0273】すなわち、請求項7記載の発明によれば、
連続当選に伴う新たな楽しみを提供することができて、
新たな遊技性を持った遊技を行うことができる遊技機を
提供することができる。 (請求項8)請求項8記載の発明によれば、上記した請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0274】すなわち、請求項8記載の発明によれば、
0枚払出当選役の入賞等により、遊技メダルの払い出し
は行われないが、特殊な遊技状態に移行するための点数
を得点として計算することができるという新たな楽しみ
を提供することができるようにした遊技機を提供するこ
とができる。 (請求項9)請求項9記載の発明によれば、上記した請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0275】すなわち、請求項9記載の発明によれば、
目押しの技量に劣る遊技者の救済が可能な遊技機を提供
することができる。 (請求項10)請求項10記載の発明によれば、上記し
た請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に
加え、次のような効果を奏する。
【0276】すなわち、請求項10記載の発明によれ
ば、得点の変化に意外性を付与し、遊技を変化させるこ
とができる遊技機を提供することができる。 (請求項11)請求項11記載の発明によれば、上記し
た請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果
を奏する。
【0277】すなわち、請求項11記載の発明によれ
ば、複数回の遊技に跨って、チャレンジタイム遊技への
移行の期待感を、徐々に高揚させることができる遊技機
を提供することができる。 (請求項12)請求項12記載の発明によれば、上記し
た請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果
を奏する。
【0278】すなわち、請求項12記載の発明によれ
ば、複数回の遊技に跨って、リプレイタイム遊技への移
行の期待感を、徐々に高揚させることができる遊技機を
提供することができる。 (請求項13)請求項13記載の発明によれば、上記し
た請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果
を奏する。
【0279】すなわち、請求項13記載の発明によれ
ば、複数回の遊技に跨って、アシストタイム遊技への移
行の期待感を、徐々に高揚させることができる遊技機を
提供することができる。 (請求項14)請求項14記載の発明によれば、上記し
た請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果
を奏する。
【0280】すなわち、請求項14記載の発明によれ
ば、複数回の遊技に跨って、高確率遊技への移行の期待
感を、徐々に高揚させることができる遊技機を提供する
ことができる。 (請求項15)請求項15記載の発明によれば、上記し
た請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果
を奏する。
【0281】すなわち、請求項15記載の発明によれ
ば、複数回の遊技に跨って、特定導入遊技への移行の期
待感を、徐々に高揚させることができる遊技機を提供す
ることができる。 (請求項16)請求項16記載の発明によれば、上記し
た請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果
を奏する。
【0282】すなわち、請求項16記載の発明によれ
ば、複数回の遊技に跨って、特定遊技への移行の期待感
を、徐々に高揚させることができる遊技機を提供するこ
とができる。 (請求項17)請求項17記載の発明によれば、上記し
た請求項1乃至16のいずれか1項に記載の発明の効果
に加え、次のような効果を奏する。
【0283】すなわち、請求項17記載の発明によれ
ば、現時点での得点を明確に認識することができて、特
殊な遊技状態への移行の期待感を高揚させることができ
る遊技機を提供することができる。 (請求項18)請求項18記載の発明によれば、次のよ
うな効果を奏する。
【0284】すなわち、請求項18記載の発明によれ
ば、遊技機を、特殊遊技状態移行手段等として機能させ
ることにより、通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状
態に移行させる期待感を、複数回の遊技に跨って、継続
して、持つことができて、かかる期待感を、複数回の遊
技に跨って徐々に高揚させることができるようにした遊
技機用プログラムを提供することができる。
【0285】(請求項19)請求項19記載の発明によ
れば、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわ
ち、請求項19記載の発明によれば、遊技機を、特殊遊
技状態移行手段等として機能させることにより、通常の
遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させる期待感
を、複数回の遊技に跨って、継続して、持つことができ
て、かかる期待感を、複数回の遊技に跨って徐々に高揚
させることができるようにした遊技機用プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の
入力、制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機を
示す外観正面図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の
動作の概略を示すフローである。
【図4】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の
動作の概略を示すフローである。
【図5】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の
動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【図6】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の
動作のうち、回転リールの回転停止処理の概略を示すフ
ローである。
【図7】本発明の第二の実施の形態であって、遊技機の
入力、制御及び出力を示すブロック図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態であって、特別遊技
移行決定手段を示すブロック図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態であって、遊技機の
動作の概略を示すフローである。
【図10】本発明の第二の実施の形態であって、遊技機
の動作の概略を示すフローである。
【図11】本発明の第二の実施の形態であって、遊技機
の動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【図12】本発明の第三の実施の形態であって、遊技機
の動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【符号の説明】
10 遊技機 11 筐体 12 表示窓 13 図柄表示窓 15 投入スイッチ 16 ベットスイ
ッチ 17 精算スイッチ 18 メダル投入
口 20 制御装置 21 遊技制御装
置 22 演出制御装置 23 主基板 24 サブ基板 30 スタートス
イッチ 40 回転リール 42 リールテー
プ 43 左側回転リール 44 中央回転リ
ール 45 右側回転リール 50 ストップス
イッチ 60 リールユニット 61 図柄 64 得点報知装置 65 ホッパーユ
ニット 66 報知装置 67 スピーカ 68 表示装置 69 報知ランプ 70 通常遊技制御手段 80 特別遊技制
御手段 90 BBゲーム制御手段 91 特定導入遊
技制御手段 100 RBゲーム制御手段 101 特定遊技制
御手段 102 RTゲーム制御手段 110 当選抽選手
段 111 乱数発生手段 112 乱数抽出手
段 113 当選判定テーブル 114 判定手段 115 通常当選判定テーブル 116 高確率当選
判定テーブル 121 演出データ記憶手段 122 演出制御手
段 123 得点カウント手段 124 得点記憶手
段 125 特殊遊技状態移行手段 130 特別遊技移
行決定手段 131 移行乱数発生手段 132 移行乱数抽
出手段 133 移行当選判定テーブル 134 移行判定手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 5/04 A63F 5/04 516C 516E (72)発明者 飯沼 卓巳 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア東京支社内 (72)発明者 鈴木 貴浩 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア東京支社内 (72)発明者 石澤 陽二 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア東京支社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に複数の図柄を表示した回転リール
    と、 乱数を用いて当選図柄の抽選を行うための当選抽選手段
    とを備え、 前記当選抽選手段の抽選結果が当選である場合に前記回
    転リールの当選図柄が所定の停止位置で停止することを
    条件として入賞して遊技者に利益を付与するように設定
    された遊技機において、 前記遊技機は、 所定の条件を満足することにより、所定の点数を得点と
    して計算する得点カウント手段と、 前記得点カウント手段の前記得点を、複数回の遊技に跨
    って記憶するための得点記憶手段と、 前記得点記憶手段により複数回の遊技に跨って記憶され
    た前記得点が、所定の数値に達することを条件として、
    通常の遊技状態とは異なる特殊な遊技状態に移行させる
    特殊遊技状態移行手段とを備えたことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 遊技として、通常遊技と、特定の入賞或
    いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを少なくと
    も備え、 前記特殊な遊技状態とは、前記特別遊技であることを特
    徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特殊な遊技状態とは、所定の当選が
    成立していることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記得点カウント手段は、所定の当選図
    柄が入賞することにより、所定の点数を得点として計算
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記得点カウント手段は、所定の当選図
    柄が連続して所定の回数、入賞することにより、所定の
    点数を得点として計算することを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記得点カウント手段は、前記当選抽選
    手段の抽選結果、所定の当選図柄が当選することによ
    り、所定の点数を得点として計算することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記得点カウント手段は、前記当選抽選
    手段の抽選結果、所定の当選図柄が連続して所定の回
    数、当選することにより、所定の点数を得点として計算
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記遊技機は、 遊技メダルの投入を条件として遊技を開始可能であると
    ともに、 遊技メダルの払い出しが行われることにより、遊技者に
    利益を付与可能に設定され、 当選役として、入賞後、遊技メダルの払い出しを伴わな
    いようにした0枚払出当選役を備え、 前記得点カウント手段により、所定の点数を得点とし
    て、計算するための対象となる所定の前記当選図柄を、
    前記0枚払出当選役としたことを特徴とする請求項4乃
    至7のいずれか1項に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記得点カウント手段は、前記当選抽選
    手段の当選抽選の結果、当選したが、前記回転リールの
    当選図柄を所定の停止位置で停止することができずに当
    該入賞をとりこぼしたことに基づいた点数を得点として
    計算することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    項に記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 遊技として、通常遊技と、特定の入賞
    或いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを少なく
    とも備え、 前記遊技機は、所定の条件を満足することにより特別遊
    技への移行に関する抽選を行うための特別遊技移行決定
    手段を備え、 前記得点カウント手段は、前記特別遊技移行決定手段の
    抽選結果に基づいた点数を得点として計算することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技
    機。
  11. 【請求項11】 前記特別遊技は、特定図柄についての
    停止制御が中止可能なチャレンジタイム遊技を少なくと
    も備え、 前記特殊遊技状態移行手段は、前記得点記憶手段により
    記憶された前記得点が、所定の数値に達することを条件
    として、前記チャレンジタイム遊技へ移行可能にしたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  12. 【請求項12】 前記遊技は、遊技メダルの投入により
    遊技を開始することができるように設定され、 前記当選抽選手段の当選は、遊技メダルを新たに投入す
    ることなく再度の遊技を行うことができる再遊技を少な
    くとも備え、 前記特別遊技は、再遊技の当選確率を高く設定したリプ
    レイタイム遊技を少なくとも備え、 前記特殊遊技状態移行手段は、前記得点記憶手段により
    記憶された前記得点が、所定の数値に達することを条件
    として、前記リプレイタイム遊技へ移行可能にしたこと
    を特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  13. 【請求項13】 前記遊技機は、前記当選抽選手段の当
    選抽選結果に関する情報を報知可能な報知装置を備え、 前記特別遊技は、所定の当選図柄の前記当選抽選手段の
    当選抽選結果に関する情報を前記報知装置により報知す
    るアシストタイム遊技を少なくとも備え、 前記特殊遊技状態移行手段は、前記得点記憶手段により
    記憶された前記得点が、所定の数値に達することを条件
    として、前記アシストタイム遊技へ移行可能にしたこと
    を特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  14. 【請求項14】 前記当選抽選手段は、当選抽選の抽選
    確率を算出可能に記憶した通常当選判定テーブルと、前
    記通常当選判定テーブルよりも、所定の当選図柄の当選
    抽選の抽選確率を高く設定した高確率当選判定テーブル
    とを備え、 前記特別遊技は、前記通常当選判定テーブルを使用する
    通常遊技と、前記高確率当選判定テーブルを使用する高
    確率遊技とを少なくとも備え、 前記特殊遊技状態移行手段は、前記得点記憶手段により
    記憶された前記得点が、所定の数値に達することを条件
    として、前記通常遊技から前記高確率遊技へ移行可能に
    したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  15. 【請求項15】 遊技として、通常遊技と、抽選結果に
    基づいて開始する特別遊技とを少なくとも備え、 前記特別遊技は、当選確率の大きい特定遊技と、この特
    定遊技の導入確率が大きい特定導入遊技とを少なくとも
    備え、 前記遊技機は、特定導入遊技への移行を決定するための
    特別遊技移行決定手段を備え、 前記得点カウント手段は、前記特別遊技移行決定手段の
    決定結果に基づいた点数を得点として計算し、 前記特殊遊技状態移行手段は、前記得点が所定の数値に
    達することを条件として、前記特定導入遊技へ移行可能
    にしたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  16. 【請求項16】 遊技として、通常遊技と、抽選結果に
    基づいて開始する特別遊技とを少なくとも備え、 前記特別遊技は、当選確率の大きい特定遊技と、この特
    定遊技の導入確率が大きい特定導入遊技とを少なくとも
    備え、 前記遊技機は、特定遊技への移行を決定するための特別
    遊技移行決定手段を備え、 前記得点カウント手段は、前記特別遊技移行決定手段の
    決定結果に基づいた点数を得点として計算し、 前記特殊遊技状態移行手段は、前記得点が所定の数値に
    達することを条件として、前記特定遊技へ移行可能にし
    たことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  17. 【請求項17】 前記遊技機は、前記得点記憶手段に記
    憶した得点を遊技者に向かって報知可能な得点報知装置
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至16のいず
    れか1項に記載の遊技機。
  18. 【請求項18】 遊技機を、 複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための図柄表
    示手段、 乱数を用いて当選図柄の抽選を行うための当選抽選手
    段、 前記当選抽選手段の抽選結果が当選である場合に前記図
    柄表示手段の当選図柄を停止表示させたことを条件とし
    て入賞して遊技者に利益を付与する制御手段、 所定の条件を満足することにより、所定の点数を得点と
    して計算する得点カウント手段、 前記得点カウント手段の前記得点を、複数回の遊技に跨
    って記憶するための得点記憶手段、及び、 前記得点記憶手段により複数回の遊技に跨って記憶され
    た前記得点が、所定の数値に達することを条件として、
    前記制御手段により通常の遊技状態とは異なる特殊な遊
    技状態に移行させる特殊遊技状態移行手段として機能さ
    せるための遊技機用プログラム。
  19. 【請求項19】 遊技機を、 複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための図柄表
    示手段、 当選か否かの抽選を行うための当選抽選手段、 前記当選抽選手段の抽選結果が当選である場合に前記図
    柄表示手段の当選図柄が所定の停止位置で停止すること
    を条件として入賞して遊技者に利益を付与する制御手
    段、 所定の条件を満足することにより、所定の点数を得点と
    して計算する得点カウント手段、 前記得点カウント手段の前記得点を、複数回の遊技に跨
    って記憶するための得点記憶手段、及び、 前記得点記憶手段により複数回の遊技に跨って記憶され
    た前記得点が、所定の数値に達することを条件として、
    前記制御手段により通常の遊技状態とは異なる特殊な遊
    技状態に移行させる特殊遊技状態移行手段として機能さ
    せるための遊技機用プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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