JP2002336412A - 遊技機、遊技機の制御方法、遊技機の制御プログラム及びそれを記録した記録媒体 - Google Patents

遊技機、遊技機の制御方法、遊技機の制御プログラム及びそれを記録した記録媒体

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JP2002336412A
JP2002336412A JP2001143788A JP2001143788A JP2002336412A JP 2002336412 A JP2002336412 A JP 2002336412A JP 2001143788 A JP2001143788 A JP 2001143788A JP 2001143788 A JP2001143788 A JP 2001143788A JP 2002336412 A JP2002336412 A JP 2002336412A
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winning
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Susumu Imazeki
進 今関
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初心者であっても内部入賞の信頼度を容易か
つ直感的に把握することができる遊技機、遊技機の制御
方法、遊技機の制御プログラム及びそれを記録した記録
媒体を提供する。 【解決手段】 内部入賞の信頼度を出力する表示手段と
して、液晶表示装置を使用する。信頼度が100%の場
合、例えば大きなコインが4個表示される。その背景色
は、例えば鮮やかな赤色である。信頼度が60%の場
合、やや大きめのコインが3個表示される。その背景色
は、例えば黄色である。信頼度が30%の場合、やや小
さめのコインが2個表示される。その背景色は、例えば
ややくすんだ緑色である。そして、信頼度が0%の場
合、小さいコインが1個だけ表示される。その背景色
は、例えばくすんだ水色である。このように、コインが
大きいほど、また、その個数が多いほど、ボーナス信頼
度が高く設定されているため、遊技者は、容易かつ直感
的に信頼度を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシン等
の遊技機、遊技機の制御方法、遊技機の制御プログラム
及びそれを記録した記録媒体に関し、特に初心者による
内部入賞の信頼度の認識を容易にする遊技機、遊技機の
制御方法、遊技機の制御プログラム及びそれを記録した
記録媒体に関する。
【従来の技術】スロットマシンにおける当選には、例え
ばビッグボーナス(以下、BBという)、レギュラーボ
ーナス(以下、RBという)及び小役等がある。これら
の当選は、例えば遊技の開始後、遊技者が回転リールを
停止させる前に、スロットマシンに内蔵されているプロ
セッサが発生する乱数により決定されている。そして、
機種によっては、これらの当選の信頼度が当選抽選結果
又は内部入賞状態として遊技者に報知される。このよう
な報知が行われることにより、遊技者はその興味をそそ
られ、遊技を繰り返すように誘導される。このような当
選の報知は、例えば「7」の図柄又は「ベル」の図柄等
が表示窓に所定の配列で表示されること等により行われ
ている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
報知方法では、当選の報知は種々の方法で行われ、複雑
である。このため、初心者にとっては、内部入賞が報知
されていてもそれを認識することが困難であり、本来興
味をそそるための報知が逆に興味をそさしかねない。ま
た、内部入賞がないにも拘わらず、いかにも内部入賞が
あるような報知、所謂ガセネタの報知もあり、内部入賞
の確からしさ、信頼度までをも把握するためには、これ
らの表示を記憶することが必要とされ、相当の熟練を要
するという問題点がある。本発明はかかる問題点に鑑み
てなされたものであって、初心者であっても内部入賞の
信頼度を容易かつ直感的に把握することができる遊技
機、遊技機の制御方法、遊技機の制御プログラム及びそ
れを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明に係る遊技機は、
当選役を抽選するための当選抽選手段と、この当選抽選
手段による抽選結果に関連付けて遊技者への内部入賞の
信頼度を報知する方法を抽選する報知抽選手段と、この
報知抽選手段による抽選結果に関連付けて表示を変化さ
せることにより、前記内部入賞の信頼度を遊技者に対し
て出力する表示手段と、を有することを特徴とする。な
お、前記報知抽選手段は、2以上の報知演出テーブル
と、前記当選抽選手段による抽選結果に基づいて前記2
以上の報知演出テーブルから1の報知演出テーブルを選
択するテーブル選択手段と、選択された報知演出テーブ
ルにより表示する報知の内容を決定する報知演出決定手
段とを有することが望ましい。また、前記報知演出テー
ブルは、1の当選役に対応して当選の際に選択される当
選用報知演出テーブルと当該非当選の際に選択される非
当選用報知演出テーブルの2種類の報知演出テーブルを
有し、これら報知演出テーブルに基づいて1の報知演出
に決定される際に当選用報知演出テーブルを用いる頻度
と非当選用報知演出テーブルを用いる頻度との割合が当
該1の報知演出が表示する信頼度に関連するように形成
されてもよい。また、前記表示手段は、前記内部入賞の
信頼度に関連付けてその数を変化させながら演出表示物
を表示してもよく、前記内部入賞の信頼度に関連付けて
その大きさを変化させながら演出表示物を表示してもよ
く、前記内部入賞の信頼度に関連付けてその色彩を変化
させながら演出表示物を表示してもよい。また、前記表
示手段は、前記内部入賞の信頼度に関連付けて前記演出
表示物の背景部分の色彩を変化させてもよい。更に、前
記表示手段は、前記表示を表現する液晶表示装置等の画
像表示装置を有してもよく、前記表示が表現された演出
用の回転リールを有してもよい。本発明に係る他の遊技
機は、内部入賞を抽選する当選抽選手段と、この当選抽
選手段による抽選結果に関連付けて遊技者への内部入賞
の信頼度を報知する方法を抽選する報知抽選手段と、こ
の報知抽選手段による抽選結果に関連付けて効果音を変
化させることにより、前記内部入賞の信頼度を遊技者に
対して出力する効果音発生手段と、を有することを特徴
とする。なお、この効果音には「ハレルヤ」等の楽曲も
含まれる。本発明に係る遊技機の制御方法は、当選役を
抽選するための当選抽選ステップと、この当選抽選ステ
ップによる抽選結果に関連付けて遊技者への内部入賞の
信頼度を報知する方法を抽選する報知抽選ステップと、
この報知抽選ステップによる抽選結果に関連付けて表示
を変化させることにより、前記内部入賞の信頼度を遊技
者に対して出力する表示ステップと、を有することを特
徴とする。なお、前記報知抽選ステップは、予め設定さ
れた2以上の報知演出テーブルから前記当選抽選手段に
よる抽選結果に基づいて1の報知演出テーブルを選択す
るテーブル選択ステップと、選択された報知演出テーブ
ルより表示する報知の内容を決定する報知演出決定ステ
ップとを有することが望ましい。また、前記報知演出テ
ーブルは、1の当選役に対応して当選の際に選択される
当選用報知演出テーブルと当該非当選の際に選択される
非当選用報知演出テーブルの2種類の報知演出テーブル
を有し、これら報知演出テーブルに基づいて1の報知演
出に決定される際に当選用報知演出テーブルを用いる頻
度と非当選用報知演出テーブルを用いる頻度との割合が
当該1の報知演出が表示する信頼度に関連させるステッ
プを有してもよい。本発明に係る遊技機の制御プログラ
ムは、コンピュータに、当選役を抽選するための当選抽
選手順と、この当選抽選ステップによる抽選結果に関連
付けて遊技者への内部入賞の信頼度を報知する方法を抽
選する報知抽選手順と、この報知抽選ステップによる抽
選結果に関連付けて表示を変化させることにより、前記
内部入賞の信頼度を遊技者に対して出力する表示手順
と、を実行させることを特徴とする。本発明に係るコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、
当選役を抽選するための当選抽選手順と、この当選抽選
ステップによる抽選結果に関連付けて遊技者への内部入
賞の信頼度を報知する方法を抽選する報知抽選手順と、
この報知抽選ステップによる抽選結果に関連付けて表示
を変化させることにより、前記内部入賞の信頼度を遊技
者に対して出力する表示手順と、を実行させるための遊
技機の制御プログラムを記録したことを特徴とする。な
お、前記報知抽選手順は、予め設定された2以上の報知
演出テーブルから前記当選抽選手段による抽選結果に基
づいて1の報知演出テーブルを選択するテーブル選択手
順を有することが望ましい。これらの本発明において
は、内部入賞の信頼度に関連付けて表示又は効果音が変
化するため、初心者であっても容易かつ直感的にその信
頼度を把握することができる。この結果、初心者の遊技
機に対する興味を向上させることが可能である。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
スロットマシンについて添付の図面を参照して具体的に
説明する。図1は本発明の実施の形態に係るスロットマ
シンの入力、制御及び出力を示すブロック図であり、図
2は本発明の実施の形態に係るスロットマシンの外観を
示す正面図である。 (スロットマシン10)本実施形態に係るスロットマシ
ン10は、図2に示すように、四角箱状の筐体11を有
する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に
向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。
そして、この中央部の表示窓12の中央には、3個の回
転リール40(43〜45)の図柄61を見ることがで
きる図柄表示窓13が形成されている。スロットマシン
10の内部には、図1に示すように、スロットマシン1
0の全体の動作を制御するための制御装置(コンピュー
タ)20が内蔵されている。 (制御装置20)制御装置20は、例えば中央処理装置
(CPU)を中心に構成され、リード・オンリ・メモリ
(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、
入出力(I/O)ポート等を備えている。そして、CP
UがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、
次の装置の動作を制御する。 (1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストッ
プスイッチ50の操作に基づいて回転リール40の回転
及び停止を制御する装置であり、演出制御装置22は、
ランプやスピーカ等の表示装置を制御する装置である。
また、CPUの個数は、1個に限定されず、これらの装
置が2個以上のCPUにより制御されてもよい。 (遊技制御装置21) 遊技制御装置21は、上述のように、スタートスイッチ
30及びストップスイッチ50の操作に基づいて回転リ
ール40の回転及び停止を制御する。そして、この遊技
制御装装置21は、次の手段として機能する。 (1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)抽選手段105 なお、前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせ
るために通常遊技に関する制御を行うものであり、前記
特別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特
別遊技に関する制御を行うものであり、前記抽選手段1
05は内部入賞の抽選及びその報知方法の抽選を行うも
のである。また、遊技制御装置21の機能としては、上
記の通常遊技制御手段70、特別遊技制御手段80及び
当選抽選手段110に限定されるものではなく、他の手
段を含んでいてもよい。 (演出制御装置22)演出制御装置22は、上述のよう
に、ランプやスピーカ等の表示装置を制御する。 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示す
ように、次のパーツが接続されている。 (1)投入スイッチ15 (2)ペットスイッチ16 (3)清算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 なお、入力段に接続されるパーツは、これらのパーツに
限定されるものではない。 (投入スイッチ15)上記投入スイッチ15は、図2に
示すように、回転リール40の斜め下方に位置するスイ
ッチであって、投入された遊技メダルを検知するための
ものである。 (ペットスイッチ16)上記ペットスイッチ16は、図
2に示すように、回転リール40の下方に位置するスイ
ッチであって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代え
るためのものである。 (精算スイッチ17)上記精算スイッチ17は、図2に
示すように、回転リールの斜め下方に位置するスイッチ
であって、貯留した投入メダルを払い出すためのもので
ある。 (スタートスイッチ30)上記スタートスイッチ30
は、図2に示すように、回転リール40の斜め下方に位
置するレバー式のスイッチであって、遊技メダルの投入
若しくはペットスイッチ16の投入を条件に、又は「再
遊技(Replay)」時には前遊技からの所定時間の
経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させる
ためのものである。 (ストップスイッチ50)上記ストップスイッチ50
は、リールユニット60の駆動を停止させるためのスイ
ッチである。具体的には、ストップスイッチ50は、図
2に示すように、各回転リール40に対応した3個のス
イッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ず
つ配置されているものである。回転リール40に対応し
たストップスイッチ50の操作により、当該対応した回
転リール40が回転を停止するように設定されているも
のである。 (出力段)上記制御装置20の出力段には、図1に示す
ように、次のパーツが接続されている。 (1)リールユニット60 (2)ホッパユニット65 (3)演出表示装置(ランプ及びスピーカ)66 (4)フラグ成立報知手段170 なお、出力段に接続されるパーツは、これらのパーツに
限定されるものではない。 (リールユニット60)上記リールユニット60は、特
に図示しないが、例えば枠体に固定又は支持された3個
のモータと、各々のモータの出力軸に固定された3個の
回転リール40とから構成されている。そして、各回転
リール40は、例えば合成樹脂からなる回転ドラムと、
この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテ
ープ42とを備えている。このリールテープ42の外周
面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示され
ている。 (ホッパユニット65)上記ホッパユニット65は、遊
技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すための
ものである。 (演出表示装置66)上記演出表示装置66は、スピー
カや表示ランプ等であって、遊技者に当選等を報知させ
るためのものである。具体的には、演出制御装置22の
制御により、当選時にスピーカから当選音を発生させ、
表示ランプを点灯又は点滅させることにより、遊者に当
選等を報知させるためのものである。 (フラグ成立報知手段170)上記フラグ成立報知手段
170は、当選抽選手段110及び報知抽選手段146
による抽選結果に基づいて、特別当選フラグを含む当選
フラグの成立に関する情報を遊技者に向かって報知する
ためのものである。このフラグ成立報知手段170は、
例えば、図2に示すように、上部の表示窓12に液晶表
示装置(LCD)として取り付けられている。図3は液
晶表示装置により表示される報知映像を示す図であっ
て、(a)乃至(d)は、夫々ボーナス信頼度が100
%、60%、30%、0%のときの映像を示すものであ
る。ボーナス信頼度が100%の場合、図3(a)に示
すように、例えば大きなコインが4個表示される。その
背景色は、例えば鮮やかな赤色である。ボーナス信頼度
が60%の場合、図3(b)に示すように、やや大きめ
のコインが3個表示される。その背景色は、例えば黄色
である。ボーナス信頼度が30%の場合、図3(c)に
示すように、やや小さめのコインが2個表示される。そ
の背景色は、例えばややくすんだ緑色である。そして、
ボーナス信頼度が0%の場合、図3(d)に示すよう
に、小さいコインが1個だけ表示される。その背景色
は、例えばくすんだ水色である。本実施形態において
は、従来と同様に、スタートスイッチ30の操作等の所
定条件をトリガとして当選抽選及び報知抽選が抽選手段
105により行われる。そして、その抽選結果によるボ
ーナス信頼度に応じて図3(a)乃至(d)のいずれか
の映像がLCDに映し出される。本実施形態では、コイ
ンが大きいほど、また、その個数が多いほど、ボーナス
信頼度が高く設定されているため、遊技者は、フラグ成
立報知手段170を観察することにより、直感的にボー
ナス信頼度を把握することができる。 (通常遊技制御手段70)上記通常遊技制御手段70
は、遊技者に通常遊技を行わせるためのものである。即
ち、メダルの投入若しくはペットスイッチ16の投入を
条件に、又は「再遊技(Replay)」時には前遊技
から所定時間の経過を条件に、スタートスイッチ30を
操作すると、リールユニット60を駆動させ、3個の回
転リール40の回転を開始させる。その後、遊技者によ
り3個のストップスイッチ50のうちの1個が操作され
ると、当該対応する回転リール40の回転を停止させ
る。そして、遊技者によりストップスイッチ50の3個
全てが操作されると、3個の回転リール40の回転を全
て停止させることになる。このとき、中央部の表示窓1
2の入賞有効ライン上に、予め設定された図柄61が停
止すると、ホッパユニット65を介して所定枚数のメダ
ルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、
クレジットしてもよい。当選には、例えば、遊技メダル
の払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選
と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付
与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊
技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うこ
とができる「再遊技(Replay)」とがある。そし
て、その抽選結果がいずれかの当選となった場合、その
当選に対応した当選フラグが成立する。そして抽選結果
が特別当選である場合に、特別当選フラグが成立し、前
述のように、フラグ成立報知手段170による遊技者へ
の報知が行われる。そして、この特別当選フラグの成立
中に、リールユニット60の回転リール40の停止図柄
61の組み合わせが、予め定められた所定の特別当選図
柄(例えば、入賞有効ライン上に「7」が3個揃うも
の)と一致したことを条件に当選が確定し、遊技者に特
別遊技を行わせるように形成されている。そして、抽選
により特別当選フラグが成立したが、回転リール40の
停止図柄61の組み合わせが特別当選図柄と一致してい
ない場合、それ以後の遊技に特別当選フラグ成立の権利
が持ち越されるように設定されている。なお、小役の当
選フラグについては、例えば、当選フラグが成立した遊
技で当選を確定させられない場合、当選フラグ成立の権
利の次の遊技への持ち越しはない。また、いずれかの当
選フラグが成立している間に、対応する当選図柄を入賞
有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リー
ル40の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ50
のタイミングによるものである。具体的には、ストップ
スイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リー
ル40が停止するように設定されているため、ストップ
スイッチ50を操作した後、そのまま停止させるか、又
は190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上
の引き込み可能図柄61、例えば連続する4個の引き込
み可能図柄61の中に、対応する当選図柄が含まれてい
るような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回
転リール40は入賞有効ライン上にその当選図柄を引き
込んで停止する。一方、かかる4個の引き込み可能図柄
61の中に、対応する当選図柄が含まれていないような
場合には、入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込ん
で停止することができない。また、ストップスイッチ5
0を押すタイミングで予め定めたテーブルに従って回転
リール40の停止位置を決定する方法がある。この場合
にも、当選フラグが成立しているときには、その当選フ
ラグに対応する図柄が入賞有効ライン上に揃うように予
めテーブルの上で停止位置が決定されている。これも所
謂引き込み設定の一種である。このようなときに、この
テーブルを使用するか否かを抽選し、その抽選結果に基
づいて、当該テーブルを使用するか否かを決定して制御
する方法も、本発明に含まれるものである。 (特別遊技制御手段80)上記特別遊技制御手段80
は、抽選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特
別遊技を行わせるためのものである。上記特別遊技とし
ては、大別すると、次のゲームがある。 (1)特定導入遊技(BBゲーム) (2)特定遊技(RBゲーム) (3)特定当選遊技(JACゲーム) なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、
例えばBBゲーム中に行われるか、又はBBゲーム中で
無い場合にも単独で行われるものである。また、上記特
定当選遊技、所謂JACゲームは、RBゲーム中に行わ
れるものである。また、特別遊技としては、上記した
(1)乃至(3)の遊技に限定されるものではない。通
常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄
61が入賞有効ライン上に3個揃うと、ホッパユニット
65を介して、例えば15枚のメダルが払い出される。
このとき、BBゲームが開始される。具体的には、特別
遊技制御手段80は、図1に示すように、大別すると、
次の手段を備える。 (1)特定導入遊技制御手段91(BBゲーム制御手段
90) (2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段1
00) (特定導入遊技制御手段91)上記特定導入遊技制御手
段91は、BBゲームを制御するためのものである。具
体的には、BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に
最大3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転
リールの回転を各々停止させた際に、入賞有効ライン上
に当選図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い
出しが行われるものである。したがって、BBゲーム中
では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われ
るものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに
移行するための特定当選図柄が入賞有効ライン上に揃っ
た場合には、その後RBゲームに移行するものである。
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームヘの移行が、例
えば最大3回行われることになっているために、1回目
のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常
遊技と同様な抽選及び制御が行われるものである。そし
て、BBゲームでは、BBゲーム中のRBゲームが所定
の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲーム中の通常
遊技が所定の最大回数、例えば最大30回の終了によ
り、BBゲームは終了するものである。 (特定遊技制御手段101)上記特定遊技制御手段10
1は、RBゲームを制御するためのものである。具体的
には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入とな
り、回転リール40の所定の図柄61が表示窓12のセ
ンターライン上に揃った場合に入賞となるものである。
そして、RBゲームでは、当選するか否かの特定当選遊
技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回
の入賞が可能である。即ち、最大8回の当選が確定する
か、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、R
Bゲームは終了するものである。 (抽選手段105)上記抽選手段105には、当選抽選
手段110及び報知抽選手段146が具備されている。 (当選抽選手段110)上記当選抽選手段110は、予
め定めた抽選確率に基づいて当選か否かの当選判定の抽
選を行うものである。そして、当選抽選手段110によ
る抽選結果が当選である場合に当選フラグが成立し、こ
の当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組
み合わせが予め定められた当選図柄と一致したことを条
件に当選が確定し、遊技者にメダルの払い出しや、特別
遊技等の利益が付与されるように設定されている。図4
は当選抽選手段110の構成を示すブロック図である。
上記当選抽選手段110には、例えば、次の手段が具備
されている。 (1)乱数発生手段111 (2)乱数抽出手段112 (3)当選判定テーブル113 (4)判定手段114 なお、当選抽選手段110の機能は、上記した(1)乃
至(4)に限定されるものではない。 (乱数発生手段111)上記乱数発生手段111は、当
選抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜1
6383)で発生させるものである。 (乱数抽出手段112)上記乱数抽出手段112は、乱
数発生手段111が発生する乱数を、所定の条件(例え
ば、スタートスイッチ30の操作)で抽出するものであ
る。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。 (当選判定テーブル113)上記当選判定テーブル11
3は、乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各当
選項目の当選領域を有するものである。 (判定手段114)上記判定手段114は、乱数抽出手
段112が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブ
ル113の抽選確率データを基に、乱数発生手段111
がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる
当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが
属する当選領域に対応する当選を決定するものである。 (報知抽選手段146)上記報知抽選手段146は、当
選抽選手段110の抽選結果、BBゲームに当選して当
該特別当選フラグが成立した場合に、予め定めた抽選確
率に基づいて、フラグ成立報知手段170によるBBゲ
ームの特別当選フラグ成立の報知をどのようにして行う
かの抽選を行うものである。図5は報知抽選手段146
の構成を示すブロック図である。報知抽選手段146に
は、手段等が備えられている。 (1)報知乱数発生手段151 (2)報知乱数抽出手段152 (3)報知演出テーブル153 (4)報知判定手段154 (5)内部入賞判定手段155 なお、報知抽選手段146の構成は、上記した(1)乃
至(5)に限定されるものではない。 (内部入賞判定手段155)上記内部入賞判定手段15
5は、当選抽選手段110による内部入賞の抽選結果に
基づいてその内部入賞が報知の対象となるものであるか
を判定するものである。 (報知乱数発生手段151)上記報知乱数発生手段15
1は、当選フラグ成立の有無の報知の抽選用の乱数を所
定の領域内(例えば十進数で0000〜9999)で発
生させるものである。 (報知乱数抽出手段152)上記報知乱数抽出手段15
2は、報知乱数発生手段151が発生する乱数を、所定
の条件(例えば、スタートスイッチ30の操件)で抽出
するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数デ
ータとする。なお、「報知乱数発生手段151」及び
「報知乱数抽出手段152」は、当選抽選手段110の
「乱数発生手段111」及び「乱数抽出手段112」で
説明したものと同一であって、あたかも乱数のような分
布となるものである。 (報知演出テーブル153)上記報知演出テーブル15
3は、報知乱数発生手段151がとる乱数の全領域中、
報知の演出方法をどのように行うかの各項目の当選領域
を有するものである。図6(a)は当選用報知演出テー
ブルの構成を示す模式図、(b)は外れ用報知演出テー
ブルの構成を示す模式図である。当選用報知演出テーブ
ルにおいては、図6(a)に示すように、乱数0000
〜3333の領域に100%のボーナス信頼度が割り当
てられ、乱数3334〜8888の領域に60%のボー
ナス信頼度が割り当てられ、乱数8889〜9999の
領域に30%のボーナス信頼度が割り当てられている。
従って、0%のボーナス信頼度が選択される乱数領域は
存在しない。一方、外れ用報知演出テーブルにおいて
は、図6(b)に示すように、乱数0000〜1111
の領域に60%のボーナス信頼度が割り当てられ、乱数
1112〜6666の領域に30%のボーナス信頼度が
割り当てられ、乱数6667〜9999の領域に0%の
ボーナス信頼度が割り当てられている。従って、100
%のボーナス信頼度が選択される乱数領域は存在しな
い。当選用報知演出テーブル又は外れ用報知演出テーブ
ルのいずれが選択されるかは、当選抽選手段110によ
る抽選結果による。なお、報知演出テーブルが3以上設
定されていてもよい。また、報知演出テーブルは、当選
用報知演出テーブルと外れ用報知演出テーブルに基づい
て1の報知演出に決定される際に、当選用報知演出テー
ブルを用いる頻度と外れ用報知演出テーブルを用いる頻
度との割合が当該1の報知演出が表示する信頼度に関連
させられていてもよい。 (報知判定手段154)上記報知判定手段154は、報
知乱数抽出手段152が抽出した抽出乱数データと、報
知演出テーブル153の抽選確率データを基に、報知乱
数発生手段151がとる乱数の全領域中の各当選項目の
当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該
抽出乱数データが属する当選領域に対応する項目を決定
するものである。 (演出制御装置22)演出制御装置22には、当選演出
データ記憶手段141及び当選演出制御手段142が設
けられている。 (当選演出データ記憶手段141)上記当選演出データ
記憶手段141は、演出表示装置66及びフラグ成立報
知手段170等の演出データを記憶するためのものであ
り、例えばROMから構成されている。具体的には、報
知演出テーブル153から選択されたボーナス信頼度に
応じてフラグ成立報知手段170に表示される映像のデ
ータが記憶されている。また、例えば、BBゲームの入
賞時の演出表示装置66のスピーカから発生させる当選
音(効果音)の音量及び高さ等、並びにランプの点灯又
は点滅の時間及びそれらの順序等のデータが当選演出デ
ータ記憶手段141に記憶されていてもよい。記憶する
演出内容は、これらに限定されるものではなく、例え
ば、回転リール40を照らす光の色の変更方法、回転リ
一ル40へのフラッシュ光の照射方法等の種々の報知手
段の組み合わせによるものでもよいものである。 (当選演出制御手段142)上記当選演出制御手段14
2は、当選演出データ記憶手段141からの各演出デー
タを、制御装置20等からの制御信号に基づいて、演出
表示装置66又はフラグ成立報知手段170に出力し、
選択された報知演出テーブルより表示する報知の内容を
決定し、かかる装置を制御するためのものである。具体
的には、BBゲーム若しくはRBゲーム又は他の小役等
の当選フラグが成立したとき、所定の当選フラグ成立中
に所定の入賞有効ライン上に当該当選図柄が揃うことに
より当選が確定したときに、当選演出データ記憶手段1
41からの演出情報に基づいて、演出表示装置66の所
定のランプを点灯又は点滅させたり、表示装置66のス
ピーカから所定の電子音を発生させるためのものであ
る。また、当選フラグ成立を報知するために、フラグ成
立報知手段170に所定の映像を表示させるための制御
をも行うものである。上記当選演出制御手段142は、
通常遊技中、当選抽選手段110及び報知抽選手段14
6の抽選結果に基づいて、BBゲームの特別当選フラグ
成立に関する情報を、フラグ成立報知手段170のLC
Dを介して報知する。次に、上述のように構成された本
実施形態に係るスロットマシンの動作について説明す
る。先ず、スタートスイッチ30が操作されることによ
り、スタートスイッチ30がONとなり、当選抽選手段
110により抽選処理が行われる。この抽選処理では、
当選抽選手段110の乱数発生手段111により発生さ
れた乱数の中から乱数抽出手段112により乱数が抽出
される。次いで、抽出された乱数が乱数抽出手段112
の内部に記憶され、判定手段114により、抽出された
乱数と当選判定テーブル113の当選判定領域データと
の比較が行われる。更に、判定手段114により、抽出
された乱数が、当選判定テーブル113のどの当選領域
に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定され、所
定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定さ
れ、抽選処理が終了する。当選抽選手段110による抽
選処理の後、報知抽選手段146による報知方法の抽選
が行われる。図7は報知抽選手段146による報知方法
を抽選する方法を示すフローチャートである。この報知
方法の抽選では、先ず、ステップS1において、内部入
賞判定手段155が、当選抽選手段110による判定結
果に基づいて、その内部入賞が報知をすべきものに該当
するか否かを判定する。次に、ステップS2において、
その内部入賞の状態に基づき、報知演出テーブル153
として、図6(a)に示す当選用報知演出テーブル又は
図6(b)に示す外れ用報知演出テーブルを選択する。
続いて、報知抽選手段146の報知乱数発生手段151
により発生された乱数の中から報知乱数抽出手段152
により乱数が抽出される。次いで、抽出された乱数が報
知乱数抽出手段152の内部に記憶され、報知判定手段
154により、抽出された乱数と報知演出テーブル15
3の報知判定領域データとの比較が行われる。更に、報
知判定手段154により、抽出された乱数が、報知演出
テーブル153のどのボーナス信頼度領域に含まれるか
決定され、報知抽選処理の評価が決定され、その決定が
当選演出制御手段142に出力される。当選演出制御手
段142は、報知抽選手段146から出力されたボーナ
ス信頼度に基づき、当選演出データ記憶手段141に記
憶されているデータを参照し、そのボーナス信頼度を示
す映像をフラグ成立報知手段170であるLCDに表示
する。即ち、ボーナス信頼度が100%の場合には、図
3(a)に示すように、例えば大きなコインを4個表示
し、ボーナス信頼度が60%の場合には、図3(b)に
示すように、やや大きめのコインを3個表示し、ボーナ
ス信頼度が30%の場合には、図3(c)に示すよう
に、やや小さめのコインを2個表示し、ボーナス信頼度
が0%の場合には、図3(d)に示すように、小さいコ
インを1個だけ表示する。このとき、ボーナス信頼度に
応じて背景色を変化させてもよい。これらの抽選の後、
回転リール40の回転が開始する。そして、遊技者がス
トップスイッチ50を操作することにより、ストップス
イッチ50がONとなり、それに対応する回転リール4
0の回転停止処理が行われる。遊技者が3個の回転リー
ル40に対応するストップスイッチ50の操作を行う
と、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当選
図柄が入賞有効ライン上に揃ったか否か、即ち、当選が
確定したか否かが判定される。そして、当選が確定した
と判定された場合には、当選図柄に相当するメダルが払
い出され、BBゲーム又はRBゲームの特別遊技に入賞
した際、当該特別遊技の入賞回数が1つ増えた状態で、
カウントされる。それに伴い、前回特別遊技終了からの
通常遊技の遊技回数が求められ、その数値に基づいて、
特別遊技間の通常遊技の遊技回数の平均が算出される。
更に、全遊技回数、全投入メダルの枚数及び全遊技時間
がカウントされ、必要に応じて特別遊技の遊技時間及び
BBゲーム中のメダルの純増枚数がカウント処理され
る。そして、カウント処理された上記数値が遊技結果履
歴記憶手段の内部に記憶され、遊技結果履歴記憶手段か
らのデータに基づいて、遊技結果履歴表示装置120に
より、遊技結果の履歴が表示され、遊技が終了する。一
方、当選が確定していないと判定された場合には、通常
遊技の遊技回数が1つ増えた状態で、カウントされる。
それに伴い、前回特別遊技終了からの通常遊技の遊技回
数、特別遊技間の通常遊技の遊技回数の平均、全遊技回
数、全投入枚数及び全遊技時間がカウントされる。そし
て、当選が確定された場合と同様に、カウント処理され
た上記数値が遊技結果履歴記憶手段の内部に記憶され、
遊技結果履歴記憶手段からのデータに基づいて、遊技結
果履歴表示装置120により、遊技結果の履歴が表示さ
れ、遊技が終了する。このような本発明の実施形態によ
れば、内部入賞の信頼度の報知が、それに専用に設けら
れているフラグ成立報知手段170たるLCDにより行
われると共に、ボーナス信頼度が高いほど、表示される
コインの数が多く、また、その大きさが大きいので、遊
技者が初心者であっても、容易かつ直感的にボーナス信
頼度を認識することが可能である。このため、従来のも
のよりもより一層遊技に対する興味を引くことが可能で
ある。なお、上述の実施の形態では、コインの数及びそ
の大きさ並びに背景色の彩度によりボーナス信頼度を表
現しているが、本発明はこのような表現方法に限定され
るものではなく、例えば、コインの色を変化させてもよ
い。この場合、ボーナス信頼度が高い場合から低い場合
にかけて、例えば金色、銀色、銅色、赤色等のように変
化させれば、ボーナス信頼度の高さを容易かつ直感的に
認識することが可能である。また、背景の色を、コイン
の色と同様に金色、銀色、銅色、赤色等のように変化さ
せてもよい。また、交通信号の色に合わせて、青色、黄
色、赤色のように背景色を変化させてもよい。更に、L
CDの画面の明るさをボーナス信頼度が高いほど高くす
ることによっても、ボーナス信頼度の高さを容易かつ直
感的に認識させることが可能である。また、著名な漫画
又は映画等のキャラクタを表示してもよい。この場合、
例えば主役を最も高いボーナス信頼度に対応させ、悪役
を最も低いボーナス信頼度に対応させることができる。
また、これらの表示は液晶表示装置(LCD)によるも
のに限定されるものではなく、例えば3個の回転リール
の隣に同軸で回転する報知用回転リールを設け、この報
知用回転リールにボーナス信頼度の高低に対応させて、
例えば4種類の図柄を描いておいてもよい。また、他の
画像表示装置を使用してもよい。なお、内部入賞の報知
は、視覚により認識されるものに限定されず、聴覚又は
嗅覚により認識されるようなものであってもよい。例え
ば、聴覚により認識されるものとしては、ボーナス信頼
度が最も高い場合に「ハレルヤ」を効果音として出力
し、次に高い場合に「英雄」を効果音として出力し、次
に高い場合に「運命」を効果音として出力し、最も低い
場合に「葬送行進曲」を出力してもよい。また、ボーナ
ス信頼度が高い場合に長調の楽曲を出力し、低い場合に
短調の楽曲を出力するような組み合わせを採用してもよ
い。更に、効果音の高低を組み合わせてもよい。また、
これらの表示による報知と効果音による報知とを組み合
わせてもよい。なお、上述の実施の形態は、本発明をス
ロットマシンに適用したものであるが、報知抽選手段1
46をコンピュータにより構成し、図7に示すような制
御フローをプログラムとして報知抽選手段146に実行
させてもよい。この場合、図6に示すような報知演出用
テーブルは、例えばROM等に予め格納しておいてもよ
く、また、RAM等に格納しておいてスロットマシンを
立ち上げるたびにテーブルを更新するようにしてもよ
い。更に、このような制御プログラムをフロッピーディ
スク(FD)又はCD−ROM等のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記録させておいてもよい。この場
合、スロットマシンには、記録媒体に記録されたプログ
ラムを読み出すための読み出し手段として、例えばFD
ドライブ等が必要とされる。更にまた、このような制御
プログラムをインターネット等の通信網を介して配信可
能にしてもよい。この場合、スロットマシンには通信網
と接続するためのモデム又はターミナルアダプタ等の接
続手段が必要とされる。
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
遊技者に対する内部入賞の信頼度が、表示又は効果音の
変化により報知されるため、初心者であっても容易かつ
直感的にその信頼度を把握することができる。従って、
信頼度を記憶する必要はなくなり、初心者の遊技機に対
する興味をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの入
力、制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの外
観を示す正面図である。
【図3】液晶表示装置により表示される報知映像を示す
図であって、(a)乃至(d)は、夫々ボーナス信頼度
が100%、60%、30%、0%のときの映像を示す
ものである。
【図4】当選抽選手段110の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】報知抽選手段146の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】(a)は当選用報知演出テーブルの構成を示す
模式図、(b)は外れ用報知演出テーブルの構成を示す
模式図である。
【図7】報知抽選手段146による報知方法を抽選する
方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10;スロットマシン 11;筐体 12;表示窓 13;図柄表示窓 15;投入スイッチ 16;ペットスイッチ 17;清算スイッチ 20;制御装置 21;遊技制御装置 22;演出制御装置 30;スタートスイッチ 40、43〜45;回転リール 42;リールテープ 50;ストップスイッチ 60;リールユニット 61;図柄 65;ホッパユニット 66;演出表示装置 70;通常遊技制御手段 80;特別遊技制御手段 90;BBゲーム制御手段 91;特定導入遊技制御手段 100;RBゲーム制御手段 101;特定遊技制御手段 110;当選抽選手段 111;乱数発生手段 112;乱数抽出手段 113;当選判定テーブル 114;判定手段 120;遊技結果履歴表示装置 141;当選演出データ記憶手段 142;当選演出制御手段 146;報知抽選手段 151;報知乱数発生手段 152;報知乱数抽出手段 153;報知演出テーブル 154;報知判定手段 155;内部入賞判定手段 170;フラグ成立報知手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当選役を抽選するための当選抽選手段
    と、この当選抽選手段による抽選結果に関連付けて遊技
    者への内部入賞の信頼度を報知する方法を抽選する報知
    抽選手段と、この報知抽選手段による抽選結果に関連付
    けて表示を変化させることにより、前記内部入賞の信頼
    度を遊技者に対して出力する表示手段と、を有すること
    を特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記報知抽選手段は、2以上の報知演出
    テーブルと、前記当選抽選手段による抽選結果に基づい
    て前記2以上の報知演出テーブルから1の報知演出テー
    ブルを選択するテーブル選択手段と、選択された報知演
    出テーブルにより表示する報知の内容を決定する報知演
    出決定手段とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記報知演出テーブルは、1の当選役に
    対応して当選の際に選択される当選用報知演出テーブル
    と当該非当選の際に選択される非当選用報知演出テーブ
    ルの2種類の報知演出テーブルを有し、これら報知演出
    テーブルに基づいて1の報知演出に決定される際に当選
    用報知演出テーブルを用いる頻度と非当選用報知演出テ
    ーブルを用いる頻度との割合が当該1の報知演出が表示
    する信頼度に関連するように形成されたことを特徴とす
    る請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記内部入賞の信頼度
    に関連付けてその数を変化させながら演出表示物を表示
    するものであることを特徴とする請求項1乃至3いずれ
    か1項に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記内部入賞の信頼度
    に関連付けてその大きさを変化させながら演出表示物を
    表示するものであることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1項に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、前記内部入賞の信頼度
    に関連付けてその色彩を変化させながら演出表示物を表
    示するものであることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1項に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記内部入賞の信頼度
    に関連付けて前記演出表示物の背景部分の色彩を変化さ
    せることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に
    記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記表示を表現する画
    像表示装置を有することを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれか1項に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、前記表示が表現された
    演出用の回転リールを有することを特徴とする請求項1
    乃至8のいずれか1項に記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 当選役を抽選するための当選抽選手段
    と、この当選抽選手段による抽選結果に関連付けて遊技
    者への内部入賞の信頼度を報知する方法を抽選する報知
    抽選手段と、この報知抽選手段による抽選結果に関連付
    けて効果音を変化させることにより、前記内部入賞の信
    頼度を遊技者に対して出力する効果音発生手段と、を有
    することを特徴とする遊技機。
  11. 【請求項11】 当選役を抽選するための当選抽選ステ
    ップと、この当選抽選ステップによる抽選結果に関連付
    けて遊技者への内部入賞の信頼度を報知する方法を抽選
    する報知抽選ステップと、この報知抽選ステップによる
    抽選結果に関連付けて表示を変化させることにより、前
    記内部入賞の信頼度を遊技者に対して出力する表示ステ
    ップと、を有することを特徴とする遊技機の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記報知抽選ステップは、予め設定さ
    れた2以上の報知演出テーブルから前記当選抽選手段に
    よる抽選結果に基づいて1の報知演出テーブルを選択す
    るテーブル選択ステップと、選択された報知演出テーブ
    ルにより表示する報知の内容を決定する報知演出決定ス
    テップとを有することを特徴とする請求項11に記載の
    遊技機の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記報知演出テーブルは、1の当選役
    に対応して当選の際に選択される当選用報知演出テーブ
    ルと当該非当選の際に選択される非当選用報知演出テー
    ブルの2種類の報知演出テーブルを有し、これら報知演
    出テーブルに基づいて1の報知演出に決定される際に当
    選用報知演出テーブルを用いる頻度と非当選用報知演出
    テーブルを用いる頻度との割合が当該1の報知演出が表
    示する信頼度に関連させるステップを有することを特徴
    とする請求項12記載の遊技機の制御方法。
  14. 【請求項14】コンピュータに、当選役を抽選するため
    の当選抽選手順と、この当選抽選ステップによる抽選結
    果に関連付けて遊技者への内部入賞の信頼度を報知する
    方法を抽選する報知抽選手順と、この報知抽選ステップ
    による抽選結果に関連付けて表示を変化させることによ
    り、前記内部入賞の信頼度を遊技者に対して出力する表
    示手順と、を実行させることを特徴とする遊技機の制御
    プログラム。
  15. 【請求項15】前記報知抽選手順は、予め設定された2
    以上の報知演出テーブルから前記当選抽選手段による抽
    選結果に基づいて1の報知演出テーブルを選択するテー
    ブル選択手順を有することを特徴とする請求項14に記
    載の遊技機の制御プログラム。
  16. 【請求項16】コンピュータに、当選役を抽選するため
    の当選抽選手順と、この当選抽選ステップによる抽選結
    果に関連付けて遊技者への内部入賞の信頼度を報知する
    方法を抽選する報知抽選手順と、この報知抽選ステップ
    による抽選結果に関連付けて表示を変化させることによ
    り、前記内部入賞の信頼度を遊技者に対して出力する表
    示手順と、を実行させるための遊技機の制御プログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  17. 【請求項17】前記報知抽選手順は、予め設定された2
    以上の報知演出テーブルから前記当選抽選手段による抽
    選結果に基づいて1の報知演出テーブルを選択するテー
    ブル選択手順を有することを特徴とする請求項16に記
    載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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